JPH07172594A - 画像形成装置の縦型給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の縦型給紙装置

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JPH07172594A
JPH07172594A JP5344095A JP34409593A JPH07172594A JP H07172594 A JPH07172594 A JP H07172594A JP 5344095 A JP5344095 A JP 5344095A JP 34409593 A JP34409593 A JP 34409593A JP H07172594 A JPH07172594 A JP H07172594A
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unit
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JP5344095A
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English (en)
Inventor
Takahiko Ryusaki
貴彦 龍崎
Kimiyasu Ikuma
公康 伊熊
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置本体の側部に縦型トレイ装置を
配置し、縦型トレイ装置に多数枚の用紙をセットして給
紙する機構を構成する場合に、縦型トレイ装置の内部や
本体との接続部でジャムが生じた場合の処理を、容易に
行い得るようにする。 【構成】 画像形成装置1の用紙搬送路2に対して、本
体の側部に配置する縦型トレイ装置10から給紙を行い
得るようにする。前記縦型トレイ装置10は、多数枚の
用紙Pを収容可能なトレイを設けた用紙収容部ユニット
11と、給紙装置と給紙路を設けた給紙部ユニット15
を組み合わせ、側フレームに設けた支持レール部材6に
より上下方向に移動可能に設ける。そして、トレイ装置
の内部でジャムが生じた場合には、用紙収容部ユニット
11を単独で上側に移動させて、給紙部ユニット15と
の接続部からジャム紙を除去するとともに、本体との接
続部でのジャムに対しては、給紙部ユニットを上下のい
ずれかの方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置の本体側部に縦型に配置し、特殊な用紙類
や、少数枚の用紙の給紙を行うためのトレイに関し、特
に、縦型トレイ装置と本体の用紙搬送路との接続等で紙
詰まり等が生じた場合にも、縦型トレイ装置を移動させ
ること、または縦型トレイ装置を構成する部材を移動さ
せ得るようにして、紙の処理を容易に行い得るようにす
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等のような画
像形成装置においては、その給紙部に複数個の給紙トレ
イ等を配置し、それ等の給紙トレイに対してサイズや種
類等が異なる用紙を収容させる方式を用いている。そし
て、原稿のサイズや縮拡率等に対応させて、必要なサイ
ズの用紙を送り出して、コピーを作成できるようにする
ことが行われている。また、一般的な画像形成装置で
は、前記給紙部に配置する給紙トレイの他に、装置本体
の側部に手差しトレイを配置しており、少数枚の特殊な
用紙や、OHPシート等のように、給紙トレイに収容で
きないような特殊な用紙類や、ハガキのような厚紙等を
給紙できるようにする機構を設けている。
【0003】さらに、前記手差しトレイに多数枚の用紙
を一度にセットして、その手差しトレイの給紙部に配置
する給紙装置を用いて、用紙のさばき作用を行いながら
給紙できるように構成し、オペレータの負担を軽減でき
るようにすることも行われている。前述したように、画
像形成装置の本体の側部に配置する手差しトレイは、ヒ
ンジを介して開閉可能に設けて、そのトレイを使用しな
いときには、本体の側部に沿わせて立て掛ける状態に保
持する機構を設けている。ところが、前記手差しトレイ
を使用して給紙の動作を行う場合には、そのトレイが画
像形成装置本体の側部に大きく突出する状態となるため
に、複写機等の側部に余分な空間を必要とするという問
題がある。
【0004】そこで、前述したように、手差しトレイを
開閉可能に設けることに代えて、例えば、実開平3−1
03455号公報等に示されるように、手差しトレイを
装置本体の側部に縦型に配置し、手差しトレイの開閉に
対するスペースの無駄をなくすことが提案されている。
そして、前記従来例に示されるように、手差しトレイを
縦型に構成して、画像形成装置本体の側部に密着させて
配置することにより、特殊な用紙類等を給紙する際に
も、手差しトレイを開閉したりする動作を省略でき、装
置本体の側部に余分なスペースを遊ばせる必要がなくな
るという利点を発揮することができる。また、前記従来
例の装置では、排出トレイを側部に大きく突出させるこ
とがなく、画像形成装置の給紙側側部に近接させて他の
装置をおいた場合でも、画像形成装置の操作性には支障
が生じないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉可能に設け
た手差しトレイでは、一般の給紙トレイからの給紙の場
合と同様に、給紙ローラ部材と、用紙さばき装置とを配
置することができるために、数10枚の用紙を手差しト
レイにセットして、多数枚のコピーを連続して作成する
ことができる。しかしながら、前記従来例に示されるよ
うに、手差しトレイを縦型に構成して、手差しトレイの
占めるスペースを省略しようとすると、用紙を1枚ずつ
しか給紙できないという問題が発生し、コピーの作成能
率に大きな影響が発生する。しかも、前記従来例の縦型
の手差しトレイでは、多数枚の用紙をセットすることが
面倒であり、用紙セットミス等が生じた場合に、紙詰ま
りや用紙の斜行等が発生することが懸念され、使い勝手
の良い装置を構成することが困難であるという問題が残
る。
【0006】前述したような問題を解決するためには、
例えば、縦型に構成した手差しトレイに対して、多数枚
の用紙を収容する機構と、さばきながら給紙する給紙装
置とを装備すること、および、用紙をセットする動作を
容易に行い得るようにすることが必要とされる。ところ
が、手差しトレイを縦型に固定した装置を構成すること
は、前述したような問題が解決されるものとはならず、
依然として多くの問題が残ることになる。さらに、電子
写真複写機等の画像形成装置は、その側部にスペースの
余裕がない位置にも配置することがあり、手差しトレイ
からの給紙部で紙詰まり(以下ジャムと呼ぶ)等が発生
した場合には、ジャム紙の処理の作業が面倒になるとい
う問題がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来の画像形
成装置に縦型トレイ装置を設けた場合の問題を解消する
もので、縦型トレイ装置を2つの分割可能な部材で構成
し、縦型トレイ装置の構成部材を装置本体の側部に対し
て上下方向に移動可能に設け、縦型トレイ装置内でのジ
ャムと、縦型トレイ装置と本体の用紙搬送路の接続部で
のジャム処理の動作を容易に行い得るような装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、画
像形成装置本体の側部に手差し給紙装置を縦型に配置
し、前記手差し給紙装置には、複数枚の用紙を収容する
用紙収容部ユニットと、給紙装置を備えた給紙部ユニッ
トを組み合わせて構成し、用紙を1枚ずつ分離して画像
形成装置の記録部に給紙する手段を設けた装置に関す
る。本発明においては、前記手差し給紙装置としての縦
型トレイ装置を構成する用紙収容部ユニットと給紙部ユ
ニットを、画像形成装置の側フレームに設けた支持レー
ル部材に沿わせて、別個に上下方向に移動可能に構成し
ている。また、本発明においては、前記縦型トレイ装置
を構成する用紙収容部ユニットに対して用紙収容部と給
紙装置のピックアップローラと給紙ローラを配置し、給
紙部ユニットには用紙を装置本体の用紙搬送路に向けて
送り出す用紙搬送路と、用紙さばき装置を構成するリタ
ード部材を配置し、用紙収容部ユニットと給紙部ユニッ
トのいずれか一方を上下方向に移動させることにより、
給紙装置の用紙搬送路を開放する手段を構成することが
できる。前記構成に加えて、本発明においては、前記用
紙収容部ユニットと給紙部ユニットを一体に設けて縦型
トレイ装置のユニットとして構成し、前記縦型トレイ装
置に設けた支持手段に対して、走査装置に設けた被係止
手段を介して着脱可能に設けることも可能である。
【0009】
【作用】前述したように、本発明の縦型トレイ装置を用
紙収容部ユニットと給紙部ユニットに分割して構成し、
2つの部材をそれぞれ別個に画像形成装置本体の側フレ
ームに沿わせて上下方向に移動可能に構成している。し
たがって、縦型トレイ装置の内部でジャムが生じた場合
には、いずれか一方のユニットを移動させることによ
り、用紙を除去することができる。また、縦型トレイ装
置と本体との接続部、または、本体の用紙搬送路に用紙
が突入した状態でジャムが生じた場合には、給紙部ユニ
ットを移動させることにより、ジャム紙の除去の動作を
容易に行うことができる。したがって、本発明において
は、画像形成装置の手差しトレイ側の側部に余裕部分が
ない状態でも、ジャム処理等の動作を容易に行うことが
でき、電子写真複写機等の操作性を向上させることがで
きる。さらに、前記縦型トレイ装置を一体のものとして
構成し、装置本体の側部に着脱可能に設ける場合にも、
ジャム紙の処理の動作を容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】図示される例に従って、本発明の画像形成装
置の縦型給紙装置を説明する。図1に示される画像形成
装置1は、例えば、電子写真複写機等の装置として構成
されるもので、一般に使用されている電子写真方式を用
いてコピーを作成する装置として構成される。前記画像
形成装置1には、本体の給紙部に配置する複数の給紙ト
レイからの給紙機構の他に、装置本体の側部に手差しト
レイからの用紙搬送路2を配置し、前記用紙搬送路2に
は搬送ローラ装置3を設けて、手差しされる用紙を装置
内部の用紙搬送路に向けて送り込む手段を設けている。
また、前記用紙搬送路2の入口に対応させて縦型トレイ
装置10を配置しており、前記縦型トレイ装置は側フレ
ーム5に設けた支持レール部材6に対して摺動可能な装
置として構成している。
【0011】本発明の縦型トレイ装置10は、多数枚の
用紙Pを収容可能なトレイ部を構成する用紙収容部ユニ
ット11と、給紙装置を配置する給紙部ユニット15と
を組み合わせて構成しており、前記給紙部ユニット15
に設ける給紙装置は、トレイから用紙を送り出すための
ピックアップローラ16と、用紙さばき装置17を組み
合わせて構成している。図1の実施例では、前記用紙さ
ばき装置17を、給紙ローラ18とリタードローラ19
を対向させて構成し、トレイからピックアップローラに
より送り出される用紙が、用紙さばき装置に対して複数
枚の用紙が重送状態で入った場合に、その用紙をさばい
て、1枚の用紙のみを用紙搬送路2に向けて給紙できる
ようにする。なお、前記給紙装置に対しては、縦型トレ
イ装置に設けた駆動手段を用いて、ローラ部材を駆動す
る機構を構成することができ、縦型トレイ装置のモータ
に対する受電手段を装置本体の給電手段に接続して、駆
動装置に対する駆動の動作を行わせることができる。
【0012】また、前記用紙収容部ユニットと給紙部ユ
ニットを組み合わせて構成した縦型トレイ装置10は、
図2、3にそれぞれ示されるように、側フレームに配置
する支持レール部材6に沿って、上下方向に摺動させ得
るように設けている。前記支持レール部材6と縦型トレ
イ装置の摺動手段は、任意の手段で構成することができ
るもので、それぞれの作動位置に対応させて、用紙収容
部ユニットと給紙部ユニットを相互に係止する手段、お
よび、給紙部ユニットを側フレームに対して固定する手
段を設けることにより、それぞれのユニットの位置決め
を行わせるようにする。本発明の縦型トレイ装置10に
おいて、縦型トレイ装置の内部でジャムが発生した場合
には、図2に示されるように、給紙部ユニット15を固
定位置においた状態で、用紙収容部ユニット11を支持
レール部材6に沿わせて上側に移動させ、縦型トレイ装
置10の内部でのジャム紙を取り出すようにする。そし
て、縦型トレイ装置内でのジャム紙の処理が終了してか
ら、用紙収容部ユニット11を給紙部ユニット15の上
に位置決めして固定することにより、再びトレイからの
給紙を再開できるようにする。
【0013】前記縦型トレイ装置10を設ける画像形成
装置において、用紙搬送路2の入口部でジャムが発生し
た場合には、図3に示すように、用紙収容部ユニット1
1と給紙部ユニット15を支持レール部材6に沿わせて
上側に移動させ、用紙搬送路2の入口部を開放して、ジ
ャム紙を除去することができる。また、前記給紙部ユニ
ットを移動させて用紙搬送路の入口部を開放すること
は、用紙収容部ユニットと用紙搬送路の双方にまたがる
状態でジャム紙が停止している場合でも、給紙部ユニッ
ト15を上側に移動させる動作により、用紙の一方の端
部を機外に露出させることが可能になり、用紙を千切っ
たり、損傷したりすることなしに除去する動作を行うこ
とができる。さらに、前記縦型トレイ装置を一体にし
て、または、2つの部材を順に上方に移動させる手段を
設けることにより、画像形成装置の側部にオペレータの
手を差し込む余裕があれば、ジャム紙の処理を容易に行
うことが可能になる。
【0014】前記図1のように、給紙部ユニットに対し
て給紙装置を組み込むことに代えて図4に示されるよう
に、縦型トレイ装置10aを2つのユニットに分割して
配置し、給紙装置の部分でジャムが生じた場合には用紙
収容部ユニット11aを上側に移動させることにより、
処理する機構を構成することができる。前記図4に示さ
れる縦型トレイ装置では、用紙収容部ユニット11aに
対して、用紙収容部とピックアップローラ16、および
用紙さばき装置の給紙ローラ18を配置しており、給紙
部ユニット15aには用紙さばき装置のリタードローラ
19と、用紙搬送路2に接続する給紙路とを配置してい
る。そして、前記給紙部ユニット15aに配置するリタ
ードローラ19を駆動源を設けずに、固定位置に保持さ
れるローラ部材として構成する場合には、用紙収容部ユ
ニットに配置するローラ部材に対する駆動源を設けるの
みで、給紙装置に対する駆動を行うことができるので、
装置の機構を簡素化することができる。
【0015】前記図4に示される状態は、縦型トレイ装
置10aの給紙装置の部分でジャムが生じた場合に、用
紙収容部ユニット11aを上側に移動させて給紙装置を
開放し、ジャム紙を除去できるようにするもので、給紙
部ユニット15aと本体の用紙搬送路の間でジャムが生
じた場合には、図5に示されるように、用紙収容部ユニ
ット11aを固定位置に置いて、給紙部ユニット15a
を下側に移動させることにより、用紙搬送路2の入口部
を開放することができる。したがって、前記図4、5の
それぞれ示されるようにして、縦型トレイ装置の構成部
材を上下に移動させることにより、縦型トレイ装置の内
部と本体との接続部の任意の位置でジャム紙が停止した
状態に対応させて、ジャム処理を行うことができる。前
記実施例は、縦型トレイ装置を用紙収容部ユニットと給
紙部ユニットの2つのユニットを組み合わせて構成し、
それ等のユニットを側フレームに設けた支持レール部材
に沿わせて上下方向に移動可能に設けることにより、縦
型トレイ装置に関連する部分でのジャム処理を行うこと
ができる。
【0016】
【実施例2】本発明の縦型トレイ装置は、前記実施例の
他に、図6に示すように、用紙収容部ユニットと給紙部
ユニットの機能を一体に設けたものを、側フレームに対
して着脱可能に構成することができる。図6に示される
例では、手差しトレイの機構を縦型のものとして一体に
構成し、側フレーム5の側部に着脱可能に設ける場合を
示しているもので、側フレーム5には縦型トレイ装置を
係止保持するための係合部材20、21と、支持ブラケ
ット22および、縦型トレイ装置の下部を位置決めする
ためのピン部材23を設けている。また、側フレーム5
に対して装着される縦型トレイ装置10bは、下部にピ
ン部材23に係合される凹溝27を配置し、側フレーム
側の側部には、係合溝部材25、26を設けている。
【0017】前記係合溝部材25、26は、側フレーム
に対して縦型トレイ装置を上下方向に案内する手段を構
成するもので、縦型トレイ装置10bを側フレームに沿
わせて上側から装着して、ピン部材に対して凹溝を係止
することにより、画像形成装置の用紙搬送路に対する縦
型トレイ装置の給紙路の位置決めを行う。また、前記縦
型トレイ装置10bでは、縦型トレイ装置に対してロー
ラ装置の駆動機構を一体に組み込むことにより、給電系
統と信号系統を接続するのみで、画像形成装置本体から
の信号を受信して、給紙の動作を行うようにすることが
できる。
【0018】したがって、前記縦型トレイ装置10bを
用いる場合に、縦型トレイ装置の内部や縦型トレイ装置
と本体との接続部でジャムが生じた場合には、縦型トレ
イ装置を上側に移動させて係合部材と係合溝部材の係合
を解除すると、縦型トレイ装置の画像形成装置本体の側
部からフロント側に引き出すことができる。そして、縦
型トレイ装置の内部でジャムが生じている状態では、前
記縦型トレイ装置から用紙を取り出すことにより、ジャ
ム処理を容易に行うことができる。また、縦型トレイ装
置と本体の用紙搬送路の間でジャムが発生した場合に
は、縦型トレイ装置を側フレームに沿わせて上側に移動
させることにより、ジャム紙を用紙搬送路または縦型ト
レイ装置のいずれかに残した状態にすることができ、縦
型トレイ装置を除去した後で、用紙搬送路の入口から紙
を取り除くこと等により、ジャム処理を容易に行うこと
ができる。
【0019】
【実施例3】前記図6に示される例とは別に、本発明に
おいては、図7に示されるように、縦型トレイ装置10
cを側フレーム5に対して着脱可能に構成することがで
きる。前記図7に示される例において、画像形成装置の
側フレーム5には、用紙搬送路の入口が位置する開口8
を設けて、縦型トレイ装置10cの給紙路に接続する機
構を構成している。そして、前記開口8の側部に係合部
材30、31を切り起こした状態で設けるとともに、開
口の上部に2つの位置決め孔32,33を、下部には縦
に長い孔34をそれぞれ配置している。また、前記側フ
レーム5に対して装着される縦型トレイ装置10cで
は、係合部材に対応する位置に係合溝部材40、41を
配置して、側フレームの係合部材に沿わせて上下方向に
案内する機構を構成する。さらに、前記縦型トレイ装置
10cでは、図8に示されるように、位置決め孔32に
係止するためのピン部材35を出没可能に設けており、
前記ピン部材35は、縦型トレイ装置の側部に配置する
ハンドル37により揺動されるレバー38を用いて移動
させる手段を構成している。
【0020】前記ピン部材35は、ピン部材35をスプ
リング36により突出する方向に付勢して設けてあり、
ピン部材の後部に設けたつば部材に対して、レバー38
を係合させる位置に配置して、ハンドル37と同軸にレ
バーを設けている。そして、前記ハンドル37を軸39
を介して時計方向に揺動させることにより、ピン部材3
5を縦型トレイ装置の内部に引っ込めることができ、縦
型トレイ装置を移動させる際の操作を行い得るようにす
る。前記ピン部材の他に、縦型トレイ装置10cの下部
には、側フレームに向けて固定して突出させている位置
決めスタッド42を設けており、前記スタッド42を側
フレームの長孔34に係合させるようにする。前記側フ
レーム5に設ける長孔34は、縦型トレイ装置を上下方
向に摺動させて着脱する際に、縦型トレイ装置の移動距
離に応じて形成されるもので、スタッドが長孔34の下
部に係止される状態で、縦型トレイ装置の給紙路と本体
の用紙搬送路が接続されるように構成すると、縦型トレ
イ装置に対する位置決めを容易に行うことができる。
【0021】前述したように構成してなる本発明の縦型
トレイ装置10cでは、縦型トレイ装置の側部に配置す
るハンドルを用いて、側フレームに対する縦型トレイ装
置の着脱の動作を行うことができるものであり、ジャム
紙が停止した際の処理の動作を、前記図6に示された装
置の場合と同様にして行うことができる。つまり、縦型
トレイ装置の内部でジャムが生じた場合と、縦型トレイ
装置と本体の用紙搬送路の接続部でジャムが生じた場合
のいずれの状態でも、縦型トレイ装置を装置本体から取
り外すことにより、ジャム紙の除去の作業を行うことが
可能になる。また、縦型トレイ装置を装着する場合に
は、縦型トレイ装置の係合溝部材を側フレームの係合部
材に沿わせて下方に摺動させ、スタッドが長孔の下部に
当接した位置で、ピン部材35を位置決め孔32、33
に挿入することにより、縦型トレイ装置の位置決めと固
定を行うことができる。
【0022】前述したように、本発明の縦型トレイ装置
は、画像形成装置本体の側部に対して、縦型に取り付け
て固定し、縦型トレイ装置の給紙路と本体の用紙搬送路
とを接続することにより、手差し給紙を行う機構を構成
することができる。また、本発明においては、従来の縦
型の手差しトレイとは異なり、多数枚の用紙をトレイに
収容させて、1枚ずつ用紙搬送路に向けて給紙する手段
を構成することができる。したがって、前記トレイを数
10枚の用紙を収容可能なものとして構成すると、複写
機等の給紙部に配置する給紙トレイと同様な給紙性能を
発揮させることができる。また、本発明のトレイ装置に
設ける給紙装置を、OHP等の特殊なシート類に対応さ
せて構成する場合には、特殊なシート類に対するさばき
作用を発揮させて、画像記録部に向けて送り出すことも
可能であり、複写機の用途を拡大することを可能にす
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の縦型給紙装置
は、前述したように構成する縦型トレイ装置を配置して
いるために、従来の縦型の手差しトレイの場合と同様
に、画像形成装置の側部に余分なスペースを設ける必要
がなく、画像形成装置が占める幅を少なくすることがで
きる。そして、縦型トレイ装置に対して多数枚の用紙を
装着することにより、連続して複数枚のコピーを作成す
る作業に対応させることができ、コピーの能率を向上さ
せることができるとともに、給紙の作用を容易に行うこ
とができる。また、本発明の縦型トレイ装置では、縦型
トレイ装置の内部、または、本体の用紙搬送路との接続
部でジャムが発生した場合には、縦型トレイ装置の構成
部材を上下方向に移動させることや、縦型トレイ装置を
取り外すことにより、容易にジャム紙の除去を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の縦型トレイ装置の構成を示す側面図
である。
【図2】 縦型トレイ装置の用紙収容部ユニットを上側
に移動させた状態を示す説明図である。
【図3】 縦型トレイ装置の全体を上側に移動させた状
態を示す説明図である。
【図4】 縦型トレイ装置を構成する2つの部材に対し
て、給紙装置の機構を分割して設けた装置を示す説明図
である。
【図5】 図4の装置で給紙部ユニットを下方に移動さ
せた状態を示す説明図である。
【図6】 本発明の縦型トレイ装置の第2の実施例の構
成を示す説明図である。
【図7】 本発明の縦型トレイ装置の第3の実施例の構
成を示す説明図である。
【図8】 図7の縦型トレイ装置の側フレームに対する
固定手段の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 用紙搬送路、 5 側
フレーム、6 支持レール部材、 10 縦型トレ
イ装置、11 用紙収容部ユニット、 15 給紙
部ユニット、16 ピックアップローラ、 17
用紙さばき装置、20・21 係合部材、 22 支
持ブラケット、 23 ピン部材、25・26 係
合溝部材、 27 凹溝、 30・31 係合部
材、32・33 位置決め孔、 34 長孔、 3
5 ピン部材、37 ハンドル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体の側部に手差し給紙装
    置を縦型に配置し、 前記手差し給紙装置には、複数枚の用紙を収容する用紙
    収容部ユニットと、給紙装置を備えた給紙部ユニットを
    組み合わせて構成し、用紙を1枚ずつ分離して画像形成
    装置の記録部に給紙する手段を設けた装置において、 前記縦型トレイ装置を構成する用紙収容部ユニットと給
    紙部ユニットを、画像形成装置の側フレームに設けた支
    持レール部材に沿わせて、別個に上下方向に移動可能に
    構成することを特徴とする画像形成装置の縦型給紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記縦型トレイ装置を構成する用紙収容
    部ユニットに対して用紙収容部と給紙装置のピックアッ
    プローラと給紙ローラを配置し、 給紙部ユニットには用紙を装置本体の用紙搬送路に向け
    て送り出す用紙搬送路と、用紙さばき装置を構成するリ
    タード部材を配置し、 用紙収容部ユニットと給紙部ユニットのいずれか一方を
    上下方向に移動させることにより、給紙装置の用紙搬送
    路を開放する手段を構成することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置の縦型給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙収容部ユニットと給紙部ユニッ
    トを一体に設けて縦型トレイ装置のユニットとして構成
    し、 前記縦型トレイ装置に設けた支持手段に対して、走査装
    置に設けた被係止手段を介して着脱可能に設けることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の縦型給紙装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100869978B1 (ko) * 2006-08-11 2008-11-24 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 반송 장치 및 화상 형성 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100869978B1 (ko) * 2006-08-11 2008-11-24 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 반송 장치 및 화상 형성 장치

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