JPH07169772A - バイポ−ラトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

バイポ−ラトランジスタ及びその製造方法

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JPH07169772A
JPH07169772A JP34187593A JP34187593A JPH07169772A JP H07169772 A JPH07169772 A JP H07169772A JP 34187593 A JP34187593 A JP 34187593A JP 34187593 A JP34187593 A JP 34187593A JP H07169772 A JPH07169772 A JP H07169772A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラテラルトランジスタの特性を改善したバイ
ポ−ラトランジスタを提供すること。 【構成】 P型半導体基板11上にN+埋込領域12及びN
型エピタキシャル領域13を有するラテラルPNP型トラ
ンジスタにおいて、コレクタ領域のコレクタP+拡散層1
5を、深いP型拡散層20を介してN+埋込領域12に接する
ようにし、かつ、エミッタ領域とベ−ス領域とを囲むよ
うに形成し、一方、エミッタ領域は高濃度のエミッタP
+拡散層14で形成した構造のトランジスタ。 【効果】 N+埋込領域12とN型エピタキシャル領域13
との間の内蔵電位によるホ−ルの基板側への拡散を防止
でき、エミッタからベ−スに注入されたホ−ルをコレク
タ外部側に拡散することなく効率良く収集でき、しかも
高電流での電流増幅率(HFE)の低下を抑制することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポ−ラトランジス
タおよびその製造方法に関し、特に、ラテラルトランジ
スタ特性を向上させたバイポ−ラトランジスタ及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラテラルPNP型トランジスタに
ついて、図5及び図6に基づいて説明する。図5は従来
の一例であるラテラルPNP型トランジスタの断面図で
あり、図6は同じく従来の他の例であるラテラルPNP
型トランジスタの断面図である。
【0003】一般に用いられているラテラルPNP型ト
ランジスタは、図5に示す構造のものであり、これは、
P型シリコン基板51にN+型埋込領域52及びN型エピタ
キシャル領域53が形成されている。このN型エピタキシ
ャル領域53中には、P+エミッタ領域54、P+コレクタ領
域55、N+ベ−スコンタクト領域56がそれぞれ形成され
ている。
【0004】また、これらの外周には、下面P+分離領
域57及び上面P+分離領域58が形成され、電気的な素子
分離を行っている。なお、図5中の59は保護膜であり、
この保護膜59のコンタクトホ−ルを通じて各領域54、5
5、56に導通するエミッタ電極60、コレクタ電極61、ベ
−ス電極62が形成されている。
【0005】この図5に示すラテラルPNP型トランジ
スタは、上記した構造とすることにより、エミッタから
ベ−スに注入されたホ−ルは、横方向に拡散してコレク
タに収集され、ラテラルトランジスタとして動作する。
【0006】ところで、上記図5に示す構造のラテラル
トランジスタでは、P+エミッタ領域54及びP+コレクタ
領域55の各P+拡散層は、NPNベ−ス拡散層形成工程
で形成されるので、その接合深さは浅く、実効的なエミ
ッタ−コレクタの対向面積が小さい。このため、エミッ
タから注入されたホ−ルのコレクタにおける収集効率が
低く、その結果として、電流増幅率(以下“HFE”と略
記する)が低く、かつ、高電流でのHFEの低下が大きい
という問題があった。
【0007】上記問題点を解決するため、図6に示す構
造のラテラルPNPトランジスタが提案されている。こ
れは、図6に示すように、エミッタ領域54及びコレクタ
領域55の深さが共に、その下層の埋込領域52にまで延び
ている構造のラテラルトランジスタである(特公開平3−
159245号公報参照)。
【0008】即ち、図6に示す構造のラテラルPNPト
ランジスタは、エミッタから注入されたホ−ルの収集効
率を高めることを意図したものであって、エミッタ領域
54及びコレクタ領域55をP+拡散層63とP+埋込層領域64
とで形成し、エミッタとコレクタの対向面積を増した構
造のものである。なお、図6中の他の符号は、前記図5
と同一であるので、その説明を省略する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
従来構造のラテラルトランジスタによれば、エピタキシ
ャル成長のオ−トド−プや製造過程の高温熱処理などに
より、P+埋込層領域64は、P型シリコン基板51表面側
にかなり拡散している。また、それと同時にこのP+
込層領域64は、横方向にも拡散する。そのため、ベ−ス
幅に相当するエミッタ領域54とコレクタ領域55との距離
を予め大きくしておく必要がある。
【0010】このようにエミッタ領域54及びコレクタ領
域55の配置を決めた場合、エミッタ領域54の拡散層、ベ
−ス幅、コレクタ領域55の拡散層のそれぞれの面積が大
きくなることから、高電流を流す場合、該面積と同一面
積となるように、前記図5で示したラテラルPNPトラ
ンジスタを複数個並べたときにおけるその効果と変わら
なくなるという問題がある。
【0011】その上、P+エミッタ領域54の底面が大き
な面積でN+埋込領域52と接しているため、このN+埋込
領域52へのキャリアの注入が過大となり、ベ−ス電流が
増大し、キャリアの収集効率をあげた割りには、HFE
高くならないという問題がある。
【0012】また、ベ−ス幅を決定する要因として、コ
レクタ領域55のP+拡散層63(又はエミッタ領域54のP+
拡散層63)とP+埋込層領域64との距離も加わることにな
る。一般にエピタキシャル成長では、膜厚面方位等によ
るパタ−ンのズレ、即ち、基板表面から見たP+埋込層
領域64とコレクタ領域55のP+拡散層63との位置ズレが
起こり、更に、P+埋込層領域64とコレクタ領域55のP+
拡散層63とのマスク重ね合わせのズレも生じる。
【0013】ラテラルPNPトランジスタの場合、HFE
を大きくするため、ベ−ス幅は、限界まで小さくする必
要があるが、上記エピタキシャル層のパタ−ンのズレ及
びマスク重ね合わせズレが生じると、ベ−ス幅が場合に
よっては、設計値よりも小さな値となり、コレクタ−エ
ミッタ間でパンチスル−を起こし、トランジスタとして
の動作を満足することができなくなるという問題が生じ
る。また、コレクタ領域55、エミッタ領域54の深い拡散
層どうしが対向すると、エピタキシャル層内部の深い部
分でのパンチスル−が起こりやすくなるという問題があ
る。
【0014】本発明は、前記した各問題点に鑑み成され
たものであって、その目的は、前記各問題点を解消し、
特にラテラルトランジスタ特性を向上させたバイポ−ラ
トランジスタ及びその製造方法を提供することにある。
詳細には、本発明は、N型埋込領域とN型エピタキシャ
ル領域との間の内蔵電位によるホ−ルの基板側への拡散
を防止でき、エミッタからベ−スに注入されたホ−ルを
コレクタ外部側に拡散することなく効率良く収集でき、
しかも高電流でのHFEの低下を抑制することができるバ
イポ−ラトランジスタ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のバイポ−ラトラ
ンジスタは、P型基板上のN+埋込層を有するN型エピ
タキシャル層上に、N+埋込層に到達する深いP型拡散
層と浅いP+拡散層を有し、コレクタ領域には、少なく
とも深いP型拡散層を有し、エミッタ領域には浅いP+
拡散層を有する構造からなり、これによって前記目的と
するバイポ−ラトランジスタを提供するものである。
【0016】即ち、本発明のバイポ−ラトランジスタ
は、「P型半導体基板上に、N型埋込領域、(又はP型
埋込領域)、N型エピタキシャル領域を有し、前記エピ
タキシャル領域に、N型埋込領域に到達するP型拡散層
と高濃度P型拡散層と絶縁領域のP型拡散層(又は絶縁
領域の前記P型埋込領域に到達するP型拡散層)とを有
し、前記高濃度P型拡散層は、エミッタ領域を形成し、
N型埋込拡散層に到達するP型拡散層は、N型埋込領域
に接しながらエミッタ領域、ベ−ス領域を囲むようにコ
レクタ領域を形成することを特徴とするバイポ−ラトラ
ンジスタ。」を要旨とする。
【0017】また、本発明のバイポ−ラトランジスタの
製造方法は、(1) P型半導体基板上に、拡散又はイオン
注入法によりN型埋込層領域を形成し、更に、N型エピ
タキシャル領域を形成する工程、(2) 前記N型エピタキ
シャル領域に、拡散又はイオン注入法によりP型絶縁拡
散層、浅いP型拡散層、深いP型拡散層を同時に又は別
々に形成する工程、(3) エミッタ領域及びコレクタ領域
にイオン注入法によりエミッタP+拡散層及びコレクタ
+拡散層を同時に又は別々に形成する工程、(4) ベ−
スコンタクト領域にベ−スコンタクトN型拡散層を形成
する工程、を含むことを特徴とするバイポ−ラトランジ
スタの製造方法。を要旨とする。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図4に基づいて本発明を詳細に
説明する。図1〜図3は、本発明の第1の実施例(実施
例1)を説明するための図であり、図4は、本発明の第
2の実施例(実施例2)を説明するための図である。な
お、以下の実施例1及び2では、PNP型トランジスタ
について説明するが、本発明は、これにのみ限定される
ものではなく、NPN型トランジスタにも適用でき、こ
れも本発明に包含されるものである。
【0019】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例(実施例1)を示すバイポ−ラトランジスタの断面図
(図2のA−A線断面図)であり、図2は、その平面図で
ある。
【0020】本実施例1のバイポ−ラトランジスタ10
は、図1及び図2に示すように、P型半導体基板11上に
+埋込領域12及びN型エピタキシャル領域13が形成さ
れており、その外周には 、半導体素子の電気的絶縁の
ためのP型絶縁拡散層19がP型半導体基板11に達するよ
うに形成されている。
【0021】このP型絶縁拡散層19間のエピタキシャル
領域13には、エミッタP+拡散層14、コレクタP+拡散層
15、及びN+埋込領域12に達する深いP型拡散層20がそ
れぞれ形成されている。また、エピタキシャル領域13に
は、ベ−スコンタクトN型拡散層16が形成されている。
【0022】更に、層間膜21のコンタクトホ−ルを通じ
て各拡散層14、15、16に導通するエミッタ電極22、コレ
クタ電極23、ベ−ス電極24が形成されている。本実施例
1は、このような構造のバイポ−ラトランジスタ10であ
る。
【0023】次に、このバイポ−ラトランジスタ10の製
造方法について、図3を用いて説明する。図3は、上記
実施例1のバイポ−ラトランジスタの製造方法を説明す
るための図であって、工程A〜工程Cよりなる工程順断
面図である。
【0024】まず、図3工程Aに示すように、P型半導
体基板11上に拡散又はイオン注入法によりN+埋込領域1
2を形成し、続いて、N型エピタキシャル領域13を堆積
した後、拡散又はイオン注入法によりP型絶縁拡散層19
及び深いP型拡散層20を同時に形成する。なお、本発明
において、このP型絶縁拡散層領域19と深いP型拡散層
20とを別々に形成することもできる。
【0025】上記P型絶縁拡散層19の形成は、例えば1.
4μmのN型エピタキシャル層領域13の場合、イオン注
入法によればボロンのイオン注入を3回に分け、それぞ
れ700keV、300keV、100keVのエネルギ−で各5×1012〜1
×1013cm-2のド−スとし、その後、ボロンの活性化及び
拡散のため1000℃で60分間程度のアニ−ルを行う。
【0026】次に、図3工程Bに示すように、エミッタ
領域及びコレクタ領域にイオン注入法によりエミッタP
+拡散層14及びコレクタP+拡散層15を形成する。本発明
では、このP+拡散層14及び15を同時に形成するのが好
ましい。なお、先の工程(図3工程A)で形成した深いP
型拡散層20がコレクタP+拡散層15に比べてエミッタよ
り離れて配置されているのは、ベ−ス幅の決定を容易に
するためである。
【0027】次に、図3工程Cに示すように、ベ−スコ
ンタクト領域にベ−スコンタクトN型拡散層16を形成
し、基板表面に層間膜21を堆積する。その後、層間膜21
にコンタクトホ−ルを開口し、金属電極(エミッタ電極2
2、コレクタ電極23、ベ−ス電極24)を形成することによ
り、前記した図1及び図2に示す構造のバイポ−ラトラ
ンジスタを得る。
【0028】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例(実施例2)を示すバイポ−ラトランジスタの断面図で
ある。
【0029】本実施例2のバイポ−ラトランジスタ30
は、図4に示すように、P型半導体基板31上にN+型埋
込領域32、P+埋込領域37及びN型エピタキシャル領域3
3が形成されており、また、半導体素子の電気的絶縁の
ための絶縁領域には、P型絶縁拡散層38が前記P+型埋
込領域37に到達するように形成されている。
【0030】上記P型絶縁拡散層38の絶縁領域間にある
エピタキシャル領域33には、エミッタP+拡散層34、コ
レクタP+拡散層35、及びN+型埋込領域32に達する深い
P型拡散層40がそれぞれ形成されている。また、エピタ
キシャル領域33には、ベ−スコンタクトN型拡散層36が
形成されている。更に、層間膜41のコンタクトホ−ルを
通じて各拡散層34、35、36に導通するエミッタ電極42、
コレクタ電極43、ベ−ス電極44が形成されている。
【0031】本実施例2のバイポ−ラトランジスタ30に
おけるN+型埋込領域32に達する深いP型拡散層40につ
いて説明すると、この深いP型拡散層40の深さは、エピ
タキシャル領域33の濃度:1015〜1016cm-3、厚さ:1.4
μmの場合、0.7μm以上あれば固体濃度:1018〜1020c
m-3のN+型埋込領域32と接することが可能で、かつ前記
+埋込領域37にも到達する。
【0032】この深いP型拡散層40を形成するには、例
えばイオン注入法を用いるならば、エネルギ−300keVと
100keVの2回のイオン注入により、それぞれ3×1012〜1
×1013のド−スでボロンを注入し、熱処理を施すのが好
ましい。
【0033】本実施例2では、図4に示すように、コレ
クタ領域のコレクタP+拡散層35が深いP型拡散層40に
包含されているが、これは、ベ−ス幅の製造バラツキを
許容し、ベ−ス幅を大きくすれば、HFEのわずかな低下
は見られるものの、トランジスタの特性の改善効果は明
らかである。
【0034】
【発明の効果】以上詳記したとおり、本発明は、N型埋
込領域を有するN型エピタキシャル領域上のコレクタ領
域に、N型埋込領域に到達するコレクタP型拡散層を、
エミッタを囲むように形成し、エミッタ領域には、ホ−
ルの注入源となるエミッタP型拡散層を形成した構造を
有しているので、N型埋込領域とN型エピタキシャル領
域との間の内蔵電位によるホ−ルの基板側への拡散を防
止する効果が生じる。
【0035】更に、本発明では、コレクタ領域のコレク
タP型拡散層は、N型埋込領域と接しながらエミッタ領
域を取り囲んでいるため、エミッタからベ−スに注入さ
れたホ−ルは、コレクタ外部側に拡散することなく効率
良く収集される効果が生じ、その上、HFEが従来のもの
に比べ20〜30%向上し、しかも高電流でのHFEの低下を
抑制することができるという顕著な効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例(実施例1)であるバイポ
−ラトランジスタの断面図(図2のA−A線断面図)。
【図2】図1のバイポ−ラトランジスタの平面図。
【図3】本発明の第1の実施例(実施例1)のバイポ−ラ
トランジスタの製造方法を説明するための図であって、
工程A〜工程Cよりなる工程順断面図。
【図4】本発明の第2の実施例(実施例2)であるバイポ
−ラトランジスタの断面図。
【図5】従来の一例であるラテラルPNP型トランジス
タの断面図。
【図6】従来の他の例であるラテラルPNP型トランジ
スタの断面図。
【符号の説明】
10 バイポ−ラトランジスタ 11 P型半導体基板 12 N+埋込領域 13 N型エピタキシャル領域 14 エミッタP+拡散層 15 コレクタP+拡散層 16 ベ−スコンタクトN型拡散層 19 P型絶縁拡散層 20 P型拡散層 21 層間膜 22 エミッタ電極 23 コレクタ電極 24 ベ−ス電極 30 バイポ−ラトランジスタ 31 P型半導体基板 32 N+型埋込領域 33 N型エピタキシャル領域 34 エミッタP+拡散層 35 コレクタP+拡散層 36 ベ−スコンタクトN型拡散層 37 P+埋込領域 38 P型絶縁拡散層 40 深いP型拡散層 41 層間膜 42 エミッタ電極 43 コレクタ電極 44 ベ−ス電極 51 P型シリコン基板 52 N+型埋込領域 53 N型エピタキシャル領域 54 P+エミッタ領域 55 P+コレクタ領域 56 N+ベ−スコンタクト領域 57 下面P+分離領域 58 上面P+分離領域 59 保護膜 60 エミッタ電極 61 コレクタ電極 62 ベ−ス電極 63 P+拡散層 64 P+埋込層領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型半導体基板上に、N型埋込領域、N
    型エピタキシャル領域を有し、前記エピタキシャル領域
    に、N型埋込領域に到達するP型拡散層と高濃度P型拡
    散層と絶縁領域のP型拡散層とを有し、前記高濃度P型
    拡散層は、エミッタ領域を形成し、N型埋込領域に到達
    するP型拡散層は、N型埋込領域に接しながらエミッタ
    領域、ベ−ス領域を囲むようにコレクタ領域を形成する
    ことを特徴とするバイポ−ラトランジスタ。
  2. 【請求項2】 P型半導体基板上に、N型埋込領域、P
    型埋込領域、N型エピタキシャル領域を有し、前記エピ
    タキシャル領域に、N型埋込領域に到達するP型拡散層
    と高濃度P型拡散層と絶縁領域の前記P型埋込領域に到
    達するP型拡散層とを有し、前記高濃度P型拡散層は、
    エミッタ領域を形成し、N型埋込拡散層に到達するP型
    拡散層は、N型埋込領域に接しながらエミッタ領域、ベ
    −ス領域を囲むようにコレクタ領域を形成することを特
    徴とするバイポ−ラトランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記コレクタ領域のP型拡散層が、N型
    埋込領域に到達するP型拡散層に包含されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のバイポ−ラトラ
    ンジスタ。
  4. 【請求項4】 (1)P型半導体基板上に、拡散又はイオ
    ン注入法によりN型埋込層領域を形成し、更に、N型エ
    ピタキシャル領域を形成する工程、 (2)前記N型エピタキシャル領域に、拡散又はイオン注
    入法によりP型絶縁拡散層、浅いP型拡散層、深いP型
    拡散層を同時に又は別々に形成する工程、 (3)エミッタ領域及びコレクタ領域にイオン注入法によ
    りエミッタP+拡散層及びコレクタP+拡散層を同時に又
    は別々に形成する工程、 (4)ベ−スコンタクト領域にベ−スコンタクトN型拡散
    層を形成する工程、 を含むことを特徴とするバイポ−ラトランジスタの製造
    方法。
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