JPH0474163A - 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法 - Google Patents

新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法

Info

Publication number
JPH0474163A
JPH0474163A JP18584390A JP18584390A JPH0474163A JP H0474163 A JPH0474163 A JP H0474163A JP 18584390 A JP18584390 A JP 18584390A JP 18584390 A JP18584390 A JP 18584390A JP H0474163 A JPH0474163 A JP H0474163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physiologically active
active substance
mbp049
culture
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18584390A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Furui
古井 恵
Junko Takashima
高嶋 純子
Takashi Mikawa
隆 三川
Nobuji Yoshikawa
展司 吉川
Haruyuki Ogishi
大岸 治行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP18584390A priority Critical patent/JPH0474163A/ja
Publication of JPH0474163A publication Critical patent/JPH0474163A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プロリン水酸化酵素の阻害活性を有する新規
な生理活性物質MBPO49−13及びその製造法に関
する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点]肝硬
変、肺線維化症などの臓器線維化症はコラーゲンの異常
増加に起因する疾患とされているが、その線維化抑制剤
の一つとしてコラーゲンの生合成に関与している酵素の
一つであるプロリン水酸化酵素の阻害剤が考えられる。
すなわち、蛋白質結合したプロリンがプロリン水酸化酵
素により水酸化される過程の間に、コラーゲン特異性水
酸化反応の選択的阻害を引き起こす。阻害剤によりプロ
リンの水酸化を抑制すると低水酸化コラーゲン分子が得
られるが、これは機能性を有さす、紺胞かられずかの量
のみしか細胞外間隙に放出され得ない。更に低水酸化コ
ラーゲンはコラーゲンマトリックス中に導入され得す、
しかも非常に容易に蛋白質加水分解による分解が進行す
る。これらの効果により、結果的に細胞外で析出される
コラーゲンの量が全体として減少することになる。従っ
て、プロリン水酸化酵素の阻害剤はコラーゲンの析出が
病像に重大な影響を与えるような疾患の治療に対して有
効な手段となる。
従来、プロリン水酸化酵素の阻害剤としてピリジン−2
,4−ジカルボン酸誘導体及びピリジン−2,5−ジカ
ルボン酸誘導体(Eur、J、Biochem 、 1
38,239−245.1984 :特開昭61−60
655号、同63−216870号、同63−2168
71号、同63−216873号、同63−23805
9号各公報)や、各種のペプチド類(特公昭52−29
740号、同53 + 27273号、特開平2−42
098号各公報)が知られているが、更に新しいタイプ
の薬剤の出現が望まれていた。
E問題点を解決するための手段] 本発明者らは、微生物が抗生物質等の種々の生理活性物
質を生産することに着目し、自然界より多数の試料を採
取してそれから分離された多種類の微生物の培養物につ
いて検討を重ねた結果、オフィオボルス(0phiob
olus )属に属するある種の菌株の培養物中に、プ
ロリン尿酸化酵素阻害作用を有する物質が生産されるこ
とを見出し、その構造を明らかにして、本発明を完成す
るに至った。
すなわち本発明の要旨は、下記式(I)で示される生理
活性物質MBPO49−13及びその製造法に存する。
以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明の新規生理活性物質MBPO49−13は、例え
ばオフィオボルス属に属する新規生理活性物質MBPO
49−13生産菌を培養し、その培養物から新規生理活
性物質MBPO49−13を単離することによって得る
ことができる。
生理活性物質MBPO49−13の生産菌は、オフイオ
ボルス属に属する微生物であって、その培養液中に採取
するに十分な量の生理活性物質MBPO49+13を生
産する能力を有するものであればいかなるものであって
もよい。このような菌株の例としては、本発明者らによ
り草木性植物体より新たに分離された小房子嚢菌に属す
るオフイオポルス・ルベルス(Ohiobolus r
ubellus ) MCI 2552菌株(以下、r
 MCI 2552菌株]と略す)がある。MCI 2
552菌株の微生物学的性質は下記の通りである。
■ 形態学的特徴 子嚢果:宿主植物上に散在する、車止、はじめ植物表皮
下に埋没して生じる、のちに表皮を破り頚部を突出する
。洋ナシ形、直径180〜350pm、高さ263〜4
00μm 頚部:直径60〜120pm、長さ160〜22211
m、頚部孔口内面にはべりフィラス(Periphys
is )を欠く。
殻壁:厚さ13〜2911m、 3〜5層の細胞より成
る。
外層細胞:亜球形、厚膜、褐色を呈する、内側では薄膜
、無色。
子嚢:細長い円筒形、170〜250pm X4.8〜
5.611m。
二重壁構造、8胞子性、偽側糸を有す。
子嚢胞子二子嚢の中に平行に配列するか、または束状に
密着してラセン状に曲がる、細長い円筒形、180〜2
60pm X 1〜1.6pm、13〜25個の隔壁を
有する、各細胞は顕著な膨大細胞を欠く、また狭窄した
細胞も欠く、淡黄褐色を呈する。
■ 各種培地上における培養上の特徴 (イ)ジャガイモ・デギストロース寒天培地(PDA)
上27°C114日間の培養 コロ−1−−:14日間で直径8cmに拡がる。ビロー
ド状、表面はうす茶色〜灰味黄茶色、裏面は茶色を呈す
る。
基底菌糸:放射状に伸長し、分枝する、幅0.6〜3.
5pm、隔壁を有する、無色〜褐色を呈する。
気生菌糸を豊富に形成する。
PDA上では完全世代及び不完全世代の生殖器官の形成
は言忍められない。
(ロ)麦芽寒天培地(MA)上、27℃、14日間の培
養コo=−:14日間で直径6cmに至る。ビロード状
、表面は灰味黄茶色〜黄褐色、裏面は茶色を呈する。
基底菌糸二放射状に伸長し、分枝する、幅1.6〜3.
8pm、隔壁を有する、無色〜褐色を呈する。
菌糸先端部:楕円形の連鎖した厚膜胞子様細胞に変化す
る。
気生菌糸を豊富に形成する。
寒天培地上では完全世代及び不完全世代の生殖器官の形
成は認められない。
■ 生理的性質 (イ)最適生育条件 最適pH: 4〜6(LCA液体液体中地中7°C114日間培養)
最適温度: 27〜30″C(PDA寒天寒天上地上4日間培養)(
ロ)生育の範囲 pH: 3〜9(LCA液体液体中地中7℃、14日間培養)温
度: 15℃〜30°C(PDA寒天寒天上地上4日間培養)
■ 分類学的考察 (イ)高次の分類学上の位置 MCI 2552菌株は 1)双子葉植物体上に着生して生じ、洋ナシ型の子嚢果
を形成する。
2)永続性の偽側糸を有する。
3)子嚢は二重壁構造を持つ。
4)子嚢胞子は多隔壁である。
等の特徴を持つことから、L、 Ho1m、 Symb
、Botan。
Upsal、、  14 (3)、  1−188(1
957) ; LuttrelJLoculoasco
mycetes、 The Fungi、 Vol、4
A (ed。
G、C,Ainsworth et al、)、 13
5−219 (1973) ; J、A、 vonAr
x & E、 MQller、 5tud、 Myco
l、 9.1〜159 (1975)等によって分類さ
れている小房子嚢画調(ロキュロアスコミセイテス、L
oculoascomycetes )、ブレオスポラ
目(Pleosporales )、ブレオスポラ科(
Pleosporaceae )に帰属される。
(ロ)属レベルの同定 J、A、von Arx & E、MQller、 5
tud、Mycol、9.1−159(1975)のブ
レオスポラ科に関する分類体系によれば、木材には77
属が含まれている。77属中細長い円筒形〜糸状の子嚢
胞子を持つ属菌としてオフィオボルス(Ophiobo
lus)属とコキリオボルス(Cochliobolu
s)属がある。
MCI 2552菌株は 1)子嚢果外面に剛毛を欠く。
2)頚部孔口内面に剛毛を欠く。
3)子嚢胞子は細長い円筒形。
4)各種培地上で分生子世代を形成しない。
等の特徴を有し、コキリオホルス属とは明確に区別され
た。よってMCI 2552菌株はオフイオボルス属菌
と同定された。
(ハ)種しヘルの同定 MCI 2552菌株は子嚢胞子は細長い円筒形、18
0〜260μmX1〜1.6pm、褐色を呈する、13
〜25個の隔壁を有す、膨大細胞を欠く、各細胞は永続
的に分節することはない、両極にゼラチン様の付属体を
有せず、の特徴を有する。これらの特徴についてR,A
、Shoemaker、 Can、 J、 Bot、、
 54.2365−2404(1976)の検索表に従
って種の検索を行ったところ、本菌株はq典可ml至r
ubellusの性質に一致した。
従ってMCI 2552菌株はq典丞ml亜rube1
1usと同定された。特に近縁の種である店垣コニ妙±
亜から子嚢胞子の幅の違いにより明確に区別された。
MCI 2552菌株は工業技術院微生物工業技術研究
所に微工研菌寄第11575号(FERM P−115
75)として寄託されている。
一般に、オフィオボルス属菌は、他の菌類の場合にみら
れるようにその性状が変化しやすい。
たとえば、MCI 2552菌株の、またはこの株に由
来する突然変位株(自然発生または誘発性)の形質接合
体または遺伝子組換え体であっても、新規生理活性物質
MBP 049 + 13の生産能を有するものはすべ
て本発明の方法に使用することができる。
本発明においては、前記の菌を通常の微生物が利用し得
る栄養物を含有する培地で培養する。栄養源としては、
グルコース、水あめ、デキストリン、シュークロース、
澱粉、糖蜜、動・植物油等を使用できる。また窒素源と
して、大豆粉、小麦胚芽、コーンステイープ・リカー、
綿実粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、硫酸アンモ
ニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用できる。その他、必
要に応じ、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウム、コバルト、塩素、燐酸、硫酸及びその他のイオ
ンを生成することができる無機塩類を添加することは有
効である。また菌の生育を助け、生理活性物質MBP 
049−13の生産を促進しようとするような有機物及
び無機物を適当に添加することができる。
培養法としては、好気的条件での培養法が適している。
培養に適当な温度は20〜30°Cであるが、多くの場
合、26〜30℃付近で培養する。MBP 049−1
3の生産は、培地や培養条件により異なるが、通常3〜
10日の間でその蓄積が最適に達する。培養物中のMB
P 049−13の蓄積量が最大となったときに培養を
停止し、培養液から、目的物質を単離する。本発明のM
BP 049 + 13は、脂容性物質であるので培養
物からMBP 049 + 13を単離精製するにあた
っては、その特性を利用して行うことができる。すなわ
ち、酢酸エチル、クロロホルム等による溶媒抽出法;シ
リカゲル、アルミナ等によるカラムクロマトグラフィー
;ダイヤイオンHP + 20 (三菱化成社製)等の
合成吸着剤;セファデックスLH−20(ファルマシア
社製)等のゲル濾過剤;さらにシリカゲル等を坦体とし
だ分取薄層クロマトグラフィー等が有効である。
本発明者らは、生理活性物質MBP 049−13を、
上此のような手段・方法を用いて単離精製し、その物理
化学的性状を調べ、また別途研究の結果MBP049−
13が前記(I)式の構造式で示される化合物であるこ
と、かつ本化合物が新規化合物であることを明らかにし
た。
このようにしてMBP 049−13を製造することが
できるが、その物理的性状は、次の通りである。
1)外観:無色油状 2)分子量: 399 (EI + MS M+)3)
旋光度:[α] = + 58.9°(cm1.07)
4)紫外部吸収スペクトル: メタノール溶液中及び塩酸酸性メタノール溶液中で測定
した紫外部吸収の吸収極大波長は以下に示すとおりであ
る。
メタノール溶液中 八MAX:  248nm(e =5023)292n
m (e = 8069 ) 酸性メタノール溶液中 λMAX :  224nm (e = 8405 )
291nm(ε=6028) 5)赤外部吸収スペクトル: KBr法で測定した赤外部吸収スペクトルの主な吸収極
太の波数は以下に示すとおりである。
v (cm−1):3460.2950.1650.1
615.1490.1385.1340.1225.1
0456)水素核核磁気共鳴スペクトル: 重クロロホルム溶液中で測定した250MHz水素核核
磁気共鳴スペクトルは以下に示すとおりである。
δ、pm:0.82(3H,d、J=7Hz);0.8
6(3H,d、J=7Hz) ;1.05 (3H,d
、J=7Hz ); 1.2 (4H,m ); 1.
4 (9H,m ) ; 1.6(2H,m ); 1
.74 (LH,m ); 1.96 (IH,m )
;2.2 (2H,m );2.93 (3H,s )
 2.94 (IH,d、 J=11Hz ) ; 3
.48 (IH,d。
J =3Hz );4.01 (IH,dd、 J= 
LL 11Hz) ;5.11 (LH,m )7)炭
素核核磁気共鳴スペクトル: 重クロロホルム中で測定した62.5 MHz炭素核核
磁気共鳴スペクトルは以下に示すとおりである。
δ、、m+11.78(q);13.25(q);17
.12(q);17.27(q);20.54(q);
21.08(q);26.80(t);27.15(q
);28 (d);29.29 (t ) ; 37.
20 (d ) ; 38.13 (d ) ; 39
.90 (d )41.85 (d ) ; 55.6
9 (d );70.99 (d ); 103.84
 (s );122.32(d ); 128.90 
(d ); 132.66 (s ); 134.56
 (s );173.57 (s );190.81(
s ) ; 193.74 (s )[実施例] 以下に本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが
、本発明はその要旨をこえない限り以下の実施例によっ
て限定されるものではない。
(実施例1) 水あめ2%、大豆油0.3%、大豆粉1.2%、小麦胚
芽1.2%、硫酸ナトリウム0.02%、塩化第二鉄0
.0005%、塩化コバルト0.0005%、炭酸カル
シウム0.1%、を含有する培地(pH6,0>を20
0m1の三角フラスコに40m1入れ、121℃におい
て20分間高圧滅菌する。
これに、MBP 049 + 13生産株、オフィオボ
ルス・ルベルス(店典尉ml亜rubellus )M
CI 2552菌株を1白金耳植菌し、26℃において
3日間、210回転にて振どう培養する。別に上記と同
一組成からなる培地を調製し、その80m1を500m
1三角フラスコ4本に分注し、121°Cにおいて20
分間高圧滅菌する。
この主醗酵培地に前記種培養液を4mlずつ接種し26
°′Cにおいて9日間、210回転にて培養する。得ら
れた培養物を遠心法により、培養上清液と培養菌体に分
離した。
ここでえられた培養菌体に160m1のアセトンを加え
抽出し、遠心分離を行い菌体をのぞいた菌体抽出液を濃
縮し80m1とした。これにIN塩酸を加えpH2に調
製し等量の酢酸エチルにて抽出した。抽出物を減圧上濃
縮し、0.36gのン岨吠物質を得た。得られた油状抽
出物をシリカゲル100(メルク社製)1gにまぶし、
減圧乾燥後ヘキサンで充填したシリカゲル10034m
1のカラムにのせ、ヘキサンで洗浄後ヘキサン−アセト
ン混液(9:1)にて展開するクロマトグラフィーを行
った。活性画分を集め減圧下濃縮乾固し、64mgの油
状物質を得た。この油状物質を、シリカゲル60プレー
ト(メルク社製)を用いたクロロホルムを展開溶媒とす
る分取薄層クロマトグラフィーに付し、活性画分を酢酸
エチルで抽出後減圧下酢酸エチルを除去し62mgの油
状物質を得た。次にこの油状物質をオクタデシルシリカ
ゲルを用いた逆層分配クロマI・グラフィーに付した。
少量のメタノールに溶解したこの?叱仄物貿を0.2%
トリフルオロ酢酸水溶液でオクタデシルシリカゲルAQ
120 (山村化学製)を88m1充填したカラムにの
せ、洗浄後0.2%トリフルオロ酢酸を加えたエタノー
ル−水混液(7:3)、次いで0.2%トリフルオロ酢
酸を加えたエタノール−水混液(8:2)にて展開する
クロマトグラフィーを行った。活性画分集め、減圧下濃
縮乾固すると、精製されたMBPO49−1338mg
が、無色油状物質として得られた。本物質の物理的性質
は、前記の通りである。
(試験例1) 次にMBPO49−13によるプロリン水酸化酵素の活
性を阻害する作用を示す。
MBPO49−13によるプロリン水酸化酵素の阻害活
性測定はに、 1. Kivirikko等の方法[E
ur、 J。
Biochemistry、 52.9−16 (19
75) ]に準じて鶏胚より調製した部分精製標品を使
用し、(Pro−Pro−Gly)1o・9H20を基
質として、R,E、Rhoad等の方法[Method
sin Enzymology、 XVfflB、 3
06 (1971月に準じて行った。すなわち反応液2
00μl中に、0.05M )リス塩酸緩衝液ph 7
.8、上記基質4011g、硫酸第一鉄0.05mM、
アスコルビン酸2mM、ジチオスレイトール0.1mM
、牛血清アルブミン0.4mg、14Cでラベルした放
射性のα−ケトグルタル酸を含む0.1mMα−ケトグ
ルタル酸、カタラーゼ50μg、プロリン水酸化酵素0
.4mlを含有させ、37°Cで20分間反応を行った
。ついで、反応液と等量の25%トリクロロ酢酸で反応
を停止し、放出される二酸化炭素を捕集し放射能を測定
した。同様に基質を含まない反応液でも反応を行い基質
を含む場合の反応での放射能測定値から基質を含まない
反応での放射能測定値を引き、それをプロリン水酸化酵
素の活性の指標とし、その活性を50%阻害するのに必
要な阻害物質の濃度を50%阻害濃度とした。その結果
、MBPO49+ 13の50%阻害濃度は19pMで
あった。
[発明の効果] 本発明の新規生理活性物質MBP 049−13は低濃
度でプロリン水酸化酵素の阻害活性を有することから、
肝硬変、肺線維化症等の臓器線維化症に対する治療薬と
して期待される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) で示される新規生理活性物質MBP049−13(2)
    オフィオボルス属に属する新規生理活性物質MBP04
    9−13生産菌を培養し、その培養物から新規生理活性
    物質MBP049−13を採取することを特徴とする新
    規生理活性物質MBP049−13の製造法。
JP18584390A 1990-07-13 1990-07-13 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法 Pending JPH0474163A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18584390A JPH0474163A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18584390A JPH0474163A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0474163A true JPH0474163A (ja) 1992-03-09

Family

ID=16177851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18584390A Pending JPH0474163A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0474163A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498627A (en) * 1994-04-15 1996-03-12 Takeda Chemical Industries, Ltd. Octahydro-2-naphthalenecarboxylic acid derivative, its production and use
JP2009051260A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Yuhshin Co Ltd ステアリングロック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498627A (en) * 1994-04-15 1996-03-12 Takeda Chemical Industries, Ltd. Octahydro-2-naphthalenecarboxylic acid derivative, its production and use
JP2009051260A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Yuhshin Co Ltd ステアリングロック装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0815434B2 (ja) 新規抗生物質バ−ミスポリンおよびその製造法
JPH10287662A (ja) Fo−5637a物質及びb物質並びにそれらの製造法
US5407826A (en) Isolated cultures of microorganisms of Clonostachys Cylindrospora, Gliocladium and Nectria Gliocladioides
JPH0474163A (ja) 新規生理活性物質mbp049―13及びその製造法
JP4380913B2 (ja) 新規ft−0554物質及びその製造法
JP2710834B2 (ja) Fo―608a物質およびその製造法
US5252471A (en) Directed biosynthesis of cholesterol lowering compounds
JPH05239023A (ja) 生理活性物質mbp039−06およびその製造法
JPH06234784A (ja) 新規抗生物質sf2768物質及びその製造法
JP2872311B2 (ja) Fo―608b,c物質およびその製造法
JPH06339395A (ja) 新規生理活性物質及びその製造法
JPS6348284A (ja) 新抗生物質yp−02908l−aおよびその製造法
JPH05255304A (ja) 新規物質cl190y1及びその製造法並びにそれを有効成分とする抗酸化剤
JPH0196189A (ja) 新規抗生物質sf2446a2物質、sf2446a3物質、sf2446b1物質、sf2446b2物質及びsf2446b3物質
JPH05255184A (ja) 新規化合物イリシコリン酸aまたはb
JPH01110658A (ja) レプトシリン系化合物及びその製造方法
JP2002518515A (ja) 化合物wf002、その製造およびその使用
JPS60260570A (ja) 新規な抗生物質ss19508b及びその製造法
JPS61234786A (ja) Wf―20714物質
JPS6143182A (ja) 新規な抗生物質ss19508d及びその製造法
JPH07173191A (ja) 新規酵素阻害剤sf2776物質及びその製造法
JPS5889187A (ja) No14−a物質およびその製造法
JPH02255655A (ja) 新規生理活性物質dc118
JPH08239339A (ja) 化合物クラソインaおよびb並びにその製造法
JPH07206886A (ja) ファルネシルトランスフェラーゼ阻害物質fo−3929物質及びその製造法