JPH07171947A - 容器の印刷方法及び装置 - Google Patents
容器の印刷方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07171947A JPH07171947A JP4003407A JP340792A JPH07171947A JP H07171947 A JPH07171947 A JP H07171947A JP 4003407 A JP4003407 A JP 4003407A JP 340792 A JP340792 A JP 340792A JP H07171947 A JPH07171947 A JP H07171947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blanket
- ink
- spring
- container
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F17/00—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
- B41F17/08—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces
- B41F17/14—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length
- B41F17/18—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on curved surfaces of articles of varying cross-section, e.g. bottles, lamp glasses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F17/00—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
- B41F17/08—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces
- B41F17/14—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length
- B41F17/20—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on articles of uniform cross-section, e.g. pencils, rulers, resistors
- B41F17/22—Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on articles of uniform cross-section, e.g. pencils, rulers, resistors by rolling contact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/04—Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
印刷可能な外方位置(図5)と印刷を回避する内方位置
(図6)との間をブランケットの単位組立体26が移動を
回避するようにブランケットの単位組立体26をブランケ
ット車20に取り付けるに際し、前記単位組立体を前記外
方位置に向けて弾性付勢する力を付与するスプリング板
88と、該スプリング板の力に抗して前記単位組立体を前
記内方位置に移動させるエアシリンダ52を設け、缶14が
不存在または正規に装着されていないマンドレルが印刷
領域16B に来たときに、これを光電検出手段100 が印刷
領域の上流側16A で検出し、エアシリンダ52を作動し
て、前記単位組立体26を印刷回避位置に後退させ、もっ
てむき出しのマンドレルのインクによる汚染を防止す
る。本発明は更にこれに付随する改良部分をも含んでい
る。
(図6)との間をブランケットの単位組立体26が移動を
回避するようにブランケットの単位組立体26をブランケ
ット車20に取り付けるに際し、前記単位組立体を前記外
方位置に向けて弾性付勢する力を付与するスプリング板
88と、該スプリング板の力に抗して前記単位組立体を前
記内方位置に移動させるエアシリンダ52を設け、缶14が
不存在または正規に装着されていないマンドレルが印刷
領域16B に来たときに、これを光電検出手段100 が印刷
領域の上流側16A で検出し、エアシリンダ52を作動し
て、前記単位組立体26を印刷回避位置に後退させ、もっ
てむき出しのマンドレルのインクによる汚染を防止す
る。本発明は更にこれに付随する改良部分をも含んでい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム或いはそ
の他の材料で形成された飲料容器の様な円筒形物体にオ
フセット印刷を行い、装飾を施し、コーテイ ングする技
術分野に関する。詳しくは、本発明は、容器上に基礎コ
ーテイ ングを施すことにより、美感及び容器の内容物に
関する情報を与えるラベル様のデザインを、後でその上
にオフセット処理にて印刷する装置及び方法に関する。
更に詳しく述べると、本発明は、通常、容器がオフセッ
トブランケットからインクを受け取る位置に位置づけら
れるマンドレルに対して前記オフセットブランケットが
接触することを防止する新規で且つ改良されたスキップ
印刷方法及び装置に関する。前記オフセットブランケッ
トがマンドレルに接触するのを防止するには、マンドレ
ルが印刷位置の上流及び印刷位置に向け移動されるのに
従い、マンドレル上に容器が存在しないかまたは正規な
位置に位置しないかの検出に応じて行われる。本発明の
他の態様は、改良されたインク供給ロールの制御手段、
インク冷却手段及びインク漏れ防止装置を設けることに
ある。
の他の材料で形成された飲料容器の様な円筒形物体にオ
フセット印刷を行い、装飾を施し、コーテイ ングする技
術分野に関する。詳しくは、本発明は、容器上に基礎コ
ーテイ ングを施すことにより、美感及び容器の内容物に
関する情報を与えるラベル様のデザインを、後でその上
にオフセット処理にて印刷する装置及び方法に関する。
更に詳しく述べると、本発明は、通常、容器がオフセッ
トブランケットからインクを受け取る位置に位置づけら
れるマンドレルに対して前記オフセットブランケットが
接触することを防止する新規で且つ改良されたスキップ
印刷方法及び装置に関する。前記オフセットブランケッ
トがマンドレルに接触するのを防止するには、マンドレ
ルが印刷位置の上流及び印刷位置に向け移動されるのに
従い、マンドレル上に容器が存在しないかまたは正規な
位置に位置しないかの検出に応じて行われる。本発明の
他の態様は、改良されたインク供給ロールの制御手段、
インク冷却手段及びインク漏れ防止装置を設けることに
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明で解決しようとする課題】飲料容
器産業では、以前からマンドレル上の所定の位置に供与
される飲料缶の外面にコーテイ ングするコーテイ ング手
段を備えてきた。そして複数のタレットがタレットの回
転軸に関して同心的に且つ相互が等間隔にタレット周囲
上に取りつけられる。容器形成材料であるアルミニウム
またはその他の材料の外表面に基礎コーテイ ングを行う
際に基礎コーテイ ング材料を採用するが、この基礎コー
テイ ングには回転装置を用いてきた。回転装置はリザー
バからコーテイ ング材料を受け取るもので、回転ロール
の外表面に接触しながらペイントのような比較的ビスコ
ース主体のコーテイ ング材を容器の外表面に直接供給す
る為の回転ロール表面を有している。
器産業では、以前からマンドレル上の所定の位置に供与
される飲料缶の外面にコーテイ ングするコーテイ ング手
段を備えてきた。そして複数のタレットがタレットの回
転軸に関して同心的に且つ相互が等間隔にタレット周囲
上に取りつけられる。容器形成材料であるアルミニウム
またはその他の材料の外表面に基礎コーテイ ングを行う
際に基礎コーテイ ング材料を採用するが、この基礎コー
テイ ングには回転装置を用いてきた。回転装置はリザー
バからコーテイ ング材料を受け取るもので、回転ロール
の外表面に接触しながらペイントのような比較的ビスコ
ース主体のコーテイ ング材を容器の外表面に直接供給す
る為の回転ロール表面を有している。
【0003】装置の不調は、時にはマンドレル上に配設
されるべき容器が不存在なこと、或いは印刷またはコー
ティング位置の上流側のマンドレル上に容器が正規に位
置付けられていないことから生じ、このため空の或いは
部分的に装着されていないマンドレが印刷位置に来た場
合、この印刷位置においてなされる特殊な作動に基づ
き、その空の部分のマンドレル表面が基礎コーティング
材、或いはインクでコーティングされてしまう。いずれ
にしても、その結果は、コーティングされたマンドレル
上にその後配設される容器が汚染されるから、容器が飲
料或いは食品を収容しようとする場合には、その汚染を
除去しなければならない。更に、このような汚染したマ
ンドレルを清浄化するには、通常1分間に数100の容
器の処理を要して装置の稼働休止時間を必要とするか
ら、時間浪費を招き著しく高コストについてしまう。
されるべき容器が不存在なこと、或いは印刷またはコー
ティング位置の上流側のマンドレル上に容器が正規に位
置付けられていないことから生じ、このため空の或いは
部分的に装着されていないマンドレが印刷位置に来た場
合、この印刷位置においてなされる特殊な作動に基づ
き、その空の部分のマンドレル表面が基礎コーティング
材、或いはインクでコーティングされてしまう。いずれ
にしても、その結果は、コーティングされたマンドレル
上にその後配設される容器が汚染されるから、容器が飲
料或いは食品を収容しようとする場合には、その汚染を
除去しなければならない。更に、このような汚染したマ
ンドレルを清浄化するには、通常1分間に数100の容
器の処理を要して装置の稼働休止時間を必要とするか
ら、時間浪費を招き著しく高コストについてしまう。
【0004】上記の問題に関しては、結局基礎コーティ
ング材やインクがむき出しのマンドレルに塗布されない
ような種々の装置を用意しなければならなくなる。一般
的には、このような種々の装置は、しばしば近接したセ
ンサ、或いは光電式センサ若しくはこれに類似するもの
である検出装置を用い、コーティングまたは印刷領域の
上流位置で容器の欠落を検出可能な装置を用いる。かか
るセンサは、コーティングまたは印刷手段を種々の方法
で非作動にする電気信号を出力する。例えば、かかる従
来公知の装置ではコーティングまたは印刷装置全体をマ
ンドレルから離間させるように一体的に動かす手段が用
いられてきた。このような従来技術の装置を例示すれ
ば、米国特許第4,441,418号及び第4,49
1,613号が挙げられる。一方、上述したタイプの装
置は、これが比較的低速度で作動する装置と共に作動し
た時には、満足した結果を得るものであるが、最近の高
速装置に用いた場合には、満足した作用を与えられな
い。それは、非作動にする動作中に相当の質量を移動し
なければならないからであり、またコーティング或いは
印刷動作がスキップしてかなりの数の缶が処理を受ける
ことがなくなってしますからである。
ング材やインクがむき出しのマンドレルに塗布されない
ような種々の装置を用意しなければならなくなる。一般
的には、このような種々の装置は、しばしば近接したセ
ンサ、或いは光電式センサ若しくはこれに類似するもの
である検出装置を用い、コーティングまたは印刷領域の
上流位置で容器の欠落を検出可能な装置を用いる。かか
るセンサは、コーティングまたは印刷手段を種々の方法
で非作動にする電気信号を出力する。例えば、かかる従
来公知の装置ではコーティングまたは印刷装置全体をマ
ンドレルから離間させるように一体的に動かす手段が用
いられてきた。このような従来技術の装置を例示すれ
ば、米国特許第4,441,418号及び第4,49
1,613号が挙げられる。一方、上述したタイプの装
置は、これが比較的低速度で作動する装置と共に作動し
た時には、満足した結果を得るものであるが、最近の高
速装置に用いた場合には、満足した作用を与えられな
い。それは、非作動にする動作中に相当の質量を移動し
なければならないからであり、またコーティング或いは
印刷動作がスキップしてかなりの数の缶が処理を受ける
ことがなくなってしますからである。
【0005】他の従来公知の缶印刷装置としては、米国
特許第4,773,326号に開示されたものがあっ
て、回転式ブランケット車に設けられた複数のブランケ
ットを用いている。この場合、ブランケットはブランケ
ット車の回転軸に平行な移動式のピボット軸の周りを回
動運動する。この装置においては、マンドレル上の容器
不存在或いは誤位置付けを検出すると、ブランケット及
びマンドレルが印刷位置に移動するにつれてマンドレル
との接触を避けるように、ブランケット組立体が移動式
ピボット軸の周りを内方に回動されることにより、印刷
位置に接近してくるブランケット部材を非作動とする。
更に、前記第4,773,326号米国特許はまた、他
の実施例を開示している。すなわち、空のマンドレル
が、これを支持するタレット上で半径方向内方に移動さ
れ、印刷領域内でそのマンドレルと接触せざるを得ない
はずの印刷用ブランケット部分との接触が回避される。
特許第4,773,326号に開示されたものがあっ
て、回転式ブランケット車に設けられた複数のブランケ
ットを用いている。この場合、ブランケットはブランケ
ット車の回転軸に平行な移動式のピボット軸の周りを回
動運動する。この装置においては、マンドレル上の容器
不存在或いは誤位置付けを検出すると、ブランケット及
びマンドレルが印刷位置に移動するにつれてマンドレル
との接触を避けるように、ブランケット組立体が移動式
ピボット軸の周りを内方に回動されることにより、印刷
位置に接近してくるブランケット部材を非作動とする。
更に、前記第4,773,326号米国特許はまた、他
の実施例を開示している。すなわち、空のマンドレル
が、これを支持するタレット上で半径方向内方に移動さ
れ、印刷領域内でそのマンドレルと接触せざるを得ない
はずの印刷用ブランケット部分との接触が回避される。
【0006】複雑な装置を用いても、マンドレルを半径
方向内方に移動させ、スキップ印刷動作をさせるコンセ
プトとしては、やはり米国特許第4,037,530号
及び第4,498,387号に開示されている。同様
に、米国特許第3,665,853号は、ブランケット
をブランケットの支持部材の回転軸に並行に延びるピボ
ット軸の周り内方に回動させる複雑なリンケージ及びカ
ムフォロワ機構を開示している。また同様なスキップ印
刷手段が、米国特許第3,563,170号のオフセッ
ト印刷/コーティング装置内に示されている。
方向内方に移動させ、スキップ印刷動作をさせるコンセ
プトとしては、やはり米国特許第4,037,530号
及び第4,498,387号に開示されている。同様
に、米国特許第3,665,853号は、ブランケット
をブランケットの支持部材の回転軸に並行に延びるピボ
ット軸の周り内方に回動させる複雑なリンケージ及びカ
ムフォロワ機構を開示している。また同様なスキップ印
刷手段が、米国特許第3,563,170号のオフセッ
ト印刷/コーティング装置内に示されている。
【0007】これら従来技術の装置は全て、複雑であ
り、摩耗し易く、メンテナンスが高価につく不都合があ
る。ピボット軸とベアリングは、金属対金属のすべり接
触に基づき、これは摩耗を招いて、要求精度を維持し所
望の印刷成果を得るためには、摩耗し易い部品を頻繁に
交換する必要がある。従来技術の缶コーティング装置に
伴う他の問題としては、しばしばコーティングを付与す
るローラと缶とがコーティング工程の終端で相互に離間
可能な位置で、缶上にコーティング材による可視色のオ
ーバーラップが見られることである。従来技術のオフセ
ットブランケット処理を用いて缶表面に印刷を行う間、
缶はブランケットの終端が来るまでブランケットに接触
し続ける。従ってブランケットのインクは、ブランケッ
トの終端に向けて押し出され、その結果、缶とブランケ
ットとの離間時に缶に多量のインクが残存し、より強度
の色の線が生じてしまう。現在まで、強い色の線が生じ
るのを避ける方法はなかったし、当事者にはこれはしか
たないものとして簡単に受け入れられてきた。一方、従
来のコーティング装置は、コーティングロールところが
り接触する位置にある缶が、マンドレルタレットの回転
に従い、前記コーティングロールとの接触から徐々に離
間されるようになっているが、このものでは、缶に対す
るコーティング材の付与を急激に停止することができず
に、缶がコーティングロールとの接触から緩やかに離間
する。従ってコーティング材のオーバーラップは缶本体
の装飾工程中、印刷作業に基づくオーバーラップ程は明
確には生じない。装飾工程におけるインクのオーバーラ
ップは極めて目立つもので約1/8”幅になるように簡
単に制御される。上記問題点の指摘及びこの実用上の解
決案としての種々のグラビアローラの使用が米国特許第
3,817,209号の中に詳細に示されている。更に
他の従来技術にかかる特許は、例えば、米国特許第2,
326,850号及び第2,442,102号のよう
に、テーパ付外端を有するブランケット部セクターを用
いることを提案している。日本国の特開昭61−205
143号公報には、塗布用ロールと容器本体とが少し回
転速度を異ならせて回転され、容器とロールとの間にス
リップを生じさせて、コーティングの品質を改善したコ
ーティング技術を示している。
り、摩耗し易く、メンテナンスが高価につく不都合があ
る。ピボット軸とベアリングは、金属対金属のすべり接
触に基づき、これは摩耗を招いて、要求精度を維持し所
望の印刷成果を得るためには、摩耗し易い部品を頻繁に
交換する必要がある。従来技術の缶コーティング装置に
伴う他の問題としては、しばしばコーティングを付与す
るローラと缶とがコーティング工程の終端で相互に離間
可能な位置で、缶上にコーティング材による可視色のオ
ーバーラップが見られることである。従来技術のオフセ
ットブランケット処理を用いて缶表面に印刷を行う間、
缶はブランケットの終端が来るまでブランケットに接触
し続ける。従ってブランケットのインクは、ブランケッ
トの終端に向けて押し出され、その結果、缶とブランケ
ットとの離間時に缶に多量のインクが残存し、より強度
の色の線が生じてしまう。現在まで、強い色の線が生じ
るのを避ける方法はなかったし、当事者にはこれはしか
たないものとして簡単に受け入れられてきた。一方、従
来のコーティング装置は、コーティングロールところが
り接触する位置にある缶が、マンドレルタレットの回転
に従い、前記コーティングロールとの接触から徐々に離
間されるようになっているが、このものでは、缶に対す
るコーティング材の付与を急激に停止することができず
に、缶がコーティングロールとの接触から緩やかに離間
する。従ってコーティング材のオーバーラップは缶本体
の装飾工程中、印刷作業に基づくオーバーラップ程は明
確には生じない。装飾工程におけるインクのオーバーラ
ップは極めて目立つもので約1/8”幅になるように簡
単に制御される。上記問題点の指摘及びこの実用上の解
決案としての種々のグラビアローラの使用が米国特許第
3,817,209号の中に詳細に示されている。更に
他の従来技術にかかる特許は、例えば、米国特許第2,
326,850号及び第2,442,102号のよう
に、テーパ付外端を有するブランケット部セクターを用
いることを提案している。日本国の特開昭61−205
143号公報には、塗布用ロールと容器本体とが少し回
転速度を異ならせて回転され、容器とロールとの間にス
リップを生じさせて、コーティングの品質を改善したコ
ーティング技術を示している。
【0008】缶装飾装置及び他の印刷装置の作用に不利
な影響を及ぼす他の問題点としては、インク溜からのイ
ンク漏れ問題が挙げられ、またあらゆる作動速度に対し
ても所望の色制御を行うのに必要な、異なった装置作動
速度に対するインク流量制御の問題が挙げられる。すな
わち、インク溜は、インクの適当な量を計って、装置内
にインクを円滑にかつ標準化されて供給するように用い
られ、望ましい作動を得るためにプレートシリンダの1
以上のイメージプレートに均一な方法で適用される。こ
のイメージプレートは、通常はインクをインクローラか
ら取り出した後、ブランケット表面に所望の立ち上がり
イメージのパターンで移送する立ち上がりイメージを有
する。多くの現存するインク溜は、著しくインク漏れす
るので生産者等はかかる問題を解消することができない
でいる。インクロールは多くはインクロールの端部に押
圧される両側板と、該インクロールの全幅にわたって延
びた端縁を有する低部可変ブレードを採用する。前記両
側板と底部可変ブレードは、共働し、前記ブレードの上
方でかつ前記両側板間にスペースを形成する。該スペー
スを介して、回転するロール上に排出されるインクを収
容する。前記可変ブレードの多くは、上記可変ブレード
の下面に当接可能な複数の取付螺子を有し、該ブレード
をインクロールに向けて湾曲させ、インクロールに対す
るブレードの押圧力を増加させる。また、上記両側板
は、インクロールの端部に押圧され、もってインクロー
ルの端面に接する側板から外方にインクが漏れ出るのを
防止しようとしている。従って上記ブレードとインクロ
ール間に摩擦が生じてインク温度を上昇させ粘性を低下
させて、より容易にインク漏れを生じさせてしまう。
な影響を及ぼす他の問題点としては、インク溜からのイ
ンク漏れ問題が挙げられ、またあらゆる作動速度に対し
ても所望の色制御を行うのに必要な、異なった装置作動
速度に対するインク流量制御の問題が挙げられる。すな
わち、インク溜は、インクの適当な量を計って、装置内
にインクを円滑にかつ標準化されて供給するように用い
られ、望ましい作動を得るためにプレートシリンダの1
以上のイメージプレートに均一な方法で適用される。こ
のイメージプレートは、通常はインクをインクローラか
ら取り出した後、ブランケット表面に所望の立ち上がり
イメージのパターンで移送する立ち上がりイメージを有
する。多くの現存するインク溜は、著しくインク漏れす
るので生産者等はかかる問題を解消することができない
でいる。インクロールは多くはインクロールの端部に押
圧される両側板と、該インクロールの全幅にわたって延
びた端縁を有する低部可変ブレードを採用する。前記両
側板と底部可変ブレードは、共働し、前記ブレードの上
方でかつ前記両側板間にスペースを形成する。該スペー
スを介して、回転するロール上に排出されるインクを収
容する。前記可変ブレードの多くは、上記可変ブレード
の下面に当接可能な複数の取付螺子を有し、該ブレード
をインクロールに向けて湾曲させ、インクロールに対す
るブレードの押圧力を増加させる。また、上記両側板
は、インクロールの端部に押圧され、もってインクロー
ルの端面に接する側板から外方にインクが漏れ出るのを
防止しようとしている。従って上記ブレードとインクロ
ール間に摩擦が生じてインク温度を上昇させ粘性を低下
させて、より容易にインク漏れを生じさせてしまう。
【0009】インク供給ロールは、印刷装置に支持され
た共通の駆動装置によって駆動され、これにより印刷装
置を高速化して、インク供給ロールの回転速度を高くす
る。かかるインク供給ロールの高速化は、追加の缶また
は他の物体に印刷を行うために必要な追加のインクに対
応して、イメージプレート上に排出すべきインクトレイ
ンへのインク排出量を増大するという望ましい結果をも
たらす。例えば、インク溜が、毎分500缶を印刷する
ためのインクを供給しているとして、これを毎分100
0缶に生産量を増大しようとするとインク流量は倍に増
加しなければならない。しかし不都合なことに、従来公
知の装置では、増加に対応しただけの必要なインク量を
供給することができず、回転速度が増大すると、要求さ
れるインク増量分に単純に見合った量を超えて可変ブレ
ードを湾曲させてしまうため、しばしばより多くのイン
ク増量を必要とする。
た共通の駆動装置によって駆動され、これにより印刷装
置を高速化して、インク供給ロールの回転速度を高くす
る。かかるインク供給ロールの高速化は、追加の缶また
は他の物体に印刷を行うために必要な追加のインクに対
応して、イメージプレート上に排出すべきインクトレイ
ンへのインク排出量を増大するという望ましい結果をも
たらす。例えば、インク溜が、毎分500缶を印刷する
ためのインクを供給しているとして、これを毎分100
0缶に生産量を増大しようとするとインク流量は倍に増
加しなければならない。しかし不都合なことに、従来公
知の装置では、増加に対応しただけの必要なインク量を
供給することができず、回転速度が増大すると、要求さ
れるインク増量分に単純に見合った量を超えて可変ブレ
ードを湾曲させてしまうため、しばしばより多くのイン
ク増量を必要とする。
【0010】また従来のプラクティスでは、印刷装置の
インクロールを冷却するために種々の水循環システムを
採用している。このようなシステムはどうしてもトラブ
ルが生じ易く、冷却水漏れの発生時特に冷却水がシステ
ム内の潤滑油と混合した時には、不良な作動条件を作っ
てしまう。従って、本発明の第1の目的は、新規なかつ
改良された缶のコーティングまたは印刷装置及び印刷方
法を提供することである。
インクロールを冷却するために種々の水循環システムを
採用している。このようなシステムはどうしてもトラブ
ルが生じ易く、冷却水漏れの発生時特に冷却水がシステ
ム内の潤滑油と混合した時には、不良な作動条件を作っ
てしまう。従って、本発明の第1の目的は、新規なかつ
改良された缶のコーティングまたは印刷装置及び印刷方
法を提供することである。
【0011】また、本発明の他の目的は、高速印刷停止
能力を有する新規なかつ改良された容器のコーティング
または印刷装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、信頼性が高く、故障が少なく、高精度の新規なか
つ改良された印刷停止機能を備えたオフセット形の印刷
装置を提供することにある。本発明の他の目的は、従来
装置に比較してインク漏れが著しく減少される新規なか
つ改良されたインク供給装置を提供することにある。
能力を有する新規なかつ改良された容器のコーティング
または印刷装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、信頼性が高く、故障が少なく、高精度の新規なか
つ改良された印刷停止機能を備えたオフセット形の印刷
装置を提供することにある。本発明の他の目的は、従来
装置に比較してインク漏れが著しく減少される新規なか
つ改良されたインク供給装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、新規なかつ改
良されたインク供給用可変ブレードを提供することであ
る。本発明の他の目的は、新規なかつ改良されたインク
ロール冷却装置を提供することである。
良されたインク供給用可変ブレードを提供することであ
る。本発明の他の目的は、新規なかつ改良されたインク
ロール冷却装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】本発
明にかかるコーティングまたは印刷装置はブランケット
車を含んで構成される、該ブランケット車は、従来公知
のマンドレルタレットに近接する回転軸の周りを回転す
るように配設される。マンドレルタレットは、マンドレ
ルに装着した容器をブランケット車との印刷またはコー
ティング領域(以下印刷領域で代表する)を経由して、
ブランケット車の回転軸に中心を置く弧状経路上を搬送
する。従来タイプの缶または容器検出装置は、印刷領域
の上流でマンドレルタレット近接に配設され、容器が不
存在かまたは誤位置付けされたむき出しのマンドレルを
検出した時に出力信号を出力し、欠落または誤位置付け
された容器に正常であれば印刷するはずのブランケット
車のオフセットブランケットを不作動とする。
明にかかるコーティングまたは印刷装置はブランケット
車を含んで構成される、該ブランケット車は、従来公知
のマンドレルタレットに近接する回転軸の周りを回転す
るように配設される。マンドレルタレットは、マンドレ
ルに装着した容器をブランケット車との印刷またはコー
ティング領域(以下印刷領域で代表する)を経由して、
ブランケット車の回転軸に中心を置く弧状経路上を搬送
する。従来タイプの缶または容器検出装置は、印刷領域
の上流でマンドレルタレット近接に配設され、容器が不
存在かまたは誤位置付けされたむき出しのマンドレルを
検出した時に出力信号を出力し、欠落または誤位置付け
された容器に正常であれば印刷するはずのブランケット
車のオフセットブランケットを不作動とする。
【0014】複数のブランケットがブランケット車に装
着され、高速作動エアシリンダがブランケットを動かし
て、ブランケットが印刷領域を通ってもマンドレルに接
触しないような内方位置に持ち来たすという方法によ
り、早急に印刷工程を不作動とする。これをより詳しく
述べると、複数のブランケットはブランケット単位組立
体の一部として設けられる。該ブランケット単位組立体
は、ブランケット車の回転軸に関して大略半径方向に向
く2つのフレームプレートにより、該プレートの一端に
支持される。フレームプレートの内端は片持式にブラン
ケット車のハブにボルト止めされる。ブランケットの単
位組立体はグラスファイバー製のスプリング板に一端が
固定された揺動板に支持される。揺動板は、ブランケッ
ト車上で大略半径方向に延びるエアシリンダのピストン
ロッドに連結されている。エアシリンダはマンドレル上
に容器が欠落または正規に載っていないことを検出した
ときに駆動され、エアシリンダのピストンロッドが揺動
板に内方向の力を付与する。これにより揺動板が半径方
向内方に移動され同時にブランケット車の回転軸に平行
な方向にも移動される。この回転軸に平行な方向の移動
は、前記スプリング板が湾曲することによりなされる。
このようにして、ブランケットを非印刷位置に移動する
のは、ブランケット車に関してブランケットを半径方向
内方に移動すると共に軸方向に移動することの両者がな
されて可能となるのである。正常時の印刷工程では、エ
アシリンダは伸長位置をとって、揺動板と該揺動板に取
り付けられたブランケットの単位組立体とを、揺動板の
半径方向外方位置より外向きに付勢する。この場合揺動
板は、ブランケット車のフランジプレートに円筒状のソ
ケットと揺動板の一端に設けた雄嵌合用突出部によって
正確に保持される。すなわちこの円筒状のソケットに前
記突出部が入り込むことにより揺動板の一端を正確に位
置付けるのである。揺動板の他端は2個のグラスファイ
バー製スプリング板により、半径方向に正確に位置付け
られる。この円筒状の凹部と突部が嵌合することによ
り、揺動板とこれに関連するブランケットの単位組立体
とをブランケット車の軸方向にも正確に位置付けられる
ことは意義深いことである。つまり、ブランケット単位
組み立て体は、ピボット軸、ロッド或いはベアリングの
ような摩耗し易く、正確な調整が常時要求される手段を
用いては、位置保持が困難なのである。
着され、高速作動エアシリンダがブランケットを動かし
て、ブランケットが印刷領域を通ってもマンドレルに接
触しないような内方位置に持ち来たすという方法によ
り、早急に印刷工程を不作動とする。これをより詳しく
述べると、複数のブランケットはブランケット単位組立
体の一部として設けられる。該ブランケット単位組立体
は、ブランケット車の回転軸に関して大略半径方向に向
く2つのフレームプレートにより、該プレートの一端に
支持される。フレームプレートの内端は片持式にブラン
ケット車のハブにボルト止めされる。ブランケットの単
位組立体はグラスファイバー製のスプリング板に一端が
固定された揺動板に支持される。揺動板は、ブランケッ
ト車上で大略半径方向に延びるエアシリンダのピストン
ロッドに連結されている。エアシリンダはマンドレル上
に容器が欠落または正規に載っていないことを検出した
ときに駆動され、エアシリンダのピストンロッドが揺動
板に内方向の力を付与する。これにより揺動板が半径方
向内方に移動され同時にブランケット車の回転軸に平行
な方向にも移動される。この回転軸に平行な方向の移動
は、前記スプリング板が湾曲することによりなされる。
このようにして、ブランケットを非印刷位置に移動する
のは、ブランケット車に関してブランケットを半径方向
内方に移動すると共に軸方向に移動することの両者がな
されて可能となるのである。正常時の印刷工程では、エ
アシリンダは伸長位置をとって、揺動板と該揺動板に取
り付けられたブランケットの単位組立体とを、揺動板の
半径方向外方位置より外向きに付勢する。この場合揺動
板は、ブランケット車のフランジプレートに円筒状のソ
ケットと揺動板の一端に設けた雄嵌合用突出部によって
正確に保持される。すなわちこの円筒状のソケットに前
記突出部が入り込むことにより揺動板の一端を正確に位
置付けるのである。揺動板の他端は2個のグラスファイ
バー製スプリング板により、半径方向に正確に位置付け
られる。この円筒状の凹部と突部が嵌合することによ
り、揺動板とこれに関連するブランケットの単位組立体
とをブランケット車の軸方向にも正確に位置付けられる
ことは意義深いことである。つまり、ブランケット単位
組み立て体は、ピボット軸、ロッド或いはベアリングの
ような摩耗し易く、正確な調整が常時要求される手段を
用いては、位置保持が困難なのである。
【0015】印刷用シリンダはインクローラ列を介して
インクを受け取り、該インクを複数のブランケット部分
に連結するように設けられる。ブランケット部分は印刷
機の好ましい実施例として4個用いられている。1つの
実施例によると、イメージプレートはブランケット部に
無地のコーティングを行って、容器の外表面にコーティ
ングを施す。その作動は、ブランケット部がマンドレル
上で回転している容器に当接し、インクの層を容器の1
回目の回転中にその表面に転移させる。その後、容器の
1回目の回転に連続して続く2回目の回転中に第2のイ
ンクの層を転移させる。前記第2の回転の終了に続いて
マンドレルタレットが連続して移動すると、容器が装着
されたマンドレルが徐々に外方に動き、ブランケット車
の回転軸との距離を大とするように離れ、容器にブラン
ケットからインクが転移するのを緩やかに終了する。そ
の結果インク塗布の急激な終了を示す険しい線が容器上
に生じるのを避けることができる。上述のシステムを採
用することにより、従来から採用されてきた形式の高価
な基礎コーティング材の代わりのインクで基礎コーティ
ングを容易に行うことを可能とする。従って、コーティ
ング材に用いてきた有機溶剤に付随する環境公害は著し
く低減され、同時にこれまで必要としてきた溶剤蒸気を
除去する装置等を用いることがないためコストが低下す
る。
インクを受け取り、該インクを複数のブランケット部分
に連結するように設けられる。ブランケット部分は印刷
機の好ましい実施例として4個用いられている。1つの
実施例によると、イメージプレートはブランケット部に
無地のコーティングを行って、容器の外表面にコーティ
ングを施す。その作動は、ブランケット部がマンドレル
上で回転している容器に当接し、インクの層を容器の1
回目の回転中にその表面に転移させる。その後、容器の
1回目の回転に連続して続く2回目の回転中に第2のイ
ンクの層を転移させる。前記第2の回転の終了に続いて
マンドレルタレットが連続して移動すると、容器が装着
されたマンドレルが徐々に外方に動き、ブランケット車
の回転軸との距離を大とするように離れ、容器にブラン
ケットからインクが転移するのを緩やかに終了する。そ
の結果インク塗布の急激な終了を示す険しい線が容器上
に生じるのを避けることができる。上述のシステムを採
用することにより、従来から採用されてきた形式の高価
な基礎コーティング材の代わりのインクで基礎コーティ
ングを容易に行うことを可能とする。従って、コーティ
ング材に用いてきた有機溶剤に付随する環境公害は著し
く低減され、同時にこれまで必要としてきた溶剤蒸気を
除去する装置等を用いることがないためコストが低下す
る。
【0016】本発明の好ましい実施例に用いたインクロ
ールは、インク供給ロールの一端にそれぞれ面する側板
を両端に設けてある。これら各側板には断面四角形の合
成樹脂製シールが取り付けられる。該シールは、これに
面するインク溜の反歩に当接する。シールが配設される
スロット内の穴に圧縮スプリングが取り付けられ、該シ
ールをインク供給ロールの端面に対して前方に押しつ
け、インク供給ロールの端面との間のインク漏れを実質
的に阻止する。また、スライドプレート内のスロットに
シールを設けたので、シールと前記側板間のインク漏れ
を一切許容しない。更に、インク供給ロールの端部にシ
ールを接触させることにより、インク供給ロールがシー
ルに対し徴小の押し下げ圧力を発生させるが、これはイ
ンク溜ブレードの上面に対してシールの下端が押圧され
ることとなり、シールの下端とインク溜ブレードとの間
のインク漏れを実質的に除去する。シールとインク溜ブ
レードの端面との間に生じる摩擦は、シールが合成樹脂
製であって、インク供給ロールの金属面とシールの合成
樹脂材との間の摩擦係数が低いことから、著しく低減さ
れる。このようにしてインク供給ロールの摩擦熱の発生
を実質的に抑えることができる。
ールは、インク供給ロールの一端にそれぞれ面する側板
を両端に設けてある。これら各側板には断面四角形の合
成樹脂製シールが取り付けられる。該シールは、これに
面するインク溜の反歩に当接する。シールが配設される
スロット内の穴に圧縮スプリングが取り付けられ、該シ
ールをインク供給ロールの端面に対して前方に押しつ
け、インク供給ロールの端面との間のインク漏れを実質
的に阻止する。また、スライドプレート内のスロットに
シールを設けたので、シールと前記側板間のインク漏れ
を一切許容しない。更に、インク供給ロールの端部にシ
ールを接触させることにより、インク供給ロールがシー
ルに対し徴小の押し下げ圧力を発生させるが、これはイ
ンク溜ブレードの上面に対してシールの下端が押圧され
ることとなり、シールの下端とインク溜ブレードとの間
のインク漏れを実質的に除去する。シールとインク溜ブ
レードの端面との間に生じる摩擦は、シールが合成樹脂
製であって、インク供給ロールの金属面とシールの合成
樹脂材との間の摩擦係数が低いことから、著しく低減さ
れる。このようにしてインク供給ロールの摩擦熱の発生
を実質的に抑えることができる。
【0017】インクロールに発生する熱は、オイルの循
環流の採用で低減することができる。オイルの循環流は
ギアケースのオイル溜から冷却手段を介して流れる。冷
却手段からは、冷却されたオイルが、駆動されるスティ
ール製のインクロールの内部に加圧供給され該ロールを
冷却する。インクロールから排出されたオイルはギアケ
ースの内部領域にスプレー状に噴霧される。そして噴霧
オイルがギアケースの底部にあるオイル溜に向け下降す
る間に潤滑及び冷却を行う。ポンプは、オイルをオイル
溜から吸い込み、冷却手段に通じる通路に送り込み、こ
れにより循環サイクルを終了する。
環流の採用で低減することができる。オイルの循環流は
ギアケースのオイル溜から冷却手段を介して流れる。冷
却手段からは、冷却されたオイルが、駆動されるスティ
ール製のインクロールの内部に加圧供給され該ロールを
冷却する。インクロールから排出されたオイルはギアケ
ースの内部領域にスプレー状に噴霧される。そして噴霧
オイルがギアケースの底部にあるオイル溜に向け下降す
る間に潤滑及び冷却を行う。ポンプは、オイルをオイル
溜から吸い込み、冷却手段に通じる通路に送り込み、こ
れにより循環サイクルを終了する。
【0018】インク供給ロールのインク溜ブレードに
は、該ブレードの下面に沿い、インク供給ロールに面す
るブレードの端部に近接して一列に、ピボットアームが
連結されている。各ピボットアームは、前記ブレードの
端部に平行に延びる固定されたピボットシャフトに取り
付けられ、螺子付シャフトに連結されている。該螺子付
シャフトは、これが回動されると軸方向に移動し、ピボ
ットアームを、インク供給ロール方向にブレードの端部
を押圧する第1の方向と、その反対の方向すなわちピボ
ットアームが連結された前記ブレードの端部をインクロ
ールから離間する方向とのいずれか一方に作動する。こ
のようにして、それぞれの調整可能な装置が前記ブレー
ドの端部をインク供給ロールの方向とこれより離れる方
向に強制的に移動させ、前記ブレードの端部を所望の調
整された位置に保持する。前記ブレードの端部が外方へ
実質的に移動することが防止されるから、インク供給ロ
ールの回転スピードが上昇しても、従来装置のように前
記ブレードの端部がインク供給ロールの外方向への自由
に動ける場合程は、前記ブレードの端部をインク供給ロ
ールから大きく離間させる悪影響はない。従って前記ブ
レードの端部とインク供給ロールとの間を流れるインク
流量は、従来装置の場合よりも増量されることはなく、
コーティングされる容器の数が増大してその結果装置の
作動速度が増大するにつれ要求される追加インク量に充
分な量だけ増加するだけである。
は、該ブレードの下面に沿い、インク供給ロールに面す
るブレードの端部に近接して一列に、ピボットアームが
連結されている。各ピボットアームは、前記ブレードの
端部に平行に延びる固定されたピボットシャフトに取り
付けられ、螺子付シャフトに連結されている。該螺子付
シャフトは、これが回動されると軸方向に移動し、ピボ
ットアームを、インク供給ロール方向にブレードの端部
を押圧する第1の方向と、その反対の方向すなわちピボ
ットアームが連結された前記ブレードの端部をインクロ
ールから離間する方向とのいずれか一方に作動する。こ
のようにして、それぞれの調整可能な装置が前記ブレー
ドの端部をインク供給ロールの方向とこれより離れる方
向に強制的に移動させ、前記ブレードの端部を所望の調
整された位置に保持する。前記ブレードの端部が外方へ
実質的に移動することが防止されるから、インク供給ロ
ールの回転スピードが上昇しても、従来装置のように前
記ブレードの端部がインク供給ロールの外方向への自由
に動ける場合程は、前記ブレードの端部をインク供給ロ
ールから大きく離間させる悪影響はない。従って前記ブ
レードの端部とインク供給ロールとの間を流れるインク
流量は、従来装置の場合よりも増量されることはなく、
コーティングされる容器の数が増大してその結果装置の
作動速度が増大するにつれ要求される追加インク量に充
分な量だけ増加するだけである。
【0019】なお、以下に示す詳細な説明と添付図面と
は単に本発明の好ましい実施例を示しに過ぎず、また本
発明の実施例は、当事者が発明の思想から離れない範囲
で変形態様を考えつくものであるから、上記好ましい実
施例に限定されるものではない。
は単に本発明の好ましい実施例を示しに過ぎず、また本
発明の実施例は、当事者が発明の思想から離れない範囲
で変形態様を考えつくものであるから、上記好ましい実
施例に限定されるものではない。
【0020】
【好ましい実施例の説明】本発明の主要構成要素は図1
に示されているとおりであって、従来どうりの缶マンド
レル支持体及び駆動系10を含んで構成される。缶マンド
レル支持体及び駆動系10は、矢印12の方向に回転され
て、マンドレル( 図示無し) に取りつけられた缶14がコ
ーテイ ングされたり装飾されたりすることを可能とする
タレット手段を含んでいる。
に示されているとおりであって、従来どうりの缶マンド
レル支持体及び駆動系10を含んで構成される。缶マンド
レル支持体及び駆動系10は、矢印12の方向に回転され
て、マンドレル( 図示無し) に取りつけられた缶14がコ
ーテイ ングされたり装飾されたりすることを可能とする
タレット手段を含んでいる。
【0021】タレット手段は、米国コロラド州デンバー
に所在するラグスデイル マシナリー オペレイション
ズ (Ragsdale Machinary Operations)製の従来のコンコ
ルド(Concord) 型タレットである。タレットは搬送路16
に沿ってマンドレルを移動するように設けられたマンド
レルカムを含んでいる。前記搬送路は、タレットの回転
軸11を共軸とした中心を有する弧状湾曲形状の上流部16
A、ブランケット車20の回転軸24に中心を有する逆弧状
湾曲部16B及びタレットの回転軸11に中心を有する弧状
湾曲形状の下流部16Cを含んでいる。
に所在するラグスデイル マシナリー オペレイション
ズ (Ragsdale Machinary Operations)製の従来のコンコ
ルド(Concord) 型タレットである。タレットは搬送路16
に沿ってマンドレルを移動するように設けられたマンド
レルカムを含んでいる。前記搬送路は、タレットの回転
軸11を共軸とした中心を有する弧状湾曲形状の上流部16
A、ブランケット車20の回転軸24に中心を有する逆弧状
湾曲部16B及びタレットの回転軸11に中心を有する弧状
湾曲形状の下流部16Cを含んでいる。
【0022】本発明の好ましい実施例における第2の主
要構成要素は、回転軸24回り矢印22方向に回転駆動され
るブランケット車20を含んでいる。ブランケット車20の
周囲には、ブランケットの4つの単位組み立て体26が等
間隔に配設されている。従来あるプレート シリンダ28
は、クロムメッキした2つのイメージ プレート30を有
しており、プレート シリンダ28が軸31の回りを回転し
て、各ブランケットの単位組み立て体がプレート シリ
ンダ28を越して回動した時にイメージ プレートがブラ
ンケットの前記各単位組み立て体外部のラバー ブラン
ケットB(図3及び図4には、その厚さを大きく誇張し
て描いてある)に順次接触するように設けられている。
それぞれのラバー ブランケットはイメージ プレート
30からインクを受け取り、缶または容器が搬送路の逆弧
状湾曲部16Bの印刷領域を通過する時にこれに印刷を行
う。インクは、インク ローラ系32によってイメージ
プレート30の外表面に供給される。インク ローラ系
は、本発明の一部を構成する独特のインク溜34のステイ
ール製インク供給ロール33からインクを受け取る。該イ
ンク溜34については以下に詳細に説明する。インク ロ
ーラ系は、ラバー製インク出しロールR1、ステイ ール製
送りロールR2、ラバー製送りロールR3、ステイール製振
動ロールR4、ラバー製送りロールR5、ステイ ール製振動
ロールR6、スポンジ ロールR7、ラバー製送りロールR
8、ステイ ール製振動ロールR9、及びラバー製送りロー
ルR10 を含んで構成される。これらラバー製ロールは全
てアイドラロールであり、ステイ ール製ロールは全て、
前部主フレーム部材35の部分により規制された前壁を有
する密閉ハウジング内のギア列で駆動される。
要構成要素は、回転軸24回り矢印22方向に回転駆動され
るブランケット車20を含んでいる。ブランケット車20の
周囲には、ブランケットの4つの単位組み立て体26が等
間隔に配設されている。従来あるプレート シリンダ28
は、クロムメッキした2つのイメージ プレート30を有
しており、プレート シリンダ28が軸31の回りを回転し
て、各ブランケットの単位組み立て体がプレート シリ
ンダ28を越して回動した時にイメージ プレートがブラ
ンケットの前記各単位組み立て体外部のラバー ブラン
ケットB(図3及び図4には、その厚さを大きく誇張し
て描いてある)に順次接触するように設けられている。
それぞれのラバー ブランケットはイメージ プレート
30からインクを受け取り、缶または容器が搬送路の逆弧
状湾曲部16Bの印刷領域を通過する時にこれに印刷を行
う。インクは、インク ローラ系32によってイメージ
プレート30の外表面に供給される。インク ローラ系
は、本発明の一部を構成する独特のインク溜34のステイ
ール製インク供給ロール33からインクを受け取る。該イ
ンク溜34については以下に詳細に説明する。インク ロ
ーラ系は、ラバー製インク出しロールR1、ステイ ール製
送りロールR2、ラバー製送りロールR3、ステイール製振
動ロールR4、ラバー製送りロールR5、ステイ ール製振動
ロールR6、スポンジ ロールR7、ラバー製送りロールR
8、ステイ ール製振動ロールR9、及びラバー製送りロー
ルR10 を含んで構成される。これらラバー製ロールは全
てアイドラロールであり、ステイ ール製ロールは全て、
前部主フレーム部材35の部分により規制された前壁を有
する密閉ハウジング内のギア列で駆動される。
【0023】主入力駆動軸36(図 2) は、タレットと同
期して、公知のように作動するギア列を介し、ブランケ
ット車20、プレート シリンダ28、インク ローラ系3
2、及びインク溜34を駆動する。ブランケット車構造
を、先ず図1及び図2を用いて詳細に説明する。組み立
て体全体は、ハブ25が取りつけてありかつ横方向に延び
る主支持シャフト23に支持されている。該主支持シャフ
ト23及びハブ25は、等サイズ、等形のフレーム プレー
ト40を4個のボルトで締めつけかつ前部フランジ プレ
ート42(図2)と後部フランジ プレート44(図3)と
を取りつけた四角形のボックス フレームにより囲まれ
ている。後部フランジ プレート44は、フレーム プレ
ート40に螺子付コネクタ46により取付けられており、該
コネクタはまた、スプリング取付板48を図4に示す位置
に保持している。更に、エア シリンダ52がそれぞれの
フレーム プレート40の外表面にボルト止めしてある。
各エア シリンダ52は、ピストン及び回転軸24の放射方
向に延びるピストン ロッド54の組み立て体をその内部
に有している。
期して、公知のように作動するギア列を介し、ブランケ
ット車20、プレート シリンダ28、インク ローラ系3
2、及びインク溜34を駆動する。ブランケット車構造
を、先ず図1及び図2を用いて詳細に説明する。組み立
て体全体は、ハブ25が取りつけてありかつ横方向に延び
る主支持シャフト23に支持されている。該主支持シャフ
ト23及びハブ25は、等サイズ、等形のフレーム プレー
ト40を4個のボルトで締めつけかつ前部フランジ プレ
ート42(図2)と後部フランジ プレート44(図3)と
を取りつけた四角形のボックス フレームにより囲まれ
ている。後部フランジ プレート44は、フレーム プレ
ート40に螺子付コネクタ46により取付けられており、該
コネクタはまた、スプリング取付板48を図4に示す位置
に保持している。更に、エア シリンダ52がそれぞれの
フレーム プレート40の外表面にボルト止めしてある。
各エア シリンダ52は、ピストン及び回転軸24の放射方
向に延びるピストン ロッド54の組み立て体をその内部
に有している。
【0024】後部フランジ プレート44には、図3及び
図4に良く示してある様に、外方(回転軸24に関して)
にはストップ平面62により、また内方には平面64によ
り、それぞれ規制された大略方形の空隙60が4セット、
2個づつ弦上に並ぶように設けられている。同様に、前
部フランジ プレート42には、その内側に、ナイロンま
たは他のプラステイ ック材で形成された下降ストップ
パッド68が螺子69により位置付けてある前部空隙66が設
けてある。該前部空隙66は方形であって、それぞれの外
端は、同様に、螺子71を用いて前部フランジ プレート
42に位置付けられたストップ バー部材70により規制さ
れる。ステイ ール製のストップ ソケット72(図7)
は、ストップ バー部材70内に形成されたスロットの内
面に螺子73により保持されていて、下方に面する円筒形
溝面77を有している。
図4に良く示してある様に、外方(回転軸24に関して)
にはストップ平面62により、また内方には平面64によ
り、それぞれ規制された大略方形の空隙60が4セット、
2個づつ弦上に並ぶように設けられている。同様に、前
部フランジ プレート42には、その内側に、ナイロンま
たは他のプラステイ ック材で形成された下降ストップ
パッド68が螺子69により位置付けてある前部空隙66が設
けてある。該前部空隙66は方形であって、それぞれの外
端は、同様に、螺子71を用いて前部フランジ プレート
42に位置付けられたストップ バー部材70により規制さ
れる。ステイ ール製のストップ ソケット72(図7)
は、ストップ バー部材70内に形成されたスロットの内
面に螺子73により保持されていて、下方に面する円筒形
溝面77を有している。
【0025】ブランケットの各部分組み立て体は、外表
面76を有する揺動板74を含んで構成される。該外表面76
には、円筒状の粗面が形成され、該粗面内に嵌め込まれ
た円筒状のストップ ロッド58が前記外表面76に螺子59
により連結されている(図4及び図5)。前記外表面76
にはまた、アルミニウム製で弧状のブランケット支持ブ
ロック80が螺子78(図4)により緊締される。ブランケ
ット支持ブロック80の外表面82は、図4に示す様に、該
ブロック80が外側位置または印刷可能な位置にある時
に、主支持シャフト23の回転軸24と共軸な曲率半径中心
を有する円筒状の表面である。ラバー ブランケットB
は、0.060 〜0.080 インチの厚さのオフセット ブラン
ケットに用いられる従来のラバー材からなっており、前
記外表面に公知の接着手段により取りつけられる。揺動
板74の内面85にはU字形ブラケット84が連結される。該
U字形ブラケット84は、エア シリンダ52のピストン
ロッド54の外端に回動自由に連結されて回動手段の支持
体或いは駆動力接続手段を構成する。
面76を有する揺動板74を含んで構成される。該外表面76
には、円筒状の粗面が形成され、該粗面内に嵌め込まれ
た円筒状のストップ ロッド58が前記外表面76に螺子59
により連結されている(図4及び図5)。前記外表面76
にはまた、アルミニウム製で弧状のブランケット支持ブ
ロック80が螺子78(図4)により緊締される。ブランケ
ット支持ブロック80の外表面82は、図4に示す様に、該
ブロック80が外側位置または印刷可能な位置にある時
に、主支持シャフト23の回転軸24と共軸な曲率半径中心
を有する円筒状の表面である。ラバー ブランケットB
は、0.060 〜0.080 インチの厚さのオフセット ブラン
ケットに用いられる従来のラバー材からなっており、前
記外表面に公知の接着手段により取りつけられる。揺動
板74の内面85にはU字形ブラケット84が連結される。該
U字形ブラケット84は、エア シリンダ52のピストン
ロッド54の外端に回動自由に連結されて回動手段の支持
体或いは駆動力接続手段を構成する。
【0026】揺動板74の最後側面は、クランプ板90及び
螺子92によりファイバーグラス製の一対のスプリング板
88に締結される。該スプリング板88は、好ましくは、ス
リーエム(3M)社製で商標「SCOTCHPLY 」を附して販
売されている材料により形成されるのがよいが、金属或
いは他の材料によって形成されても良い。各スプリング
プレート88の内端は、クランプ板91及び3個の螺子92
によりスプリング取付板48に緊締される。従って図4に
明らかな様に、スプリング板88のそれぞれの内端は、ス
プリング取付板48により、ブランケット車組み立て体の
後部フランジ板44に片持ち状に固定され、スプリング板
の上端及び前記揺動板74は図4で右方に揺動することが
可能である。このような右方への動きは図6に示されて
おり、回転軸24に平行な変位成分94と、放射方向内方を
向く変位成分96とを含んでいる(図では、これら両成分
は誇張して示してある)。図6に示す位置へブランケッ
トが移動した場合には、該ブランケットが印刷領域を通
過して回転した時に、ブランケットがむき出しのマンド
レルに接触出来ないような充分内方の位置への変位とな
る。従って図6に示す揺動板74の内方への変位位置は、
印刷停止又は回避位置を構成する。
螺子92によりファイバーグラス製の一対のスプリング板
88に締結される。該スプリング板88は、好ましくは、ス
リーエム(3M)社製で商標「SCOTCHPLY 」を附して販
売されている材料により形成されるのがよいが、金属或
いは他の材料によって形成されても良い。各スプリング
プレート88の内端は、クランプ板91及び3個の螺子92
によりスプリング取付板48に緊締される。従って図4に
明らかな様に、スプリング板88のそれぞれの内端は、ス
プリング取付板48により、ブランケット車組み立て体の
後部フランジ板44に片持ち状に固定され、スプリング板
の上端及び前記揺動板74は図4で右方に揺動することが
可能である。このような右方への動きは図6に示されて
おり、回転軸24に平行な変位成分94と、放射方向内方を
向く変位成分96とを含んでいる(図では、これら両成分
は誇張して示してある)。図6に示す位置へブランケッ
トが移動した場合には、該ブランケットが印刷領域を通
過して回転した時に、ブランケットがむき出しのマンド
レルに接触出来ないような充分内方の位置への変位とな
る。従って図6に示す揺動板74の内方への変位位置は、
印刷停止又は回避位置を構成する。
【0027】上記のブランケットの内方への移動は、エ
ア シリンダ52を作動させてピストン ロッドを引き込
ませることによって行う。このようなエア シリンダ52
の作動は、従来公知の手段により、図1に示す印刷領域
の上流に位置した光電検出手段100 または類似の接近検
出装置を用いて、缶の不存在または誤位置付けの検出に
応じて行う。正常な印刷作動中は、各エア シリンダ52
は、ダブル ソレノイド バルブ102 の位置に応じて励
磁突出状態にある。ダブル ソレノイド バルブ102 に
は、加圧空気源97から送られた加圧空気が、ロータリー
フルイド カップリング98及び加圧空気通路105 を介
して供給される。通路103 及び104 は、ダブル ソレノ
イド バルブ102 をエア シリンダ52に接続し、選択的
に加圧空気の供給を受けるか、または排気するかして、
エア シリンダ52を伸長させたり、後退させたりする。
加圧空気が通路105 に供給されると、エア シリンダ52
が伸長され、揺動板74が上方に押し上げられて図4、5
及び7の印刷位置に持ち来される。そして円筒状のスト
ップ ロッド58は、ストップ ソケット72内の円筒形溝
面77により規制される円筒状空所に嵌合位置付けされる
ので、揺動板74及び印刷のブランケットが、印刷作動に
最適な精度を得る為に必要なかなりの正確さで位置決め
保持される。
ア シリンダ52を作動させてピストン ロッドを引き込
ませることによって行う。このようなエア シリンダ52
の作動は、従来公知の手段により、図1に示す印刷領域
の上流に位置した光電検出手段100 または類似の接近検
出装置を用いて、缶の不存在または誤位置付けの検出に
応じて行う。正常な印刷作動中は、各エア シリンダ52
は、ダブル ソレノイド バルブ102 の位置に応じて励
磁突出状態にある。ダブル ソレノイド バルブ102 に
は、加圧空気源97から送られた加圧空気が、ロータリー
フルイド カップリング98及び加圧空気通路105 を介
して供給される。通路103 及び104 は、ダブル ソレノ
イド バルブ102 をエア シリンダ52に接続し、選択的
に加圧空気の供給を受けるか、または排気するかして、
エア シリンダ52を伸長させたり、後退させたりする。
加圧空気が通路105 に供給されると、エア シリンダ52
が伸長され、揺動板74が上方に押し上げられて図4、5
及び7の印刷位置に持ち来される。そして円筒状のスト
ップ ロッド58は、ストップ ソケット72内の円筒形溝
面77により規制される円筒状空所に嵌合位置付けされる
ので、揺動板74及び印刷のブランケットが、印刷作動に
最適な精度を得る為に必要なかなりの正確さで位置決め
保持される。
【0028】安定化用ロッド ブラケット109 (図3)
は、ブランケット支持ブロック80それぞれの一端に連結
され、また下端に固定されたトーション ロッド110 の
一端を保持している。トーション ロッド110 の他端
は、前部フランジ プレート42の内面に取りつけられた
アンカー ブラケット111 に固定される。トーションロ
ッド110 等は、ブランケット支持ブロック80の調整を行
うと共に、不要な回動(一般的にはトーション ロッド
110 の軸回り)を防止し、更にはまたブランケット支持
ブロック80の周辺の動きに抗する。
は、ブランケット支持ブロック80それぞれの一端に連結
され、また下端に固定されたトーション ロッド110 の
一端を保持している。トーション ロッド110 の他端
は、前部フランジ プレート42の内面に取りつけられた
アンカー ブラケット111 に固定される。トーションロ
ッド110 等は、ブランケット支持ブロック80の調整を行
うと共に、不要な回動(一般的にはトーション ロッド
110 の軸回り)を防止し、更にはまたブランケット支持
ブロック80の周辺の動きに抗する。
【0029】摩擦駆動式リング タイヤTは、比較的硬
質のラバーで形成され、スポンジクッション リングC
によって支持されていて、後部フランジ プレート44の
外周に延び、更に4個の90度クランプ93により位置決め
されている。リング タイヤTは、容器に当接して、ブ
ランケットに容器が接触する以前及び接触中にブランケ
ットBの周速に等しい速度で、容器を回転させる。図3
には、リング タイヤTの背部の構成を示す為に、リン
グ タイヤTの一部のみが示されている。
質のラバーで形成され、スポンジクッション リングC
によって支持されていて、後部フランジ プレート44の
外周に延び、更に4個の90度クランプ93により位置決め
されている。リング タイヤTは、容器に当接して、ブ
ランケットに容器が接触する以前及び接触中にブランケ
ットBの周速に等しい速度で、容器を回転させる。図3
には、リング タイヤTの背部の構成を示す為に、リン
グ タイヤTの一部のみが示されている。
【0030】スプリング板88は、通常、第4図に示す位
置に揺動板74を保持しようとするが、エア シリンダ52
は、作動して伸長位置をとり、印刷作動時、揺動板74を
最も外側に保持する。これにより、印刷工程時に発生す
る力により引き起こされる弧状のブランケット支持ブロ
ックの内方への動きを一切排除することとなる。光電検
出手段100 が例えば空のマンドレルが生じたような作動
不良に陥った場合、論理回路を組み込んだ制御モジュー
ル104 (図13)に出力して、後退信号ラインRに非作動
信号を出す。後退信号ラインRは伸長信号ラインE及び
共通信号ラインLと共に、エア シリンダ52のダブル
ソレノイド バルブ102 に接続され、更に印刷領域に接
近しているブランケット組立体に接続される。この後退
信号は、従来公知のロータリー継電器101 を介して、ダ
ブル ソレノイド バルブ102 に供給され、非作動信号
が無い状態では空のマンドレルに接触するブランケット
を非作動とする。図13は、ダブル ソレノイド バルブ
102 1個のみの制御系を示してあるが、他のダブル ソ
レノイド バルブ102 もまた同様に、これらに伸長信号
ライン、後退信号ライン及び共通信号ラインがロータリ
ー継電器101 を介して図13に示す状態と全く同様に接続
されるものであることは明らかである。
置に揺動板74を保持しようとするが、エア シリンダ52
は、作動して伸長位置をとり、印刷作動時、揺動板74を
最も外側に保持する。これにより、印刷工程時に発生す
る力により引き起こされる弧状のブランケット支持ブロ
ックの内方への動きを一切排除することとなる。光電検
出手段100 が例えば空のマンドレルが生じたような作動
不良に陥った場合、論理回路を組み込んだ制御モジュー
ル104 (図13)に出力して、後退信号ラインRに非作動
信号を出す。後退信号ラインRは伸長信号ラインE及び
共通信号ラインLと共に、エア シリンダ52のダブル
ソレノイド バルブ102 に接続され、更に印刷領域に接
近しているブランケット組立体に接続される。この後退
信号は、従来公知のロータリー継電器101 を介して、ダ
ブル ソレノイド バルブ102 に供給され、非作動信号
が無い状態では空のマンドレルに接触するブランケット
を非作動とする。図13は、ダブル ソレノイド バルブ
102 1個のみの制御系を示してあるが、他のダブル ソ
レノイド バルブ102 もまた同様に、これらに伸長信号
ライン、後退信号ライン及び共通信号ラインがロータリ
ー継電器101 を介して図13に示す状態と全く同様に接続
されるものであることは明らかである。
【0031】次に、先ず図8A〜図10を用いて、インク
溜装置を詳細に説明する。図8A〜図10には、インク溜
装置の主要構成要素が示してある。この主要構成要素
は、比較的厚手の左側板120 と、同様に比較的厚手の右
側板122 を含んで構成される。右側板122 は左側板120
に対して鏡像のように対称的である。インク溜底部ブロ
ック126 (図8A)は、左側板120 と右側板122 とに連
結されて両者間に延びており、前部板124 の後面125 に
当接する前方面128 を有している。螺子130 (図10)は
前記インク溜底部ブロック126 を公知の方法で前部板12
6 に緊定する。
溜装置を詳細に説明する。図8A〜図10には、インク溜
装置の主要構成要素が示してある。この主要構成要素
は、比較的厚手の左側板120 と、同様に比較的厚手の右
側板122 を含んで構成される。右側板122 は左側板120
に対して鏡像のように対称的である。インク溜底部ブロ
ック126 (図8A)は、左側板120 と右側板122 とに連
結されて両者間に延びており、前部板124 の後面125 に
当接する前方面128 を有している。螺子130 (図10)は
前記インク溜底部ブロック126 を公知の方法で前部板12
6 に緊定する。
【0032】両側板120 及び122 の内壁121 及び123
は、それぞれインクリザーバの端部を規制しており、イ
ンクリザーバの底部は、底部ブロック126 の上面、ばね
鋼製インク溜ブレードFB及びブレード クランプ バ
ー129 により規制される。ブレードクランプ バー129
は、インク溜ブレードFBを、複数の螺子114 により、
底部ブロック126 の表面127 に緊定する(図8A)。螺
子114 は底部ブロック126 及びインク溜ブレードFBに
形成したスロットを通って上方に延びており、ブレード
クランプ バー129 に設けた螺子孔にねじ込まれて下
方に延びる螺子端部(図示なし)を有している。インク
溜ブレードFBの下端縁137 は、インク供給ロール33に
公知の方法で当接する。インク供給ロール33は、インク
リザーバの後端を規制する。
は、それぞれインクリザーバの端部を規制しており、イ
ンクリザーバの底部は、底部ブロック126 の上面、ばね
鋼製インク溜ブレードFB及びブレード クランプ バ
ー129 により規制される。ブレードクランプ バー129
は、インク溜ブレードFBを、複数の螺子114 により、
底部ブロック126 の表面127 に緊定する(図8A)。螺
子114 は底部ブロック126 及びインク溜ブレードFBに
形成したスロットを通って上方に延びており、ブレード
クランプ バー129 に設けた螺子孔にねじ込まれて下
方に延びる螺子端部(図示なし)を有している。インク
溜ブレードFBの下端縁137 は、インク供給ロール33に
公知の方法で当接する。インク供給ロール33は、インク
リザーバの後端を規制する。
【0033】スティール製取付ブロック131 は、底部ブ
ロック126 の底面126aに螺子141 により取り付けられ、
内壁121 及び123 間の空間を横切って延びており、8個
のロータリー ブレード調整シャフト132 のそれぞれ1
つが挿通される8個の孔が形成されている。円形のダス
ト及び液体のシール133aが、図10に示すように、前記各
孔に設けられると共にロータリー ブレード調整シャフ
ト132 を囲っている。また各ロータリー ブレード調整
シャフト132 の上端には、駆動ノブ133 が設けられる。
各シャフト132 の上端部132aは、取付ブロック131 内の
孔により規制される軸受内を回転自由になるように平滑
面に処理されている。しかし、この平滑面の下部には比
較的ピッチの大きな螺子付ロッド部134 が設けてあり、
更に該部134 の下部には、これよりもピッチが小さい第
2の螺子付ロッド部135 が設けてある。ピッチの大きな
螺子付ロッド部134 は、底部ブロック126 の底面126aに
螺子143 により取り付けられて2つの表面121 及び123
間を延びる螺子ブロック136 内に形成された8個の螺子
孔のそれぞれに螺子嵌合される。
ロック126 の底面126aに螺子141 により取り付けられ、
内壁121 及び123 間の空間を横切って延びており、8個
のロータリー ブレード調整シャフト132 のそれぞれ1
つが挿通される8個の孔が形成されている。円形のダス
ト及び液体のシール133aが、図10に示すように、前記各
孔に設けられると共にロータリー ブレード調整シャフ
ト132 を囲っている。また各ロータリー ブレード調整
シャフト132 の上端には、駆動ノブ133 が設けられる。
各シャフト132 の上端部132aは、取付ブロック131 内の
孔により規制される軸受内を回転自由になるように平滑
面に処理されている。しかし、この平滑面の下部には比
較的ピッチの大きな螺子付ロッド部134 が設けてあり、
更に該部134 の下部には、これよりもピッチが小さい第
2の螺子付ロッド部135 が設けてある。ピッチの大きな
螺子付ロッド部134 は、底部ブロック126 の底面126aに
螺子143 により取り付けられて2つの表面121 及び123
間を延びる螺子ブロック136 内に形成された8個の螺子
孔のそれぞれに螺子嵌合される。
【0034】スライド ベアリング ブロック138 は、
螺子145 により、底部ブロック126の底面126aに取り付
けられ、前記内壁121 及び123 間に延びていて、それぞ
れ内部にアジャスト アイ140 が摺動自由に挿入される
平滑面のボアが設けられている。該アジャスト アイ14
0 には、螺子付内面ボアが設けられており、このボア内
に、ロータリー ブレード調整シャフト132 が、図8A
に示すように、螺子嵌合される。
螺子145 により、底部ブロック126の底面126aに取り付
けられ、前記内壁121 及び123 間に延びていて、それぞ
れ内部にアジャスト アイ140 が摺動自由に挿入される
平滑面のボアが設けられている。該アジャスト アイ14
0 には、螺子付内面ボアが設けられており、このボア内
に、ロータリー ブレード調整シャフト132 が、図8A
に示すように、螺子嵌合される。
【0035】アジャスト アイ140 の下端は、ピボット
ピン142 に連結された横方向のボアが形成されてお
り、該ピボット ピン142 は、インク溜ブレードFBの
下面に当接する平坦な上面を備えたピボット アーム
(ロッカー部材)146 のそれぞれの下部のU字形コネク
タ連結部内に設けられる。保持スクリュー148 (図8
A)は、インク溜ブレードFBをピボット アーム146
の上面に緊定する。クリップ部材150 は、各ピボット
ピン142 の両端に設けられて、ピボット ピン142 を所
定位置に保持する。
ピン142 に連結された横方向のボアが形成されてお
り、該ピボット ピン142 は、インク溜ブレードFBの
下面に当接する平坦な上面を備えたピボット アーム
(ロッカー部材)146 のそれぞれの下部のU字形コネク
タ連結部内に設けられる。保持スクリュー148 (図8
A)は、インク溜ブレードFBをピボット アーム146
の上面に緊定する。クリップ部材150 は、各ピボット
ピン142 の両端に設けられて、ピボット ピン142 を所
定位置に保持する。
【0036】インク溜の各ピボット アーム146 は、前
記内壁121 及び123 間に長く延びる固定されたピボット
ピン152 の周りを回動運動するように設けられる。ピ
ボット ピン152 は、底部ブロック126 の後面126bに螺
子156 により連結された複数のピボット ピン ホルダ
ー154 により支持される(図8C)。ピボット アーム
等は、ロータリー ブレード調整シャフト132 が回動さ
れて、該シャフト132のそれぞれのピボット アーム146
に近接する側のインク溜ブレードFBの端部を調整で
きるように前記シャフト132 のそれぞれに設けられる。
前記シャフト132 を回動すると、螺子ブロック136 内の
螺子とピッチの大きな螺子付ロード部134 との螺子回動
作用及びピッチの小さな螺子付ロッド部135 とアジァス
ト アイ140 との螺子回動作用の結果、前記シャフト13
2 の相互に反対方向の回動により、アジャスト アイ14
0 を左方向又は右方向に移動せしめ、最終的にはピボッ
トアーム146 を説明するまでもなく回動させる。ピッチ
の大きな螺子ブロック136 に対するピッチの大きな螺子
付ロッド134 の動き及びアジャスト アイ140 に対する
ピッチの小さな螺子付ロッド135 の協働作用により、ア
ジャストアイ140は、螺子付ロッド134 によって生じる
シャフト132 の動きに対してこれと反対の方向に移動
し、これにより、アジャスト アイ140 及びピボット
アーム146 を調整を極めて精度良く行うことができる。
図8Aに示されるように、アジャストアイ140 が右方向
に移動すると、インク溜ブレードFBの下縁137 が、通
常はインク供給ロール33に接しているのに対し、離れる
方向に引かれることは注目するところである。つまり、
かかる調整機構は、インク溜ブレードFBの全幅にわた
って広がっている調整用部材に複数の調整用シャフトが
連結されていることにより、前記ブレードFBの下縁を
インク供給ロール33に接近する方向及び離間する方向の
両方向に調整でき、もって前記ブレードFBの下縁の全
幅にわたる変化量を調整することができる。更に、かか
る調整機構は、前記ブレードFBの下縁をその調整位置
に保持しようとする。このようにして、極めて精密な調
整が可能となるのである。前記スライド ベアリング
ブロック138 には、ダストシールのようなシール133aが
設けられていて、アジャスト アイ140 の外表面に当接
し、取付ブロック131 のシール133 と協働する。また下
部カバー板139 はロッド134 、135 の螺子を囲んでこれ
を清浄な状態に維持する。
記内壁121 及び123 間に長く延びる固定されたピボット
ピン152 の周りを回動運動するように設けられる。ピ
ボット ピン152 は、底部ブロック126 の後面126bに螺
子156 により連結された複数のピボット ピン ホルダ
ー154 により支持される(図8C)。ピボット アーム
等は、ロータリー ブレード調整シャフト132 が回動さ
れて、該シャフト132のそれぞれのピボット アーム146
に近接する側のインク溜ブレードFBの端部を調整で
きるように前記シャフト132 のそれぞれに設けられる。
前記シャフト132 を回動すると、螺子ブロック136 内の
螺子とピッチの大きな螺子付ロード部134 との螺子回動
作用及びピッチの小さな螺子付ロッド部135 とアジァス
ト アイ140 との螺子回動作用の結果、前記シャフト13
2 の相互に反対方向の回動により、アジャスト アイ14
0 を左方向又は右方向に移動せしめ、最終的にはピボッ
トアーム146 を説明するまでもなく回動させる。ピッチ
の大きな螺子ブロック136 に対するピッチの大きな螺子
付ロッド134 の動き及びアジャスト アイ140 に対する
ピッチの小さな螺子付ロッド135 の協働作用により、ア
ジャストアイ140は、螺子付ロッド134 によって生じる
シャフト132 の動きに対してこれと反対の方向に移動
し、これにより、アジャスト アイ140 及びピボット
アーム146 を調整を極めて精度良く行うことができる。
図8Aに示されるように、アジャストアイ140 が右方向
に移動すると、インク溜ブレードFBの下縁137 が、通
常はインク供給ロール33に接しているのに対し、離れる
方向に引かれることは注目するところである。つまり、
かかる調整機構は、インク溜ブレードFBの全幅にわた
って広がっている調整用部材に複数の調整用シャフトが
連結されていることにより、前記ブレードFBの下縁を
インク供給ロール33に接近する方向及び離間する方向の
両方向に調整でき、もって前記ブレードFBの下縁の全
幅にわたる変化量を調整することができる。更に、かか
る調整機構は、前記ブレードFBの下縁をその調整位置
に保持しようとする。このようにして、極めて精密な調
整が可能となるのである。前記スライド ベアリング
ブロック138 には、ダストシールのようなシール133aが
設けられていて、アジャスト アイ140 の外表面に当接
し、取付ブロック131 のシール133 と協働する。また下
部カバー板139 はロッド134 、135 の螺子を囲んでこれ
を清浄な状態に維持する。
【0037】左側板120 及び右側板122 は、それぞれイ
ンク供給ロール33の端面に沿ってこれに対面して延設さ
れる。該ロール33のそれぞれの端面には、スティール製
ロール33に対して良好な液体シールを提供することがで
きるような低摩擦性重合体の材料からなるサイド ワイ
パ118 により、シールが施される。かかる低摩擦性重合
体の材料としては、ベルギーのティールト(Tielt)にあ
るエルタ エヌ.ブイ.(Erta N.V.)により商標「ER
TALYTE」で販売されている樹脂重合体材料が挙げ
られる。サイド ワイパ118 のシールは、各シール取付
用スロット119内に配置され、コイル スプリング117
により前記ロール33の対面する端面に弾性付勢される。
コイル スプリング117 は、前記各スロット119 の底面
116 から内方に延びる円筒状の穴115 内に取り付けられ
る。各サイド ワイパ118 の下端面118aは、図9に示す
ような方法で、インク溜ブレードFBの上面に当接し、
インク供給ロール33が回転すると前記下端面118aの下端
を前記ブレードFBに向け付勢して、該ワイパ118 のシ
ール機能を向上させようとする。 前記左側板120及び
右側板122 内に形成された長孔には、保持用スクリュー
112 がその螺子付端部を緩く挿通されており、該螺子付
端部は更に各側板120 及び122 のサイド ワイパ118 内
に螺子が含まれている。保持用スクリュー112 のヘッド
部は各側板内の前記ヘッド部よりも小径の長孔を通過す
ることができない。長孔には保持用スクリュー112 の螺
子付端部が挿通されうるが、そのヘッドは側板120 及び
122 に当接して、インク溜がインク供給ロール33から分
離された時でも、サイド ワイパ118 が内部空間に押し
出されるのを防止している。
ンク供給ロール33の端面に沿ってこれに対面して延設さ
れる。該ロール33のそれぞれの端面には、スティール製
ロール33に対して良好な液体シールを提供することがで
きるような低摩擦性重合体の材料からなるサイド ワイ
パ118 により、シールが施される。かかる低摩擦性重合
体の材料としては、ベルギーのティールト(Tielt)にあ
るエルタ エヌ.ブイ.(Erta N.V.)により商標「ER
TALYTE」で販売されている樹脂重合体材料が挙げ
られる。サイド ワイパ118 のシールは、各シール取付
用スロット119内に配置され、コイル スプリング117
により前記ロール33の対面する端面に弾性付勢される。
コイル スプリング117 は、前記各スロット119 の底面
116 から内方に延びる円筒状の穴115 内に取り付けられ
る。各サイド ワイパ118 の下端面118aは、図9に示す
ような方法で、インク溜ブレードFBの上面に当接し、
インク供給ロール33が回転すると前記下端面118aの下端
を前記ブレードFBに向け付勢して、該ワイパ118 のシ
ール機能を向上させようとする。 前記左側板120及び
右側板122 内に形成された長孔には、保持用スクリュー
112 がその螺子付端部を緩く挿通されており、該螺子付
端部は更に各側板120 及び122 のサイド ワイパ118 内
に螺子が含まれている。保持用スクリュー112 のヘッド
部は各側板内の前記ヘッド部よりも小径の長孔を通過す
ることができない。長孔には保持用スクリュー112 の螺
子付端部が挿通されうるが、そのヘッドは側板120 及び
122 に当接して、インク溜がインク供給ロール33から分
離された時でも、サイド ワイパ118 が内部空間に押し
出されるのを防止している。
【0038】本発明の他の重要な能様としては、図11及
び図12に詳細に示すインク温度制御手段が挙げられる。
すなわち、駆動されるインクローラである33、R2、R
4、R6及びR9は全く潤滑及び冷却用のオイルが該ロ
ーラ内部に循環するようにした改良された手段が設けら
れている。典型的代表的なローラM(図11)を用いて、
かかるローラがロータリ ベアリング162 及び164 間の
中空シャフト160 に取り付けられる状態を示す。上記ロ
ータリ ベアリング162 及び164 は、それぞれ前部イン
ク プレート166 及び前記主フレーム部材35に近接した
後部インク プレート168 内に設けられる。中空シャフ
ト160 は、その長手方向に延びる軸方向ボア172 (図1
1)を含んで構成される。更に、軸方向に配設されたチ
ューブ174は軸方向ボア172 の直径よりも小さい外径を
有し、図13に示すように、軸方向ボア172 の長手方向に
沿って軸方向に延びている。チューブ174 は、その前端
が開口され、かつ半径方向ボア178 が複数形成されてい
る。チューブ174 をローラMの端壁182 及び184 間の位
置で囲み込むスペーサ シール180 が設けてある。オイ
ル供給入口用の半径方向ボア186 が、中空シャフト160
を貫いて延びており、その内端は前記軸方向ボア172 に
連通すると共に、外端はローラMの内部空間に連通して
いる。同様に、オイル排出用の半径方向ボア188 は、中
空シャフト160の壁を貫通して延びていて、チューブ174
の外表面とスペーサ シール180 の右側の軸方向ボア1
72 との間の円筒状流れ空間に連通している。
び図12に詳細に示すインク温度制御手段が挙げられる。
すなわち、駆動されるインクローラである33、R2、R
4、R6及びR9は全く潤滑及び冷却用のオイルが該ロ
ーラ内部に循環するようにした改良された手段が設けら
れている。典型的代表的なローラM(図11)を用いて、
かかるローラがロータリ ベアリング162 及び164 間の
中空シャフト160 に取り付けられる状態を示す。上記ロ
ータリ ベアリング162 及び164 は、それぞれ前部イン
ク プレート166 及び前記主フレーム部材35に近接した
後部インク プレート168 内に設けられる。中空シャフ
ト160 は、その長手方向に延びる軸方向ボア172 (図1
1)を含んで構成される。更に、軸方向に配設されたチ
ューブ174は軸方向ボア172 の直径よりも小さい外径を
有し、図13に示すように、軸方向ボア172 の長手方向に
沿って軸方向に延びている。チューブ174 は、その前端
が開口され、かつ半径方向ボア178 が複数形成されてい
る。チューブ174 をローラMの端壁182 及び184 間の位
置で囲み込むスペーサ シール180 が設けてある。オイ
ル供給入口用の半径方向ボア186 が、中空シャフト160
を貫いて延びており、その内端は前記軸方向ボア172 に
連通すると共に、外端はローラMの内部空間に連通して
いる。同様に、オイル排出用の半径方向ボア188 は、中
空シャフト160の壁を貫通して延びていて、チューブ174
の外表面とスペーサ シール180 の右側の軸方向ボア1
72 との間の円筒状流れ空間に連通している。
【0039】中空シャフト160 の前部主フレーム部材35
の右側に位置する部分は、密閉されたギア ケース室19
0 内にあり、ギア ケース室190 内にはローラMの複数
のドライブ ギアG(図12にはそのうち2個のみが示し
てある)が配設してある。密閉されたギア ケース室内
では中空シャフト160 の壁を貫通して半径方向ボア192
がもうけてある。ロータリ式流体継手194 は、中空シャ
フト160 の端部に取り付けられて、従来型の温度制御装
置198 の吐出ライン196 に接続される。
の右側に位置する部分は、密閉されたギア ケース室19
0 内にあり、ギア ケース室190 内にはローラMの複数
のドライブ ギアG(図12にはそのうち2個のみが示し
てある)が配設してある。密閉されたギア ケース室内
では中空シャフト160 の壁を貫通して半径方向ボア192
がもうけてある。ロータリ式流体継手194 は、中空シャ
フト160 の端部に取り付けられて、従来型の温度制御装
置198 の吐出ライン196 に接続される。
【0040】作動時には、中空シャフト160 はポンプP
の作動と同時に回転駆動される。ポンプPは、密閉され
たギア ケース室190 の低部のオイル溜Sに接続された
吸込みライン200 と、前記温度制御装置198 の入口に接
続された吐出ライン202 を備える。このようにして、ポ
ンプPはギア ケース室190 の下部からオイルを吸引
し、温度制御装置198 を介して送られる。温度制御装置
198 では、オイルは通常冷却されるが、まれな例として
は加熱されることも可能である。以下の説明では、オイ
ルは冷却されているものとして話を進める。
の作動と同時に回転駆動される。ポンプPは、密閉され
たギア ケース室190 の低部のオイル溜Sに接続された
吸込みライン200 と、前記温度制御装置198 の入口に接
続された吐出ライン202 を備える。このようにして、ポ
ンプPはギア ケース室190 の下部からオイルを吸引
し、温度制御装置198 を介して送られる。温度制御装置
198 では、オイルは通常冷却されるが、まれな例として
は加熱されることも可能である。以下の説明では、オイ
ルは冷却されているものとして話を進める。
【0041】冷却されたオイルは、温度制御装置から吐
出ライン196 に送られ、ここでロータリ式流体継手194
を通してチューブ174 内に送り込まれ、図11の矢印で示
すように左方向に流れる。冷却オイルは、チューブ174
の長さだけ流れて、開口端176 及び半径方向ボア178 を
介し、図11に示すように、チューブ174 の外表面と中空
シャフト160 の軸方向ボア172 間でかつスペーサ シー
ル180 より左側の空間内に排出される。冷却オイルはま
た、図11に示すように、1又は複数の半径方向ボア186
を通り、ローラLの密閉空間内に、外方に向けて流れ
る。オイルはローラLから吸熱すると共に、ローラLの
内部を実質的に満たす。オイルは、半径方向ボア188 を
介して、チューブ174 の外表面とスペーサ シール180
より右側の軸方向ボア間の空間に外方に向けて吐出され
る。そしてオイルは上記右側の空間に排出されるとき、
中空シャフト160 から半径方向ボア192 を介して密閉ギ
アケース室190 内にスプレーのように放出される。ギア
ケース室190 内では、放出された冷却液がギア部材の
表面に降りかかり、潤滑を行うと共に冷却する。これは
オイルがギア ケース室190 内で下降しオイル溜Sに向
けて流れる場合と同様である。オイル溜Sからは、ポン
プPの作動でオイルが吸い込まれる。ここで開示した潤
滑及び冷却システムは、従来公知のシステム、すなわ
ち、複雑でかつオイル漏れ傾向のある鉛直おもりを用い
ることにより、インクローラを介し、ダスト防止剤及び
水の冷却用混合液を汲み取るために、別体のクーラーを
用いるシステムに較べ、実質的な利点が非常に大きいも
のである。
出ライン196 に送られ、ここでロータリ式流体継手194
を通してチューブ174 内に送り込まれ、図11の矢印で示
すように左方向に流れる。冷却オイルは、チューブ174
の長さだけ流れて、開口端176 及び半径方向ボア178 を
介し、図11に示すように、チューブ174 の外表面と中空
シャフト160 の軸方向ボア172 間でかつスペーサ シー
ル180 より左側の空間内に排出される。冷却オイルはま
た、図11に示すように、1又は複数の半径方向ボア186
を通り、ローラLの密閉空間内に、外方に向けて流れ
る。オイルはローラLから吸熱すると共に、ローラLの
内部を実質的に満たす。オイルは、半径方向ボア188 を
介して、チューブ174 の外表面とスペーサ シール180
より右側の軸方向ボア間の空間に外方に向けて吐出され
る。そしてオイルは上記右側の空間に排出されるとき、
中空シャフト160 から半径方向ボア192 を介して密閉ギ
アケース室190 内にスプレーのように放出される。ギア
ケース室190 内では、放出された冷却液がギア部材の
表面に降りかかり、潤滑を行うと共に冷却する。これは
オイルがギア ケース室190 内で下降しオイル溜Sに向
けて流れる場合と同様である。オイル溜Sからは、ポン
プPの作動でオイルが吸い込まれる。ここで開示した潤
滑及び冷却システムは、従来公知のシステム、すなわ
ち、複雑でかつオイル漏れ傾向のある鉛直おもりを用い
ることにより、インクローラを介し、ダスト防止剤及び
水の冷却用混合液を汲み取るために、別体のクーラーを
用いるシステムに較べ、実質的な利点が非常に大きいも
のである。
【0042】ブランケット車20の回転軸24がタレットの
回転軸11よりも低位にあるということは、タレットへ缶
を共存する位置と光電接出手段100 との間の距離が、前
記回転軸24がタレットの回転軸と等レベルにあるよりも
大であることを許容する点で利点がある。該利点が生じ
る理由としては、図示位置では、容器の光電接出手段10
0 に到達する前に、より大きな距離だけ移動できるの
で、位置決めに少し失敗しただけの缶に対してマンドレ
ル上で適当に位置付けされる良い機会(より多くの時
間)が与えられるからである。
回転軸11よりも低位にあるということは、タレットへ缶
を共存する位置と光電接出手段100 との間の距離が、前
記回転軸24がタレットの回転軸と等レベルにあるよりも
大であることを許容する点で利点がある。該利点が生じ
る理由としては、図示位置では、容器の光電接出手段10
0 に到達する前に、より大きな距離だけ移動できるの
で、位置決めに少し失敗しただけの缶に対してマンドレ
ル上で適当に位置付けされる良い機会(より多くの時
間)が与えられるからである。
【0043】印刷サイクルは、まず容器を搬送路の上流
部16Aに載せることから始まる。すると容器は、図14A
に示すように、上流部16A及び逆弧状流路部16B間の変
換領域に移動する。ここでは、ブランケット車上のリン
グ タイヤTが容器に接触して、容器を容器のブランケ
ット車Bとの接触前に、ブランケット車の周速度に対応
した所望の回転速度に素速く持ち来たす。容器が所望の
回転速度になると(それはほんの少しの間だけのことで
あるが)、容器は移動してブランケット車Bに接触し、
ブランケットの表面に沿って回動し、図14Aに一般的に
示された領域に到達する時間だけ完全に回動を終了し
て、容器の外面にインクの第1のコーティングを行う。
容器は更に少なくとも1回転する間、ブランケットに沿
って回転を継続し、これにより容器の外面にインクの第
2のコーティングを行う。この第2のコーティングは、
基本的には容器が図14Bに示す位置にほぼある間に終了
する。次に容器は、図14Bに示すようなブランケット車
の回転軸から離れるように移動を開始し、これにより、
容器はブランケットから離れブランケットとの接触が解
除される。従って容器がブランケットの端縁から転動し
て離れたりした場合に生じるインクディマーケーション
の鋭い線が発生することを回避する。
部16Aに載せることから始まる。すると容器は、図14A
に示すように、上流部16A及び逆弧状流路部16B間の変
換領域に移動する。ここでは、ブランケット車上のリン
グ タイヤTが容器に接触して、容器を容器のブランケ
ット車Bとの接触前に、ブランケット車の周速度に対応
した所望の回転速度に素速く持ち来たす。容器が所望の
回転速度になると(それはほんの少しの間だけのことで
あるが)、容器は移動してブランケット車Bに接触し、
ブランケットの表面に沿って回動し、図14Aに一般的に
示された領域に到達する時間だけ完全に回動を終了し
て、容器の外面にインクの第1のコーティングを行う。
容器は更に少なくとも1回転する間、ブランケットに沿
って回転を継続し、これにより容器の外面にインクの第
2のコーティングを行う。この第2のコーティングは、
基本的には容器が図14Bに示す位置にほぼある間に終了
する。次に容器は、図14Bに示すようなブランケット車
の回転軸から離れるように移動を開始し、これにより、
容器はブランケットから離れブランケットとの接触が解
除される。従って容器がブランケットの端縁から転動し
て離れたりした場合に生じるインクディマーケーション
の鋭い線が発生することを回避する。
【0044】ここに開示した実施例の多くの変形例が当
事者によって提供されることは明白であるが、本発明の
精神及び範囲はこの実施例によって限出されるものでは
なく、また、添付した特許請求の範囲によって単に制限
されるものでもない。
事者によって提供されることは明白であるが、本発明の
精神及び範囲はこの実施例によって限出されるものでは
なく、また、添付した特許請求の範囲によって単に制限
されるものでもない。
【図1】本発明の好ましい実施例の主要構成要素を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の好ましい実施例の主要構成要素を示す
背面図である。
背面図である。
【図3】内部にある構成要素を明確にするために一部を
切り欠いたブランケット車の拡大背面図である。
切り欠いたブランケット車の拡大背面図である。
【図4】外方のまたは伸長した印刷位置にある構成要素
を説明する図3の4−4線切断面図である。
を説明する図3の4−4線切断面図である。
【図5】通常の印刷工程中にあるブランケット及びその
支持要素の位置付けを示す図4同様の断面図である。
支持要素の位置付けを示す図4同様の断面図である。
【図6】図5と同様の断面図であり、印刷を回避した内
方位置または後退位置にあるブランケット及びその支持
要素を説明する図である。
方位置または後退位置にあるブランケット及びその支持
要素を説明する図である。
【図7】図4の7−7線切断面図である。
【図8】Aはインク溜の明確化のために一部を切り欠い
た正面図である。BはAの8B−8B線切断面図であ
る。CはAの8C−8C線切断面図である。
た正面図である。BはAの8B−8B線切断面図であ
る。CはAの8C−8C線切断面図である。
【図9】インク溜の前部の平面図である。
【図10】インク溜の正面図である。
【図11】好ましい実施例におけるインクロール列のうち
の代表的なステイ ール製被駆動インクロールのインク出
しロールを通る2段断面図である。
の代表的なステイ ール製被駆動インクロールのインク出
しロールを通る2段断面図である。
【図12】インクロール及びギア駆動式潤滑並びに冷却機
構を示す概略説明図である。
構を示す概略説明図である。
【図13】印刷用ブランケットを駆動及び停止動するため
の図12のインクロールMを含むシステム並びに印刷回避
示す概略説明図である。
の図12のインクロールMを含むシステム並びに印刷回避
示す概略説明図である。
【図14】Aはインク供給工程の略中間でブランケットか
らインクを受け取る容器と印刷用ブランケットとの関係
を示す側面図である。BはAと同様の側面図であって、
インク供給工程の終端近くの位置にある部品を説明する
図である。CはA及びBと同様の側面図であって、容器
をブランケットから離間させ、印刷工程を終了する過程
に対応した位置にある容器とインクブランケットとの関
係を示す図である。
らインクを受け取る容器と印刷用ブランケットとの関係
を示す側面図である。BはAと同様の側面図であって、
インク供給工程の終端近くの位置にある部品を説明する
図である。CはA及びBと同様の側面図であって、容器
をブランケットから離間させ、印刷工程を終了する過程
に対応した位置にある容器とインクブランケットとの関
係を示す図である。
14 缶 16 搬送路 16A 上流部 16B 逆弧状湾曲部 20 ブランケット車 24 回転軸 26 ブランケットの単位組立体 30 イメージ プレート 32 インク ローラ系 33 インク供給ロール 34 インク溜 36 主入力駆動軸 40 フレーム プレート 42 前部フランジ プレート 43 後部フランジ プレート 48 スプリング取付板 52 エア シリンダ 54 ピストン ロッド 74 揺動板 80 ブランケット支持ブロック 88 スプリング板 97 加圧空気源 100 光電検出手段 129 ブレード クランプ バー 132 ロータリー ブレード調整シャフト 137 ブレードの下端縁 142 ピボット ピン 146 ピボット アーム 152 ピボット ピン 160 中空シャフト 166 前部インク プレート 168 後部インク プレート 190 ギア ケース室
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 14 缶 16 搬送路 16A 上流部 16B 逆弧状湾曲部 20 ブランケット車 24 回転軸 26 ブランケットの単位組立体 30 イメージ プレート 32 インク ローラ系 33 インク供給ロール 34 インク溜 36 主入力駆動軸 40 フレーム プレート 42 前部フランジ プレート44 後部フランジ プレート 48 スプリング取付板 52 エア シリンダ 54 ピストン ロッド 74 揺動板 80 ブランケット支持ブロック 88 スプリング板 97 加圧空気源 100 光電検出手段 129 ブレード クランプ バー 132 ロータリー ブレード調整シャフト 137 ブレードの下端縁 142 ピボット ピン 146 ピボット アーム 152 ピボット ピン 160 中空シャフト 166 前部インク プレート 168 後部インク プレート 190 ギア ケース室 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランクリン ピー. リー アメリカ合衆国、フロリダ 32073、オレ ンジ パーク、フォックスウッド ドライ ブ、2222
Claims (33)
- 【請求項1】 回転軸の周りに回転可能に設けた回転式
支持部材と、 印刷可能な外方位置と印刷を回避する内方位置との間を
移動するようにブランケットの単位組立体を支持する前
記回転式支持部材上の取付部材と、 前記取付部材に取り付けられたブランケットの単位組立
体と、 を備えたオフセットブランケットの支持装置において、 前記ブランケットの単位組立体を前記外方位置に向けて
弾性付勢する力を付与するスプリング板と、 該スプリング板の力に抗して前記ブランケットの単位組
立体を前記内方位置に移動させる作動力選択的発生手段
と、 を含んで構成されたことを特徴とするオフセットブラン
ケットの支持装置。 - 【請求項2】 前記スプリング板は、前記回転式支持部
材に片持支持された内端部と、前記ブランケットの単位
組立体に固定された外端部とを有する請求項1記載のオ
フセットブランケットの支持装置。 - 【請求項3】 前記スプリング板がグラスファイバー製
である請求項2記載のオフセットブランケットの支持装
置。 - 【請求項4】 前記作動力選択的発生手段は、シリンダ
と、ピストンと、前記シリンダに設けたピストンロッド
と、該ピストンロッドを前記ブランケットの単位組立体
に連結する駆動力接続手段と、を含んで構成された請求
項3記載のオフセットブランケットの支持装置。 - 【請求項5】 前記スプリング板は、通常は前記回転軸
に対して直角な平面内に位置付けられ、前記スプリング
板の外端部は前記ブランケットの単位組立体の側縁部に
連結された請求項2記載のオフセットブランケットの支
持装置。 - 【請求項6】 前記ブランケットの単位組立体は、正常
時に、前記ブランケットの単位組立体の弧状の移動経路
に関して弦を構成する平面内に置かれる外表面と、該外
表面の外方に延びかつ弧状のブランケット支持外表面を
有する弧状のブランケット支持ブロックと、前記ブラン
ケット支持外表面上に設けたラバー状のブランケット
と、を含む請求項5記載のオフセットブランケットの支
持装置。 - 【請求項7】 前記スプリング板は、前記ブランケット
の単位組立体の後縁部が前記回転軸に関して半径方向外
方に移動可能な距離を規制し、また前記ブランケットの
単位組立体が、前記印刷可能な外方位置から前記印刷を
回避する内方位置まで移動するにつれて内方に向く成分
と軸方向成分とを有する湾曲した経路に沿って前記ブラ
ンケットの単位組立体を揺動させることを可能とした湾
曲自由なヒンジとして作動する請求項1記載のオフセッ
トブランケットの支持装置。 - 【請求項8】 回転軸の周りに回転可能な回転式支持手
段を含んで構成されたオフセットブランケット装置にお
いて、 前記回転式支持手段に連結された第1の部分と該第1の
部分から離間した第2の部分とを有する少なくとも1つ
のスプリングと、 前記回転式支持手段の回転により弧状の移動経路に沿っ
て運動可能なブランケット部と、 前記回転軸に関して前記ブランケット部の第1の部分の
外方への動きを制限するように、前記スプリングの前記
第2の部分を前記ブランケット部の第1の部分に連結す
る第1の連結体と、 前記ブランケット部分の第2の部分に当接可能であっ
て、前記回転軸に関して前記ブランケット部の前記第2
の部分の外方への動きを制限する前記回転式支持手段上
のストップ部材と、 前記スプリングと前記ブランケット部に共働する前記ス
トップ部材との作用に基づいて規制される印刷可能な位
置に、前記ブランケット部を外方に付勢する第1の作動
モードと、前記ブランケット部を前記回転軸に関して内
方向の印刷回避位置に移動させる第2の作動モードと、
を選択的に作動する選択的作動可能な駆動装置と、 を含んで構成されたことを特徴とするオフセットブラン
ケット装置。 - 【請求項9】 前記少なくとも1つのスプリングは第1
及び第2のグラスファイバー製のスプリング板部材を含
んで構成され、該スプリング板部材は、それぞれ、前記
スプリングの前記第1部分を含む内端部と、前記スプリ
ングの前記第2部分を含む外端部とを有し、前記グラス
ファイバー製のスプリング板部材の前記内端部は片持式
に前記回転式支持手段に固定され、前記グラスファイバ
ー製スプリング板部材の前記外端部は前記ブランケット
部に固定された請求項8記載のオフセットブランケット
装置。 - 【請求項10】 印刷領域を経由する搬送路に沿って、容
器支持用のマンドレルを順次移動するマンドレル支持体
と、 前記搬送路に近接する印刷領域の上流側に配設された検
出手段であって、該検出手段を通過するマンドレル上で
の容器の不存在または容器の誤った位置付けを検出する
ことに基づいて不調表示信号を送る検出手段と、 を有する円筒状容器の外表面にインクを塗布するインク
塗布装置において、 インクを塗布する印刷領域を通過可能であり、同時に前
記印刷領域を通る前記容器としての缶にインクを塗布す
るものであって、回転軸の周りに回転するよう設けられ
た回転式支持部材を含んで構成されたオフセットブラン
ケット式インク塗布装置と、 前記回転式支持部材に連結された第1の部分と該第1の
部分から離間した第2の部分とを有するスプリングと、 前記回転式支持部材の回転により弧状の移動経路に沿っ
て移動可能に前記回転式支持部材に設けた第1の部分及
び第2の部分とを有し、前記印刷領域を通るマンドレル
上の缶に接触するブランケット部と、 前記回転軸に関し、前記ブランケット部の前記第1の部
分の外方への移動を制限するように前記スプリングの第
2の部分を前記ブランケット部の第1の部分に連結する
第1の連結体と、 前記ブランケット部の前記第2の部分に当接可能であっ
て、該ブランケット部の第2の部分の前記回転軸に対す
る外方への移動を制限するストッパと、 前記スプリングと前記ブランケット部に共働する前記ス
トッパとの作用に基づいて規制される印刷可能な位置に
前記ブランケット部を外方に付勢する第1の作動モード
と、前記ブランケット部を前記回転軸に関して内方向の
印刷回避位置に移動させる第2の作動モードとを選択的
に作動する選択的に作動可能な駆動装置と、 を含んで構成されたことを特徴とするインク塗布装置。 - 【請求項11】 前記スプリングは、前記スプリングの第
1部分を含む内端部と、前記スプリングの第2部分を含
む外端部とを有するスプリング板を含んで構成され、前
記スプリング板の内端部は片待式に前記回転式支持部材
に固定され、前記スプリング板の外端部は前記ブランケ
ット部に固定された請求項10記載のインク塗布装置。 - 【請求項12】 前記スプリング板がグラスファイバー製
である請求項11記載のインク塗布装置。 - 【請求項13】 前記選択的に作動可能な駆動装置は、空
圧作動のシリンダと、ピストンと、前記シリンダに設け
たピストンロッドと、該ピストンロッドを前記ブランケ
ット部に連結する駆動力接続手段と、を含んで構成され
た請求項12記載のインク塗布装置。 - 【請求項14】 前記回転式支持部材は、ハブと、軸方向
に相互離間しかつ相互に平行な前部及び後部フランジプ
レートと、を含んでおり、これら両フランジプレートは
前記回転軸に直角方向に延び、それぞれのフランジプレ
ートは、内方を向く表面と外方を向く表面を有し、かつ
前記スプリングの第1の部分を前記後部フランジプレー
トの後表面に固定する固定手段と、を備えた請求項10記
載のインク塗布装置。 - 【請求項15】 前記回転式支持部材は、更に前記前部及
び後部フランジプレートにそれぞれ設けた前部の空隙と
後部の空隙とを含んでおり、前記ブランケット部は、前
記印刷可能な位置と印刷回避位置との間の移動のため
に、前記前部の空隙と後部の空隙内にそれぞれ位置付け
された前部と後部とを含む請求項14記載のインク塗布装
置。 - 【請求項16】 前記駆動装置は、前記前部及び後部フラ
ンジプレートの内面間に設けられた前記ハブに取り付け
られたエアシリンダと、ピストンと、前記エアシリンダ
内に設けられたピストンロッドと、該ピストンロッドを
前記ブランケット部に連結する駆動力接続手段と、を含
んでいる請求項15記載のインク塗布装置。 - 【請求項17】 前記スプリングのそれぞれ内端部を有す
る前記第1及び第2のスプリング板は、前記第1の部分
と前記第2の部分を含む外端部とを含んで構成され、前
記各スプリング板の前記内端部は片持式に前記後部フラ
ンジ板の外表面に固定され、前記各スプリング板の前記
後端部は前記各ブランケット部の後端部に連結されてい
る請求項16記載のインク塗布装置。 - 【請求項18】 前記各スプリング板がグラスファイバー
製である請求項17記載のインク塗布装置。 - 【請求項19】 前記ブランケット部は、その一側部に前
記各スプリング板の外端部が連結された揺動板と、該揺
動板に設けられかつ該揺動板の外方に延びかつ弧状のブ
ランケット支持する外表面を有する弧状のブランケット
支持ブロックと、前記ブランケット支持外表面に設けた
ラバー状のブランケットと、を含む請求項18記載のイン
ク塗布装置。 - 【請求項20】 回転軸の周りを回転する回転式支持手段
に設けられた印刷作動部分を非作動化する方法であっ
て、前記回転軸に関して半径方向内方の力を前記印刷作
動部分に与えることにより、前記回転軸に関し半径方向
内方への移動と同じく前記回転軸に関して平行な方向へ
の移動とにより規制される移動経路に沿って、前記印刷
作動部分を移動せしめるステップを含んで構成された印
刷作動部分の非作動化方法。 - 【請求項21】 前記印刷作動部分の移動は、湾曲した経
路に沿ってなされる請求項20記載の印刷作動部分の非作
動化方法。 - 【請求項22】 前記印刷作動部分の移動中に、スプリン
グ手段により、前記印刷作動部分に対し効力を付与する
ステップを含む請求項20記載の印刷作動部分の非作動化
方法。 - 【請求項23】 回転軸の周りに回転する回転式支持部材
と、ブランケットの単位組立体とを含むインク塗布装置
において、前記ブランケット単位組立体を、前記回転式
支持部材に支持し、かつ前記回転軸に関して外方位置と
内方位置との間を、前記回転軸に関して平行な方向成分
を含んだ移動経路に沿って移動させるブランケット単位
組立体の支持装置を含んで構成されたインク塗布装置。 - 【請求項24】 前記ブランケットの単位組立体の支持装
置は、前記ブランケットの単位組立体を前記移動経路に
沿って移動させる駆動手段を含む請求項23記載のインク
塗布装置。 - 【請求項25】 金属製容器の未処理円筒状側壁に後続す
る装飾デザインを施す準備のために、前記円筒状側壁を
処理する方法であって、次のステップを含んで構成され
た容器側面処理方法。 (a)自らの軸まわりに容器を回転させるステップ。 (b)回転しかつオフセットされた印刷用ブランケット
を前記容器の円筒状側壁に接触させることにより、前記
円筒状側壁にインクを塗布するステップ。 - 【請求項26】 更に、前記容器の円筒状側壁に先行して
なされた第1のインクのコーティングに対し、第2のイ
ンクのコーティングを行うステップを含む請求項25記載
の容器側面処理方法。 - 【請求項27】 前記オフセットされた印刷用ブランケッ
トに、容器が連続して少なくとも2回転する間、前記容
器を連続した回転接触状態に維持することにより、前記
第1及び第2のインクのコーティングを行う請求項26記
載の容器側面処理方法。 - 【請求項28】 前記オフセットされた印刷用ブランケッ
トに近接及び接触している容器の壁部が、該壁部を通る
前記ブランケットの半径方向外方の方向成分を有する方
向に移動されるように、容器を相対移動させることによ
り、前記容器の壁部と前記オフセットされた印刷用ブラ
ンケットとの接触を回避するステップを含む請求項27記
載の容器側面処理方法。 - 【請求項29】 インクリザーバ、平坦な両端面を有する
円筒状のインク供給ロール及び前記インク供給ロールの
一端面に面する内面を有する第1のインクリザーバ側壁
とを備えたインク溜において、 前記第1のインクリザーバ側壁の内面と前記インク供給
ロールの平坦な端面との間に配設された長い合成樹脂製
のシール部材と、前記シール部材をインク供給ロールの
前記平坦な端面に弾性付勢し、該シール部材と前記平坦
な端面との間に実質的なインク漏れを防止するスプリン
グ部材と、を含んで構成されたインク溜。 - 【請求項30】 インク供給ロールを含んだインク溜であ
って、 円筒状表面と、円筒状表面を有するインク供給ロール
と、 前記円筒状表面と協働してインクリザーバを規制するリ
ザーバ部分規制手段と、 前記インクレザーバの底部の一部を構成する可撓製のあ
るインク溜ブレードであって、前記インク供給ロールの
円筒状内面に近接する自由端縁を含み、前記自由端縁と
前記インク供給ロールとの間を通してインクリザーバか
らインクを吐出するインク溜ブレードと、 前記インク溜ブレードの自由端縁の部分を前記インク供
給ロールの円筒状表面に向け押圧する第1の方向かまた
は前記インク溜ブレードの自由端縁の部分を前記インク
供給ロールの円筒状表面から離す第2の方向に、前記イ
ンク溜ブレードに対し選択的に力を付与するブレード調
整部材と、 を含むインク溜。 - 【請求項31】 前記ブレード調整部材は、ピボット手段
と、該ピボット手段に回動自由に取り付けられかつ第1
及び第2の部分を有するロッカー部材と、該ロッカー部
材の第1の部分を前記インク溜ブレードに連結する連結
部材と、前記ロッカー部材の第2の部分に連結され、前
記ロッカー部材を回動すると共に前記ブレードの自由端
縁を前記インク供給ロールの円筒状表面の方向に押圧付
勢する第1の方向に前記ロッカー部材に力を付与する
か、または前記ロッカー部材を前記とは逆方向に回動す
ると共に前記ブレードの自由端縁を前記インク供給ロー
ルの円筒状表面から離れるように押圧付勢する第2の方
向に前記ロッカー部材に力を付与するかを選択的に作動
可能な駆動装置と、含んで構成された請求項30記載のイ
ンク溜。 - 【請求項32】 前記ブレード調整部材は、前記ブレード
の自由端縁に近接して一列に配列した前記ロッカー部材
の複数を含んで構成され、前記選択的作動可能な駆動装
置は前記ロッカー部材の1つの前記第2の部分に個々に
連結され、ブレードの自由端縁の長さ方向に沿って配設
された複数の小ブレード部を他の自由端縁の位置とは独
立して選択的に位置決めを行う複数の駆動装置を含んで
構成された請求項31記載のインク溜。 - 【請求項33】 前記駆動装置は、自らの軸の周りの回動
に応じて軸方向両方向に移動を行う螺子付シャフトを含
んで構成された請求項32記載のインク溜。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/638986 | 1991-01-10 | ||
US07/638,986 US5148742A (en) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | Can coater with improved deactivator responsive to absence of a workpiece |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171947A true JPH07171947A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=24562276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4003407A Pending JPH07171947A (ja) | 1991-01-10 | 1992-01-10 | 容器の印刷方法及び装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5148742A (ja) |
EP (2) | EP0583667A1 (ja) |
JP (1) | JPH07171947A (ja) |
KR (1) | KR920014618A (ja) |
AU (1) | AU1011092A (ja) |
CA (1) | CA2059202A1 (ja) |
DE (1) | DE69200670D1 (ja) |
MX (1) | MX9200094A (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4231284A1 (de) * | 1992-09-18 | 1994-03-24 | Bruehl Eisenwerk | Zylinderblock für eine Brennkraftmaschine |
DE4232163C3 (de) * | 1992-09-25 | 2001-09-06 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtung zum Aufrechterhalten einer eingestellten Anpressung einer Farbauftragswalze an einem Formzylinder einer Rotationsdruckmaschine |
US5456169A (en) * | 1993-08-10 | 1995-10-10 | Werner Kammann Maschinenfabrik Gmbh | Process and apparatus for printing on flat individual articles |
US6085563A (en) * | 1998-10-22 | 2000-07-11 | Crown Cork & Seal Technologies Corporation | Method and apparatus for closely coupling machines used for can making |
US6094961A (en) * | 1999-02-01 | 2000-08-01 | Crown Cork & Seal Technologies Corporation | Apparatus and method for necking container ends |
US6178886B1 (en) * | 1999-08-31 | 2001-01-30 | Sequa Corporation | Replaceable inking arrangement in a can decorator |
DE60037672T2 (de) | 1999-10-29 | 2009-01-02 | Daniel Golden Bostrack | Kühlsystem für druckzylinder |
JP4412447B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2010-02-10 | 東洋製罐株式会社 | 印刷機の温度調節方法及びその装置 |
US6840166B2 (en) * | 2002-06-12 | 2005-01-11 | Machine Engineering, Inc. | Mandrel trip apparatus |
US6651552B1 (en) | 2002-07-22 | 2003-11-25 | Sequa Can Machinery, Inc. | Automated can decorating apparatus having mechanical mandrel trip |
DE102008034187A1 (de) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | Tampoprint Ag | Vorrichtung zum Bedrucken der Umfangsfläche von zylindrischen Werkstücken |
US20110059265A1 (en) * | 2009-09-09 | 2011-03-10 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method for producing layered materials using long-lived photo-induced active centers |
US9475276B2 (en) | 2011-04-27 | 2016-10-25 | Stolle Machinery Company, Llc | Can decorator machine, ink station assembly therefor, and can decorating method employing same |
WO2015076823A1 (en) | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Silgan Containers Llc | Can-making apparatus with trimmer chute |
BR112021008794B1 (pt) | 2018-11-09 | 2023-01-31 | Ball Corporation | Conjunto de tintagem para um decorador e método de decorar uma superfície exterior de um recipiente com um conjunto de tintagem de um decorador |
CN109622316B (zh) * | 2019-01-18 | 2020-11-24 | 重庆盖博家具有限公司 | 门窗板的组件装配系统 |
CN114939505B (zh) * | 2022-06-01 | 2023-05-12 | 江苏金叶胶辊有限公司 | 一种胶辊加工用的胶厚可调装置 |
Family Cites Families (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB599644A (en) * | 1945-09-22 | 1948-03-17 | Arthur Willard Ranger | Improvements in or relating to printing machinery |
US2326850A (en) * | 1940-06-26 | 1943-08-17 | Crown Cork & Seal Co | Printing machine |
US2387332A (en) * | 1940-08-03 | 1945-10-23 | Miller Printing Machinery Co | Inker mechanism |
US2442102A (en) * | 1946-02-09 | 1948-05-25 | Anigraphic Process Inc | Conveyor transfer mechanism for printing machines |
US2936701A (en) * | 1957-10-17 | 1960-05-17 | Metal Box Co Ltd | Apparatus for printing on the exterior of can bodies |
US3274927A (en) * | 1964-06-26 | 1966-09-27 | Owens Illinois Inc | Method and apparatus for decorating containers |
US3261281A (en) * | 1965-01-25 | 1966-07-19 | Coors Porcelain Co | Continous printer and transfer unit |
US3683799A (en) * | 1965-10-22 | 1972-08-15 | Continental Can Co | High speed can printing machine |
US3452709A (en) * | 1966-01-10 | 1969-07-01 | Coors Porcelain Co | Machine for coating interior of containers |
US3468700A (en) * | 1966-04-07 | 1969-09-23 | Du Pont | Differential speed gravure coating process |
US3388686A (en) * | 1966-10-31 | 1968-06-18 | American Production Machine Co | Dual finishing apparatus for cylindrical containers |
US3521554A (en) * | 1967-05-24 | 1970-07-21 | Cities Service Co | Apparatus for continuous can printing |
US3613571A (en) * | 1968-02-27 | 1971-10-19 | Brown Machine Co Of Michigan | Container printing machine and method of printing |
US3563170A (en) * | 1968-04-16 | 1971-02-16 | Reynolds Metals Co | Machine for marking the exterior cylindrical surfaces of cans in a continous nonidexing manner |
US3537187A (en) * | 1969-01-13 | 1970-11-03 | Reynolds Metals Co | Apparatus for and method of rapidly drying coating means on a workpiece |
CH525091A (de) * | 1969-06-21 | 1972-07-15 | Roer Humphrey Alphons Victor V | Maschine zum Bedrucken konischer Körper, insbesondere Becher |
BE758189A (fr) * | 1969-11-17 | 1971-04-29 | Coors Porcelain Co | Appareil d'impression avec mecanisme d'omission notamment pour imprimerdes bidons ou d'autres recipients |
US3682296A (en) * | 1970-03-04 | 1972-08-08 | Eric S Buhayar | Apparatus for printing container sidewalls |
US3817209A (en) * | 1973-02-16 | 1974-06-18 | Vlaanderen Container Machine | Gravure coating |
DE2360611A1 (de) * | 1973-12-05 | 1975-06-19 | Grapho Metronic Gmbh & Co | Farbwerk fuer druckmaschinen |
DE2435321A1 (de) * | 1974-07-23 | 1976-02-12 | Roland Piter | Einrichtung zur verstellung des farbmessers an druckmaschinen |
AU8513475A (en) * | 1974-09-25 | 1977-04-21 | Sava Lajovic Dusan | Apparatus for performing coating and printing operations on each of a series of cylindrical articles |
US4216252A (en) * | 1974-12-18 | 1980-08-05 | General Electric Company | Solventless release coating |
US4138941A (en) * | 1975-10-06 | 1979-02-13 | Coors Container Company | Continuous gravity fed can printer and transfer apparatus |
US4037530A (en) * | 1975-12-01 | 1977-07-26 | Coors Container Company | Mandrel trip mechanism for can printers |
JPS6026038B2 (ja) * | 1978-07-15 | 1985-06-21 | 武内プレス工業株式会社 | 曲面物体への原色写真版印刷方法 |
JPS55134664A (en) * | 1979-04-05 | 1980-10-20 | Daiwa Can Co Ltd | Coating of cylindrical can body |
AU525559B2 (en) * | 1979-04-17 | 1982-11-11 | Dusan Sava Lajovic | Printing drum with adjustable blankets |
US4267771A (en) * | 1979-09-13 | 1981-05-19 | Coors Container Company | Self-aligning mandrel for can printing machines |
JPS6057378B2 (ja) * | 1979-12-22 | 1985-12-14 | 新日本工機株式会社 | 缶体塗装装置 |
DE3025980C2 (de) * | 1980-07-09 | 1984-01-12 | Miller-Johannisberg Druckmaschinen Gmbh, 6200 Wiesbaden | Vorrichtung zum Verstellen des Farbmessers bei Druckmaschinen-Farbwerken |
US4441418A (en) * | 1982-02-03 | 1984-04-10 | Adolph Coors Company | Overvarnish apparatus for decorator machine |
DE3203500C2 (de) * | 1982-02-03 | 1988-03-03 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Farbmesser und eine Einstellvorrichtung für ein Farbmesser |
US4445431A (en) * | 1983-02-07 | 1984-05-01 | Adolph Coors Company | Disk transfer system |
US4509555A (en) * | 1983-02-07 | 1985-04-09 | Adolph Coors Company | Disk transfer system |
US4491613A (en) * | 1983-08-22 | 1985-01-01 | Adolph Coors Company | Base coat applicator |
US4491068A (en) * | 1983-09-26 | 1985-01-01 | Adolph Coors Company | Print cylinder assembly and mounting and tightening apparatus therefor |
US4498387A (en) * | 1983-10-21 | 1985-02-12 | Adolph Coors Company | Cam assembly for skip-print mandrel wheel assembly |
JPS61205143A (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 印刷塗装缶胴及び2ピ−ス缶缶胴の印刷塗装方法 |
US4700631A (en) * | 1985-05-30 | 1987-10-20 | Apollo Labeling Systems | Ink fountain and ink fountain support for printing press |
DE3521424C1 (de) * | 1985-06-14 | 1986-06-12 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Farbwalze fuer Druckmaschinen |
US4741266A (en) * | 1986-10-08 | 1988-05-03 | Adolph Coors Company | Can decorating apparatus |
US4693178A (en) * | 1986-12-04 | 1987-09-15 | Adolph Coors Company | Printing machine with mandrel wheel skip-print verification and response |
US4773326A (en) * | 1986-12-04 | 1988-09-27 | Adolph Coors Company | Printing machine with mandrel wheel skip-print verification and response |
US4753164A (en) * | 1987-03-20 | 1988-06-28 | Barnes David W | Adjustable pocket printing platen |
-
1991
- 1991-01-10 US US07/638,986 patent/US5148742A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-08 EP EP93112195A patent/EP0583667A1/en not_active Withdrawn
- 1992-01-08 KR KR1019920000165A patent/KR920014618A/ko not_active Application Discontinuation
- 1992-01-08 EP EP92100210A patent/EP0494659B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-01-08 DE DE69200670T patent/DE69200670D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-01-09 AU AU10110/92A patent/AU1011092A/en not_active Abandoned
- 1992-01-09 CA CA002059202A patent/CA2059202A1/en not_active Abandoned
- 1992-01-09 MX MX9200094A patent/MX9200094A/es not_active IP Right Cessation
- 1992-01-10 JP JP4003407A patent/JPH07171947A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0494659B1 (en) | 1994-11-17 |
EP0494659A3 (en) | 1992-10-07 |
EP0583667A1 (en) | 1994-02-23 |
US5148742A (en) | 1992-09-22 |
MX9200094A (es) | 1992-07-01 |
AU1011092A (en) | 1992-07-16 |
KR920014618A (ko) | 1992-08-25 |
DE69200670D1 (de) | 1994-12-22 |
CA2059202A1 (en) | 1992-07-11 |
EP0494659A2 (en) | 1992-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07171947A (ja) | 容器の印刷方法及び装置 | |
JP4663882B2 (ja) | 高速缶デコレーターのマンドレル搬送装置 | |
JP6708729B2 (ja) | 印刷装置 | |
US5233922A (en) | Ink fountain for a can coater | |
EP2809521B1 (en) | Container decoration | |
US5282375A (en) | Spin flow necking apparatus and method of handling cans therein | |
EP0263422A2 (en) | Can decorating apparatus | |
CA2294371C (en) | Spindle disc for high speed can decorators | |
JP4436497B2 (ja) | 印刷機における位置決め装置 | |
CN111902283B (zh) | 用于印刷空心体的装置 | |
JPH0768732A (ja) | 平らな個別物品への印刷方法および装置 | |
BR112018013830B1 (pt) | Dispositivo para impressão de corpos ocos, método para operação de um dispositivo para impressão de corpos ocos e disposição de máquinas para a produção pronta para enchimento de corpos ocos | |
EP1285753B1 (en) | Printing station, particularly for a flexographic printing press | |
EP0626907B1 (en) | Interchangeable inker having enclosed transmission | |
JP4399629B2 (ja) | 機械式マンドレルトリップ | |
WO1983001040A1 (en) | Color head for offset printing machine | |
US5111742A (en) | Mandrel trip subassembly for continuous motion can decorators | |
US4543883A (en) | Apparatus for printing frustoconical articles | |
US5400709A (en) | Rotary print head module and impression bar | |
US4441418A (en) | Overvarnish apparatus for decorator machine | |
US11535027B2 (en) | Method and device for printing the respective lateral surface of hollow objects | |
JPH0336025B2 (ja) | ||
EP0292168B1 (en) | Imprinter with cycle-modifying assembly | |
MXPA98001618A (en) | Vertical track for mandrel unit of container movement cans | |
CN101274510A (zh) | 液体转印方法和液体转印设备 |