JPH07266592A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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Publication number
JPH07266592A
JPH07266592A JP6421294A JP6421294A JPH07266592A JP H07266592 A JPH07266592 A JP H07266592A JP 6421294 A JP6421294 A JP 6421294A JP 6421294 A JP6421294 A JP 6421294A JP H07266592 A JPH07266592 A JP H07266592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
carbon
film
carbon film
thermal transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6421294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kamimura
寿 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP6421294A priority Critical patent/JPH07266592A/ja
Publication of JPH07266592A publication Critical patent/JPH07266592A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】カーボンフィルムの選択の自由度が広い熱転写
プリンタを提供する。 【構成】熱転写用カーボンロールをいずれの方向に回転
させても逆方向への復元力を付与する機構をカーボン供
給シャフトに設け、カーボンフィルムのカーボン塗布面
がフィルムロールの内外いずれの面の場合にも対応し得
るうにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタ、特に
カーボンフィルムの供給部の機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写プリンタにおいて、カーボ
ンフィルム(カーボンリボン)のロールは機器のメーカ
の指定品あるいは推奨品を使用するのが一般的で、ユー
ザが独自にカーボンフィルムを調達する場合、カーボン
フィルムロールの紙管の内径、カーボンフィルムの巻き
方(カーボン塗布面が内側か外側か)等について機器の
仕様にあったものを一般市場品から選択している。
【0003】紙管の内径については、例えば1インチま
たは1.5インチと標準化されているが、塗布面の向き
については標準化されておらず、機器によりまちまちで
ある。このため、ユーザ側では、カーボンフィルムロー
ルの選択の自由度は少なくなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、カーボン
フィルムの塗布面が内側か外側かによらず、どちらでも
使用可能なカーボンフィルムロールの選択の自由度の広
い熱転写プリンタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱転写用カー
ボンロールの回転の双方向に復元力を有するカーボン供
給シャフトを備えることにより、カーボンフィルムの塗
布面がロールの外側になるように巻かかれたロール状の
カーボンフィルムロールと、塗布面がロールの内側にな
るように巻かれたロール状のカーボンフィルムロールの
2種類のロールのいずれにも選択使用可能に形成したこ
とを特徴とする熱転写プリンタである。また本発明は、
具体的構成として、カーボン供給シャフトと一体に結合
された回転胴と、該回転胴の回転の双方向に逆位相で変
形する一対の弾性力付与手段を有すること、カーボン供
給シャフトから印字ヘッドの間に前後段に配置した2個
のローラを備え、フィルム上のカーボン塗布面に応じ
て、フィルム走行経路を大きく変更し得る構成を有す
る。
【0006】
【作用】本発明の構成によれば、カーボンフィルム供給
シャフトが両方向いずれの回転に対しても復元力を有す
るので、カーボンフィルムロールの内外面いずれがカー
ボン塗布面であっても、使用でき、カーボンフィルムロ
ールの選択の自由度が拡大される。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の熱転写プリンタ
の概略システム構成図である。図2は図1の装置のカ−
ボン供給部分の1実施例図であり、(a)は図1と直角
方向からみた正面図、(b)は(a)図の右方向側面図
である。図1において、(1)はカーボンフィルム
(F)を巻き出すカーボンフィルム供給部であり、(1
1)は供給シャフトであり、(11)に固定された巻芯
(12)にカーボンフィルムが巻かれている。
【0008】(2)は巻き出し側ローラであり、第一ロ
ーラ(21)、第二ローラ(22)を有する。(3)は
印字部であり、(31)は印字ヘッド、(32)はプラ
テンロール、(33)はリボンガイド(フィルムガイ
ド)である。(4)は巻き取り側ロール、(5)はカー
ボンフィルム巻き取り部である。巻き取り部のシャフト
(51)には、図示されていないが、カーボンフィルム
の張力を適度な値に維持するための回転スリップ機構が
備えられている。
【0009】(6)は走行駆動部であり、駆動モータ
(61)により、第一のタイミングベルト(62)、プ
ーリ(63)を介してプラテンロール(32)を駆動
し、他方では第二のタイミングベルト(64)、プーリ
(65)を介してカーボンフィルム巻取シャフト(5
1)を駆動する。図2は、カーボンフイルムの走行が停
止した際の復元機構の1実施例図であり、フィルム供給
シャフト(11)に、ドラム(13)が固定され、ドラ
ム(13)には外周に環状溝(13a)が設けられ、環
状溝(13a)には伸縮性のバンド(14)が、適当な
抱き角、例えば全円周の1/2〜3/4程度にわたって
装着されている。バンド(14)の両端部(14a),
(14b)は、アーム部材(15)の結合され、バンド
(14)とアーム(15)により、プーリ(13)の周
縁を適当な力で締めつけ、かつ所定の回転力でスリップ
するクラッチ機能を有している。アームの両端部付近
(C),(D)には一対の弾性伸縮部材(16),(1
7)、例えばコイルバネが装置の固定部(E),(G)
との間に左右対象的に張られ、伸縮部材(16),(1
7)はドラム(13)の回転、従ってカーボンフィルム
供給シヤフト(11)の回転に対して復元力を有し、か
つ部材(16)と部材(17)との機能は逆位相であ
る。弾性伸縮部材はコイルばねが最も好ましいが、他の
ものであってもよい。またバンド(14)は、コイルば
ねを使用しているが、他の部材、例えばゴム、革、高分
子材料でも構成し得る。いずれにしてもプーリ(13)
との間に適度の摩擦力を保持できること、耐摩耗性を有
することが必要である。
【0010】なお図では、伸縮部材(16),(17)
は交差状に配置されているが。交差して相互に接触し干
渉するおそれがある場合には、交差配置の代わりに2点
C−E、2点D−G間に張架するようにしてもよい。ま
たアーム(15)の中央部から1本のばねをアームに垂
直に張るか、偶数本のばねを左右対象的に張るようにし
てもよい。いずれにしても力学的に左右対象の条件にな
るように構成することが望ましい。
【0011】以上の構成においては、ロールの内側がカ
ーボン塗布面であるカーボンフィルムを使用するときに
は、図のAの経路でフィルムを走行させ、印字時フィル
ム供給シャフト(11)は図で左廻りに回転し、フィル
ム供給を停止した際には右まわりの復元力が一時的に作
用し、カーボンフィルムが若干引き戻される。またロー
ルの外側にカーボンが塗布されたカーボンフィルムロー
ルを使用する時には、図のBの経路でフィルムを走行さ
せ、印字時フィルム供給シャフト(11)は右廻りに回
転し、フィルム供給停止の際には、逆方向に回転復元力
が一時的に作用し、カーボンフィルムが若干引き戻され
る。
【0012】なお塗布面が外側の場合でも、ローラ(2
1)を外してカーボンロールからローラ(22)に直接
走行させるようにフィルム経路を選択することも可能で
はあるが、この場合には、フィルム走行空間を大きく空
けておく必要があり、またローラ(22)の抱き角が大
きく変化するので、上述のBの方が好ましい。
【0013】
【発明の効果】以上の本発明の構成によれば、カーボン
フィルム供給シャフトが、両方向回転いずれに対しても
回転復元力を有することにより、供給側カーボンフイル
ムロールが、カーボン塗布面がロールの内側のものであ
っても、またロールの外側が塗布面であっても、使用す
ることができ、両方のタイプのカーボンフィルムロール
を自由に選択使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の熱転写プリンタの概略シス
テム構成図である。
【図2】 図2は、図1の装置のカーボン供給復元機構
の1実施例図である。
【符号の説明】
1 カーボンフィルム供給部 11 カーボンフィルム供給シャフト 12 カーボンフィルム巻芯 13 ドラム 13a 環状溝 14 締め付けバンド 15 アーム部材 16 弾性伸縮部材(コイルばね) 17 弾性伸縮部材(コイルばね) 18 装置の固定部 19 装置の固定部 21 ローラ1 22 ローラ2 31 印字ヘッド 32 プラテンロール 33 リボンガイド 4 巻き取り側ローラ 51 カーボン巻き取りシャフト 61 駆動モータ 62 タイミングベルト1 63 プーリ 64 タイミングベルト2 65 プーリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱転写用カーボンロールの回転の双方向に
    復元力を有するカーボン供給シャフトを備えることによ
    り、カーボンフィルムの塗布面がロールの外側になるよ
    うに巻かかれたロール状のカーボンフィルムロールと、
    塗布面がロールの内側になるように巻かれたロール状の
    カーボンフィルムロールの2種類のロールのいずれにも
    選択使用可能に形成したことを特徴とする熱転写プリン
    タ。
  2. 【請求項2】カーボン供給シャフトと一体に結合された
    回転胴と、該回転胴の回転の双方向に逆位相で変形する
    一対の弾性力付与手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の熱転写プリンタ。
  3. 【請求項3】カーボン供給シャフトから印字ヘッドの間
    に前後段に配置した2個のローラを備えたことを特徴と
    する請求項2または3記載の熱転写プリンタ。
JP6421294A 1994-03-31 1994-03-31 熱転写プリンタ Pending JPH07266592A (ja)

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JP6421294A JPH07266592A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 熱転写プリンタ

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JP6421294A JPH07266592A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 熱転写プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07266592A true JPH07266592A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13251560

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6421294A Pending JPH07266592A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 熱転写プリンタ

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JP (1) JPH07266592A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2436316A (en) * 2006-03-20 2007-09-26 Markem Tech Ltd Method of printing

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