JPH071689Y2 - 灯 具 - Google Patents

灯 具

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JPH071689Y2
JPH071689Y2 JP1989001269U JP126989U JPH071689Y2 JP H071689 Y2 JPH071689 Y2 JP H071689Y2 JP 1989001269 U JP1989001269 U JP 1989001269U JP 126989 U JP126989 U JP 126989U JP H071689 Y2 JPH071689 Y2 JP H071689Y2
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JP
Japan
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lens
receiving portion
seal
lens receiving
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989001269U
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English (en)
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JPH0292605U (ja
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▲吉▼晴 浦上
重夫 鈴木
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等に装備する灯具、特にそのランプハ
ウジングとレンズが接合するシール部の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
車両用灯具の構造例を第4図〜第6図に示す。
図中、21はランプハウジング(リフレクター兼用)、22
周辺にシール足22Aを有するレンズで、そのシール足22A
の外側にリング状にリブ22Bが形成されている。23はバ
ルブである。
前記ハウジング21はその前端にコの字形のレンズ受け部
(シール溝)21Aが全周に形成されており、シール剤
(ホットメルト等)24の塗布後、前記レンズ22のシール
足22Aが嵌合され、一体化された状態となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような構造では、レンズ22のハウジング21
と接合させる際、第7図に示すようにレンズ22の一辺を
レンズ受け部21Aに入れ位置決めを行った後、他辺を嵌
合させるため、この嵌合過程で第8図(A)〜(C)に
示すようにシール剤24をかき出し、シール剤24に片寄り
が生じてシール性能に支障を来たしたり、シール剤24が
はみ出して外観が損われる。
なお、全周のシール足22Aを真直ぐに嵌合させた場合
も、シール足22Aとシール溝21Aのセンタリングがなされ
ていない時は、シール剤24のつき代バランスが崩れてし
まい、上述と同様の問題が生じる。
本考案の目的は、シール性に優れ、かつ外観が良好なシ
ール構造の灯具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前端にコの字形のレンズ受け部を有するハウ
ジングと、このハウジング内に装着したバルブと、前記
ハウジングのレンズ受け部内に塗布したシール剤と、側
部の先端に前記レンズ受け部の蓋となるようにフランジ
を形成するとともに、このフランジの略中央にシール足
を形成し、このシール足を前記レンズ受け部と嵌合させ
たレンズとを備えたことを特徴とするものであり、シー
ル足の先端がシール剤に接すると同時にレンズ受け部が
フランジで蓋をされた形となり、その後のシール足の挿
入に伴ってシール剤がその両側に略均等に充填される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、1
は前端にコの字形のレンズ受け部(シール溝)1Aが形成
されたランプハウジング、2は側部の先端に外向きのフ
ランジ2Aが形成されるとともに、このフランジ2Aの略中
央に突出するようにシール足2Bが形成されたレンズ、3
はシール剤(ホットメルト等)である。
前記ハウジング1のレンズ受け部1Aにはレンズ2との嵌
合をし易くするよう面取り1Bが施されている。また、前
記レンズ2の側部の内面には前記レンズ受け部1Aが突き
当たる段部2Cが設けられている。レンズ2は、シール剤
3が塗布されたハウジング1のレンズ受け部1Aにシール
足2Bが嵌合されて、ハウジング1に固定される。
なお、前記シール足2Bは、その先端がシール剤3に接す
ると同時にレンズ受け部1Aがフランジ2Aで蓋をされるよ
うな長さとする。また、フランジ2Aは、レンズ受け部1A
との隙間gを極力少なくするような幅とする。
上記構造とすると、シール足2Bがレンズ受け部1A内のシ
ール剤3に接すると同時にレンズ受け部1Aの前面にフラ
ンジ2Aが位置して、いわば蓋をした形となり、シール剤
3が仮に片側へ大きく上がってきてもフランジ2Aにより
せき止められる。更に、レンズのシール足2Bを挿入する
と、第2図に矢印aで示すようにシール剤3が反対側へ
流れ込み、シール足2Bの両側に略均等に充填される。
また、嵌合状態では、レンズ受け部1Aの先端部がレンズ
2の側部内面の段部Cに突き当たっており、立て付け性
が良好となる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、レンズ12の
側部の先端に内外に向くフランジ12Aを形成するととも
に、このフランジの略中央に突出するようにシール足12
Bを形成している。この場合も、フランジ12Aの幅とシー
ル足12Bの長さは前記実施例と同様としており、同様な
効果が生じる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、レンズのシール足の根元
にハウジングのレンズ受け部の蓋となるフランジを設け
たので、シール足の嵌合時にシール剤がその両側に略均
等に充填されるようになり、シール性の向上が図れると
ともに、シール剤のはみ出しによる外観不良を無くすこ
とができる。また、レンズ側部の内面に段部を設けてレ
ンズ受け部の先端部を突き当てるようにすることによ
り、優れた立て付け性を持たせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る灯具の一実施例を示す要部断面
図、第2図は同実施例のレンズ受け部とシール部との嵌
合過程を説明するための断面図、第3図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図、第4図及び第6図は従来例を
示す断面図、第5図は同正面図、第7図及び第8図
(A)(B)(C)は同従来例におけるハウジングとレ
ンズの接合部の嵌合過程を説明するための断面図であ
る。 1……ランプハウジング、1A……レンズ受け部、1B……
面取り、2、12……レンズ、2A、12A……フランジ、2
B、12B……シール足、2C……段部、3……シール剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端にコの字形のレンズ受け部を有するハ
    ウジングと、このハウジング内に装着したバルブと、前
    記ハウジングのレンズ受け部内に塗布したシール剤と、
    側部の先端に前記レンズ受け部の蓋となるようにフラン
    ジを形成するとともに、このフランジの略中央にシール
    足を形成し、このシール足を前記レンズ受け部と嵌合さ
    せたレンズとを備えたことを特徴とする灯具。
JP1989001269U 1989-01-10 1989-01-10 灯 具 Expired - Lifetime JPH071689Y2 (ja)

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JP1989001269U JPH071689Y2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10 灯 具

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JP1989001269U JPH071689Y2 (ja) 1989-01-10 1989-01-10 灯 具

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Publication Number Publication Date
JPH0292605U JPH0292605U (ja) 1990-07-23
JPH071689Y2 true JPH071689Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31201016

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JPS6123109U (ja) * 1984-07-14 1986-02-10 市光工業株式会社 前照灯

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JPH0292605U (ja) 1990-07-23

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