JPH07176622A - Mos型電界効果トランジスタ集積回路 - Google Patents

Mos型電界効果トランジスタ集積回路

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JPH07176622A
JPH07176622A JP5344981A JP34498193A JPH07176622A JP H07176622 A JPH07176622 A JP H07176622A JP 5344981 A JP5344981 A JP 5344981A JP 34498193 A JP34498193 A JP 34498193A JP H07176622 A JPH07176622 A JP H07176622A
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JP
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effect transistor
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mos
integrated circuit
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JP5344981A
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Takeshi Mizusawa
武 水澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体
のMOS型電界効果トランジスタに製造のばらつきを有
しても、MOS型電界効果トランジスタを予定の閾値電
圧で動作させ、それによってMOS型電界効果トランジ
スタ集積回路本体に予定の動作を行なわせる。 【構成】 MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体
のMOS型電界効果トランジスタの半導体基板(バック
ゲート)に基板バイアス用電圧発生回路からの基板バイ
アス用電圧を印加させるようにし、そして、この場合、
基板バイアス用電圧を、MOS型電界効果トランジスタ
集積回路本体のMOS型電界効果トランジスタと同様の
閾値電圧MOS型電界効果トランジスタの測定された閾
値電圧と基準電圧との比較出力に応じて、発振回路を発
振状態または非発振状態に制御し、その制御された発振
回路の発振出力の整流出力で得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS型電界効果トラ
ンジスタを用いたMOS型電界効果トランジスタ集積回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図2を伴って次に述べるMOS型
電界効果トランジスタ集積回路が提案されている。
【0003】すなわち、MOS型電界効果トランジスタ
を用いたMOS型電界効果トランジスタ集積回路本体1
を有する。
【0004】この場合、MOS型電界効果トランジスタ
集積回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMは、
nチャンネル型のMOS型電界効果トランジスタの複
数、またはpチャンネル型のMOS型電界効果トランジ
スタの複数、もしくはnチャンネル型のMOS型電界効
果トランジスタの複数及びpチャンネル型MOS型電界
効果トランジスタの複数を総称しているものとする。ま
た、MOS型電界効果トランジスタMのドレインが、直
接的にまたは他のMOS型電界効果トランジスタなどを
通じて電源付与端子1aに導出され、また、MOS型電
界効果トランジスタMのソ―スが、同様に直接的にまた
は他のMOS型電界効果トランジスタなどを通じて接地
され、さらに、MOS型電界効果トランジスタMの半導
体基板(バックゲ―ト)がバイアス用電圧印加端子1b
に導出されているものとする。
【0005】また、MOS型電界効果トランジスタ集積
回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMを動作さ
せる動作用電源Eを発生する動作用電源回路2を有す
る。
【0006】この場合、動作用電源回路2は、対の電源
端子2a及び2bを有し、それら対の電源端子2a及び
2b間に動作用電源Eを出力させる構成を有する。
【0007】さらに、動作用電源回路2で発生する動作
用電源EをMOS型電界効果トランジスタ集積回路本体
1のMOS型電界効果トランジスタMに与える動作用電
源付与手段3を有する。
【0008】この場合、動作用電源付与手段3は、MO
S型電界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電
界効果トランジスタMのドレインが上述したように電源
付与端子1aに導出され、ソ―スが接地に接続されてい
るとして、動作用電源発生回路2の電源端子2a及び2
b中の一方2aを接地に接続し、他方2bを電源付与端
子1aに接地している構成を有する。
【0009】また、MOS型電界効果トランジスタ集積
回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMの閾値電
圧Vt を決定する基板バイアス用電圧Vs を発生する基
板バイアス用電圧発生回路4を有する。
【0010】この場合、基板バイアス用電圧発生回路4
は、対の電圧端子4a及び4bを有し、それら対の電圧
端子4a及び4b間に基板バイアス用電圧Vs を変更で
きない一定値で出力させる構成を有する。
【0011】さらに、基板バイアス用電圧発生回路4で
発生する基板バイアス用電圧Vs を、MOS型電界効果
トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果トラン
ジスタMに印加する基板バイアス用電圧印加手段5を有
する。この場合、基板バイアス用電圧印加手段5は、電
圧端子4a及び4b中の一方4aを接地し、他方4bを
MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS
型電界効果トランジスタMの半導体基板(バックゲ―
ト)に接続している構成を有する。
【0012】以上が、従来提案されているMOS型電界
効果トランジスタ集積回路の構成である。
【0013】このような構成を有する従来のMOS型電
界効果トランジスタ集積回路によれば、MOS型電界効
果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果トラ
ンジスタMが、その半導体基板(バックゲ―ト)に基板
バイアス用電圧発生回路4から基板バイアス用電圧印加
手段5を介して印加される基板バイアス用電圧Vs によ
って決められる閾値電圧Vt を有して動作することによ
って、MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体1が
動作する。この場合、MOS型電界効果トランジスタM
の閾値電圧は、これをVt とするとき、一般に、
【0014】Vt =A+(1+C)×{2qεs N(Z
|φF |+|Vs ′|}1/2………………(1) で表される。ただし、VS ′は、MOS型電界効果トラ
ンジスタMの半導体基板(バックゲ―ト)のソ―スを基
準とした電圧であり、MOS型電界効果トランジスタM
がnチャンネル型の場合負電圧、pチャンネル型の場合
正電圧である。また、(1)式において、Aは固定電
荷、界面準位、仕事関数などによって決まる定数、Cは
ゲ―トの静電容量、qは電子1個の電荷量、εs は半導
体基板の誘電率、Nはチャンネル部の不純物濃度、φF
は半導体基板のエネルギバンドギャップの中間のレベル
を基準としたフェルミ準位を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す従来のMO
S型電界効果トランジスタ集積回路の場合、MOS型電
界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果
トランジスタMが、上述した(1)式で表される、基板
バイアス用電圧Vs に決められる閾値電圧Vt を有して
動作することによって、MOS型電界効果トランジスタ
集積回路本体1が動作するが、この場合、基板バイアス
用電圧Vs が、予定の値を有していても、MOS型電界
効果トランジスタMに製造ばらつきなどを有することに
よって、MOS型電界効果トランジスタMの閾値電圧V
t が予定の値を有しないことがある。そして、この場
合、基板バイアス用電圧Vs の値を変更することができ
れば、その変更によって、MOS型電界効果トランジス
タMの閾値電圧Vt の値を予定の値にすることができ
る。
【0016】しかしながら、図2に示す従来のMOS型
電界効果トランジスタ集積回路の場合、基板バイアス用
電圧発生回路4が、基板バイアス用電圧Vs を変更でき
ない一定値で出力させる構成しか有していないので、基
板バイアス用電圧VS の値を変更することができず、こ
のため、MOS型電界効果トランジスタMの動作時、そ
のMOS型電界効果トランジスタMの閾値電圧Vt を予
定の値にすることができず、従って、MOS型電界効果
トランジスタMが予定の動作を行わず、よって、MOS
型電界効果トランジスタ集積回路本体1に予定の動作を
行わせることができない、という欠点を有していた。
【0017】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規なMOS型電界効果トランジスタ集積回路を提案せ
んとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によるMOS型電
界効果トランジスタ集積回路は、図2で前述した従来の
MOS型電界効果トランジスタ集積回路の場合と同様
に、(i)MOS型電界効果トランジスタを用いたMO
S型電界効果トランジスタ集積回路本体と、(ii)そ
のMOS型電界効果トランジスタ集積回路本体のMOS
型電界効果トランジスタを動作させる動作用電源を発生
する動作用電源回路と、(iii)その動作用電源回路
で発生する動作用電源を上記MOS型電界効果トランジ
スタ集積回路本体の上記MOS型電界効果トランジスタ
に与える動作用電源付与手段と、(iv)MOS型電界
効果トランジスタ集積回路本体の上記MOS型電界効果
トランジスタの閾値電圧を決定する基板バイアス用電圧
を発生する基板バイアス用電圧発生回路と、(v)その
基板バイアス用電圧発生回路で発生する基板バイアス用
電圧を、上記MOS型電界効果トランジスタ集積回路本
体のMOS型電界効果トランジスタの半導体基板に印加
する基板バイアス用電圧印加手段とを有する。
【0019】しかしながら、本発明によるMOS型電界
効果トランジスタ集積回路は、このような構成を有する
MOS型電界効果トランジスタ集積回路において、その
基板バイアス用電圧発生回路が、(a)上記MOS型電
界効果トランジスタ集積回路本体の上記MOS型電界効
果トランジスタと同様の特性を有する閾値電圧測定用M
OS型電界効果トランジスタを用い、その閾値電圧を測
定する閾値電圧測定回路と、(b)基準電圧を発生する
基準電圧発生回路と、(c)上記閾値電圧測定回路から
の上記閾値電圧と、上記基準電圧発生回路からの上記基
準電圧とを比較し、上記閾値電圧が、上記基準電圧より
も低い場合2値表示で「1」をとり、上記基準電圧より
も高い場合2値表示で「0」をとる発振制御用信号を出
力する比較回路と、(d)その比較回路から出力される
発振制御用信号によって、それが、2値表示で「1」を
とる場合発振状態に制御され、2値表示で「0」をとる
場合非発振状態に制御される発振回路と、(e)その発
振回路の出力を整流し、その整流出力を上記基板バイア
ス用電圧として出力する整流回路と、(f)その整流回
路から出力される上記基板バイアス用電圧を上記閾値電
圧測定用MOS型電界効果トランジスタの半導体基板に
印加する他の基板バイアス用電圧印加手段とを有する。
【0020】
【作用・効果】本発明によるMOS型電界効果トランジ
スタ集積回路によれば、図2で前述した従来のMOS型
電界効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、MOS
型電界効果トランジスタ集積回路本体のMOS型電界効
果トランジスタが、その半導体基板(バックゲ―ト)に
基板バイアス用電圧発生回路から基板バイアス用電圧印
加手段を介して印加される基板バイアス用電圧によって
決められる閾値電圧を有して動作することによって、M
OS型電界効果トランジスタ集積回路本体が動作する。
【0021】しかしながら、本発明によるMOS型電界
効果トランジスタ集積回路の場合、基板バイアス用電圧
発生回路で発生する基板バイアス用電圧を、基準電圧発
生回路で発生する基準電圧に応じた値で得られるので、
基準電圧発生回路で、基準電圧を、値を変更して発生さ
せれば、基板バイアス用電圧発生回路で発生する基板バ
イアス用電圧の値を変更することができる。
【0022】このため、MOS型電界効果トランジスタ
に製造ばらつきなどを有することによって、MOS型電
界効果トランジスタの閾値電圧が予定の値を有しないこ
とがあっても、MOS型電界効果トランジスタの動作
時、そのMOS型電界効果トランジスタの閾値電圧を予
定の値にさせることができ、このため、MOS型電界効
果トランジスタに予定の動作を行わせることができ、よ
って、MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体に予
定の動作を行わせることができる。
【0023】
【実施例】次に、図1を伴って本発明によるMOS型電
界効果トランジスタ集積回路の実施例を述べよう。
【0024】図1において、図2との対応部分には同一
符号を付して示す。
【0025】図1に示す本発明によるMOS型電界効果
トランジスタ集積回路は、図2で前述した従来のMOS
型電界効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、MO
S型電界効果トランジスタを用いたMOS型電界効果ト
ランジスタ集積回路本体1を有する。
【0026】この場合、MOS型電界効果トランジスタ
集積回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMは、
図2で前述した従来のMOS型電界効果トランジスタ集
積回路の場合と同様に、nチャンネル型のMOS型電界
効果トランジスタの複数、またはpチャンネル型のMO
S型電界効果トランジスタの複数、もしくはnチャンネ
ル型のMOS型電界効果トランジスタの複数及びpチャ
ンネル型MOS型電界効果トランジスタの複数を総称し
ているものとする。また、図2で前述した従来のMOS
型電界効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、MO
S型電界効果トランジスタMのドレインが、直接的にま
たは他のMOS型電界効果トランジスタなどを通じて電
源付与端子1aに導出され、また、MOS型電界効果ト
ランジスタMのソ―スが、同様に直接的にまたは他のM
OS型電界効果トランジスタなどを通じて接地され、さ
らに、MOS型電界効果トランジスタMの半導体基板
(バックゲ―ト)がバイアス用電圧印加端子1bに導出
されているものとする。
【0027】また、図2で前述した従来のMOS型電界
効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、MOS型電
界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果
トランジスタMを動作させる動作用電源Eを発生する動
作用電源回路2を有する。
【0028】この場合、動作用電源回路2は、図2で前
述した従来のMOS型電界効果トランジスタ集積回路の
場合と同様に、対の電源端子2a及び2bを有し、それ
ら対の電源端子2a及び2b間に動作用電源Eを出力さ
せる構成を有する。
【0029】さらに、図2で前述した従来のMOS型電
界効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、動作用電
源回路2で発生する動作用電源EをMOS型電界効果ト
ランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果トランジ
スタMに与える動作用電源付与手段3を有する。
【0030】この場合、動作用電源付与手段3は、図2
で前述した従来のMOS型電界効果トランジスタ集積回
路の場合と同様に、MOS型電界効果トランジスタ集積
回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMのドレイ
ンが上述したように電源付与端子1aに導出され、ソ―
スが接地に接続されているとして、動作用電源発生回路
2の電源端子2a及び2b中の一方2aを接地に接続
し、他方2bを電源付与端子1aに接地している構成を
有する。
【0031】また、図2で前述した従来のMOS型電界
効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、MOS型電
界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効果
トランジスタMの閾値電圧を決定する基板バイアス用電
圧Vs を発生する基板バイアス用電圧発生回路4を有す
る。
【0032】この場合、基板バイアス用電圧発生回路4
は、図2で前述した従来のMOS型電界効果トランジス
タ集積回路の場合と同様に、対の電圧端子4a及び4b
を有するが、図2で前述した従来のMOS型電界効果ト
ランジスタ集積回路の場合とは異なり、(a)MOS型
電界効果トランジスタ集積回路本体1のMOS型電界効
果トランジスタMと同様の特性を有する閾値電圧測定用
MOS型電界効果トランジスタQを用い、その閾値電圧
Vt ′を測定する閾値電圧測定回路10と、(b)基準
電圧Vr を発生する基準電圧発生回路11と、(c)閾
値電圧測定回路10からの閾値電圧Vt と、基準電圧発
生回路11からの基準電圧Vr とを比較し、閾値電圧V
t ′が、基準電圧Vr よりも低い場合2値表示で「1」
をとり、基準電圧Vr よりも高い場合2値表示で「0」
をとる発振制御用信号Cを出力する比較回路12と、
(d)その比較回路12から出力される発振制御用信号
Cによって、それが、2値表示で「1」をとる場合発振
状態に制御され、2値表示で「0」をとる場合非発振状
態に制御される発振回路13と、(e)その発振回路の
出力Fを整流し、その整流出力Dを基板バイアス用電圧
Vs として出力する整流回路14と、(f)その整流回
路14から出力される整流出力D、従って基板バイアス
用電圧Vs を閾値電圧測定回路10の閾値電圧測定用M
OS型電界効果トランジスタQの半導体基板(バックゲ
―ト)に印加する他の基板バイアス用電圧印加手段15
とを有する。
【0033】さらに、図2で前述した従来のMOS型電
界効果トランジスタ集積回路の場合と同様に、基板バイ
アス用電圧発生回路4で発生する基板バイアス用電圧V
s を、MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体1の
MOS型電界効果トランジスタMに印加する基板バイア
ス用電圧印加手段5を有する。この場合、基板バイアス
用電圧印加手段5は、電圧端子4a及び4b中の一方4
aを接地し、他方4bをMOS型電界効果トランジスタ
集積回路本体1のMOS型電界効果トランジスタMの半
導体基板(バックゲ―ト)に接続している構成を有す
る。
【0034】以上が、本発明によるMOS型電界効果ト
ランジスタ集積回路の実施例の構成である。
【0035】このような構成を有する本発明によるMO
S型電界効果トランジスタ集積回路は、基板バイアス用
電圧発生回路4が、対の電圧端子4a及び4b間に基板
バイアス用電圧VS を変更できない一定値で出力させる
構成を有する図2で前述した従来のMOS型電界効果ト
ランジスタ集積回路の場合に代え、上述した閾値電圧測
定回路10と、基準電圧発生回路11と、比較回路12
と、発振回路13と、整流回路14と、基板バイアス用
電圧印加手段15とを有する構成であることを除いて、
図2で前述した従来のMOS型電界効果トランジスタ集
積回路の場合と同様であるので、図2で前述した従来の
MOS型電界効果トランジスタ集積回路の場合と同様
に、MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体1のM
OS型電界効果トランジスタMが、その半導体基板(バ
ックゲ―ト)に基板バイアス用電圧発生回路4から基板
バイアス用電圧印加手段5を介して印加される基板バイ
アス用電圧Vs によって決められる閾値電圧を有して動
作することによって、MOS型電界効果トランジスタ集
積回路本体1が動作する。
【0036】しかしながら、本発明によるMOS型電界
効果トランジスタ集積回路の場合、基板バイアス用電圧
発生回路4が、上述した構成を有するので、基板バイア
ス用電圧発生回路4で発生する基板バイアス用電圧Vs
を、基準電圧発生回路11で発生する基準電圧Vr に応
じた値で得ることができるので、基準電圧発生回路11
で、基準電圧Vr を、値を変更して発生させれば、基板
バイアス用電圧発生回路4で発生する基板バイアス用電
圧Vs の値を変更することができる。
【0037】このため、図1に示す本発明によるMOS
型電界効果トランジスタ集積回路の場合、MOS型電界
効果トランジスタMに製造ばらつきなどを有することに
よって、MOS型電界効果トランジスタMの閾値電圧が
予定の値を有しないことがあっても、MOS型電界効果
トランジスタMの動作時、そのMOS型電界効果トラン
ジスタMの閾値電圧を予定の値にさせることができ、こ
のため、MOS型電界効果トランジスタに予定の動作を
行わせることができ、よって、MOS型電界効果トラン
ジスタ集積回路本体に予定の動作を行わせることができ
る。
【0038】なお、上述においては、本発明の1つの実
施例を示したに留まり、本発明の精神を脱することなし
に、種々の変型、変更をなし得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMOS型電界効果トランジスタ集
積回路の実施例を示す系統的接続図である。
【図2】従来のMOS型電界効果トランジスタ集積回路
を示す系統的接続図である。
【符号の説明】
1 MOS型電界効果トランジスタ集積回
路本体 1a 電源付与端子 1b バイアス用電圧印加端子 2 動作用電源発生回路 2a、2b 電源端子 3 動作用電源付与手段 4 基板バイアス用電圧発生回路 4a、4b 電圧端子 5 基板バイアス用電圧印加手段 10 閾値電圧測定回路 11 基準電圧発生回路 12 比較回路 13 発振回路 14 整流回路 M MOS型電界効果トランジスタ Q 閾値電圧測定用電界効果トランジス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 29/78 21/336 H03K 19/094 7514−4M H01L 29/78 301 C 7514−4M 301 Z 8839−5J H03K 19/094 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOS型電界効果トランジスタを用いた
    MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体と、 上記MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体の上記
    MOS型電界効果トランジスタを動作させる動作用電源
    を発生する動作用電源回路と、 上記動作用電源回路で発生する上記動作用電源を上記M
    OS型電界効果トランジスタ集積回路本体の上記MOS
    型電界効果トランジスタに与える動作用電源付与手段
    と、 上記MOS型電界効果トランジスタ集積回路本体の上記
    MOS型電界効果トランジスタの閾値電圧を決定する基
    板バイアス用電圧を発生する基板バイアス用電圧発生回
    路と、 上記基板バイアス用電圧発生回路で発生する上記基板バ
    イアス用電圧を、上記MOS型電界効果トランジスタ集
    積回路本体のMOS型電界効果トランジスタの半導体基
    板に印加する基板バイアス用電圧印加手段とを有するM
    OS型電界効果トランジスタ集積回路において、 上記基板バイアス用電圧発生回路が、(a)上記MOS
    型電界効果トランジスタ集積回路本体の上記MOS型電
    界効果トランジスタと同様の特性を有する閾値電圧測定
    用MOS型電界効果トランジスタを用い、その閾値電圧
    を測定する閾値電圧測定回路と、(b)基準電圧を発生
    する基準電圧発生回路と、(c)上記閾値電圧測定回路
    からの上記閾値電圧と、上記基準電圧発生回路からの上
    記基準電圧とを比較し、上記閾値電圧が、上記基準電圧
    よりも低い場合2値表示で「1」をとり、上記基準電圧
    よりも高い場合2値表示で「0」をとる発振制御用信号
    を出力する比較回路と、(d)上記比較回路から出力さ
    れる発振制御用信号によって、それが、2値表示で
    「1」をとる場合発振状態に制御され、2値表示で
    「0」をとる場合非発振状態に制御される発振回路と、
    (e)上記発振回路の出力を整流し、その整流出力を上
    記基板バイアス用電圧として出力する整流回路と、
    (f)上記整流回路から出力される上記基板バイアス用
    電圧を上記閾値電圧測定用MOS型電界効果トランジス
    タの半導体基板に印加する他の基板バイアス用電圧印加
    手段とを有することを特徴とするMOS型電界効果トラ
    ンジスタ集積回路。
JP5344981A 1993-12-20 1993-12-20 Mos型電界効果トランジスタ集積回路 Pending JPH07176622A (ja)

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JP (1) JPH07176622A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6759875B2 (en) 2001-05-24 2004-07-06 Renesas Technology Corp. Voltage controlled oscillation circuit
JP2007073143A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
JP2010152995A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8659346B2 (en) 2009-07-15 2014-02-25 Spansion Llc Body-bias voltage controller and method of controlling body-bias voltage

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