JPH07171989A - プリンタ装置のヘッド駆動回路 - Google Patents

プリンタ装置のヘッド駆動回路

Info

Publication number
JPH07171989A
JPH07171989A JP32185493A JP32185493A JPH07171989A JP H07171989 A JPH07171989 A JP H07171989A JP 32185493 A JP32185493 A JP 32185493A JP 32185493 A JP32185493 A JP 32185493A JP H07171989 A JPH07171989 A JP H07171989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
head
print
print head
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32185493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3302146B2 (ja
Inventor
Noriyuki Kikukawa
則幸 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32185493A priority Critical patent/JP3302146B2/ja
Publication of JPH07171989A publication Critical patent/JPH07171989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302146B2 publication Critical patent/JP3302146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントヘッドに転送するデータの転送制御
とプリントヘッドへの通電制御等を効率良く実行できる
ヘッド駆動回路を提供することを目的とする。 【構成】 同時に駆動可能なサーマルヘッドの発熱素子
の数を同時ヒート数設定レジスタ26に保持し、サーマ
ルヘッドに出力するプリントデータをデータ入力レジス
タ28に記憶し、サーマルヘッドに供給された黒ドット
数を黒カウンタ27で計数する。この黒カウンタ27に
より同時ヒート数設定レジスタ26に設定されているド
ット数が計数されると、サーマルヘッドへのプリントデ
ータの供給を停止し、サーマルヘッドにストローブ信号
12を出力してプリントを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置のヘッド駆
動回路に関し、特に複数の記録要素を有するプリントヘ
ッドを駆動して画像をプリントするプリンタ装置のヘッ
ド駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ライン型のサーマルヘッドを有し、この
サーマルヘッドの発熱素子を複数のブロックに分割し
て、各ブロックごとに通電して記録を行うことにより、
プリンタ装置の電源容量の増大を抑えたサーマルプリン
タが知られている。このようなサーマルヘッドの駆動方
式では、1ラインで記録されるドット数にかかわらず常
にサーマルヘッドの発熱素子がブロックに分割されて記
録が行われるので、記録に要する時間が増大するといっ
た問題がある。そこで、電源容量に基づいて1ラインで
最大同時に通電できる発熱素子数を求め、この素子数に
相当する数のドットデータがサーマルヘッドに転送され
た時点で、その分のデータを記録し、次の記録タイミン
グで残りのデータのうちの同時に通電可能な素子に相当
する分を記録するというようにしている。これにより、
1ラインの記録ドット数が多い時は、サーマルヘッドの
発熱素子が複数回に分けて通電され、1ラインの記録ド
ット数が少ない時は、1回の通電により1ラインが記録
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、このような処理
を行うために、プリンタ装置の制御部とサーマルヘッド
との間にシーケンサと呼ばれる回路を設け、この回路に
より前述した制御を行っている。しかし、このシーケン
サによる制御では、1ラインで同時に通電可能な素子数
を変更したい場合には、その変更が難しく、また記録に
要する時間を短縮するために、そのシーケンサは制御部
より転送されるデータの受信と解析、ドット数の計数、
サーマルヘッドへのデータ転送、更には発熱素子への通
電時間の制御等を並行して実行しなければならないた
め、その負担が大きなものとなっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリントヘッドに転送するデータの転送制御とプリ
ントヘッドへの通電制御等を効率良く実行できるヘッド
駆動回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のヘッド駆動回路は以下の様な構成を備える。
即ち、複数の記録要素を有するプリントヘッドを用いて
被記録媒体に画像をプリントするプリンタ装置のヘッド
駆動回路であって、同時に駆動可能な前記プリントヘッ
ドの記録要素の数を保持する保持手段と、前記プリント
ヘッドに出力するためのデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段より前記プリントヘッドに供給される黒ド
ット数を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値と
前記保持手段に保持されている値とを比較する比較手段
と、前記比較手段により一致を検知すると前記記憶手段
より前記プリントヘッドへのプリントデータの供給を停
止し、前記プリントヘッドを駆動する駆動手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成において、同時に駆動可能な前記プ
リントヘッドの記録要素の数を保持手段に保持し、プリ
ントヘッドに出力するためのデータを記憶手段に記憶す
る。この記憶手段よりプリントヘッドに供給される黒ド
ット数を計数し、この計数値と保持手段に保持されてい
る値とが一致すると、プリントヘッドへのプリントデー
タの供給を停止し、プリントヘッドを駆動してプリント
を行う。
【0007】
【実施例】
[実施例1]以下、添付図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
【0008】図1は本実施例のサーマルプリンタ装置の
主要部の構成を示すブロック図である。なお、本実施例
では、サーマルヘッドを使用したサーマルプリンタの場
合で説明するが、本発明はこれに限定されるものでな
く、例えば熱転写プリンタや電気熱変換体を有するイン
クジェットプリンタ、或いはその他のプリンタ装置にも
適用できる 図1において、5はサーマルヘッドで、図3にその詳細
を示す。6は制御部であり、システムバス18を介して
主メモリ2、キャラクタジェネレータ(以下CGと呼
ぶ)16、ヘッド駆動制御部17等と接続されている。
その他、不図示の表示制御部、通信制御部、キーボード
等の入力制御部等を有しているが、その部分の説明は省
略する。主メモリ9におけるプリントバッファ10は、
制御部6がプリントデータを展開するための領域であ
り、キャラクタ印字の際にはCG16を参照して、所望
のフォントデータによりビットイメージに展開されて記
憶される。ヘッド駆動制御部17は本実施例の特徴部分
であり、図2を参照して後述するように、プリントバッ
ファ10に記憶されたプリントデータを制御部6から受
取り、サーマルヘッド5を駆動するための各種タイミン
グ信号を生成するとともに、プリントデータをサーマル
ヘッド5に転送している。これら各種タイミング信号
は、図3のサーマルヘッド5のブロック図を参照して後
述する。
【0009】図3は本実施例のサーマルヘッド5の構成
を示すブロック図である。
【0010】図3において、4は発熱体1(記録要素)
を加熱するためのシリアルデータを入力して保持するシ
フトレジスタであり、シフトクロック14に同期してプ
リントデータ15が入力され、そのパラレル出力がラッ
チ回路3の入力部へそれぞれ接続される。ラッチ回路3
はラッチクロック13によってこれをラッチし、ラッチ
したデータが2入力NAND型のドライバ2の入力へそ
れぞれ接続される。2入力NAND型のドライバ2のも
う一方の入力にはストローブ信号12が共通で接続さ
れ、その出力は発熱体1のそれぞれに接続される。発熱
体1のもう一端は、電源8より電源ライン11に共通し
て接続され、ヘッド駆動電圧が印加されている。よっ
て、いま発熱体1の発熱素子(抵抗体)の数をnとする
と、ドライバ2はn個、ラッチ回路3はnビットのラッ
チ回路、シフトレジスタ4もnビットのシフトレジスタ
となる。
【0011】このように、本実施例のサーマルヘッド5
は発熱体1、ドライバ2、ラッチ回路3、シフトレジス
タ4などが一体となって構成されており、ヘッド駆電源
ライン11、ストローブ信号12、ラッチクロック1
3、シフトクロック14、プリントデータ15などの信
号に基づいて駆動される。
【0012】図2は本実施例のヘッド駆動制御部17の
詳細な構成を示すブロック図である。但し、図中の接続
ラインは主なものだけを記している。
【0013】図2において、20は分周回路であり、シ
ステムバス18より供給されるクロック34を分周し、
サーマルヘッド5の制御に使用するクロック35を作成
している。このクロック35は、通常数百KHzから数
MHz程度の値をとるが、使用するサーマルヘッド5の
1ラインのドット数によっても変わってくるので、制御
部6の指示により、その分周比が可変できる構成になっ
ている。25はヘッド制御部17の各種タイミングを生
成するタイミング制御部であり、システムバス18とは
START信号54、インタラプト信号43などで接続
されている。21は総ドット数設定レジスタで、1ライ
ンでプリントされるドット数が設定され、そのデータ入
力部には、制御部6よりシステムバス18経由でデータ
ライン36が入力され、その出力37は、ドットカウン
タ22と分割駆動カウンタ23のデータ入力部に接続さ
れている。
【0014】これらドットカウンタ22と分割駆動カウ
ンタ23は共にダウンカウンタであり、レジスタ21の
出力37をロードし、クロック35に同期してダウンカ
ウントを行っている。ドットカウンタ22のカウントイ
ネーブル端子(E)には、タイミング制御部25よりデ
ータイネーブル信号42が供給されている。このドット
カウンタ22のカウント終了信号52はタイミング制御
部25に入力されており、このドットカウンタ22が1
周すると、サーマルヘッド5への1ライン分のデータ転
送が終了したことを示している。また分割駆動カウンタ
23のカウントイネーブル端子(E)には、タイミング
制御部25よりのクロックイネーブル信号41が供給さ
れている。このカウンタ23のカウント終了信号53
は、タイミング制御部25に入力されており、サーマル
ヘッド5の発熱素子をN分割して駆動する時には、この
カウント終了信号53がN回発生し、このカウンタがN
周することになる。24はドットカウンタ22のカウン
ト値38と分割駆動カウンタ23とのカウント値39を
比較する比較器であり、一致信号40をタイミング制御
部25に出力している。
【0015】この構成により、ドットカウンタ22はサ
ーマルヘッド5に転送されたドット数を正確に計数し、
分割駆動カウンタ23は黒ドット数が1ラインにおける
同時ヒート数を越えた時(黒カウンタ27の出力により
判定)に、残りのデータを空データ(データ0)でサー
マルヘッド5に転送する分も計数している。こうして最
初に同時ヒートできる黒ドット分をサーマルヘッド5に
転送してラッチ回路3にラッチした後、分割駆動カウン
タ23は再び総ドット数設定レジスタ21に設定されて
いるドット数にセットされる。そして分割駆動カウンタ
23だけ(イネーブル信号42がオフ)がクロック35
でカウントダウンされ、ドットカウンタ22の計数値と
等しくなったことが比較器24で検知されると、データ
イネーブル信号42をオンにして、残りのデータをサー
マルヘッド5に転送する。
【0016】28はデータ入力レジスタで、サーマルヘ
ッド5へ転送するプリントデータを入力して保持してい
る。そのデータ入力部には制御部6よりシステムバス1
8経由でデータ45が入力されており、このレジスタ2
8の出力48はパラレル・シリアル(P−S)変換器2
9のパラレル入力部に接続される。P−S変換器29
は、そのパラレル入力をクロック35に同期してシリア
ルデータ49として出力するが、このP−S変換器29
のシフトイネーブル端子(E)にはタイミング制御部2
5よりデータイネーブル信号42が入力されており、こ
の信号がハイレベルの時のみP−S変換を実行する。
【0017】26は同時ヒート数設定レジスタで、サー
マルヘッド5の同時に通電可能な発熱体1の数が設定さ
れている。そのデータ入力部には、制御部6よりシステ
ムバス18経由でデータ44が入力され、その出力46
は黒カウンタ27のデータ入力部に接続される。この黒
カウンタ27はダウンカウンタであり、レジスタ26の
出力46をロードし、クロック35に同期してダウンカ
ウントを行う。黒カウンタ27のカウントイネーブル端
子(E)には、P−S変換器29よりシリアルデータ4
9が供給されており、プリントデータ49がハイレベル
の時、即ち、黒データの時にクロック35をカウントす
ることにより、黒ドット数を計数している。この黒カウ
ンタ27が1周すると、1ラインの黒ドット数が同時ヒ
ート可能な黒ドット数を越えたことを示し、これにより
カウント終了信号47がタイミング制御部25に出力さ
れる。このカウント終了信号47が出力されると、タイ
ミング制御部25はデータイネーブル信号42をオフ、
カウントイネーブル信号41をオンにしたままで、シフ
トクロック14をシフトレジスタ4の段数分出力する。
こうしてサーマルヘッド5のシフトレジスタ4には、最
大同時ヒート可能な黒ドット分のプリントデータと、残
りの空きデータとからなる1ブロック分のプリントデー
タがセットされる。なお、この黒カウンタ27には、1
ラインのプリント終了時に、同時ヒート数設定レジスタ
26にセットされている値がプリセットされる。
【0018】32はヒート時間設定レジスタで、サーマ
ルヘッド5をヒートする時間を設定しており、そのデー
タ入力部には、制御部6よりシステムバス18経由でデ
ータ50が入力され、その出力51はヒートタイマ33
のデータ入力部に接続される。このヒートタイマ33
は、タイミング制御部25から出力されるラッチクロッ
ク13によりトリガされ、クロック35をタイムベース
として、レジスタ32の出力51で設定された値に応じ
た時間、カウント動作を行なう。このカウント動作の間
に出力されるのがストローブ信号12である。
【0019】30は2入力ANDゲートであり、P−S
変換器29より出力されるシリアルデータ49とタイミ
ング制御部25より出力されるデータイネーブル信号4
2との論理積を取り、プリントデータ15として出力す
る。31も同様な2入力ANDゲートであり、分周回路
20より出力されるクロック35とタイミング制御部2
5より出力されるクロックイネーブル信号41との論理
積をとり、シフトクロック14としてサーマルヘッド5
に出力している。
【0020】以上の構成による本発明の第1実施例の動
作を、図4及び図5に示したタイミング図を用いて説明
する。
【0021】図4において、図4(a)は分周回路20
の出力クロック35を示し、図4(b)はP−S変換器
29のシリアル出力49を示している。図4(g)は、
制御部6からデータ入力レジスタ28への書込みタイミ
ングを示している。図4(f)は、このデータ入力レジ
スタ28よりP−S変換器29へデータをロードするロ
ード信号55を示している。ここでオーバーランを防止
するため、制御部6は、データ入力レジスタ28よりP
−S変換器29へデータがロードされるまで、データ入
力レジスタ28へ次のデータを書込まない。また、この
ロード信号55は通常、P−S変換器29のシリアル出
力49の最終ビットが出力されるのに同期して発生する
が、制御部6によるデータ入力レジスタ28へのデータ
の書込みが間に合わず、シリアルデータ49が最終ビッ
トまで出力してしまった場合(タイミングT1)には、
イネーブル信号41と42が共にロウレベルになる。そ
して、図4(g)の401で示された書込み信号45を
受けて402で示すロード信号が発生するまで、これら
クロックイネーブル信号41(図4(c))とデータイ
ネーブル信号42(図4(d))とが共にロウレベルに
保たれる。これにより、ドットカウンタ22と分割駆動
カウンタ23とはカウント動作を停止し、サーマルヘッ
ド5へのシフトクロック14(図4(e))はANDゲ
ート31によりロウレベルに保たれる。即ち、制御部6
によるデータ入力レジスタ28へのプリントデータの書
込みが行われない場合、ヘッド駆動制御部17の動作は
完全に停止することになる。
【0022】図5は1ラインの記録を、サーマルヘッド
5の発熱素子1を3分割して駆動することにより行なう
タイミング図である。
【0023】図5において、(a)は制御部6からのS
TART信号54を示し、この信号に基づいてヘッド駆
動制御部17の動作が開始する。よってこれに先立ち、
制御部6により、分周回路20の分周比、総ドット数設
定レジスタ21、同時ヒート数設定レジスタ26、ヒー
ト時間設定レジスタ32などの初期値が設定され、各初
期値はドットカウンタ22、分割駆動カウンタ23、黒
カウンタ27、ヒートタイマ33などに初期ロードされ
る。
【0024】START信号54を受け、データ入力レ
ジスタ28にプリントデータが書き込まれると、図4に
示したようにP−S変換器29にそのデータがロードさ
れる。そしてシフトクロック14(図5(b))に同期
した、プリントデータ15の転送が開始される。このと
き、黒カウンタ27によりシリアルデータ49の黒ドッ
ト数がカウントされる。こうしてデータ転送が行われ、
同時にヒートできる数分の黒データがサーマルヘッド5
に転送されると、この黒カウンタ27はカウント終了信
号47(図5(c)の501)を発生する。これを受け
てタイミング制御部25は、データイネーブル42をロ
ウレベルにして(図5(e)の502)、ANDゲート
30を閉じてプリントデータ15の出力を禁止する。こ
のときまた、ドットカウンタ22のカウント動作とP−
S変換器29のシフトアウト動作も停止される。
【0025】このとき、分割駆動カウンタ23はイネー
ブル状態にあってクロック35によりカウントダウンさ
れ、ドットカウンタ22のカウント動作が停止するの
で、両カウンタの計数値は不一致となる。これにより比
較器24より一致信号40が出力されなくなる(図5
(k)の503)。但し、この時はシフトクロック14
の出力が停止されるため、空データがサーマルヘッド5
に転送される状態になる。即ちこの状態は、既に転送終
了したデータをシフトレジスタ4の所定位置までシフト
するための動作である。
【0026】こうして空データの転送が進み、シフトレ
ジスタ4へのデータ転送が終了すると、分割駆動カウン
タ23のカウント終了信号53(図5(f)の504)
が発生する。これを受けて、タイミング制御部25はク
ロックイネーブル信号41をロウレベルとし(図5
(d)の505)、分割駆動カウンタ23のカウント動
作とシフトクロック14(図5(b))の出力とを停止
する。
【0027】これと同時に、ラッチクロック13をサー
マルヘッド5に出力し、シフトレジスタ4の出力をラッ
チ回路3に取り込む。このラッチ動作が終了するとシフ
トレジスタ4は再び使用可能になるので、タイミング制
御部25はクロックイネーブル信号41をハイレベルと
して(図5(d)の506)、分割駆動カウンタ23の
カウント動作とシフトクロック14の出力とを再開す
る。この時のプリントデータは引き続き空データである
が、データ転送が進んで分割駆動カウンタ23のカウン
ト値が、先程から停止中のドットカウンタ22のカウン
ト値と一致すると、一致信号40が比較器24より出力
される(図5(k)の507)。
【0028】タイミング制御部25はこの一致信号40
を受けて、データイネーブル信号42を出力し(図5
(e)の508)、ドットカウンタ22のカウントダウ
ン動作と、P−S変換器29のシフトアウト動作、並び
にプリントデータ15の出力とを再開する。このあとは
前述の動作と同様、分割駆動カウンタ23のカウント終
了信号53が発生するまで(図5(f)の509)一連
の動作が進行する。
【0029】一方、ヒートタイマ33はタイミング制御
部25よりラッチクロック13を受けると(図5(i)
の510)ストローブ信号12を出力して(図5(j)
の511)、ラッチ回路3にラッチされているデータに
より、発熱体1のヒートを開始する。このヒートはスト
ローブ信号12が出力されている間だけ行なわれ、スト
ローブ信号12はヒートタイマ33のカウントが終了す
るまで出力される。これでサーマルヘッド5の分割駆動
の1サイクルが終了したことになる。
【0030】ここで分割駆動カウンタ23のカウント終
了信号53が発生したときに(図5(f)の509)ス
トローブ信号12が出力中(ハイレベル)であれば、タ
イミング制御部25はストローブ信号12の出力終了
(図5(j)の512)を持ち、ラッチ回路3が使用可
能になってから、ラッチクロック13を出力する(図5
(i)の513)。そして直ちにストローブ信号12を
再びハイレベルにして(図5(j)の514)、発熱体
1の次のヒートを開始する。
【0031】これと同時に、タイミング制御部25はク
ロックイネーブル41を出力し(図5(d)の51
5)、分割駆動カウンタ23のカウント動作とシフトク
ロック14の出力とを再開する。この後もデータ転送中
に一致信号40が発生して(図5(k)の516)、デ
ータイネーブル信号42がハイレベルになり(図5
(e)の517)、空データから実データへの切換が起
こる。前2回のデータ転送サイクルでは、実データの転
送中に黒カウンタ27の終了信号47が発生したが、転
送データ中の黒ドット数が同時に駆動可能な発熱体数l
よりも少ない場合には、その終了信号47が発生せず、
ドットカウンタ22と分割駆動カウンタ23のカウント
終了信号52,53が先に発生する(図5(f)の51
8,(g)の519)。
【0032】これを受けて、タイミング制御部25はラ
ッチクロック13を出力しようとする。しかし、この時
も前回と同様に、ストローブ信号12の状態をチェック
し、出力中であればその終了を待ってからラッチクロッ
ク13を出力する(図5(i)の520)。この後のヒ
ートサイクルは前回同様の動作となるのでここでの説明
は省略する。
【0033】さてタイミング制御部25は、ドットカウ
ンタ22のカウント終了信号52(図5(g)の51
9)を受けた後のヒートサイクルが終了すると(図5
(j)の521)、制御部6に対しインタラプト信号4
3を出力する(図5(h))。制御部6はこのインタラ
プト信号43により、1ラインの記録動作が終了したこ
とを把握することができる。この後、通常は、記録用紙
の1ライン分のフィードを行った後、次のラインの記録
に移るのであるが、ここでの説明は省略する。
【0034】なお、以上では説明しなかったが、図2の
各カウンタ,タイマは、自分自身のカウント終了信号に
より、各々の設定レジスタより設定値をロードするよう
になっている。
【0035】なお、図5のタイミング図では、黒ドット
数に応じてサーマルヘッド5の発熱素子の数を3つのブ
ロックに分割して記録したが、もし1ラインの黒ドット
数が同時ヒート数に満たない時は、1回の通電により1
ラインの全てがプリントされることは言うまでもない。
【0036】このように、本実施例では制御部6が、ヘ
ッド駆動制御部17の各レジスタの初期値を設定してし
まえば、後はプリントデータを転送するのみで、自動的
にしかも高速に、サーマルヘッド5の発熱素子を、同時
ヒートできる発熱素子数に分割駆動して記録することが
可能となる。
【0037】図6は本実施例のプリンタ装置の制御部6
における1ページのプリント処理を示すフローチャート
である。
【0038】この処理野開始時点では、記録紙はプリン
ト位置まで搬送されているものとし、まずステップS1
で、総ドット数設定レジスタ21に1ラインの総ドット
数を、分周回路20に分周比を設定し、さらに同時ヒー
ト数設定レジスタ26に、同時に通電可能な発熱素子数
をセットする。次にステップS2に進み、図示しないホ
ストコンピュータ等の外部機器よりデータを受信したか
どうかを調べ、データを受信するとステップS3に進
み、その受信したデータをデータ入力レジスタ28にセ
ットする。次にステップS4で、ヒート時間設定レジス
タ32に、発熱素子1に通電する時間(ストローブ信号
12のパルス幅)をセットし、スタート信号54をタイ
ミング制御部25に出力する。以上の処理でP−S変換
器29が動作を開始し、シフトレジスタ4へのデータ転
送が開始される。
【0039】次にステップS5に進み、次のデータをホ
ストコンピュータから受信するまで待ち、受信したなら
ばステップS6に進み、データ入力レジスタ28が空で
書込み可能になるまで待つ。このデータ入力レジスタ2
8が空になることは、1つ前にデータ入力レジスタ28
に書き込んだデータがP−S変換器29にロードされ、
データ入力レジスタ28に次のデータを書き込んでも、
前のデータが破壊されない状態を言う。
【0040】こうしてデータ入力レジスタ28が空にな
るとステップS7に進み、ステップS5で受信したデー
タをデータ入力レジスタ28に書込む。次にステップS
8に進み、1ライン分のデータ転送が終了したかどうか
を調べ、終了していない時はステップS5に戻って前述
の処理を繰返す。データ転送が終了していればステップ
S9に進み、インタラプトが発生するのを待つ。このイ
ンタラプトは1ラインのヒート終了時に出力されるイン
タラプト信号43によるものである。
【0041】ステップS9でインタラプトが発生し、1
ラインのヒートが終了するとステップS10に進み、所
定量のペーパフィードを行ってステップS11に進む。
ステップS11では、1ページのプリント処理が終了し
たかどうかを判定し、1ページのプリント処理が終了し
ていない時はステップS2に戻り、前述の処理を実行す
る。1ページのプリント処理が終了するとステップS1
2に進み、記録済みの記録紙を排紙して処理を終了す
る。 [第2実施例]前述の第1実施例では、制御部6から、
ヘッド駆動制御部17へ各種データを書込むことによ
り、サーマルヘッド5へのデータ転送処理を行なった
が、この転送をダイレクト・メモリ・アクセス・コント
ローラ(以下DMACと呼ぶ)を用いて行なうことによ
り、さらにより高速のデータ転送が期待できる。この場
合の構成例を図7〜図9で示し、これらの図を参照して
第2実施例を説明する。ただし、以下の説明では第1実
施例との相違点のみを説明する。
【0042】図7は本発明の第2実施例のプリンタ装置
の主要部のブロック図である。図7において、第1実施
例と異なる点は、DMAC(DMAコントローラ)70
がシステムバス18に接続されていることにある。
【0043】図8はヘッド制御部172の詳細な構成を
示すブロック図である。但し、図2の構成と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0044】この第2実施例では、タイミング制御部2
52がDMA要求信号56をシステムバス18に出力
し、このバス18よりのDMA応答信号57を入力して
いる。また、図2に示されたデータ入力レジスタ28が
省略され、データライン45が直接、P−S変換器29
に接続されている。
【0045】DMAC70によるデータ転送は、前述の
DMA要求信号56とDMA応答信号57とで行なわれ
る。タイミング制御信号252はP−S変換器29が空
の状態のときにはDMA要求信号56をDMAC70に
対して出力する。DMAC70はこれを受けて、制御部
6よりシステムバス18の使用権を得たならば、データ
ライン45にプリントデータを載せてDMA応答信号5
7を返す。この応答信号57により、P−S変換器29
へのパラレルロードが実行されるとともに、タイミング
制御部252はDMA要求信号56を取り下げ、DMA
C70はシステムバス18の使用権を制御部6に返す。
このようにしてDMAによるプリントデータの転送が行
なわれる。但し、これに先立ち、制御部6によってDM
AC70はプリントバッファ10がDMA転送元、P−
S変換器29がDMA転送先となるよう初期設定されて
いなければならない。これは、所謂メモリよりI/Oへ
のDMA転送(Memory to I/O)である。
【0046】前述の第1実施例と比較すると、制御部6
からのデータ転送が異なるのみであるが、この動作を図
9を参照して詳細に説明する。
【0047】先ず、DMA応答信号57によりP−S変
換器29へデータがロードされる(図9(g)の90
1)と、DMA要求信号56がロウレベルになる。これ
によりシフトクロック14に同期してプリントデータ1
5の転送が開始される。そしてタイミング制御部252
は、P−S変換器29のシフト終了信号(図9(h)の
902)を受けて、DMA要求信号56を出力する(図
9(f))とともに、クロックイネーブル41とデータ
イネーブル42を共にロウレベルに保つ。これにより、
ドットカウンタ22と分割駆動カウンタ23とは共にカ
ウントダウンを停止し、シフトクロック14はANDゲ
ート31により、ロウレベルに保たれる。このときヘッ
ド駆動部制御部172の動作はすべて停止しているが、
この状態はDMA応答信号57によって、DMA要求信
号56の取り下げ、クロックイネーブル41とデータイ
ネーブル42の再出力が発生することで解除される。よ
って、制御部6がシステムバス18を開放するのが遅
れ、DMA応答信号56のレスポンスが遅くなっても
(図9(g)の903)何ら問題はない。
【0048】このようにP−S変換終了時に、必ずカウ
ンタ22,23が停止する以外は、図6に示した第1実
施例とほぼ同様の動作をするので以下の説明は省略す
る。
【0049】なお、通常DMA転送のスピードは、プリ
ントデータのシリアル転送と比べると非常に高速であ
る。このため第2実施例では、第1実施例のデータ入力
レジスタ28を省略したが、これを残したままDMA転
送を行なっても良い。
【0050】以上述べたように、第2実施例によれば、
制御部6がヘッド駆動制御部172の各レジスタやDM
AC70に対して一度初期設定するだけで、プリントデ
ータの転送を意識する必要もなくなり、自動的にしかも
高速に、サーマルヘッド5の発熱素子を分割して駆動で
きるばかりでなく、制御部6側の負荷の低減もはかれ
る。 [第3実施例]前述の実施例では、同時に駆動可能な発
熱体1の数を固定して考えてきたが、これを変更したい
場合がある。即ち、この同時にヒートできる素子の数
は、通常電源の容量によって決定される。よって、バッ
テリー駆動とACアダプタ駆動の切換が可能な機種で
は、ACアダプタ使用時に、同時ヒート可能な数を殖や
すか、或いはその制約を無くすことが出来る場合があ
る。
【0051】以下、図10,図11を参照して本発明の
第3実施例の説明を行なう。
【0052】図10は第3実施例のプリンタ装置の概略
構成を示すブロック図である。この第3実施例では、図
1の構成に電圧判別回路58が追加され、その判別信号
59がヘッド駆動部173に入力されている。この判別
信号59はバッテリー駆動の時はロウレベルに、ACア
ダプタによる駆動時にはハイレベルの信号を出力するよ
うになっている。この電源判別回路58は、この実施例
では、例えばバッテリー駆動とACアダプタ駆動とを判
別するべきものであるが、公知の手段が多数であるの
で、この回路の詳細な説明は省略する。
【0053】図11は、第3実施例のヘッド駆動部17
3の構成を示すブロック図である。図において、同時ヒ
ート数設定レジスタA26は、バッテリー駆動時の同時
ヒート数を設定するレジスタであり、同時ヒート数設定
レジスタB263はACアダプタ駆動時の同時ヒート数
を設定するレジスタである。両レジスタともに動作開始
前に、制御部6によって初期値が設定されている。これ
ら両レジスタの各々の出力46,463はセレクタ60
に接続されている。このセレクタ60のセレクト端子に
は、電源判別信号59が入力されており、この判別信号
59がロウレベルの時にはレジスタA26の出力46
が、ハイレベルのときにはレジスタB263の出力46
3が選択されて、出力59として出力される。この出力
59が黒カウンタ27のデータ入力端子に入力されてい
る。
【0054】これによって、バッテリー駆動の際にはレ
ジスタ26の設定値が、ACアダプタ駆動の際にはレジ
スタ263の設定値が選択され、その各々の初期設定値
によって、電源に応じた同時ヒート数が、自動的に切り
替えられる。
【0055】ここで、ACアダプタの電力供給能力が充
分で、サーマルヘッド5の発熱素子の分割駆動の必要が
ない場合には、レジスタ262に1ラインの総ドット数
より大きな値を設定しておけばよい。これにより黒カウ
ンタ27によるカウント終了が発生しなくなるので、サ
ーマルヘッドの発熱素子の分割駆動は起こらない。
【0056】もちろん前述の実施例と組み合わせること
により、同時ヒート数設定レジスタ26の値を、使用さ
れている電源に応じて制御部6が書き換えることによ
り、同時ヒート数を変更できるようにしても良い。
【0057】なお、この第3実施例では、電源の種類と
してバッテリーとACアダプタを例に取ったが、容量の
異なるバッテリーを使用する場合、あるいは電源容量の
異なるACアダプタを使用する場合などのほか、3種
類,4種類と電源の種類がある場合にも適用できるのは
もちろんである。
【0058】また、この実施例では第1実施例を基に説
明したが、第2実施例に適用した場合でも同様であるの
は言うまでもない。 [第4実施例]サーマルヘッド5の発熱素子は温度が上
がると抵抗値が上がる。よって、サーマルヘッド5の温
度が高い場合には消費する電流が少なくなるので、同時
ヒートドット数を増やすことが可能になる。また、バッ
テリーは温度が高いほうがその能力が上がるため、やは
り温度が高くなれば、同時ヒートドット数を増やすこと
が可能になる。
【0059】よってここでは、温度変化に対応して同時
ヒートドット数を変更する第4実施例について、図1
2,図13を参照して説明する。
【0060】図12は、第4実施例のプリンタ装置の主
要部の構成を示すブロック図で、前述の図面と共通する
部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0061】この第4実施例では、前述の第1実施例の
図1に温度検知部64、アンプ63、A/D変換器61
が追加されている。温度検知部64はサーミスタ等から
なり、その出力67がアンプ63で増幅され、A/D変
換器61に入力されている。このA/D変換器61の出
力65は、ヘッド駆動部173に入力されている。
【0062】図13は第4実施例のヘッド駆動部174
の詳細を示すブロック図である。
【0063】図13において、同時ヒート数設定レジス
タ26の出力46は、加算器68の一方の入力端子に入
力され、加算器68のもう一方の入力端子にはA/D変
換器61のデジタル出力65が入力される。そして加算
器68の加算出力69が、黒カウンタ27のデータ入力
端子に入力されている。
【0064】これによって、温度が変化するとA/D変
換器61のデジタル出力65が変化し、加算器68の加
算出力69も変化することになる。即ち、温度変化に応
じた同時ヒート数の自動切換が可能になる。
【0065】ここで、25℃の時を基準に考える。その
ときのA/D変換出力65が“T”であれば、これが加
算器68により自動的に加算されてしまうので、予め制
御部6は同時ヒート数設定レジスタ26に、この値
“T”を減算した初期値を設定しておく。これにより、
温度が25℃の時には、通常のヒートドット数が出力さ
れて黒カウンタ27にセットされ、温度が25℃より上
下した場合にはそれに応じて加算器68の出力が変化し
て、その温度に応じた同時ヒートドット数が実現でき
る。なお、温度変化に応じたデジタル出力65の変化率
については、温度検知部64の種類と、アンプ63のゲ
インを適正にすることで調整可能である。
【0066】もちろん、この第4実施例のような構成を
取らなくても、制御部6が温度を計測し、前述の第1実
施例,第2実施例において、同時ヒート数設定レジスタ
26の値を書き換えれば、同時ヒート数を変更できる。
しかしながら、本実施例によれば、制御部6の介在なし
に、その変更を行うことができる。また、この実施例で
は、第1実施例に基づいて説明したが、第2実施例の場
合でも同様にして実現できることは言うまでもない。
【0067】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0068】以上説明したように本実施例によれば、高
速にサーマルヘッドにプリントデータを転送でき、か
つ、サーマルヘッドの発熱素子の同時に駆動可能な数に
応じて発熱体を分割駆動できる効果がある。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リントヘッドに転送するデータの転送制御とプリントヘ
ッドへの通電制御等を効率良く実行できるヘッド駆動回
路を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のプリンタ装置の主要部の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例のプリンタ装置におけるヘ
ッド駆動制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例のサーマルヘッドの構成を示す回路図
である。
【図4】第1実施例のヘッド駆動制御部の動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図5】第1実施例のヘッド駆動制御部の分割駆動を説
明するためのタイミング図である。
【図6】本実施例のプリンタ装置の制御部の動作を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例のプリンタ装置の主要部の
概略構成を示すブロック図である。
【図8】第2実施例のヘッド駆動制御部の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】第2実施例のヘッド駆動部の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【図10】本発明の第3実施例のプリンタ装置の主要部
の概略構成を示すブロック図である。
【図11】第3実施例のヘッド駆動制御部の部分的な構
成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第4実施例のプリンタ装置の主要部
の概略構成を示すブロック図である。
【図13】第4実施例のヘッド駆動制御部の部分的な構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 発熱抵抗体(発熱素子) 3 ラッチ回路 4 シフトレジスタ 5 サーマルヘッド 6 制御部 9 主メモリ 10 プリントバッファ 17,172,173,174 ヘッド駆動制御部 21 総ドット数設定レジスタ 22 ドットカウンタ 23 分割駆動カウンタ 25 タイミング制御部 26 同時ヒート数設定レジスタ 27 黒カウンタ 32 ヒート時間設定レジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録要素を有するプリントヘッド
    を用いて被記録媒体に画像をプリントするプリンタ装置
    のヘッド駆動回路であって、 同時に駆動可能な前記プリントヘッドの記録要素の数を
    保持する保持手段と、 前記プリントヘッドに出力するためのデータを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段より前記プリントヘッドに供給される黒ド
    ット数を計数する計数手段と、 前記計数手段の計数値と前記保持手段に保持されている
    値とを比較する比較手段と、 前記比較手段により一致を検知すると前記記憶手段より
    前記プリントヘッドへのプリントデータの供給を停止
    し、前記プリントヘッドを駆動する駆動手段と、を有す
    ることを特徴とするヘッド駆動回路。
  2. 【請求項2】 装置の電源の種類を判別する判別手段
    と、前記判別手段の判別結果に応じて前記保持手段に保
    持する記録要素の数を変更する変更手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヘッド駆動回路。
  3. 【請求項3】 環境温度を測定する温度測定手段と、前
    記温度測定手段により測定された温度値に応じて前記保
    持手段に保持する記録要素の数を変更する変更手段を更
    に有することを特徴とする請求項1に記載のヘッド駆動
    回路。
  4. 【請求項4】 前記プリントヘッドはライン型のヘッド
    であり、前記駆動手段は前記プリントヘッドに転送した
    黒ドット数が前記保持手段に記憶されている数と一致す
    ると、前記記録要素の数に応じて黒ドットのプリント位
    置を調整してプリントを行い、次に残りのプリントデー
    タを前記プリントヘッドに転送しながら転送した黒ドッ
    ト数が前記保持手段に記憶されている数と一致したかど
    うか判断し、1ラインのデータを前記プリントヘッドに
    転送してプリントするまで同様の操作を繰返すことを特
    徴とする請求項1に記載のヘッド駆動回路。
JP32185493A 1993-12-21 1993-12-21 プリンタ装置及びそのヘッド駆動回路 Expired - Fee Related JP3302146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32185493A JP3302146B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 プリンタ装置及びそのヘッド駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32185493A JP3302146B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 プリンタ装置及びそのヘッド駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07171989A true JPH07171989A (ja) 1995-07-11
JP3302146B2 JP3302146B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=18137167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32185493A Expired - Fee Related JP3302146B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 プリンタ装置及びそのヘッド駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302146B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014176978A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Toshiba Tec Corp 転写/感熱プリンタ
JP2015058570A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 サトーホールディングス株式会社 プリンター及びその印字方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014176978A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Toshiba Tec Corp 転写/感熱プリンタ
JP2015058570A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 サトーホールディングス株式会社 プリンター及びその印字方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3302146B2 (ja) 2002-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07329338A (ja) サーマルプリンタおよびサーマルプリンタ駆動方法
JPH07171989A (ja) プリンタ装置のヘッド駆動回路
JP2520909B2 (ja) ドット印字ヘッドの駆動方法
JPH0243060A (ja) サーマルヘッド駆動装置
JPH06135020A (ja) シリアルドットプリンタ装置
US6897887B2 (en) Heat history control system, printer, and program
JP3357972B2 (ja) 熱転写ラインプリンタ用データdma転送回路
JPH0319069B2 (ja)
JPS6067178A (ja) サ−マルヘッド駆動装置
JPH02258357A (ja) サーマルプロッタにおける作図ヘッドの制御方法
JP3586324B2 (ja) サーマルラインプリンタおよびサーマルラインプリンタの駆動方法
JP3182789B2 (ja) プリンタ制御装置、プリンタ及びその制御方法
JPH06183048A (ja) サーマルプリンタ
JP2616323B2 (ja) ラインサーマルヘッド保護回路
JP3222327B2 (ja) サーマルプリンタ装置
JP2896148B2 (ja) 制御情報のリードライト制御方式
JPH0382562A (ja) サーマルヘッド駆動装置
JPH0825678A (ja) サーマルヘッド分割駆動装置
JPH09174892A (ja) 記録媒体処理装置
JP3273731B2 (ja) プリンタ
JP2563014B2 (ja) サーマルヘッド
JPH0825673A (ja) サーマルヘッド分割駆動装置
JPH0825672A (ja) サーマルヘッド分割駆動装置
JP2002144619A (ja) サーマルプリンタ装置およびその動作制御方法
JPS6287365A (ja) サ−マル記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees