JPH07176188A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07176188A
JPH07176188A JP6256708A JP25670894A JPH07176188A JP H07176188 A JPH07176188 A JP H07176188A JP 6256708 A JP6256708 A JP 6256708A JP 25670894 A JP25670894 A JP 25670894A JP H07176188 A JPH07176188 A JP H07176188A
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JP
Japan
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sense amplifier
word line
memory cell
sense
row
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Application number
JP6256708A
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Inventor
Kazutami Arimoto
和民 有本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力を軽減することのできる半導体記憶
装置を提供する。 【構成】 タイミングジェネレータから与えられてセン
スアンプSAj (j=1〜n)へと伸びるセンスアンプ活性化
信号ライン25と、これらのセンスアンプSAjとの間
には、複数のスイッチ手段として第2のスイッチング回
路SWAj (j=1〜n)が介挿されている。センスアンプ活
性化信号ライン25は主ワード線WLMi及び副ワード
線WLSifに並行して配置される。 【効果】 複数のスイッチ手段を設けることによって、
複数のセンスアンプのうち、導通状態のスイッチ手段に
対応するセンスアンプのみに所定の電位が伝達されて活
性化されるため、非導通状態のスイッチ手段に対応する
センスアンプは活性化されせず、それによって消費電力
が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に係
り、特にダイナミックRAMの消費電力の軽減に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自己リフレッシュ機能を持った半導体記
憶装置として、バーチャリスタティックRAM(以下、
「VSRAM」と言う。)が知られている。このVSR
AMは、ダイナミックRAMに用いられるメモリセルを
用いて実質的にスタティックRAMを実現するものであ
る。すなわち、各メモリセルは、ひとつのMOSFET
とひとつのキャパシタとを用いて形成されており、この
メモリセルに対するリフレッシュ関係の動作をオンチッ
プで行なう。このためユーザがリフレッシュのための回
路を準備する必要がなく、VSRAMは、ユーザに負担
がかからないメモリとなっている。
【0003】図3はこのようなVSRAMの全体構成を
示すブロック図であり、図4はその中に含まれる従来の
メモリセル周辺の回路図である。この装置はK.Nogam
i et.al., “1−Mbit Virtually Static RA
M”,IEEE J.Solid−State Circuits, vo
l. SC21 No.5, Oct, 1986に開示されている。
【0004】同図において、図3のVSRAMは図4に
示したメモリセルMij(i=1〜m, j=1〜n)の2次元配列を
含むメモリアレイ1を備えている。このメモリアレイ1
に対して通常アクセス(すなわち、データの読書きのた
めの外部からのアクセス)を行なう際には、図5(a) に
示すようなタイミングで行アドレスRAおよび列アドレ
スCAが外部から与えられ、これらのアドレスRA,C
Aは、行アドレスバッファ7および列アドレスバッファ
12においてそれぞれバッファされる。
【0005】このうち、行アドレスバッファ7から出力
された行アドレスRAはアドレスマルチプレクサ8に与
えられる。リフレッシュ動作が行なわれていないときに
は、通常アクセス要求ACSREQに応答してアービタ
回路11がアドレスマルチプレクサ8を行アドレスバッ
ファ7側に切換えており、このアドレスマルチプレクサ
8を介して行アドレスRAが行デコーダ3に与えられ
る。行デコーダ3は行アドレスRAをデコードして、メ
モリアレイ1中のひとつの行を選択し、図4のワード線
WLi (i=1〜m)のうち、選択された行についてのワード
線を図5(b) のように活性化する。
【0006】データ読出し時においては、このようにし
て選択された行に属するメモリセル(たとえばM21〜M
2n)からデータが読出され、センスアンプ群2に含まれ
るすべてのセンスアンプSAj (j=1〜n)が活性化される
ことによって、これらのデータの検出および増幅がビッ
ト線BLja,BLjb(j=1〜n)上で行なわれる。この動作
は図5(d) 中にデータDとして示されている。
【0007】一方、列アドレスバッファ12でバッファ
された列アドレスCAはタイミングジェネレータ6を介
して列デコーダ4に与えられる。列デコーダ4はこの列
アドレスCAをデコードして、メモリアレイ1中の特定
の列を選択し、図4のI/OゲートトランジスタQja
jb(j=1〜n)のうち、選択された列についてのトランジ
スタをオンとする。
【0008】そして、選択された列についてのデータは
I/O線21およびI/O線22を介して図3のバッフ
ァレジスタ5に保持された後、入出力バッファ14を介
して、図5(e) のタイミングで入出力ピンへと出力され
る。なお、バッファレジスタ5は、メモリセルのデータ
をこのバッファレジスタ5に移すことにより、メモリセ
ルを通常アクセスから早期に解放し、それによってリフ
レッシュの実行可能期間を広げるために設けられてい
る。
【0009】一方、このVSRAMのリフレッシュは、
ワード線WLi やメモリセルMij、それにセンスアンプ
群2が通常アクセスによって使用されていない期間を利
用して行なわれる。このような期間としては、通常アク
セスにおいてアドレスキューを待つ期間やアドレスをデ
コードしている期間、それに、出力回路を駆動している
期間などがある。
【0010】具体的には、まず、メモリセルMijにおけ
るデータ保持可能時間に応じた時間をリフレッシュタイ
マ10が計時し、リフレッシュを必要とする時刻になる
とリフレッシュタイマ10からリフレッシュ要求信号R
EFREQがアービタ回路11に出力される。また、リ
フレッシュタイマ10からの出力に応答して、リフレッ
シュアドレスカウンタ9がリフレッシュすべきアドレス
をアドレスマルチプレクサ8に出力する。
【0011】アービタ回路11はコントロール回路13
およびタイミングジェネレータ6によってコントロール
されている。そして、メモリセルが通常アクセスから解
放されているときには、アービタ回路11がアドレスマ
ルチプレクサ8を切換えて、リフレッシュアドレスカウ
ンタ7から出力されるリフレッシュアドレスRFAを行
デコーダ3に与える。それによって、指定されたワード
線が図5(c) のように活性化し、指定された行アドレス
に属するメモリセルのリフレッシュが開始される。この
動作におけるビット線BLja,BLjbの活性化状態が図
5(d) に信号RFで示されている。
【0012】なお、リフレッシュ要求信号REFREQ
が与えられた時点において通常アクセスによるメモリセ
ルMijの使用が行なわれているときには、その使用が完
了するまでリフレッシュ待機状態とさせる。そして、メ
モリセルMijが通常アクセスから解放された後にリフレ
ッシュ動作を行なわせる。
【0013】また、逆にリフレッシュ動作が行なわれて
いる間に通常アクセス要求があったときには、リフレッ
シュ動作からメモリセルが解放された後に通常アクセス
動作が実行される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のVSRAMは以
上のように構成されているため、通常アクセス時におい
て、選択されたメモリセル(たとえばM22)と同じ行に
属するメモリセル(M21〜M2n)のすべてが、ワード線
WL2 の電位の立上げによってビット線BLja,BLjb
(j=1〜n)に接続される。そして、センスアンプSAj (j
=1〜n)もすべてが活性化される。
【0015】しかしながら、実際にデータの読出しを行
なうのは選択されたメモリセルM22のみであって、同一
行に属する他のメモリセルM2j(j≠2)やビット線B
ja,BLjb(j≠2)、それにセンスアンプSAj (j≠2)
の動作は必要ではない。それにもかかわらず、従来の半
導体記憶装置では、このような無用な部分も活性化して
ビット線の充放電に電力を使っているため、消費電力が
大きいという問題があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、消費電力を軽減することのでき
る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体記憶装置は、複数行および複数列に配置
され、それぞれが1つのMOSFETおよび1つのキャ
パシタを含む複数のメモリセル、複数行に配置され、そ
れぞれが対応した行に配置された複数のメモリセルに接
続される複数のワード線、複数列に配置され、それぞれ
が対応した列に配置された複数のメモリセルに接続され
る複数のビット線対、上記複数のビット線対に接続され
る複数のセンスアンプ、上記複数のセンスアンプに共通
に設けられ、所定の電位を伝達するセンスアンプ用共通
配線、各センスアンプに対応してそれぞれが設けられ、
対応するセンスアンプと上記センスアンプ用共通配線と
の間に接続され、制御信号により導通・非導通が制御さ
れる複数のスイッチ手段を備えて構成される。
【0018】また、請求項2記載の半導体記憶装置のよ
うに、センスアンプ用共通配線はワード線に並行して配
置してもよい。
【0019】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体記憶装
置は、各センスアンプに対応してそれぞれが設けられ、
対応するセンスアンプとセンスアンプ用共通配線との間
に接続され、制御信号により導通・非導通が制御される
複数のスイッチ手段を設けることによって、複数のセン
スアンプのうち、導通状態のスイッチ手段に対応するセ
ンスアンプのみに所定の電位が伝達されて活性化される
ため、非導通状態のスイッチ手段に対応するセンスアン
プは活性化されず、それによって消費電力が軽減される
とともに、センスアンプ用共通配線を伝達する所定の電
位の伝達速度の向上を図ることができる。
【0020】また、請求項2記載の半導体記憶装置のセ
ンスアンプ用共通配線はワード線に並行して配置される
ため、センスアンプとセンスアンプ用共通配線との間
に、複数のスイッチ手段を回路規模の増大を最小限に抑
えて形成することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明をVSRAMに適用した一実
施例について説明する。この実施例の全体構成は図3に
示した装置と同様であり、従来装置と異なるのは、メモ
リアレイ1とその周辺の構成である。そこで、以下で
は、この実施例におけるメモリアレイ1とその周辺回路
とを示した図1及び図2を中心として説明を進める。
【0022】まず、この実施例では、メモリアレイ1に
おけるワード線として2種類のワード線を設けている。
そのひとつは行デコーダ3に接続された行ごとの主ワー
ド線WLMi (i=1〜m)である。他のひとつは、メモリセ
ルMij側に接続されて、行の伸びる方向に沿って隣接し
た2個ずつのメモリセル(たとえばM11とM12,M13
14)ごとに設けられた副ワード線WLSif(i=1〜m, f
=1〜k;k=n/2)である。そして、各副ワード線WLSif
主ワード線WLi との間には、第1のスイッチング回路
SWBif(i=1〜m, f=1〜k)がそれぞれ介挿されている。
【0023】また、図3のタイミングジェネレータ6か
ら与えられて図1のセンスアンプSAj (j=1〜n)へと伸
びるセンスアンプ活性化信号ライン25と、これらのセ
ンスアンプSAj との間には、第2のスイッチング回路
SWAj (j=1〜n)が介挿されている。センスアンプ活性
化信号ライン25は主ワード線WLMi及び副ワード線
WLSifに並行して配置される。したがって、センスア
ンプSAj とセンスアンプ活性化信号ライン25との間
に、第2のスイッチング回路SWAj を回路規模の増大
を最小限に抑えて形成することができる。
【0024】メモリセルアレイ1が多数の行と列とを含
むことから、図示したように、これらの第1と第2のス
イッチング回路SWBif,SWAj は複数個ずつ存在し
ており、これらはたとえばMOSFETを用いて形成さ
れている。そして、それらのスイッチング信号は、図示
しないスイッチング信号線を介して列デコーダ4から与
えられるようになっている。なお、以下では、行が伸び
る方向に沿ってビット線対BLja,BLjbを2組ずつ組
合わせたものを考え、各組合せ部分に属するメモリセル
やセンスアンプなどを総称して、行デコーダ3に近い順
に「第f群」(f=1,2, …, k)と呼ぶことにする。
【0025】次に、この実施例の動作を説明する。ま
ず、通常アクセス時において、図3のアービタ回路11
の判定によって通常アクセスのための行アドレスRAが
行デコーダ3に与えられる。また、これと並行して、列
アドレスCAに応じた信号が列デコーダ4に与えられ
る。
【0026】列デコーダ4では、列アドレスCAに基い
て、アクセスすべきメモリセルが属する列を含んだ群を
特定する。たとえば図1のメモリセルM13がアクセスさ
れる場合には、このメモリセルM13が属する列を含んだ
第2群が特定される。
【0027】そして、この第2群内に含まれる第1と第
2のスイッチング回路SWB12〜SWBm2;SWA3
SWA4 をすべてオンとし、残りのスイッチング回路S
WAj (j≠3,4),SWBij(j≠2)はすべてオフとしてお
く。
【0028】このようにして、アクセスすべきメモリセ
ルM13が属する列に関連した部分のみが電気的に互いに
接続されて活性化可能状態とされた後、行デコーダ3が
主ワード線WLM1 を駆動する。このプロセスにおい
て、列アドレスCAは行アドレスRAと同時に入力され
ているため、主ワード線WLM1 の駆動開始までの行デ
コーダ3側の待機時間は実質的にゼロである。
【0029】第2群に含まれる第1のスイッチング回路
SWB12〜SWBm2がすべてオンであることにより、行
デコーダ3によって駆動された主ワード線WLM1 の電
位変化は副ワード線WLS12に伝達され、それによって
メモリセルM13,M14のゲートが開く。そして、これら
のメモリセルM13,M14に記憶されたデータはビット線
対BL3a,BL3b;BL4a,BL4bのそれぞれの電位差
として取出される。さらに、センスアンプ活性化信号線
25にセンスアンプ活性化信号が与えられると、これら
がセンスアンプSA3 ,SA4 によってそれぞれ検出・
増幅される。
【0030】このとき、スイッチング回路SWA3 ,S
WA4 をオンとし、残りのスイッチング回路SWAj (j
≠3,4)をすべてオフとししているため、2つのセンスア
ンプSA3 ,SA4 のみがセンスアンプ活性化信号線2
5に接続される。その結果、センスアンプ活性化信号の
伝達速度の向上を図りセンスアンプSA3 ,SA4 を早
期に活性状態にして検出・増幅動作の高速に行うことが
できる。
【0031】その後、列デコーダ4からのI/Oゲート
信号によってI/OゲートトランジスタQ3a,Q3bがオ
ンし、センスアンプSA3 の出力がI/O線21および
I/O線22を介して図3のバッファレジスタ5に転送
される。その後、主ワード線WLM1 の電位(したがっ
て副ワード線WLS12の電位)が立下がり、第1と第2
のスイッチング回路SWB12〜SWBm2;SWA3 ,S
WA4 がオフとされる。そして、ビット線BL3a,BL
3b;BL4a,BL4bがプリチャージされ、すべてのメモ
リセルMijが通常アクセスから解放される。
【0032】次にリフレッシュ時の動作について説明す
る。例として主ワード線WLM1 に接続されているメモ
リセルM11〜M1nをリフレッシュする場合を考える。こ
の場合には、リフレッシュ要求REFREQに基いてア
ービタ回路11がアドレスマルチプレクサ8を切換え、
それによって、リフレッシュアドレスRFAが行デコー
ダ3に与えられる。
【0033】一方、アービタ回路11からリフレッシュ
を行なう旨の信号がタイミングジェネレータ6を介して
列デコーダ3に与えられる。それに基いて列デコーダ3
は第1と第2のスイッチング回路SWBif,SWAj (i
=1〜m, f=1〜k, j=1〜n)のすべてをオンとする。
【0034】このため、主ワード線WLM1 の電位が立
上がると第1行目の副ワード線WLSif(f=1〜k)のすべ
ての電位も立上り、第1行目のメモリセルM11〜M1n
それぞれに記憶されていたデータが各ビット線BLja
BLjb(j=1〜n)に読出される。そして、センスアンプ活
性化信号ライン25にセンスアンプ活性化信号が与えら
れると各センスアンプSA1 〜SAn が検出・増幅動作
を開始する。それによってビット線BLja,BLjb(j=1
〜n)上のデータが増幅され、それがメモリセルM11〜M
1n内に取込まれることによってリフレッシュが行なわれ
る。
【0035】その後、主ワード線WLM1 および副ワー
ド線WLS1f(f=1〜k)が立下がり、第1と第2のスイッ
チング回路SWBif,SWAj (i=1〜m, f=1〜k, j=1〜
n)のすべてがオフとされ、ビット線BLja,BLjb(j=1
〜n)がプリチャージされる。これによって、メモリセル
1はリフレッシュ動作から解放される。
【0036】すなわち、リフレッシュ時においては第1
と第2のスイッチング回路のすべてをオンとするのであ
り、このときには従来装置と同様のリフレッシュ動作が
なされることになる。リフレッシュを行なう行以外につ
いての第1のスイッチング回路SWBif(i≠1, f=1〜k)
については必ずしもオンとする必要はないが、それらに
ついての主ワード線WLM2 〜WLMm の電位は立上が
らないため、上記のように第1のスイッチング回路SW
if(i=1〜m, f=1〜k)のすべてをオンとしても支障はな
い。
【0037】なお、上記実施例ではVSRAMにこの発
明を適用したが、ひとつのトランジスタとひとつのキャ
パシタからなるダイナミックRAMのメモリセルを用い
ていながらスタティックRAMのようにして使用可能な
PSRAM(擬似スタティックRAM)などにもこの発
明は適用可能である。このPSRAMそのものについて
は、H.Kawamoto et.al., “A 288K CMOS P
seudostatic RAM”IEEEE J.Solid−State
Circuits vol.SC-19, No.5, Oct, 1984に開示さ
れている。
【0038】このような自己リフレッシュ型の半導体記
憶装置全般にこの発明が適用可能な理由は、これらでは
通常アクセスとリフレッシュ動作との区別を比較的早い
タイミングで知ることができるためである。
【0039】また、上記実施例では、行が伸びる方向に
沿って隣接する2個のメモリセルごとに副ワード線や第
1のスイッチング回路を設けたが、必ずしも2個ずつの
メモリセルを単位とする必要はなく、任意の個数のメモ
リセルを単位とすればよい。主ワード線WLMi と各メ
モリセルMijのそれぞれの間に第1のスイッチング回路
を設けるときには、副ワード線を設ける必要はなく、主
ワード線と各メモリセルの間に第1のスイッチング回路
を直接介挿させればよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体記憶装置によれば、各センスアン
プに対応してそれぞれが設けられ、対応するセンスアン
プとセンスアンプ用共通配線との間に接続され、制御信
号により導通・非導通が制御される複数のスイッチ手段
を設けることによって、複数のセンスアンプのうち、導
通状態のスイッチ手段に対応するセンスアンプのみに所
定の電位が伝達されて活性化されるため、非導通状態の
スイッチ手段に対応するセンスアンプは活性化されず、
それによって消費電力が軽減される。
【0041】加えて、センスアンプ用共通配線を選択的
にセンスアンプと接続するため、センスアンプ用共通配
線を伝達する所定の電位の伝達速度の向上を図ることが
でき、センスアンプを早期に活性状態にして検出・増幅
動作を高速に行うことができる。
【0042】また、請求項2記載の半導体記憶装置のセ
ンスアンプ用共通配線はワード線に並行して配置される
ため、センスアンプとセンスアンプ用共通配線との間
に、複数のスイッチ手段を回路規模の増大を最小限に抑
えて形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例におけるメモリセルとそ
の周辺回路の一部を示す部分回路図である。
【図2】 この発明の一実施例におけるメモリセルとそ
の周辺回路の一部を示す部分回路図である。
【図3】 VSRAMの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 従来のVSRAMにおけるメモリセルとその
周辺回路の一部を示す部分回路図である。
【図5】 VSRAMの動作例を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 メモリセル、2 センスアンプ群、3 行デコー
ダ、4 列デコーダ、Mij メモリセル、SAj セン
スアンプ、WLMi 主ワード線、WLSif 副ワード
線、SWBif 第1のスイッチング回路、SWAj
2のスイッチング回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行および複数列に配置され、それぞ
    れが1つのMOSFETおよび1つのキャパシタを含む
    複数のメモリセル、 複数行に配置され、それぞれが対応した行に配置された
    複数のメモリセルに接続される複数のワード線、 複数列に配置され、それぞれが対応した列に配置された
    複数のメモリセルに接続される複数のビット線対、 上記複数のビット線対に接続される複数のセンスアン
    プ、 上記複数のセンスアンプに共通に設けられ、所定の電位
    を伝達するセンスアンプ用共通配線、 各センスアンプに対応してそれぞれが設けられ、対応す
    るセンスアンプと上記センスアンプ用共通配線との間に
    接続され、制御信号により導通・非導通が制御される複
    数のスイッチ手段を備える半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 センスアンプ用共通配線はワード線に並
    行して配置されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58147885A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 Toshiba Corp ダイナミック型記憶装置
JPS59223994A (ja) * 1983-06-03 1984-12-15 Hitachi Ltd ダイナミツク型ram

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