JPS6335006Y2 - - Google Patents

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JPS6335006Y2
JPS6335006Y2 JP1982181989U JP18198982U JPS6335006Y2 JP S6335006 Y2 JPS6335006 Y2 JP S6335006Y2 JP 1982181989 U JP1982181989 U JP 1982181989U JP 18198982 U JP18198982 U JP 18198982U JP S6335006 Y2 JPS6335006 Y2 JP S6335006Y2
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JP
Japan
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bumper
outer cover
impact
automobile
hollow
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JP1982181989U
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JPS5985759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、乗用車、トラツク、バス等のフロン
トバンパー、リヤバンパー、コーナーバンパー、
バンパープロテクター等として使用される自動車
用バンパーに関するものである。
従来の技術 従来、自動車用バンパーとして、金属板製本体
の裏面に、ゴム等の軟質材よりなり、かつ圧縮空
気を充填した空気袋を取付けた構成のものは、実
公昭50−9698号公報に記載されており、また内部
に室隔壁部分を形成して液体を封入してなる緩衝
部としたバンパーは、特公昭48−606号公報に記
載されているように、既に知られている。
考案が解決しようとする問題点 上記実公昭50−9698号公報に記載されているよ
うな従来の自動車用バンパーにあつては、軟質材
からなる空気袋をその裏面に嵌着した支持板を介
して車体に取付けているが、空気袋の前面を金属
板製の本体で単に覆つているのみであるから、バ
ンパーに強い衝撃が加わつた際には、空気袋が圧
縮変形するとともに、上下方向に位置ずれを起し
て薄く潰れやすく、強い衝撃に対しては十分な緩
衝効果を期待できないものである。
また、前記特公昭48−606号公報に記載されて
いるように、内部に緩衝部を設けたものでは、あ
る程度の緩衝効果を向上させることができても、
強い衝撃が加つた場合には、外装体と緩衝部の全
体がともに変形するので、やはり十分な緩衝効果
を得ることができないのである。
そして、この種のバンパーは、特に前面からの
強い衝撃に対する緩衝を本来の機能とするもので
あるから、前記のような欠陥を有する従来のもの
では、バンパーとしての有効性をほとんど有しな
いのである。
本考案は、かかる実状に鑑み、熱可塑性プラス
チツクの中空体からなる緩衝部材を、バンパー外
被とバンパー補強体との間の中空部内に封入する
とともに、バンパー外被の前面とそれに対応する
緩衝部材の前面との間に間〓部を形成したことに
より、強い衝撃を受けて緩衝体が圧縮しても、そ
れに位置ずれを起すことがないことと相俟つて、
バンパー外被の前面から受ける場合が多い衝撃に
伴う変形分を間〓部で吸収させて内部の緩衝部材
に及ぶ衝撃の大幅な緩和を図り、もつて、特に前
面からの強い衝撃に対する高い緩衝性を有する構
造の自動車用バンパーを提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段として次のように構成した。
すなわち、その構成は、前面に位置するバンパ
ー外被と後面に位置するバンパー補強体との間に
中空部を形成し、このバンパー外被とバンパー補
強体との間の中空部内に、熱可塑性プラスチツク
の中空体からなる緩衝部材を封入介在させるとと
もに、バンパー外被の前面とそれに対応する緩衝
部材の前面との間に間〓部を形成したことを特徴
とする自動車用バンパーとしたものである。
作 用 本考案に係る自動車用バンパーは、前記のよう
に、熱可塑性プラスチツクの中空体からなる緩衝
部材がバンパー外被とバンパー補強体との間の中
空部で全周面が包囲されているので、バンパーが
強い衝撃を受けて緩衝部材が圧縮変形しても、そ
れが位置ずれを起さず、しかも、バンパー外被の
前面から受ける衝撃に対しては、バンパー外被の
変形分が間〓部で吸収されるので、バンパー外被
とバンパー補強体との間で十分な緩衝効果が得ら
れる。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
1は自動車用バンパーであり、このバンパー1
は、前面に位置するバンパー外被2と後面に位置
するバンパー補強体3との間に全周面を閉じた中
空部9を形成し、バンパー外被2とバンパー補強
体3との間の中空部9内に、熱可塑性プラスチツ
クの中空体からなる緩衝部材4を封入介在させた
構成のものである。上記バンパー外被2はプラス
チツクのように弾性を有するもので構成され、バ
ンパー補強体3はスチール等で構成されており、
バンパー外被2とバンパー補強体3とはリベツト
5等によつて一体に固着されている。バンパー補
強体3は車体への取付ステー6に取付けられてい
る。
上記中空体からなる緩衝部材4には、凹凸状ま
たは波状の余剰壁部7が形成されており、バンパ
ー外被2と緩衝部材4との間には間〓部8が形成
されている。また、緩衝部材4にはその内部4′
と外部を連通する貫通孔(図示せず)を形成し、
衝撃により緩衝部材4が圧縮された際に、内部の
空気が徐々に抜けるように構成したり、あるいは
密閉状として衝撃吸収性を向上することができ
る。さらに、緩衝部材4の内部4′内にポリウレ
タン、ポリエチレン、ポリスチレン等の発泡プラ
スチツクを充填することもできる。
緩衝部材4は熱可塑性プラスチツクをブロ一成
形することにより一体に構成される。熱可塑性プ
ラスチツクとは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカボネートまたはオレフイン系エラスト
マー等、ブロー成形可能なプラスチツクの総称で
ある。
第3図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、この実施例では、バンパー外被2とバンパー
補強体3との間の中空部9に、中空体からなる緩
衝部材4とプラスチツクフオームからなる緩衝部
材4Aとを内蔵したものである。そして、このよ
うに構成することにより、緩衝吸収性を一層向上
させることができるとともに、プラスチツクフオ
ームを節減することができる。
以上のように構成された自動車用バンパー1に
おいては、バンパー1に衝撃が加わると、まずバ
ンパー外被2が変形し、次いで緩衝部材4が圧縮
して変形する。そして、バンパー外被2および緩
衝部材4は、一旦変形しても外力が加わらなくな
ると形状が復元するので、これによつて衝撃吸収
効果が得られるのと相俟つて、バンパー外被2の
前面から受ける場合が多く衝撃に伴うバンパー外
被2の変形分は間〓部8で吸収されて緩衝部材4
が受ける衝撃が大幅に緩和されるので、特に前面
から強い衝撃を受けても、その吸収性および復元
性を一段と向上させることができて、優れた緩衝
効果を得ることができる。
考案の効果 本考案に係る自動車用バンパーは、前面に位置
するバンパー外被と後面に位置するバンパー補強
体との間に中空部を形成し、このバンパー外被と
バンパー補強体との間の中空部内に、熱可塑性プ
ラスチツクの中空体からなる緩衝部材を封入介在
させるとともに、バンパー外被の前面とそれに対
応する緩衝部材の前面との間に間〓部を形成した
ものであるから、強い衝撃を受けて緩衝体が圧縮
しても、それに位置ずれを起すことがないことと
相俟つて、バンパー外被の前面から受ける場合が
多い衝撃に伴う変形分を間〓部で吸収させて内部
の緩衝部材に及ぶ衝撃の大幅な緩和を図ることが
でき、特に前面からの強い衝撃に対して高い緩衝
効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用バンパーの取付
状態を示す斜視図、第2図は自動車用バンパーの
縦断端面図、第3図は他例の自動車用バンパーの
縦断端面図である。 1……自動車用バンパー、2……バンパー外
被、3……バンパー補強体、4……緩衝部材、8
……間〓部、9……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に位置するバンパー外被と後面に位置する
    バンパー補強体との間に中空部を形成し、このバ
    ンパー外被とバンパー補強体との間の中空部内
    に、熱可塑性プラスチツクの中空体からなる緩衝
    部材を封入介在させるとともに、バンパー外被の
    前面とそれに対応する緩衝部材の前面との間に間
    〓部を形成したことを特徴とする自動車用バンパ
    ー。
JP18198982U 1982-12-01 1982-12-01 自動車用バンパ− Granted JPS5985759U (ja)

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JP18198982U JPS5985759U (ja) 1982-12-01 1982-12-01 自動車用バンパ−

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Publication Number Publication Date
JPS5985759U JPS5985759U (ja) 1984-06-09
JPS6335006Y2 true JPS6335006Y2 (ja) 1988-09-16

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ID=30394228

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JP18198982U Granted JPS5985759U (ja) 1982-12-01 1982-12-01 自動車用バンパ−

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