JPH0781277A - カード用紙 - Google Patents
カード用紙Info
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- JPH0781277A JPH0781277A JP5251079A JP25107993A JPH0781277A JP H0781277 A JPH0781277 A JP H0781277A JP 5251079 A JP5251079 A JP 5251079A JP 25107993 A JP25107993 A JP 25107993A JP H0781277 A JPH0781277 A JP H0781277A
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- Japan
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- card
- cards
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- separatably
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数枚のカードを確実に、効率良く送付す
る。 【構成】 カード用紙1は、折り兼切り用ミシン目を介
して連接されたカード支持片3と、宛て名表示片からな
るシート基材を有し、カード支持片3の表面には正カー
ド12とテレホンカード13を、それぞれの裏面に剥離
可能に疑似的に熱接着したフィルム16と粘着剤17を
介して剥離可能に接着し、宛て名表示片には送付先の宛
て名を表示し、カード用紙1を折り兼切り用ミシン目で
折り重ねて、宛て名が窓部に対応するよう窓開き封筒に
封入して送付する。各カード12,13はカード支持片
3に確実に支持されるので、安定した状態で送付できる
一方、各カード12,13をフィルム16との疑似的熱
接着面から剥離して使用することができる。
る。 【構成】 カード用紙1は、折り兼切り用ミシン目を介
して連接されたカード支持片3と、宛て名表示片からな
るシート基材を有し、カード支持片3の表面には正カー
ド12とテレホンカード13を、それぞれの裏面に剥離
可能に疑似的に熱接着したフィルム16と粘着剤17を
介して剥離可能に接着し、宛て名表示片には送付先の宛
て名を表示し、カード用紙1を折り兼切り用ミシン目で
折り重ねて、宛て名が窓部に対応するよう窓開き封筒に
封入して送付する。各カード12,13はカード支持片
3に確実に支持されるので、安定した状態で送付できる
一方、各カード12,13をフィルム16との疑似的熱
接着面から剥離して使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カード用紙に関し、特
に、各種会員制クラブ等で利用される会員カード、銀行
等の金融機関で利用されるキャッシュカードやクレジッ
トカード等の正カード(本明細書で正カードとは正規の
所有者によって使用される真正なカードをいう)ととも
に、家族会員カード、いわゆるノベルティー用のテレホ
ンカードやフリーダイアルカード等の各種カードを送付
するのに適用したカード用紙に関する。
に、各種会員制クラブ等で利用される会員カード、銀行
等の金融機関で利用されるキャッシュカードやクレジッ
トカード等の正カード(本明細書で正カードとは正規の
所有者によって使用される真正なカードをいう)ととも
に、家族会員カード、いわゆるノベルティー用のテレホ
ンカードやフリーダイアルカード等の各種カードを送付
するのに適用したカード用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、正カードを使用者に送付するため
の構成として広く知られているのは、台紙に切り込みで
形成したカード支持部を設け、このカード支持部に正カ
ードの角部を挿入して支持する構成である。
の構成として広く知られているのは、台紙に切り込みで
形成したカード支持部を設け、このカード支持部に正カ
ードの角部を挿入して支持する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構成
によると、正カードの台紙への支持状態が不確実なの
で、送付中に正カードが台紙から離脱してしまうという
不都合があった。また、この離脱した正カードが封入さ
れた封筒を破損し、場合によっては正カードが封筒から
脱落してしまうという不都合があった。
によると、正カードの台紙への支持状態が不確実なの
で、送付中に正カードが台紙から離脱してしまうという
不都合があった。また、この離脱した正カードが封入さ
れた封筒を破損し、場合によっては正カードが封筒から
脱落してしまうという不都合があった。
【0004】さらに、正カードだけしか送付できないの
で、近時需要が高まっている正カードとともに発行され
る家族会員カード、ノベルティー用のテレホンカードや
フリーダイアルカード等の各種カードの送付について
は、正カードとは別途送付しなければならず、送付作業
に手間がかかって煩雑であるという不都合もあった。本
発明は、これらの不都合を解消したカード用紙を提供す
ることを目的とする。
で、近時需要が高まっている正カードとともに発行され
る家族会員カード、ノベルティー用のテレホンカードや
フリーダイアルカード等の各種カードの送付について
は、正カードとは別途送付しなければならず、送付作業
に手間がかかって煩雑であるという不都合もあった。本
発明は、これらの不都合を解消したカード用紙を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、シート状基材に、正カードを剥離可能に接
着するとともに、適宜枚数の家族会員カード、ノベルテ
ィー用のテレホンカード、フリーダイアルカード等の各
種カードを剥離可能に接着したものである。
に本発明は、シート状基材に、正カードを剥離可能に接
着するとともに、適宜枚数の家族会員カード、ノベルテ
ィー用のテレホンカード、フリーダイアルカード等の各
種カードを剥離可能に接着したものである。
【0006】
【作用】正カードと各種カードとを、シート状基材に剥
離可能に接着したので、正カード及び各種カードの支持
を確実に行えるとともに、一度に複数枚のカードを送付
できるので、送付作業を効率的に行える。そして、正カ
ードと各種カードとを、シート状基材から剥離すれば、
従来と同様に使用可能となる。
離可能に接着したので、正カード及び各種カードの支持
を確実に行えるとともに、一度に複数枚のカードを送付
できるので、送付作業を効率的に行える。そして、正カ
ードと各種カードとを、シート状基材から剥離すれば、
従来と同様に使用可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は連続状態に
あるカード用紙の概略的な平面図、図2は図1のA−A
線断面図、図3は単位化したカード用紙を窓開き封筒に
封入した状態の平面図、図4〜図6はそれぞれ剥離可能
な接着構造に関する他の実施例を示す断面図である。
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は連続状態に
あるカード用紙の概略的な平面図、図2は図1のA−A
線断面図、図3は単位化したカード用紙を窓開き封筒に
封入した状態の平面図、図4〜図6はそれぞれ剥離可能
な接着構造に関する他の実施例を示す断面図である。
【0008】図1に示すように、カード用紙1は、折り
兼切り用ミシン目2を介して連接された同一大のカード
支持片3と宛て名表示片4からなるシート状基材を有
し、幅方向両側にはそれぞれ切り用ミシン目5a,5b
を境にして多数の移送孔6a,6bが等間隔に透設され
たマージナル部7a,7bが設けられている。前記移送
孔6a,6bは公知のトラクタ装置のトラクタピンが突
入嵌合するためのもので、通常、トラクタ装置による移
送動作が終了した後に、前記マージナル部7a,7bは
前記切り用ミシン目5a,5bから破断除去されるもの
であるが、前記切り用ミシン目5a,5bは必ずしも設
ける必要はない。また、図示してはいないが、カード用
紙1は、前記マージナル部7a,7bの伸びる方向に折
り兼切り用ミシン目を介して多数連接された連続状態に
ある。
兼切り用ミシン目2を介して連接された同一大のカード
支持片3と宛て名表示片4からなるシート状基材を有
し、幅方向両側にはそれぞれ切り用ミシン目5a,5b
を境にして多数の移送孔6a,6bが等間隔に透設され
たマージナル部7a,7bが設けられている。前記移送
孔6a,6bは公知のトラクタ装置のトラクタピンが突
入嵌合するためのもので、通常、トラクタ装置による移
送動作が終了した後に、前記マージナル部7a,7bは
前記切り用ミシン目5a,5bから破断除去されるもの
であるが、前記切り用ミシン目5a,5bは必ずしも設
ける必要はない。また、図示してはいないが、カード用
紙1は、前記マージナル部7a,7bの伸びる方向に折
り兼切り用ミシン目を介して多数連接された連続状態に
ある。
【0009】カード支持片3の表面側には、合成樹脂製
で、表面にカード名8、会員番号9及び会員氏名10を
エンボス加工等の適宜手段で表示するとともに、磁気ス
トライプ11を設けた正カードたる会員カード12と、
公知のテレホンカード13とが、それぞれの裏面側にお
いて剥離可能に接着されている。一方、宛て名表示片4
には、宛て名印字部14が設けられ、ここには、移送孔
6a,6bを利用して連続状態にあるカード用紙1を移
送しながら、あらかじめ必要なデータが入力された図示
していないコンピュータの出力装置であるプリンタを用
いて、カード用紙1の送付先を示す宛て名15があらか
じめ印字されている。なお、この宛て名印字部14は、
後述する窓開き封筒にカード用紙1を折り兼切り用ミシ
ン目2で折り畳んで、あるいは切断して挿入した際に、
その窓部に対応する位置に設けられている。
で、表面にカード名8、会員番号9及び会員氏名10を
エンボス加工等の適宜手段で表示するとともに、磁気ス
トライプ11を設けた正カードたる会員カード12と、
公知のテレホンカード13とが、それぞれの裏面側にお
いて剥離可能に接着されている。一方、宛て名表示片4
には、宛て名印字部14が設けられ、ここには、移送孔
6a,6bを利用して連続状態にあるカード用紙1を移
送しながら、あらかじめ必要なデータが入力された図示
していないコンピュータの出力装置であるプリンタを用
いて、カード用紙1の送付先を示す宛て名15があらか
じめ印字されている。なお、この宛て名印字部14は、
後述する窓開き封筒にカード用紙1を折り兼切り用ミシ
ン目2で折り畳んで、あるいは切断して挿入した際に、
その窓部に対応する位置に設けられている。
【0010】続いて、会員カード12とテレホンカード
13の剥離可能な接着構造を図2に基づいて説明する。
ここで、会員カード12とテレホンカード13の接着構
造は同一構成であるから、会員カード12についてのみ
説明し、テレホンカード13については対応する構成要
素に同一符号を付するに止め、その説明は省略する。会
員カード12は、その裏面側に厚さ20μm程度のポリ
エチレン製のフィルム16を80℃程度の熱ロールによ
って剥離可能に疑似的に熱接着し、このフィルム16の
熱接着面とは反対側の面に粘着剤17を塗布して、この
粘着剤17によってカード支持片3の表面に接着されて
いるものであり、フィルム16との疑似的接着面から剥
離可能である。
13の剥離可能な接着構造を図2に基づいて説明する。
ここで、会員カード12とテレホンカード13の接着構
造は同一構成であるから、会員カード12についてのみ
説明し、テレホンカード13については対応する構成要
素に同一符号を付するに止め、その説明は省略する。会
員カード12は、その裏面側に厚さ20μm程度のポリ
エチレン製のフィルム16を80℃程度の熱ロールによ
って剥離可能に疑似的に熱接着し、このフィルム16の
熱接着面とは反対側の面に粘着剤17を塗布して、この
粘着剤17によってカード支持片3の表面に接着されて
いるものであり、フィルム16との疑似的接着面から剥
離可能である。
【0011】次に、上述したカード用紙1の使用方法に
ついて説明する。連続状態にある図1及び図2状態のカ
ード用紙1を、図示していない折り兼切り用ミシン目で
切断分離して単位化するとともに、切り用ミシン目5
a,5bを破断してマージナル部7a,7bを除去す
る。単位化したカード用紙1を、折り兼切り用ミシン目
2で宛て名印字部14が表出するように折り重ね、ある
いは、前記折り兼切り用ミシン目2でカード支持片3と
宛て名表示片4とに分断して、宛て名印字部14が表出
するようにカード支持片3の表面側に宛て名表示片4を
重ね合わせる。そして、図3に示すように、窓開き封筒
18の窓部19に宛て名表示部14を対応位置させて、
宛て名15を視認し得るようにカード用紙1を前記窓開
き封筒18内に封入、封緘する。これによって、前記窓
開き封筒18は投函可能な状態となる。
ついて説明する。連続状態にある図1及び図2状態のカ
ード用紙1を、図示していない折り兼切り用ミシン目で
切断分離して単位化するとともに、切り用ミシン目5
a,5bを破断してマージナル部7a,7bを除去す
る。単位化したカード用紙1を、折り兼切り用ミシン目
2で宛て名印字部14が表出するように折り重ね、ある
いは、前記折り兼切り用ミシン目2でカード支持片3と
宛て名表示片4とに分断して、宛て名印字部14が表出
するようにカード支持片3の表面側に宛て名表示片4を
重ね合わせる。そして、図3に示すように、窓開き封筒
18の窓部19に宛て名表示部14を対応位置させて、
宛て名15を視認し得るようにカード用紙1を前記窓開
き封筒18内に封入、封緘する。これによって、前記窓
開き封筒18は投函可能な状態となる。
【0012】この窓開き封筒18を受け取った正カード
12の正規の所有者である宛て名人は、カード用紙1を
封筒18内から取り出したうえ、正カード12を捲り上
げるようにカード支持片3から離反させれば、前記正カ
ード12はフィルム16との疑似的接着面から剥離され
る。同様にして、テレホンカード13も剥離可能であ
り、剥離した正カード12とテレホンカード13は、通
常の如く使用することができる。
12の正規の所有者である宛て名人は、カード用紙1を
封筒18内から取り出したうえ、正カード12を捲り上
げるようにカード支持片3から離反させれば、前記正カ
ード12はフィルム16との疑似的接着面から剥離され
る。同様にして、テレホンカード13も剥離可能であ
り、剥離した正カード12とテレホンカード13は、通
常の如く使用することができる。
【0013】次に、正カード12及びテレホンカード1
3をカード支持片3に剥離可能に接着するための接着構
造に関する他の実施例を説明するが、両カード12,1
3における接着構造は同一なので、正カード12につい
てのみ説明する。図4に示す実施例は、所定の圧を加え
ると接着可能となり接着後に剥離可能で、剥離後には通
常では接着しない感圧性接着剤21を使用したものであ
る。この感圧性接着剤21としては、例えば天然ゴム1
00重量部に対し、スチレン2重量部とメタクリル酸メ
チル10重量部とをグラフト共重合させて得られた天然
ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤5重量部
を添加して感圧性のベース接着剤とし、このベース接着
剤100重量部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル2
0重量部を添加してなるものが好適である。
3をカード支持片3に剥離可能に接着するための接着構
造に関する他の実施例を説明するが、両カード12,1
3における接着構造は同一なので、正カード12につい
てのみ説明する。図4に示す実施例は、所定の圧を加え
ると接着可能となり接着後に剥離可能で、剥離後には通
常では接着しない感圧性接着剤21を使用したものであ
る。この感圧性接着剤21としては、例えば天然ゴム1
00重量部に対し、スチレン2重量部とメタクリル酸メ
チル10重量部とをグラフト共重合させて得られた天然
ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤5重量部
を添加して感圧性のベース接着剤とし、このベース接着
剤100重量部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル2
0重量部を添加してなるものが好適である。
【0014】また、図5に示す実施例は、2枚の好まし
くは透明な樹脂フィルム31,32を、疑似接着層33
を介して剥離可能に接着し、各樹脂フィルム31,32
の疑似接着層33と反対面側にそれぞれ粘着剤34,3
5を設け、これら粘着剤34,35によって,樹脂フィ
ルム31を正カード12の裏面に、樹脂フィルム32を
カード支持片3の表面にそれぞれ接着したものである。
したがって、正カード12は樹脂フィルム32をカード
支持片3の表面に残した状態で、樹脂フィルム31とと
もに疑似接着層33から剥離可能である。各粘着剤3
4、35は正カード12及びカード支持片3の材質と各
樹脂フィルム31,32の材質を考慮して公知の粘着剤
から選択されるもので、同一の粘着剤でもよいし、異な
る粘着剤でもよい。
くは透明な樹脂フィルム31,32を、疑似接着層33
を介して剥離可能に接着し、各樹脂フィルム31,32
の疑似接着層33と反対面側にそれぞれ粘着剤34,3
5を設け、これら粘着剤34,35によって,樹脂フィ
ルム31を正カード12の裏面に、樹脂フィルム32を
カード支持片3の表面にそれぞれ接着したものである。
したがって、正カード12は樹脂フィルム32をカード
支持片3の表面に残した状態で、樹脂フィルム31とと
もに疑似接着層33から剥離可能である。各粘着剤3
4、35は正カード12及びカード支持片3の材質と各
樹脂フィルム31,32の材質を考慮して公知の粘着剤
から選択されるもので、同一の粘着剤でもよいし、異な
る粘着剤でもよい。
【0015】樹脂フィルム31,32としては、相互間
の接着性が低い材質を採用すると好適であり、例えば、
ポリエチレンテレフタレートとポリエチレン、ポリプロ
ピレンとポリエチレン、ポリブチレンテレフタレートと
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートとポリプロ
ピレン、ポリブチレンテレフタレートとポリプロピレン
等、オレフィン系樹脂とエステル系樹脂等との組み合わ
せが好適である。
の接着性が低い材質を採用すると好適であり、例えば、
ポリエチレンテレフタレートとポリエチレン、ポリプロ
ピレンとポリエチレン、ポリブチレンテレフタレートと
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートとポリプロ
ピレン、ポリブチレンテレフタレートとポリプロピレン
等、オレフィン系樹脂とエステル系樹脂等との組み合わ
せが好適である。
【0016】また、疑似接着層33は、相互に接着性が
低い樹脂フィルム31,32の間に、一方の樹脂フィル
ムと接着性を有する樹脂を溶融状態で塗布して、溶融樹
脂と接着性の低い他の樹脂フィルムとの間に剥離可能な
疑似的接着状態を形成すればよい。より具体的には、ポ
リエチレンテレフタレートとポリエチレンの組み合わせ
からなる樹脂フィルム31,32の場合には、これら樹
脂フィルム31,32の間に、一方のフィルムと同一材
質の樹脂、例えば、ポリエチレンをエクストルージョン
コートして各樹脂フィルム31,32を積層することに
より形成することが可能である。
低い樹脂フィルム31,32の間に、一方の樹脂フィル
ムと接着性を有する樹脂を溶融状態で塗布して、溶融樹
脂と接着性の低い他の樹脂フィルムとの間に剥離可能な
疑似的接着状態を形成すればよい。より具体的には、ポ
リエチレンテレフタレートとポリエチレンの組み合わせ
からなる樹脂フィルム31,32の場合には、これら樹
脂フィルム31,32の間に、一方のフィルムと同一材
質の樹脂、例えば、ポリエチレンをエクストルージョン
コートして各樹脂フィルム31,32を積層することに
より形成することが可能である。
【0017】さらに、図6に示す実施例は、厚さ25μ
m程度のポリエステルからなるフィルム41の裏面側に
粘着剤42を設けてカード支持片3に接着する一方、表
面側にはエチレン酢酸ビニル樹脂を主成分とする感熱性
接着剤43を一端部を除いて22μm程度の厚さに溶融
塗布し、この塗布面に正カード12の裏面側を重ねて8
0℃程度の熱ロールによりラミネートして形成したもの
である。本実施例における正カード12は、200μm
程度の厚さのポリエステルフィルムで構成すると好適で
ある。
m程度のポリエステルからなるフィルム41の裏面側に
粘着剤42を設けてカード支持片3に接着する一方、表
面側にはエチレン酢酸ビニル樹脂を主成分とする感熱性
接着剤43を一端部を除いて22μm程度の厚さに溶融
塗布し、この塗布面に正カード12の裏面側を重ねて8
0℃程度の熱ロールによりラミネートして形成したもの
である。本実施例における正カード12は、200μm
程度の厚さのポリエステルフィルムで構成すると好適で
ある。
【0018】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、正カード12とともに送付
される各種カードは1枚に限らず、複数枚であってもよ
く、また、カード用紙1に対するこれらカード12,1
3の接着面は同一面側のみならず、反対面側であっても
よい。さらに、各種カードとしては、テレホンカード1
3のほかに、フリーダイアルカード等のいわゆるノベル
ティーカードや、家族会員カードでもよく、また、異な
った種類のカード複数枚の組合わせであってもよい。ま
たさらに、窓開き封筒18を利用しない場合には、宛て
名表示片4に宛て名表示部14を設けず、この宛て名表
示片4をカード12、13の保護片として利用してもよ
い。また、この保護片を、カード支持片3及び宛て名表
示片4とともに連接して、カード用紙1を折り重ね可能
な三紙片で構成することもできるし、カード用紙1をカ
ード支持片3のみで構成することもできる。さらに、正
カード12の材質は、合成樹脂、合成紙、厚紙等から適
宜選択可能である。またさらに、カード用紙1は当初か
ら単位化した状態にあってもよい。
れるものではなく、例えば、正カード12とともに送付
される各種カードは1枚に限らず、複数枚であってもよ
く、また、カード用紙1に対するこれらカード12,1
3の接着面は同一面側のみならず、反対面側であっても
よい。さらに、各種カードとしては、テレホンカード1
3のほかに、フリーダイアルカード等のいわゆるノベル
ティーカードや、家族会員カードでもよく、また、異な
った種類のカード複数枚の組合わせであってもよい。ま
たさらに、窓開き封筒18を利用しない場合には、宛て
名表示片4に宛て名表示部14を設けず、この宛て名表
示片4をカード12、13の保護片として利用してもよ
い。また、この保護片を、カード支持片3及び宛て名表
示片4とともに連接して、カード用紙1を折り重ね可能
な三紙片で構成することもできるし、カード用紙1をカ
ード支持片3のみで構成することもできる。さらに、正
カード12の材質は、合成樹脂、合成紙、厚紙等から適
宜選択可能である。またさらに、カード用紙1は当初か
ら単位化した状態にあってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、正カードと各種カードとを、カ
ード用紙に剥離可能に接着したので、正カード及び各種
カードの支持を確実に行えるとともに、一度に複数枚の
カードを送付できるので、送付作業を効率的に行えると
いう効果を奏する。
うに、本発明によれば、正カードと各種カードとを、カ
ード用紙に剥離可能に接着したので、正カード及び各種
カードの支持を確実に行えるとともに、一度に複数枚の
カードを送付できるので、送付作業を効率的に行えると
いう効果を奏する。
【図1】第1実施例の連続状態にあるカード用紙を示す
概略的な平面図。
概略的な平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】カード用紙を窓開き封筒に封入した状態を示す
概略的な平面図。
概略的な平面図。
【図4】他の実施例を示す概略的な断面図。
【図5】さらに他の実施例を示す概略的な平面図。
【図6】またさらに他の実施例を示す概略的な断面図。
1 カード用紙 3 カード支持片 4 宛て名表示片 12 正カード 13 テレホンカード 14 宛名印字部 16 フィルム 17 粘着剤 21 感圧性接着剤 31,32 樹脂フィルム 33 疑似接着層 34,35 粘着剤 41 フィルム 42 粘着剤 43 感熱性接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 シート状基材に、正カードを剥離可能に
接着するとともに、適宜枚数の各種カードを剥離可能に
接着したことを特徴とするカード用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251079A JPH0781277A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カード用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5251079A JPH0781277A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カード用紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781277A true JPH0781277A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=17217328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5251079A Pending JPH0781277A (ja) | 1993-09-13 | 1993-09-13 | カード用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781277A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123370A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 穴開きカード内蔵貼り合わせシート |
-
1993
- 1993-09-13 JP JP5251079A patent/JPH0781277A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123370A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 穴開きカード内蔵貼り合わせシート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |