JPH07176991A - 適応フィルタ装置及びその制御方法 - Google Patents

適応フィルタ装置及びその制御方法

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JPH07176991A
JPH07176991A JP5345224A JP34522493A JPH07176991A JP H07176991 A JPH07176991 A JP H07176991A JP 5345224 A JP5345224 A JP 5345224A JP 34522493 A JP34522493 A JP 34522493A JP H07176991 A JPH07176991 A JP H07176991A
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真作 森
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    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エコーキャンセラ、ノイズキャンセラ等に使
用する適応フィルタの推定初期や未知のシステムの急激
の変化時における収束遅延を改善する。 【構成】 第1及び第2の適応フィルタ21、22を設
ける。第1の適応フィルタ21のステップゲインKを1
にする。第2の適応フィルタ22のステップゲインKは
第1及び第2の適応フィルタ21、22の誤差信号e1
(t) とe1 (t) とに基づいて可変制御する。第2の適応
フィルタ22のステップゲインKを単一の制御に基づい
て決定せずに、第1の適応フィルタ21の誤差信号e1
(t) の大小を考慮して切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エコーキャンセラ、ノ
イズキャンセラ等として使用することができる適応フィ
ルタ装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】適応フィルタ理論に基づいて未知の動的
システムのモデリングを行うための従来の装置は等価的
に図1に示すように構成されている。この図1におい
て、入力信号ライン1は一定のサンプリング周期で入力
信号(データ)x(t) に伝送するラインであり、未知の
システム2に接続されている。未知のシステム2は、等
価的に2次の遅延素子3と、ノイズ源4と、遅延素子3
の出力とノイズ源4のノイズを加算する加算器5とを有
する。この未知の動的システム2は所定のサンプリング
周期で望みの応答即ち基準信号としての出力信号d(t)
を出力する。入力信号1はトランスバーサル型フィルタ
(有限長インパルス応答フィルタ)6にも接続されてい
る。トランスバーサル型フィルタ6は、1サンプリング
周期を単位遅延時間として入力信号x(t) を順次に遅延
させるための遅延手段としてのN−1個(3個)の遅延
素子7、8、9と、入力端子1に接続されたタップライ
ン10及び遅延素子7、8、9の出力端子に接続された
タップライン11、12、13に接続されたN個(4
個)の係数乗算器14、15、16、17と、各乗算器
14、15、16、17の出力を加算する加算器19と
から成る。図示の都合上、タップラインはN=4個とさ
れているが、実際には1024個のように更に多く有す
る。乗算器14〜17に係数w0 、w1 、w2 、w3 を
更新して供給する係数更新手段19は誤差演算回路とし
ての減算器20に接続されている他に、フィルタ6のタ
ップライン10〜13に接続されている。なお、図1の
装置は実際にはコンビュ−タシステムで構成されてい
る。
【0003】加算器18からは次の出力y(t) が得られ
る。 y(t) =w0 (t) x(t) +w1 (t) x(t−1)+w2
(t) x(t−2)+w3 (t) x(t−3) これをN個の乗算器を有する一般式で示すと次式にな
る。 y(t) =w0 (t) x(t) +w1 (t) x(t−1)…wn-
1 (t) x(t−N+1) なお、t−N+1はt−(N−1)を示している。減算
器20からは次式の誤差出力e(t) が得られる。 e(t) =d(t) −y(t) フィルタ6の係数w0 〜wn-1 即ちw0 〜w3 は誤差出
力e(t) を最小にするように制御される。図1をエコー
キャンセラに適用すると仮定すれば、フィルタ6によっ
て擬似エコーを作り、減算器20において未知のシステ
ム2の出力のエコーを擬似エコーで相殺する。
【0004】係数更新のためのアルゴリズムとして学習
同定法又は正規化LMS( LeastMean Square)法と呼
ばれるアルゴリズムが知られている。学習同定法におい
ては、次式によって係数を更新する。 W(t+1)=W(t) +[K{e(t) }/‖X(t)
2 ]X(t) ここで、W(t) は更新前のサンプリング周期におけるN
個の係数w0 (t) 、w1 (t) …wN-1 (t) のベクトルを
示し、転置行列を示す記号Tを使用して次のように示す
ことができる。 W(t) ={w0 (t) 、w1 (t) 、w2 (t) 、…wN-1
(t) }T W(t+1)は更新後のN個の係数のベクトルを示す。
X(t) はサンプリング時点の異なるN個の入力信号x
(t) 、x(t−1)、…x(t−N+1)のベクトルを
示し、次の式で示されるものである。 X(t) ={x(t) 、x(t−1)、…x(t−N+
1)}T ‖X(t) ‖2 はX(t) の内積を示す。e(t) は減算器2
0から得られる誤差信号であり、次の式で示される。 e(t) =ε(t) +n(t) ここで、n(t) はノイズ(観測雑音)であり、ε(t) は
推定誤差信号即ちノイズ成分のない適応フィルタの純粋
な誤差信号であり、次式で示すことができる。 ε(t) ={H−W(t) }T X(t) ここで、Hは未知のシステム2の係数である。Kはステ
ップゲイン(パラメータ)を示す。上述の学習同定法
は、現在のタップ係数に、誤差信号e(t) を入力信号の
集合の内積‖X(t) ‖2 で割った値と、現在の入力信号
の集合X(t) を乗算したものを加算することによって次
のタップ係数とすることを意味する。
【0005】適応フィルタでは、係数更新(推定)の回
数が多くなるに従って誤差信号e(t) は最小レベルに近
づく動作即ち収束動作が生じる。ステップゲインKの大
きさは収束特性及び収束誤差に大きく関係する。ステッ
プゲインKは0よりも大きく、1以下の値に設定され、
Kを大きくすると収束速度が大きくなる反面、推定誤差
ε(t) も大きくなる。逆にKを小さくすると、推定誤差
ε(t) が小さくなる反面、収束速度が遅くなる。本来の
学習同定法ではステップゲインKを時間と共に変化させ
ない固定値であるので、収束速度を速くし、同時に収束
誤差を小さくすることはできない。
【0006】本来の学習同定法を改良し、ステップゲイ
ンKを時間的に変化させる方法が提案されている。その
1つは1982年1月に「THE TRANSACTIONS OF THE
IECE OF JAPAN 」VOL.E65,NO. 1における山
本、来山の論文「An Adaptive Echo Canceller with Variable Step Gain Metho
d 」(以下、単に従来例1と言う。)であり、他の1つ
は、1992年6月発行の「電子情報通信学会論文誌」
VOL. J75−A、NO. 6における藤井、大賀の論文
「学習同定法における修正定数の最適制御」(以下、単
に従来例2と言う。)である。
【0007】従来例1には、2つの適応フィルタの組み
合せでエコーキャンセラを構成することが開示されてい
る。図2は従来例1の技術に基づいて図1と同様な未知
のシステムのモデリングの方式を示す。図2は図1を変
形したものであるので、図2において図1と共通する部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。図2で
は第1の適応フィルタ装置21と第2の適応フィルタ装
置22が設けられている。第1及び第2の適応フィルタ
装置21、22は、図1のフィルタ6と同一構成のトラ
ンスバーサル型フィルタ(適応フィルタ)6a、6b
と、係数更新手段19a、19bと、減算器20a、2
0bを有する。フィルタ6a、6bは図1のフィルタ6
と同一に構成され、係数更新手段19a、19bも図1
の係数更新手段19と同様に本来の学習同定法に従うよ
うに構成されている。しかし、第2の適応フィルタ装置
22はステップゲイン演算手段23を含んでいる。この
ステップゲイン演算手段23は第1及び第2の減算器2
0a、20bの出力即ち2つの誤差信号e1 (t) 、e2
(t) を入力としてステップゲインKを時間的に変化さ
せ、これを係数更新手段19bに与えている。第1の適
応フィルタ装置21はステップゲインKを1に固定して
本来の学習同定法で係数を更新している。ステップゲイ
ンK=1とした収束の速い第1の適応フィルタ装置21
の収束後の観測雑音n(t) の平均値を誤差信号e(t) か
ら推定し、この推定値に基づいて第2の適応フィルタ装
置22のステップゲインKを制御している。
【0008】この従来例1のステップゲインKは次式で
決定されている。 K(t) ={σe22 (t) −σn ′2 (t) }/σe22 (t) (1) 但し、ここでσe2 (t) は第2の適応フィルタ装置22
の減算器20bの誤差信号e(t) に基づいて得られる推
定誤差ε(t) の平均値を示し、σn ′2 (t) は観測雑音
n(t) の平均値を示し、次式に従うものである。 σn ′2 (t) =0.5σe12 (t) (2) ここで、σe12 (t) は第1の適応フィルタ装置21の誤
差信号e(t) に基づいて決定される推定誤差ε(t) の平
均値である。
【0009】図3は従来例1の式(1)及び式(2)に
従うステップゲイン演算手段23を等価的に示すブロッ
ク図である。ブロック31は図2の第1の減算器20a
の出力端子に接続され、式(2)のσe12 (t) を演算す
る。ブロック32はブロック31の出力に0.5を乗算
して式(2)のσn ′2 (t) を出力する。ブロック33
は平滑するためのローパスフィルタである。このロ−パ
スフィルタ33の33aは単位サンプルの遅延素子を示
し、33bはパラメ−タαの乗算器を示し、33cは1
−αの乗算器を示し、33dは加算器を示す。パラメ−
タαは0〜1の範囲の値である。ブロック34は図1の
第2の減算器20bに接続されてσe22(t) を求めるも
のである。35は式(1)の分子の減算をするための減
算器、36は式(1)の割算を行うための除算器であ
り、ステップゲインK(t) を出力する。図3において、
もし、サンプリングクロック毎にe1 (t) 及びe2 (t)
が変化すれば、ステップゲインK(t) も変化する。
【0010】図4は図3のブロック31、34の詳細を
示す。2乗回路41はe1 (t) 又はe2 (t) の2乗を作
成する。L個(ここでは8個)のタップを有するデイレ
イライン42は2乗回路41の出力を入力としてZ-1
示すL−1個(7個)遅延素子又はメモリによってL個
の遅延時間の異なる出力を送出する。加算器43は各タ
ップの出力を合計して乗算器44に送る。乗算器44は
1/L(ここでは1/8)を乗算する。図2の係数更新
手段19a、19bは図5に示すように、ステップゲイ
ンK倍回路50と、除算器51と、加算器52と、4つ
の2乗回路53、54、55、56と、4つの乗算器5
7、58、59、60と、4つの加算器61、62、6
3、64と、3つの係数一時記憶器65、66、67、
68で示すことができる。この係数更新手段19a、1
9bに所定のサンプリング周期でe(t) 、x(t)、x
(t−1)、x(t−2)、x(t−3)を入力させる
ことによって4つの係数w0 、w1 、w2 、w3 を得る
ことができる。なお、第1の係数更新手段19aではス
テップゲインK倍回路50においてK=1が与えられ、
第2の係数更新手段19bではKが可変される。
【0011】次に、従来例1において、今、観測雑音の
平均が略一定であると仮定して、収束特性を考えてみ
る。フィルタが動作し始めて、推定が行われる。初め
は、タップ数には適当な数値が代入されている。当然な
がら、この推定初期における推定誤差は大きい。従っ
て、式(2)のσe22 (t) も大きい。式(2)において
σn′2 (t) に対してσe22 (t) が大きく、Kが1に近
い値になり、収束速度が速い。推定動作が進むにつれ
て、推定誤差の平均は徐々に小さくなって行く。する
と、上記式の分子の値は小さくなって行き、Kは次第に
小さくなっていく。そして、最終的な収束状態において
は、推定誤差の分散は観測雑音の分散に限りなく近くな
り、Kは0に非常に近い値となる。なお、観測雑音が変
化すると、これに応じて推定誤差も大きくなるので、K
が負の値をとることはない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述におい
て推定初期から既に観測雑音が略一定であると仮定した
が、実際には、観測雑音の平均がK=1の第1の適応フ
ィルタ装置21によって求められており、第1の適応フ
ィルタ装置21は推定初期において大きな推定誤差を持
っている。従って、推定初期においては、第1の適応フ
ィルタ装置21に基づいて求められた観測雑音の平均は
真の観測雑音の平均に比べて大きく異なり、実際の値よ
りも大きくなる。このため、式(1)のステップゲイン
Kは推定初期において1よりもかなり小さい値になる。
この結果、推定初期や未知のシステム2の係数が急激に
変化した時に収束遅延が生じる。
【0013】従来例2においては、推定初期における収
束遅延を改善するために、収束特性の理論式をもとに観
測雑音の平均(分数)を推定している。即ち、ここでは
初めから系の雑音は白色雑音であると仮定して、そこか
らKを制御している。しかし、この方法では観測雑音が
変化した時に正しい制御ができない。
【0014】そこで、本発明の目的は、収束遅延が少な
く、観測雑音の変化に対応でき、未知のシステムの急激
の変化にも対応できる適応フィルタ装置及びその制御方
法を提供することにある。
【0015】上記目的を達成するための本発明は、第1
の適応フィルタ手段と、前記第1の適応フィルタ手段の
タップ係数を決定するための第1のタップ係数演算手段
と、第2の適応フィルタ手段と、前記第2の適応フィル
タ手段のタップ数を決定するための第2のタップ係数演
算手段と、前記第1の適応フィルタ手段が発生する第1
のエラー信号と前記第2の適応フィルタ手段が発生する
第2のエラー信号とに基づいて前記第2の適応フィルタ
手段のタップ係数演算手段のステップゲインの値を求め
るステップゲイン演算手段とを備え、前記ステップゲイ
ン演算手段は、前記第1のエラー信号の平均値を演算す
るための第1のエラー信号平均値演算手段と、前記第2
のエラー信号の平均値を演算するための第2のエラー信
号平均値演算手段と、前記第1のエラー信号平均値を所
定サンプル数だけ遅延させるための第1のエラー信号平
均値遅延手段と、前記第1のエラー信号平均値と前記第
1のエラー信号平均値遅延手段の出力とを比較する比較
手段と、前記第1のエラー信号平均値と前記第2のエラ
ー信号平均値に基づいて記第2のタップ係数演算手段の
ステップゲインの値を演算するためのステップゲイン演
算手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて前記ステ
ップゲイン演算手段の演算出力と所定定数とを選択的に
出力する手段とから成ることを特徴とする適応フィルタ
装置に係わるものである。なお、請求項2に示すように
制御することができる。
【0016】
【発明の作用及び効果】本発明に従って上記の目的を達
成できる理由を次に説明する。入力信号x(t) と、観測
雑音n(t) が定常な白色雑音で、互いに無相関であり、
適応フィルタのタップ数Nが十分に多いことを前提とし
た場合に、学習同定法における収束特性は、例えば
「T.A.C.M.Claasen and W.F.G.Mcckle
nbrauker, “Comparison of the Convergence of
Two Algorithms for Adaprive FIR Digital F
ilters. ”IEEE Trans. Acoust. Speech & Sign
al Process. Vol. ASSP−29.NO. 3(198
1).pp.670−678」の論文に従って次式で示す
ことができる。 σε2 (t+1)={1−K(2−K)/N}σε2 (t) +(K2 /N)σn 2 (t) (3) 但し、ここで σε2 (t) =E{ε2 (t) } σn 2 (t) =E{n2 (t) } であり、これ等は観測誤差信号及び推定誤差信号の平均
レベルを示す。式(3)からステップゲインK=1の時
に適応フィルタの収束速度が最も速いことが判る。ま
た、適応フィルタの収束後の誤差信号の平均レベルは次
式で示される。 limt→∞σε2 (t) ={K/(2−K)}σn 2 (t) (4)
【0014】観測雑音が定常であるとすると、式(7)
にK=1を代入して第1の適応フィルタ装置の誤差信号
の平均値(分散)を求めると次式になる。 σε1 2 (t) −σε1 2 (t−1)=−{(1/N)σε1 2 (t−1)} +(1/N)σn 2 (5) 式(5)からタップ数Nと同じサンプル数だけ前の推定
誤差の平均値の差は次式で示される。 σε1 2 (t) −σε1 2 (t−N)=−(1/N){σε1 2 (t−N) +σε1 2 (t−N+1)+…+σε1 2 (t−1)}+σn 2 (6) 式(6)の等号の関係はあくまでも定常状態の時であ
り、推定初期においては係数更新により推定誤差の平均
は減少することから、式(6)の右辺第1項は次式で示
される。 (1/N){σε1 2 (t−N)+σε1 2 (t−N+1)+ …+σε1 2 (t−1)}≧σε1 2 (t) (7) 式(5)の左辺との関係では次式になる。 σε1 2 (t) −σε1 2 (t−N)≦−σε1 2 (t) +σn 2 (8) 式(4)から定常状態の適応フィルタの誤差信号の平均
が観測誤差の平均と等しくなることを鑑みて、式(5)
から推定初期の観測雑音に次の式を得ることができる。 2σe12 (t) −σe12 (t−N)≦2σn 2 (9) また、第1の適応フィルタ装置の収束後においては誤差
の平均が一定となり、式(7)の左辺と右辺とが等しく
なることから、定常状態における観測雑音を次式で示す
ことができる。 2σe12 (t) −σe12 (t−N)=2σn 2 (10)
【0018】式(9)及び式(10)から、観測雑音の
平均を推定するための次の式を得ることができる。 σn ′2 (t) =σe12 (t) −0.5σe12 (t−N) (11) この式(11)には、現在の誤差信号の平均と、現在か
らNサンプルだけ遡った時点の誤差信号の平均とを比較
することが含まれている。本発明では上記の解釈の下
に、ステップゲインKを次のように設定する。 もし、σe1′2 (t) ≦σe2′2 (t) 及びσe1′2 (t) ≧σe2′2 (t−N) (12) であるならば、ステップゲインK(t) =1とする。式
(12)の条件以外の時にはステップゲインK(t) を次
式に従って決定する。 K(t) ={σe2′2 (t) −Sn ′2 (t) }/σe2′2 (t) (13) 但し、この式(13)において、Sn ′2 (t) は次式で
示されるものである。 Sn ′2 (t) =ασn 2 (t) +(1−α)Sn ′2 (t−1) (14) しかし、本発明においては、もし、式(12)の条件が
満足している時には、 Sn ′2 (t) =0 とする。また、もし、 σe1′2 (t) −0.5σe1′2 (t−N)<0 (15) を満足している時には Sn ′2 (t) =0 とするか、さもなければ Sn ′2 (t) =σe1′2 (t) −0.5σe1′2 (t−N) (16) とする。なお、σe1′2 (t) 及びσe2′2 (t) は次式に
よって示される観測雑音の平均である。 σe1′2 (t) =(1/L)Σj=0 L-1 e1 2 (t−j) σe2′2 (t) =(1/L)Σj=0 L-1 e2 2 (t−j) ここで、Lは図4の遅延ライン42のタップ数である。
またΣj0 L-1 はj=0からj=L−1までの総和を示
す。また、αは0〜1の値のパラメ−タである。
【0019】上述の式(13)〜(16)によって次の
結論を導き出すことができる。観測雑音を推定するため
の第1の適応フィルタ装置が収束しているかどうかを、
タップ数に相当するサンプル数だけ以前の誤差信号の平
均と現在の誤差信号の平均とを比較して判断する。判断
の結果、収束していないために実際の観測雑音の平均と
比べて程遠い値であることが判明した場合には、強制的
に第2の適応フィルタ装置のステップゲインを1に固定
する。こうすることによって、従来技術が抱えていた推
定初期の収束遅延を防ぎ、より高速且つ従来技術と同等
な収束誤差を実現する。
【0020】
【実施例】次に、図1〜図11を参照して本発明の実施
例に係わる適応フィルタ装置を説明する。但し、従来例
と共通する部分にはついては説明を省略する。本発明に
従う適応フィルタ装置の基本的構成は従来例1と同一の
図2である。しかし、図2のステップゲイン演算手段2
3の内容が本発明と従来例1とでは相違している。即
ち、ステップゲイン演算手段23は、従来例1では図3
のように構成されているのに対し、本実施例では図6に
示すように構成されている。図6のステップゲイン演算
手段におけるブロック31は図3と同様にσe1′2 (t)
演算回路を示し、ブロック34はσe2′2 (t) 演算回路
を示し、それぞれ図4に示すように構成されている。σ
e1′2 (t) ≧σe1′2 (t−N)を判定する比較器70
の一方の入力端子はブロック31に接続され、他方の入
力端子はN−1個の単位遅延素子71を介してブロック
31に接続されている。比較器70の出力はANDゲー
ト72を介してスイッチ73の制御端子に接続され、ス
イッチ73の接点a、bの切換に使用される。なお、ス
イッチ73の一方の接点aは除算器36に接続され、他
方の接点bはK=1の回路74に接続されている。比較
器75の一方の入力端子はブロック31に接続され、他
方の入力端子はブロック32に接続され、σe1′2 (t)
≦σe2′2 (t) を判断し、この条件を満足した時にAN
Dゲート72に高レベル信号を送る。この結果、式(1
2)に示す σe1′2 (t) ≦σe2′2 の条件と σe1′2 (t) ≧σe2′2 (t−N)の条件との両方を満
足した時にスイッチ73の接点bがオンになり、K=1
が選択される。
【0021】ブロック76の0.5乗算器は式(15)
の0.5σe1′2 (t−N)を得るものであり、減算器
77は式(15)の左辺の演算をなすものであり、比較
器78は式(15)の判定を行うものであり、式(1
5)の条件を満足している時には比較器78はスイッチ
79を接点bに投入し、ゼロをスイッチ79から送出す
る。スイッチ79の出力段の振動除去用ローパスフィル
タ33、減算器35、除算器36は図3で同一符号で示
すものと同様な機能を有する。
【0022】図7〜図10に計算機シミュレーションの
結果を示す。図7〜図10において実線で示す特性線A
は本実施例を示し、点線で示す特性線Bは従来例1を示
す。シミュレーションの条件は次の通りである。 (a) 未知のシステム2としてはフィルタ6と同一の
FIR型回路を使用し、タップ数を1024とした。 (b) 第1及び第2のフィルタ6a、6bのタップ数
を1024とし、係数の初期値はゼロとした。 (c) 図4のタップ数L=300、パラメータαは
0.001とした。 (d) x(t) 、n(t) を白色雑音(平均値0)とし
た。推定精度即ち推定誤差として次式を使用した。 E(t) =(‖W(t) −H‖2 )/‖H‖2 但し、Hは未知のシステムのフィルタ回路の係数H即ち
図1のフィルタ6の係数wの代りに与えられたものであ
る。
【0023】図7及び図8は観測雑音の平均値(分散)
を0.1とし、20,000回の点で未知のシステム2
の係数Hの符号を反転した場合の収束特性を示す。図9
及び図10は推定開始から25,000回、及び40,
000回の点で観測雑音の平均(分散)の値を0.1か
ら0.4へ、また0.4から0.1に変化させた場合を
示す。図7〜図10から明らかなように、本実施例によ
れば、収束特性が改善される。
【0024】本実施例の適応フィルタ装置を、図11に
示すように電話回線のハイブリッド回路81、82の間
に接続してエコーキャンセラとして使用することができ
る。
【0025】
【変形例】本発明は上述の実施例に係わるものでなく、
変形可能なものである。例えば、本実施例ではコンピュ
ータシステムのソフトウエアによって適応フィルタ装置
を構成しているが、個別回路で構成することもできる。
また、遅延素子7〜9をメモリとすることができる。ま
た、第1の適応フィルタ装置21のスラップゲインKの
値は1であることが望ましいが、必要に応じて0.5〜
1.0の範囲の値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の適応フィルタ装置を等価的に示すブロッ
ク図である。
【図2】従来例及び本発明の実施例の適応フィルタ装置
を等価的に示すブロック図である。
【図3】従来のステップゲイン演算手段を等価的に示す
ブロック図である。
【図4】図3の誤差信号の平均値を求める回路を示すブ
ロック図である。
【図5】図2の係数更新手段を等価的に示すブロック図
である。
【図6】本発明の実施例に従うステップゲイン演算手段
を等価的に示すブロック図である。
【図7】実施例及び従来例の係数更新回数とステップゲ
インとの関係を示す図である。
【図8】実施例及び従来例の係数更新回数と推定誤差と
の関係を示す図である。
【図9】本実施例と従来例の係数更新回数とステップゲ
インとの関係を示す図である。
【図10】本実施例と従来例の係数更新回数と推定誤差
との関係を示す図である。
【図11】本実施例の適応フィルタ装置をエコーキャン
セラとして電話回線に接続した回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
6a、6b 第1及び第2のフィルタ 21、22 第1及び第2の適応フィルタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹瀬 巌 神奈川県横浜市港北区箕輪町 2−20−32 −602 (72)発明者 高橋 潔 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テイ アック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の適応フィルタ手段と、前記第1の
    適応フィルタ手段のタップ係数を決定するための第1の
    タップ係数演算手段と、第2の適応フィルタ手段と、前
    記第2の適応フィルタ手段のタップ数を決定するための
    第2のタップ係数演算手段と、前記第1の適応フィルタ
    手段が発生する第1のエラー信号と前記第2の適応フィ
    ルタ手段が発生する第2のエラー信号とに基づいて前記
    第2の適応フィルタ手段のタップ係数演算手段のステッ
    プゲインの値を求めるステップゲイン演算手段とを備
    え、 前記ステップゲイン演算手段が、前記第1のエラー信号
    の平均値を演算するための第1のエラー信号平均値演算
    手段と、前記第2のエラー信号の平均値を演算するため
    の第2のエラー信号平均値演算手段と、前記第1のエラ
    ー信号平均値を所定サンプル数だけ遅延させるための第
    1のエラー信号平均値遅延手段と、前記第1のエラー信
    号平均値と前記第1のエラー信号平均値遅延手段の出力
    とを比較する比較手段と、前記第1のエラー信号平均値
    と前記第2のエラー信号平均値に基づいて前記第2のタ
    ップ係数演算手段のステップゲインの値を演算するため
    のステップゲイン演算手段と、前記比較手段の比較結果
    に基づいて前記ステップゲイン演算手段の演算出力と、
    所定定数とを選択的に出力する手段とから成ることを特
    徴とする適応フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 所定のサンプリング周期で基準信号d
    (t)を供給するための基準信号供給手段と、 前記基準信号に関係を有する入力信号x(t)を所定の
    サンプリング周期で供給するための入力信号供給手段
    と、 前記基準信号供給手段と前記入力信号供給手段に接続さ
    れ、1サンプリング周期を単位遅延時間として前記入力
    信号を順次に遅延することによってサンプリング時点の
    異なる0番目からN−1番目までのN個(但し、Nは2
    よりも大きい正の整数)の入力信号x(t)、x(t−
    1)、…x(t−N+1)を同時に得、前記0番目から
    N番目の入力信号に0番目からN−1番目の係数w0
    (t) 、w1(t) 、…w N-1(t) を夫々乗算し、これによ
    って得られたN個の乗算出力を加算した出力y(t) を
    得、前記出力y(t) と前記基準信号d(t) との誤差信号
    e(t)を求め、前記入力信号x(t) と前記誤差信号e(t)
    とに基づいて前記0番目からN−1番目の係数の更新
    値w0 (t+1)、w1 (t+1)…wN-1 (t+1)
    を決定する第1の適応フィルタ処理を実行すると共に、
    前記第1の適応フィルタ処理と同一の方法で第2の適応
    フィルタ処理を実行し、前記第1の適応フィルタ処理に
    おいてはステップゲインとして1又は1に近い値を使用
    し、第2の適応フィルタ処理においては前記第1及び第
    2の適応フィルタ処理によって得られた前記誤差信号e
    (t) に基づいて決定された時間的に変化するステップゲ
    インを使用するように構成されたディジタルフィルタ信
    号処理回路とを備えた適応フィルタ装置において、 前記第2の適応フィルタ処理のステップゲインを σe1′2 (t) ≦σe2′2 (t) 及び σe1′2 (t) ≧σe2′2 (t−N) の条件を満足している時にステップゲインKを1又は1
    に近い値とし、上記条件を満足しない時にはステップゲ
    インKを {σe2′2 (t) −Sn ′2 (t) }/σe2′2 (t) (但し、前記σe1′2 (t) は前記第1の適応フィルタ処
    理における誤差信号e1 (t) の連続するL個のサンプル
    の平均値を示し、 前記σe2′2 (t) は前記第2の適応フィルタ処理におけ
    る誤差信号e2 (t) の連続するL個のサンプルの平均値
    を示し、 Sn ′2 (t) は、 ασn ′2 (t) +(1−α)Sn ′2 (t−1)を示
    し、もし、σe1′2 (t)≦σe2′2 (t) 及びσe1 ′
    2 (t) ≧σe2′2 (t−N)の時にはSn ′2 (t)はゼ
    ロであり、また、もし、σe1′2 (t) −0.5σe1′2
    (t−N)<0の場合にはσn ′2 (t) =0とし、その
    他はσn ′2 (t) =σe1′2 (t) −0.5σe1′2 (t
    −N)とする。)とすることを特徴とする適応フィルタ
    装置の制御方法。
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