JPH0797113A - 塗膜転写具 - Google Patents
塗膜転写具Info
- Publication number
- JPH0797113A JPH0797113A JP24493493A JP24493493A JPH0797113A JP H0797113 A JPH0797113 A JP H0797113A JP 24493493 A JP24493493 A JP 24493493A JP 24493493 A JP24493493 A JP 24493493A JP H0797113 A JPH0797113 A JP H0797113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- core
- ribbon
- transfer ribbon
- winding
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H37/00—Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
- B65H37/002—Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
- B65H37/005—Hand-held apparatus
- B65H37/007—Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings
Abstract
(57)【要約】
【構成】 繰り出しコアから繰り出し可能な転写リボン
の全長又は略全長を繰り出しコアに巻き付けている状態
での、転写リボン巻体の外径Ｄの繰り出しコアの外径ｄ
に対する比率（Ｄ／ｄ）を、２．２以下に設定した。 【効果】 転写リボンをその全長又は略全長に亘って、
当該転写リボンを繰り出しコアから繰り出すに必要な転
写リボンの張力があまり増大しない状態で使用でき、操
作感覚の変化が少ないから操作性が優れている。
の全長又は略全長を繰り出しコアに巻き付けている状態
での、転写リボン巻体の外径Ｄの繰り出しコアの外径ｄ
に対する比率（Ｄ／ｄ）を、２．２以下に設定した。 【効果】 転写リボンをその全長又は略全長に亘って、
当該転写リボンを繰り出しコアから繰り出すに必要な転
写リボンの張力があまり増大しない状態で使用でき、操
作感覚の変化が少ないから操作性が優れている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、転写リボンを巻き付け
て転写リボン巻体を形成している繰り出しコアと、前記
繰り出しコアから繰り出された転写リボンを被転写面側
に押圧する転写ヘッドと、前記転写ヘッドを通過した転
写リボンを巻き取る巻き取りコアと、前記繰り出しコア
と前記巻き取りコアとを巻き取り速度が繰り出し速度よ
りも速くなる状態で回転可能、かつ、前記繰り出しコア
の回転と前記巻き取りコアの回転とをスリップ可能に連
動するスリップ連動機構とを備え、前記転写ヘッドで転
写リボンを被転写面側に押圧しながら、当該転写ヘッド
を前記繰り出しコアからのリボン繰り出し方向上手側に
向けて移動させることにより、転写リボンが前記繰り出
しコアを回転させながら繰り出され、かつ、前記転写ヘ
ッドを通過した転写リボンが前記巻き取りコアに巻き取
られる塗膜転写具に関する。
て転写リボン巻体を形成している繰り出しコアと、前記
繰り出しコアから繰り出された転写リボンを被転写面側
に押圧する転写ヘッドと、前記転写ヘッドを通過した転
写リボンを巻き取る巻き取りコアと、前記繰り出しコア
と前記巻き取りコアとを巻き取り速度が繰り出し速度よ
りも速くなる状態で回転可能、かつ、前記繰り出しコア
の回転と前記巻き取りコアの回転とをスリップ可能に連
動するスリップ連動機構とを備え、前記転写ヘッドで転
写リボンを被転写面側に押圧しながら、当該転写ヘッド
を前記繰り出しコアからのリボン繰り出し方向上手側に
向けて移動させることにより、転写リボンが前記繰り出
しコアを回転させながら繰り出され、かつ、前記転写ヘ
ッドを通過した転写リボンが前記巻き取りコアに巻き取
られる塗膜転写具に関する。
【０００２】
【従来の技術】冒記塗膜転写具は、繰り出しコアと巻き
取りコアとを巻き取り速度が繰り出し速度よりも速くな
る状態で回転可能に連動して、繰り出しコアを回転させ
ながら転写リボンを繰り出すと同時に転写ヘッドを通過
した後の使用済み転写リボンを弛みなく巻き取りコアに
巻き取れるよう構成するとともに、繰り出しコアの回転
と巻き取りコアの回転とをスリップ可能に連動すること
により、巻き取りコアによる巻き取り速度が繰り出しコ
アによる繰り出し速度よりも速い為に巻き取りコアの回
転にともなって転写リボンに過大な張力が発生する事態
を防止しながら、使用済み転写リボンが確実に巻き取り
コアに巻き取られるよう構成したものであるが、転写リ
ボンが繰り出しコアを回転させながら繰り出されていく
ためには、予め設定してあるトルク（以下、設定トルク
という。）以上の回転トルクを繰り出しコアに発生させ
て、当該繰り出しコアの回転と巻き取りコアの回転とを
スリップさせる必要があり、この設定トルク以上の回転
トルクを、転写ヘッドで転写リボンを被転写面に押圧し
ながら当該転写ヘッドを移動させる際に繰り出しコアか
ら繰り出される転写リボンに生じる張力で発生させてい
る。
取りコアとを巻き取り速度が繰り出し速度よりも速くな
る状態で回転可能に連動して、繰り出しコアを回転させ
ながら転写リボンを繰り出すと同時に転写ヘッドを通過
した後の使用済み転写リボンを弛みなく巻き取りコアに
巻き取れるよう構成するとともに、繰り出しコアの回転
と巻き取りコアの回転とをスリップ可能に連動すること
により、巻き取りコアによる巻き取り速度が繰り出しコ
アによる繰り出し速度よりも速い為に巻き取りコアの回
転にともなって転写リボンに過大な張力が発生する事態
を防止しながら、使用済み転写リボンが確実に巻き取り
コアに巻き取られるよう構成したものであるが、転写リ
ボンが繰り出しコアを回転させながら繰り出されていく
ためには、予め設定してあるトルク（以下、設定トルク
という。）以上の回転トルクを繰り出しコアに発生させ
て、当該繰り出しコアの回転と巻き取りコアの回転とを
スリップさせる必要があり、この設定トルク以上の回転
トルクを、転写ヘッドで転写リボンを被転写面に押圧し
ながら当該転写ヘッドを移動させる際に繰り出しコアか
ら繰り出される転写リボンに生じる張力で発生させてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、繰り出
しコアから繰り出される転写リボンに生じる張力で繰り
出しコアに発生する回転トルクは、その張力と繰り出し
コアに転写リボンを巻き付けて形成されている転写リボ
ン巻体の半径との積で規定されるところ、図１１のグラ
フで示すように、転写リボン巻体の半径Ｒは使用開始時
のＲ0 から使用終了時のＲ1 に変化するから、転写リボ
ンの使用にともなって転写リボン巻体の半径Ｒが小さく
なるほど、転写ヘッドを被転写面側に対して大きな押圧
力で押し付けて、繰り出しコアから繰り出される転写リ
ボンに大きな張力Ｔを発生させなければ、転写リボンを
円滑に繰り出して走行させることができない欠点があ
る。つまり、転写リボン巻体の半径ＲがＲ0 のときに
は、転写リボンの張力Ｔによるモーメントのレバーが大
きいから、転写リボンに発生する張力Ｔが比較的小さく
ても設定トルクＭ0 以上の回転トルクを繰り出しコアに
発生させることができ、転写ヘッドを被転写面側に対し
て比較的小さな押圧力で押し付けながら移動させて、繰
り出しコアの回転と巻き取りコアの回転とをスリップさ
せながら転写リボンを走行させることができるが、転写
リボン巻体の半径ＲがＲ1 に近づくほど、転写リボンの
張力Ｔによるモーメントのレバーが小さくなるから、転
写ヘッドを移動させる際に転写リボンが被転写面に対し
て滑らないよう、転写ヘッドを被転写面側に対して大き
な押圧力で押し付けながら移動させて、繰り出しコアか
ら繰り出される転写リボンに大きな張力Ｔが発生する状
態で転写ヘッドを移動させなければ、設定トルクＭ0 以
上の回転トルクを繰り出しコアに発生させることができ
ないからである。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、繰り出しコアから繰り出し可能な転写リボ
ンの全長又は略全長を繰り出しコアに巻き付けている状
態での、転写リボン巻体の最大外径の繰り出しコアの外
径に対する比率を上手く設定することにより、操作性の
優れた塗膜転写具を提供することを目的とする。
しコアから繰り出される転写リボンに生じる張力で繰り
出しコアに発生する回転トルクは、その張力と繰り出し
コアに転写リボンを巻き付けて形成されている転写リボ
ン巻体の半径との積で規定されるところ、図１１のグラ
フで示すように、転写リボン巻体の半径Ｒは使用開始時
のＲ0 から使用終了時のＲ1 に変化するから、転写リボ
ンの使用にともなって転写リボン巻体の半径Ｒが小さく
なるほど、転写ヘッドを被転写面側に対して大きな押圧
力で押し付けて、繰り出しコアから繰り出される転写リ
ボンに大きな張力Ｔを発生させなければ、転写リボンを
円滑に繰り出して走行させることができない欠点があ
る。つまり、転写リボン巻体の半径ＲがＲ0 のときに
は、転写リボンの張力Ｔによるモーメントのレバーが大
きいから、転写リボンに発生する張力Ｔが比較的小さく
ても設定トルクＭ0 以上の回転トルクを繰り出しコアに
発生させることができ、転写ヘッドを被転写面側に対し
て比較的小さな押圧力で押し付けながら移動させて、繰
り出しコアの回転と巻き取りコアの回転とをスリップさ
せながら転写リボンを走行させることができるが、転写
リボン巻体の半径ＲがＲ1 に近づくほど、転写リボンの
張力Ｔによるモーメントのレバーが小さくなるから、転
写ヘッドを移動させる際に転写リボンが被転写面に対し
て滑らないよう、転写ヘッドを被転写面側に対して大き
な押圧力で押し付けながら移動させて、繰り出しコアか
ら繰り出される転写リボンに大きな張力Ｔが発生する状
態で転写ヘッドを移動させなければ、設定トルクＭ0 以
上の回転トルクを繰り出しコアに発生させることができ
ないからである。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、繰り出しコアから繰り出し可能な転写リボ
ンの全長又は略全長を繰り出しコアに巻き付けている状
態での、転写リボン巻体の最大外径の繰り出しコアの外
径に対する比率を上手く設定することにより、操作性の
優れた塗膜転写具を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、冒記塗膜転写具であって、前記繰
り出しコアから繰り出し可能な転写リボンの全長又は略
全長を前記繰り出しコアに巻き付けている状態での、前
記転写リボン巻体の外径（Ｄ）の前記繰り出しコアの外
径（ｄ）に対する比率（Ｄ／ｄ）が、 外径（Ｄ）／外径（ｄ）＝２．２以下 に設定されている点にある。
本発明の特徴構成は、冒記塗膜転写具であって、前記繰
り出しコアから繰り出し可能な転写リボンの全長又は略
全長を前記繰り出しコアに巻き付けている状態での、前
記転写リボン巻体の外径（Ｄ）の前記繰り出しコアの外
径（ｄ）に対する比率（Ｄ／ｄ）が、 外径（Ｄ）／外径（ｄ）＝２．２以下 に設定されている点にある。
【０００５】前記転写ヘッドが、転写リボンを被転写面
側に押圧しながら前記繰り出しコアからのリボン繰り出
し方向上手側に向けて移動させることにより転動する転
写ローラーで構成され、前記転写ローラーの外径が、８
ｍｍ〜２０ｍｍに設定されていても良い。
側に押圧しながら前記繰り出しコアからのリボン繰り出
し方向上手側に向けて移動させることにより転動する転
写ローラーで構成され、前記転写ローラーの外径が、８
ｍｍ〜２０ｍｍに設定されていても良い。
【０００６】前記転写ローラー外周面のローラー幅（Ｂ
ｒ）の前記転写リボンのリボン幅（Ｂ）に対する比率
（Ｂｒ／Ｂ）が、 ローラー幅（Ｂｒ）／リボン幅（Ｂ）＝１．２〜２．５ に設定されていても良い。
ｒ）の前記転写リボンのリボン幅（Ｂ）に対する比率
（Ｂｒ／Ｂ）が、 ローラー幅（Ｂｒ）／リボン幅（Ｂ）＝１．２〜２．５ に設定されていても良い。
【０００７】
【作用】図１は、繰り出しコアからの転写リボンの繰り
出し長さＬと、転写リボンを繰り出しコアから繰り出す
に要する転写リボンの張力Ｔとの関係を示し、図２に示
すように、全長Ｌ0 が略１０ｍの一定長さに設定した粘
着膜転写リボン（厚さ約４５μｍ）Ｒｉを外径ｄが異な
る繰り出しコア１に巻き付けてある、外径Ｄの繰り出し
コア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が異なる各種の
転写リボン巻体５の各々について、転写リボンＲｉの繰
り出し長さＬが１ｍ増える毎にその時の転写リボン巻体
５の半径Ｒを算出し、繰り出しコア１の回転を開始させ
るに必要な最小限の回転トルクＭ0 を３９０ｇｆ・ｃｍ
の一定値にして、次式、 Ｔ＝Ｍ0 ／Ｒ により、転写リボンＲｉの張力Ｔを算出してグラフ化し
たものである。この計算結果から明らかなように、繰り
出しコアから繰り出し可能な転写リボンの全長又は略全
長を巻き付けてある状態での、転写リボン巻体５の外径
Ｄの繰り出しコア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が
２．２を越える場合、繰り出しコア１に巻き付けられて
いる転写リボンＲｉが少なくなるにしたがって、転写リ
ボンＲｉを繰り出しコア１から繰り出すに必要な転写リ
ボンＲｉの張力Ｔが急激に増大する。
出し長さＬと、転写リボンを繰り出しコアから繰り出す
に要する転写リボンの張力Ｔとの関係を示し、図２に示
すように、全長Ｌ0 が略１０ｍの一定長さに設定した粘
着膜転写リボン（厚さ約４５μｍ）Ｒｉを外径ｄが異な
る繰り出しコア１に巻き付けてある、外径Ｄの繰り出し
コア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が異なる各種の
転写リボン巻体５の各々について、転写リボンＲｉの繰
り出し長さＬが１ｍ増える毎にその時の転写リボン巻体
５の半径Ｒを算出し、繰り出しコア１の回転を開始させ
るに必要な最小限の回転トルクＭ0 を３９０ｇｆ・ｃｍ
の一定値にして、次式、 Ｔ＝Ｍ0 ／Ｒ により、転写リボンＲｉの張力Ｔを算出してグラフ化し
たものである。この計算結果から明らかなように、繰り
出しコアから繰り出し可能な転写リボンの全長又は略全
長を巻き付けてある状態での、転写リボン巻体５の外径
Ｄの繰り出しコア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が
２．２を越える場合、繰り出しコア１に巻き付けられて
いる転写リボンＲｉが少なくなるにしたがって、転写リ
ボンＲｉを繰り出しコア１から繰り出すに必要な転写リ
ボンＲｉの張力Ｔが急激に増大する。
【０００８】図３は、転写リボンを被転写面側に押圧し
ながら繰り出しコアからのリボン繰り出し方向上手側に
向けて移動させることにより転動する転写ヘッドとして
の転写ローラーの外径Ｄｒと、転写ローラー周面と転写
リボンとの動摩擦係数μとの関係を示し、図４に示すよ
うに、外周面のスプリング硬さＨｓ（ＪＩＳＡ）が約６
０°の略一定硬さに設定されている外径Ｄｒが異なる各
種の転写ローラー４を固定して、その外周面に粘着膜側
を外向きにして粘着膜転写リボン（厚さ約４５μｍ）Ｒ
ｉを約９０°の略一定の巻掛け角度Θで巻掛け、転写リ
ボンＲｉの一端側に５０ｇｆのウェイトＷを吊り下げて
転写リボンＲｉに５０ｇｆの張力Ｔを与える状態で、転
写リボンＲｉの他端側に連結したロードセルＬＳを２０
ｍｍ／ｓｅｃ程度の速度Ｖで矢印方向に移動させ、ロー
ドセルＬＳで計測した張力ＴＬとウェイトＷによる張力
Ｔとを、ベルト伝動装置における、ベルトとベルト車と
の摩擦係数μ，ベルトの巻掛け角度Θ，ベルト両端側の
張力Ｔ，ＴＬとの関係を示す、遠心力の影響を無視した
次式、 μ＝（１／Θ）ｌｏｇ（ＴＬ／Ｔ） に代入して動摩擦係数μを算出し、その値をプロットし
てグラフ化したものである。この計測結果から明らかな
ように、転写ローラー４の外径Ｄｒが８ｍｍ未満の場
合、動摩擦係数μが急激に減少して、転写ローラー４外
周面と転写リボンＲｉとが滑り易くなる。
ながら繰り出しコアからのリボン繰り出し方向上手側に
向けて移動させることにより転動する転写ヘッドとして
の転写ローラーの外径Ｄｒと、転写ローラー周面と転写
リボンとの動摩擦係数μとの関係を示し、図４に示すよ
うに、外周面のスプリング硬さＨｓ（ＪＩＳＡ）が約６
０°の略一定硬さに設定されている外径Ｄｒが異なる各
種の転写ローラー４を固定して、その外周面に粘着膜側
を外向きにして粘着膜転写リボン（厚さ約４５μｍ）Ｒ
ｉを約９０°の略一定の巻掛け角度Θで巻掛け、転写リ
ボンＲｉの一端側に５０ｇｆのウェイトＷを吊り下げて
転写リボンＲｉに５０ｇｆの張力Ｔを与える状態で、転
写リボンＲｉの他端側に連結したロードセルＬＳを２０
ｍｍ／ｓｅｃ程度の速度Ｖで矢印方向に移動させ、ロー
ドセルＬＳで計測した張力ＴＬとウェイトＷによる張力
Ｔとを、ベルト伝動装置における、ベルトとベルト車と
の摩擦係数μ，ベルトの巻掛け角度Θ，ベルト両端側の
張力Ｔ，ＴＬとの関係を示す、遠心力の影響を無視した
次式、 μ＝（１／Θ）ｌｏｇ（ＴＬ／Ｔ） に代入して動摩擦係数μを算出し、その値をプロットし
てグラフ化したものである。この計測結果から明らかな
ように、転写ローラー４の外径Ｄｒが８ｍｍ未満の場
合、動摩擦係数μが急激に減少して、転写ローラー４外
周面と転写リボンＲｉとが滑り易くなる。
【０００９】図５は、転写ローラー外周面のローラー幅
Ｂｒの転写リボンのリボン幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／
Ｂ）と、繰り出しコアから転写リボンを繰り出すに要す
る転写ローラーの被転写面側への必要最小押圧力Ｆとの
関係を示し、図６に示すように、粘着膜転写リボン（厚
さ約４５μｍ）Ｒｉを巻き付けている繰り出しコア１
と、繰り出しコア１から繰り出された転写リボンＲｉを
被転写面Ｇ側に押圧する転写ローラー４と、転写ローラ
ー４を通過した転写リボンＲｉを巻き取る巻き取りコア
２とを備えている粘着塗膜転写具Ａを使用し、転写リボ
ンＲｉを繰り出しコア１から繰り出すに要する張力Ｔを
概ね２００ｇｆに設定した状態で、ローラー幅Ｂｒのリ
ボン幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／Ｂ）を変更して、各々の
比率（Ｂｒ／Ｂ）の場合について、転写ローラー４を被
転写面Ｇである被転写紙に押し付けながら、約２０ｍｍ
／ｓｅｃ程度の転写速度Ｖで転写するに要した必要最小
押圧力Ｆを計測し、その計測値Ｆをプロットしてグラフ
化したものである。この計測結果から明らかなように、
転写ローラー４外周面のローラー幅Ｂｒのリボン幅Ｂに
対する比率（Ｂｒ／Ｂ）が１．２未満の場合、必要最小
押圧力Ｆが急激に増大する。
Ｂｒの転写リボンのリボン幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／
Ｂ）と、繰り出しコアから転写リボンを繰り出すに要す
る転写ローラーの被転写面側への必要最小押圧力Ｆとの
関係を示し、図６に示すように、粘着膜転写リボン（厚
さ約４５μｍ）Ｒｉを巻き付けている繰り出しコア１
と、繰り出しコア１から繰り出された転写リボンＲｉを
被転写面Ｇ側に押圧する転写ローラー４と、転写ローラ
ー４を通過した転写リボンＲｉを巻き取る巻き取りコア
２とを備えている粘着塗膜転写具Ａを使用し、転写リボ
ンＲｉを繰り出しコア１から繰り出すに要する張力Ｔを
概ね２００ｇｆに設定した状態で、ローラー幅Ｂｒのリ
ボン幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／Ｂ）を変更して、各々の
比率（Ｂｒ／Ｂ）の場合について、転写ローラー４を被
転写面Ｇである被転写紙に押し付けながら、約２０ｍｍ
／ｓｅｃ程度の転写速度Ｖで転写するに要した必要最小
押圧力Ｆを計測し、その計測値Ｆをプロットしてグラフ
化したものである。この計測結果から明らかなように、
転写ローラー４外周面のローラー幅Ｂｒのリボン幅Ｂに
対する比率（Ｂｒ／Ｂ）が１．２未満の場合、必要最小
押圧力Ｆが急激に増大する。
【００１０】
【発明の効果】請求項１記載の塗膜転写具は、転写リボ
ンをその全長又は略全長に亘って、当該転写リボンを繰
り出しコアから繰り出すに必要な転写リボンの張力があ
まり増大しない状態で使用でき、操作感覚の変化が少な
いから操作性が優れている。請求項２記載の塗膜転写具
は、転写ローラー周面と転写リボンとの動摩擦係数を大
きく設定でき、転写ローラー外周面と転写リボンとの滑
りを抑制して、能率良く転写できる。請求項３記載の塗
膜転写具は、繰り出しコアから転写リボンを繰り出すに
要する転写ローラーの被転写面側への必要最小押圧力が
少なく、軽い操作力で転写できる。
ンをその全長又は略全長に亘って、当該転写リボンを繰
り出しコアから繰り出すに必要な転写リボンの張力があ
まり増大しない状態で使用でき、操作感覚の変化が少な
いから操作性が優れている。請求項２記載の塗膜転写具
は、転写ローラー周面と転写リボンとの動摩擦係数を大
きく設定でき、転写ローラー外周面と転写リボンとの滑
りを抑制して、能率良く転写できる。請求項３記載の塗
膜転写具は、繰り出しコアから転写リボンを繰り出すに
要する転写ローラーの被転写面側への必要最小押圧力が
少なく、軽い操作力で転写できる。
【００１１】
【実施例】図８は、転写膜の一例としての感圧接着用の
粘着膜（厚さ約２０μｍ）Ｅを樹脂製ベースフィルム
（厚さ約２５μｍ）の一側面に設けてある転写リボン
（厚さ約４５μｍ）Ｒｉが、粘着膜側を外向きにして樹
脂製繰り出しコア１と、樹脂製巻き取りコア２とに亘っ
て巻掛けられているとともに、各コア１，２がホルダー
Ｈに対して装填可能な相対姿勢で樹脂製の板状保持部材
３に保持され、繰り出しコア１から繰り出された転写リ
ボンＲｉを紙等の被転写面Ｇ側に押圧して粘着膜Ｅをそ
の被転写面Ｇに転写させる転写ヘッドの一例としての押
圧ローラー４が設けられている転写リボンカセットＣを
示し、押圧ローラー４を通過したあとの使用済み転写リ
ボンＲｉが、繰り出しコア１に巻き付けられている転写
リボンＲｉの粘着膜側に接触しながら巻き取りコア２に
巻き取られるよう巻掛けられている。
粘着膜（厚さ約２０μｍ）Ｅを樹脂製ベースフィルム
（厚さ約２５μｍ）の一側面に設けてある転写リボン
（厚さ約４５μｍ）Ｒｉが、粘着膜側を外向きにして樹
脂製繰り出しコア１と、樹脂製巻き取りコア２とに亘っ
て巻掛けられているとともに、各コア１，２がホルダー
Ｈに対して装填可能な相対姿勢で樹脂製の板状保持部材
３に保持され、繰り出しコア１から繰り出された転写リ
ボンＲｉを紙等の被転写面Ｇ側に押圧して粘着膜Ｅをそ
の被転写面Ｇに転写させる転写ヘッドの一例としての押
圧ローラー４が設けられている転写リボンカセットＣを
示し、押圧ローラー４を通過したあとの使用済み転写リ
ボンＲｉが、繰り出しコア１に巻き付けられている転写
リボンＲｉの粘着膜側に接触しながら巻き取りコア２に
巻き取られるよう巻掛けられている。
【００１２】前記繰り出しコア１に全長Ｌ0 が略１０ｍ
の未使用転写リボンＲｉを予め巻き付けて転写リボン巻
体５が形成され、この未使用転写リボンＲｉの略全長を
巻き付けている状態での転写リボン巻体５の外径Ｄの繰
り出しコア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が、２．
２以下（実施例では１．４）に設定されているととも
に、押圧ローラー４は、その外径Ｄｒが８ｍｍ〜２０ｍ
ｍ（実施例では９ｍｍ）、かつ、外周面のスプリング硬
さＨｓ（ＪＩＳＡ）が約６０°に設定され、転写ローラ
ー４外周面のローラー幅Ｂｒの転写リボンＲｉのリボン
幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／Ｂ）が、１．２〜２．５（実
施例では１．５）に設定されている。
の未使用転写リボンＲｉを予め巻き付けて転写リボン巻
体５が形成され、この未使用転写リボンＲｉの略全長を
巻き付けている状態での転写リボン巻体５の外径Ｄの繰
り出しコア１の外径ｄに対する比率（Ｄ／ｄ）が、２．
２以下（実施例では１．４）に設定されているととも
に、押圧ローラー４は、その外径Ｄｒが８ｍｍ〜２０ｍ
ｍ（実施例では９ｍｍ）、かつ、外周面のスプリング硬
さＨｓ（ＪＩＳＡ）が約６０°に設定され、転写ローラ
ー４外周面のローラー幅Ｂｒの転写リボンＲｉのリボン
幅Ｂに対する比率（Ｂｒ／Ｂ）が、１．２〜２．５（実
施例では１．５）に設定されている。
【００１３】前記保持部材３は装填するべきホルダーＨ
の内周面形状に略沿う外形に形成され、各コア１，２を
片持ち姿勢で回転自在に保持しているとともに、ホルダ
ーＨ側に形成した突起６に嵌まり込んで当該ホルダーＨ
に対する位置決めを行う貫通孔７と、巻き取りコア２の
逆回転を規制する爪８と、押圧ローラー４を通過する転
写リボンＲｉのリボン幅方向での位置ずれを規制する左
右一対の三角板状の規制部材９とが一体成形され、押圧
ローラー４のリボン幅方向両端が左右の規制部材９に回
転自在に支持され、繰り出しコア１から巻き取りコア２
に至る部分の転写リボンＲｉが当該押圧ローラー４に巻
掛けられている。
の内周面形状に略沿う外形に形成され、各コア１，２を
片持ち姿勢で回転自在に保持しているとともに、ホルダ
ーＨ側に形成した突起６に嵌まり込んで当該ホルダーＨ
に対する位置決めを行う貫通孔７と、巻き取りコア２の
逆回転を規制する爪８と、押圧ローラー４を通過する転
写リボンＲｉのリボン幅方向での位置ずれを規制する左
右一対の三角板状の規制部材９とが一体成形され、押圧
ローラー４のリボン幅方向両端が左右の規制部材９に回
転自在に支持され、繰り出しコア１から巻き取りコア２
に至る部分の転写リボンＲｉが当該押圧ローラー４に巻
掛けられている。
【００１４】図９，図１０は上記転写リボンカセットＣ
がホルダーＨに装脱可能に装填されている塗膜転写具Ａ
を示し、ホルダーＨはリボン幅方向で二つの分割ホルダ
ー部材Ｈ１，Ｈ２を開閉自在に連結して構成され、一方
の分割ホルダー部材Ｈ１に、繰り出しコア１の軸孔が係
入される繰り出し用筒軸１０と巻き取りコア２の軸孔が
係入される巻き取り用筒軸１１とが回転自在に支承され
ているとともに、繰り出し用筒軸１０に係入される繰り
出しコア１と巻き取り用筒軸１１に係入される巻き取り
コア２とを、巻き取り速度が繰り出し速度よりも速くな
る状態で回転可能、かつ、繰り出しコア１の回転と巻き
取りコア２の回転とをスリップ可能に連動するスリップ
連動機構１２が設けられている。前記スリップ連動機構
１２は、繰り出し用筒軸１０の一端側に一体形成されて
いる第１プーリ１３と、巻き取り用筒軸１１の一端側に
一体形成されている第２プーリ１４と、第１プーリ１３
と第２プーリ１４とに亘って巻掛けられるゴム製の伝動
丸ベルト１５とを設けて構成されているとともに、転写
リボンＲｉの使用にともなって、転写リボン巻体５の外
径Ｄが小さくなっても、繰り出しコア１からのリボン繰
り出し速度よりも巻き取りコア２によるリボン巻き取り
速度が速くなるよう、第２プーリ１４が第１プーリ１３
よりも小径に形成され、伝動丸ベルト１５と第２プーリ
ー１４との間のスリップで、繰り出しコア１の回転と巻
き取りコア２の回転とをスリップ可能に連動して、リボ
ン繰り出し速度とリボン巻き取り速度との速度差を吸収
できるよう構成してある。前記伝動丸ベルト１５と第２
プーリー１４とは、繰り出しコア１に約３９０ｇｆ・ｃ
ｍ以上の回転トルクＭ0 が発生すると互いにスリップす
るように予め設定されている。
がホルダーＨに装脱可能に装填されている塗膜転写具Ａ
を示し、ホルダーＨはリボン幅方向で二つの分割ホルダ
ー部材Ｈ１，Ｈ２を開閉自在に連結して構成され、一方
の分割ホルダー部材Ｈ１に、繰り出しコア１の軸孔が係
入される繰り出し用筒軸１０と巻き取りコア２の軸孔が
係入される巻き取り用筒軸１１とが回転自在に支承され
ているとともに、繰り出し用筒軸１０に係入される繰り
出しコア１と巻き取り用筒軸１１に係入される巻き取り
コア２とを、巻き取り速度が繰り出し速度よりも速くな
る状態で回転可能、かつ、繰り出しコア１の回転と巻き
取りコア２の回転とをスリップ可能に連動するスリップ
連動機構１２が設けられている。前記スリップ連動機構
１２は、繰り出し用筒軸１０の一端側に一体形成されて
いる第１プーリ１３と、巻き取り用筒軸１１の一端側に
一体形成されている第２プーリ１４と、第１プーリ１３
と第２プーリ１４とに亘って巻掛けられるゴム製の伝動
丸ベルト１５とを設けて構成されているとともに、転写
リボンＲｉの使用にともなって、転写リボン巻体５の外
径Ｄが小さくなっても、繰り出しコア１からのリボン繰
り出し速度よりも巻き取りコア２によるリボン巻き取り
速度が速くなるよう、第２プーリ１４が第１プーリ１３
よりも小径に形成され、伝動丸ベルト１５と第２プーリ
ー１４との間のスリップで、繰り出しコア１の回転と巻
き取りコア２の回転とをスリップ可能に連動して、リボ
ン繰り出し速度とリボン巻き取り速度との速度差を吸収
できるよう構成してある。前記伝動丸ベルト１５と第２
プーリー１４とは、繰り出しコア１に約３９０ｇｆ・ｃ
ｍ以上の回転トルクＭ0 が発生すると互いにスリップす
るように予め設定されている。
【００１５】そして、ホルダーＨを開放して、板状保持
部材３の貫通孔７への一方の分割ホルダー部材Ｈ１に形
成した突起６の嵌め込みで、転写リボンカセットＣが分
割ホルダー部材Ｈ１に対して位置決めされ、各コア１，
２の遊端側に各筒軸１０，１１を係入して転写リボンカ
セットＣを一方の分割ホルダー部材Ｈ１側に装着した状
態で、他方の分割ホルダー部材Ｈ２でホルダーＨを閉じ
て、図７に示すように、転写リボンＲの粘着膜Ｅを被転
写面Ｇ側に押圧しながら押圧ローラー４を繰り出しコア
１からのリボン繰り出し方向上手側に向けて転動させる
と、転写リボンＲｉが繰り出しコア１を回転させながら
繰り出され、粘着膜Ｅが被転写面Ｇに転写されるととも
に、押圧ローラー４を通過した使用済みの転写リボンＲ
ｉが繰り出しコア１に巻き付けられている転写リボンＲ
ｉの粘着膜側に接触して軽く接着されながら巻き取りコ
ア２に巻き取られる。
部材３の貫通孔７への一方の分割ホルダー部材Ｈ１に形
成した突起６の嵌め込みで、転写リボンカセットＣが分
割ホルダー部材Ｈ１に対して位置決めされ、各コア１，
２の遊端側に各筒軸１０，１１を係入して転写リボンカ
セットＣを一方の分割ホルダー部材Ｈ１側に装着した状
態で、他方の分割ホルダー部材Ｈ２でホルダーＨを閉じ
て、図７に示すように、転写リボンＲの粘着膜Ｅを被転
写面Ｇ側に押圧しながら押圧ローラー４を繰り出しコア
１からのリボン繰り出し方向上手側に向けて転動させる
と、転写リボンＲｉが繰り出しコア１を回転させながら
繰り出され、粘着膜Ｅが被転写面Ｇに転写されるととも
に、押圧ローラー４を通過した使用済みの転写リボンＲ
ｉが繰り出しコア１に巻き付けられている転写リボンＲ
ｉの粘着膜側に接触して軽く接着されながら巻き取りコ
ア２に巻き取られる。
【００１６】〔その他の実施例〕 １．本発明による塗膜転写具は、文字修正用転写塗膜或
いは装飾用の着色転写塗膜を被転写面に転写する為に使
用されるものであっても良く、更に、感圧転写塗膜の
他、感熱転写塗膜を転写する為に使用されるものであっ
ても良く、転写塗膜の種類、機能、用途は限定されな
い。 ２．スリップ連動機構の具体的構造は、実施例で示した
構造に限定されない。
いは装飾用の着色転写塗膜を被転写面に転写する為に使
用されるものであっても良く、更に、感圧転写塗膜の
他、感熱転写塗膜を転写する為に使用されるものであっ
ても良く、転写塗膜の種類、機能、用途は限定されな
い。 ２．スリップ連動機構の具体的構造は、実施例で示した
構造に限定されない。
【００１７】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】計算結果を示すグラフ
【図２】計算方法を示す概略図
【図３】実験結果を示すグラフ
【図４】実験方法を示す概略図
【図５】実験結果を示すグラフ
【図６】実験方法を示す概略図
【図７】塗膜転写具を正面側から見た斜視図
【図８】転写リボンカセットの斜視図
【図９】塗膜転写具の内部を示す平面図
【図１０】塗膜転写具の要部断面図
【図１１】転写リボン巻体半径と転写リボン張力との関
係を示すグラフ
係を示すグラフ
１ 繰り出しコア ２ 巻き取りコア ４ 転写ヘッド ５ 転写リボン巻体 １２ スリップ連動機構 Ｇ 被転写面 Ｂ リボン幅 Ｂｒ ローラー幅 Ｄ 外径 Ｄｒ 外径 ｄ 外径 Ｌ0 全長 Ｒｉ 転写リボン
Claims (3)
- 【請求項１】 転写リボン（Ｒｉ）を巻き付けて転写リ
ボン巻体（５）を形成している繰り出しコア（１）と、
前記繰り出しコア（１）から繰り出された転写リボン
（Ｒｉ）を被転写面（Ｇ）側に押圧する転写ヘッド
（４）と、前記転写ヘッド（４）を通過した転写リボン
（Ｒｉ）を巻き取る巻き取りコア（２）と、前記繰り出
しコア（１）と前記巻き取りコア（２）とを巻き取り速
度が繰り出し速度よりも速くなる状態で回転可能、か
つ、前記繰り出しコア（１）の回転と前記巻き取りコア
（２）の回転とをスリップ可能に連動するスリップ連動
機構（１２）とを備え、前記転写ヘッド（４）で転写リ
ボン（Ｒｉ）を被転写面（Ｇ）側に押圧しながら、当該
転写ヘッド（４）を前記繰り出しコア（１）からのリボ
ン繰り出し方向上手側に向けて移動させることにより、
転写リボン（Ｒｉ）が前記繰り出しコア（１）を回転さ
せながら繰り出され、かつ、前記転写ヘッド（４）を通
過した転写リボン（Ｒｉ）が前記巻き取りコア（２）に
巻き取られる塗膜転写具であって、前記繰り出しコア
（１）から繰り出し可能な転写リボン（Ｒｉ）の全長
（Ｌ0 ）又は略全長を前記繰り出しコア（１）に巻き付
けている状態での、前記転写リボン巻体（５）の外径
（Ｄ）の前記繰り出しコア（１）の外径（ｄ）に対する
比率（Ｄ／ｄ）が、 外径（Ｄ）／外径（ｄ）＝２．２以下 に設定されている塗膜転写具。 - 【請求項２】 前記転写ヘッド（４）が、転写リボン
（Ｒｉ）を被転写面（Ｇ）側に押圧しながら前記繰り出
しコア（１）からのリボン繰り出し方向上手側に向けて
移動させることにより転動する転写ローラーで構成さ
れ、前記転写ローラー（４）の外径（Ｄｒ）が、８ｍｍ
〜２０ｍｍに設定されている請求項１記載の塗膜転写
具。 - 【請求項３】 前記転写ローラー（４）外周面のローラ
ー幅（Ｂｒ）の前記転写リボン（Ｒｉ）のリボン幅
（Ｂ）に対する比率（Ｂｒ／Ｂ）が、 ローラー幅（Ｂｒ）／リボン幅（Ｂ）＝１．２〜２．５ に設定されている請求項２記載の塗膜転写具。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24493493A JPH0797113A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 塗膜転写具 |
| US08/222,453 US5499877A (en) | 1993-04-06 | 1994-04-04 | Transfer ribbon cassette, a case for enclosing the cassette, and a paint film transfer device having the same |
| DE69416182T DE69416182T2 (de) | 1993-04-06 | 1994-04-05 | Übertragungsbandkassette, Umschliessungsgehäuse dafür und Übertragungsvorrichtung von Beschichtungsfilmen damit versehen |
| EP94105272A EP0619189B1 (en) | 1993-04-06 | 1994-04-05 | Transfer ribbon cassette, a case for enclosing the cassette and a paint film transfer device having the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24493493A JPH0797113A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 塗膜転写具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797113A true JPH0797113A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17126143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24493493A Pending JPH0797113A (ja) | 1993-04-06 | 1993-09-30 | 塗膜転写具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797113A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100305370B1 (ko) * | 1998-07-07 | 2001-12-28 | 이세엽 | 리본이송기구 |
| WO2016021243A1 (ja) * | 2014-08-04 | 2016-02-11 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24493493A patent/JPH0797113A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100305370B1 (ko) * | 1998-07-07 | 2001-12-28 | 이세엽 | 리본이송기구 |
| WO2016021243A1 (ja) * | 2014-08-04 | 2016-02-11 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
| JPWO2016021243A1 (ja) * | 2014-08-04 | 2017-06-01 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
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