JPH01176350A - テープ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープ駆動装置、特に移送（早送り。

早巻き取り）中のテープを停止させるブレーキ機構に関
するものである。

従来の技術 従来の技術としては、例えば、特開昭５３−１０１４０
５号公報に示されているようなテープ駆動装置がある。

以下図面を参照しながら、従来のテープ駆動装置に付い
て説明する。

第６図は、従来のテープ駆動装置の平面図、第７図は第
６図の側断面図である。第６図、第７図において、テー
プ駆動装面５６は基板ｌ上に植立する軸５，６に各々回
動自在に遊　された供給側リール台５０および巻き取り
側リール台５１は、内部に磁気テープ４．供給側リール
ハブ２９巻き取り側リールハブ３を有するカセット（図
示せず）をテープ駆動装置５６本体の所定の箇所に装着
すると、カセット（図示せず）内の供給側リールハブ２
および巻き取り側リールハブ３と各々係合し供給側リー
ルハブ２１巻き取り側リールハブ３と一体的に回転し得
る。供給側リール台５０２巻き取り側リール台５１は各
々供給側リール台歯車部（図示せず）および巻き取り側
リール台歯車部（図示せず）を有する。供給側リール台
歯車部。

巻き取り側リール台歯車部は供給側リールアイドラギヤ
（図示せず）３巻き取り側リールアイドラギヤ（図示せ
ず）とそれぞれ噛合し回転駆動される。供給側リール台
５０１巻き取り側リール台５１の回転で磁気テープ４が
移送される。１５は発光素子で、１６．１７は発光素子
１５の光を受光する受光素子である。５２は供給側リー
ル台５０に弾接し供給側リール台５０の回転を制動する
供給側ブレーキで基板１に植立した軸５４に回動自在に
支持されている。５３は巻き取り側リール台５１に弾接
し巻き取り側リール台の回転を制動する巻き取り側ブレ
ーキで基板１に植立した軸５５に回動自在に支持されて
いる。供給側ブレーキ５２１巻き取り側ブーレーキ５３
のそれぞれのフック部５２ａ、５３ａには引っ張りばね
５６が装架されており、供給側フルレーキ５２を反時計
方向に、巻き取り側ブレーキ５３を時計方向に付勢して
いる。ストッパー（図示しない）は、引っ張りばね５６
により反時計方向１時計方向に付勢された供給側ブレー
キ５２９巻き取り側ブレーキ５３を供給側リール台５０
２巻き取り側リール台５１に弾接しない位置に保持する
。

以上のように構成されたテープ駆動装置について、以下
その動作の説明をする。

第６図、第７図において、テープ早送り釦（図示せず）
を押すと、供給側ブレーキ５２１巻き取り側ブレーキ５
３は破線で示す状態になりモータ（図示せず）からの回
転が巻き取り側リール台５１に伝達され磁気テープ４を
供給側から巻き取り側に移送する。テープの終端になり
受光素子１６が発光素子１５め光を検出、あるいはテー
プ停止釦（図示せず）を押すと、供給側ブレーキ５２、
Ｓき取り側ブレーキ５３を供給側リール台５０、巻き取
り側リール台５１に弾接しない位置に保持していたスト
ッパーが解除される。ストッパーの解除で回転していた
供給側リール台５０゜巻き取り側リール台５１に供給側
ブレーキ５２゜巻き取り側ブレーキ５３が弾接し各々の
リール台５０．５１を制動する。早巻き取り動作におい
ても巻き取り方向が逆になるだけで動作は同様より説明
は省略する。

早送り状態から制動時は供給側ブレーキ５２が食い込み
ブレーキとなり、巻き取り側ブレーキ５３が逃げブレー
キとなるように構成されている。

また早巻き取り状態からの制動時は供給側ブレーキ５２
が逃げブレーキとなり、巻き取り側ブレーキ５３が食い
込みブレーキとなるように構成されている。食い込みブ
レーキ力ＭＫと逃げブレーキ力Ｍｎとの関係は Ｍ　Ｋ＞　Ｍ　Ｏ を満足しテープにたるみ、あるいは過負荷が発生しない
ような値が設定されている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のようか構成では、テープの巻き始め
から巻き終わりまで一定のブレーキ力しか加わらないた
め、テープの移送速度が高速になると制動時にテープに
過負荷が発生したり、あるいはテープ終端でテープの終
端突入が発生したりする。

本発明は上記問題点に鑑み、リール径の変化によりブレ
ーキ力を変えてテープダメージを発生させることなく移
送中のテープを制動させるものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のテープ駆・助装置
はテープが巻装された供給側リールおよび巻き取り側リ
ールとに係合し前記供給側リールおよび巻き取り側リー
ルを駆動する供給側リール台および巻き取り側リール台
と、前記供給側リール台および巻き取り側リール台にブ
レーキをかけるブレーキ手段と、前記供給側リールおよ
び巻き取り側リールの巻径を検出する検出する検出手段
と、前記供給側リールおよび巻き取り側リールの巻径に
対応して前記供給側リール台および巻き取り側リール台
にかける前記ブレーキ手段のブレーキ力を変える可変手
段という構成を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、リール径の変Ｊヒによ
りブレーキ力を変えているためテープダメ−ジを発生さ
せることなく高速で移送中のテープを制動させることが
でき操作時間の短縮が図れることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例のテープ駆動装置に付いて図面を
参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例におけるテープ駆動装置の
平面図、第２図は第１図の側断面図、第３図、第４図は
リール台回りの詳細図、第５図は巻き取り側リール台の
回転数を一定としたテープ早送り時のテープ送り時間と
ブレーキ力との関係を示した図である。第１図、第２図
において、テープ駆動装置２０は基板１上に植立する軸
５，６に各々・回動自在に遊　された供給側リール台７
および巻き取り側リール台８は、内部に磁気テープ４、
供給側リールハブ２−２巻き取り側リールハブ３を有す
るカセット（図示せず）をテープ駆動袋ｒ２０本体の所
定の箇所に装着すると、カセット（図示せず）内の供給
側リールハブ２および巻き取り側リールハブ３と各々係
合し供給側リールハブ２９巻き取り側リールハブ３と一
体的に回転し得る。供給側リール合７９巻き取り側リー
ル８は各々供給側リール台歯車部（図示せず）および巻
き取り側リール台歯車部（図示せず）を有する。

供給側リール台歯車部２巻き取り側リール台歯車部は供
給側リールアイドラギヤ（図示せず）、巻き取り側リー
ルアイドラギヤ（図示せず）とそれぞれ噛合しモータ（
図示せず）からの回転で選択的に回転駆動される。供給
側リール台７１巻き取り側リール台８の回転で磁気テー
プ４が移送される。１５は発光素子で、１６．１７は発
光素子１５の光を受光する受光素子である。１８は供給
側リール台７の回転数を検出する回転数検出素子で１９
は巻き取り側リール台８の回転数を検出する回転数検出
素子である。２１はテープの移送速度を検出するタイマ
ーローラである。演算部は回転数検出素子１６．１７と
タイマーローラ２１からの信号を演算することで供給側
及び巻き取り側のテープロール４ａ、４ｂの径を検出す
る。第２圓、第３図において９ａ、９ｂは一端は基板１
に植立した軸１３に回動自在に係合され、多端は電圧を
印加することで伸縮する圧電素子１４の両端にそれぞれ
接着され一体となっており、供給側ブレーキ９を構成し
ているブレーキ片である。巻き取り側においても同様に
巻き取り側ブレーキ１０を構成している。

以上のように構成されたテープ駆動装置について、以下
その動作の説明をする。

第１図〜第４図において、テープ早送り釦（図示せず）
を押すと、供給側ブレーキ９は第３図で示すブレーキ片
９ａ、９ｂが供給側リール台７の内周面７ａとは接触し
ていない状態になる。巻き取り側ブレーキ１０も同様で
ある。モータ（図示せず）からの回転が巻き取り側リー
ル台８に伝達され磁気テープ４を供給側から巻き取り側
に移送する。テープが終端になりリーダーテープを通し
て受光素子１６が発光素子１５の光を受光する、あるい
はテープ停止釦（図示せず）を押すと、第３図の状態か
ら圧電素子１１が電圧を受は周方向に伸び、ブレーキ片
９ａ、１０ａを供給側リール台７の内周面７ａに圧接す
る方向に軸１３を中心に回動し第４図の状態になる。巻
き取り側ブレーキ片１０ａ、１０ｂも圧電素子の変位に
より供給側ブレーキ片９ａ、９ｂと同様に基板１に植立
した軸（図示せず）を中心に回動し、巻き取り側リール
台８の内周面８ａに圧接する。圧接したときの圧電素子
１４への印加電圧を変える事で回転中の供給側リール台
７のブレーキ力を変化させることができる。巻き取り側
リール台８においても同（策であるので説明は省略する
。早送り状態から制動時は供給側ブレーキ９が食い込み
ブレーキとなり、巻き取り側ブレーキ１０が迅げブレー
キとなるように、また早巻き取り状態からの制動時は供
給側ブレーキ９が逃げブレーキとなり、巻き取り側ブレ
ーキ１０が食い込みブレーキとなるように圧電素子に電
圧を印加する。テープダメージを発生させない早送り時
の逃げ、食い込みブレーキ力の時間変化の関係を第５図
に示す。本発明ではブレーキに圧電素子を用いたがこれ
に限るものではなくプランジャとばねを用いてもよい。

また木発明の一実施例では、早送り、早巻き取り時に巻
き取り側、供給側のリール台回転数を一定としたがこれ
に限るものではない。例えば、テープ定速送りでもよい
。

発明の効果 以上のように本発明は、前記供給側リール台または巻き
取り側リール台にブレーキをかけるブレーキ手段と、前
記供給側リールまたは巻き取り側リールの巻径を検出す
る検出手段と、前記供給側リールまたは巻き取り側リー
ルの巻径に対応して前記供給側リール台または巻き取り
側リール台にかける前記ブレーキ手段のブレーキ力を変
える可変手段とを設けることにより、テープダメージを
発生させることなくテープの高速移送が可能となり操作
時間を大幅に短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるテープ駆動装置の平
面図、第２図は第１図の側断面図、第３図、第４図はリ
ール台回りの詳細図、第５図はテープ早送り時のテープ
送り時間とブレーキ力との関係を示した図、第６図は従
来のテープ駆動装置の平面図、第７図は第６図の側断面
図である。 ７・・・・・・供給リール台、８・・・・・・巻き取り
リール台、９・・・・・・供給側ブレーキ、１０・・・
・・・巻き取り側ブレーキ、２０・・・・・・テープ駆
動装置、１８．１９・・・・・・回転数検出素子、２１
・・・・・・タイマーローラ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名第１図 ／２ ／Ｊ　　８３８” ７−５−キ）２．り　７，３．　　　　　　　　図〜 区　　　　　　　　　　　ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　テープが巻装された供給側リールまたは巻き取り側リ
   ールとに係合し前記供給側リールまたは巻き取り側リー
   ルを駆動する供給側リール台または巻き取り側リール台
   と、前記供給側リール台または巻き取り側リール台にブ
   レーキをかけるブレーキ手段と、前記供給側リールまた
   は巻き取り側リールの巻径を検出する検出手段と、前記
   供給側リールまたは巻き取り側リールの巻径に対応して
   前記供給側リール台または巻き取り側リール台にかける
   前記ブレーキ手段のブレーキ力を変える可変手段とを具
   備したことを特徴としたテープ駆動装置。