JPH07177033A - ピーク値検出保持回路 - Google Patents
ピーク値検出保持回路Info
- Publication number
- JPH07177033A JPH07177033A JP32205793A JP32205793A JPH07177033A JP H07177033 A JPH07177033 A JP H07177033A JP 32205793 A JP32205793 A JP 32205793A JP 32205793 A JP32205793 A JP 32205793A JP H07177033 A JPH07177033 A JP H07177033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peak value
- holding
- value detection
- circuit
- reference voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
常に適切なピーク値検出および保持を可能としたピーク
値検出保持回路を提供する。 【構成】 アナログ入力信号のピーク値検出に関して
は、ピーク値検出回路20において従来と同様の白側追
従が段階的に行われる。ただし、ライン毎に検出された
ピーク値は、各ラインの終わりでピーク保持回路30の
レジスタ12に移され、保持されたピーク値として、ピ
ーク値保持用参照電圧発生器14からPHoutがA/
Dコンバータ2に供給される。このことにより、次のラ
インにおけるA/D変換用参照電圧Vrefとして、上
記PHoutが使用される。
Description
れたアナログ信号のピーク値を検出して保持するピーク
値検出保持回路に関するものである。
検出保持回路の一例を示す。本図に示す回路は、CCD
などの撮像素子によって読み取られた画像信号のピーク
値を検出保持し、1ライン走査毎のピーク値をデジタル
信号として出力するものである。
nをデジタル信号に変換するA/Dコンバータ、4はA
/Dコンバータ2に参照電圧Vrefを供給するピーク
値検出/保持用参照電圧発生器、6はアナログ入力信号
Ainと参照電圧Vref(=Pout)の大小関係を
比較するコンパレータ、8はコンパレータ6の特定出力
に応答してカウントアップを行い、かつ、ライン走査信
号に同期したDOWN制御信号に応答してカウントダウ
ンを行うUP/DOWNカウンタである。
形図である。本図において、横軸は時間(t)を、縦軸
は出力電圧(V)を示す。ここで、縦軸の電圧(V)の
うち高い方の電圧は白側(背景もしくは下地に対応した
濃度を表わす)を、より低い方の電圧は黒側(文字・図
形などの画像に対応した濃度を表わす)を示している。
する。ピーク値検出/保持用参照電圧発生器4からは出
力電圧PoutがA/Dコンバータ2の参照電圧Vre
fとして供給され(Vref=Pout)、これと同時
に、このPoutはコンパレータ6にてアナログ入力電
圧Ainと比較される。そして、Ain>Poutなら
ば、UP/DOWNカウンタ8をカウントアップさせる
ための出力信号がコンパレータ6から送出される。この
ことにより、Poutは既定のUP定数だけ上昇する
(すなわち、白側に追従する)。他方、Ain>Pou
tでなければ、Poutは不変となる。この場合、白側
への追従速度を表わす上記のUP定数は、ピーク値検出
保持回路の回路規模と検出精度の関係から、1画素で1
LSBだけ変化するのが望ましい。
イン走査信号に同期したDOWN制御信号がUP/DO
WNカウンタ8に供給され、そのカウント値が一定のD
OWN定数に相当する値だけ下がる。このことにより、
Poutは一定のDOWN定数ぶんだけ黒側に追従す
る。
コンバータ2の参照電圧として用いられるので、光源や
CCDの特性に変動が生じた場合、あるいは、原稿の下
地の色が変化した場合などにおいても、A/D変換の精
度が劣化するのを防止している。
39141号公報、特開昭63−39142号公報、特
開昭63−6411号公報に記載されている。
よび図5に示した従来のピーク値検出保持回路では、黒
側への追従速度を表わすDOWN定数を設定するにあた
り、CCDセンサの特性・光源・原稿などの種別に応じ
て、個別に選択しなければならないという欠点がみられ
る。
N定数を小さく選定した場合には、入力アナログ信号A
inが減少しているにも拘らず、なかなか黒側への追従
が完了せず(図中、×印で示した)、適切なA/D変換
が不可能になるという問題が生じる。
ように、DOWN定数を大きく選定した場合には、各ラ
イン毎においてなかなか白側追従が完了せず(図中、×
印で示した)、A/D変換の精度が損われるという問題
が生じる。
ナログ入力信号のレベル変化に拘りなく、常に適切なピ
ーク値検出および保持を可能としたピーク値検出保持回
路を提供することにある。
めに本発明は、ライン走査により得られたアナログ信号
のピーク値を検出して保持するピーク値検出保持回路に
おいて、ライン走査毎に生じるピーク値を検出するピー
ク値検出回路と、前記ピーク値をライン走査毎に保持す
るピーク値保持回路とを具備したものである。
化するA/Dコンバータの参照電圧として、前記ピーク
値保持回路により保持されたピーク値電圧を用いること
により、画像読み取り時のA/D変換を精度よく行うこ
とができる。また、前記ピーク値保持回路では前記ピー
ク値をライン走査毎に保持する替わりに、前記ピーク値
に所定の演算処理を施し、該演算済みの値を保持するこ
とにより、用途に応じた黒側追従速度を得ることができ
る。
たなピーク値の検出動作が行われ、かつ、先のライン走
査で得られたピーク値は次のライン走査中はピーク値と
して保持されるので、従来のように1ライン毎における
DOWN定数(図5参照)を選定する必要がなく、しか
もアナログ入力信号のレベル変化に迅速に適応すること
が可能となる。
例を示す。本図に示したA/Dコンバータ2と、ピーク
値検出用参照電圧発生器4′と、コンパレータ6は、図
4に示したA/Dコンバータ2、ピーク値検出/保持用
参照電圧発生器4およびコンパレータ6とそれぞれ同一
構成を有し、その動作も先に説明したとおりである。た
だし、図1に示した本実施例では、コンパレータ6の出
力をUPカウンタ10に入力しており、このUPカウン
タ10はライン走査に同期してリセットされる。従っ
て、ピーク値検出用参照電圧発生器4′から出力される
Poutは1ライン走査毎に初期値にリセットされる。
ジスタ12にも併せて供給され、UPカウンタ10に印
加されるリセット信号よりわずか前に発生されるロード
制御信号に応答して、レジスタ12内にそのカウント値
が格納される。
は、先の述べたピーク値検出用参照電圧発生器4′と同
等の構成を有するピーク値保持用参照電圧発生器14に
入力される。そして、このピーク値保持用参照電圧発生
器14から出力された電圧PHoutは、A/Dコンバ
ータ2の参照電圧Vrefとして使用される(Vref
=PHout)。
入力信号のピーク値検出に関しては、ピーク値検出回路
20において従来(図4参照)と同様の白側追従が段階
的に行われる。ただし、ライン毎に検出されたピーク値
は、各ラインの終わりでピーク値保持回路30のレジス
タ12に移され、保持されたピーク値として、ピーク値
保持用参照電圧発生器14からPHoutがA/Dコン
バータ2に供給される。このことにより、次のラインに
おけるA/D変換用参照電圧Vrefとして、上記PH
outが使用されることになる。
である。
Ainに引き続いて低レベルの信号が連続した場合の動
作を示す。本図に示すように、ピーク値(Pout)を
表わすカウント値はレジスタ12に格納された後、直ち
にリセットされる(すなわち、大きく黒側追従する)の
で、次ラインからは新たなピーク値検出が行われ、良好
なピーク値追従特性を呈する。ただし、図中の×印で示
したラインについては黒側への追従が不十分となるが、
図6の(A)に示した従来例と比べてみれば、その追従
特性がきわめて良好なものとなっていることが明らかで
ある。
図6(B)とを比較すれば明らかなように、本実施例で
はDOWN定数を選定する必要がないので、白側への追
従が不十分になるという問題も生じない。
1の回路構成に加えて、演算回路30およびメモリ32
を備えている。
ト値をそのままレジスタ12に格納するのではなく、過
去の数ラインぶんのカウント値をメモリ32に記憶さ
せ、その平均値を演算回路30で算出してからレジスタ
12に格納することにより、用途に応じた黒側追従速度
を得ることが可能となる。
のではなく、UPカウンタ10のカウント値に所定の一
定値を乗じて、その演算結果をレジスタ12に格納させ
ることも可能である。
イン走査毎に新たなピーク値の検出動作が行われ、か
つ、先のライン走査で得られたピーク値は次のライン走
査中はピーク値として保持されるので、アナログ入力信
号のレベル変化に拘りなく、常に適切なピーク値検出お
よび保持を可能としたピーク値検出保持回路を得ること
ができる。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ライン走査により得られたアナログ信号
のピーク値を検出して保持するピーク値検出保持回路に
おいて、 ライン走査毎に生じるピーク値を検出するピーク値検出
回路と、 前記ピーク値をライン走査毎に保持するピーク値保持回
路とを具備したことを特徴とするピーク値検出保持回
路。 - 【請求項2】 請求項1において、前記アナログ信号を
デジタル信号化するA/Dコンバータの参照電圧とし
て、前記ピーク値保持回路により保持されたピーク値電
圧を用いることを特徴とするピーク値検出保持回路。 - 【請求項3】 請求項1において、前記ピーク値保持回
路では前記ピーク値をライン走査毎に保持する替わり
に、前記ピーク値に所定の演算処理を施し、該演算済み
の値を保持することを特徴とするピーク値検出保持回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05322057A JP3113476B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ピーク値検出保持回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05322057A JP3113476B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ピーク値検出保持回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177033A true JPH07177033A (ja) | 1995-07-14 |
JP3113476B2 JP3113476B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=18139436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05322057A Expired - Lifetime JP3113476B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | ピーク値検出保持回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113476B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6275259B1 (en) | 1998-02-02 | 2001-08-14 | International Business Machines Corporation | Digital automatic gain control circuit for image system |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP05322057A patent/JP3113476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6275259B1 (en) | 1998-02-02 | 2001-08-14 | International Business Machines Corporation | Digital automatic gain control circuit for image system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3113476B2 (ja) | 2000-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4578711A (en) | Video data signal digitization and correction system | |
KR960016438A (ko) | 고해상단색모드를 갖는 칼라상어레이스캐너 | |
JPS58172061A (ja) | 信号処理装置 | |
JPH07177033A (ja) | ピーク値検出保持回路 | |
JPH088745A (ja) | 信号処理回路 | |
JPH0345081A (ja) | ドリフト補正回路 | |
JPH0670162A (ja) | 画像補正装置 | |
JPS57119565A (en) | Picture-signal correction system | |
JPH065883B2 (ja) | 信号処理装置 | |
JPH0522596A (ja) | 画像読取のアナログ画信号処理方法 | |
JPH04316278A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH01177278A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS62102623A (ja) | A/d変換回路 | |
JPH0379166A (ja) | シェーディング補正回路 | |
JPH01241268A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JPH02141065A (ja) | 原稿読み取り装置 | |
JPS589469A (ja) | 画信号補正方式 | |
JPH04373258A (ja) | 2値化回路 | |
JPH0310463A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH02148974A (ja) | 原稿読取装置 | |
JPH02203671A (ja) | シェーディング補正処理装置 | |
JPH04142161A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH0213346B2 (ja) | ||
JPH05161010A (ja) | 画像入力装置 | |
JPH04283877A (ja) | ディザマトリックススライスレベルの設定方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000825 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |