JPH0717555Y2 - サンルーフ駆動装置 - Google Patents

サンルーフ駆動装置

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JPH0717555Y2
JPH0717555Y2 JP1989010510U JP1051089U JPH0717555Y2 JP H0717555 Y2 JPH0717555 Y2 JP H0717555Y2 JP 1989010510 U JP1989010510 U JP 1989010510U JP 1051089 U JP1051089 U JP 1051089U JP H0717555 Y2 JPH0717555 Y2 JP H0717555Y2
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悟 関口
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自動車電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、ルーフの開口部を開閉する例えば、チルト
用リッドまたはスライド用リッドを開方向および閉方向
に駆動するのに利用されるサンルーフ駆動装置に関する
ものである。 (従来の技術) 従来、上記のようなサンルーフ駆動装置としては、例え
ば下記のおよびに示すような構成をもつものがあっ
た。 リッドの可動範囲の終端にリミットスイッチを設
け、リッド開閉操作スイッチのリッド開操作またはリッ
ド閉操作によって回転するモータでリッドを駆動し、こ
のモータで駆動されるリッドがこのリミットスイッチを
オフ状態にすることによってリッドが可動範囲の終端に
達したことを検知し、モータへの通電を遮断する構成を
有するサンルーフ駆動装置。 リッド開閉操作スイッチのリッド開操作またはリッ
ド閉操作によって回転するモータでリッドを駆動し、そ
の際のモータの電流比例電圧と基準電圧とを比較し、電
圧差が設定電圧以上になったときにリッドが可動範囲の
終端に達したことを検知し、モータへの通電を遮断する
構成を有するサンルーフ駆動装置。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記したに示すサンルーフ駆動装置では、
ロッドの可動範囲の終端に設けたリミットスイッチの取
付け位置が製造上の誤差などによってずれることがある
と、リッドが可動範囲の終端に達する前にモータへの通
電を遮断したり、リッドが可動範囲の終端に達してもモ
ータへの通電を遮断することができないことがあり、例
えばルーフの開口部をリッドによって閉状態にする前に
このリッドが停止することがあると、ルーフの開口部を
完全に閉状態にすることができずに雨漏れが起るという
課題を有しており、リッドがルーフの開口部を完全に開
状態または閉状態にしたときにモータへの通電が遮断さ
れないことがあると、モータが焼損に至ることがあると
いう課題を有していた。 また、に示すサンルーフ駆動装置では、モータ電流比
例電圧と基準電圧との差によってリッドが可動範囲の終
端に達したことを検知するので、製造上の誤差や経年変
化などによってリッドの開閉荷重が変化することがある
と、モータ電流比例電圧も変化して画一的な電圧差を設
定した場合には、リッドが完全に可動範囲の終端に達す
る前にモータへの通電が遮断されたり、リッドが完全に
可動範囲の終端に達してもモータへの通電が遮断されな
かったりして、上記したに示すサンルーフ駆動装置と
同様な課題を有していた。 (考案の目的) そこでこの考案は、リッドと車体との製造上の誤差や経
年変化などに影響されずにリッドを可動範囲の終端まで
完全に駆動すると共に、リッドが可動範囲の終端に達し
た時点でモータへの通電を遮断することが可動であり、
チルト用モータおよびスライド用モータを順次作動さ
せ、且つ正転または逆転させ、さらに、電磁制動を正し
くかけるのに3個のリレーのみで行うことを可能とし、
且つ単一の検出素子によって各モータのロック状態の検
出を可能とすることを目的としている。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案に係わるサンルーフ駆動装置は、車両のサンル
ーフをチルト開閉するチルト用モータ及びスライド開閉
するスライド用モータと、サンルーフを開けるための指
令信号及び閉じるための指令信号を発生するスイッチ手
段と、サンルーフがチルト開状態になったことを検出す
るチルトスイッチと、チルト用モータとスライド用モー
タの動作状態を切り替える第1のリレー,チルト用モー
タとスライド用モータに、それらを第1の回転方向に回
転させるための電流を供給する第2のリレー及びチルト
用モータとスライド用モータに、それらを第1の回転方
向とは逆の第2の回転方向に回転させるための電流を供
給する第3のリレーを備えた駆動回路と、チルト用モー
タ又はスライド用モータに流れる電流のリップル成分を
検出する検出素子を備え、チルト用モータ又はスライド
用モータがロック状態であるか否かを検出する回転検出
回路と、スイッチ手段,チルトスイッチ及び回転検出回
路に接続され、駆動回路を制御する制御手段とを備え、
駆動回路の第1のリレーは、その常閉接点がチルト用モ
ータの第1の端子に接続され、常開接点がスライド用モ
ータの第1の端子に接続され、第2,第3のリレーは、そ
れらの常開接点が互いに接続されるとともに電源に接続
され、それらの常閉接点が互いに接続されるとともに回
転検出回路の検出素子に接続され、第1のリレーの可動
接片と第2のリレーの可動接片とが互いに接続され、第
3のリレーの可動接片がチルト用モータの第2の端子及
びスライド用モータの第2の端子に接続されている構成
としたことを特徴としている。 (考案の作用) この考案に係わるサンルーフ駆動装置において、チルト
用モータおよびスライド用モータの2個のモータは、第
1のリレー、第2のリレー、第3のリレーの3個のリレ
ーの切換えによって順次作動され、回転方向が変更され
るとともに電磁制動用の回路も形成され、回転検出回路
の単一の検出素子によってロック状態であるか否かがモ
ータに流れる電流のリップル成分で検出される。それ
故、少数のリレーおよび単一の検出素子を用いてサンル
ーフの動作制御が行われ、リミットスイッチ等による機
械的な制御やモータ電流比例電圧と基準電圧との偏差に
基づいた制御を行わない。 (実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。 第1図ないし第6図は、この考案に係るサンルーフ駆動
装置の一実施例を示す図であって、第1図にはサンルー
フ駆動装置の基本的なブロック構成図が示され、第2図
にはサンルーフ駆動装置の回路構成が示されている。 この考案に係るサンルーフ駆動装置の基本構成は、ルー
フの開口部を開閉するチルト式やスライド式などのリッ
ド1と、リッド1を開方向および閉方向に駆動するモー
タ2と、リッド1の開方向または閉方向を指令するリッ
ド開閉指令手段3と、モータ2の電流のリップル成分を
検出してモータ2がロック状態であるか否かを検出する
ロック検出手段4と、リッド開閉指令手段3による開方
向または閉方向の指令信号によってモータ2をリッド開
方向またはリッド閉方向に駆動し且つロック検出手段4
によるモータ2のロック状態の検出によってモータ2へ
の通電を遮断する制御手段5とを備えている。 第2図のサンルーフ駆動装置10は、第3図に示すチルト
用リッド11(第1図に示すリッド1に対応)のチルト開
およびチルト用リッド11とは別所に配置された第3図に
示すスライド用リッド12(第1図に示すリッド1に対
応)のスライド開を支持するオープンスイッチ13(第1
図に示すリッド開閉指令手段3に対応)と、チルト用リ
ッド11のチルト閉およびスライド用リッド12のスライド
閉を指示するクローズスイッチ14(第1図に示すリッド
開閉指令手段3に対応)と、チルト用リッド11を駆動す
るチルト用モータM1(第1図に示すモータ2に対応)
と、スライド用リッド12を駆動するスライド用モータM2
(第1図に示すモータ2に対応)と、チルト用リッド11
のチルト開状態を検出するチルトスイッチSWTと、スラ
イド用リッド12がスライド閉方向に駆動される際にスラ
イド用リッド12の可動範囲の中間位置を検出するリミッ
トスイッチSWLと、メインスイッチ15および電源16とを
コントローラ20の外に備え、コントローラ20内には、電
源16の電圧を所定電圧に調整する電源回路21と、マイク
ロコンピュータ22と、マイクロコンピュータ22の指令に
よってチルト用モータM1およびスライド用モータM2を駆
動する駆動回路23と、マイクロコンピュータ22の作動状
態を検出してマイクロコンピュータ22の異常時には各モ
ータM1,M2への通電を遮断することによってシステムの
安全性を確保する安全回路24と、各モータM1,M2の電流
リップルを検出することによって回転状態を検出してモ
ータM1,M2がロック状態であるか否かを検出する回転検
出回路25(第1図に示すロック検出手段4に対応)とを
備えた構成を有するものである。 チルト用リッド11は、駆動ワイヤ32を介したチルト用モ
ータM1の回転によって車体30におけるルーフ30aの開口
部31をチルト開閉されるものである。 スライド用リッド12は、駆動ワイヤ34を介したスライド
用モータM2の回転によってルーフ30aの開口部33をスラ
イド開閉されるものである。 マイクロコンピュータ22には、制御手段(第1図に示す
制御手段5に対応)が内蔵されており、この制御手段に
は、オープンスイッチ13の操作によって駆動回路23を介
してチルト用リッド11をチルト開方向に駆動したのちに
スライド用リッド12をスライド開方向に駆動する機能
と、クローズスイッチ14の操作によって駆動回路23を介
してスライド用リッド12をスライド閉方向に駆動したの
ちにチルト用リッド11をチルト閉方向に駆動する機能
と、回転検出回路25によるチルト用モータM1およびスラ
イド用モータM2のそれぞれのロック状態の検出によって
各モータM1,M2への通電を遮断する機能とを備えてい
る。 駆動回路23は、第1のリレーRL1,第2のリレーRL2およ
び第3のリレーRL3を備えると共に、第1のリレーRL1を
作動させる第1スイッチング部23aと、第2のリレーRL2
を作動させる第2のスイッチング部23bと、第3のリレ
ーRL3を作動させる第3スイッチング部23cとを備えた構
造を有している。 駆動回路23の第1のリレーRL1は、可動接片RL1aと、常
閉のチルト用モータ側接点RL1bと、常開のスライド用モ
ータ側接点RL1cと、リレーコイルRL1dとが備えられてい
る。可動接片RL1aは第2のリレーRL2に備えた可動接片R
L2aに接続され、チルト用モータ側接点RL1bはチルト用
モータM1に備えた第1の端子M1aに接続され、スライド
用モータ側接点RL1cはスライド用モータM2に備えた第1
の端子M2aに接続されている。第1のリレーRL1は、リレ
ーコイルRL1dが励磁されると、可動接片RL1aをチルト用
モータ側接点RL1bから、スライド用モータ側接点RL1cに
切換えて接続させる。 駆動回路23の第2のリレーRL2は、可動接片RL2aと、常
開の電源側接点RL2bと、常閉のアース側接点RL2cと、リ
レーコイルRL2dとが備えられている。電源側接点RL2bは
メインスイッチ15を介して電源16に接続され、アース側
接点RL2cは回転検出回路25に備えた検出用抵抗25aを介
して接地されている。第2のリレーRL2は、リレーコイ
ルRL2dが励磁されると、可動接片RL2aをアース側接点RL
2cから電源側接点RL2bに切換えて接続させる。 駆動回路23の第3のリレーRL3は、可動接片RL3aと、常
開の電源側接点RL3bと、常閉のアース側接点RL3cと、リ
レーコイルRL3dとが備えられている。可動接片RL3aはチ
ルト用モータM1の第2の端子M1bおよびスライド用モー
タM2の第2の端子M2bに接続され、電源側接点RL3bは第
2のリレーRL2の電源側接点RL2bとともにメインスイッ
チ15を介して電源16に接続され、アース側接点RL3cは第
2のリレーRL2のアース側接点RL2cとともに回転検出回
路25の検出用抵抗25aを介して接地されている。第3の
リレーRL3は、リレーコイルRL3dが励磁されると、可動
接片RL3aをアース側接点RL3cから電源側接点RL3bに切換
えて接続させる。 安全回路24は、マイクロコンピュータ22から出力される
信号によってその作動状態を検出してマイクロコンピュ
ータ22の異常時に遮断信号を出力する検出部24aと、検
出部24aの遮断信号の出力によって駆動回路23の第2ス
イッチング部23bおよび第3スイッチング部23cへのマイ
クロコンピュータ22からの通電を遮断するそれぞれの遮
断用スイッチング部24b,24cとを備えた構造を有してい
る。 回転検出回路25は、検出用抵抗25aと、波形整形部25bと
が備えられている。検出用抵抗25aの一端は波形整形部2
5bを介してマイクロコンピュータ22に接続されていると
ともに第2のリレーRL2のアース側接点RL2cおよび第3
のリレーRL3のアース側接点RL3cに接続され、検出用抵
抗25aの他端は接地されているため、チルト用モータM
1、スライド用モータM2の回転にともない発生する正弦
波状をなす電流のリップル成分は波形整形部25bによっ
て矩形波に整形されてマイクロコンピュータ22に転送さ
れる。検出用抵抗25aは単一であるが、チルト用モータM
1の電流のリップル成分もスライド用モータM2の電流の
リップル成分も検出を行える。 次に、上記したマイクロコンピュータ22内での制御手段
の処理手順について、第4図のフローチャートを用いて
説明する。 第2図のメインスイッチ15をオン状態にすることによ
り、電源回路21を介した電源16の投入によってコントロ
ーラ20内のマイクロコンピュータ22が作動を開始する。 そして、マイクロコンピュータ22が作動を開始すると、
第4図のフローチャートのステップ101において全ての
処理用のフラグをリセットし、ステップ102においてそ
のときの各スイッチ13,14,SWT,SWLの作動信号および各
モータM1,M2の回転信号を取込み、ステップ103において
オープンロックフラグを設定するサブルーチンを実行
し、ステップ104においてクローズロックフラグを設定
するサブルーチンを実行し、ステップ105においてリミ
ットフラグを設定するサブルーチンを実行し、ステップ
106においてスライドフラグを設定するサブルーチンを
実行する。 さらに、ステップ107においてオープンスイッチ13のオ
ン操作が行なわれたか否かを判断しており、ステップ10
7においてオープンスイッチ13のオン操作が行なわれた
と判断された場合(YES)には、ステップ108においてオ
ープン制御のサブルーチンを実行したのち、ステップ10
2に戻る。 また、ステップ107においてオープンスイッチ13のオン
操作が行なわれていないと判断された場合(NO)には、
ステップ109においてクローズスイッチ14のオン操作が
行なわれたか否かを判断しており、クローズスイッチ14
のオン操作が行なわれたと判断された場合(YES)に
は、ステップ110においてクローズ制御のサブルーチン
を実行したのち、ステップ102に戻る。 また、ステップ109においてクローズスイッチ14のオン
操作が行なわれていないと判断された場合(NO)には、
ステップ109aにおいて各モータM1,M2を停止状態にした
のち、ステップ102に戻る。なお、ステップ102ないしス
テップ110は、一つの制御周期となる。 次に、上記したステップ103におけるオープンロックフ
ラグの設定処理を行なうサブルーチンについて、第5図
(a)を用いて説明する。 第5図(a)のステップ111においてオープンスイッチ1
3のオン操作が行なわれたか否かを判断しており、オー
プンスイッチ13のオン操作が行なわれたと判断された場
合(YES)には、ステップ112において各モータM1,M2が
ロック状態であるか否かを回転検出回路25からの回転信
号によって検出している。そして、ステップ112におい
て各モータM1,M2がロック状態であると判断された場合
(YES)には、ステップ113においてオープンロックフラ
グを“1"に設定し、各モータM1,M2がオープンスイッチ1
3のオン操作によってロック状態になったとして、メイ
ンルーチンに戻る。 また、ステップ111においてオープンスイッチ13のオン
操作が行なわれていないと判断された場合(NO)には、
ステップ114において、オープンロックフラグを“0"に
設定してメインルーチンに戻る。さらに、ステップ112
において各モータM1,M2がロック状態でないと判断され
た場合(NO)には、オープンスイッチ13のオン操作が行
なわれても各モータM1,M2がロック状態にないとして、
ステップ114においてオープンロックフラグを“0"に設
定してメインルーチンに戻る。 次に、上記したステップ104におけるクローズロックフ
ラグの設定処理を行なうサブルーチンについて、第5図
(b)を用いて説明する。 第5図(b)のステップ115においてクローズスイッチ1
4のオン操作が行なわれたか否かを判断しており、クロ
ーズスイッチ14のオン操作が行なわれたと判断された場
合(YES)には、ステップ116において各モータM1,M2が
ロック状態であるか否かを回転検出回路25からの回転信
号によって判断する。そして、ステップ116において各
モータM1,M2がロック状態であると判断された場合(YE
S)には、ステップ117においクローズロックフラグを
“1"に設定し、各モータM1,M2がクローズスイッチ14の
オン操作によってロック状態になったと判断して、メイ
ンルーチンに戻る。 また、ステップ115においてクローズスイッチ14のオン
操作が行なわれていないと判断された場合(NO)には、
ステップ118においてクローズロックフラグを“0"に設
定する。 さらに、ステップ116において各モータM1,M2がロック状
態でないと判断された場合(NO)には、クローズスイッ
チ14がオン操作された状態でも、各モータM1,M2がロッ
ク状態ではないとして、ステップ118においてクローズ
ロックフラグを“0"に設定してメインルーチンに戻る。 次に、上記したステップ105におけるリミットフラグの
設定処理を行なうサブルーチンについて、第5図(c)
を用いて説明する。 第5図(c)のステップ120においてスライド用リッド1
2のスライド閉操作によってリミットスイッチSWLがオン
状態であるか否かを判断しており、リミットスイッチSW
Lがオン状態と判断された場合(YES)には、スライド用
リッド12がリミットスイッチSWLに達した状態であると
判断し、次のステップ121においてクローズスイッチ14
のオン操作が行なわれた否かを判断する。 そして、ステップ121においてクローズスイッチ14のオ
ン操作が行なわれていないと判断された場合(NO)に
は、ステップ122においてリミットフラグを“0"にして
メインルーチンに戻る。 また、ステップ120においてリミットスイッチSWLがオン
状態ではないと判断された場合(NO)には、スライド用
リッド12がリミットスイッチSWLに達した状況ではない
と判断して、次のステップ123においてリミットフラグ
を“1"にしたのち、メインルーチンに戻る。 さらに、ステップ121においてクローズスイッチ14のオ
ン操作が行なわれていると判断された場合(YES)に
は、メインルーチンに戻る。 次に、ステップ106におけるスライドフラグの設定処理
について、第5図(d)を用いて説明する。 第5図(d)のステップ125においてリミットスイッチS
WLがオン状態であるか否かを判断しており、リミットス
イッチSWLがオン状態ではないと判断された場合(NO)
には、スライド用リッド12がリミットスイッチSWLに達
していないと判断し、ステップ126においてスライドフ
ラグ“を0"にしてメインルーチンに戻る。 また、ステップ125においてリミットスイッチSWLがオン
状態であると判断された場合(YES)には、ステップ127
においてスライド用モータM2がロック状態であるか否か
を判断している。そして、ステップ127においてスライ
ド用モータM2がロック状態ではないと判断された場合
(NO)には、メインルーチンに戻る。また、ステップ12
7においてスライド用モータM2がロック状態である判断
された場合(YES)には、ステップ128において、スライ
ドフラグを“1"にしてメインルーチンに戻る。 次に、ステップ108におけるオープン制御処理につい
て、第5図(e)を用いて説明する。 第4図のステップ107において、オープンスイッチ13の
オン操作が行なわれたと判断された場合(YES)には、
第5図(e)のステップ130においてチルトスイッチSWT
がオン状態であるか否かを判断しており、チルトスイッ
チSWTがオン状態であると判断された場合(YES)には、
チルト用リッド11がチルト開状態であると判断する。そ
して、ステップ131において前周期のオープンスイッチ1
3のオン操作が行なわれていたか否かを判断しており、
前周期のオープンスイッチ13のオン操作が行なわれてい
ないと判断された場合(NO)には、ステップ132におい
てスライド用モータM2をスライド開方向に駆動したの
ち、メインルーチンに戻る。 すなわち、第6図にも示すように、オープンスイッチ13
のオン操作が行なわれると、マイクロコンピュータ22の
指令によって駆動回路23の第3スイッチング部23cをオ
ン状態にして第3のリレーRL3のリレーコイルRL3dを励
磁し、可動接片RL3aを吸引して電源側接点RL3bに接続さ
せると共に、駆動回路23の第1スイッチング部23aをオ
ン状態にして第1リレーRL1のリレーコイルRL1dを励磁
し、可動接片RL1aを吸引してスライド用モータ側接点RL
1cに接続させるため、電源16,メインスイッチ15(オン
状態),第3のリレーRL3の電源側接点RL3b,可動接片RL
3a,b端子,スライド用モータM2の第2の端子M2b,スライ
ドモータM2の第1の端子M2a,c端子,第1のリレーRL1の
スライド用モータ側接点RL1c,可動接片RL1a,第2のリレ
ーRL2の可動接片RL2a,アース側接点RL2c,検出用抵抗25
a,アースの回路が成立し、スライド用モータM2がスライ
ド開方向に回転してスライド用リッド11を開方向に駆動
する。 また、ステップ131において前周期のオープンスイッチ1
3のオン操作が行なわれていたと判断された場合(YES)
には、チルト用モータM1が回転可能な状態にあると判断
し、ステップ133においてオープンロックフラグが“1"
であるか否かを判断する。そして、ステップ133におい
てオープンロックフラグが“1"であると判断された場合
(YES)には、ステップ134において各モータM1,M2への
通電を遮断する。 すなわち、各モータM1,M2のいずれかが回転している場
合には、回転検出回路25の検出用抵抗25aが各モータM1,
M2から出力する正弦波状の電流リップルを検出し、波形
整形部25bで矩形波に整形してマイクロコンピュータ22
に入力されているが、各モータM1,M2がロック状態にな
ると、電流リップルがモータM1,M2から出力しなくなる
ため、第6図にも示すように、マイクロコンピュータ22
が駆動回路23の第3スイッチング部23cをオフ状態に
し、第3のリレーRL3のリレーコイルRL3dを非励磁状態
にし、第3のリレーRL3の可動接片RL3aを電源側接点RL3
bからアース側接点RL3cに戻すと同時に、そのときに回
転している各モータM1,M2のいずれかに電磁制動をかけ
る。 また、ステップ133において回転検出回路25からの回転
信号によってオープンロックフラグが“1"ではないと判
断された場合(NO)には、ステップ135においてチルト
用モータM1をチルト開方向に駆動してメインルーチンに
戻る。 すなわち、第6図にも示すように、マイクロコンピュー
タ22の指令によって駆動回路23の第3スイッチング部23
cをオン状態にして第3のリレーRL3のリレーコイルRL3d
を励磁し、可動接片RL3aを吸引して電源側接点RL3bに接
続させるため、電源16,メインスイッチ15(オン状
態),第3のリレーRL3の電源側接点RL3b,第3のリレー
RL3の可動接片RL3a,b端子,チルト用モータM1の第2の
端子M1b,チルト用モータM1の第1の端子M1a,a端子,第
1のリレーRL1のスライド用モータ側接点RL1b,可動接片
RL1a,第2のリレーRL2の可動接片RL2a,アース側接点RL2
c,検出用抵抗25a,アースの回路が成立し、チルト用モー
タM1がチルト開方向に回転してチルト用リッド11を開方
向に駆動する。 さらに、ステップ130においてチルト用リッド11がチル
ト開状態でチルトスイッチSWTがオン状態ではないと判
断された場合(NO)には、ステップ136においてステッ
プ131と同様に前周期のオープンスイッチ13のオン操作
が行なわれていたか否かを判断する。 そして、ステップ136において前周期のオープンスイッ
チ13のオン操作が行なわれていないと判断された場合
(NO)には、ステップ137においてステップ132と同様に
してスライド用モータM2をスライド開方向に回転させ
て、スライド用リッド12を開方向に駆動する。 また、ステップ136において前周期のオープンスイッチ1
3のオン操作が行なわれていると判断された場合(YES)
には、スライド用モータM2が回転しているものと判断
し、ステップ138においてオープンロックフラグが“1"
であるか否かを判断する。そして、ステップ138におい
てオープンロックフラグが“1"であると判断した場合
(YES)には、チルト用リッド11またはスライド用リッ
ド12が可動範囲の終端に達したと判断して、ステップ13
9において各モータM1,M2への通電を遮断する。 すなわち、チルト用モータM1の場合には、第6図にも示
すように、マイクロコンピュータ22の指令によって駆動
回路23の第3スイッチング部23cをオフ状態にし、第3
のリレーRL3のリレーコイルRL3dを非励磁状態にして可
動接片RL3aが電源側接点RL3bからアース側接点RL3cに戻
され、チルト用モータM1に電磁制動をかけて停止状態に
する。また、スライド用モータM2の場合には、第6図に
も示すように、マイクロコンピュータ22の指令によって
駆動回路23の第3スイッチング部23cをオフ状態にし、
第3のリレーRL3のリレーコイルRL3dを非励磁状態にし
て可動接片RL3aを電源側接点RL3bからアース側接点RL3c
に戻し、スライド用モータM2に電磁制動をかけて停止状
態にする。 また、ステップ138においてオープンロックフラグが
“1"ではないと判断された場合(NO)には、スライド用
リッド12の可動中であると判断し、ステップ140におい
てステップ132と同様にスライド用モータM2をスライド
開方向に駆動してメインスイッチに戻る。 次に、ステップ110におけるクローズ制御処理につい
て、第5図(f)を用いて説明する。 第4図のステップ109においてクローズスイッチ14のオ
ン操作が行なわれていると判断された場合(YES)に
は、第5図(f)のステップ141においてリミットスイ
ッチSWLがオン状態であるか否かを判断しており、リミ
ットスイッチSWLがオン状態であると判断された場合(Y
ES)には、ステップ142においてリミットフラグが“1"
であるか否かを判断する。 そして、ステップ142においてクローズロックフラグが
“1"ではないと判断された場合(YES)には、ステップ1
43においてスライド用モータM2をスライド閉方向に駆動
してメインルーチンに戻る。 すなわち、第6図にも示すように、マイクロコンピュー
タ22の指令によって駆動回路23の第1スイッチング部23
aおよび第2スイッチング部23bをオン状態にして、第1
および第2のリレーRL1,RL2のリレーコイルRL1d,RL2dを
それぞれ励磁させ、第1のリレーRL1は可動接片RL1aが
スライド用モータ側接点RL1cに接続され、第2のリレー
RL2は可動接片RL2aが電源側接点RL2bに接続されるた
め、電源16,メインスイッチ15(オン状態),駆動回路2
3における第2のリレーRL2の電源側接点RL2b,可動接片R
L2a,第1のリレーRL1の可動接片RL1a,スライド用モータ
側接点RL1c,c端子,スライド用モータM2の第1の端子M2
a,スライド用モータM2の第2の端子M2b,b端子,第3の
リレーRL3の可動接片RL3a,アース側接点RL3c,アースの
回路が成立し、スライド用モータM2はスライド閉方向に
回転してスライド用リッド12を閉方向に駆動する。 また、ステップ142においてリミットフラグが“1"であ
ると判断された場合(YES)には、ステップ144において
各モータM1,M2を停止状態にしてメインルーチンに戻
る。 すなわち、チルト用モータM1の場合には、第6図にも示
すように、マイクロコンピュータ22の指令によって駆動
回路23の第2スイッチング部23bをオフ状態にし、第2
のリレーRL2のリレーコイルRL2dを非励磁状態にして可
動接片RL2aを電源側接点RL2bからアース側接点RL2cに戻
し、チルト用モータM1に電磁制動をかけて停止状態にす
る。また、スライド用モータM2の場合には、第6図にも
示すように、マイクロコンピュータ22の指令によって駆
動回路23の第2スイッチング部23bをオフ状態にし、第
2のリレーRL2のリレーコイルRL2dを非励磁状態にして
可動接片RL2aを電源側接点RL2bからアース側接点RL2cに
戻し、スライド用モータM2に電磁制動をかけて停止状態
にする。 さらに、ステップ141において、リミットスイッチSWLが
オン状態ではないと判断された場合(NO)には、ステッ
プ145においてリミットフラグが“1"であるか否かを判
断しており、リミットフラグが“1"の場合(YES)に
は、スライド用リッド12が可動範囲の中間にあると判断
し、ステップ146においてステップ141と同様に各モータ
M1,M2を停止状態にしてメインルーチンに戻る。 また、ステップ145においてリミットフラグが“1"では
ないと判断された場合(NO)には、ステップ147におい
てスライドフラグが“1"であるか否かを判断している。 そして、ステップ147においてスライドフラグが“1"で
はないと判断された場合(NO)には、スライド用リッド
12が可動範囲の中間に達した際にクローズスイッチ14の
オフ操作を行ったのちにオン操作を行なったと判断し、
ステップ148においてステップ143と同様にスライド用モ
ータM2をスライド開方向に回転させたのちメインルーチ
ンに戻る。 また、ステップ147においてスライドフラグが“1"であ
ると判断された場合(YES)には、スライド用リッド12
が可動範囲の中間に達したと判断する。 そして、ステップ150においてクローズロックフラグが
“1"であるか否かを判断しており、クローズロックフラ
グが“1"ではないと判断された場合(NO)には、ステッ
プ151においてチルト用モータM1をチルト閉方向に駆動
したのち、メインルーチンに戻る。 すなわち、第6図にも示すように、マイクロコンピュー
タ22の指令によって駆動回路23の第2スイッチング部23
bをオン状態にし、第2のリレーRL2のリレーコイルRL2d
を励磁して可動接片RL2aをアース側接点RL2cから電源側
接点RL2bに接続させるため、電源16,メインスイッチ15
(オン状態),駆動回路23における第2のリレーRL2の
電源側接点RL2b,可動接片RL2a,第1のリレーRL1の可動
接片RL1a,チルト用モータ側接点RL1b,a端子,チルト用
モータM1の第1の端子M1a,チルト用モータM1の第2の端
子M1b,b端子,第3のリレーRL3の可動接片RL3a,アース
側接点RL3c,アースの回転が成立し、チルト用モータM1
をチルト閉方向に回転させてチルト用リッド11を閉状態
にする。 さらに、ステップ150において、クローズロックフラグ
が“1"であると判断された場合(YES)には、ステップ1
52においてステップ144と同様に各モータM1,M2への通電
を遮断してメインルーチンに戻る。 したがって、オープンスイッチ13のオン操作を行なった
場合には、チルト用リッド11をチルト開状態にしたの
ち、スライド用リッド12をスライド開状態にする機能を
実現する。また、クローズスイッチ14のオン操作を行な
った場合には、スライド用リッド12をスライド閉状態に
したのち、チルト用リッド11をチルト閉状態にする機能
を実現する。 さらに、各モータM1,M2の電流のリップル成分から回転
検出回路25が回転状態を検出することができるため、各
モータM1,M2がそれぞれロック状態になることによっ
て、チルト用リッド11およびスライド用リッド12の可動
範囲の終端を検出し、チルト用モータM1およびスライド
用モータM2の2個のモータは、第1のリレーRL1、第2
のリレーRL2、第3のリレーRL3の3個のリレーの切換え
によって回転方向が変更されるとともに電磁制動用の回
路も形成されるものとなる。 なお、上記した実施例では、チルト用リッド11およびス
ライド用リッド12をそれぞれチルト開閉およびスライド
開閉し、車体30におけるルーフ30aの2つの開口部31,32
をそれぞれチルト開閉したりスライド開閉する場合を説
明したが、この考案に係るサンルーフ駆動装置10は、車
体30におけるルーフ30の1つの開口部をリッドによって
チルト開閉したりスライド開閉するものにも適用するこ
とができる。
【考案の効果】
この考案に係わるサンルーフ駆動装置によれば、車両の
サンルーフをチルト開閉するチルト用モータ及びスライ
ド開閉するスライド用モータと、サンルーフを開けるた
めの指令信号及び閉じるための指令信号を発生するスイ
ッチ手段と、サンルーフがチルト開状態になったことを
検出するチルトスイッチと、チルト用モータとスライド
用モータの動作状態を切り替える第1のリレー,チルト
用モータとスライド用モータに、それらを第1の回転方
向に回転させるための電流を供給する第2のリレー及び
チルト用モータとスライド用モータに、それらを第1の
回転方向とは逆の第2の回転方向に回転させるための電
流を供給する第3のリレーを備えた駆動回路と、チルト
用モータ又はスライド用モータに流れる電流のリップル
成分を検出する検出素子を備え、チルト用モータ又はス
ライド用モータがロック状態であるか否かを検出する回
転検出回路と、スイッチ手段,チルトスイッチ及び回転
検出回路に接続され、駆動回路を制御する制御手段とを
備え、駆動回路の第1のリレーは、その常閉接点がチル
ト用モータの第1の端子に接続され、常開接点がスライ
ド用モータの第1の端子に接続され、第2,第3のリレー
は、それらの常開接点が互いに接続されるとともに電源
に接続され、それらの常閉接点が互いに接続されるとと
もに回転検出回路の検出素子に接続され、第1のリレー
の可動接片と第2のリレーの可動接片とが互いに接続さ
れ、第3のリレーの可動接片がチルト用モータの第2の
端子及びスライド用モータの第2の端子に接続されてい
る構成としたことから、チルト用モータおよびスライド
用モータの2個のモータの順次作動および回転方向の変
更を第1のリレー、第2のリレー、第3のリレーの3個
のリレーの切換えによって行うとともに電磁制動用の回
路も正しく形成することができ、且つ各モータがロック
状態であるか否かを回転検出回路の単一の検出素子によ
って各モータに流れる電流のリップル成分で検出するた
め、少ない部品構成でサンルーフの動作制御を行え、従
来のものと比較して、リッドが可動範囲の周端に達する
前にモータへの通電が遮断されたりすることや、リッド
が可動範囲の終端に達してもモータへの通電が遮断され
ないということがなく、リッドが可動範囲の終端に達す
ることによってモータへの通電を確実に遮断することが
できる。したがって、製造上の誤差や経年変化などによ
ってリッドの開閉荷重が変化するような場合でも、製造
上の誤差や経年変化などを吸収してリッドを可動範囲の
終端まで駆動することができるという優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るサンルーフ駆動装置の基本構成
を示す機能ブロック図、第2図はこの考案に係るサンル
ーフ駆動装置の一実施例による回路構成を示す説明図、
第3図は第2図のサンルーフ駆動装置が駆動するリッド
を示す斜視図、第4図は第2図のマイクロコンピュータ
に内蔵されたフローチャート、第5図(a)は第4図の
オープンロックフラグ設定処理のサブルーチンを示すフ
ローチャート、第5図(b)は第4図のクローズロック
フラグ設定処理のサブルーチンを示すフローチャート、
第5図(c)は第4図のリミットフラグ設定処理のサブ
ルーチンを示すフローチャート、第5図(d)は第4図
のスライドフラグ設定処理のサブルーチンを示すフロー
チャート、第5図(e)は第4図のオープン制御処理の
サブルーチンを示すフローチャート、第5図(f)は第
4図のクローズ制御処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、第6図はサンルーフ駆動装置の作動を示す時間
経過説明図である。 10……サンルーフ駆動装置 13……(スイッチ手段)オープンスイッチ 14……(スイッチ手段)チルトスイッチ 16……電源 22……制御手段 23……駆動回路 25……回転検出回路 25a……(検出素子)検出用抵抗 M1……チルト用モータ M1a……第1の端子 M1b……第2の端子 M2……スライド用モータ M2a……第1の端子 M2b……第2の端子 RL1……第1のリレー RL1a……可動接片 RL1b……(常閉接点)チルト用モータ側接点 RL1c……(常開接点)スライド用モータ側接点 RL2……第2のリレー RL2a……可動接片 RL2b……(常開接点)電源側接点 RL2c……(常閉接点)アース側接点 RL3……第3のリレー RL3a……可動接片 RL3b……(常開接点)電源側接点 RL3c……(常閉接点)アース側接点 SWT……チルトスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のサンルーフをチルト開閉するチルト
    用モータ及びスライド開閉するスライド用モータと、 上記サンルーフを開けるための指令信号及び閉じるため
    の指令信号を発生するスイッチ手段と、 上記サンルーフがチルト開状態になったことを検出する
    チルトスイッチと、 上記チルト用モータとスライド用モータの動作状態を切
    り替える第1のリレー,上記チルト用モータとスライド
    用モータに、それらを第1の回転方向に回転させるため
    の電流を供給する第2のリレー及び上記チルト用モータ
    とスライド用モータに、それらを第1の回転方向とは逆
    の第2の回転方向に回転させるための電流を供給する第
    3のリレーを備えた駆動回路と、 上記チルト用モータ又はスライド用モータに流れる電流
    のリップル成分を検出する検出素子を備え、チルト用モ
    ータ又はスライド用モータがロック状態であるか否かを
    検出する回転検出回路と、 上記スイッチ手段,チルトスイッチ及び回転検出回路に
    接続され、上記駆動回路を制御する制御手段とを備え、 上記駆動回路の第1のリレーは、その常閉接点がチルト
    用モータの第1の端子に接続され、常開接点がスライド
    用モータの第1の端子に接続され、第2,第3のリレー
    は、それらの常開接点が互いに接続されるとともに電源
    に接続され、それらの常閉接点が互いに接続されるとと
    もに上記回転検出回路の検出素子に接続され、第1のリ
    レーの可動接片と第2のリレーの可動接片とが互いに接
    続され、第3のリレーの可動接片が上記チルト用モータ
    の第2の端子及び上記スライド用モータの第2の端子に
    接続されていることを特徴とするサンルーフ駆動装置。
JP1989010510U 1989-01-31 1989-01-31 サンルーフ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0717555Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62133278A (ja) * 1986-06-23 1987-06-16 アスモ株式会社 車輌用幌開閉装置

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