JP2569662Y2 - 塗膜転写テープの走行構造 - Google Patents

塗膜転写テープの走行構造

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JP2569662Y2
JP2569662Y2 JP8010191U JP8010191U JP2569662Y2 JP 2569662 Y2 JP2569662 Y2 JP 2569662Y2 JP 8010191 U JP8010191 U JP 8010191U JP 8010191 U JP8010191 U JP 8010191U JP 2569662 Y2 JP2569662 Y2 JP 2569662Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗膜転写テープを巻き
付けてある繰り出しコアと、前記繰り出しコアの回転に
連動して回転する繰り出し側回転体と、前記繰り出しコ
アから繰り出された前記塗膜転写テープを巻き取る巻き
取りコアと、前記巻き取りコアの回転に連動して回転す
る巻き取り側回転体と、前記繰り出しコアと前記巻き取
りコアを、当該巻き取りコアの巻き取り用周速度が前記
繰り出しコアの繰り出し用周速度よりも大なる状態で、
連動回転させる連動機構とが備えられ、前記転動機構
は、同軸状に軸支した前記繰り出し側回転体と前記巻き
取り側回転体とを軸芯方向からの押圧で互いに連動回転
させて、前記繰り出しコアと前記巻き取りコアとを連動
しているとともに、前記繰り出し側回転体と前記巻き取
り側回転体とが、当該両回転体を押圧している押圧力に
抗して相対回転可能に設けられている塗膜転写テープの
走行構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記塗膜転写テープの走行構造は、巻き
取りコアの巻き取り用周速度が繰り出しコアの繰り出し
用周速度よりも大なる状態で、繰り出しコアと巻き取り
コアとを連動回転させて、繰り出しコア側のテープ巻き
付け径と巻き取りコア側のテープ巻き付け径との不一致
にかかわらず、使用後の塗膜転写テープを弛みのない状
態で巻き取りコアに確実に巻き取るよう構成するととも
に、繰り出し側回転体と巻き取り側回転体とを相対回転
可能に設けて、巻き取りコアの巻き取り用周速度と繰り
出しコアの繰り出し用周速度との速度差を両回転体どう
しの相対回転で吸収し、塗膜転写テープに過度の張力が
発生しないよう構成したものであるが、従来、図11に
示す塗膜転写具ように、繰り出し側回転体を構成してい
る繰り出しコア01と巻き取り側回転体を構成している
巻き取りコア02との間にゴム製やコルクシート製或い
はフェルト製のスリップリング03を挟んでコイルスプ
リングSで押圧し、繰り出しコア01とスリップリング
03との摩擦抵抗及びスリップリング03と巻き取りコ
ア02との摩擦抵抗で両コア01,02を連動回転させ
るとともに、巻き取りコア02の巻き取り用周速度と繰
り出しコア01の繰り出し用周速度との速度差を、スリ
ップリング03に対する繰り出しコア01又は巻き取り
コア02又はその双方01,02のスリップで両コア0
1,02を相対回転させて吸収している。尚、04はケ
ース、05は転写ヘッド、06は繰り出しコア01と巻
き取りコア02とを同軸状に保持している筒軸、Tは塗
膜転写テープである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、繰り出し側回転体としての繰り出しコア01と巻き
取り側回転体としての巻き取りコア02とを相対回転可
能に設けるにあたって、スリップリングSを別途製作し
て組み付ける必要があり、製作コストが高くなるだけで
なく、繰り出しコア01と巻き取りコア02との間の伝
達トルクが所定トルクに達したときに両コア01,02
が相対回転するよう設定したい場合、その所定トルクに
対応するスリップリング03と両コア01,02との摩
擦係数の設定やその為の材質選定等に多大の労力を要
し、両コア01,02が相対回転するときの伝達トルク
を所定トルクに設定しにくい欠点がある。本考案は上記
実情に鑑みてなされたものであって、繰り出しコアと巻
き取りコアとを連動する連動機構を工夫することによ
り、繰り出し側回転体と巻き取り側回転体とを相対回転
可能に設けるにあたって、製作コストを低減でき、しか
も、両回転体が相対回転するときの伝達トルクを所定ト
ルクに設定し易い塗膜転写テープの走行構造を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本考案の特徴構成は、塗膜転写テープを巻き付けてある
繰り出しコアと、前記繰り出しコアの回転に連動して回
転する繰り出し側回転体と、前記繰り出しコアから繰り
出された前記塗膜転写テープを巻き取る巻き取りコア
と、前記巻き取りコアの回転に連動して回転する巻き取
り側回転体と、前記繰り出しコアと前記巻き取りコア
を、当該巻き取りコアの巻き取り用周速度が前記繰り出
しコアの繰り出し用周速度よりも大なる状態で、連動回
転させる連動機構とが備えられ、前記連動機構は、同軸
状に軸支した前記繰り出し側回転体と前記巻き取り側回
転体とを軸芯方向からの押圧で互いに連動回転させて、
前記繰り出しコアと前記巻き取りコアとを連動している
とともに、前記繰り出し側回転体と前記巻き取り側回転
体とが、当該両回転体を押圧している押圧力に抗して相
対回転可能に設けられている塗膜転写テープの走行構造
であって、前記連動機構が前記両回転体の対向面に互い
に係合する係合部を設けて構成され、前記係合部に、前
記両回転体の相対回転にともなって当該両回転体を係合
解除位置に相対移動させるカム面が設けられている点に
あり、かかる構成から次の作用効果を奏する。
【0005】
【作用】繰り出し側回転体と巻き取り側回転体との係合
で、巻き取りコアが繰り出しコアの回転に連動して回転
し、使用後の塗膜転写テープが巻き取りコアに巻き取ら
れるとともに、巻き取りコアの巻き取り用周速度と繰り
出しコアの繰り出し用周速度との速度差に起因して両回
転体が相対回転しようとする場合、両回転体は係合部に
設けたカム面に案内されて係合解除位置に相対移動し、
係合部の係合が解除されてその速度差が吸収されるの
で、両回転体を相対回転可能に設けるにあたって、スリ
ップリング等の別途の部品を製作して両回転体の間に組
み付ける必要がない。また、係合部に設けるカム面の形
状を選択するだけで、両回転体が相対回転するときの、
両回転体間の伝達トルクを設定できる。
【0006】
【考案の効果】従って、繰り出し側回転体と巻き取り側
回転体とを相対回転可能に設けるにあたって、製作コス
トを低減でき、しかも、両回転体が相対回転するときの
両回転体間の伝達トルクを所定トルクに設定し易い。
【0007】
【実施例】〔第1実施例〕 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
4,図5は印字部分修正用の塗膜転写具を示し、樹脂製
のハウジングAと、このハウジングA内に所定姿勢で収
納される樹脂製のカートリッジBとを主要構成として備
え、揺動開閉自在な開閉蓋A1を設けてあるカートリッ
ジ装着口A2からカートリッジBが装脱自在に収納され
ている。
【0008】前記カートリッジBは、一対の半割状ケー
スB1,B2に、白色の感圧式転写塗膜がフィルム状基
材の片面に形成されてなる塗膜転写テープ(以下、転写
テープ)Tをロール状に巻き付けてある樹脂製の繰り出
しコア1と、使用済み転写テープTをロール状に巻き取
る樹脂製の巻き取りコア2と、繰り出しコア1から繰り
出された転写テープTを所定のテープ移動経路に沿って
巻き取りコア2にまで移動案内する複数個のガイドロー
ラ3a及び弧状のガイド板3bと、転写テープTの移動
経路途中で、当該転写テープTの転写塗膜を記録紙等の
被転写面に押圧することによって転写する樹脂製の転写
ヘッド4とを設けて構成され、転写ヘッド4をハウジン
グAに形成した開口部A3から外部に突出させてハウジ
ングA内に収納されている。
【0009】そして、転写ヘッド4で転写テープTを被
転写面側に押圧した状態のまま、転写ヘッド4をテープ
長手方向に移動させると、転写テープTが繰り出しコア
1から強制的に繰り出され、転写ヘッド4による押圧で
転写塗膜が被転写面に転写されるとともに、使用後の転
写テープTが弛みのない状態で巻き取りコア2に強制的
に巻き取られるよう構成してある。
【0010】次に、転写テープTの走行構造について説
明する。前記装着口A2の開閉蓋A1内面には第1受け
軸5aと第2受け軸5bとが突設され、第1受け軸5a
には、繰り出しコア1のボス部内周面に形成した複数個
の係止突起1aとの係合で当該繰り出しコア1と連動回
転される樹脂製第1駆動軸6と、大径ギア7aを備えた
樹脂製中間回転体7とが相対回転自在に同軸状に外嵌保
持されているとともに、第2受け軸5bには、巻き取り
コア2のボス部内周面に形成した複数個の係止突起2a
との係合で当該巻き取りコア2と連動回転される樹脂製
第2駆動軸8が回転自在に外嵌保持され、中間回転体7
及び第2駆動軸8には夫々、開閉蓋A1の内面に線接触
する環状リブ7b,8bが一体形成されている。
【0011】前記第2駆動軸8に小径ギア8aが設けら
れ、この小径ギア8aを中間回転体7の大径ギア7aに
噛合連動させて、中間回転体7が巻き取りコア2の回転
に連動して回転する巻き取り側回転体に構成されている
とともに、中間回転体7と同軸状に軸支した第1駆動軸
6に、繰り出しコア1の回転に連動して回転する繰り出
し側回転体の一例としての環状の回転板9が、中間回転
体7端面に対向させる状態で一体形成されている。
【0012】前記回転板9端面と中間回転体7端面とを
軸芯方向から押圧するコイルスプリングSを中間回転体
7の筒軸7c外周面に装着し、このコイルスプリングS
による押圧で回転板9と中間回転体7とを互いに連動回
転させて、巻き取りコア2を繰り出しコア1の回転に連
動して従動回転させる連動機構10が構成されていると
ともに、繰り出しコア1側のテープ巻き付け径と巻き取
りコア2側のテープ巻き付け径との不一致にかかわら
ず、使用後の塗膜転写テープTが弛みのない状態で巻き
取りコア2に確実に巻き取られるよう、巻き取りコア2
の使用済みテープ巻き取り用周速度が、第2駆動軸8の
小径ギア8aと中間回転体7の大径ギア7aとの噛合
で、繰り出しコア1のテープ繰り出し用周速度よりも大
になるよう設定されている。
【0013】前記連動機構10は、図1乃至図3に示す
ように、回転板9と中間回転体7との対向面11,12
に互いに係合する係合部13を設けて構成されるもの
で、回転板9側の対向面11に半径方向の放射状に一体
形成した複数の繰り出し側突条14の間に、中間回転体
7側の対向面12に半径方向の放射状に一体形成した複
数の巻き取り側突条15を交互に入り込ませて、コイル
スプリングSによる押圧で回転板9と中間回転体7とが
一体回転される。前記係合部13を構成している巻き取
り側突条15側に、回転板9と中間回転体7との相対回
転にともなってこれら回転板9と中間回転体7とを係合
解除位置に相対移動させるカム面16が設けられ、繰り
出しコア1のテープ繰り出し用周速度と巻き取りコア2
のテープ巻き取り用周速度との速度差を、回転板9と中
間回転体7との相対回転で吸収できるよう構成してあ
る。
【0014】前記カム面16は、巻き取り側突条15の
回転方向に沿う断面を三角形の山形に形成して構成さ
れ、繰り出しコア1のテープ繰り出し用周速度と巻き取
りコア2のテープ巻き取り用周速度との速度差により、
回転板9と中間回転体7との間の伝達トルクが設定トル
ク以上に達すると、コイルスプリングSによる押圧力に
抗して、繰り出し側突条14がカム面16に沿って案内
されて巻き取り側突条15に乗り上げ、回転板9と中間
回転体7とが係合解除位置に相対移動して、速度差を吸
収するべく相対回転する。
【0015】〔第2実施例〕 図9,図10は、繰り出しコア1と巻き取りコア2とが
同軸状に軸支されている印字部分修正用の塗膜転写具を
示し、樹脂製の二つ割りケース17内に、感圧式塗膜転
写テープ(以下、転写テープ)Tを巻き付けてある樹脂
製繰り出しコア1と、繰り出しコア1から繰り出された
転写テープTの転写塗膜Cを被転写面に押圧して転写さ
せる転写ヘッド4と、転写ヘッド4で転写された後の転
写テープTを巻取る樹脂製巻き取りコア2と、繰り出し
コア1から繰り出された転写テープTを捩じりながら転
写ヘッド4を経由して巻き取りコア2に案内する案内部
18とが備えられている。
【0016】そして、転写ヘッド4で転写テープTを被
転写面側に押圧した状態のまま、転写ヘッド4をテープ
長手方向に移動させると、転写テープTが繰り出しコア
1から強制的に繰り出され、転写ヘッド4による押圧で
転写塗膜Cが被転写面に転写されるとともに、使用後の
転写テープTが弛みのない状態で巻き取りコア2に強制
的に巻き取られるよう構成してある。
【0017】次に、転写テープTの走行構造について説
明する。前記ケース17内面に二つの筒軸17a,17
bが一体形成され、繰り出しコア1が筒軸17b外周面
に回転自在に外嵌されているとともに、巻き取りコア2
の軸部材2bが二つの筒軸17a,17bに亘って回転
自在に内嵌され、繰り出しコア1と巻き取りコア2とを
同芯状に重合させる姿勢で支承して、繰り出しコア1自
体が繰り出し側回転体に、また、巻き取りコア2自体が
巻き取り側回転体に構成されている。
【0018】前記繰り出しコア1端面と巻き取りコア2
端面とを軸芯方向から押圧するコイルスプリングSを巻
き取りコア2の軸部材2b外周面に装着し、このコイル
スプリングSによる押圧で繰り出しコア1と巻き取りコ
ア2とを互いに連動回転させて、巻き取りコア2を繰り
出しコア1の回転に連動して従動回転させる連動機構1
0が構成されているとともに、繰り出しコア1側のテー
プ巻き付け径と巻き取りコア2側のテープ巻き付け径と
の不一致にかかわらず、使用後の塗膜転写テープTが弛
みのない状態で巻き取りコア2に確実に巻き取られるよ
う、巻き取りコア2の巻き取り径を繰り出しコア1の巻
き付け径よりも大径に形成して、巻き取りコア2の使用
済みテープ巻き取り用周速度が繰り出しコア1のテープ
繰り出し用周速度よりも大になるよう設定されている。
【0019】前記連動機構10は、図6乃至図8に示す
ように、繰り出しコア1と巻き取りコア2との対向面1
1,12に互いに係合する係合部13を設けて構成され
るもので、繰り出しコア1はその内周面に軸芯方向に沿
う多数の突条19を半径方向の放射状に一体形成して筒
軸17bに外嵌してあり、これらの突条19の端面を繰
り出しコア1側の対向面11側に臨ませるとともに、巻
き取りコア2側の対向面12に複数の巻き取り側突条1
5を半径方向の放射状に一体形成し、これらの巻き取り
側突条15を繰り出しコア1側の対向面11に臨んでい
る突条19の端面の間に交互に入り込ませて、コイルス
プリングSによる押圧で繰り出しコア1と巻き取りコア
2とが一体回転される。前記係合部13を構成している
巻き取り側突条15側に、繰り出しコア1と巻き取りコ
ア2との相対回転にともなってこれら両コア1,2を係
合解除位置に相対移動させるカム面16が設けられ、繰
り出しコア1のテープ繰り出し用周速度と巻き取りコア
2のテープ巻き取り用周速度との速度差を、繰り出しコ
ア1と巻き取りコア2との相対回転で吸収できるよう構
成してある。
【0020】前記カム面16は、巻き取り側突条15の
回転方向に沿う断面を三角形の山形に形成して構成さ
れ、繰り出しコア1のテープ繰り出し用周速度と巻き取
りコア2のテープ巻き取り用周速度との速度差により、
繰り出しコア1と巻き取りコア2との間の伝達トルクが
設定トルク以上に達すると、繰り出しコア1の突条19
端面がカム面16に沿って案内されてコイルスプリング
Sによる押圧力に抗して巻き取り側突条15に乗り上
げ、繰り出しコア1と巻き取りコア2とが係合解除位置
に相対移動して、速度差を吸収するべく相対回転する。
【0021】〔その他の実施例〕 ア.繰り出し側回転体は連動機構中にあれば良く、繰り
出しコアと一体であるか別体であるかは問わない。 イ.巻き取り側回転体は連動機構中にあれば良く、巻き
取りコアと一体であるか別体であるかは問わない。 ウ.実施例では、巻き取り側回転体に形成した巻き取り
側突条の断面を山形に形成してカム面を構成したが、巻
き取り側突条を鋸歯形や半丸形の断面に形成してカム面
を構成しても良い。 エ.実施例では、交互に入り込む突条を繰り出し側回転
体と巻き取り側回転体とに設けて係合部を構成したが、
両回転体の対向面全体を各々、その周方向に沿って互い
に嵌まり合う一連の三角山形或いは曲線状山形等の波形
に形成して係合部を構成しても良い。この場合、波形の
対向面自体がカム面として機能するものである。 オ.実施例では巻き取り側回転体にカム面を設けたが、
繰り出し側回転体にカム面を設けて実施しても良い。 カ.実施例では塗膜転写テープとして感圧式塗膜転写テ
ープを示したが、感熱式塗膜転写テープであっても良
い。 キ.塗膜転写テープに設けられる転写塗膜は、印字部分
修正用の転写塗膜に限定されず、例えば単に着色用に使
用されるものであっても、更には紙等に塗布する目的で
設けられた糊料であっても良い。
【0022】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】説明用の要部展開断面図
【図2】繰り出し側回転体の平面図
【図3】巻き取り側回転体の平面図
【図4】塗膜転写具の断面側面図
【図5】塗膜転写具の断面平面図
【図6】別実施例の説明用の要部展開断面図
【図7】別実施例を示す繰り出し側回転体の平面図
【図8】別実施例を示す巻き取り側回転体の平面図
【図9】別実施例を示す塗膜転写具の断面側面図
【図10】別実施例を示す塗膜転写具の断面平面図
【図11】従来例を示す断面側面図
【符号の説明】
1 繰り出しコア(繰り出し側回転体) 2 巻き取りコア(巻き取り側回転体) 7 巻き取り側回転体 9 繰り出し側回転体 10 連動機構 11 対向面 12 対向面 13 係合部 16 カム面 T 塗膜転写テープ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 35/07 B65H 35/07 T

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜転写テープ(T)を巻き付けてある
    繰り出しコア(1)と、前記繰り出しコア(1)の回転
    に連動して回転する繰り出し側回転体(1),(9)
    と、前記繰り出しコア(1)から繰り出された前記塗膜
    転写テープ(T)を巻き取る巻き取りコア(2)と、前
    記巻き取りコア(2)の回転に連動して回転する巻き取
    り側回転体(2),(7)と、前記繰り出しコア(1)
    と前記巻き取りコア(2)を、当該巻き取りコア(2)
    の巻き取り用周速度が前記繰り出しコア(1)の繰り出
    し用周速度よりも大なる状態で、連動回転させる連動機
    構(10)とが備えられ、前記連動機構(10)は、同
    軸状に軸支した前記繰り出し側回転体(1),(9)と
    前記巻き取り側回転体(2),(7)とを軸芯方向から
    の押圧で互いに連動回転させて、前記繰り出しコア
    (1)と前記巻き取りコア(2)とを連動しているとと
    もに、前記繰り出し側回転体(1),(9)と前記巻き
    取り側回転体(2),(7)とが、当該両回転体
    (1),(9),(2),(7)を押圧している押圧力
    に抗して相対回転可能に設けられている塗膜転写テープ
    の走行構造であって、前記連動機構(10)が前記両回
    転体(1),(9),(2),(7)の対向面(1
    1),(12)に、互いに係合する係合部(13)を設
    けて構成され、前記係合部(13)に、前記両回転体
    (1),(9),(2),(7)の相対回転にともなっ
    て当該両回転体(1),(9),(2),(7)を係合
    解除位置に相対移動させるカム面(16)が設けられて
    いることを特徴とする塗膜転写テープの走行構造。
JP8010191U 1991-10-02 1991-10-02 塗膜転写テープの走行構造 Expired - Lifetime JP2569662Y2 (ja)

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JPH0531962U JPH0531962U (ja) 1993-04-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8722555B2 (en) 2009-06-04 2014-05-13 Tosoh Corporation High-strength transparent zirconia sintered body, process for producing the same, and uses thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8722555B2 (en) 2009-06-04 2014-05-13 Tosoh Corporation High-strength transparent zirconia sintered body, process for producing the same, and uses thereof

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