JPH07334581A - 商品陳列シミュレーションシステム - Google Patents

商品陳列シミュレーションシステム

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JPH07334581A
JPH07334581A JP13066494A JP13066494A JPH07334581A JP H07334581 A JPH07334581 A JP H07334581A JP 13066494 A JP13066494 A JP 13066494A JP 13066494 A JP13066494 A JP 13066494A JP H07334581 A JPH07334581 A JP H07334581A
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JP
Japan
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product
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Application number
JP13066494A
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English (en)
Inventor
Hideo Inoue
英雄 井上
Hitoshi Ono
仁 大野
Kazuo Shoda
和夫 鎗田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な商品レイアウトを容易に得ることがで
きる商品陳列シミュレーションシステムを提供する。 【構成】 棚表示手段14が、指示入力手段12から供
給される指示データで指定される陳列棚を視点位置から
見て得られる画像を、表示装置に表示する。また、選択
手段Aが、指示入力手段12から供給される指示データ
に基づいて、記憶手段11に記憶された商品データか
ら、陳列棚に陳列する商品を表す商品データを選択す
る。そして、商品表示手段Bが、選択手段Aにより選択
された商品データに対応付けられた画像データと、指示
入力手段12から供給される指示データで指定される配
置位置と予め設定された視点位置とに基づいた商品の画
像を、表示装置上の配置位置に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陳列棚に陳列される商
品の配置を決定するための商品陳列シミュレーションシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ある種の商品の製造業者等
は、自社の商品を販売する販売店の店頭において、商品
をより効果的に陳列させるよう、陳列される商品の配置
(以後、商品レイアウトと称す)等を指導するための販
売促進冊子(以後、指導冊子という)を作成し、各販売
店に配布している。通常、この種の指導冊子には、店員
が、容易に商品レイアウトを理解できるよう、商品を陳
列した状態の陳列棚(以下、什器という)の写真が掲載
されている。
【0003】従来、商品を陳列した什器の写真は、撮影
スタジオ等において、什器に商品を実際に陳列して撮影
されていた。前述したように、商品レイアウトは、効果
的である必要があるため、その撮影には極めて時間がか
かる。したがって、撮影前に商品レイアウトを決定して
おくことが好ましく、視覚的な効果等を確認するため
に、什器が描かれた台紙上に、陳列しようとする商品の
写真を実際に貼付して商品レイアウトを決定するという
手法が一般に採られていた。すなわち、撮影前に、商品
の陳列作業をシミュレート(simulate)して商品レイア
ウトを決定していた。
【0004】上記シミュレートの過程において、陳列し
ようとする商品の写真は、例えば、多くの商品が掲載さ
れた商品カタログ等から所望の写真を探し出し、当該写
真を切り抜いて得ている。この際、視覚的な効果等を正
確に判断するために、切り抜いた各写真の縮尺を同一と
する必要がある。したがって、切り抜き作業前に、所望
の写真を拡大または縮小複写して縮尺を統一していた。
【0005】しかしながら、上述した手法では、商品カ
タログ等に印刷された所望の写真を探し出し、当該写真
を拡大または縮小複写した後に切り抜き、台紙に貼付す
る作業が必要となる。この作業は、当然ながら人手によ
る作業であり、多大な労力を要した。また、決定済みの
商品レイアウトを修正する場合には、台紙に貼付した写
真を剥して再度貼付したり、新たに上述した一連の作業
を行ったりする必要があり、多大な労力を要した。
【0006】さらに、商品レイアウトを複数種類決定す
る場合にも、上述した一連の作業を繰り返し行う必要が
あり、多大な労力を要した。これに加えて、切り抜き作
業を繰り返し行うには、多くの商品カタログが必要とな
り、シミュレートにかかる費用も大となるという問題が
あった。そこで、近年では、コンピュータを用いて、写
真を切り抜くことなく商品レイアウトを決定可能な商品
陳列シミュレーションシステムが開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のシステムは、通常、一つの商品に対する画像は一つだ
けであり、商品が陳列される位置に応じて変わることは
ない。実際には、陳列される位置に応じて商品の見え方
は変わるものであるが、CRT(cathode ray tube)等
の画面上では、例えば、商品が視点位置よりも下側の棚
に陳列された場合の画像と、上側の棚に陳列された場合
の画像とが同一となってしまう。すなわち、操作者は、
実際の見え方と異なる陳列イメージを参照しながら商品
レイアウトを作成することになる。また、当然ながら、
様々な視点位置から見える陳列イメージを確認すること
もできない。したがって、視覚的な効果等を正確に確認
することができず、正確な商品レイアウトを作成するこ
とが困難であるという問題があった。
【0008】このため、什器の画像を視点位置に応じた
ものとするとともに、商品の画像を視点位置および配置
位置に応じたものとし、正確な陳列イメージを得ること
ができる商品陳列シミュレーションシステムが待望され
ている。本発明は、上述した事情に鑑みて為されたもの
であり、正確な商品レイアウトを容易に得ることができ
る商品陳列シミュレーションシステムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の商品陳
列シミュレーションシステムは、商品が陳列される陳列
棚の画像を表示装置に表示するとともに、商品の画像を
前記陳列棚の画像上に配置して商品レイアウトを決定す
る商品陳列シミュレーションシステムであって、商品を
複数の方向から眺めて得られる複数の2次元画像データ
と商品を特定可能な商品データとを対応付けて記憶する
とともに、前記陳列棚を前記複数の方向から眺めて得ら
れる複数の2次元画像データを記憶する記憶手段と、操
作者の指示に応じた指示データを出力する指示入力手段
と、前記指示入力手段から供給される指示データで指定
される前記陳列棚の複数の2次元画像データのうち、予
め設定された視点位置に基づいた2次元画像データで表
される画像を前記表示装置に表示する棚表示手段と、前
記指示入力手段から供給される指示データに基づいて、
前記記憶手段に記憶された商品データから、前記陳列棚
に陳列する商品を表す商品データを選択する選択手段
と、前記選択手段により選択された商品データに対応す
る複数の2次元画像データのうち、前記指示入力手段か
ら供給される指示データで指定される配置位置と前記視
点位置とに基づいた2次元画像データで表される画像
を、前記配置位置に表示させる商品表示手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載の商品陳列シミュレ
ーションシステムは、商品が陳列される陳列棚の画像を
表示装置に表示するとともに、商品の画像を前記陳列棚
の画像上に配置して商品レイアウトを決定する商品陳列
シミュレーションシステムであって、商品の3次元商品
画像データと商品を特定可能な商品データとを対応付け
て記憶するとともに、前記陳列棚の3次元画像データを
記憶する記憶手段と、操作者の指示に応じた指示データ
を出力する指示入力手段と、前記指示入力手段から供給
される指示データで指定される前記陳列棚の3次元画像
データと予め設定された視点位置とに基づいて、該陳列
棚の画像を前記表示装置に表示する棚表示手段と、前記
指示入力手段から供給される指示データに基づいて、前
記記憶手段に記憶された商品データから、前記陳列棚に
陳列する商品を表す商品データを選択する選択手段と、
前記指示入力手段から供給される指示データで指定され
る配置位置と前記視点位置と前記選択手段により選択さ
れた商品データに対応する3次元画像データとに基づい
て、該商品データに特定される商品の画像を前記配置位
置に表示させる商品表示手段とを具備することを特徴と
している。
【0011】さらに、請求項3に記載の商品陳列シミュ
レーションシステムは、請求項1または2いずれかに記
載の発明による商品陳列シミュレーションシステムにお
いて、前記指示入力手段から供給される指示データに応
じて前記視点位置を設定する視点設定手段を具備するこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の商品陳列シミュレーションシ
ステムによれば、棚表示手段が、指示入力手段から供給
される指示データで指定される陳列棚の複数の2次元画
像データのうち、予め設定された視点位置に基づいた2
次元画像データで表される画像を表示装置に表示する。
また、選択手段が、指示入力手段から供給される指示デ
ータに基づいて、記憶手段に記憶された商品データか
ら、陳列棚に陳列する商品を表す商品データを選択す
る。そして、商品表示手段が、前記選択手段により選択
された商品データに対応付けて記憶手段に記憶された複
数の2次元画像データのうち、前記指示入力手段から供
給される指示データで指定される配置位置と予め設定さ
れた視点位置とに基づいた2次元画像データで表される
画像を、表示装置上の前記配置位置に表示させる。
【0013】また、請求項2に記載の商品陳列シミュレ
ーションシステムによれば、棚表示手段が、指示入力手
段から供給される指示データで指定される陳列棚の3次
元画像データと予め設定された視点位置とに基づいて、
該陳列棚の画像を前記表示装置に表示する。また、上述
した場合と同様に、選択手段が、陳列棚に陳列する商品
を表す商品データを選択する。そして、商品表示手段
が、指示入力手段から供給される指示データで指定され
る配置位置と前記視点位置と前記選択手段により選択さ
れた商品データに対応して記憶手段に記憶された3次元
画像データとに基づいて、該商品データに特定される商
品の画像を、前記配置位置に表示させる。
【0014】すなわち、請求項1あるいは請求項2に記
載の商品陳列シミュレーションシステムによれば、視点
位置に応じた陳列棚の画像と視点位置および配置位置に
応じた商品の画像とが表示され、正確な陳列イメージが
得られる。また、請求項3に記載の商品陳列シミュレー
ションシステムによれば、視点設定手段が、前記指示入
力手段から供給される指示データに応じて前記視点位置
を設定するため、様々な視点位置に応じた陳列イメージ
が確認可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例による商品陳
列シミュレーションシステム1の機能構成の一部を示す
ブロック図である。また、図2は、図1のシステム1の
物理的な構成を示すブロック図である。ここでは、ま
ず、図2を参照し、システム1の物理的な構成から説明
する。
【0016】図2において、2は演算装置であり、図示
せぬCPU,ROM,RAM,各種I/Oインタフェー
ス等を有するコンピュータからなり、後述する構成要素
3〜7が接続されている。指示入力装置3は、キーボー
ドやマウス等からなり、操作者の指示を表すデータを演
算装置2へ入力する。記憶装置4は、光磁気ディスクや
ハードディスク等の大容量の記憶装置であり、後述する
各種データベースや商品の画像データファイル、各種プ
ログラム等を記憶している。
【0017】なお、記憶装置4中の画像データファイル
には、通常の印刷物として耐え得る程度に高い解像度の
2次元画像データ(以後、元画像データと称す)が、複
数種類(例えば、3種類)だけ記録されている。ここ
で、図面を参照して、ファイル中に記録された元画像デ
ータについて説明する。本実施例においては、一つの画
像データファイルに、例えば、図3(a)〜図3(c)
に示す3種類の画像を表す元画像データが記録される。
【0018】図3(a)に示す画像は、円柱状の商品が
購買者の視点より上方にある場合に、購買者により視認
される商品の画像である。また、図3(b)に示す画像
は、同商品が、購買者の視点と略一致する高さにある場
合に、購買者により視認される商品の画像である。さら
に、図5(c)に示す画像は、同商品が購買者の視点よ
り下方の棚に陳列された場合に、購買者により視認され
る商品の画像である。
【0019】ただし、実際には、商品は棚段上に載置さ
れるため、図4(a),図4(c)に示すように、棚段
に隠れる部分が発生する場合もある。したがって、商品
の下側の棚段TD1を表す画像、商品の上側の棚段TD
2を表す画像、什器の背面板HBを表す画像、および商
品を表す画像(図3(a)〜図3(c)に示す画像)に
対して、視点に対する高さに応じた優先度を定め、優先
度の高い画像を優先して表示するようになっている。
【0020】例えば、図4(a)に示す画像は、各画像
の優先度を、(背面版HB)<(棚段TD2)<(商
品)<(棚段TD1)とすることにより容易に得られ
る。また、図4(b)に示す画像は、各画像の優先度
を、(背面版HB)<(棚段TD2)<(商品)、か
つ、(背面版HB)<(棚段TD1)<(商品)とする
ことにより得られる。さらに、図4(c)に示す画像
は、各画像の優先度を、(背面版HB)<(棚段TD
1)<(商品)<(棚段TD2)とすることにより得ら
れる。
【0021】画像データファイルは、上述した3種類の
元画像データに限らず、陳列棚の段数に応じた種類の元
画像データを持つようにしても良いが、本実施例では、
説明が煩雑化するのを避けるために、一つの画像データ
ファイルに記録される元画像データは、3種類のみとす
る。したがって、以後、最大でも3段の棚を有する什器
を用いて商品を陳列するものとして説明する。
【0022】各元画像データは、商品を撮影して得られ
る矩形の画像を表す画像データと、矩形の画像から商品
部分の画像のみを切り抜くためのマスクデータとからな
り、元画像データで表される画像は、商品の背景部分
や、棚段に隠れる部分が透明となる矩形画像となってい
る。こうすることにより、矩形の画像中に背景部分が存
在するような場合にも、複数の商品の画像を表示または
印刷する際に、矩形部分中の物品の画像が途中で切れた
り、各画像中の背景部分の色が異なったり、棚段に喰い
込んだりすることがない。
【0023】演算装置2は、ROMまたは記憶装置4に
記憶された陳列シミュレーションプログラムと、指示入
力装置3から入力されるデータに基づいて作動する。こ
れにより、演算装置2は、記憶装置4との間で、各種デ
ータをやりとりするとともに、CRT(cathode ray tu
be)等の表示装置7に、各種の画像を表示させる。ま
た、演算装置2は、必要に応じて、カラープリンタ5ま
たはフィルム出力装置6へ画像データを供給する。
【0024】カラープリンタ5は、商品の陳列イメージ
を十分に表現可能な印刷品質のプリンタであり、その出
力結果は、商品レイアウト決定前に、商品の陳列イメー
ジを確認するために用いられる。また、フィルム出力装
置6は、演算装置2から供給される画像データに応じた
4色分解版を作成する装置であり、各色(YMCK)毎
の4枚のフィルムが作成される。ここで、作成される4
枚のフィルムは、後に、レーザー露光装置等に用いら
れ、画像データに応じた画像が印刷されることになる。
【0025】次に、演算装置2が陳列シミュレーション
プログラムを実行することにより提供される各種機能に
ついて説明する。ここでは、まず、記憶装置4中の各種
データベースを管理するための機能について、図5〜図
8を参照して説明する。これらの図は、表示装置7の表
示画面を示す図であり、各図に共通する部分には、同一
の符号を付してある。
【0026】演算装置2は、指示入力装置3を介して入
力されるデータに応じて、記憶装置4中のデータベース
に対して、データの登録・更新・削除・検索等の管理処
理を行うための機能を提供する。この管理処理を行うた
めには、まず、各種データベースの構造を定義する必要
があるが、ここでは、予め定義済みであるものとする。
【0027】すなわち、記憶装置4中には、什器に陳列
される可能性のある商品に関する商品データからなる商
品データベース、商品が属するブランドに関するブラン
ドデータからなるブランドデータベース、商品の用途に
関する用途データからなる用途データベース、商品の元
画像データが記録されている画像データファイルのファ
イル名や商品の実寸法、商品の画像の表示寸法等に関す
る画像関連データからなる画像関連データベース、什器
自体に関するデータからなる什器データベースが構築さ
れている。なお、本実施例では、各データベースは、関
係型データベースであり、各々、いくつかのテーブルか
ら構成されるものとする。もちろん、関係型データベー
ス以外の態様も可能である。
【0028】まず、ブランドデータベースの管理処理に
ついて説明する。ブランドデータベース中のデータの管
理処理は、図5に一例を示すフォームFM1を用いて行
われる。例えば、ブランドデータの登録処理は、操作者
が、表示装置7に表示されたフォームFM1を見ながら
指示入力装置3を操作し、フォームFM1中の複数のフ
ィールドBF1〜BF4に、ブランドコード、ブランド
名、当該ブランドの略称であるイニシャル、当該ブラン
ドに対する文章情報であるコメントを入力し、入力終了
後に、指示入力装置3により登録ボタンB1をクリック
することにより為される。また、クローズボタンB2を
クリックすることにより、フォームFM1が閉じられ、
登録処理が終了する。
【0029】また、什器データベースの管理処理は、図
6に一例を示すフォームFM2を用いて行われる。フォ
ームFM2には、什器コード、什器名称、棚段ピッチ
(棚段を取り付けるための孔等のピッチ)、什器の陳列
面の数等のデータに対応するフィールドJF1〜JF1
1が設けられるとともに、更新ボタンB3、削除ボタン
B4、クローズボタンB2が設けられている。したがっ
て、このフォームFM2を用いて、什器データの更新・
削除処理を行うことができる。もちろん、フォーム2と
略同様なフォームを用いて什器データの登録処理を行う
こともできる。
【0030】次に、画像関連データベースの管理処理
は、図7に一例を示すフォームFM3を用いて行われ
る。このフォームFM3には、画像コード、画像名称、
画像の実際の寸法(以後、実寸法と称す)、画像データ
ファイルのファイル名、表示装置7に表示される画像の
寸法(表示寸法)、カラープリンタ5およびフィルム出
力装置6から出力される画像の寸法(出力寸法)等のデ
ータに対応するフィールドIF1〜IF11が設けら
れ、更新ボタンB3、削除ボタンB4、クローズボタン
B2、画像ファイル選択ボタンB5が設けられている。
画像ファイル選択ボタンB5は、クリックされることに
より、ファイルシステム中のファイルのリストを表示す
るものであり、フィールドIF6のファイル名を選択可
能とするものである。したがって、このフォームを用い
て、画像関連データの更新・削除処理を行うことができ
る。なお、フィールドIF6のファイル名は、一般的な
ファイルシステムにおいては、ドライブ名およびディレ
クトリ名をも含んでいる。
【0031】また、一つの商品データに対して、複数の
画像データファイルが対応する場合には、これら複数の
画像データファイルのファイル名を、例えば、“gazou
1”,“gazou2”,“gzaou3”,……というように、末
尾の番号部分を除く文字列が同一となるように設定して
おく。こうすることにより、後述するレイアウト処理に
おいて、末尾の番号部分を除く文字列が同一となるファ
イル名の画像データファイルを読み出し、各ファイル中
の画像データで表される画像を表示装置7に表示して、
操作者に選択させることができる。
【0032】次に、商品データベースの管理処理は、図
8に一例を示すフォームFM4を表示装置7に表示して
行われる。このフォームには、商品コード、商品名、ブ
ランドコード、用途コード、商品分類(後述する)等の
データに対応するフィールドSF1〜SF8と、登録ボ
タンB1、削除ボタンB4、クローズボタンB2、およ
び画像登録ボタンB6が設けられている。画像登録ボタ
ンB6がクリックされた場合には、図7に示すフォーム
FM3を呼び出し、このフォームFM3を用いて所望の
画像関連データが検索され、商品データと関係付けられ
る。このように、このフォームを用いて、商品データの
登録・削除処理を行うことができる。
【0033】また、このフォームFM4中には、複合商
品選択ボタンB7が設けられている。このボタンB7
は、複数の商品からなる商品(以後、複合商品と称す)
を登録する際にクリックされるものであり、複合商品選
択ボタンB7がクリックされた場合には、商品データの
リストから、複合商品に含まれる個々の商品の商品デー
タが選択され、選択された商品データが、複合商品の商
品データと関係付けられる。この際、複合商品の商品デ
ータ中のフィールドSF5には、複合商品であることを
表すデータが入力される。なお、通常、フィールドSF
5には、単体商品であることを表すデータが入力され
る。
【0034】用途データベースに対する管理処理は、前
述したブランドデータベースの管理処理と略同一である
ため、その説明を省略する。なお、上述した各フォーム
FM1〜FM4は、陳列シミュレーションプログラムを
実行することにより、表示されるメニューバーMBか
ら、対応するコマンドを実行することにより表示される
ものである。このように、演算装置2が陳列シミュレー
ションプログラムを実行することにより、記憶装置4中
の各種データベースの管理処理を行うための機能が提供
される。
【0035】次に、演算装置2が、陳列シミュレーショ
ンプログラムを実行することにより提供される機能のう
ち、商品レイアウトを作成するための機能について、図
1を参照して説明する。図1において、各手段11〜2
8は、陳列シミュレーションプログラムを実行する図2
の演算装置2と当該装置2に接続された各装置3〜7に
より実現される手段である。
【0036】(以下、図1の各手段11〜28について
説明する。)記憶手段11は、上述した各種データベー
スおよび画像データファイル等を記憶しており、後述す
る各手段から供給されるデータを記憶するとともに、各
手段から要求されるデータを出力する。指示入力手段1
2は、操作者の指示に応じた指示データを出力する手段
であって、表示装置7に表示された画像を視認した操作
者が、指示入力装置3を操作して為される指示に応じた
指示データを出力する。
【0037】表示用データ作成手段13は、記憶手段1
1から高解像度の元画像データを読み出し、当該画像デ
ータに対応する低解像度の表示用画像データを作成し、
元画像データと対応付けて同一の画像データファイルに
書き込む。すなわち、記憶手段11中の各画像データフ
ァイルには、元画像データと表示用画像データとが複数
組(3組)だけ記録されることになる。ここで、表示用
画像データの画素数は、商品の実寸法と表示装置7の解
像度と表示寸法(表示倍率)とに応じて自動的に決定さ
れる。具体的には、 (任意の方向における表示用画像データの画素数) =(実寸法)×(表示装置7の解像度)×(表示倍率) という式により算出される。
【0038】棚表示手段14は、指示入力手段12から
供給される指示データに応じた什器データ、あるいは商
品レイアウトファイル(後述する)を、記憶手段11か
ら読み出し、読み出した什器データ、あるいは商品レイ
アウトファイルに応じた画像を表示装置7に表示させ
る。さらに、棚表示手段14は、記憶装置11から什器
データを読み出した場合には、この什器データで表され
る什器に、指示入力手段12から供給される指示データ
に応じた高さの陳列棚を設ける。すなわち、表示装置7
に表示された什器画像中には、所望の高さの陳列棚が1
段あるいは複数段設けられる。編集領域表示手段15
は、表示装置7に表示された什器画像中の陳列棚に応じ
た寸法の編集領域を表示装置7に表示させる。また、言
うまでもなく、什器画像も実寸法、解像度、表示寸法
(表示倍率)から算出された什器データに基づいて表示
される。
【0039】候補抽出手段16は、記憶手段11中の商
品データベースから、陳列可能な商品に関する商品デー
タを抽出し、抽出した商品データのリスト(商品コー
ド、商品名等からなり、例えば、商品名順にソートされ
ている)を表示装置7に表示させる。商品選択手段17
は、表示装置7に表示された商品データのリストと、指
示入力手段12から供給される指示データとに応じて、
一つあるいは複数の商品データを選択する。ここで、候
補抽出手段16および商品選択手段17は、陳列しよう
とする商品を選択する手段であるため、両者をまとめ
て、選択手段Aともいう。
【0040】枠作成手段18は、指示入力手段12から
供給される指示データで指定される商品データに関係付
けられた画像関連データを、記憶手段11から読み出
し、読み出した画像関連データ中の表示寸法に応じた枠
を、編集領域内に表示させる。ここで表示される枠は、
商品の輪郭形状となる。枠移動手段19は、枠作成手段
18により表示装置7に表示された枠を、指示入力手段
12から供給される指示データに応じて、編集領域内で
移動させる。
【0041】また、画像選択手段23は、商品選択手段
17で選択された商品データに関係付けられた画像関連
データが複数存在する場合、すなわち、例えば、gazou
1,gazou2,gazou3,……というように、末尾の番号を
除いて同一の文字列となるファイル名の画像データファ
イルが、記憶手段11中に複数存在する場合、指示入力
手段12から供給される指示データに応じて、これらの
画像関連データから一つのデータを選択する。なお、本
実施例では、指示入力手段12から画像関連データを特
定するための指示データが供給されない場合には、フィ
ールドIF6のファイル名の末尾番号が最も小なるデー
タが選択される。
【0042】さらに、配置設定手段22は、指示入力手
段12から供給される指示データに応じて、陳列棚内の
商品の配置パターンを設定する。ここでいう配置パター
ンには、後述するように、左詰め、右詰め、中央寄せ、
均等配置等があり、これらのパターンのうち、いずれか
のパターンが選択されることになる。もちろん、これら
以外の配置パターンを選択肢に加えるようにしてもよ
い。
【0043】編集領域内表示手段20は、画像選択手段
23において選択された画像関連データに指定される画
像データファイルを、記憶手段11から読み出し、読み
出したファイル中の一つの表示用画像データで表される
画像(商品を正面から見た場合の画像)を、編集領域内
に左詰めで表示する。また、当該手段20は、枠作成手
段18で読み出された商品データに応じた画像を、編集
領域内の枠に応じた位置に表示させる機能をも有する。
この際も、編集領域内に表示される商品の画像は、左詰
めとなるよう配置される。なお、枠で表される領域に、
他の商品の画像が表示されている場合には、枠以降の画
像(枠に重なる画像と、当該画像の右側に表示されてい
る画像)を右側にシフトし、このシフトにより空いた領
域に、新たな画像を表示する。
【0044】棚内表示手段21は、指示入力手段12か
ら、所定の指示データが供給された場合には、画像選択
手段23により各商品データ毎に選択された画像関連デ
ータに指定される画像データファイルを読み出し、当該
ファイルにおいて、商品が陳列される陳列棚の床からの
高さと、視点設定手段28から供給される位置データで
表される視点位置とに基づいて、各々、一つの元画像デ
ータを選択する。
【0045】なお、視点設定手段28は、指示入力手段
12から供給される指示データに基づいて、視点の位置
を設定し、当該位置に応じた位置データを出力するもの
である。棚内表示手段21は、各商品データ毎に選択し
た元画像データで表される画像を、編集領域における商
品の陳列順序と、配置設定手段22により決定される配
置パターンとに基づいて、表示装置7に表示された什器
の陳列棚内に表示させる。
【0046】この際、表示装置7に表示される画像は、
陳列棚が視点位置より上方にある場合には、例えば、図
4(a)に示すような画像となり、略一致する高さにあ
る場合には、例えば、図4(b)に示すような画像、下
方にある場合には、例えば、図4(c)に示すような画
像となる。すなわち、棚表示手段21により、前述した
ように、陳列棚の床からの高さと視点位置とに応じて、
各画像の優先度が設定される。上述した各手段18〜2
3,28は、商品を表示するための手段であるので、こ
れらをまとめて、商品表示手段Bともいう。
【0047】また、並び替え手段24は、指示入力手段
12から所定のデータが供給された場合に、商品選択手
段17により選択された商品データを、編集領域内の商
品の陳列順序に応じて並び替える。保存手段25は、指
示入力手段12から、上記各手段11〜24により作成
された商品レイアウトを保存する旨を表す指示データが
供給された場合に、作成された商品レイアウトを一つの
商品レイアウトファイルとして記憶手段11に記憶させ
る。なお、商品レイアウトファイルには、商品レイアウ
ト作成時の什器データ、什器中の陳列棚に関するデー
タ、編集領域内の商品の陳列順序、陳列棚内での商品の
陳列パターン、陳列される商品の商品データ等の、商品
レイアウトを決定するに十分なデータが記録されてい
る。
【0048】仮印刷手段26は、指示入力手段12から
仮印刷を指示する指示データが供給された場合に、指示
入力手段12から供給される指示データに応じた商品レ
イアウトファイルを、記憶手段11から読み出し、この
ファイル中の各種データで表される商品レイアウトに応
じた陳列イメージを、カラープリンタ5から出力する。
また、フィルム出力手段27は、仮印刷手段26と略同
様な機能を提供する手段であり、指示入力手段12から
供給される指示データに基づいて、商品の陳列イメージ
を4色分解してフィルム出力する。ただし、陳列イメー
ジ中の商品の画像データは、仮印刷手段26において
は、元画像データまたは表示用画像データのどちらでも
よいが、フィルム出力手段27においては、元画像デー
タでなければならない。
【0049】次に、上述した各機能を用いて為される処
理について、図9〜図28を参照して説明する。図9は
指導冊子(販売促進冊子)を作成する処理の流れを示す
処理図、図10〜図24は表示装置7の表示画面を示す
図、図27は仮印刷の出力結果の一例を示す図、図28
は版下の一例を示す図であり、各図において、共通する
部分には、同一の符号を付してある。ここでは、既に、
陳列シミュレーションプログラムが実行されており、表
示装置7には、メニューバーMBが表示されているもの
とする。また、表示用データ作成手段13により、予
め、低解像度の表示用画像データが作成され、対応する
元画像データと同一の画像データファイルに記録されて
いるものとする。
【0050】このような状態において、指示入力手段1
2から商品レイアウトを作成する旨の指示データが棚表
示手段14へ供給されると、処理は図9のステップS1
へ進む。ステップS1では、棚表示手段14へ供給され
たデータが、新規作成を表すデータであるか否かが判断
される。この判断結果が「Yes」であれば、処理はス
テップS2へ進み、「No」であれば、処理はステップ
S12へ進む。
【0051】ステップS2は、商品レイアウトを新たに
作成するためのステップであり、このステップでは、棚
表示手段14が、図10に示すように、什器データのリ
ストL1を、表示装置7に表示されたウィンドウW1内
に表示する。そして、棚表示手段14が、指示入力手段
12から供給された指示データに応じた什器データを選
択し、選択した什器データに応じた什器画像G1(図1
1参照)を、表示装置7に表示されたウィンドウW2内
に表示させる。ただし、選択した什器データで表される
什器が、複数の陳列面を有する場合には、面番号が最小
の陳列面が表示される。
【0052】さらに、このステップでは、棚表示手段1
4により、指示入力手段12から供給される指示データ
と、什器データ中の棚段ピッチとに応じた位置に、棚段
が設けられる。ここで表示される棚段の画像は、予め設
定された視点位置に対する相対高さに応じたものとな
る。こうして、什器画像G1上に、陳列棚を表す棚領域
T1,T2,……(図12参照)が作成される。この処
理は、選択された什器データで表される什器の各陳列面
に対して行われる。そして、処理はステップS3へ進
む。
【0053】ステップS3では、棚表示手段14が、指
示入力手段12から供給される指示データに基づいて、
後述するステップS4〜S9の処理対象となる陳列面を
選択する。これにより、表示装置7には、後述するステ
ップS4〜S9の処理対象となる陳列面が表示される。
そして、処理はステップS4へ進む。
【0054】ステップS4では、棚表示手段14が、指
示入力手段12から供給される指示データに基づいて、
ステップS4〜S6の処理対象となる陳列棚が選択され
る。そして、図12に示すように、選択された陳列棚に
応じた寸法の編集領域HRを有するパレットPが、編集
領域表示手段15により、表示装置7に表示される。そ
して、処理はステップS5へ進む。
【0055】ステップS5は、ステップS4で選択され
た陳列棚に陳列する商品を選択するとともに、選択され
た各商品の配置を決定するステップである。このステッ
プでは、まず、操作者が指示入力装置3を操作し、パレ
ットP(図12参照)上の商品検索ボタンB11をクリ
ックすることにより、指示入力手段12から候補抽出手
段16へ所定の指示データが供給されると、候補抽出手
段16は、図13に示すようなウィンドウW3を表示装
置7に表示して、陳列しようとする商品を抽出する処理
を行う。
【0056】図13に示すように、ウィンドウW3に
は、検索用フィールドF11〜F13と、ソートキーを
選択する為のチェックボックスCB11〜CB13と、
検索開始ボタンB12と、検索結果をクリアするための
クリアボタンB13と、抽出処理を終了するためのキャ
ンセルボタンB14と、検索および選択された商品デー
タをパレットP上の候補表示領域KRに表示された商品
データのリストに追加するためのOKボタンB15とが
設けられている。
【0057】候補抽出手段16は、操作者が指示入力装
置3を操作することにより、指示入力手段12から供給
される指示データに、検索開始ボタンB12をクリック
するためのデータが含まれている場合には、各検索用フ
ィールドF11〜F13に入力された商品名、ブラン
ド、または用途を満足する商品データを検索し、そのリ
ストを、チェックボックスCB11〜CB13のうち、
チェックされた項目(商品名、ブランド、用途のいずれ
か)でソートし、検索結果表示領域SRに表示する。
【0058】また、候補抽出手段16は、指示入力手段
12から、所望の商品データを選択するための指示デー
タが供給されると、検索結果表示領域SRに表示された
リストにおいて、当該指示データで指定される部分を反
転表示させて商品データを選択する。そして、指示入力
手段16から、OKボタンB15をクリックするための
指示データが供給されると、候補抽出手段16は、選択
された(反転表示された)商品データを、パレットP上
の候補表示領域KRに表示されている商品データのリス
トに追加する。
【0059】このように、候補抽出手段16により、陳
列しようとする商品のリストが候補表示領域KR内に表
示される。また、指示入力手段12から候補抽出手段1
6へキャンセルボタンB14をクリックするための指示
データが供給されると、ウィンドウW3がクローズさ
れ、候補抽出処理が終了する。ただし、この候補抽出処
理は、パレットP上の検索ボタンB11をクリックする
ための指示データが、候補抽出手段16へ供給される度
に行われる処理であり、後述する各処理の合間に行うよ
うにしてもよい。上述した候補抽出処理が為されると、
図14に示すように、パレットPの候補表示領域KRに
は、候補抽出手段16により、抽出された商品データの
リストが表示される。
【0060】次に、候補表示領域KRにおいて、商品選
択手段17により、指示入力手段12から供給される指
示データで指定される商品データが選択され、選択され
た商品データに関係付けられた画像データファイルか
ら、編集領域内表示手段20により、商品を正面から撮
影して得られた元画像データに対応する表示用画像デー
タが読み出され、当該表示用画像データで表される画像
が、対応する画像関連データに指定される寸法で編集領
域HRに表示される。
【0061】具体的には、例えば、図15に示すよう
に、候補表示領域KRにおいて、選択された商品データ
(左端に所定の記号が付与された画像データ)SD1〜
SD3が、当該領域KR中のリストの先頭に移動され、
さらにその中で選択順に並べられる。これに並行して、
各商品データが選択される度に、選択された商品データ
に対応する商品画像が、編集領域HRに左から表示され
る。すなわち、各商品データSD1〜SD4に対応する
商品画像G2〜G5が、選択順に左詰めで表示される。
このように表示することで、編集領域HR、すなわち陳
列棚内に陳列可能な商品数を合わせて確認することがで
きる。
【0062】編集領域HRに表示された商品画像の順序
を変更する場合には、指示入力手段12から枠作成手段
18へ、順序を変更しようとする商品画像(例えば、商
品画像G5)をクリックするための指示データが供給さ
れ、枠作成手段18により、クリックされた商品画像の
枠(輪郭)Kが、図16に示すように、編集領域HR内
に表示される。ここで表示される枠は、矩形でもよい
が、本実施例では、実際の商品の輪郭形状となってい
る。元画像データおよび表示用画像データには、マスク
データが含まれているため、実際の商品の輪郭形状の枠
Kを容易に作成することができる。
【0063】次に、枠移動手段19により枠Kが移動さ
れる。枠移動手段19は、指示入力手段12から供給さ
れる指示データに応じて枠Kを移動させるものである。
したがって、枠Kは、操作者の所望の位置まで移動さ
れ、その位置を確定される。枠Kの位置が確定される
と、編集領域内表示手段20により、編集領域HR内の
各商品画像が再描画される。こうして、図17に示すよ
うに、編集領域HR内の各商品画像の順序が変更され
る。この際、候補表示領域KR内において、選択された
商品データの順序も、編集領域HR内の商品画像の順序
に応じて変更される。
【0064】また、候補表示領域KRにおいて、選択さ
れた一つの商品データに対して複数の画像関連データが
関係付けられている場合には、複数の画像関連データか
ら一つの画像関連データを選択し、選択された画像関連
データで表される画像を編集領域HRに表示することが
できる。具体的には、編集領域HR内の一つの商品画像
がクリックされて選択され(反転表示され)、メニュー
バーMBから画像データ変更コマンドが選択されると、
画像選択手段23により、記憶手段11から、選択され
た商品画像に対応する商品データに関係付けられた複数
の画像関連データと、これらの画像関連データに、各
々、対応付けられた表示用画像データ(正面画像を表す
データ)が読み出される。なお、この際、候補表示領域
KRにおいて、選択された商品画像に対応する商品デー
タも反転表示される。
【0065】そして、画像選択手段23により、読み出
された複数の表示用画像データで表される複数の商品画
像が表示装置7に表示される。例えば、図18に示すよ
うに、ウィンドウW4内に複数の商品画像G6〜G8が
表示される。なお、これらの商品画像G5〜G8は、そ
れぞれ、末尾の番号を除く文字列が同一となるファイル
名の画像データファイルに記録された表示用画像データ
により表されるものであり、通常、編集領域HRには、
末尾の番号が最小の画像データファイルに記録された表
示用画像データで表される商品画像が表示される。ただ
し、ここで表示される画像は、商品を正面から見た画像
のみであり、他の画像は、候補として表示されることも
ない。
【0066】次に、指示入力手段12から指示データが
供給された画像選択手段23により、ウィンドウW4に
表示された複数の商品画像から、編集領域HRに表示す
る画像が選択され、ウィンドウW4がクローズされる。
これにより、例えば、図17の商品画像G2は、図19
に示すように、商品画像G8に置き換えられる。
【0067】このステップでは、さらに、配置設定手段
22により、商品の配置パターンも決定される。この配
置パターンは、図19のパレットP内のチェックボック
スCB4〜CB8のうち、選択されているチェックボッ
クスに応じた配置パターンとなる。例えば、選択されて
いるチェックボックスが、ボックスCB4である場合に
は左詰め配置、ボックスCB5である場合には右詰め配
置、ボックスCB6である場合には中央寄せ配置、ボッ
クスCB7である場合には、両端に所定のスペースを空
けた均等配置、ボックスCB8である場合には、両端に
商品が位置する均等配置となる。ただし、ここで設定さ
れる配置パターンは、陳列棚における商品の配置パター
ンであり、編集領域HRにおける商品画像の配置には影
響しない。このようにして、陳列する商品、それらの陳
列順序、商品画像、および配置パターン等が決定され
る。そして、処理はステップS6へ進む。
【0068】図9のステップS6は、選択された棚領域
T1に商品を陳列するステップであって、指示入力手段
12から、パレットP上のOKボタンB16をクリック
するための指示データが、棚内表示手段21へ供給され
ると、当該手段21により、図20に示すように、ステ
ップS5において設定された情報と、視点設定手段28
から供給される位置データに基づいて、選択された棚領
域T1内に、商品画像G9〜G12が表示される。
【0069】視点設定手段28から出力される位置デー
タは、本ステップ以前のステップで設定され、本ステッ
プを含む各ステップで変更可能なものである。この位置
データの設定は、例えば、図19に示すウィンドウW7
を用いて行われる。このウィンドウW7は、メニューバ
ーMBから所定のコマンドを選択実行することにより、
表示装置7に表示される。
【0070】そして、指示入力手段12から視点設定手
段28へ供給される指示データに応じて、ウィンドウW
7中のスライドバーSBが操作され、このスライドバー
SBの状態に応じて視点の高さ(所定間隔毎に設定可
能)が設定され、設定された高さ(視点位置)に応じた
位置データが視点設定手段28から出力される。なお、
ウィンドウW7は、任意の時点で表示、クローズするこ
とが可能である。
【0071】また、棚領域T1内に表示される各画像G
9〜G12は、元画像データで表される画像であるが、
演算装置2の処理速度や表示装置7の表示速度によって
は、表示用画像データとしてもよい。なお、パレットP
において、キャンセルボタンB17は、ステップS5の
処理を中断するためのボタンである。
【0072】ところで、一つの商品データに、複数の画
像データが関係付けられる場合がある。具体的には、画
像データファイル中の画像データで表される画像中に、
複数の商品の画像が含まれている場合である。こうした
状況は、例えば、視覚的な効果や販売戦略等により、複
数の商品をセットとして取り扱うことが好ましいと判断
されると、複数の商品の画像を含む一つの画像が作成さ
れ、作成された画像データが、それぞれの商品データに
関係付けられることにより発生する。
【0073】この場合、各商品データには、自身単独の
画像データと、他の商品をも含む画像データとが関係付
けられることになる。ただし、単独での陳列が有り得な
い商品であれば、その商品データには、他の商品をも含
む画像データのみが関係付けられることになる。このよ
うな商品データを、前述したステップS5で選択し、そ
の商品データに対応する画像データのうち、他の商品を
も含む画像データを選択した場合、図20に示すよう
に、パレットPにおいて、候補表示領域KR内のリスト
と、編集領域HR内の画像とが一致しなくなる。
【0074】ステップS6では、上述した不具合を解消
するための商品構成編集処理が行われる。具体的には、
まず、図21に示すように、棚領域T1に商品画像G9
〜G12が表示されているものとする。このうち、商品
画像G9には、複数の商品の画像が含まれている。この
ような状態において、指示入力手段12から、商品構成
編集処理を行うための指示データが供給されると、棚内
表示手段21は、表示装置7上にウィンドウW5を開
く。
【0075】そして、棚内表示手段21は、指示データ
で指定される陳列棚(ここでは、棚領域T1が指定され
たものとする)に表示されている画像に対応する商品デ
ータのリストを、ウィンドウW5上に設けられた陳列商
品表示領域TRに表示させる。この際、表示されたリス
トにおける各商品データの順序は、選択された棚領域T
1における各商品画像の順序と一致している。
【0076】次に、棚内表示手段21は、図22に示す
ように、指示入力装置12から供給される指示データで
指定される商品データを選択(リストにおいて反転表示
される)し、選択した商品データを、ウィンドウW5上
の構成商品表示領域CRに表示する。ここでは、商品画
像G9に対応する商品データが選択される。そして、棚
内表示手段21は、指示入力手段12から供給される指
示データが、ウィンドウW5上の検索ボタンB18をク
リックするためのデータであれば、図23に示すよう
に、前述したウィンドウW3を開き、指示データに応じ
て商品データを検索する。
【0077】そして、ウィンドウW3内の検索結果表示
領域SRに表示されたリストから、指示入力手段12か
ら指示データが供給される棚内表示手段21により、商
品画像G12に含まれる画像に対応する商品データが選
択され、図24に示すように、構成商品表示領域CRに
追加される。そして、ウィンドウW5上のOKボタンB
19がクリックされることにより、構成商品編集処理が
終了する。なお、ウィンドウW5上のキャンセルボタン
B20は、構成商品編集処理を中断するためのボタンで
ある。このようにステップS6では、ステップS5で設
定された情報に基づいて、商品画像が配置されるととも
に、商品構成が決定される。
【0078】次に、図9のステップS7では、選択され
た陳列面の全ての陳列棚に対して、商品画像を配置する
処理が終了したか否かが判断される。この判断結果が
「No」であれば、処理はステップS8へ進む。ステッ
プS8では、商品画像の配置処理が終了していない陳列
棚が選択される。そして、処理はステップS4へ戻る。
また、ステップS7での判断結果が「Yes」であれ
ば、処理はステップS9へ進む。
【0079】ステップS9では、什器の上部に取り付け
るパネルが選択される。もちろん、パネルを取り付ける
か否かは、操作者が指定可能である。このパネルに関す
るデータは、商品に関するデータと同様に、記憶手段1
1に記憶されており、パネルの名称またはブランドによ
って検索することができる。そして、指示入力手段12
から指示データが供給される棚内表示手段21により、
検索された複数のパネルから、選択されている陳列面の
上部に取り付けるパネルが指定される。この指定画面を
図25に示す。
【0080】この図において、画像G13は、指定され
たパネルの画像であり、この画像G13が、棚内表示手
段21により、図26に示すように、選択された陳列面
の上部に表示される。次に、図9のステップS10で
は、什器の全ての陳列面に対して、上述した処理が終了
したか否かが判断される。この判断結果が「No」であ
れば、処理はステップS11へ進み、ここで、上述した
処理が終了していない陳列面が選択される。そして、処
理はステップS4へ戻る。また、ステップS10での判
断結果が「Yes」であれば、処理はステップS13へ
進む。
【0081】ステップS13では、上述した各ステップ
により作成された商品レイアウトが、保存手段25によ
り、商品レイアウトファイルとして、記憶手段11に保
存される。具体的には、指示入力手段12から、作成し
た商品レイアウトを保存するための指示データが供給さ
れると、保存手段25は、選択された什器データ、陳列
棚の配置に関するデータ、商品の配置に関するデータ、
陳列される各商品のデータ等からなる商品レイアウト
を、指示入力手段12から供給される指示データで表さ
れるファイル名で、同指示データで表される記憶位置に
記憶させる。こうして、商品レイアウトファイルが作成
・保存される。そして、処理はステップS14へ進む。
なお、ステップS12では、一時保存された商品レイア
ウトファイルが読み出される。したがって、ステップS
4〜S10は、読み出した商品レイアウトを変更する処
理となるが、上述した新規作成の場合と同様な処理であ
るため、その説明を省略する。
【0082】ステップS14では、まず、いくつか作成
・保存された商品レイアウトファイルのうち、指示入力
手段12から供給される指示データで表されるファイル
が、仮印刷手段26により読み出され、読み出されたフ
ァイル中の商品レイアウトに基づいて、商品の陳列イメ
ージを画像として表すイメージファイルと、同イメージ
を文字情報で表す商品配列表ファイルが作成される。そ
して、作成されたイメージファイルおよび商品配列表が
カラープリンタ5から出力される。ここで、図27に、
カラープリンタ5の出力例を示す。なお、イメージファ
イルは、高解像度の元画像データを用いて作成される。
【0083】ステップS14では、カラープリンタ5か
らの出力に基づいて、商品レイアウトを修正する必要が
あるか否かが判断される。この判断結果が「Yes」で
あれば、処理はステップS12へ戻り、商品レイアウト
が修正される。逆に、判断結果が「No」であれば、処
理はステップS15へ進む。
【0084】ステップS15では、ステップS13で作
成されたイメージファイルおよび商品配列表ファイル
が、予め用意された編集プログラムにより読み出され、
予め設定された、あるいは後から入力される文字情報等
との配置を考慮して編集され、指導冊子の版下(図28
参照)が作成され、フィルム出力手段27によりフィル
ム出力される。以降、公知の製版・印刷処理が行われ、
指導冊子が作成される。
【0085】以上説明したように、本発明の一実施例に
よれば、低解像度の表示用画像データを自動的に作成
し、この表示用画像データで表される画像を用いて商品
レイアウトを作成するようにしているため、商品レイア
ウトを迅速かつ容易に作成することができる。また、高
解像度の元画像データを用いてイメージファイルを作成
するようにしたため、カラープリンタ5から高品質の出
力結果を得ることができる。この出力結果において、各
商品の画像は、視点位置と商品位置とに基づいて選択さ
れた画像となっているため、視覚的な効果を正確に確認
できる。したがっって、上記出力結果を参照して、商品
レイアウトを修正することにより、正確な商品レイアウ
トを得ることができる。
【0086】また、元画像データおよび表示用画像デー
タを一度作成してしまえば、同データで表される商品を
用いて、複数の商品レイアウトを作成する場合にも、同
データを使用することができるため(商品カタログを新
たに取り寄せて切り抜く必要がないため)、低コストで
商品レイアウトを作成することができる。
【0087】さらに、候補抽出手段16が、陳列候補と
なる商品に関する商品データのリストを、表示装置7上
に表示させ、表示されたリストに基づいて、商品選択手
段17が、陳列させる商品の商品データを選択するよう
にしたため、記憶装置11に記憶された商品データが膨
大になっても、陳列する商品の商品データを容易に選択
することができる。
【0088】また、商品を陳列しようとする陳列棚に応
じた寸法の編集領域HRを表示させ、この編集領域HR
に、選択された商品に対応付けられた表示用画像データ
で表される画像を左詰めで表示するようにしたため、陳
列される商品の順序と、陳列可能な商品群とを容易に決
定することができる。さらに、配置設定手段22によ
り、陳列棚内の商品の配置状態が設定されると、選択さ
れた陳列棚に対応する画像(例えば、棚画像T1)上
に、編集領域HR内に表示された画像に表される陳列順
序、かつ、上記配置状態で、元画像データに応じた画像
を表示することができる。すなわち、商品の配置状態を
多様かつ容易に設定することができる。
【0089】さらに、枠作成手段18および枠移動手段
19により、編集領域HR内の画像の順序を変更するこ
とができる。この際、順序が変更される画像の枠(商品
の輪郭線)が点線等で表示されるため、順序変更作業を
容易に行うことができる。また、並び替え手段24が、
編集領域HR内の画像の順序に応じて、図17に一例を
示す候補表示領域KR内の商品データのリストにおい
て、対応する商品データの順を入れ替えるようにしたた
め、商品データと画像との対応が取り易くなっている。
さらに、このことは、図27に一例を示す商品配列表を
作成し易くしている。
【0090】また、一つの商品データに対して複数の画
像データを関係付けることを可能とし、画像選択手段2
3が、表示する画像データを選択するようにしたため、
用途に応じて、様々な画像を選択することができ、効果
的な商品レイアウトを容易に作成することができる。さ
らに、この際、一つの商品データに対する複数の画像デ
ータを表示装置7に一覧表示させ、一つの画像データを
選択するようにしたことと、表示している画像の寸法が
変更されても、自動的に他の画像を配置し直すようにし
たこととにより、他の展示方法による画像を容易に選択
することができる。また、一つの画像データに対して複
数の商品データを関係付けることを可能としたため、複
数の商品からなる複合商品の画像を、構成商品に関する
商品データを選択することによっても得ることができ
る。
【0091】なお、上述した一実施例においては、説明
を略したが、陳列棚内に陳列される各商品間には、所定
間隔以上の隙間ができるよう設定されている。これは、
例えば、画面上では1mの幅の陳列棚に、10cmの幅
の商品を10個表示できたとしても、実際には、10個
の商品を陳列することは不可能であるためである。
【0092】また、上述した一実施例では、一つの画像
ファイル中に記録される元画像データおよび表示用画像
データの組を、視点位置より上方にある陳列棚に載置さ
れる商品に対応した組、視点位置と略一致する高さにあ
る陳列棚に載置される商品に対応した組、視点位置より
下方にある陳列棚に載置される商品に対応した組の3組
とし、視点位置と陳列棚の高さとに応じて一つの組を選
択するようにしたが、同様な組を3組以上としてもよ
い。これにより、より正確に視覚効果を確認することが
できる。
【0093】さらに、上述した一実施例では、表示また
は印刷する画像を、視点位置と陳列棚の高さとに応じて
変更するようにしたが、これに加えて、視点位置と陳列
棚上の位置(水平方向における位置)とに応じて変更す
るようにしてもよい。これにより、図29に示すよう
に、より正確な(臨場感のある)陳列イメージを得るこ
とができる。もちろん、各位置に対応した元画像データ
および表示用画像データは、予め用意しておく必要があ
り、同一の陳列棚においては、視点位置から遠方にある
画像から順に表示した方が良い。これは、商品の配置状
態によっては、ある商品の画像の一部が、他の商品の画
像に隠れる場合があるためである。
【0094】また、商品および什器の画像を3次元画像
データを用いて表すようにしてもよい。この場合、視点
位置に応じて3次元画像データを投影して得られる画像
が、表示または印刷されるため、視点位置を任意の位置
に設定しても、正確な陳列イメージを得ることができ
る。これにより、例えば、視点位置を連続的に変更し、
あたかも、実際に什器および商品を眺めているような臨
場感を、操作者に与えることもできる。もちろん、この
際も、同一の陳列棚においては、視点位置から遠方にあ
る画像から順に表示した方が良い。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指示入力手段から供給される指示データで指定される陳
列棚を視点位置から見て得られる画像が、表示装置に表
示される。また、選択手段により、指示入力手段から供
給される指示データに基づいて、記憶手段に記憶された
商品データから、陳列棚に陳列する商品を表す商品デー
タが選択される。そして、この商品データに対応付けら
れた画像データと、前記指示入力手段から供給される指
示データで指定される配置位置と予め設定された視点位
置とに基づいた商品の画像が、商品表示手段により、表
示装置上の前記配置位置に表示される。
【0096】したがって、視点位置に応じた陳列棚の画
像と視点位置および配置位置に応じた商品の画像とから
なる正確な陳列イメージを得ることができる。このた
め、正確な商品レイアウトを作成することができるとい
う効果がある(請求項1,2)。さらに、視点設定手段
が、前記指示入力手段から供給される指示データに応じ
て前記視点位置を設定するため、様々な視点位置から見
える陳列イメージを確認することができる。したがっ
て、より正確な商品レイアウトを作成することができる
という効果がある(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による商品陳列シミュレー
ションシステム1の機能構成の一部を示すブロック図で
ある。
【図2】 同システム1の物理的な構成を示すブロック
図である。
【図3】 商品の画像の一例を示す図であり、(a)
は、視点位置より上方にある商品の画像を、(b)は、
視点位置と略一致する高さにある商品の画像を、(c)
は、視点位置より下方にある商品の画像を示す図であ
る。
【図4】 商品の陳列イメージの一例を示す図であり、
(a)は、視点位置より上方の棚に商品を陳列した場
合、(b)は、視点位置と略一致する高さの棚に商品を
陳列した場合、(c)は、視点位置より下方の棚に商品
を陳列した場合の図である。
【図5】 フォームFM1の一例を示す図である。
【図6】 フォームFM2の一例を示す図である。
【図7】 フォームFM3の一例を示す図である。
【図8】 フォームFM4の一例を示す図である。
【図9】 販売促進冊子を作成する処理の流れを示す処
理図である。
【図10】 什器を選択する過程を説明するための図で
ある。
【図11】 什器の画像G1の一例を示す図である。
【図12】 陳列する商品を選択する過程を説明するた
めの図である。
【図13】 陳列する商品を選択する過程を説明するた
めの図である。
【図14】 陳列する商品を選択する過程を説明するた
めの図である。
【図15】 陳列する商品を選択する過程を説明するた
めの図である。
【図16】 商品の順序を変更する過程を説明するため
の図である。
【図17】 商品の順序を変更する過程を説明するため
の図である。
【図18】 商品の画像を選択する過程を説明するため
の図である。
【図19】 商品の画像を選択する過程を説明するため
の図である。
【図20】 棚画像T1に商品の画像を表示する過程を
説明するための図である。
【図21】 商品構成を設定する過程を説明するための
図である。
【図22】 商品構成を設定する過程を説明するための
図である。
【図23】 商品構成を設定する過程を説明するための
図である。
【図24】 商品構成を設定する過程を説明するための
図である。
【図25】 パネルを設定する過程を説明するための図
である。
【図26】 パネルを設定する過程を説明するための図
である。
【図27】 仮印刷の出力結果の一例を示す図である。
【図28】 版下の一例を示す図である。
【図29】 陳列イメージの一例を示す図である。
【符号の説明】
7 表示装置 11 記憶手段 12 指示入力手段 14 棚表示手段 28 視点設定手段 A 選択手段 B 商品表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品が陳列される陳列棚の画像を表示装
    置に表示するとともに、商品の画像を前記陳列棚の画像
    上に配置して商品レイアウトを決定する商品陳列シミュ
    レーションシステムであって、 商品を複数の方向から眺めて得られる複数の2次元画像
    データと商品を特定可能な商品データとを対応付けて記
    憶するとともに、前記陳列棚を前記複数の方向から眺め
    て得られる複数の2次元画像データを記憶する記憶手段
    と、 操作者の指示に応じた指示データを出力する指示入力手
    段と、 前記指示入力手段から供給される指示データで指定され
    る前記陳列棚の複数の2次元画像データのうち、予め設
    定された視点位置に基づいた2次元画像データで表され
    る画像を前記表示装置に表示する棚表示手段と、 前記指示入力手段から供給される指示データに基づい
    て、前記記憶手段に記憶された商品データから、前記陳
    列棚に陳列する商品を表す商品データを選択する選択手
    段と、 前記選択手段により選択された商品データに対応する複
    数の2次元画像データのうち、前記指示入力手段から供
    給される指示データで指定される配置位置と前記視点位
    置とに基づいた2次元画像データで表される画像を、前
    記配置位置に表示させる商品表示手段とを具備すること
    を特徴とする商品陳列シミュレーションシステム。
  2. 【請求項2】 商品が陳列される陳列棚の画像を表示装
    置に表示するとともに、商品の画像を前記陳列棚の画像
    上に配置して商品レイアウトを決定する商品陳列シミュ
    レーションシステムであって、 商品の3次元商品画像データと商品を特定可能な商品デ
    ータとを対応付けて記憶するとともに、前記陳列棚の3
    次元画像データを記憶する記憶手段と、 操作者の指示に応じた指示データを出力する指示入力手
    段と、 前記指示入力手段から供給される指示データで指定され
    る前記陳列棚の3次元画像データと予め設定された視点
    位置とに基づいて、該陳列棚の画像を前記表示装置に表
    示する棚表示手段と、 前記指示入力手段から供給される指示データに基づい
    て、前記記憶手段に記憶された商品データから、前記陳
    列棚に陳列する商品を表す商品データを選択する選択手
    段と、 前記指示入力手段から供給される指示データで指定され
    る配置位置と前記視点位置と前記選択手段により選択さ
    れた商品データに対応する3次元画像データとに基づい
    て、該商品データに特定される商品の画像を前記配置位
    置に表示させる商品表示手段とを具備することを特徴と
    する商品陳列シミュレーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記指示入力手段から供給される指示デ
    ータに応じて前記視点位置を設定する視点設定手段を具
    備することを特徴とする請求項1または2いずれかに記
    載の商品陳列シミュレーションシステム。
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