JP2528722Y2 - シート巻取り装置の間欠クラッチ機構 - Google Patents

シート巻取り装置の間欠クラッチ機構

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JP2528722Y2
JP2528722Y2 JP11340290U JP11340290U JP2528722Y2 JP 2528722 Y2 JP2528722 Y2 JP 2528722Y2 JP 11340290 U JP11340290 U JP 11340290U JP 11340290 U JP11340290 U JP 11340290U JP 2528722 Y2 JP2528722 Y2 JP 2528722Y2
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sheet
belt
winding
sheet winding
conveying
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JP11340290U
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Inventor
文夫 福島
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日本タイプライター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、シートを搬送するシート搬送手段と、シ
ートを巻取るシート巻取り手段とを備え、シート巻取り
手段のシート巻取り速度をシート搬送手段のシート搬送
速度と同じ、または速く構成したシート巻取り装置の間
欠クラッチ機構に関する。
従来の技術 従来は、シート巻取り手段に巻回されるシート径をセ
ンサにより検知して、巻回されるシート径が変化する
と、制御回路によりシート巻取りモータの回転数を制御
し、シート巻取り手段の巻回されるシートの移動速度を
調節して、シート供給手段のシートをシート搬送手段を
介し、シート巻取り手段に巻取っていた。
考案が解決しようとする課題 センサの検知により、シート巻取り手段のシート径に
適合させてシート巻取りモータの回転数を逐一制御する
には制御が複雑なほか、制御回路やセンサなどの費用が
かさんでいた。また、シート巻取りモータの回転数を逐
一制御しているにもかかわらず、予期せぬ負荷がシート
巻取り手段にロードされることがあって、シートが切断
されたり伸びてしまうことがあった。この問題点を解決
することを課題とする。
課題を解決するための手段 シートを搬送するシート搬送手段と、駆動プーリと従
動プーリとの間に巻架されたベルトを介してシートを巻
取るシート巻取り手段とを備え、シート巻取り手段のシ
ート巻取り速度をシート搬送手段のシート搬送速度と同
じ、または速く構成したシート巻取り装置において、駆
動プーリの外周に突起を設けたものである。
作用 シート巻取り手段のシート巻取りモータの駆動によ
り、ギアー群を介して駆動プーリとベルトにより従動プ
ーリが回動し、シートがシート巻取り軸に巻き始められ
て、最初または負荷が小さいときは、駆動プーリの回動
は、その突起でも、突起でないところでもベルトにスリ
ップせず従動プーリに支障なく伝達される。
しかし、シート巻取り径が大きくなって、あるいは他
の原因で巻取り負荷が中程度になると、巻取りプーリの
外周に設けられた突起によりベルトにテンションが与え
られることにより、駆動プーリからの回動は突起のみに
より間欠的にベルトを介して従動プーリに伝達される
が、その他突起のないところではスリップして回動は従
動プーリに伝達されない。
更に、シート巻取り軸のシート径が大きくなりあるい
は負荷が過大になると、駆動プーリの突起でもスリップ
し、駆動プーリの回動は従動プーリに伝達されない。
よって、シート巻取り軸は、適合する負荷をロードさ
れるときのみ、シート供給軸からシート送りローラを介
して支障なく適当な締まり具合でシートを巻取りし、過
大な負荷をロードされるときには、駆動プーリがスリッ
プする。
実施例 図の実施例により本考案を詳記すると、1はシート供
給手段のシート供給軸にして、このシート供給軸1には
プリントされていないシート3が巻回されている。5は
例えばインクジェット方式のカラー用プリントヘッドに
して、このプリントヘッド5は左右(第2図の紙表、紙
裏)方向に移動可能になっていて、前記シート3の上動
に応じて制御回路を介し記録媒体中の情報をシート3に
プリントすることができるようになっている。
7はガラス板にして、このガラス板7はプリントされた
シート5が表示されるように透明であって筺体(不図
示)に固定されている。9は弾性に富むエンドレスの搬
送ベルトにして、この搬送ベルト9は、筺体に回動自在
のベルト支持ローラ11とベルト搬送ローラ13とに巻架さ
れていて、ベルト搬送ローラ13がそのモータ15、ギア群
17を介して回動されることにより、シート搬送ベルト9
が第2図矢示方向に回動される。
19はアイドルローラにして、このアイドルローラ19は
ベルト搬送ローラ13下のシート搬送ベルト9に接してい
て、プリントされたシート3をシート搬送ベルト9とに
挟んでガラス板7方向へ移動させるようにしてある。更
に、シート3は搬送ベルト9とガラス板7との間を上動
されることによりガラス板7を透して表示される。
21はシート巻取りモータにして、このシート巻取りモ
ータ21はシート巻取りギアー群23を介し、駆動プーリ25
を回動させる。この駆動プーリ25には、突起25aが形成
されていて、従動プーリ27との間に巻装されたベルト29
に対し突起25aが係合したときに、突起25aがベルト29に
テンションをかけ、突起25aがベルト29に係合しないと
きには、駆動プーリ25はベルト29に対し常態のテンショ
ンである。
31はシート巻取り軸にして、このシート巻取り軸31
は、前記従動プーリ27からの回動を受けて、プリントヘ
ッド5と、ガラス板7とシート搬送ベルト9間を通過し
たプリントされたシート3を巻取ることができるように
なっている。そして、シート巻取り軸31に巻回されるシ
ート3は締まり具合が適正であるように、シート巻取り
軸31のシート3巻取り速度をシート搬送ベルト9のシー
ト3搬送速度と同じ、または速く構成してある。
33は二次巻取り軸にして、この二次巻取り軸33は、前
記シート巻取り軸31に巻回されたシート3を二次巻取り
モータ(不図示)の回動により再度巻取るように構成さ
れていて、この二次巻取り軸33から何度でもガラス板と
搬送ベルト9間を経て、プリントヘッド5によりプリン
トされた文字や画像の情報を表示部35に表示することが
できるようになっている。
発明の効果 以上説明したように、シートを搬送するシート搬送手
段と、駆動プーリと従動プーリとの間に巻架されたベル
トを介してシートを巻取るシート巻取り手段とを備え、
シート巻取り手段のシート巻取り速度をシート搬送手段
のシート搬送速度と同じ、または速く構成したシート巻
取り装置において、駆動プーリの外周に突起を設けた簡
単な構成のみで、ベルトにかかる負荷が小さいときは駆
動プーリは全周でスリップせずシート巻取り軸はシート
を支障なく巻取り、ベルトにかかる負荷が中程度になる
と前記突起のみによりベルトに回動が与えられ、更にベ
ルトにかかる負荷が過大になると突起でもベルトを送ら
ずスリップし、再び負荷が小さくなると、シート送り軸
はシートを支障なく巻取り、シートが切断されたり伸び
たりすることが皆無であるばかりでなく、シート巻取り
軸に巻回されるシートの締まり具合も適当で、これがも
たらす効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例であって、第1図はシート巻取り
手段の要部側面図、第2図は装置全体の側面図である。 1……シート供給軸、3……シート、5……プリントヘ
ッド、7……ガラス板、9……シート搬送ベルト、11…
…ベルト支持ローラ、13……ベルト搬送ローラ、15……
モータ、17……ギア群、19……アイドルローラ、21……
シート巻取りモータ、23……ギア群、25……駆動プー
リ、25a……突起、27……従動プーリ、29……ベルト、3
1……シート巻取り軸、33……二次巻取り軸、35……表
示部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを搬送するシート搬送手段と、 駆動プーリ(25)と従動プーリ(27)との間に巻架され
    たベルト(29)を介してシートを巻取るシート巻取り手
    段とを備え、シート巻取り手段のシート巻取り速度をシ
    ート搬送手段のシート搬送速度と同じ、または速く構成
    したシート巻取り装置において、駆動プーリ(25)の外
    周に突起(25a)を設けたことを特徴とするシート巻取
    り装置の間欠クラッチ機構。
JP11340290U 1990-10-31 1990-10-31 シート巻取り装置の間欠クラッチ機構 Expired - Lifetime JP2528722Y2 (ja)

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JPH0470851U JPH0470851U (ja) 1992-06-23
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