JPH0717169A - カード付き帳票 - Google Patents
カード付き帳票Info
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- JPH0717169A JPH0717169A JP18754793A JP18754793A JPH0717169A JP H0717169 A JPH0717169 A JP H0717169A JP 18754793 A JP18754793 A JP 18754793A JP 18754793 A JP18754793 A JP 18754793A JP H0717169 A JPH0717169 A JP H0717169A
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Abstract
状態で送付する。 【構成】 カード付き帳票1は、表面側にカード8を、
疑似的に熱接着したフィルム11を介して粘着剤12に
より剥離可能に接着し、裏面側のカード8と対応しない
部分に、カード8とほぼ同一厚の調整片10を、疑似的
に熱接着したフィルム11を介して粘着剤12により剥
離可能に接着してなる。カード8と、これと同一面側の
帳票の印字面が、ほぼ同一高さとなり、インパクトプリ
ンタによっても、ノンインパクトプリンタによっても良
好な印字がなされ、また、カード8は帳票に剥離可能な
接着構造を介して接着されるので、安定した良好な状態
での送付が可能となる。
Description
し、特に、印字適性に優れるとともに、良好な状態で送
付し得るカード付き帳票に関する。本発明のカードは、
各種会員制クラブ等で利用される会員カード、学生証や
社員証等の各種身分証明用カード、銀行等の金融機関で
利用されるキャッシュカードやクレジットカードに適用
して好適なものである。
るための構成として一般に知られているのは、第1に、
住所、氏名等の宛名を印字した、あるいは印字するため
の印字部を有する帳票の余白部分に、切り込みで形成し
たカード支持部を設け、このカード支持部にカードの角
部を挿入して支持する構成であり、第2に、宛名を印字
した、あるいは印字するための印字部を有する帳票の余
白部分にカード固定部を設け、ここに通常の接着力を有
する一般的な接着剤を所定パターンで塗布し、この接着
剤によってカードを部分的に接着して剥離可能とした構
成であり、第3に、宛名を印字した、あるいは印字する
ための印字部を有する帳票の余白部分にカード固定部を
設け、ここにカードを剥離可能な接着構造によって全面
的に接着する構成である。
る第1の構成によると、カードの帳票への支持状態が不
確実なので、カードを帳票に支持した後に、印字品質が
高く、高速印字が可能なノンインパクトプリンタを使用
することが困難であり、このためノンインパクトプリン
タでカード使用者の固有情報をカード面に印字する場合
には、カードを帳票に支持する前にあらかじめ印字して
おく必要があった。
カードの帳票への固定は確実なものとなるが、接着剤が
部分的に塗布されているために、カード上面からの印字
は強い印字圧が必要となるので、インパクトプリンタで
あれば支障はないが、ノンインパクトプリンタを使用す
ることは困難であった。この問題を解決すべく接着剤を
カード固定部に全面的に塗布すると、接着剤がカード縁
からはみ出してしまい、印字時にプリンタ等を汚すばか
りか、接着剤の付着によって円滑な印字動作が行えない
場合もあり、さらには、カードを帳票から剥離すること
が困難になるものである。
と、カード面のみに対して印字する場合には特に支障は
ないが、帳票の印字部とカード面の双方に同時に印字す
る場合には、印字面に高低差があるので、いずれか一方
を適正印字状態に設定すると、他方において良好な印字
を行うことができないという不都合があり、この不都合
はノンインパクトプリンタにおいて、より顕著である。
そして、この不都合は第1及び第2の構成にも共通する
ものである。
たカード付き帳票を提供することを目的とする。
に本発明のカード付き帳票は、帳票の一面側に、情報印
字部を設けるとともに、この情報印字部と重なり合わな
い位置に、表面に使用者の固有情報を印字するための固
有情報印字部を有するカードを、その裏面において剥離
可能な接着構造を介して接着し、前記帳票の他面側の前
記カードと対応しない部分には、前記カードとほぼ同一
厚、好ましくは若干厚めの調整片を接着したものであ
る。
接着面と反対面側に接着したので、帳票の情報印字部と
カードの固有情報印字部との印字面がほぼ同一高さとな
り、インパクトプリンタによってもノンインパクトプリ
ンタによっても良好な印字がなされる。
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1〜図3は第1
実施例を示すもので、図1は連続状態にあるカード付き
帳票の概略的な平面図、図2は図1のA−A線断面図、
図3は印字後の単位帳票状態を示す概略的な平面図であ
り、また、図4〜図6はカードを帳票に接着する剥離可
能な接着構造の他の実施例をそれぞれを示す概略的な断
面図である。
1及び図2に示すように、カード付き帳票1は、単位帳
票1aが折り兼切り用ミシン目2を介して多数連接され
た連続状態にあり、幅方向両側にはそれぞれ切り用ミシ
ン目3を境にして多数の移送孔4が等間隔に透設された
マージナル部5が設けられている。前記移送孔4は公知
のトラクタ装置のトラクタピンが突入嵌合するためのも
ので、通常、トラクタ装置による移送動作が終了した後
に、前記マージナル部5は前記切り用ミシン目3から破
断除去されるものである。また、前記切り用ミシン目3
は必ずしも設ける必要はない。
ド使用者の固有情報である会員番号及び氏名を印字する
ための固有情報印字部6と磁気ストライプ7とを設けた
磁気カード8が、その裏面側において剥離可能な接着構
造を介して接着されている。前記カード8は紙製であ
り、それ自体で印字適性を備えている。また、前記各単
位帳票1aの表面側には、情報印字部たる前記カード8
の送付先を印字するための宛名印字部9が設けられてい
る。
ド8と対応しない部分である宛名印字部9に対応して、
カード8よりも若干厚い紙製の調整片10が剥離可能な
接着構造を介して接着されている。この調整片10の大
きさは、各単位帳票1aの印字部分に対応するよう設定
される。なお、カード8と調整片10の材質は、通常の
紙に限らず、合成紙、樹脂フィルム、金属箔、あるいは
これらの複合体であってもよく、材質によっては積層構
造としたり、印字適性を確保するために、マット処理加
工を施すと好適である。また、カード8の厚みは100
〜300μm程度が好適であり、カード8の厚みに対応
して調整片10の厚みが決定される。そして、図2に示
すように、カード付き帳票1を平面上に載置すると、前
記単位帳票1aの印字面と前記カード8の印字面とは、
ほぼ同一高さに位置するものである。
2に基づいて説明する。ここで、カード8と調整片10
の接着構造は同一構成であるから、カード8についての
み説明し、調整片10については対応する構成要素に同
一符号を付するに止め、その説明は省略する。カード8
の裏面側に、厚さ20μm程度のポリエチレン製のフィ
ルム11を80℃程度の熱ロールによって剥離可能に疑
似的に熱接着し、このフィルム11の熱接着面とは反対
側の面に、粘着剤12を塗布して構成されている。そし
て、この粘着剤12によって単位帳票1aの表面に接着
されているものであり、カード8はフィルム11との疑
似的接着面から剥離可能である。
ないトラクタ装置により移送孔4を利用してカード付き
帳票1を所定方向に移送しながら、同じく図示していな
いコンピユータに連繋されたプリンタで行うもので、図
3に示すように、カード8の固有情報印字部6には会員
番号13と氏名14を印字し、これと同時に前記カード
8を接着した単位帳票1aの宛名印字部9には、住所1
5と氏名16とを印字するものである。そして、この印
字と同時に、あるいはこの印字に続いて、前記単位帳票
1aの宛名印字部9の下には、カード8の剥離方法をは
じめとする説明文17が印字される。なお、この説明文
17はあらかじめ印刷しておいてもよい。
トタイプでもインパクトタイプでも可能であり、いずれ
のタイプのプリンタを用いても印字面の高さがほぼ同一
なので、良好な印字が行える。印字後の単位帳票1a
は、宛名印字部9が視認できるように構成された窓開き
封筒を利用して郵送することができ、カード8の宛て先
を誤ることがなく、適正な使用者に対してカード8を郵
送することができる。
片10も剥離可能なので、この調整片10に会員番号を
印字し、あるいは使用者が受取後に記入して、控カード
として保管することにより、カード8を紛失した場合等
における対応が迅速になし得るという利点がある。
に接着するための接着構造に関する他の実施例を説明す
る。図4に示す実施例は、所定の圧を加えると接着可能
となり接着後に剥離可能で、剥離後には通常では接着し
ない感圧性接着剤21を使用したものである。この感圧
性接着剤21としては、例えば天然ゴム100重量部に
対し、スチレン2重量部とメタクリル酸メチル10重量
部とをグラフト共重合させて得られた天然ゴムラテック
スに、テルペン樹脂系粘着付与剤5重量部を添加して感
圧性のベース接着剤とし、このベース接着剤100重量
部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル20重量部を添
加してなるものが好適である。
くは透明な樹脂フィルム31,32を、疑似接着層33
を介して剥離可能に接着し、各樹脂フィルム31,32
の疑似接着層33と反対面側にそれぞれ粘着剤34,3
5を設け、これら粘着剤34,35によって,樹脂フィ
ルム31をカード8の裏面に、樹脂フィルム32を単位
帳票1aの表面にそれぞれ接着したものである。したが
って、カード8は樹脂フィルム32を単位帳票1aの表
面に残した状態で、樹脂フィルム31とともに疑似接着
層33から剥離可能である。各粘着剤34、35はカー
ド8及び単位帳票1aの材質と各樹脂フィルム31,3
2の材質を考慮して公知の粘着剤から選択されるもの
で、同一の粘着剤でもよいし、異なる粘着剤でもよい。
の接着性が低い材質を採用すると好適であり、例えば、
ポリエチレンテレフタレートとポリエチレン、ポリプロ
ピレンとポリエチレン、ポリブチレンテレフタレートと
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートとポリプロ
ピレン、ポリブチレンテレフタレートとポリプロピレン
等、オレフィン系樹脂とエステル系樹脂等との組み合わ
せが好適である。
低い樹脂フィルム31,32の間に、一方の樹脂フィル
ムと接着性を有する樹脂を溶融状態で塗布して、溶融樹
脂と接着性の低い他の樹脂フィルムとの間に剥離可能な
疑似的接着状態を形成すればよい。より具体的には、ポ
リエチレンテレフタレートとポリエチレンの組み合わせ
からなる樹脂フィルム31,32の場合には、これら樹
脂フィルム31,32の間に、一方のフィルムと同一材
質の樹脂、例えば、ポリエチレンをエクストルージョン
コートして各樹脂フィルム31,32を積層することに
より形成することが可能である。
m程度のポリエステルからなるフィルム41の裏面側に
粘着剤42を設けて単位帳票1aに接着する一方、表面
側にはエチレン酢酸ビニル樹脂を主成分とする感熱性接
着剤43を一端部を除いて22μm程度の厚さに溶融塗
布し、この塗布面にカード8の裏面側を重ねて80℃程
度の熱ロールによりラミネートして形成したものであ
る。本実施例におけるカード8は、200μm程度の厚
さのポリエステルフィルムで構成すると好適である。
れるものではなく、例えば、カード使用者の固有情報
は、会員番号13及び氏名14のように一般的な文字や
数字で表示するほかに、バーコードやOCR用文字等の
機械的に読み取り可能なパターンや文字で表示してもよ
い。また、調整片10は単位帳票1aに対して必ずしも
剥離可能である必要はなく、剥離不能に接着する構成で
あってもよく、この場合、全面的に接着するほか、部分
的、例えば一端のみで接着したり、両側端で接着しても
よい。さらに、上述した実施例の単位帳票1aは、カー
ド8を使用者に郵送するいわゆるメールフォームとして
使用する場合について説明したが、この単位帳票1aを
カード発行者のためのカード発行に関する控帳票として
利用することもできる。またさらに、単位帳票1aや調
整片10に各種保険、特に自動車賠償責任保険の契約内
容を印字する一方、カード8には、契約番号や緊急時の
連絡先等を印字しておくことにより、事故等の緊急時に
迅速に対応することができる。さらにまた、単位帳票1
aの表裏面の少なくとも一方に控用の帳票を重ね合わ
せ、各帳票間にカーボン式あるいはノーカーボン式の複
写構造を設けることも可能である。加えて、帳票は印字
前において既に、単位化した単位帳票の状態にあっても
よい。
うに、本発明によれば、カードとほぼ同一厚の調整片
を、帳票のカード接着面と反対面側に接着したので、カ
ードの固有情報印字部と帳票の情報印字部の印字面がほ
ぼ同一高さとなり、インパクトプリンタによってもノン
インパクトプリンタによっても、これら印字面に対する
印字を同時に、円滑かつ良好な状態で行うことができる
とともに、前記情報印字部は十分な印字面積を確保で
き、さらに、カードは帳票に対して剥離可能な接着構造
を介して接着されるので、安定した良好な状態での送付
が可能であり、しかも、カードの帳票からの剥離も容易
であるという効果を奏する。
示す概略的な平面図。
略的な平面図。
略的な断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 帳票の一面側に、情報印字部を設けると
ともに、この情報印字部と重なり合わない位置に、表面
に使用者の固有情報を印字するための固有情報印字部を
有するカードを、その裏面において剥離可能な接着構造
を介して接着し、前記帳票の他面側の前記カードと対応
しない部分には、前記カードとほぼ同一厚の調整片を接
着したことを特徴とするカード付き帳票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18754793A JP3433977B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カード付き帳票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18754793A JP3433977B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カード付き帳票 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717169A true JPH0717169A (ja) | 1995-01-20 |
JP3433977B2 JP3433977B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=16207994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18754793A Expired - Fee Related JP3433977B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カード付き帳票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3433977B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012132795A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 厚み検査装置 |
WO2023281634A1 (ja) * | 2021-07-06 | 2023-01-12 | 株式会社エナジックインターナショナル | 電解水生成装置および電解水生成装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18754793A patent/JP3433977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012132795A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 厚み検査装置 |
WO2023281634A1 (ja) * | 2021-07-06 | 2023-01-12 | 株式会社エナジックインターナショナル | 電解水生成装置および電解水生成装置の制御方法 |
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---|---|
JP3433977B2 (ja) | 2003-08-04 |
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