JPH07173191A - 新規酵素阻害剤sf2776物質及びその製造法 - Google Patents

新規酵素阻害剤sf2776物質及びその製造法

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JPH07173191A
JPH07173191A JP5317758A JP31775893A JPH07173191A JP H07173191 A JPH07173191 A JP H07173191A JP 5317758 A JP5317758 A JP 5317758A JP 31775893 A JP31775893 A JP 31775893A JP H07173191 A JPH07173191 A JP H07173191A
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JP
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substance
culture
inhibiting
cancer cell
agents
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JP5317758A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hatsu
正浩 発
Shigetaka Ishii
成貴 石井
Naoko Miike
直子 三池
Shoichi Amano
昭一 天野
Akira Shimizu
明 清水
Satoshi Imai
敏 今井
Masayuki Shibahara
聖至 柴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放線菌の培養法により新規酵素阻害剤SF2776物
質を提供する。 【構成】ストレプトマイセス・エスピー・SF2776 株を
通常の微生物が利用し得る栄養物を含有する培地で培養
し、得られた培養物中からカラムクロマト法、ゲル濾過
法等を用いて目的物であるSF2776物質を単離した。新規
酵素阻害剤SF2776物質の分子式はC21H31N7O5であり、構
造式は下記に示される。SF2776物質はセリンプロテアー
ゼに対し阻害活性を有する。 【化3】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規酵素阻害剤SF2776物
質及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】本発
明はセリンプロテアーゼ阻害活性を有する新規化合物SF
2776物質及びその製造法に関する。セリンプロテアーゼ
は、血液凝固・線維素溶解系、カリクレイン・キニン
系、免疫補体系等を構成する重要な酵素であり、生体は
その活性調節、制御のためにプロテアーゼ阻害物を産出
して適当なバランスを保っている。生体組織に対し有害
な局所刺激が与えられると防御反応の結果としてプラス
ミン、カリクレイン等のセリンプロテアーゼ活性が上昇
し、それが炎症の進む一因となると考えられている。
【0003】また、セリンプロテアーゼはメタロプロテ
アーゼ、システインプロテアーゼと共に、癌細胞が間質
組織や基底膜を破壊、浸潤して血管内に進入し、遠隔組
織に着床、浸潤して増殖する、いわゆる癌浸潤や転移等
の癌悪性化においても重要な役割をすることが知られて
おり、FOY-305等のセリンプロテアーゼ阻害剤に癌の増
殖、転移抑制効果のあることが報告されている(M. Ohk
oshi et. al., Gann,73, 108-110(1982)、佐々木勇太郎
他、現代医療、17, 1815-1821(1985))。
【0004】このようにセリンプロテアーゼ阻害剤は、
免疫、炎症等の生体機能や癌増殖、転移等のメカニズム
解明のための試薬として用いられるほか、抗炎症剤や癌
増殖抑制剤、癌転移抑制剤として適用することが可能で
ある。これまでにセリンプロテアーゼ阻害剤として、前
述のFOY-305のほか、微生物代謝産物としてロイペプチ
ン、キモスタチン、アンチパイン等(青柳高明、酵素阻
害物質、共立全書)が報告されているが、その構造や基
質選択性は様々であり、新しい種類の阻害剤探索が進め
られてきた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは広く微生
物代謝産物をスクリーニングし、ストレプトマイセス属
に属する特定の菌株を培養することにより、セリンプロ
テアーゼに対する阻害作用を有する物質が培養液中に生
産、蓄積されることを見いだし、その有効物質を採取す
ることに成功した。さらに本発明者らは、有効物質SF27
76物質を単離し、その理化学的性状および生物学的性状
を明かにすることにより本発明を完成した。したがっ
て、第1の本発明の要旨とするところは下記の理化学的
性状を有する新規酵素阻害剤 SF2776物質にある。
【0006】SF2776物質の理化学的性状 (1)色及び性状 無色粉末 (2)分子式 C21H31N7O5 (3)元素分析値 実測値;C 45.71
%、H 7.10%、N 18.65% (4)融点 216-218℃ (5)比旋光度 [α]D25 = −9.7゜
(c 1.O, 水) (6)マススペクトル SI-MS (m/z) 462 (M
+H)+ (7)紫外線吸収スペクトル 特徴的吸収は示さ
ず。 (8)赤外線吸収スペクトル KBr 錠で測定したス
ペクトルを
【図1】に示す。 (9)核磁気共鳴スペクトル 重水中での水素核磁
気共鳴スペクトルを
【図2】に示す。 (10)溶解性 水に易溶、メタノー
ル、酢酸エチル、クロロホルム、ヘキサンに難溶。 (11)呈色反応 モリブデン酸、ヨー
ド、グレッグ-リーバック試薬に陽性、ニンヒドリン試
薬に陰性。 (12)シリカゲル薄層クロマトグラフィーのRf値 ブタノール:酢酸:水(4:1:2) 0.55
【0007】上記のSF2776物質の理化学的性状及び各種
のスペクトルデータからSF2776物質はC21H31N7O5の分子
式を有し、下記の構造式に示すペプチド構造を有すると
推定される。これまでに見いだされているペプチド構造
を有する酵素阻害剤とは構造が異なることからSF2776物
質は新規物質と判定した。
【0008】
【化2】
【0009】第2の本発明の要旨とするところは、スト
レプトマイセス属に属するSF2776物質生産菌を培養し、
その培養物からSF2776物質を採取することを特徴とする
酵素阻害剤SF2776物質の製造法にある。
【0010】本発明に使用される酵素阻害剤SF277
6生産菌の一例としては、岐阜県高山市の土壌から分離
されたSF2776株がある。SF2776株の菌学的
性状は下記の通りである。
【0011】I.形態 基生菌糸は長く伸長し、よく分岐し、通常の条件下では
分断しない。気菌糸はスターチ寒天、グリセロール・ア
スパラギン寒天、イースト・麦芽寒天等で豊富に着生し
胞子形成も良好である。気菌糸はよく分岐し、車軸分岐
は見られない。気菌糸先端の胞子連鎖は直線状ないしカ
ール状である。電子顕微鏡による観察では、胞子は楕円
型〜円筒型で、0.7〜0.9 x 0.8〜1.4 μmの大きさを有
し、表面は平滑で通常30〜50個位連鎖する。胞子のう、
運動性胞子、菌核などは観察されていない。
【0012】II.各種培地上の生育状態 SF2776株の各種培地上の生育状態は次表に示す通
りである。色の記載について( )内に示す標準はコン
テイナー・コーポレーション・オブ・アメリカ(Contai
ner Corporation of America)社製の「カラー・ハーモ
ニィ・マニアル(Color Harmony Manual)」に記載のも
のを用いた。 観察は28℃で14〜21日培養後に行
った。
【0013】 培 地 発育(色は裏面) 気 菌 糸 可溶性色素 シュクロース・硝酸塩寒天 微弱、なし なし なし グルコース・アスパラギン寒天 普通、なし 豊富、灰色(2fe-3fe) なし グリセロール・アスパラギン寒天 良好、なし 豊富、灰色(e-d) なし スターチ寒天 良好、なし 豊富、灰色(3fe) なし オートミール寒天 良好、なし 豊富、灰色(2fe-3fe) なし イースト・麦芽寒天 良好、なし 豊富、灰色(5fe) なし チロシン寒天 良好、淡黄色 豊富、灰色(g-e なし 栄養寒天 微弱、なし なし なし リンゴ酸・カルシウム寒天 微弱、なし なし なし ベネット寒天 良好、なし 豊富、灰色(5fe) なし
【0014】III.生理的性質 (1)生育温度範囲:イースト・スターチ寒天において
15〜37℃の温度範囲で生育し、25〜30℃付近で
良好に生育する。 (2)ゼラチンの液化:陽性 (3)スターチの加水分解:陽性 (4)硝酸塩の還元;陰性 (5)脱脂乳のペプトン化:陰性 脱脂乳の凝固:陽性 (6)耐塩性:耐塩性は低く、1.5%NaCl含有培
地でも生育阻害を受ける。 (7)メラニン様色素の生成:陰性
【0015】IV.炭素源の利用性( ISPー9培地使
用) (1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、
D−キシロース、L−アラビノース、ラフィノース (2)利用しない:シュクロース、 (3)利用が疑わしい:D−マンニトール、myo−イノ
シトール、L−ラムノース
【0016】V.菌体分析 ベッカー(Becker)らの方法(Appl. Microbiol. 13: 2
36,1965)により分析した結果、全菌体加水分解物中の
ジアミノピメリン酸はLL 型であつた。以上の性状よ
り、SF2776株は放線菌の中でストレプトマイセス
属に属し、気菌糸色調はグレイ・シリーズ、気菌糸先端
は直線状〜カール状で、胞子表面は平滑状、裏面色調は
無色〜淡黄色で、顕著な可溶性色素を生産しない菌株と
要約される。
【0017】本発明者らはSF2776株をストレプト
マイセス・エスピー・SF2776(Streptomyces s
p. SF2776)と命名した。 なお、本菌株は工業技術院微
生物工業技術研究所に、FERM P−13885とし
て寄託されている。SF2776株は他の放線菌に見ら
れるように、その性状が変化しやすい。例えば、SF2
776株の、またはこの株に由来する突然変異株(自然
発生または誘発性)、形質接合体または遺伝子組換え体
であっても、酵素阻害剤SF2776を生産するものは
全て本発明に使用できる。
【0018】本発明の方法では、前記の菌を通常の微生
物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養する。栄養
源としては、従来放線菌の培養に利用されている公知の
ものが使用できる。 例えば、炭素源として、グルコー
ス、水あめ、デキストリン、澱粉、糖みつ、動・植物油
等を使用しうる。 また窒素源として、大豆粕、小麦胚
芽、コーンスティープリカー、綿実粕、肉エキス、ペプ
トン、酵母エキス、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿
素等を使用しうる。その他、必要に応じ、ナトリウム、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、コバルト、塩
素、燐酸、硫酸、およびその他のイオンを生成すること
ができる無機塩類を添加することは有効である。また菌
の発育を助け、酵素阻害剤SF2776の生産を促進す
るような有機および無機物を適当に添加することができ
る。
【0019】培養法としては、好気的条件での培養法、
特に深部培養法が最も適している。培養に適当な温度は
25〜30℃であるが、多くの場合、28℃付近で培養
する。新酵素阻害剤SF2776の生産は培地や培養条
件により異なるが、振とう培養、タンク培養のいずれに
おいても通常2〜7日の間でその蓄積が最高に達する。
培養中の新酵素阻害剤SF2776の蓄積量が最高にな
った時に培養を停止し、培養液から目的物質を単離精製
する。
【0020】SF2776物質の精製法 かく生産されるSF2776物質は前記する理化学的性状を有
するので、その性状に従って培養液から精製することが
可能であるが、特に以下の方法により効率的に精製でき
る。すなわち、有効成分を含む培養物から固形物を濾別
し濾液と固形物に分ける。濾液は活性炭で処理して活性
物質を樹脂に吸着する。ついでアセトン等の適当な溶媒
にて溶出し、溶出液を減圧濃縮することにより溶媒を留
去し、水溶液とする。この水溶液をセパビーズSP207
(三菱化成社製)で処理して活性物質を樹脂に吸着す
る。
【0021】ついでメタノール等の適当な溶媒にて溶出
し、溶出液を減圧濃縮することにより溶媒を留去し、水
溶液とする。この水溶液をCM-セファデックス (ファ
ルマシア社製)で処理して活性物質を吸着する。ついで
NaCl等の適当な溶液により溶出し、脱塩後、減圧濃縮す
ることにより活性粗粉末を得る。この粗粉末をトヨパー
ルHW-40F(東ソー社製)を用いてゲル濾過を行い、得ら
れた活性溶液を脱塩後、濃縮した後、凍結乾燥すること
により、SF2776物質を単離する。SF2776物質の検定に当
たっては、トリプシンに対する阻害活性を測定すること
による生物学的検定法及びシリカゲル薄層クロマトグラ
フィーによる化学的検定法を用いることができる。
【0022】以下に本発明の実施例を示すが、これは単
なる一例であって本発明を限定するものではない。ここ
に例示しなかった多くの変法あるいは修飾手段を用いう
ることは勿論のことである。
【0023】
【実施例】種培地として、スターチ 2.0%、グルコース
1.0%、ポリペプトン 0.5%、小麦胚芽 0.6%、酵母エ
キス 0.3%、大豆粕 0.2%および炭酸カルシウム0.2
%、(殺菌前 pH7.0)の組成からなる培地を用いた。ま
た、生産培地として、グルコース(別殺)1.0%、グリ
セリン1.5%、大豆粕1.5%、酵母エキス1.0%、燐酸二
カリウム0.1%、硫酸マグネシウム0.1%、炭酸カルシウ
ム0.2%、塩化コバルト0.0001%、(殺菌前pH7.0)の組
成からなる培地を用いた。
【0024】前記の種培地20mlを分注した100ml容三角
フラスコを121℃で20分間殺菌し、これにストレプトマ
イセス・エスピー・SF2776株(FERM P−1
3885)の斜面寒天培養の2〜3白金耳を接種し、2
8℃で24時間振盪培養し、第1種培養とした。 次
いで、種培地80mlを分注した500ml容三角フラ
スコを121℃で30分間殺菌し、 前記第1種培養4
mlを接種し、28℃で24時間振盪培養し、これを第
2種培養とした。更に、種培地700mlを分注した3
L容三角フラスコを121℃で30分間殺菌し、第2種
培養35mlを接種し、28℃で24時間振盪培養し、
これを第3種培養とした。予め、121℃で30分間殺
菌した35Lの生産培地を含む50L容ジャーファーメ
ンターに、前記の第3種培養を700ml接種し、28
℃で2日間通気(17、5L/分)、攪拌200rpm
で培養した。培養終了後、濾過助剤として珪藻土を加え
て濾過した。
【0025】こうして得られた濾液 50Lを活性炭 5 L
の塔にかけ有効成分を吸着させた後、水 30 Lで洗浄
後、50%アセトン水 15Lにより有効成分を溶出した。
さらに、溶出液から減圧濃縮によりアセトンを留去した
水層 10 LをセパビーズSP207(三菱化成社製)500 ml
の塔にかけ有効成分を吸着させた後、水 2.5 L及び30
%メタノール水 1.5 Lで洗浄後、60%メタノール水 3
Lにより有効成分を溶出した。さらに、溶出液から減圧
濃縮によりメタノールを留去した水層 2 LをCM−セ
ファデックス(H+、ファルマシア社製)700 mlの塔に
かけ有効成分を吸着させた後、水 2.5 L洗浄後、NaCl
溶液の濃度勾配法(0〜1.0 M)により有効成分を溶出し
た。溶出液画分中のSF2776物質はブタノール-酢酸-水
(4:1:2)混液を展開溶媒とするシリカゲル薄層(Art57
15 メルク社製)クロマトグラフィー(Rf 0.55)で検出
した。
【0026】得られた活性画分を合わせて、セパビーズ
SP207(三菱化成社製)200 mlの塔にかけ有効成分を吸
着させた後、水 2 Lで洗浄した。50%アセトン水 1 L
により有効成分を溶出し、脱塩を行った。減圧下にて濃
縮後、凍結乾燥し、1.2gの活性粗粉末を得た。この粉
末を少量の水に溶解し、水にて充填したトヨパールHW-4
0F(東ソー社製)700mlの塔にかけ、水で洗浄した後、
1.0 MのNaCl溶液で展開し活性画分を溶出した。得られ
た活性画分を合わせて、セパビーズSP207(三菱化成社
製)200 mlの塔にかけ有効成分を吸着させた。水 2 L
で洗浄後、50%アセトン水 800 mlにより有効成分を溶
出し、脱塩を行った。減圧下にて濃縮後、凍結乾燥し、
352mg のSF2776物質の無色粉末を得た。
【0027】
【発明の効果】本発明によるSF2776物質はセリンプロテ
アーゼ阻害作用を有することから、抗炎症剤あるいは癌
の転移抑制剤としての有用性が期待される。以下に試験
例を示す。
【0028】
【試験例】下記の方法により、セリンプロテアーゼの一
種であるトリプシンに対する阻害活性を測定した。トリプシン阻害活性測定法 40 mM トリス緩衝液(pH 8.0)、5 mM ジチオスレイ
トール、2 mM エチレンジアミン4酢酸2ナトリウム、5
00 U トリプシン(シグマ社製)および種々の濃度の被
験薬を含む反応液 0.5 mlにカゼイン溶液を0.5 ml添加
し、37℃で10分間反応した後、5.0%トリクロロ酢酸 1.
5 mlを加えて反応を停止させた。4℃で1時間放置した
後、3500 rpmで10分間遠心分離し、上清の280 nmにおけ
る吸光度を測定した。被験薬無添加で同様に処理し測定
したコントロール値、被験薬および酵素無添加で同様に
処理し測定したブランク値より以下の式にて阻害率を計
算し、IC50値を算出した。
【0029】
【数1】 その結果、SF2776物質のトリプシンに対する阻害活性IC
50値は3.6 μg/mlであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】:SF2776物質のKBr錠での赤外線吸収スペクト
ルを示す。
【図2】:SF2776物質の重水中で測定した水素核磁気共
鳴スペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) (72)発明者 天野 昭一 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明 治製菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 清水 明 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明 治製菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 今井 敏 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明 治製菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 柴原 聖至 神奈川県横浜市港北区師岡町760番地 明 治製菓株式会社薬品総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構造式で示されるペプチド化合物ま
    たはその塩。 【化1】
  2. 【請求項2】ストレプトマイセス属に属するSF2776物質
    生産菌を培養し、その培養物からSF2776物質を採取する
    ことを特徴とする請求項1記載の酵素阻害剤SF2776物質
    の製造法。
JP5317758A 1993-12-17 1993-12-17 新規酵素阻害剤sf2776物質及びその製造法 Pending JPH07173191A (ja)

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