JPH07175661A - ユーザプログラムロード方式 - Google Patents

ユーザプログラムロード方式

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JPH07175661A
JPH07175661A JP5318688A JP31868893A JPH07175661A JP H07175661 A JPH07175661 A JP H07175661A JP 5318688 A JP5318688 A JP 5318688A JP 31868893 A JP31868893 A JP 31868893A JP H07175661 A JPH07175661 A JP H07175661A
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JP
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processor
local memory
common
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output device
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JP5318688A
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Takumi Shimajiri
匠 島尻
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のプロセッサにユーザプログラムをロード
する時間を短縮する。 【構成】ホストコントローラa上に存在するアプリケー
ションプログラムをプロセッサb、cにロードする場
合、まず各プロセッサで共通な部分dについてはプロセ
ッサbのみへホストコントローラaから共通領域送信手
段1を用いて送信する。共通部分dを受け取ったプロセ
ッサbはプロセッサ間メモリコピー手段2により、受信
データバッファgへ受信したデータの開始アドレスとサ
イズを格納すると共に、ローカルメモリjへ実際にデー
タの書き込みを行う。そして、受信データバッファgを
参照し、受信したデータサイズの合計が一定値を越える
毎にプロセッサcへプロセッサ間ネットワークnを介し
て共通な領域dをコピーする。共通な領域dを受信した
プロセッサcは共通領域書き込み手段3によりローカル
メモリkへ共通な領域dを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザプログラムロード
方式に関し、特に、各プロセッサが独立したローカルな
メモリを持ち、各プロセッサがネットワークで接続さ
れ、互いにメモリの内容を複写可能なマルチプロセッサ
システムのユーザプログラムのロード方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のユーザプログラムロード
方式の一例について、特開平1−282670を挙げる
ことができる。その例のブロック図を図2に示す。
【0003】図2において、共通データバス24にプロ
セッサ21〜23が接続する形になっており、ホスト計
算機20からの制御信号27と28によりプロセッサへ
読み込むデータ切り替えを行っている。
【0004】実行開始番地保持ブロック25はそれぞれ
のプロセッサ21〜23に読み込むユーザプログラムの
実行開始番地を保持するための手段である。実行開始番
地を実行開始番地保持ブロック25に読み込む時には、
ホスト計算機20からの制御信号27をプロセッサ21
〜23対応ごとONにすることにより、共通データバス
24から当該実行開始番地保持ブロック25へ実行開始
番地を取り込み、さらに制御信号28をONにすること
でバス選択ブロック26を介して、当該プロセッサは実
行開始番地保持ブロック25からユーザプログラムの実
行開始番地を獲得する。そして各プロセッサ21〜23
が上述のようにして実行開始番地を獲得した後、ホスト
計算機20から全てのプロセッサ21〜23にユーザプ
ログラムを転送する。
【0005】プロセッサ21〜23にホスト計算機20
からユーザプログラムを転送する時には、制御信号28
をOFFにすることで共通データバス24からバス選択
ブロック26を介して各プロセッサ21〜23がデータ
を読み込むようになっている。したがって、ユーザプロ
グラムを起動する時には、実行開始番地保持ブロック2
5から再度、ユーザプログラム実行開始番地を読み込む
ことでそれぞれのプロセッサ21〜23毎に異なる番地
にユーザプログラムを読み込み可能な構成になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のユーザ
プログラムロード方式では、ユーザプログラムをホスト
計算機から各プロセッサに対しデータバスを通して個々
に転送するので、データバスに接続するプロセッサの数
が増えるに従い、転送速度が低下しユーザプログラムの
ロード時間が長くなるという問題がある。また、ホスト
計算機から各プロセッサにロードするアプリケーション
プログラムは全く同一のものであることを前提としてい
るので各プロセッサで同一プログラムの引数を変えて別
々の条件で動作させることができないという欠点があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方式は、それぞ
れ独立したローカルメモリCPUおよび入出力装置を備
えたプロセッサがネットワークで接続され、前記各プロ
セッサとのファイル入出力処理を行うコントローラを有
するマルチプロセッサシステムにおけるプログラムロー
ド方式において、前記ローカルメモリへ書き込むアプリ
ケーションプログラムをそれぞれのプロセッサで共通な
部分と独立した部分に分類しておき、前記共通な部分に
ついては1つのプロセッサの前記入出力装置のみへ転送
する共通領域送信手段と、前記共通な部分を受信したプ
ロセッサは、指定された前記ローカルメモリへデータを
書き込むとともに、その他のプロセッサの入出力装置へ
前記ネットワークを介してプロセッサ間でローカルメモ
リの内容をコピーするプロセッサ間メモリコピー手段
と、前記プロセッサ間メモリコピー手段により前記共通
な部分を受信したプロセッサは、当該入出力装置から取
り出したデータを指定されるローカルメモリへ書き込む
共通領域書き込む手段と、アプリケーションプログラム
で前記各プロセッサで独立な部分については前記コント
ローラからそれぞれのプロセッサの入出力装置へ前記ネ
ットワークを介して個別に転送する独立領域送信手段
と、前記独立領域送信手段により送り出されたデータを
入出力装置から取り出したプロセッサは、それぞれ当該
プロセッサのローカルメモリへ書き込みを行う独立領域
書き込み手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、2台のプロセッサb、cと各プロセッサとの
ファイル入出力を行うコントローラとしてのホストコン
トローラaを有するマルチプロセッサシステムである。
【0010】プロセッサb、cにロードするアプリケー
ションプログラムはホストコントローラa上で各プロセ
ッサで共通な部分と独立な部分に分かれて存在してお
り、共通な部分をd、独立な部分e、fで示す。各プロ
セッサで独立な部分e、fについてはプロセッサ台数分
必要であり、それぞれプロセッサb、cにロードするた
めのものとしてホストコントローラa上で分かれて存在
している。
【0011】ホストコントローラa上に存在するこのよ
うなアプリケーションプログラムをプロセッサb、cに
ロードする場合、まず各プロセッサb、cで共通な部分
dについてはプロセッサbのみへホストコントローラa
から共通領域送信手段1を用いて送信する。共通部分d
を受け取ったプロセッサbはプロセッサ間メモリコピー
手段2により、受信データバッファgへ受信したデータ
の開始アドレスとサイズを格納すると共に、ローカルメ
モリjへ実際にデータの書き込みを行う。
【0012】そして、受信データバッファgを参照し、
受信したデータサイズの合計が一定値を越える毎にプロ
セッサcへプロセッサ間ネットワークnを介して共通な
領域dをコピーし、共通な領域dを受信したプロセッサ
cは共通領域書き込み手段3によりローカルメモリkへ
共通な領域dを書き込む。
【0013】また、各プロセッサで独立な部分e、fに
ついてはホストコントローラaから独立領域送信手段4
を用いてそれぞれプロセッサb、cへ送信し、ホストコ
ントローラaから受信した独立な領域e、fを受信した
プロセッサb、cは独立領域書き込み手段5によりロー
カルメモリj、kへそれぞれ独立な領域e、fを書き込
む。
【0014】アプリケーションプログラムの各プロセッ
サで共通な部分dには具体的にはアプリケーションプロ
グラムの機械語命令コードと初期化データ、及び非初期
化データが格納されている。データとはアプリケーショ
ンプログラムが参照する外部変数、静的変数である。各
プロセッサで共通部分dはアプリケーションプログラム
をコンパイルして得られるオブジェクトファイルに含ま
れている。
【0015】また、各プロセッサで独立な部分e、f
は、実際にアプリケーションプログラムを実行する時に
指定するプログラム引数や実行する時に設定されている
環境変数が格納されている。各プロセッサで独立な部分
e、fはアプリケーションプログラムをコンパイルした
結果であるオプジェクトファイルには含まれず、ホスト
コントローラaのスタック領域から得られる。
【0016】したがって、各プロセッサで共通な部分d
はユーザプログラムをコンパイルした結果のオブジェク
トファイルを読み込み、プロセッサbへ転送する。オブ
ジェクトファイルには既に各プロセッサにロードするア
ドレスが定義されているのでローカルメモリjのどの番
地にロードするかは共通領域送信手段1が行う。
【0017】また、各プロセッサで独立な部分e、fは
各プロセッサでユーザプログラムを実行する時にスタッ
ク領域に書き込まれている必要がある情報であり、スタ
ックの開始番地は各プロセッサで任意に設定できるた
め、ローカルメモリj、kのどの領域にロードするかは
各プロセッサの独立領域書き込み手段5が行う。
【0018】
【発明の効果】本発明の方式によれば、アプリケーショ
ンプログラムを各プロセッサで共通な部分と独立な部分
に分離し、各プロセッサで共通な部分についてはホスト
コントローラからは1つのプロセッサにロードすること
により、全てのプロセッサへロードすることができるの
でホストと各プロセッサ間の通信データ量を削減でき
る。
【0019】つまり、通信能力の高いプロセッサ間通信
を使用することで、通信処理能力の低いホストとプロセ
ッサ間のデータ量を削減することができるので、プログ
ラム引数を変えるなどの方法で同一のプログラムの別々
の条件で実行することも可能であり、さらに各プロセッ
サへロードする時間を短縮することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 共通領域送信手段 2 プロセッサ間メモリコピー手段 3 共通領域書き込み手段 4 独立領域送信手段 5 独立領域書き込み手段 a ホストコントローラ b、c プロセッサ d アプリケーションプログラムで各プロセッサに共
通な部分 e、a アプリケーションプログラムで各プロセッサ
に独立な部分 g 受信データバッファ h、i CPU j、k ローカルメモリ l、m 入出力装置 n プロセッサ間ネットワーク 21、22、23 プロセッサ 24 データバス 25 実行開始番地情報保持ブロック 26 バス選択ブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独立したローカルメモリCPU
    および入出力装置を備えたプロセッサがネットワークで
    接続され、前記各プロセッサとのファイル入出力処理を
    行うコントローラを有するマルチプロセッサシステムに
    おけるプログラムロード方式において、 前記ローカルメモリへ書き込むアプリケーションプログ
    ラムをそれぞれのプロセッサで共通な部分と独立した部
    分に分類しておき、前記共通な部分については1つのプ
    ロセッサの前記入出力装置のみへ転送する共通領域送信
    手段と、 前記共通な部分を受信したプロセッサは、指定された前
    記ローカルメモリへデータを書き込むとともに、その他
    のプロセッサの入出力装置へ前記ネットワークを介して
    プロセッサ間でローカルメモリの内容をコピーするプロ
    セッサ間メモリコピー手段と、 前記プロセッサ間メモリコピー手段により前記共通な部
    分を受信したプロセッサは、当該入出力装置から取り出
    したデータを指定されるローカルメモリへ書き込む共通
    領域書き込む手段と、 アプリケーションプログラムで前記各プロセッサで独立
    な部分については前記コントローラからそれぞれのプロ
    セッサの入出力装置へ前記ネットワークを介して個別に
    転送する独立領域送信手段と、 前記独立領域送信手段により送り出されたデータを入出
    力装置から取り出したプロセッサは、それぞれ当該プロ
    セッサのローカルメモリへ書き込みを行う独立領域書き
    込み手段を設けたことを特徴とする疎結合型マルチプロ
    セッサシステムにおけるユーザプログラムロード方式。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサ間メモリコピー手段は、
    前記受信したデータサイズの合計が一定値を越える毎に
    機能することを特徴とする請求項1記載のユーザプログ
    ラムロード方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7363481B2 (en) 2002-08-19 2008-04-22 Sony Corporation Information processing method for controlling the function of a plurality of processors, program for realizing the method, and recording medium
KR100842257B1 (ko) * 2005-12-07 2008-06-30 한국전자통신연구원 애플릿 로드 방법 및 그 장치

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JPS6389964A (ja) * 1986-10-03 1988-04-20 Mitsubishi Electric Corp マイクロプログラムのロ−ド及びその確認方式
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