JPH0717621U - 車両のドアの緩衝構造 - Google Patents

車両のドアの緩衝構造

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JPH0717621U
JPH0717621U JP5235893U JP5235893U JPH0717621U JP H0717621 U JPH0717621 U JP H0717621U JP 5235893 U JP5235893 U JP 5235893U JP 5235893 U JP5235893 U JP 5235893U JP H0717621 U JPH0717621 U JP H0717621U
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JP
Japan
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door
air bag
vehicle door
airbag
outer panel
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Application number
JP5235893U
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English (en)
Inventor
公平 石川
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MITSUIYA INDUSTRIAL CO., LTD.
Original Assignee
MITSUIYA INDUSTRIAL CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は自動車等の車両のドアの緩衝を
効果的に行なうことにある。 【構成】ドア２のアウタパネル３とドアトリム４との間
にエアバック７を介在させ、衝撃によってエアバック７
が挾圧された時、安全弁７Ｂが開いてオリフィス７Ａか
らエアバック７内の空気が排出されるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等の車両のドアの緩衝構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図７に示すように車両のドア(2) のアウタパネル(3) とドアトリム(4) との間には、例えば硬質または軟質のポリウレタンフォーム(5) あるいは鉄パイ プ(6) 、あるいはポリウレタンフォーム(5) と鉄パイプ(6) の両方が介在されて いた。 上記ポリウレタンフォーム(5) や鉄パイプ(6) はドア(2) を補強しドア(2) 側 面からの衝撃を緩和するものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらポリウレタンフォームは圧縮限界まで圧縮されゝばそれ以上圧縮 されないから衝撃を緩和することが出来なくなり、また鉄パイプは重量が大で車 体重量の増加の要因となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決する手段として、車両(1) のドア(2) のアウタ パネル(3) とドアトリム(4) との間に安全弁(7B)付オリフィス(7A)が取付けられ ているエアバッグ(7) を介在させた車両(1) のドア(2) の緩衝構造を提供するも のである。
【０００５】
【作用】
ドア(2) の側面に衝撃が及ぼされアウタパネル(3) が凹むとエアバッグ(7) が アウタパネル(3) とドアトリム(4) との間で挾圧され、内部圧力が高まって安全 弁(7B)が開く。そうするとエアバッグ(7) 内の空気はオリフィス(7A)から徐々に 排出されて該エアバッグ(7) は圧縮され衝撃を吸収緩和する。該エアバッグ(7) は薄いフィルムからなるので、軽量かつ空気が完全に排出された状態では厚みは 非常に小さくなる。
【０００６】
【実施例】
本考案を図１〜図６に示す一実施例によって説明すれば、自動車(1) のドア(2 ) のアウタパネル(3) とドアトリム(4) との間にはエアバッグ(7) が介在してい る。 該エアバッグ(7) はポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチ レンフィルム等のガスバリア性のよいプラスチックフィルムを材料とし、図４に 示すように両端にはオリフィス(7A)が設けられており、該オリフィス(7A)の内側 には薄手のプラスチックフィルムからなる安全弁(7B)が配置されている。
【０００７】 上記構成において、図５に示すようにドア(2) の側面から衝突等によって衝撃 が及ぼされた場合には、該ドア(2) のアウタパネル(3) とドアトリム(4) との間 で該エアバッグ(7) が挾圧され、該エアバッグ(7) の内圧が上昇すると安全弁(7 B)が破れてオリフィス(7A)からエアバッグ(7) 内の空気が徐々に排出され、図６ に示すように厚みが殆どなくなるまで圧縮される。そして該衝撃はエアバッグ(7 ) の空気の排出にともなう厚みの縮小によって吸収緩和される。
【０００８】
【考案の効果】
したがって本考案においては、車体重量を増加させることなく、効果的にドア の緩衝を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図１〜図６は本考案の一実施例を示すものである。
【図１】自動車斜視図
【図２】ドア側面説明図
【図３】ドアエアバック部分断面図
【図４】エアバックオリフィス部分断面図
【図５】衝撃が及ぼされた場合の説明図
【図６】衝撃で圧縮されたエアバックの説明図
【図７】従来例の説明図
【符号の説明】
1 車両（自動車） 2 ドア 3 アウタパネル 4 ドアトリム 7 エアバック 7A オリフィス 7B 安全弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】車両のドアのアウタパネルとドアトリムと
    の間に安全弁付オリフィスが取付けられているエアバッ
    グを介在させたことを特徴とする車両のドアの緩衝構造
JP5235893U 1993-08-31 1993-08-31 車両のドアの緩衝構造 Pending JPH0717621U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5356277U (ja) * 1976-10-15 1978-05-13
JP3020701U (ja) * 1995-06-07 1996-02-06 キュブラー ヴィリー 作業台を備えたレール走行車と路上走行車の組み合わせ車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5356277U (ja) * 1976-10-15 1978-05-13
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