JPH0717632A - 苗箱洗浄装置における排出苗箱の積み重ね装置 - Google Patents

苗箱洗浄装置における排出苗箱の積み重ね装置

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JPH0717632A
JPH0717632A JP18675093A JP18675093A JPH0717632A JP H0717632 A JPH0717632 A JP H0717632A JP 18675093 A JP18675093 A JP 18675093A JP 18675093 A JP18675093 A JP 18675093A JP H0717632 A JPH0717632 A JP H0717632A
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seedling
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box
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Shigenori Saito
成徳 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 苗箱洗浄装置の排出口から一枚づつ排出され
てくる洗浄ずみの苗箱を、水平な方向に沿い移動させる
だけの簡単な機構で、所定枚数に積み重ねた状態として
いけるようにする。 【構成】 架台状に形成した機枠5に、苗箱洗浄装置か
ら排出される洗浄ずみの苗箱2を多段に重ねて載架し得
るホッパー部6を装設し、それの前面側に、洗浄ずみの
苗箱2を一枚づつ横移動させてホッパー部6の底部に送
り込む送り込み装置7を装設し、ホッパー部6の下方に
は、エンドレスに回動するエンドレスベルト8を張架
し、それに、前記送り込み装置7によって送り込まれる
苗箱2により押し込まれてホッパー部6の底面上を通過
する苗箱押上部材9を装設し、その苗箱押上部材9に
は、それの前面側に、送り込まれてくる苗箱2の進行方
向の前端面と衝合する受圧面を設け、後面側に、前記苗
箱の進行方向の前方に向け傾斜下降する傾斜面を形設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗植機用の苗を仕立て
るために用いる浅い平箱状の苗箱を、シーズンの終了時
に、苗箱洗浄装置により洗浄して翌年の苗を植付けるシ
ーズンまで収納しておく作業を行なう際に、洗浄し終え
て苗箱洗浄装置の排出口から排出される苗箱を、所定の
枚数で積み重ねられた状態に取りまとめ、収納のための
後工程が楽になるようにする苗箱洗浄装置における排出
苗箱の積み重ね装置に関する。
【0002】
【従来の技術】苗箱洗浄装置1は、通常、図1に示して
いる如く、前後の機壁10・11に、苗箱2を挿入する
供給口12とその苗箱2を排出させる排出口13とを前
後に対向させて開設した機筐状の機体1a内に、前記供
給口12から挿入された苗箱2の左右の側縁部を上下か
ら挟持するよう上下に対向する送りローラよりなる移送
装置14を、前後方向に多連に並列させて装設し、か
つ、その移送装置14により移動していく苗箱2に対し
て洗浄水を浴びせる洗浄水ノズル15…と、移動してい
く苗箱2の上面側に摺擦する回転ブラシ16とその苗箱
2の下面側に摺擦する回転ブラシ17とを設けることで
構成してある。
【0003】そして、この苗箱洗浄装置1を用いて行な
う苗箱2の洗浄作業は、通常、苗箱洗浄装置1の前面の
供給口12側に供給台3を配置して、それの上に洗浄す
べき苗箱2…を載置しておき、また、後面の排出口13
側には、洗浄し終えて排出されてくる苗箱2を受ける受
け台4を配設しておいて、供給口12側に位置する作業
員が供給台3上の苗箱2を一枚づつ苗箱洗浄装置1の供
給口12に送給し、これにより、苗箱洗浄装置1の機体
1a内での洗浄作業を終えて、排出口13から受け台4
の上面に一枚づつ排出されてくる苗箱2を、排出口13
側に位置する作業員が順次取り上げて多段に積み重ね、
所定枚数を達したところで、ブロックにとりまとめるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】苗箱洗浄装置1により
苗箱2の洗浄を行なう際に用いる装置として、苗箱洗浄
装置1から一枚づつ排出されてくる洗浄し終えた苗箱2
…を、順次自動的に積み重ねた状態としていける手段の
要望がある。
【0005】しかし、苗箱2は、通常、合成樹脂材によ
り、図2に示している如く、浅い平箱状の本体20の上
方開放口21の口縁部位に、外周方向に張り出して下方
に屈曲する鍔部22が、苗箱2を持ち運ぶ際の把持部と
なるように形成してあり、また、本体20の底面には、
その底面よりも本体20の略板厚に対応する巾で縮径す
る突起部23が、図3の如く苗箱2を積み重ねたときに
下位の苗箱2の上方開放口21に嵌合する嵌合部位とな
るように形設した形状として、規格寸法に成形してある
ことから、積み重ねた状態とするには、順次上に重ねて
いかなければならず、そのためには、苗箱洗浄装置1の
排出口13から受け台4の上面に排出されてくる苗箱2
を掴み上げて、受け台4の上面の所定位置に載置した一
段目の苗箱2の上方に運び、その位置から一段目の苗箱
2の上面に向けて下降させる機構が必要となる。そし
て、この機構が複雑になり製作コストが増大する問題が
でてくる。
【0006】
【目的】本発明は、従来手段に生じているこの問題を解
消せしめるためになされたものであって、苗箱洗浄装置
1の排出口13から一枚づつ排出されてくる洗浄ずみの
苗箱2…を、水平な方向に沿い移動させるだけの簡単な
機構で、所定枚数に積み重ねた状態としていける新たな
手段を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、上述
の目的を達成するための手段として、架台状に形成した
機枠に、苗箱洗浄装置から排出される洗浄ずみの苗箱を
多段に重ねて載架し得るホッパー部を装設し、それの前
面側に、洗浄ずみの苗箱を一枚づつ横移動させてホッパ
ー部の底部に送り込む送り込み装置を装設し、ホッパー
部の下方には、エンドレスに回動するエンドレスベルト
を張架し、それに、前記送り込み装置によって送り込ま
れる苗箱により押し込まれてホッパー部の底面上を通過
する苗箱押上部材を装設し、その苗箱押上部材には、そ
れの前面側に、送り込まれてくる苗箱の進行方向の前端
面と衝合する受圧面を設け、後面側に、前記苗箱の進行
方向の前方に向け傾斜下降する傾斜面を形設したことを
特徴とする苗箱洗浄装置における排出苗箱の積み重ね装
置を提起するものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0009】図4は本発明を実施せる苗箱洗浄装置にお
ける排出苗箱の積み重ね装置の全体の概要側面図で、同
図において、1は苗箱洗浄装置、2は苗箱、3は苗箱洗
浄装置1の供給口12側に配設した供給台、aは苗箱洗
浄装置1の排出口13側に配設した排出苗箱の積み重ね
装置を示す。
【0010】苗箱洗浄装置1は、従来公知のもので、機
筐状に形成した機体1aの前面側に苗箱2が一枚づつ順
次供給される供給口12を開設し、機体1aの後面側の
前記供給口12と対向する部位に排出口13を開設し、
機体1a内には、前記供給口12から挿し込まれる苗箱
2を受継いで排出口13に向け移送する移送装置14
と、それにより移送される苗箱2に対し洗浄水を供給す
る洗浄水ノズル15・15と、その苗箱2を摺擦する回
転ブラシ16・17等が装設してある通常のものであ
る。
【0011】供給台3は、台面が、苗箱洗浄装置1の供
給口12の高さ位置に揃う架台状に形成した通常のもの
で、洗浄すべき苗箱2を積み重ねて載置しておくホッパ
ー状のストック部3aと、そこから一枚づつ取り出され
る苗箱2を苗箱洗浄装置1の供給口12に向けて送り出
すコンベヤ30とが設けてある。
【0012】排出苗箱の積み重ね装置aは、苗箱洗浄装
置1の排出口13の側に配設される架台状の機枠5と、
その機枠5に支架せる洗浄ずみの苗箱2を積み重ね状態
に収容していくホッパー部6と、苗箱洗浄装置1の排出
口13から排出されてくる洗浄ずみの苗箱2を一枚づつ
順次前記ホッパー部6の底部に向けて送り込むよう機枠
5に装架せる送り込り装置7と、ホッパー部6の下面側
に配位してエンドレスに回動するよう機枠5に張架せる
エンドレスベルト8と、それの外周面に取付けた苗箱押
上部材9とからなる。
【0013】機枠5は、苗箱洗浄装置1の排出口13と
揃う高さの架台状に形成されて、苗箱洗浄装置1に近接
する前端側がそれの排出口13から排出されてくる洗浄
ずみの苗箱2を受ける受け台に構成してあり、かつ、そ
の受け台となる前端側の上面には、苗箱2を機枠5の後
端側に送り出す送り装置50が装設してある。送り装置
50は、この例においては、苗箱2の左右の側縁部の上
面側と下面側とに圧接して駆動回転する上下に一対のゴ
ムローラ51・52により構成してあって、モーター等
の原動機軸と適宜の伝導機構を介し伝導して駆動される
ことで、図4において矢印方向に回転する。
【0014】ホッパー部6は、前面側と後面側とが開放
し、かつ、底面側と上面側とが開放する囲い枠状に形成
されて、機枠5の後端側の上面に固定装架してあり、そ
れの後面側の開放口は、該ホッパー部6内に積み重ねて
収容せる苗箱2…の後方への移動を阻止するドア60が
設けてある。該ドア60は、図6に示す如く、ホッパー
部6に積み重ねられて収容される苗箱2…の一段目の苗
箱2の上下高さに対応するよう低い高さに形成して、そ
のホッパー部6の後面側の開放口の左右の両側部位に配
位し、機枠5に固定装設されるドア60a・60aと、
ホッパー部6に積み重ねて収容される苗箱2…の後方を
塞ぐ位置と一段目の苗箱2の後方を塞ぐ位置とに切換わ
るよう上下可動に機枠5に装架するドア60bとからな
り、上下可動のドア60bは、図6に示すよう、機枠5
に支軸61中心に上下に回動自在に支架され、機枠5に
組付けたソレノイドSの作動で、前述の二つの作動位置
の切換えが行なえるようにしてある。なお、機枠5に固
定装架するドア60a・60aは省略する場合がある。
また、これらドア60a・60a・60bは、図6に示
す如く、苗箱押上部材9の回動軌跡に対して左右方向に
逃げた位置において、苗箱2…の後方への移動を阻止す
るように配設される。
【0015】また、該ホッパー部6の上面側には、ホッ
パー部6内に積み重ねられる苗箱2…が所定枚数に達し
たときに、最上位の苗箱2の上面に作動アーム63が接
して押し上げられることでオンに作動するリミットスイ
ッチSWが設けてあり、これのオン作動により、前述の
上下可動のドア60bに連繋するソレノイドSを作動さ
せて、そのドア60bを、ホッパー部6に積み重ね状態
に収容した苗箱2…のうちの、最下段の苗箱2の後方だ
けを閉塞する位置に切換えるようにしてある。
【0016】送り込み装置7は、図5にあるよう前記ホ
ッパー部6の少し手前の位置に、苗箱2の上下厚さに対
応する間隔をおいて上下に一対に対向するゴムローラ7
0・71を、前後に2連に並列配位して機枠5に軸架
し、それらの回転軸にモーター等の原動機軸を適宜の伝
導機構を介し伝導して、図5において、細線の矢印に示
す方向に駆動することで構成してあり、それらのゴムロ
ーラ70・71は常時駆動回転するよう制御される。
【0017】Rは、前述のドア60の後面側に配位して
機枠5に軸架せる送り出し用のゴムローラで、それの上
面がホッパー部6に収容した苗箱2…の下から二段目の
苗箱2の底面と対応する高さに軸支してあり、常時回転
するよう駆動するか、前述の上下可動のドア60bが下
降作動したときに駆動回転するよう制御してある。
【0018】ホッパー部6の下面側に配位して機枠5に
張架せるエンドレスベルト8は、この例においては、図
5に示している如く、ホッパー部6の前面側に距離Lを
おいて位置に軸支するスプロケット80と、ホッパー部
6より幾分後方に配位して機枠5に軸支したスプロケッ
ト81とにエンドレスにかけまわしたチェンベルトであ
り、ホッパー部6の床面を形成しているレール部材6a
・6aの間隔内を前後方向に回動するように機枠5に張
架してある。そして、このエンドレスベルト8はそれを
張架せる前述のスプロケット80・81が遊動輪になっ
ていて、自在に遊動回転する。
【0019】苗箱押上部材9は、前述のエンドレスベル
ト8の外周側に装着されて、そのエンドレスベルト8の
回動によりホッパー部6の床面となる前記レール部材6
a・6aの上方を通過して、ホッパー部6の前面側に戻
るよう循環回動する。この苗箱押上部材9は、図8にあ
るように、前面側が、前述の送り込み装置7によりホッ
パー部6に向けて送り出されてくる苗箱2の移動方向の
前端面2aと衝合する受圧面90に形成されていて、こ
こに移動してくる苗箱2の移動方向の前端面2aが当接
することで、苗箱2を送り出す送り込み装置7の駆動力
により、遊動輪となっているスプロケット80・81を
回動させてホッパー部6の床面の上方を後方に通過して
いくようになる。そして、この苗箱押上部材9は、それ
の上下の高さHが、ホッパー部6に積み重ねられる苗箱
2の上下の厚さに略対応するように形成してある。そし
てまた、苗箱2の進行方向の前端面2aに押し出されて
移動する方向の前面側となる後半側は、前述の受圧面9
0の上端から移動方向に向けて傾斜下降する傾斜面91
に形成してあり、これにより、後方に移動していくとき
に、そのホッパー部6に積み重ねて載置してある苗箱2
…の下面側にもぐり込んで、それら苗箱2…の全体をす
くい上げるように持ち上げていくように形成してある。
そしてまた、この苗箱押上部材9は、それの左右の巾
が、苗箱2の左右の巾よりも狭く形成してあって、正面
視において、苗箱2の左右の中央部に位置するようにエ
ンドレスベルト8に装着してあって、これにより、ホッ
パー部6の後方の左右の両側に装設してある固定のドア
60a・60aの間、および上下可動に設けたドア60
bの側方に回動するようにしてある。
【0020】このように構成せる実施例装置は次のよう
に作用する。機枠5に設けたホッパー部6に、洗浄ずみ
の苗箱2…が、図5に示しているように、8段に積み重
ねて収容されているとする。このときの最下段に位置す
る一段目の苗箱2は、ホッパー部6の前面から少し手前
に位置して機枠5に軸支してある送り込み装置7による
送り作動を受けない位置まで送り出されることで、この
送り込み装置7とホッパー部6との間に形成される距離
に対応する分だけ、送り込み装置7側にずれて位置して
いる。そして、この状態では、送り込み装置7は常時駆
動されているが、チェンベルトよりなるエンドレスベル
ト8は、送り込み装置7から苗箱2を介して受ける駆動
力が遮断されることで、この図5に示す状態位置に停止
している。
【0021】次に、この状態から、苗箱洗浄装置1によ
り洗浄し終えた苗箱2が送り出されてきて、その苗箱2
の進行方向の前端側が送り込み装置7の上下のゴムロー
ラ70・71に入り込むと、その苗箱2は送り込み装置
7によりホッパー部6に向けて送り出されていく。この
とき、苗箱2の移動方向の前端面2aは、静止状態にあ
る苗箱押上部材9の受圧面90に当接して、それを移動
方向に押し出していくことで、エンドレスベルト8を苗
箱押上部材9を介して駆動回動させる。そして、これに
よる苗箱押上部材9の移動で、最下段の苗箱2は、図5
の如く、ドア60により後方への移動が阻止されている
苗箱2…の底面の下方を後方に移動していき、二段目以
上の苗箱2…と上下に揃う位置まで進んだところで、上
面側の開放口21が二段目の苗箱2の底面の突起部23
に嵌合して、図8の状態となり、正しく8段に積み重な
った状態となる。
【0022】次に、この状態で、前述の送り込み装置7
により押し出されてくる苗箱2の進行方向の前端面2a
により苗箱押上部材9が押し出されることで、それの傾
斜面91の下端側が積重ねられた8段の苗箱2…の最下
段の苗箱2の下面にもぐり込んで、それら8段の苗箱2
…の前端側を、図9の如く持ち上げ、同時にこの苗箱押
上部材9を押し出していた新たな苗箱2の進行方向の前
端側が、持ち上げられた8段の苗箱2…の前端側の下方
にもぐり込んでいく。
【0023】次に、この状態から、新たに送り込まれる
苗箱2がさらに送り込み方向に進行し、それにより、苗
箱押上部材9が8段に重ねられている苗箱2…の前後の
中間位置を越えると、その8段に重ねられている苗箱2
…がそれの前端側の重量で、水平な状態になり、図10
の如く、8段に重ねられた苗箱2…の全体が新たに送り
込まれた苗箱2の上面に支承された状態となり、同時
に、上面側を9段に重ねた高さにする。そして、これに
より、リミットスイッチSWが作動して、上下可動のド
ア60bを下方に動かし、9段に重ねられた苗箱2…の
2段目以上の苗箱2の後方を開放する。
【0024】次に、この状態から前記新たに送り込まれ
てくる苗箱2が、送り込み装置7の作動で、さらに送り
込み方向に進行すると、それの上面に支承された8段に
重ねられた苗箱2…が、この新たな苗箱2と一緒に後方
に進行して、図11の如く、後端部がホッパー部6の後
方に配設してある送りローラRの上面に載り、また、新
たに送り込まれた苗箱2は、送り込み装置7から抜け出
て、その位置に停止する。そして、前記送りローラRが
常時駆動されていることで、この2段目より上方の8段
に積み重ねられた苗箱2…が後方に進行し、このとき、
新たに送り込まれた1段目の苗箱2を、それの進行方向
の前端面2aが固定のドア60aまたは可動のドア60
bに当接して後方への移動が阻止されるまで後方にひき
づり、図12の状態となる。
【0025】そして、さらに、送り出し用ゴムローラR
で8段に重ねられた苗箱2…が送り出されることで、1
段目の苗箱2を残して、図13の如く、後方に送り出さ
れ、このとき、リミットスイッチSWの作動が解除され
てオフとすることで、ドア60は最初の状態に復帰す
る。
【0026】この状態から、新たな苗箱2が送り込まれ
ると、図14の状態となり、この状態から、前述の図9
の工程を苗箱2が8段に重なるまで繰り返し、9段目の
苗箱2が送り込まれることで、ドア60が開放し、一枚
の苗箱2を残して2段目より上方の苗箱2…を後方に送
り出すようになる。
【0027】上述の実施例装置において、ホッパー部6
は、後面側を閉鎖した状態としておいて開閉自在のドア
60を省略し、所望の枚数に積み重ねられた苗箱2…を
作業員が手で取り出すようにする場合がある。この場合
は、送り出し用のローラRも省略してよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による苗箱
洗浄装置における排出苗箱の積み重ね装置は、機枠5に
装架したホッパー部6に、洗浄ずみの苗箱2を水平な方
向に沿いスライドさせて送り込むと、その苗箱2の移動
により苗箱押上部材9が、ホッパー部6に位置している
苗箱2の底面の下方にもぐり込んでこれを持ち上げ、送
り込む新たな苗箱2がホッパー部6内の苗箱2…の最下
段に位置していくようになるので、極めて簡略な機構に
より洗浄ずみの苗箱2を順次多段に積み上げていけるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の苗箱洗浄装置の一部破断した側面図であ
る。
【図2】苗箱の斜視図である。
【図3】同上苗箱の積み重ねた状態の縦断側面図であ
る。
【図4】本発明を実施せる苗箱洗浄装置の全体の概要側
面図である。
【図5】同上装置の要部の縦断側面図である。
【図6】同上装置のドア部の斜視図である。
【図7】同上装置のドア部の縦断側面図である。
【図8】同上装置の作用の説明図である。
【図9】同上装置の作用の説明図である。
【図10】同上装置の作用の説明図である。
【図11】同上装置の作用の説明図である。
【図12】同上装置の作用の説明図である。
【図13】同上装置の作用の説明図である。
【図14】同上装置の作用の説明図である。
【符号の説明】
a…排出苗箱の積み重ね装置、1…苗箱洗浄装置、1a
…機体、10・11…機壁、12…供給口、13…排出
口、14…移送装置、15…洗浄水ノズル、16・17
…回転ブラシ、2…苗箱、2a…前端面、20…本体、
21…開放口、22…鍔部、23…突起部、3…供給
台、3a…ストック部、30…コンベヤ、4…受け台、
5…機枠、50…送り装置、51・52…ゴムローラ、
6…ホッパー部、6a…レール部材、60・60a・6
0b…ドア、61…支軸、63…作動アーム、7…送り
込み装置、70・71…ゴムローラ、8…エンドレスベ
ルト、80・81…スプロケット、9…苗箱押上部材、
90…受圧面、91…傾斜面、L…距離、H…高さ、S
…ソレノイド、SW…リミットスイッチ、R…送り出し
用ゴムローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台状に形成した機枠5に、苗箱洗浄装
    置1から排出される洗浄ずみの苗箱2…を多段に重ねて
    載架し得るホッパー部6を装設し、それの前面側に、洗
    浄ずみの苗箱2を一枚づつ横移動させてホッパー部6の
    底部に送り込む送り込み装置7を装設し、ホッパー部6
    の下方には、エンドレスに回動するエンドレスベルト8
    を張架し、それに、前記送り込み装置7によって送り込
    まれる苗箱2により押し込まれてホッパー部6の底面上
    を通過する苗箱押上部材9を装設し、その苗箱押上部材
    9には、それの前面側に、送り込まれてくる苗箱2の進
    行方向の前端面2aと衝合する受圧面90を設け、後面
    側に、前記苗箱2の進行方向の前方に向け傾斜下降する
    傾斜面91を形設したことを特徴とする苗箱洗浄装置に
    おける排出苗箱の積み重ね装置。
  2. 【請求項2】 機枠5に装架せるホッパー部6の後面側
    を開放し、その後面側に、そのホッパー部6に収容した
    苗箱2…の後方移動を阻止する状態と一段目の苗箱2だ
    けの後方移動を阻止する状態とに切換わるドア60を装
    設した請求項1記載の苗箱洗浄装置における排出苗箱の
    積み重ね装置。
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