JPH07175642A - ソフトウェアシステム分析支援装置 - Google Patents
ソフトウェアシステム分析支援装置Info
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- JPH07175642A JPH07175642A JP31701493A JP31701493A JPH07175642A JP H07175642 A JPH07175642 A JP H07175642A JP 31701493 A JP31701493 A JP 31701493A JP 31701493 A JP31701493 A JP 31701493A JP H07175642 A JPH07175642 A JP H07175642A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ソフトウェアシステムの構成要素を定義,実
体,表示の3側面で捉え、それぞれを関連付けて別々に
記録蓄積し管理することで、再利用性の高い分析結果を
得やすくし、分析結果を局面ごとに理解しやすく表示で
きるようにする。 【構成】利用者からの指示を入力する入力手段1と、ソ
フトウェアシステムの各構成要素の定義情報に定義ID
を付し記録保持する定義保持手段3と、各構成要素の実
体情報に実体IDを付け定義IDと関連付けて記録保持
する実体保持手段4と、複数の局面における分析結果の
表示情報に局面IDを付し実体IDと関連付けて記録保
持する局面保持手段5と、各手段の情報をそれぞれあら
かじめ定めた形式で表示する表示手段6と、分析対象の
局面の表示情報を一時記憶するカレント局面保持部25
を含み入力手段1からの指示に従い表示画面を介して対
話形式で各情報を関連付けながら作成および更新する更
新処理手段2とから成る。
体,表示の3側面で捉え、それぞれを関連付けて別々に
記録蓄積し管理することで、再利用性の高い分析結果を
得やすくし、分析結果を局面ごとに理解しやすく表示で
きるようにする。 【構成】利用者からの指示を入力する入力手段1と、ソ
フトウェアシステムの各構成要素の定義情報に定義ID
を付し記録保持する定義保持手段3と、各構成要素の実
体情報に実体IDを付け定義IDと関連付けて記録保持
する実体保持手段4と、複数の局面における分析結果の
表示情報に局面IDを付し実体IDと関連付けて記録保
持する局面保持手段5と、各手段の情報をそれぞれあら
かじめ定めた形式で表示する表示手段6と、分析対象の
局面の表示情報を一時記憶するカレント局面保持部25
を含み入力手段1からの指示に従い表示画面を介して対
話形式で各情報を関連付けながら作成および更新する更
新処理手段2とから成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータプログラ
ムの開発に当たり、コンピュータ化の対象となるソフト
ウェアシステムの分析を行う際に使用するソフトウェア
システム分析支援装置に関する。
ムの開発に当たり、コンピュータ化の対象となるソフト
ウェアシステムの分析を行う際に使用するソフトウェア
システム分析支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人手により行われている業務処理などを
コンピュータ化するためにプログラム開発を行う場合に
は、まず対象となる業務などのソフトウェアシステムの
実態を分析し、ソフトウェアシステムを構成する各構成
要素を明確にして相互関係を把握する必要がある。この
ような分析作業を支援するために、従来からソフトウェ
アシステム分析支援装置が用いられている。ソフトウェ
アシステムの分析では、構成要素の性質を明確にするた
めの定義情報と、定義に基づいて存在する実体を表す実
体情報と、各構成要素間の相互関係(分析結果)を認識
しやすく表示するための表示情報とが必要である。従来
のソフトウェアシステム分析支援装置は、定義,実体,
表示という次元の異なる3種類の情報を明確に分離せず
に混在させて取り扱うか、あるいは3種類の情報に分離
はしてもそれらを全く別々に管理しており、その間の関
係は利用者が別に取り扱う必要があった。
コンピュータ化するためにプログラム開発を行う場合に
は、まず対象となる業務などのソフトウェアシステムの
実態を分析し、ソフトウェアシステムを構成する各構成
要素を明確にして相互関係を把握する必要がある。この
ような分析作業を支援するために、従来からソフトウェ
アシステム分析支援装置が用いられている。ソフトウェ
アシステムの分析では、構成要素の性質を明確にするた
めの定義情報と、定義に基づいて存在する実体を表す実
体情報と、各構成要素間の相互関係(分析結果)を認識
しやすく表示するための表示情報とが必要である。従来
のソフトウェアシステム分析支援装置は、定義,実体,
表示という次元の異なる3種類の情報を明確に分離せず
に混在させて取り扱うか、あるいは3種類の情報に分離
はしてもそれらを全く別々に管理しており、その間の関
係は利用者が別に取り扱う必要があった。
【0003】定義情報とは、ある構成要素がどのような
要素(他の構成要素またはデータ)から成りどのような
機能を果たすかを表す情報である。例えば、「社員」と
いう構成要素は、「社員番号」「所属部署」「業務内
容」等のデータ(要素のうち、これ以上詳細に構成内容
を分ける必要がないものをデータと呼ぶ)を社員情報と
して持ち、さまざまな「業務」を実行するという機能を
持つ人であることを示す情報である。
要素(他の構成要素またはデータ)から成りどのような
機能を果たすかを表す情報である。例えば、「社員」と
いう構成要素は、「社員番号」「所属部署」「業務内
容」等のデータ(要素のうち、これ以上詳細に構成内容
を分ける必要がないものをデータと呼ぶ)を社員情報と
して持ち、さまざまな「業務」を実行するという機能を
持つ人であることを示す情報である。
【0004】実体情報とは、定義に基づいて存在する実
際の値(名称や数値)に関する情報である。例えば、あ
る「社員」は「社員番号」の実体として「06145
3」という値(6桁の数字)を持つということを示す情
報である。
際の値(名称や数値)に関する情報である。例えば、あ
る「社員」は「社員番号」の実体として「06145
3」という値(6桁の数字)を持つということを示す情
報である。
【0005】表示情報とは、ある構成要素が他の構成要
素とどのような関係にあるかという分析の結果を、どの
ように表示するかを示す情報である。表示情報すなわち
分析結果をどう表示するかは、対象システムの各局面に
おいて異なる。ここでいう局面とは、対象システムがど
のような動作をしている状態にあるかという機能的な局
面や、どの構成要素を中心に見るかという視点の相違な
どを含む。例えば、伝票処理などの局面では、「社員」
という構成要素の内部に上述した「社員情報」の各要素
が含まれることを明らかにし、その関係を明示的に表示
するのが望ましいが、会議などの局面では、「社員」と
いう構成要素のみが表示されておればよく、「社員情
報」そのものを表示する必要はない。このように、局面
ごとにある構成要素を表示するのかしないのかといった
情報や、要素同志の見た目の配置などを決める情報が表
示情報である。
素とどのような関係にあるかという分析の結果を、どの
ように表示するかを示す情報である。表示情報すなわち
分析結果をどう表示するかは、対象システムの各局面に
おいて異なる。ここでいう局面とは、対象システムがど
のような動作をしている状態にあるかという機能的な局
面や、どの構成要素を中心に見るかという視点の相違な
どを含む。例えば、伝票処理などの局面では、「社員」
という構成要素の内部に上述した「社員情報」の各要素
が含まれることを明らかにし、その関係を明示的に表示
するのが望ましいが、会議などの局面では、「社員」と
いう構成要素のみが表示されておればよく、「社員情
報」そのものを表示する必要はない。このように、局面
ごとにある構成要素を表示するのかしないのかといった
情報や、要素同志の見た目の配置などを決める情報が表
示情報である。
【0006】従来のソフトウェアシステム分析支援装置
では、一つのソフトウェアシステムの異なる局面を表示
するためには、それぞれの局面ごとに最適な表示情報を
作成すると共に、表示される各要素の情報を個別に作成
しなければならず、利用者が各局面間における同一要素
の情報の間で矛盾が存在しないように気をつける必要が
あった。
では、一つのソフトウェアシステムの異なる局面を表示
するためには、それぞれの局面ごとに最適な表示情報を
作成すると共に、表示される各要素の情報を個別に作成
しなければならず、利用者が各局面間における同一要素
の情報の間で矛盾が存在しないように気をつける必要が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、次元
の異なる情報を同時に取り扱おうとすると、個々の情報
を作成する際に、分析しようとするソフトウェアシステ
ムに特有な部分に焦点がおかれ、結果として他のソフト
ウェアシステムにも再利用可能な分析結果を作り出すこ
とは困難であった。
の異なる情報を同時に取り扱おうとすると、個々の情報
を作成する際に、分析しようとするソフトウェアシステ
ムに特有な部分に焦点がおかれ、結果として他のソフト
ウェアシステムにも再利用可能な分析結果を作り出すこ
とは困難であった。
【0008】又、表示情報については、既存のソフトウ
ェアシステム分析支援装置は、原則として一つのソフト
ウェアシステムについて一つの局面を表示する方式であ
り、異なる局面を表示するためには同様な情報をすべて
重複して作成することが必要となっていた。
ェアシステム分析支援装置は、原則として一つのソフト
ウェアシステムについて一つの局面を表示する方式であ
り、異なる局面を表示するためには同様な情報をすべて
重複して作成することが必要となっていた。
【0009】本発明の目的は、上述した欠点を解決し、
ソフトウェアシステムを分析する際に、その個々の構成
要素を定義,実体,表示の三つの側面から捉え、それぞ
れの情報を独立に記録保持すると共に、それらを関係付
けて任意の局面の表示情報を作成することにより、再利
用性の高い分析結果が得られやすく、局面ごとに最適な
方法で分析結果を理解しやすく表示ソフトウェアシステ
ム分析支援装置を提供することである。
ソフトウェアシステムを分析する際に、その個々の構成
要素を定義,実体,表示の三つの側面から捉え、それぞ
れの情報を独立に記録保持すると共に、それらを関係付
けて任意の局面の表示情報を作成することにより、再利
用性の高い分析結果が得られやすく、局面ごとに最適な
方法で分析結果を理解しやすく表示ソフトウェアシステ
ム分析支援装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェアシ
ステム分析支援装置は、利用者からの指示を入力する入
力手段と、ソフトウェアシステムを構成する各構成要素
の定義情報に定義IDを付けて記録保持する定義保持手
段と、各構成要素の実体情報に実体IDを付け定義ID
と関連付けて記録保持する実体保持手段と、複数の局面
における分析結果の表示情報のそれぞれに局面IDを付
け各構成要素を画面上にどう表すかを示す表現情報と各
構成要素の実体IDとを関連付けた局面情報の形式で記
録保持する局面保持手段と、前記各手段の情報をそれぞ
れあらかじめ定めた形式で画面上に表示する表示手段
と、前記局面保持手段が保持する分析結果の表示情報の
一つを一時記憶し前記入力手段からの指示により前記表
示手段により表示された画面を介して各情報を関連付け
ながら対話形式で作成および更新を行う更新処理手段と
を備えて構成されている。
ステム分析支援装置は、利用者からの指示を入力する入
力手段と、ソフトウェアシステムを構成する各構成要素
の定義情報に定義IDを付けて記録保持する定義保持手
段と、各構成要素の実体情報に実体IDを付け定義ID
と関連付けて記録保持する実体保持手段と、複数の局面
における分析結果の表示情報のそれぞれに局面IDを付
け各構成要素を画面上にどう表すかを示す表現情報と各
構成要素の実体IDとを関連付けた局面情報の形式で記
録保持する局面保持手段と、前記各手段の情報をそれぞ
れあらかじめ定めた形式で画面上に表示する表示手段
と、前記局面保持手段が保持する分析結果の表示情報の
一つを一時記憶し前記入力手段からの指示により前記表
示手段により表示された画面を介して各情報を関連付け
ながら対話形式で作成および更新を行う更新処理手段と
を備えて構成されている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【0013】本実施例のソフトウェアシステム分析支援
装置は、図1に示すように、利用者からの指示を入力す
る入力手段1と、指示に従って各情報の作成と更新を行
う更新処理手段2と、定義情報を記録保持する定義保持
手段3と、実体情報を記録保持する実体保持手段4と、
複数の局面情報を記録保持する局面保持手段5と、各情
報の表示を行う表示手段6とから構成されている。
装置は、図1に示すように、利用者からの指示を入力す
る入力手段1と、指示に従って各情報の作成と更新を行
う更新処理手段2と、定義情報を記録保持する定義保持
手段3と、実体情報を記録保持する実体保持手段4と、
複数の局面情報を記録保持する局面保持手段5と、各情
報の表示を行う表示手段6とから構成されている。
【0014】定義保持手段3には、分析対象システムの
各構成要素(システム全体も一つの構成要素とみなす)
がどのようなものであるかを表す定義情報が、定義ID
と対応付けてテーブル形式で記録保持されている。定義
情報は、具体的には各構成要素が「どのような要素(他
の構成要素またはデータ)を持ち、どのような機能を持
つか」という形で表される。定義保持手段3には、あら
かじめ参考例として作成提供されている定義情報に加
え、利用者により作成された定義情報が定義IDにより
識別できるようにして蓄積されていく。
各構成要素(システム全体も一つの構成要素とみなす)
がどのようなものであるかを表す定義情報が、定義ID
と対応付けてテーブル形式で記録保持されている。定義
情報は、具体的には各構成要素が「どのような要素(他
の構成要素またはデータ)を持ち、どのような機能を持
つか」という形で表される。定義保持手段3には、あら
かじめ参考例として作成提供されている定義情報に加
え、利用者により作成された定義情報が定義IDにより
識別できるようにして蓄積されていく。
【0015】実体保持手段4には、定義保持手段3に登
録された構成要素の定義に基づいて生成された個々の分
析ケースに特有な実体情報が、それを生成する元になっ
た構成要素の定義IDと共に、実体IDと対応付けてテ
ーブル形式で記録保持されている。定義情報の場合と同
様に、実体保持手段4には、あらかじめ作成提供されて
いる参考例に加え、利用者により作成された実体情報が
実体IDにより識別できるようにして蓄積されていく。
録された構成要素の定義に基づいて生成された個々の分
析ケースに特有な実体情報が、それを生成する元になっ
た構成要素の定義IDと共に、実体IDと対応付けてテ
ーブル形式で記録保持されている。定義情報の場合と同
様に、実体保持手段4には、あらかじめ作成提供されて
いる参考例に加え、利用者により作成された実体情報が
実体IDにより識別できるようにして蓄積されていく。
【0016】局面保持手段5には、局面IDと対応付け
られた局面情報がテーブル形式で記録保持されている。
局面情報とは、システムのある局面における解析結果
(各構成要素の相互関係)を理解しやすく表示するため
に必要な画面表示情報であり、画面に示される個々の要
素の表現情報と対応する実体IDとがセットで格納され
たテーブルと、局面名称とから成る。表現情報とは、個
々の要素を画面にどのように表示するかを示した情報で
あり、それとセットになっている実体IDによって、そ
の要素の実体がどれであるかを示している。局面情報に
ついても、定義情報の場合と同様に、局面保持手段5に
は、あらかじめ作成提供されている参考例に加え、利用
者により作成された局面情報が局面IDにより識別でき
るようにして蓄積されていく。
られた局面情報がテーブル形式で記録保持されている。
局面情報とは、システムのある局面における解析結果
(各構成要素の相互関係)を理解しやすく表示するため
に必要な画面表示情報であり、画面に示される個々の要
素の表現情報と対応する実体IDとがセットで格納され
たテーブルと、局面名称とから成る。表現情報とは、個
々の要素を画面にどのように表示するかを示した情報で
あり、それとセットになっている実体IDによって、そ
の要素の実体がどれであるかを示している。局面情報に
ついても、定義情報の場合と同様に、局面保持手段5に
は、あらかじめ作成提供されている参考例に加え、利用
者により作成された局面情報が局面IDにより識別でき
るようにして蓄積されていく。
【0017】以上述べたように、定義情報,実体情報,
局面情報は、それぞれ定義ID,実体ID,局面IDに
よって識別され、定義保持手段3,実体保持手段4,局
面保持手段5に別々に記録蓄積されるが、相互の関連付
けがIDを用いて行われるように構成されている。
局面情報は、それぞれ定義ID,実体ID,局面IDに
よって識別され、定義保持手段3,実体保持手段4,局
面保持手段5に別々に記録蓄積されるが、相互の関連付
けがIDを用いて行われるように構成されている。
【0018】表示手段6は、定義保持手段3に格納され
ている多数の定義情報の中から指定された定義情報を決
められた形式(図2参照)で画面に表示する定義表示部
61と、実体保持手段4に格納されている多数の実体情
報の中から指定された実体情報を決められた形式(図3
参照)で画面に表示する実体表示部62と、局面保持手
段5に格納されている多数の局面情報の中から指定され
たシステムに関する局面情報のリストを決められた形式
(図4参照)で画面に表示する局面一覧表示部63と、
カレント局面保持部25に保持されている局面情報に基
づいてシステム又は構成要素を構成する各要素間の関係
(分析結果)を画面上に図形表示する表現情報表示部6
4とから成る。カレント局面保持部25は、局面保持手
段5に記録されている局面情報のうちの任意の一つの局
面情報を一時記憶する記憶部であり、現在この装置で取
り扱っている処理中の局面情報が保持される。
ている多数の定義情報の中から指定された定義情報を決
められた形式(図2参照)で画面に表示する定義表示部
61と、実体保持手段4に格納されている多数の実体情
報の中から指定された実体情報を決められた形式(図3
参照)で画面に表示する実体表示部62と、局面保持手
段5に格納されている多数の局面情報の中から指定され
たシステムに関する局面情報のリストを決められた形式
(図4参照)で画面に表示する局面一覧表示部63と、
カレント局面保持部25に保持されている局面情報に基
づいてシステム又は構成要素を構成する各要素間の関係
(分析結果)を画面上に図形表示する表現情報表示部6
4とから成る。カレント局面保持部25は、局面保持手
段5に記録されている局面情報のうちの任意の一つの局
面情報を一時記憶する記憶部であり、現在この装置で取
り扱っている処理中の局面情報が保持される。
【0019】更新処理手段2は、入力手段1から与えら
れた指示に基づき何を更新(作成,変更,削除を含む)
するかを判断する処理判別部21と、定義情報の更新を
行う定義処理部22と、実体情報の更新を行う実体処理
部23と、表示情報に関する処理を行う表現処理部24
と、現在処理中の局面の局面情報を保持するカレント局
面保持部25とから成る。表現処理部24には、局面保
持手段5に保持されている全局面情報に関する処理を制
御する局面情報処理部241と、カレント局面保持部2
5が保持する局面情報中の表現情報を更新する表現情報
処理部242とが含まれる。
れた指示に基づき何を更新(作成,変更,削除を含む)
するかを判断する処理判別部21と、定義情報の更新を
行う定義処理部22と、実体情報の更新を行う実体処理
部23と、表示情報に関する処理を行う表現処理部24
と、現在処理中の局面の局面情報を保持するカレント局
面保持部25とから成る。表現処理部24には、局面保
持手段5に保持されている全局面情報に関する処理を制
御する局面情報処理部241と、カレント局面保持部2
5が保持する局面情報中の表現情報を更新する表現情報
処理部242とが含まれる。
【0020】入力手段1を通して入力された動作指示
は、処理判別部21により、どの構成要素に対するもの
か、定義,実体,表示のいずれを更新する指示かが判断
され、それぞれ定義処理部22,実体処理部23,表現
処理部24に渡される。
は、処理判別部21により、どの構成要素に対するもの
か、定義,実体,表示のいずれを更新する指示かが判断
され、それぞれ定義処理部22,実体処理部23,表現
処理部24に渡される。
【0021】定義処理部22は、処理判別部21から与
えられた指示に従って、定義保持手段3に保持されてい
る指示された構成要素の定義情報を定義表示部61を介
して画面に表示させる。利用者は、この画面を介して必
要な項目の更新(データや機能の追加,削除など)を行
う。その結果は、定義表示部61により直ちに可視化さ
れて利用者にフィードバックされ、利用者の確認を受け
てから更新が実行される。図2は、定義表示部61によ
って可視化された定義情報の表示例であり、音楽媒体
(LP,CD,テープなど)の定義情報を示す。上段の
音楽媒体の構成要素を定義する属性プラウザと、下段の
機能を定義するメソッドプラウザとの二つのウインドウ
から成り、それぞれの左側には構成要素および機能の名
称が、右側にはカーソル(網掛けで表示)位置の名称に
対応する定義が表示されている。なお、新規登録の場合
には、何も記入されていない同様な画面が表示される。
えられた指示に従って、定義保持手段3に保持されてい
る指示された構成要素の定義情報を定義表示部61を介
して画面に表示させる。利用者は、この画面を介して必
要な項目の更新(データや機能の追加,削除など)を行
う。その結果は、定義表示部61により直ちに可視化さ
れて利用者にフィードバックされ、利用者の確認を受け
てから更新が実行される。図2は、定義表示部61によ
って可視化された定義情報の表示例であり、音楽媒体
(LP,CD,テープなど)の定義情報を示す。上段の
音楽媒体の構成要素を定義する属性プラウザと、下段の
機能を定義するメソッドプラウザとの二つのウインドウ
から成り、それぞれの左側には構成要素および機能の名
称が、右側にはカーソル(網掛けで表示)位置の名称に
対応する定義が表示されている。なお、新規登録の場合
には、何も記入されていない同様な画面が表示される。
【0022】実体処理部23は、処理判別部21から与
えられた指示に従って、実体保持手段4に保持されてい
る指示された構成要素の実体情報を実体表示部62を介
して画面に表示させる。利用者は、この画面を介して必
要な項目の更新を行う。その結果は、実体表示部61に
より直ちに可視化されてフィードバックされ、利用者の
確認を受けると更新が実行される。図3は、表示手段6
によって可視化された実体情報の表示例であり、図2に
示した音楽媒体に対応する実体としてCDを定義した例
を示す。実体には、構成要素そのものだけでなく、構成
要素同志の関係を表す「関連」も含まれる。この「関
連」を更新した場合には、関係する構成要素の実体情報
も整合性を保つように更新される。
えられた指示に従って、実体保持手段4に保持されてい
る指示された構成要素の実体情報を実体表示部62を介
して画面に表示させる。利用者は、この画面を介して必
要な項目の更新を行う。その結果は、実体表示部61に
より直ちに可視化されてフィードバックされ、利用者の
確認を受けると更新が実行される。図3は、表示手段6
によって可視化された実体情報の表示例であり、図2に
示した音楽媒体に対応する実体としてCDを定義した例
を示す。実体には、構成要素そのものだけでなく、構成
要素同志の関係を表す「関連」も含まれる。この「関
連」を更新した場合には、関係する構成要素の実体情報
も整合性を保つように更新される。
【0023】表現処理部24は、与えられた指示に従っ
て、各局面ごとの分析結果を画面表示するための表示情
報の更新を行う。この更新は、局面保持手段5に保持さ
れている局面情報のリストからどの局面情報を更新する
かを選択する段階と、選択された局面情報に含まれる表
現情報の更新との2段階で行われる。
て、各局面ごとの分析結果を画面表示するための表示情
報の更新を行う。この更新は、局面保持手段5に保持さ
れている局面情報のリストからどの局面情報を更新する
かを選択する段階と、選択された局面情報に含まれる表
現情報の更新との2段階で行われる。
【0024】まず、局面情報処理部241が、局面保持
手段5に保持されている局面情報の中から、分析対象の
ソフトウェアシステムに関する局面情報を取り出し、局
面一覧表示部63によって局面名称の一覧を利用者に提
示する。図4は、局面一覧表示部63による局面名称の
一覧の表示例であり、CD検索システムに関するものを
示す。更新しようとする局面名称をカーソルで選択し、
復元(更新後置換)を指示するとその局面情報がカレン
ト局面保持部25に格納され、表現情報処理部242に
処理が渡される。新規の局面情報を登録する場合には、
追加を指示することによりカーソル位置に関係なく表現
情報処理部242に処理が渡され、新規作成画面が表示
される。
手段5に保持されている局面情報の中から、分析対象の
ソフトウェアシステムに関する局面情報を取り出し、局
面一覧表示部63によって局面名称の一覧を利用者に提
示する。図4は、局面一覧表示部63による局面名称の
一覧の表示例であり、CD検索システムに関するものを
示す。更新しようとする局面名称をカーソルで選択し、
復元(更新後置換)を指示するとその局面情報がカレン
ト局面保持部25に格納され、表現情報処理部242に
処理が渡される。新規の局面情報を登録する場合には、
追加を指示することによりカーソル位置に関係なく表現
情報処理部242に処理が渡され、新規作成画面が表示
される。
【0025】表現情報処理部242は、カレント局面保
持部25に保持されている局面の表示画面を、表現情報
表示部64によって可視化し利用者に示す。図5は、表
現情報表示部64によって可視化された表示例であり、
図4中のカーソルが表示されているCDの内部構造に関
する表示例である。図5に示されている各部分図形はそ
れぞれ一つの実体情報と対応し、表現情報と実体IDと
の組み合わせとして局面情報に記録されている。更新は
通常の対話形式による図形処理の手法により行われ、表
示位置の変更,削除,新規作成などの変更内容に応じて
カレント局面保持部25の局面情報中の表現情報の更新
が行われる。
持部25に保持されている局面の表示画面を、表現情報
表示部64によって可視化し利用者に示す。図5は、表
現情報表示部64によって可視化された表示例であり、
図4中のカーソルが表示されているCDの内部構造に関
する表示例である。図5に示されている各部分図形はそ
れぞれ一つの実体情報と対応し、表現情報と実体IDと
の組み合わせとして局面情報に記録されている。更新は
通常の対話形式による図形処理の手法により行われ、表
示位置の変更,削除,新規作成などの変更内容に応じて
カレント局面保持部25の局面情報中の表現情報の更新
が行われる。
【0026】更新処理の最中に、実体情報の更新(新規
作成,名称変更)を要する状況が発生すると、実体処理
部23が呼び出されて実体情報の処理画面が表示され、
実体情報の更新処理が終了すると元の画面に戻って表現
情報の更新が実行される。表現情報処理部242による
表現情報の更新が終了すると、局面情報処理部241に
より再度図4の局面名称一覧表が表示されるので、復元
または追加を指示することにより、局面保持手段5の該
当する局面情報の置換または新規登録が行われる。な
お、新規の局面情報を登録する場合でも、局面名称一覧
表で最初は復元を指示し、その局面情報を全面的に変更
して新規の局面情報とし、最終的には追加を指示するこ
とも可能であり、蓄積された情報資産の有効活用が可能
である。
作成,名称変更)を要する状況が発生すると、実体処理
部23が呼び出されて実体情報の処理画面が表示され、
実体情報の更新処理が終了すると元の画面に戻って表現
情報の更新が実行される。表現情報処理部242による
表現情報の更新が終了すると、局面情報処理部241に
より再度図4の局面名称一覧表が表示されるので、復元
または追加を指示することにより、局面保持手段5の該
当する局面情報の置換または新規登録が行われる。な
お、新規の局面情報を登録する場合でも、局面名称一覧
表で最初は復元を指示し、その局面情報を全面的に変更
して新規の局面情報とし、最終的には追加を指示するこ
とも可能であり、蓄積された情報資産の有効活用が可能
である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソフトウ
ェアシステム分析支援装置によれば、ソフトウェアシス
テムの構成要素を定義,実体,表示の三つの側面から捉
え、各側面の情報を相互に関連付けて別々に記録管理
し、それらの関連を保った形で表示することができるた
め、抽象性の高い形で再利用可能なシステム分析結果が
得やすく、作成済みの情報を有効に活用できる効果があ
る。
ェアシステム分析支援装置によれば、ソフトウェアシス
テムの構成要素を定義,実体,表示の三つの側面から捉
え、各側面の情報を相互に関連付けて別々に記録管理
し、それらの関連を保った形で表示することができるた
め、抽象性の高い形で再利用可能なシステム分析結果が
得やすく、作成済みの情報を有効に活用できる効果があ
る。
【0028】又、複数の局面における表現情報を扱い、
任意に切り替えることによって、各局面の間の整合性を
保ったままでソフトウェアシステムを様々な視点から見
ることができ、ソフトウェアシステムの構成が理解しや
すくなるいう効果を有している。
任意に切り替えることによって、各局面の間の整合性を
保ったままでソフトウェアシステムを様々な視点から見
ることができ、ソフトウェアシステムの構成が理解しや
すくなるいう効果を有している。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】定義情報の設定および更新画面の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図3】実体情報の設定および更新画面の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図4】局面一覧リストの表示例を示す説明図である。
【図5】表示情報の設定および更新画面の一例を示す説
明図である。
明図である。
1 入力手段 2 更新処理手段 3 定義保持手段 4 実体保持手段 5 局面保持手段 6 表示手段 21 処理判別部 22 定義処理部 23 実体処理部 24 表現処理部 25 カレント局面保持部 61 定義表示部 62 実体表示部 63 局面一覧表示部 64 表現情報表示部 241 局面情報処理部 242 表現情報処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 利用者からの指示を入力する入力手段
と、ソフトウェアシステムを構成する各構成要素の定義
情報に定義IDを付けて記録保持する定義保持手段と、
各構成要素の実体情報に実体IDを付け定義IDと関連
付けて記録保持する実体保持手段と、複数の局面におけ
る分析結果の表示情報のそれぞれに局面IDを付け各構
成要素を画面上にどう表すかを示す表現情報と各構成要
素の実体IDとを関連付けた局面情報の形式で記録保持
する局面保持手段と、前記各手段の情報をそれぞれあら
かじめ定めた形式で画面上に表示する表示手段と、前記
局面保持手段が保持する分析結果の表示情報の一つを一
時記憶し前記入力手段からの指示により前記表示手段に
より表示された画面を介して各情報を関連付けながら対
話形式で作成および更新を行う更新処理手段とを備えた
ことを特徴とするソフトウェアシステム分析支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31701493A JPH07175642A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ソフトウェアシステム分析支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31701493A JPH07175642A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ソフトウェアシステム分析支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175642A true JPH07175642A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18083457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31701493A Withdrawn JPH07175642A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | ソフトウェアシステム分析支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175642A (ja) |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31701493A patent/JPH07175642A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |