JP3804580B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3804580B2 JP3804580B2 JP2002179452A JP2002179452A JP3804580B2 JP 3804580 B2 JP3804580 B2 JP 3804580B2 JP 2002179452 A JP2002179452 A JP 2002179452A JP 2002179452 A JP2002179452 A JP 2002179452A JP 3804580 B2 JP3804580 B2 JP 3804580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- guide member
- paper feed
- swing guide
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の給紙部に配置する給紙トレイを、トレイホルダ部材とともに引き出し可能に設けた装置において、トレイホルダ部材を引き出した際に用紙搬送路のガイド部材を揺動可能に設け、ジャム処理等の動作を容易に行い得るようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機等の画像形成装置に設ける給紙部には、給紙トレイ等の用紙収容装置を複数装着し、前記給紙トレイから画像記録部に向けて給紙するための画像形成装置を設けている。前記画像形成装置には、給紙トレイから用紙を取り出す給紙ローラを配置し、給紙ローラとしての半月ローラ等を設けており、装置本体の記録部から出力される用紙の送出信号により、駆動軸を回転させて用紙を用紙搬送路に向けて送り出す動作を行い得るように構成している。また、前記給紙部に装着する給紙トレイにおいては、用紙をトレイ内で支持しているボトムプレートに付勢手段と、用紙の先端部を係止する分離爪を設けている。そして、ボトムプレートに支持させる用紙を、前記半月ローラに対して所定の値の押圧力で接触させ、前記半月ローラを回転させることで、給紙トレイに設けている分離爪の作用と協働して用紙さばき作用を発揮し、用紙を1枚ずつ分離して供給出来るようにしている。一般的な画像形成装置においては、給紙トレイを装着する装置本体の給紙部には、給紙トレイから用紙を送り出すための給紙ローラを配置しており、給紙トレイには用紙を支持するボトムプレートと、分離爪等が配置されているのが一般的な構成とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例とは異なり、後述する実施例に示すように、給紙トレイをトレイホルダ部材に支持させる給紙ユニットとして構成しておき、前記給紙ユニットのリヤ側に用紙搬送路を一体に組み込んで設けて、給紙部に複数配置する給紙ユニットの用紙搬送路を連通させるようにして、画像形成装置の画像記録部に向ける給紙路を構成している。さらに、前記トレイホルダ部材に給紙ローラを組み込んで設け、給紙トレイに用紙を補給する際には、給紙トレイのみを引き出し可能とし、給紙ユニットの用紙送り出し部や用紙搬送路内でジャム等が発生したときには、給紙トレイとトレイホルダ部材とを一体に引き出し得るように構成し、装置本体のフロント側からジャム処理等を行い得るようにすることが提案されている。前記給紙ローラを給紙トレイと一体に引き出し得るように構成した給紙ユニットを用いる場合に、用紙を送り出す際にジャムが生じた場合に、給紙ユニットを引き出してトレイホルダ部材に設けた給紙ローラと給紙路とを露出させることにより、画像形成装置の部分でのジャム処理を容易に行い得るという利点がある。
【0004】
ところが、前記給紙ローラを給紙トレイと一体に引き出し可能に設けた給紙ユニットにおいては、用紙搬送路内で用紙ジャムが発生した時に、その停止している用紙を引き出すことが面倒である。そこで、前記ジャム紙を除去しやすいように、用紙搬送路の一部を揺動可能に構成し、給紙ユニットの用紙搬送路を開放できるようにすることが考えられている。しかしながら、前記給紙ユニットに設けた用紙搬送路を開放可能に構成した場合に、揺動部材を揺動(開閉)する動作が面倒であり、特に、揺動部材を開いた状態で給紙ユニットを挿入したりする等の、不完全な動作を行った時に、装置本体側の突出部材等に対して衝撃を与えたりする等の問題が発生しやすい。
【0005】
本発明は、前記給紙ユニットを給紙部から引き出してジャム処理等を行った後で、トレイホルダ部材に設けた揺動部材を開いた状態で本体に装着しても、揺動部材を自動的に閉じることができる装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画像形成装置の給紙部に配置し、装置のフロント側に引き出し可能に設ける複数の給紙ユニットと、
前記給紙ユニットに給紙トレイを引き出し可能に支持し、給紙トレイからの給紙手段を設けたトレイホルダ部材とからなる給紙装置に関する。
請求項1の発明は、前記トレイホルダ部材の装着方向の先端部側に、用紙搬送路を区画する手段として設ける固定ガイドと揺動ガイド部材と、前記揺動ガイド部材を揺動可能に支持する手段と、固定位置に保持する手段と、を設け、
前記給紙ユニットを引き出して揺動ガイド部材を揺動させることにより、用紙搬送路内で停止している用紙を引き出し得るように構成し、
前記画像形成装置の給紙部には、前記給紙ユニットを挿入する先端部に対応させて係止ピンを配置し、
前記揺動ガイド部材を揺動させた状態で給紙ユニットを挿入した時に、前記揺動ガイド部材を前記係止ピンが押圧して閉じる作用を行うことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、前記トレイホルダ部材の側板部材には開口部が設けられ、前記揺動ガイド部材には係止部材が設けられており、
前記開口部に前記係止部材を係止することにより、前記揺動ガイド部材を閉じた位置に保持させる手段と、前記係止部材を前記側板部材の端部に係止させることにより、前記揺動ガイド部材が揺動された位置に保持されて前記用紙搬送路を開放する手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
前述したように構成したことにより、給紙ユニットを引き出して揺動ガイド部材を揺動させることにより、用紙搬送路を開放でき、ジャム処理を容易に行うことができる。また、前記給紙ユニットを装置の給紙部に押し込むことにより、開いた状態の揺動ガイド部材を自動的に閉じることが可能であり、オペレータの負担を軽減することができる。そして、トレイホルダ部材に揺動ガイド部材を保持する係止部材により、揺動ガイド部材の固定保持を確実に行い得て、単純に給紙ユニットを引き出したのみでは用紙搬送路が開放されることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明の画像形成装置の構成を説明する。図1に示す例は、装置のフロント側からのみ作業を行い得るように構成した画像形成装置の例を示しているもので、画像形成装置1の装置本体2には、電子写真方式を用いた画像記録部を配置し、その上部に配置する上部開閉部5の下面をプラテンカバーとして用いるFBS(フラットベッドスキャナ)を設けている。また、前記上部開閉部5の上には、ADF(自動原稿搬送装置)7を設けて、従来の一般的な画像読取装置と同様に、シート原稿、ブック原稿の2種類の原稿を読取可能な読取装置6を設けている。そして、前記画像読取装置で得られた原稿の画像の読み取り情報を、装置本体2の画像記録部に伝達して用紙に記録させ、記録紙を読取装置と画像記録部との間に設けている排出トレイ4に排出させる。前記画像形成装置は、複写機としての機能に加えて、プリンタまたはファクシミリ機能、パソコンに接続してスキャナとプリンタの機能を利用することも可能である。そして、前記読取装置6により読み取った画像情報は、ファクシミリ機能を用いて、他のファクシミリ装置に向けて電話線を介して伝達すること、または他のファクシミリ装置から受信した画像情報を記録して、記録紙として出力させることもできるようにされる。
【0011】
前記画像形成装置1の装置本体2には、1つまたは複数の給紙トレイや手差しトレイ8を設けて、任意のサイズの用紙を給紙可能とするが、その他に、装置本体下部に給紙部10を設けて、複数の給紙トレイ30、30a……を装着できるようにする。そして、任意のサイズの用紙を各給紙トレイに収容しておくことで、原稿の用紙サイズ、ファクシミリ受信した情報に応じて、または、複写の際に入力する縮拡率等の情報に応じて、記録紙を自動的に作成できる。前記画像形成装置の操作のための情報の入力と装置の制御のために、装置本体のフロント側にコントロールパネル3を設けて、オペレータの操作を容易に行い得るように構成している。
【0012】
前記図1に示す画像形成装置1は、装置のフロント側のみが露出されている状態でも、操作可能な装置として構成されているもので、読取装置6における原稿の搬送方向が、例えば、フロント側から見て左右方向であっても、原稿の装着と取り出しの動作をフロント側から行い得るように構成されている。また、画像記録部で作成された記録紙は、排出トレイ4が装置本体のフロント側に開口されているので、その記録紙の取り出しを容易に行うことが可能とされる。さらに、給紙部10に着脱する給紙トレイ30……の各々も、本体のフロント側から動作を行い得るように構成している。ところが、前述したように、装置のフロント側からのみ操作を行い得るように装置を構成した場合に、給紙トレイから用紙を送り出す給紙部でジャムが生じたときに、そのジャム紙の処理を容易に行い得ないという、新たな不都合が発生する恐れがあった。
【0013】
前記給紙部10に配置する給紙トレイ30……に対して用紙を補給する場合には、図2に示すように、給紙トレイ30を装置本体の給紙部からフロント側に引き出して、各給紙トレイ30……に対して、各々用紙を補給できるようにする。前記給紙トレイ30は、装置本体の給紙部10から引き出し可能なトレイホルダ部材16に支持され、前記トレイホルダ部材16に給紙トレイ30を組み合わせて、給紙ユニット15として構成している。前記給紙ユニット15において、給紙トレイに用紙を補給する場合には、給紙トレイ30のみを引き出して作業を行うが、ユニットのリヤ側で用紙が停止した状態でのジャム処理を行う際には、給紙トレイ30を引き出してからトレイホルダ部材16も引き出して、ユニットのリヤ側で停止している用紙を取り出すことができる。
【0014】
前記給紙ユニット15は、図2、3に示すように構成されているもので、トレイホルダ部材16に支持され給紙トレイ30は、フロント側にハンドル31を設け、用紙収容部にはボトムプレート32と、用紙を規制するサイドガイド33、エンドガイド34を設け、給紙側先端部に分離爪35を配置した、一般的な給紙トレイと同様に構成されている。前記給紙トレイ30を支持するトレイホルダ部材16は、給紙トレイ30の給紙部分に対応させて、給紙ローラ25を配置し、前記給紙ローラ25の軸26の端部にギヤ(図示を省略)を配置している。そして、前記トレイホルダ部材16を給紙部に装着した時に、前記ギヤが本体の駆動ギヤ(図示を省略)に噛み合って駆動伝達可能となり、給紙ローラ25を駆動して給紙トレイ30から用紙を送り出すようにする。
【0015】
前記トレイホルダ部材16の給紙側先端部、すなわち、装置本体のリヤ側の端部に対応する部分には、用紙を上方に案内するガイド面を設けた固定ガイド18と、揺動ガイド部材19とを所定の間隔を介して設け、前記2つの部材18、19の間に用紙搬送路28を設けている。前記揺動ガイド部材19は、トレイホルダ部材の先端部に突出させて設ける側板部材17に対して、支軸19aを介して揺動可能に構成しているもので、用紙搬送路28での用紙搬送のために、搬送ローラ装置27を設けている。前記搬送ローラ装置28は、トレイホルダ部材16の本体側に給紙ローラを配置し、揺動ガイド部材19にはピンチローラを配置して、前記揺動ガイド部材19を閉じた状態で、搬送ローラ装置としての機能を持たせている。
【0016】
前記給紙ユニット15において、トレイホルダ部材16の給紙側先端部の部材が、図4および図5に示すように配置されており、固定ガイド18に対して前記揺動ガイド部材19を固定位置に保持するために、係止部材21を突出させて設けている。前記係止部材21としては、図7の例に示すように、揺動ガイド部材19の側部に突起部材を所定の高さに突出させて設けており、前記突起部材を側板部材17に設けた開口部22に係止させることにより、図5に示すように、前記揺動ガイド部材19を動作位置に保持できるようにする。また、図6に示すように、前記給紙ユニット15を装置から引き出した状態では、前記揺動ガイド部材19は支軸19aを中心にして反時計方向に揺動し、用紙搬送路28を開放する。その用紙搬送路を開放した状態では、係止部材21が側板部材17の段部23に係止されて、揺動ガイド部材19が揺動された位置に保持される。前記トレイホルダ部材16と揺動ガイド部材19の間には、揺動ガイド部材19を閉じる方向に付勢するスプリング20を設けているが、前記スプリング20による付勢力は比較的弱いものとして設定されて、前記揺動ガイド部材19が余分に回動せずに、係止部材21を段部23に押し付けた状態で保持できるようにする。
【0017】
前記図5に示す状態は、給紙ユニット15を装置本体の給紙部に挿入して、給紙トレイ30から給紙可能とした場合を示しており、図6には、ジャム処理等に際して、揺動ガイド部材19を揺動させて用紙搬送路28を開いた状態を示している。前記図5に示すように、給紙ユニット15を装置本体の給紙部に装着した状態では、装置本体に設けた係止ピン12に揺動ガイド部材19の先端部が当接して、揺動ガイド部材19を閉じた位置に保持させるようにする。前記揺動ガイド部材19を閉じて給紙可能な状態とした場合に、図7に示すように、側板部材17に設けている開口部22に対して、係止部材21が突入されて保持される。そして、固定ガイド18と揺動ガイド部材19のガイド板との間に用紙搬送路28を設定して、下部の給紙トレイから給紙される用紙を案内できるようにする。また、前記揺動ガイド部材19を閉じることにより、搬送ローラ装置27が用紙を搬送する状態にされ、給紙トレイ30から給紙される用紙を、用紙搬送路の上部に向けて搬送する。
【0018】
前記給紙ユニット15において、用紙のジャムが発生した時にはトレイホルダ部材16を引き出してジャム除去を行うが、前記トレイホルダ部材16のリヤ側で、用紙搬送路28に停止している用紙は、図5に示す状態で、搬送ローラ装置27にニップされたままで引き出される。そして、前記トレイホルダ部材16をほぼ全部引き出した状態で、揺動ガイド部材19を図6に示すように支軸19aを中心にして反時計方向に揺動させ、用紙搬送路28を開放する。なお、前記揺動ガイド部材19を開く際には、図5に示すように、揺動ガイド部材19に設けた係止部材21を手で押して、係止部材21の係止を解除することができる。その他に、給紙ユニット15を装置本体から引き出してから、オペレータが指を掛けて揺動ガイド部材19を揺動させることができる。また、前記給紙ユニット15を引き出す動作にしたがって、前記揺動ガイド部材19を自動的に揺動させる手段を設けることも可能である。例えば、給紙ユニット15の引き出し経路に、揺動ガイド部材19の側部を引っ掛ける突部材を設けておき、給紙ユニットを引き出す動作の最終段階で、前記揺動ガイド部材19を自動的に揺動させるようにすれば、ジャム処理の際に給紙ユニット15を引き出すのみで、用紙搬送路28を自動的に開放することが可能で、ジャム紙を損傷したりする等の不都合な状態が生じないようにすることが可能である。
【0019】
そして、前記トレイホルダ部材の用紙搬送路28を規定している揺動ガイド部材19を揺動させると、搬送ローラ装置27のピンチローラ27aが揺動ガイド部材19にしたがって、駆動ローラ27bから離間するように移動されて、搬送ローラ装置27でのニップを解除する。したがって、前記給紙ユニット15のリヤ側で停止しているジャム紙は、トレイホルダ部材を引き出す動作の途中では、搬送ローラ装置によりニップされて用紙搬送路に保持されているが、そのトレイホルダ部材を引き出す動作の最終段階で、用紙搬送路の開放とともに、搬送ローラ装置27によるニップも解除されてフリーな状態となるので、給紙ユニットのリヤ側の上部から取り出すことが可能となり、ジャム処理を容易に行うことができる。前記揺動ガイド部材19を開いた状態では、固定ガイド部材18との間に設けているスプリング20により揺動ガイド部材19の開き角度を規制し、前記揺動ガイド部材19が大きく倒れたりしないように保持する。また、前記揺動ガイド部材19を開いた状態に保持するためには、側板部材17に対して揺動ガイド部材19を開いた位置に保持する手段を設けることも可能である。
【0020】
前記図6に示したようにして、揺動ガイド部材19を開いた状態でジャム処理等の作業を行った後で、給紙ユニット15を給紙部に挿入すると、図5に示すように、装置本体に設けている係止ピン12に揺動ガイド部材19の先端部が当接して、揺動ガイド部材19を自動的に閉じることができる。そして、前記給紙ユニット15を装置本体に挿入して、揺動ガイド部材19を閉じることにより、固定ガイド部材18との間で用紙搬送路28を設定する。また、前記給紙ユニット15の装着により、トレイホルダ部材16に設けている給紙ローラ25に対する駆動伝達手段が接続され、給紙トレイ30から給紙が可能な状態となる。
【0021】
なお、前記給紙ユニット15において、給紙トレイ30とそれを支持するトレイホルダ部材16の構成は、図示された例に限定されるものではない。その他に、従来公知の他の機構を有する給紙トレイのような用紙収容手段を用い、トレイホルダ部材16に支持して、各々を個別にまたは一体に引き出し可能に支持させる手段を用いることができる。また、前記トレイホルダ部材16に設ける用紙搬送路の構成部材等も、揺動ガイド部材19を開閉して用紙搬送路を開放可能であれば、固定ガイドと揺動ガイド部材の組み合わせ機構の構造を限定するものでもない。さらに、揺動ガイド部材を保持するスナッフィット機構や、揺動ガイド部材を保持するスプリングの配置位置等も特に限定するものではない。
【0022】
【発明の効果】
本発明の装置は、前述したように構成したものであるから、用紙搬送路内でジャム等が生じた時に、給紙ユニットを引き出して揺動ガイド部材を揺動させることにより、用紙搬送路を開放でき、ジャム処理を容易に行うことができる。また、前記給紙ユニットを装置の給紙部に押し込むことにより、開いた状態の揺動ガイド部材を自動的に閉じることが可能であり、オペレータの負担を軽減することができる。そして、トレイホルダ部材に揺動ガイド部材を保持する係止部材により、揺動ガイド部材の固定保持を確実に行い得て、単純に給紙ユニットを引き出したのみでは用紙搬送路が余分に開放されることがなく、給紙可能な動作位置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用可能な画像形成装置の構造を示す斜視図である。
【図2】 給紙トレイを引き出した状態の説明図である。
【図3】 給紙ユニットの構成の説明図である。
【図4】 給紙ユニットのリヤ側の構成部材を示す平面図である。
【図5】 揺動ガイド部材を動作位置においた状態の説明図である。
【図6】 揺動ガイド部材を開いた状態の説明図である。
【図7】 揺動ガイド部材を係止する部材の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置、 2 装置本体、 3 コントロールパネル、
4 排出トレイ、 5 上部フレーム、 6 読取装置、
7 ADF、 8 本体トレイ、 10 給紙部、
11 本体フレーム、 12 係止ピン、 15 給紙ユニット、
16 トレイホルダ部材、 17 側板部材、 18 固定ガイド、
19 揺動ガイド部材、 19a 支軸、 20 スプリング、
21 係止部材、 22 開口部、 23 段部、
25 給紙ローラ、 26 駆動軸、 27 搬送ローラ装置、
28 用紙搬送路、 30 給紙トレイ、 31 ハンドル、
32 ボトムプレート、 33 サイドガイド、
34 エンドガイド、 35 分離爪。
Claims (2)
- 画像形成装置の給紙部に配置し、装置のフロント側に引き出し可能に設ける複数の給紙ユニットと、
前記給紙ユニットに給紙トレイを引き出し可能に支持し、給紙トレイからの給紙手段を設けたトレイホルダ部材とからなる給紙装置において、
前記トレイホルダ部材の装着方向の先端部側に、用紙搬送路を区画する手段として設ける固定ガイドと揺動ガイド部材と、前記揺動ガイド部材を揺動可能に支持する手段と、固定位置に保持する手段と、を設け、
前記給紙ユニットを引き出して揺動ガイド部材を揺動させることにより、用紙搬送路内で停止している用紙を引き出し得るように構成し、
前記画像形成装置の給紙部には、前記給紙ユニットを挿入する先端部に対応させて係止ピンを配置し、
前記揺動ガイド部材を揺動させた状態で給紙ユニットを挿入した時に、前記揺動ガイド部材を前記係止ピンが押圧して閉じる作用を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記トレイホルダ部材の側板部材には開口部が設けられ、前記揺動ガイド部材には係止部材が設けられており、
前記開口部に前記係止部材を係止することにより、前記揺動ガイド部材を閉じた位置に保持させる手段と、
前記係止部材を前記側板部材の端部に係止させることにより、前記揺動ガイド部材が揺動された位置に保持されて前記用紙搬送路を開放する手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179452A JP3804580B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002179452A JP3804580B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004018240A JP2004018240A (ja) | 2004-01-22 |
JP3804580B2 true JP3804580B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=31176845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002179452A Expired - Fee Related JP3804580B2 (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3804580B2 (ja) |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179452A patent/JP3804580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004018240A (ja) | 2004-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4301223B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP3109952B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3804580B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3559695B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2001301993A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2002179276A (ja) | 自動原稿搬送装置の給紙機構 | |
JPH11343037A (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP3161462B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3646646B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP6657989B2 (ja) | 自動原稿読取装置、画像形成装置 | |
JP3682578B2 (ja) | 中間搬送装置 | |
JPH07228364A (ja) | シート材給送装置および画像形成装置 | |
JPH10167502A (ja) | 給紙装置 | |
JP3685128B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004136999A (ja) | シート給送装置及びこれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 | |
CN116588717A (zh) | 供纸装置 | |
JP3724444B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3528786B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH10167513A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP3561025B2 (ja) | 自動原稿送り装置及び自動原稿送り方法 | |
JP3619102B2 (ja) | シート材搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP3891014B2 (ja) | 給紙装置 | |
WO2007074794A1 (ja) | 画像記録装置のフレーム構造体、およびこれを備えた画像記録装置 | |
JPH10231050A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH08208046A (ja) | シート給送装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3804580 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |