JPH07175134A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

Info

Publication number
JPH07175134A
JPH07175134A JP32248493A JP32248493A JPH07175134A JP H07175134 A JPH07175134 A JP H07175134A JP 32248493 A JP32248493 A JP 32248493A JP 32248493 A JP32248493 A JP 32248493A JP H07175134 A JPH07175134 A JP H07175134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
negative film
roll
negative
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32248493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Osato
昌良 大里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP32248493A priority Critical patent/JPH07175134A/ja
Publication of JPH07175134A publication Critical patent/JPH07175134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトなネガキャリアで、ロールネガフ
ィルム用搬送ユニットを取り外さなくてもネガキャリア
を全面的に平面化可能として、カットフィルムの使用を
可能としたネガキャリアを適用した写真焼付装置を提供
する。 【構成】 ネガフィルム用リールを載置し、リール外周
又はリールのフランジの段部に回転駆動力を伝達する駆
動ロールと、支持手段とよりなる駆動部を2対有し、第
1の駆動部に載置したリールから第2の駆動部に載置し
たリールへとネガフィルムをかけ渡し、電源オン時に、
ネガフィルムを互いに引く方向にそれぞれのリールを回
転する如く、上記駆動ロールを、常時回転するものと
し、上記かけ渡したネガフィルムには、少なくとも1対
の対向ロールで挟持して、移送用駆動をするものとし、
移送用駆動力は、上記リールに伝達された回転駆動力よ
り強く、ネガフィルムを順逆両方へ、任意に移送可能と
したネガキャリアを装着したことを特徴とする写真焼付
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、写真焼付装置に関
し、特に、リールに巻いた長尺のロール状ネガフィルム
を容易に着脱可能とし、長尺のロール状ネガフィルム
と、短尺のカットフィルムの切り換えを容易にした焼付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロール状ネガフィルムを、フィルム駒に
沿って移送する為には、パルスモータによりネガフィル
ムを移送する搬送系と、元巻部と巻取部のそれぞれにモ
ータを有し、ネガフィルムの移送量に応じて張力を与え
る部材を揺動することにより、前記モータの回転を制御
する手段を元巻部,巻取部それぞに設けたものや、ネガ
フィルムの移送時に搬送張力によって、張力を与える部
材が揺動し、ネガフィルムが巻き取られているリールの
バラツキを防ぐ為のブレーキを制御する手段を元巻部に
持ち、張力を与える部材が揺動することにより、巻取モ
ータの回転を制御する手段を巻取側に設けているものな
どがあるが、何れも、元巻,巻取部の両方に張力を与え
る部材を設けなければならないから、搬送系が長くな
り、ネガキャリアの大型化の原因となっている。
【0003】これら従来のネガキャリアでは、ネガの縦
焼と横焼の変更を伴う場合は、ネガキャリアが大きいこ
とで、回転スペースを大きく必要とするに加え、縦焼時
には、ネガキャリアがプリンタ操作部の一部を覆ってし
まって、操作性が悪くなることもある。また、ロール状
ではなく6コマ以下の短尺ネガフィルム(カットフィル
ム)を使用したい場合は、ロール状ネガフィルムの搬送
系が邪魔になり、取り外さなければならず、取り外した
ユニットも大きいので置き場に困ることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の欠点に鑑
み、コンパクトなネガキャリアで、ロール状ネガフィル
ム搬送ユニットを取り外さなくても、ネガキャリアを全
体的に平面化を可能として、カットフィルムの使用を可
能とするネガキャリアを適用した写真焼付装置を提供す
ることを課題目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の写真焼付装置は、ネガフィル
ム用リールを載置し、リール外周又はリールのフランジ
の段部に回転駆動力を伝達する駆動ロールと、支持手段
とよりなる駆動部を2対有し、第1の駆動部に載置した
リールから第2の駆動部に載置したリールへとネガフィ
ルムをかけ渡し、電源オン時に、ネガフィルムを互いに
引く方向にそれぞれのリールを回転する如く、上記駆動
ロールを、常時回転するものとし、上記かけ渡したネガ
フィルムには、少なくとも1対の対向ロールで挟持し
て、移送用駆動をするものとし、移送用駆動力は、上記
リールに伝達された回転駆動力より強く、ネガフィルム
を順逆両方へ、任意に移送可能としたネガキャリアを装
着したことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明に於いて、ネガフィルム用リールと
は、ネガを巻き付ける円筒部の両端に、巻き付けられた
ネガフィルムの外径より大きい円板状フランジを固着し
たもの又は、さらにフランジに直径の異なる段部を設け
たものを意味し、該円板の外周又は、段部の外周は、こ
の発明に記す駆動ロールに接触し、該駆動ロールの回転
に従動して回転するためのものであり、駆動ロール表面
との間の摩擦抵抗により、回転を伝達するが、リール側
に過負荷がある場合には、リールは駆動ロールの回転に
従動することはなく、スベルを生じる如く構成した。
【0007】従って、第1の駆動部に載置したリールか
ら、第2の駆動部に載置したリールにかけ渡したネガフ
ィルムに、対向ロールによる挟持力又は移送駆動力がか
かり、静止又は右又は左に移送されるときには、対向ロ
ールの動きにのみ従い、静止又は右又は左にネガフィル
ムを移送する如く、各リールは回転する。即ち、この発
明の構成によれば、第1,第2の駆動部では、載置され
たリールに常にネガフィルムを巻き込む方向に駆動ロー
ルを回転し、それぞれに載置されたリールの外周又は段
部の外周に回転し続けるのであるが、リール外周または
段部外周と駆動ロール表面との間の摩擦係数を適切に設
定してあるため、張られたネガフィルムにたるみを生じ
ることなく、対向ロールによる挟持と、移送駆動で左又
は右に自由にネガフィルムを移送することができる。
【0008】また、この発明に於いてネガフィルム用リ
ールは、駆動部に載置するだけで回転駆動され、着脱が
容易であるから、操作性が良くリール取り外し後は、ネ
ガキャリア上面及び周面が広く開放され、カットフィル
ムの挿入に好都合である。
【0009】なお、駆動部にリールを載置するのは、駆
動ロールと支持部材との間の谷間にリール外周が、嵌り
込む形で支持されるのであって、リール最大荷重と、摩
擦係数を考慮して関係位置を決める。
【0010】
【実施例】図1は、第1の実施例の平面図、図2は側面
図で、図3はリールを外した状況を示す。まず図1に於
いて、ネガキャリア1の左に、第1駆動部2があり、右
に第2の駆動部3がある。第1駆動部2では、駆動ロー
ル4の軸に設けたプーリ14と、モータ6の軸に設けたプ
ーリ16との間にかけ渡したベルト5により、駆動ロール
4は、電源オンの間、回転が伝達され、リール10に巻き
付いたロールネガフィルム11を左方に引く方向にリール
10を回転しようとする。同様に第2駆動部3において
は、ロールネガフィルム11を右方に引く方向にリール15
を回転しようとする。図2に基づいて動作を説明する。
まず、リール10に巻き付いた長尺のロールネガフィルム
11の先端を右へ引き出し、もう一つのリール15の軸に固
着してから、リール10,15を駆動部2,3に載置する。
両リール間に張られたネガフィルムは、アイドラ12で支
えると共に、対向ロール13で挟持する。この挟持は、対
向ロール13の回転が正転又は逆転することによりネガフ
ィルムを移送するためであり、回転しないかぎり第1,
第2駆動部によるリール10,15への回転駆動力の伝達に
打ち勝って、ネガフィルムを停止し続ける。
【0011】次に電源オンすると、駆動ロール4は、反
時計方向に回転し、リール10の外周に対し時計方向の回
転を与え、ネガフィルムを巻戻させようとが、上記の如
くネガフィルムは対向ロール13に挟持され静止している
のでネガを巻戻すことは出来ず、ただ、対向ロール13か
らリール10に至る間でのネガフィルムに張りを与える状
態で静止し、この時、リール10の外周と駆動ロール4の
表面との間ではスリップが続く。
【0012】一方、リール15は、駆動ロール8が時計方
向の回転をしていて、リール15を反時計方向に回転し、
ネガフィルムを巻き取ろうとするが、上記対向ロール13
の挟持により、ネガフィルムは移送されず、対向ロール
13と、リール15との間で張った状態で静止している。や
はり、リール15の外周と駆動ロール8の表面とはスリッ
プしている。
【0013】次に、露光ステージ17を通ってネガフィル
ムを移送するため、対向ロール13を駆動し、挟持してい
たネガフィルムに右へ進む移送力を伝達すると、ネガフ
ィルムは右へ引かれ移動する。この時、リール10は駆動
ロール4からの駆動力に逆らって反時計方向の回転をし
て、ネガフィルムを繰り出す。一方、繰り出されたネガ
フィルムの先方は、リール15が、駆動ロール8からの駆
動力で反時計方向に回るにつれて、リール15に巻き込ま
れ、何れもたるみが生じることがない。
【0014】電源をオフにし、対向ロール13を開けば、
リール10とリール15は容易に取り外すことが出来て、ネ
ガキャリア1の上面はほぼ平面となり広くなるから、露
光ステージ17にカットフィルムを挿入して焼付操作を行
うのに好都合である。
【0015】図3によればリール10は、駆動ロール4と
支持手段としての支持ロール7との谷間に載置されたの
を取り外した状況を示し、ネガキャリア1の上面がほぼ
平面となったことを示す。
【0016】次に図4は、第2の実施例の平面図を示
し、ネガフィルムを露光ステージ17の両側で変向ロール
19で方向変換させ、第1の駆動部2と、第2の駆動部3
を手前側に配置し、露光ステージ17を中心とした回転半
径を小さく構成した例を示している。
【0017】この構成により、ネガフィルムの方向を変
えて縦焼き,横焼きの変更をするときに、ネガキャリア
1の回転半径が小さく、周囲に当たることがないコンパ
クト化が実施され、作業性が良い。なお図4の実施例で
は、ネガキャリア1を2つに分割し、ロールネガフィル
ムを駆動するユニットとして、駆動部2,3と、変向ロ
ール19とをベース20に設けたものを、位置決め爪21と止
めネジ22でネガキャリア本体23に着脱可能に固着してい
るから、ロールネガフィルムを駆動するユニットが着脱
可能であると共に、第1の実施例と同じく、リール10,
15を取り外すのみで、ネガキャリア1の上面はほぼ平面
となり、カットフィリムの挿入が自由に行えないという
メリットがある。
【0018】図5は、第3の実施例を示し、駆動ロール
4はリール10の外周ではなく、リールの端部に設けたフ
ランジの段部24に接触して、駆動力を伝達し又はスリッ
プする。
【0019】図6は第4の実施例を示し、第1の実施例
の支持ロール7の代わりに支持手段としての支持バー28
を設けたもので、支持バー28の表面は滑り易く、摩擦係
数の低いものを使用する。
【0020】図7は第5の実施例を示し、この場合支持
手段が駆動ロール25と従動ロール26との間にかけ渡した
ベルト27で兼用され、リール10の外周になじんで接触す
るベルト27は、駆動力を伝達し又はリール10との間でス
リップする。
【0021】図8は、リール10と駆動ロール4と支持ロ
ール7との関係位置を示し、図8に基づいて、実用テス
トの結果を示すと、リール10のフランジの材質はポリア
セタール樹脂(POM)、リール重量320g、駆動ロー
ル直径25mm、駆動ロール材質ステンレス、周速度60〜70
m/分、回転トルク167gcmで好ましい結果が得られた。
【0022】なお、図2におけるアイドラ12は、ネガフ
ィルムを対向ロール13に向けて、ほぼ水平に移送するた
め補助であり、不可欠な構成要素ではない。
【0023】
【発明の効果】上記の如く構成したから、この発明によ
れば、ロールフィルムをリールごと持ち上げるだけで取
り外すことが出来、着脱が容易で、取り外し後のネガキ
ャリア上面は、ほぼ平面となって操作性が良い。従っ
て、ロールフィルムによる焼付けと、カットフィルムに
よる焼付けを交互に行う場合も、切り換え手間がかから
ず操作性が良い。また揺動機構等が無くても張りを保て
るからコンパクトなネガキャリアを構成し、構造も単純
であるから信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の平面図。
【図2】第1の実施例の側面図。
【図3】リールを外した状況図。
【図4】第2の実施例の平面図。
【図5】第3の実施例の断面図。
【図6】第4の実施例の断面図。
【図7】第5の実施例の断面図。
【図8】リールと駆動ロールと支持ロールとの関係位置
図。
【符号の説明】
1 ネガキャリア 2 第1駆動部 3 第2駆動部 4 駆動ロール 5 ベルト 6 モータ 7 支持ロール 8 駆動ロール 9 支持ロール 10 リール 11 ロールネガフィルム 12 アイドラ 13 対向ロール 14 プーリ 15 リール 16 プーリ 17 露光ステージ 19 変向ロール 20 ベース 21 位置決め爪 22 止めネジ 23 ネガキャリア本体 24 フランジの段部 25 駆動ロール 26 従動ロール 27 ベルト 28 支持バー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフィルム用リールを載置し、リール
    外周又はリールのフランジの段部に回転駆動力を伝達す
    る駆動ロールと、支持手段とよりなる駆動部を2対有
    し、第1の駆動部に載置したリールから第2の駆動部に
    載置したリールへとネガフィルムをかけ渡し、電源オン
    時に、ネガフィルムを互いに引く方向にそれぞれのリー
    ルを回転する如く、上記駆動ロールを、常時回転するも
    のとし、上記かけ渡したネガフィルムには、少なくとも
    1対の対向ロールで挟持して、移送用駆動をするものと
    し、移送用駆動力は、上記リールに伝達された回転駆動
    力より強く、ネガフィルムを順逆両方へ、任意に移送可
    能としたネガキャリアを装着したことを特徴とする写真
    焼付装置。
JP32248493A 1993-12-21 1993-12-21 写真焼付装置 Pending JPH07175134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32248493A JPH07175134A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 写真焼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32248493A JPH07175134A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 写真焼付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07175134A true JPH07175134A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18144155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32248493A Pending JPH07175134A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 写真焼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07175134A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5919829B2 (ja) 印刷機の印刷リボンの駆動と張力装置
US4973985A (en) Thermal recorder with ink sheet tension
KR970042187A (ko) 스트랩핑 장치용 관성 스트랩 인장 기구 및 방법
US2657871A (en) Film reel drive mechanism
JPH07175134A (ja) 写真焼付装置
CA2141130A1 (en) Center wind assist mechanism in secondary position
JPS6360854A (ja) 巻取装置
JPS6220618B2 (ja)
JP3958052B2 (ja) ロール紙給紙装置
JPS5962170A (ja) 熱転写記録装置のインクシ−ト巻取装置
EP0113001B1 (en) Film storage device
JPH01285553A (ja) 転写型感熱記録装置
JP3354049B2 (ja) シート回収装置
JPH02243449A (ja) 帯状材の先端部をリールに巻付ける装置
JP2528722Y2 (ja) シート巻取り装置の間欠クラッチ機構
JPH05319623A (ja) シート移送方法及びシート移送装置
JPH01176350A (ja) テープ駆動装置
JP2003021896A (ja) カバーフィルムの巻取方法
JPH02136843A (ja) オーバーヘッドプロジェクター用原紙フィーダー
JPS62240248A (ja) 反転駆動装置
JPH0797113A (ja) 塗膜転写具
JPS6377767A (ja) 記録装置のシ−ト搬送装置
JPH0549749U (ja) 給紙装置
JPH07266592A (ja) 熱転写プリンタ
JPH10126588A (ja) 原稿装着装置