JPH07168712A - メッセージシーケンス生成装置 - Google Patents

メッセージシーケンス生成装置

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Publication number
JPH07168712A
JPH07168712A JP5314710A JP31471093A JPH07168712A JP H07168712 A JPH07168712 A JP H07168712A JP 5314710 A JP5314710 A JP 5314710A JP 31471093 A JP31471093 A JP 31471093A JP H07168712 A JPH07168712 A JP H07168712A
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JP
Japan
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message sequence
update
state transition
state
constraint condition
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Pending
Application number
JP5314710A
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English (en)
Inventor
Yasuko Fukuzawa
寧子 福澤
Satoshi Miyazaki
聡 宮崎
Kenya Nishiki
健哉 西木
Haruo Sakurai
春雄 桜井
Kousuke Tanida
耕救 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 状態遷移仕様からメッセージシーケンスを生
成する方式において、状態遷移仕様の更新情報を生成済
みのメッセージシーケンスに反映できるようにする。 【構成】 メッセージシーケンス生成装置は、更新前後
の状態遷移仕様情報を生成する編集機能102と、メッ
セージシーケンス図情報を生成する機能103と、更新
前後の状態遷移仕様情報から更新情報を抽出する機能1
04と、状態遷移仕様のメッセージの送受信関係につい
て不足情報を入力させる機能105と、更新前メッセー
ジシーケンス情報から制約条件情報115を生成する機
能106と、制約条件情報を状態遷移仕様の更新情報を
用いて更新する機能107と、更新後メッセージシーケ
ンス生成のための制約条件の追加入力機能108と、更
新後の状態遷移仕様から、制約条件情報と更新後メッセ
ージシーケンス情報を用いてメッセージシーケンスを生
成する機能109とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッセージシーケンス
生成装置に関し、更に詳しくは、通信ソフトウェアに関
する状態遷移表等において、状態遷移仕様の更新情報を
メッセージシーケンスで表現された外部仕様に反映する
メッセージシーケンス生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ソフトウェア仕様に関する状態遷移
図等の状態遷移仕様から、メッセージシーケンス等の外
部仕様を自動的に生成するメッセージシーケンス生成方
法に関しては、例えば、磯田定宏、他による「統合化C
ASEシステムSoftDAの機能」、コンピュータソ
フトウェア(日本ソフトウェア科学会編集、1993.
5.vol.10、No.2において述べられている。
【0003】上記文献では、上流設計仕様(外部仕様)
においてなされた修正を下流の設計仕様(状態遷移仕
様)に反映し、また、これとは逆に、下流の設計仕様に
おいてなされた修正を上流の設計仕様に反映するための
統合化CASEツールが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、従来のこの種
の技術には、次に示すような問題があった。
【0005】一般に、通信ソフトウェアを含むソフトウ
ェアの設計開発では、例えば、下流工程のソフトウェア
設計中に誤りや不都合等を発見した場合、下流工程で修
正を行なったり、上流工程に戻って仕様を修正するとい
うような反復した設計が行なわれる。
【0006】通信ソフトウェアにおいては、上流設計仕
様である外部仕様(メッセージシーケンス)と、下流設
計仕様である状態遷移仕様(状態遷移図/状態遷移表)
の相互変換を利用した反復設計が行われており、単にメ
ッセージシーケンスを修正するに止まらず、状態遷移仕
様においても人手による不足情報の追加あるいは修正が
施されることが多い。従って、メッセージシーケンスに
おける修正をこれと対応する状態遷移仕様に反映し、ま
た、状態遷移仕様における修正をこれと対応するメッセ
ージシーケンスに反映することが必要になる。状態遷移
仕様における修正をメッセージシーケンスへ反映する例
として、次のような場合がある。
【0007】(1)上流への影響がない場合:例えば、
メッセージシーケンスに含まれない情報を修正する場
合。 (2)上流への影響がある場合:例えば、通過状態の名
称を変更する場合。 (3)禁止される場合:例えば、遷移先状態の変更等、
対応するメッセージシーケンスの修正が一意に決定でき
ない場合。
【0008】上述した従来技術では、上記(2)(3)
に該当する修正を下流工程では行わず、上流工程に戻っ
て、仕様を修正するようにしている。つまり、メッセー
ジシーケンスに影響を与える状態遷移仕様の修正を状態
遷移仕様上で行なうことを禁止している。
【0009】本発明の第1の目的は、状態遷移表等、状
態遷移仕様の更新情報をそれと対応する更新前メッセー
ジシーケンスに反映できるようにしたメッセージシーケ
ンス生成装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の目的は、更新後メッセージ
シーケンスが一意に決定できない場合に、利用者の所望
度の高い更新後メッセージシーケンスを優先的に生成す
ることが可能なメッセージシーケンス生成装置を提供す
ることにある。
【0011】本発明の第3の目的は、更新前後のメッセ
ージシーケンス図の更新内容を明示的に表示できるメッ
セージシーケンス生成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記第1の
目的を達成するために、計算機および対話用端末からな
る情報処理装置に、上記対話用端末から通信ソフトウェ
ア仕様として入力された更新前後の状態遷移仕様を記憶
するための手段と、更新前のメッセージシーケンスを記
憶するための手段と、更新前後の状態遷移仕様から更新
情報を抽出するための手段と、更新前のメッセージシー
ケンスから制約条件を抽出するための手段と、状態遷移
仕様の更新情報で制約条件を更新するための手段と、更
新後状態遷移仕様から制約条件を満たす更新後メッセー
ジシーケンスを生成するための手段と、更新後メッセー
ジシーケンスを上記対話用端末の表示画面に出力するた
めの手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】上記第2の目的を達成するために、本発明
では、メッセージシーケンス生成における制約条件を追
加入力できるようにし、上記追加入力された優先緩和条
件に従って制約条件を緩和する手段を設けたことを特徴
とする。
【0014】また、上記第3の目的を達成するために、
本発明では、更新前後の状態遷移仕様の更新情報を抽出
するための手段と、更新情報を制約条件に反映して表示
画面に出力するための手段と、更新前後のメッセージシ
ーケンスを更新情報を識別するための手段と、メッセー
ジシーケンスの更新情報と状態遷移仕様の更新情報を更
新後のメッセージシーケンスに識別可能に表示するため
の手段を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、更新前後の状態遷移仕様の更
新情報を抽出することにより、更新後の状態遷移仕様と
更新前メッセージシーケンスから、状態遷移仕様の更新
情報を反映した更新後メッセージシーケンスを生成する
ことができる。
【0016】また、制約条件を追加指定することによ
り、更新後メッセージシーケンス存在しない、あるいは
一意に決定できない場合には、利用者の望む更新後メッ
セージシーケンスを生成することができる。
【0017】また、更新前後の状態遷移仕様の更新情報
を識別することにより、制約条件の更新を明示的に表示
することができ、更新前後のメッセージシーケンスの更
新情報と状態遷移仕様の更新情報から、メッセージシー
ケンスの更新内容を明示的に表示することができる。
【0018】
【実施例】本発明のメッセージシーケンス生成装置で
は、更新後のメッセージシーケンスの生成処理におい
て、更新前のメッセージシーケンスから抽出した制約条
件を状態遷移仕様の更新情報に基づいて更新することに
より、更新後のメッセージシーケンスの生成の効率およ
び精度を上げるようにしたことを1つの特徴とする。状
態遷移仕様の更新の程度によっては、制約条件を全て満
たすような更新後メッセージシーケンスが存在しない場
合、あるいはこのようなメッセージシーケンスを一意に
決定できない場合があるが、本発明では、このような場
合に、制約条件を緩和することによって、更新後メッセ
ージシーケンスの候補を生成することを1つの特徴とす
る。
【0019】上記制約条件の緩和方法として、以下に述
べる本発明の実施例1では、到達可能性解析により可能
性のある全てのメッセージシーケンスを生成し、生成し
たメッセージシーケンスが制約条件を満たす程度を評価
することによって、緩和処理を実現する。この実施例に
よれば、到達可能性解析で生成されるメッセージシーケ
ンスの数は莫大になる可能性があるが、比較的小規模な
状態遷移仕様に対しては有効である。
【0020】本発明の実施例2では、全制約条件に対
し、満たすべき制約条件の数を順次緩和しながら制約条
件を取り出し、取り出された制約条件を満たすメッセー
ジシーケンスを生成する。制約条件を緩和すると、状態
遷移仕様の規模によっては、検証すべき制約条件の組合
せ数が大きな数となってしまう。従って、この方法は状
態遷移仕様の変更が少ない場合、あるいは状態遷移仕様
の規模が小さい場合には有効である。本発明の実施例3
では、制約条件の発生段階が早いものを優先して制約条
件を緩和する。
【0021】(実施例1)図2は、本発明を適用する状
態遷移仕様生成システムのハードウェア構成の一例を示
す。このシステムは、201はコマンド等を入力するた
めのキーボードあるいはマウスを備えた入力装置、20
2は処理装置、203はデータとプログラムを格納する
ための記憶装置、204はコマンドの実行結果、記憶し
ているデータの内容、あるいは利用者に対するメッセー
ジ等を表示するための表示装置204からなっている。
【0022】図1は、上記システムにおけるプログラム
の機能と記憶装置に記憶される情報との関係を示すブロ
ック図である。実行制御ルーチン101は、入力装置2
01から入力されたコマンドを受け付け、コマンドに対
応した機能(ルーチン)を起動する。102は、使用者
による状態遷移仕様の新規作成あるいは更新のための操
作を支援し、更新前状態遷移仕様情報111と更新後状
態遷移仕様情報112を生成するための状態遷移仕様編
集機能、103は、使用者によるメッセージシーケンス
図の生成操作を支援し、メッセージシーケンス図情報1
14を生成するためのメッセージシーケンス図の生成機
能、104は、更新前状態遷移仕様情報111と更新後
状態遷移仕様情報112を比較し、更新情報の抽出と更
新情報113の生成を行うための状態遷移仕様更新情報
抽出機能、105は、モジュール毎に記述された更新後
の状態遷移仕様のメッセージの送受信関係を表示し、使
用者に関係の確認、修正、追加を入力させ、更新後の状
態遷移仕様情報112を更新するための入出力関係不足
情報入力機能、106は、更新前メッセージシーケンス
情報114からメッセージシーケンスの制約条件を抽出
し、制約条件情報115を生成するメッセージシーケン
スの制約条件抽出機能、107は、状態遷移仕様の更新
情報113を用いて制約条件情報115を更新するメッ
セージシーケンスの制約条件更新機能、108は、使用
者が更新後メッセージシーケンス生成のための追加条件
を入力することを支援し、制約条件情報115に記憶す
る制約条件追加入力機能、109は、更新後の状態遷移
仕様情報112と制約条件115を用いて、更新後の状
態遷移仕様に対応する更新後メッセージシーケンス情報
116を生成する更新後メッセージシーケンス生成機
能、110は、更新後メッセージシーケンス情報116
に基づき、メッセージシーケンス図を表示装置204に
表示するメッセージシーケンス表示機能を示す。
【0023】以下、状態遷移仕様が状態遷移表によって
記述された場合を例として、図1の各機能(ルーチン)
の詳細を説明する。
【0024】状態遷移仕様編集機能102には、状態遷
移表作成を直接支援する機能と、状態遷移図から状態遷
移表への変換を支援する機能等が含まれる。これらの機
能については、例えば、特開平1−152576号、あ
るいは特開平2−100444号公報において述べられ
ているため、ここでは説明を省略する。状態遷移表の一
例を図3に示す。図3において、900は状態遷移表名
称を示し、状態遷移表の上端横列の各枠901、902
はモジュールの取りうる状態を、また、左端縦列の各枠
903、904は他のモジュールからのメッセージ受信
を含む発生イベントを表す。上記状態遷移表名称900
は、システムあるいは使用者によって、状態遷移表毎に
一意に割り当てる。状態とイベントとの各交差位置に位
置する枠には、その枠と対応する状態において、その枠
に対応するイベントが発生した場合に処理すべき内容
(状態遷移)が定義される。例えば、枠905は、状態
S0においてイベントEnが発生した場合の処理内容が
定義される。処理内容としては、例えば、該当処理を実
行するための条件906、メッセージ送信を含む動作9
07、動作処理終了後の遷移先状態908が記述され
る。なお、条件や、条件に対応する動作はの個数は0で
あってもよいし、複数個あってもよい。状態遷移表はモ
ジュール毎に定義される。
【0025】図4は、更新前状態遷移仕様情報111と
して記憶される状態遷移表の具体的な1例を示す。図4
において、1001は更新前の状態遷移表毎に一意に割
り当てられている状態遷移表名称、1002は状態名称
の1つ、1003は他のモジュールからのメッセージ受
信を含む発生イベントの1つである。例えば、状態「C
LOSED」1002と、イベント「TCON−RE
Q」1003とが交差する位置にある枠1004には、
状態「CLOSED」においてイベント「TCON−R
EQ」が発生した場合に実行すべき処理の内容として、
もし条件P2を満たしていれば、「NCON−REQ」
を送信した後、状態「WFNC」に遷移すること、およ
び、もし条件P4を満たしていれば、状態「WFNC」
に遷移することが定義されている。
【0026】図5は、上記図4に示した状態遷移表の内
容の1部を更新したもの、すなわち、更新後状態遷移仕
様情報112に記憶される状態遷移表1例を示す。図5
の状態遷移表は、図4の状態遷移表から次の(1)〜
(4)において内容変更されている。
【0027】(1)状態名称「CLOSED」を「CL
OSED1」に名称変更(枠1201、および処理定義
枠内の遷移先状態名称)。 (2)状態「OPEN2」を追加(枠1202)。 (3)イベント「CC2」を追加(枠1203)。 (4)状態「WFCC」においてイベント「CC」が発
生した場合の遷移先状態を「OPEN」から「OPEN
2」に変更(枠1204)。 なお、状態遷移表名称1200は、更新前の状態遷移表
名称1001と一致しており、図5の状態遷移表が図4
に示した状態遷移表を更新したものであることを表わし
ている。
【0028】メッセージシーケンス図生成機能103
は、上述した状態遷移表からメッセージシーケンス図を
生成するための操作を支援するルーチンである。なお、
メッセージシーケンスの生成方法については公知であ
り、例えば、森保健治他著、通信プロトコルにおけるリ
バースエンジニアリング、1991年電子情報通信学会
春季大会講演論文集、第3冊、98頁に1例が示されて
いるため、ここでは詳細説明を省略する。上記文献に
は、複数の状態遷移図仕様から到達可能解析を用いてメ
ッセージシーケンスを自動的に生成する場合に、生成メ
ッセージシーケンスを特徴付ける制約条件を、各状態遷
移図に対応する部分メッセージシーケンスの積、和、補
集合として与え、これらの制約条件を満たすメッセージ
シーケンスを生成する方式が開示されている。
【0029】図6は、図4に状態遷移表から生成され、
更新前メッセージシーケンス情報114として記憶され
るたメッセージシーケンス図の一例を示す。1100は
メッセージシーケンスの名称であり、システムあるいは
使用者によって、メッセージシーケンス毎に一意に割り
当てる。1101、1102、1103、1104はそ
れぞれ送受信関係のあるモジュールを示し、1105、
1106、1107、1108は各モジュールの名称を
示す。
【0030】メッセージシーケンス図は、状態名称11
09、受信メッセージまたは内部発生イベントに対応す
るイベント名称1110、条件名称1111、内部動作
に対応する動作名称1112からなり、条件や各条件に
対応する動作の個数は0個であってもよいし、複数個あ
ってもよい。メッセージシーケンス図は、初期状態11
09を出発点として、終端状態1113に達するまでの
遷移内容を時系列に示している。
【0031】以下、本発明に基づく更新後メッセージシ
ーケンスの生成処理の詳細を、図4に示した更新前状態
遷移表と、これ対応する図6に示した更新前メッセージ
シーケンス図と、図5に示した更新後状態遷移表を参照
しながら説明する。
【0032】状態遷移仕様の更新情報抽出機能104
は、更新前の状態遷移仕様情報111と更新後の状態遷
移仕様112とから、更新情報を抽出することにある。
【0033】図7は更新情報抽出機能104で実行する
処理の一例を示す。
【0034】先ず、初期化処理として、変数j=1とし
た後(ステップ301)、jが更新前状態遷移表数を超
えか否かを判定する(ステップ302)。もしjが更新
前状態遷移表数を超えていれば、このルーチンを終了し
(END)、jが更新前状態遷移表数以下であれば、ス
テップ303で、j番目の更新前状態遷移表と、このj
番目の更新前状態遷移表と同一の状態遷移表名称をもつ
更新後状態遷移表とを取り出す。次に、状態名称の変更
を判別し(ステップ304)、イベント名称の変更を判
別(ステップ305)した後、jに1を加えて(ステッ
プ306)、ステップ302に戻る。このルーチンを実
行することによって、図4の更新前状態遷移表が選択さ
れた時、これと同一の状態遷移表名称をもつ図5の更新
後状態遷移表が取り出される。
【0035】図8と図9は、上記図3のステップ304
で行う状態名称の変更判別処理の詳細を示す。先ず、更
新前後の状態名称の各々に設けられたチェックフラグを
OFFにしておき(ステップ401)、図10に示すよ
うな状態名称更新識別テーブルを生成し、更新情報11
3としてに記憶する(ステップ402)。
【0036】図10の状態名称更新識別テーブルにおい
て、1300は比較した状態遷移表の名称であり、13
01は更新前状態遷移表の状態名称の1つ、1302は
更新後状態遷移表の状態名称1つを示す。更新前の状態
名称と更新後の状態名称との交差位置にある枠1303
には、枠に対応する更新前状態名称が枠に対応する更新
後状態名称に変更された可能性を示す情報が記述され
る。
【0037】図8に戻って、ステップ402で、状態名
称更新識別テーブルにおける各更新前状態と各更新後状
態との交点に「0」を設定した後、変数をi=1とし
(ステップ403)、更新前状態遷移表のi番目の状態
名称と更新後状態遷移表の状態名称を比較する(ステッ
プ404)。例えば、i=1の時は、更新前の状態遷移
表の第1番目の状態「CLOSED」は、更新後の状態
遷移表のどの状態名称とも一致しないため、ステップ4
05で判定結果がNOと判断される。この場合、変数i
に1を加えた後(ステップ408)、変数iの値が更新
前状態遷移表の状態列数(ここでは、更新前状態遷移表
列数は「5」)以下か否かを判定する(ステップ40
9)。変数iの値が更新前状態遷移表の状態列数以下で
あれば、ステップ404に戻り、そうでなければ、図9
に示すステップ410に進む。
【0038】例えば、i=「2」の場合は、第2番目の
更新前状態名称「WFNC」は、更新後の状態名称「W
FNC」と一致する。この場合、上記ステップ405で
YESと判断され、ステップ406で状態名称更新識別
テーブルが更新される。状態名称更新識別テーブルの更
新処理(ステップ406)では、更新前状態名称WFN
Cと更新後状態名称WFNCの交点に、両者が同一の状
態であることを示す情報「100」を設定する。この
後、ステップ407において、更新前状態名称「WFN
C」と更新後状態名称「WFNC」のチェックフラグを
それぞれONにし、変数iの更新(ステップ408)を
行う。
【0039】変数iの値が更新前状態遷移表の状態列数
を超えたとき、図9のステップ410において、変数を
i=1とする。この例では、更新前状態名称「CLOS
ED」と、更新後の状態名称「CLOSED1」および
「OPEN2」は、更新前後で一致する状態名称がない
ため、これらの状態名称のチェックフラグはOFFにな
っている。
【0040】更新前状態のi番目の状態名称のチェック
フラグをチェックし(ステップ411)、フラグがOF
Fでなければ、ステップ415に進んで変数iに1を加
え、変数iの値が更新前状態遷移表の状態列数(ここで
は「5」)を越えか否かを調べる(ステップ416)。
もし、変数iの値が更新前状態遷移表の状態列数を超え
ていれば、このルーチンを終了し、そうでなければステ
ップ411に戻る。
【0041】ステップ411において、更新前の状態名
称のチェックフラグがOFFの場合は、更新後の状態名
称のチェックフラグがOFFとなっている各状態に関し
て、名称変更の可能性を評価する(ステップ412)。
【0042】この例では、i=1の時、i番目の更新前
状態名称「CLOSED」は、チェックフラグがOFF
となっているため、上記ステップ412で名称変更の可
能性が評価される。ここでは、状態「CLOSED」
が、更新後の状態名称でチェックフラグがOFFとなっ
ている更新後状態「CLOSED1」、「OPEN2」
に名称変更された可能性を評価する。
【0043】評価方法としては、例えば、前後で共通の
イベントに対し、遷移の内容が一致している割合を評価
する。更新後状態遷移表において、イベント「CC2」
以外の他の10個のイベントは、更新前後で一致してい
る。状態「CLOSED」と「CLOSED1」で、こ
れら10個のイベントの発生に伴う遷移の内容を比較す
ると、「CLOSED1」は、遷移の内容が「CLOS
ED」と全部一致しているため、10÷10×100=
100%と評価し、状態名称更新識別テーブルにおける
「CLOSED」と「CLOSED1」の交点に位置す
る枠に「100」を設定する。一方、「CLOSED」
と「OPEN2」を比較すると、遷移の内容が一致して
いるイベントは2個(「TCON−RSP」と「NCO
N−CNF」)であるから、2÷10×100=20%
と評価し、状態名称更新識別テーブルにおける「CLO
SED」と「OPEN2」の交点に位置する枠に「2
0」を設定する。
【0044】ステップ413では、状態名称変更の可能
性を評価する。この例では、「CLOSED」が「CL
OSED1」に名称変更されたものと評価する。また、
各遷移の遷移先状態の名称もCLOSEDがCLOSE
D1に変更されたものと判断し、前記の遷移内容の評価
で、遷移先状態「CLOSED」と「CLOSED1」
は同一であると再評価する。このために、ステップ41
4で、変数iに0を再設定して、ステップ415に進
む。
【0045】上記実施例では、状態名称の更新可能性評
価の基準として、更新前後の2つの状態と対応する遷移
内容が全て一致している場合を一致度100%として評
価しているが、この評価の基準をもっと緩和することも
できる。例えば、遷移内容を「ありえない」、「無視す
る」、「その他」に分類し、各分類の範囲内で一致して
いるか否かを評価するようにしてもよい。
【0046】図10は、第4図の更新前状態遷移表と第
5図の更新後状態遷移表から抽出した状態名称更新識別
テーブルの1例である。例えば、更新前の状態遷移表の
状態名称WFNCは、更新後の状態遷移表においてもW
FNCであり、変更はない。更新前の状態遷移表の状態
名称CLOSEDは、更新後の状態遷移表においてはC
LOSED1に名称変更された可能は、OPEN2に変
更された可能性より5倍が高い。
【0047】図7のステップ305におけるイベント名
称の変更判別処理は、ステップ304の状態名称変更の
判別処理と同様に行い、図10と同様のイベント名称更
新識別テーブルを生成する。状態、およびイベント名称
更新識別テーブルは、更新前後の状態遷移表の対毎に生
成される。更新前状態遷移表があり、更新後状態遷移表
がないものは状態遷移表が削除されたとし、また、更新
前状態遷移表がなく、更新後状態遷移表があるものは状
態遷移表が追加されたと判断される。
【0048】図1の入出力関係不足情報入力機能105
は、動作とイベントの対応関係を推定する機能と利用者
に推定した関係を表示し、確認/修正させる機能からな
る。対応関係を推定する機能は、或る状態遷移表の動作
名称と他の状態遷移表のイベント名称が同一であれば、
送受信関係にあるメッセージとみなす。
【0049】図11は、関係表示機能によって表示され
る画面であり、この画面は状態遷移表対応に存在する。
上記画面には、表示されている状態遷移表の名称140
3、その状態遷移表のイベント名称1404、140
5、および動作名称1406、1407が表示される。
【0050】使用者は、イベントに対応する送信元状態
遷移表の名称を1408、1409のフィールドに、そ
の状態遷移表における動作名称を1410、1411の
フィールドに、動作に対応する送信先状態遷移表名称を
1412、1413のフィールドに、その状態遷移表に
おけるイベント名称を1414、1415のフィールド
に入力する。ただし、前述の対応関係を推定する機能に
より関連付けられた動作とイベントについては推定結果
を該当欄に表示する。
【0051】従って、対応する動作とイベントに関して
同一の名称を使用している場合には利用者は表示を確認
するだけで名称を入力する必要はない。また、更新前状
態遷移表において、同様に指定された動作とイベントの
対応関係を該当欄に表示する。イベントと動作数が多く
1画面に表示できない場合には複数画面に分けて、ある
いはスクロールバーを設けて、スクロール表示すること
もできる。
【0052】なお、イベントに対応する送信元状態遷移
表1408、1409が空欄の場合には該当イベントを
内部発生イベントとみなし、動作に対応する送信先状態
遷移表1412、1413が空欄の場合には該当動作を
内部動作とみなす。さらに、送信元および送信先状態遷
移表欄には状態遷移表が定義されていないモジュール名
称を入力することを可能とする。この場合は、動作名称
1410、1411およびイベント名称1413、14
14は空欄とする。使用者に入出力関係の確認、および
修正、追加の入力をさせ、入出力関係情報として更新後
の状態遷移仕様情報112を更新する。
【0053】図1のメッセージシーケンスの制約条件抽
出機能106は、更新前のメッセージシーケンス情報1
14から、メッセージの受信を含むイベント、全モジュ
ールの状態、および送受信関係のある状態遷移表間の単
方向のチャネルに関する制約条件を抽出し、制約条件情
報115に記憶する。
【0054】図12は、更新前メッセージシーケンスか
ら抽出した制約条件の一例を示す。
【0055】上記制約条件は、メッセージシーケンス名
称1500、制約条件の経過順序を示す項番1501、
モジュール名称1502、1503、1504、および
1505、項番の制約条件状態に至る発生イベント15
06から成る。発生イベントには、送信元モジュールと
送信先モジュールが明記されており、発生イベントは一
意に識別される。また、モジュール毎に、モジュールの
状態1507、および単方向のチャネルのイベントキュ
ー長1508が抽出される。
【0056】このに示した制約条件は、例えば、図6に
示した更新前メッセージシーケンス図から抽出したもの
であり、更新前メッセージシーケンスは、TL0(応答
側)、UL、NL、TL0(起動側)モジュールで構成
されている。
【0057】項番1の制約条件である制約条件〔1〕
は、TL0(応答側)の状態はCLOSEDであり、状
態遷移表が定義されていないモジュールUL、NL、T
L0(起動側)には状態の制約がないことを示してい
る。制約条件〔2〕は、TL0(応答側)の状態はWF
NCであり、UL、NL、TL0(起動側)モジュール
の状態には制約がないことを示している。制約条件
〔2〕の状態に至る発生イベントはモジュールULから
モジュールTL0(応答側)へのメッセージTCON−
REQである。また、モジュールTL0(応答側)から
モジュールUL、NL、TL0(起動側)へのチャネル
のイベントキュー長1511、1512、1513は0
である。図12に示した制約条件を示すテーブルは、更
新前メッセージシーケンス毎に生成される。尚、図12
の他の構成要素については後述する。
【0058】図1のメッセージシーケンスの制約条件更
新機能107は、抽出した状態遷移仕様の更新情報11
3を用いて、抽出した制約条件情報115を更新する。
ここでは、項番1の制約条件のモジュールTL0(応答
側)の状態CLOSEDは、更新後状態遷移表には存在
しないが、図10の状態名称更新識別テーブルを参照
し、CLOSED1に名称が変更されたものと判断し、
制約条件情報115を更新する。
【0059】また、図12において、更新前の制約条件
状態CLOSEDと更新後の制約条件状態CLOSED
1を対応付けて表示することにより、使用者が更新内容
を容易に確認することを支援できる。例えば、制約条件
状態1514には、更新後状態名称CLOSED1を色
で識別して表示し、エリア1514をマウスでピックす
ることにより、更新前状態名称CLOSEDがポップア
ップされる。
【0060】図1の制約条件追加指定機能108は、生
成する更新後メッセージシーケンスの制約条件、緩和優
先条件、優先制約条件を使用者が追加指定することを支
援し、制約条件情報115に追加する。
【0061】図13は、使用者が条件を追加指定するの
を支援する画面の一例を示す。図13において、ボタン
1601は制約条件の追加指定選択を意味する。例え
ば、CLOSEDがCLOSED1と判断されて更新さ
れた制約条件が使用者の意図に反する場合には、ボタン
1601を選択することによって制約条件を修正可能と
し、図12の制約条件を表示する画面上で更新する。ボ
タン1602は緩和優先条件の指定を意味し、ボタン1
602を選択することによって、ボタン1603、16
04の選択が可能になる。ボタン1603はイベント優
先指定を、ボタン1604は状態優先指定を意味する。
【0062】イベント優先指定は、更新前メッセージシ
ーケンスに対し、イベントが優先的に一致するように更
新後メッセージシーケンスを生成することを意味し、状
態優先指定は、更新前メッセージシーケンスに対し、状
態が優先的に一致するように更新後メッセージシーケン
スを生成することを意味する。ボタン1605は、優先
制約条件の指定を意味する(実施例3)。ここでは、イ
ベント優先指定を選択する。図12において、1510
は制約条件情報115に追加した緩和優先条件である。
【0063】図1のメッセージシーケンス生成機能10
9は、更新後の状態遷移仕様112から制約条件情報1
15を用いて、制約条件を満たすメッセージシーケンス
を生成し、更新後メッセージシーケンス情報116を生
成する。ここでは、1つの更新前メッセージシーケンス
に対応する更新後メッセージシーケンス生成処理の一例
を図14〜図16に示す。複数の更新前メッセージシー
ケンスの更新は、これらの図に示す手順と同様の処理を
繰り返すことで実現できる。
【0064】図14のステップ601では、前述のメッ
セージシーケンス生成方法で引用した到達可能性解析に
基づいて、更新後の状態遷移仕様から可能性のあるメッ
セージシーケンスを全て生成し、更新後メッセージシー
ケンスとする。ステップ602では、生成した更新後メ
ッセージシーケンスを制約条件情報115を用いて評価
する(図15)。ステップ603では、評価結果に基い
て、更新後メッセージシーケンスをソートし(16
図)、このルーチンを終了する。
【0065】図15は、上記ステップ602における更
新後メッセージシーケンスの評価処理の一例を示す。ス
テップ701において、変数kを1とし、ステップで7
02で、制約条件状態の総数を状態総数とする。例え
ば、図12の例において、制約条件状態が与えられてい
るのはモジュールTL0(応答側)だけであるから、状
態総数は「4」となるが、他のモジュールにおいても制
約条件状態が与えられていれば、それらを加える。
【0066】ステップ703では、制約条件イベントの
総数をイベント総数とする。図12の例において、イベ
ント総数は「3」となる。ステップ704では、変数k
が更新後メッセージシーケンス数を越えたら処理を終了
し、越えなければステップ705に進む。
【0067】ステップ705で、k番目の更新後メッセ
ージシーケンスにおいて、制約条件状態と一致する状態
数を一致状態数〔k〕とし、ステップ706で、k番目
の更新後メッセージシーケンスにおいて、制約条件イベ
ントと一致するイベント数を一致イベント数〔k〕とす
る。ただし、制約条件には項番情報も含まれており、制
約条件を満たす順序が一致の条件にもなっている。
【0068】ステップ707では、k番目の更新後メッ
セージシーケンスの評価値〔k〕を算出する。ここで
は、算出式として、一致状態数〔k〕+一致イベント数
〔k〕とする。算出式としては、状態総数とイベント総
数を用いて、(一致状態数〔k〕/状態総数)×(一致
イベント数〔k〕/イベント総数)とすることもでき
る。最後に、ステップ708において、kに1を加え、
ブロツク704に戻る。
【0069】図06は、ステップ603における更新後
メッセージシーケンスのソート処理の一例を示す。ステ
ップ801において、更新後メッセージシーケンスを各
更新後メッセージシーケンスの評価値を用いて、降順に
ソートする。ステップ802において、図16で指定し
た緩和優先条件を判断し、イベント優先指定ならばステ
ップ803に進み、状態優先指定ならばステップ804
に進む。
【0070】ステップ803では、ステップ801によ
る更新後メッセージシーケンスのソート結果に対して、
評価値が同値の更新後メッセージシーケンスを、一致イ
ベント数によって降順にソートする。さらに、一致イベ
ント数が同値の場合には、初期状態から終端状態までが
短い更新後メッセージシーケンスを優先する。同様に、
ステップ804において、ステップ801による更新後
メッセージシーケンスのソート結果に対し、評価値が同
値の更新後メッセージシーケンスを一致状態数によって
降順にソートする。さらに、一致状態数が同値の場合に
は、初期状態から終端状態までが短い更新後メッセージ
シーケンスを優先する。
【0071】図1のメッセージシーケンス表示機能11
0は、更新後メッセージシーケンス情報116に基づい
て、図形式で表示装置204に更新後メッセージシーケ
ンス図を表示する。
【0072】図17と図18は更新後メッセージシーケ
ンスの一例を示す。図6に示した更新前のメッセージシ
ーケンスの状態WFCCから状態OPENに至る部分メ
ッセージシーケンスと比較すると、図17では、イベン
トはCCで一致し、遷移先状態はOPEN2になってい
るのに対し、図18では、イベントがCC2となり、遷
移先状態がOPENで一致している。
【0073】従って、ステップ602の処理結果である
評価値は、一致状態数〔k〕と一致イベント数〔k〕の
加算値で、図17が「3+3」、図18が「4+2」と
なり、一致する。優先制約条件として、イベント優先指
定を追加指定していることから、ステップ603の処理
の結果、図17の更新後メッセージシーケンスが優先的
に出力される。また、状態優先指定を追加指定した場合
には、図18の更新後メッセージシーケンスが優先的に
出力される。
【0074】表示装置204に表示された更新後メッセ
ージシーケンスは、必要があれば更新前メッセージシー
ケンスの登録削除、更新後メッセージシーケンスの新規
登録を行う。また、更新後メッセージシーケンスの表示
において、更新された情報を色等を用いて多段に識別表
示し、使用者の更新内容の確認を支援する。
【0075】図17、図18において、更新前メッセー
ジシーケンスと比較し、変更のなかった部位(細線部
分)と、更新前と名称は変わったが制約条件を満たして
いる部位(太斜線部分)1701、1801と、新規に
生成された部位(太線部分)1702、1802とを識
別して表示している。
【0076】図19は、更新前メッセージシーケンスと
更新後メッセージシーケンスを、名称が一致している状
態、およびイベントを同期させて表示した例を示す。状
態1901と1911、1902と1912、1903
と1913、1904と1914はそれぞれ名称が一致
しており、イベント1905と1915、1906と1
916、1907と1917はそれぞれ名称が一致して
いることから、同期させて表示する。このことにより、
使用者の更新内容の確認を支援することができる。
【0077】上述した実施例1では、到達可能解析によ
り可能性のある全てのメッセージシーケンスを生成し、
生成したメッセージシーケンスの制約条件を満たす程度
を評価したが、到達可能解析で生成されるはメッセージ
シーケンスは、制約条件を満たすものと満たさないもの
を含み、数は莫大となる可能性がある。このことから、
比較的小規模な状態遷移仕様に対しては有効である。
【0078】(実施例2)制約条件を満たすメッセージ
シーケンスだけを生成する方法を示す。全制約条件の中
から取り出す制約条件の数を順次緩和し、取り出した制
約条件を満たすメッセージシーケンスを生成する実施例
を図20に示す。ここでは、実施例1と同様に、1つの
更新前メッセージシーケンスに対応する更新後メッセー
ジシーケンスの生成処理を示す。尚、複数の更新前メッ
セージシーケンスを更新する場合には、図20と同様の
処理を繰り返せばよい。
【0079】ステップ2001において、ステップ70
2と703で記載した制約条件の状態総数とイベント総
数の和を制約条件総数とする。ステップ2002で、変
数iに制約条件総数を設定し、ステップ2003で、全
制約条件からi個の制約条件の組合せを抽出する。ステ
ップ2004において、ステップ2003で抽出した各
組合せの制約条件を満たすメッセージシーケンスを生成
する。更に、ステップ2005において、メッセージシ
ーケンスが生成できたかを判定し、できていればステッ
プ602に進み、できていなければステップ2006に
進む。
【0080】ステップ2006では、制約条件を緩和す
るために、変数iから「1」を引き、ステップ2007
で、もし、iが「1」以上であればステップ2003に
戻る。iが「0」になると、制約条件を満たすメッセー
ジシーケンスは1つも生成できなかったとして、処理を
終了する。ステップ602では、生成した更新後メッセ
ージシーケンス評価し、ステップ603で更新後メッセ
ージシーケンスを評価結果に従いソートする。
【0081】また、生成された更新後メッセージシーケ
ンスより、さらに制約条件を緩和させて、引き続き更新
後メッセージシーケンスの候補生成を行うことができ
る。
【0082】上述した実施例2では、緩和された制約条
件が組合せで存在するため、多くの更新後メッセージシ
ーケンスが存在する可能性がある。従って、状態遷移仕
様の変更が少ない場合、あるいは状態遷移仕様の規模が
小さい場合には有効である。
【0083】(実施例3)より実際的な実現方法の一例
として、図13において優先制約条件を与えることによ
って、更新後メッセージシーケンスの生成をしぼり込む
ようにした例を示す。
【0084】図21〜図23は、状態遷移仕様が1つ、
緩和優先条件はイベント優先、優先制約条件として制約
条件の項番が小さい程優先するものとして、1つの更新
前メッセージシーケンスに対応する更新後メッセージシ
ーケンスの生成処理の一例を示す。具体的には、制約条
件情報115を部分制約条件に分割し、各部分制約条件
を満たす部分メッセージシーケンスを生成し、生成した
部分メッセージシーケンスを合成して、更新後メッセー
ジシーケンスとする。
【0085】ステップ2101において、変数i=1と
し、ステップ2102において、制約条件情報115か
ら制約条件の一部を取り出す。項番iの制約条件状態で
ある制約条件状態〔i〕を状態S、制約条件の発生イベ
ント〔i+1〕をイベントEV、制約条件状態〔i+
1〕を状態Eとする。
【0086】ステップ2103では、部分制約条件とし
て、初期状態に状態S、初期イベントにイベントEV、
終端状態に状態Eを設定する。ステップ2104におい
て、部分制約条件を満たす部分メッセージシーケンスを
生成する(23図)。また、ステップ2105におい
て、部分メッセージシーケンスが生成できているかを判
定し、できていればステップ2112(22図)に進
み、できていなければステップ2106に進む。
【0087】ステップ2106で部分制約条件を緩和し
た後、ステップ2107で、緩和した部分制約条件を満
たすメッセージシーケンスを生成する。上記ステップ2
106における制約条件の緩和処理は、更新後メッセー
ジシーケンスの初期遷移が決定できなかった場合の処理
である。ステップ2108において、部分メッセージシ
ーケンスが生成できていなければステップ2109へ進
み、できていればブロック2112(22図)に進む。
【0088】ステップ2109で変数iに「1」を加
え、ステップ2110で、iが制約条件の最大項番数
(ここでは4)に達したら部分メッセージシーケンスを
生成できなかったものとして終了し、達していなけれ
ば、ステップ2111で制約条件の次の一部を制約条件
情報115から取り出し、ステップ2103に戻る。更
に、ステップ2112で変数iに1を加え、ステップ2
113で、もしiが制約条件の最大項番数に達したら部
分メッセージシーケンスの生成は完了したものとして終
了する。達していなければステップ2114に進み、制
約条件情報115から次の制約条件の次の一部を取り出
す。
【0089】ステップ2115において、先の部分制約
条件を満たす部分メッセージシーケンスが生成できてい
ればステップ2116に進み、生成できていなければス
テップ2117に進む。ステップ2116では、先の制
約条件を満たす部分メッセージシーケンスの終端状態を
状態Sに設定し、ステップ2117で、部分制約条件と
して、初期状態に状態S、初期イベントにイベントE
V、終端状態に状態Eを設定する。更に、ステップ21
18で、制約条件を満たす部分メッセージシーケンスを
生成し、ステップ2119で部分メッセージシーケンス
の生成を判定し、生成できていなければステップ211
4に戻り、生成できていれば、ステップ2120におい
て、既に生成した部分シーケンスと合成した後、ステッ
プ2114に戻る。
【0090】図23は、部分制約条件を制約条件とし
て、制約条件を満たす部分メッセージシーケンス生成処
理の一例を示す。この処理は、制約条件の追加指定機能
108において、イベント優先指定された場合に実行さ
れる。
【0091】ステップ2301において、部分メッセー
ジシーケンスの生成完了を示すフラグを設定し、OFF
としておく。ステップ2302で、制約条件を満たすメ
ッセージシーケンスを生成する。制約条件を満たすメッ
セージシーケンスの自動生成方法は、状態遷移表からメ
ッセージシーケンスを自動的に生成する方法について
は、前記のメッセージシーケンス生成方式(2)に述べ
られており、ここでは説明を省略する。ただし、メッセ
ージシーケンスの生成では、制約条件を満たすメッセー
ジシーケンスの候補が複数存在する場合には、なるべく
個々の遷移内容が更新前メッセージシーケンスと一致す
るものを優先的に生成する。
【0092】ステップ2303において、制約条件を満
たすメッセージシーケンスが生成されているかを判定
し、生成できていれば、ステップ2310で部分シーケ
ンス生成完了フラグをONし、処理を終了する。ステッ
プ2303においてメッセージシーケンスが生成できて
いなければ、ステップ2304において、イベント優先
指定として、終端状態の指定を制約条件からはずすこと
で制約条件を緩和し、ステップ2305において、緩和
した制約条件を満たすメッセージシーケンスを生成す
る。ただし、緩和した制約条件を満たすメッセージシー
ケンスの候補が複数存在する場合には、状態遷移仕様の
更新情報113の状態名称の更新可能性から判断して、
終端状態が名称変更された可能性の高い状態に遷移する
ものを優先的に生成する。
【0093】ステップ2306において、緩和した制約
条件を満たすメッセージシーケンスが生成されているか
を判定し、生成できていれば、ステップ2310に進
む。ステップ2306において、もし、メッセージシー
ケンスが生成できていなければ、ステップ2307にお
いて、状態優先指定の処理として、初期イベントの指定
を制約条件からはずし、終端状態の指定を制約条件に戻
すことで制約条件を緩和し、ステップ2308で、緩和
した制約条件を満たすメッセージシーケンスを生成す
る。ただし、緩和した制約条件を満たすメッセージシー
ケンスの候補が複数存在する場合には、状態遷移仕様の
更新情報113のイベント名称の更新可能性から判断し
て、初期イベントが名称変更された可能性の高いイベン
トの発生を優先的に生成する。
【0094】ステップ2309において、緩和した制約
条件を満たすメッセージシーケンスが生成されたかを判
定し、生成できていればステップ2310に進み、生成
できていれば処理を終了する。なお、ステップ305に
おける制約条件の追加指定して、状態優先指定された場
合には、ステップ2307〜2309の処理をステップ
2304〜2306の処理に優先させて行う。
【0095】複数の更新前メッセージシーケンスを更新
する場合は、図21〜図23と同様の処理を繰り返す。
また、状態遷移表が複数存在する場合には、図12の制
約状態に示すように、各項番の制約条件状態は各モジュ
ールの状態の集合として与えられる。従って、前記の図
21〜図23の処理フロー図において、図21のステッ
プ2106と図23のステップ2304で状態を制約条
件からはずす処理では、複数の緩和された制約条件状態
を段階的に設定する。
【0096】以上で説明した実施例では、状態遷移仕様
として状態遷移表を表示する場合を仮定したが、状態遷
移仕様として状態遷移図を表示する場合にも、図3、図
4、図5を除いて、本発明を適用できる。
【0097】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、(1)状態遷移表等の状態遷移仕様の更新情
報を対応する更新前メッセージシーケンスに反映するこ
と、(2)状態遷移仕様の更新に伴う更新前メッセージ
シーケンスの変更を一意に決定できない場合には、利用
者のより望む更新後メッセージシーケンスを優先的に生
成すること、あるいは(3)メッセージシーケンスの更
新内容を明示的に表示することが可能となる。従って、
本発明によれば、外部仕様(メッセージシーケンス)と
状態遷移仕様(状態遷移図、表)を利用した通信ソフト
ウェアの反復設計において、状態遷移仕様の更新情報を
更新前のメッセージシーケンスに反映することができる
ため、仕様の設計、開発に期間の短縮と品質向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッセージシーケンス生成方法を実現
する装置の機能構成の一例を示す図。
【図2】本発明を適用する状態遷移仕様生成装置のハー
ドウェア構成の一例を示す図。
【図3】状態遷移表の一例を示す図。
【図4】状態遷移表の具体例を示す図。
【図5】図4の状態遷移表の更新の一例を示す図。
【図6】図4の状態遷移表から生成されたメッセージシ
ーケンス図の一例を示す図。
【図7】状態遷移仕様における更新情報抽出処理の概要
を示すフローチャート。
【図8】図7における状態名称の変更判定処理の詳細を
示すフローチャートの前半部。
【図9】図7における状態名称の変更判定処理の詳細を
示すフローチャートの後半部。
【図10】図4と図5の状態遷移表から抽出した更新情
報の一例を示す図。
【図11】入出力関係情報の入力を支援する画面の一例
を示す図。
【図12】図6のメッセージシーケンスから抽出した制
約条件を示す図。
【図13】制約条件の追加指定を支援する画面の一例を
示す図。
【図14】更新後メッセージシーケンス生成処理の概要
を示すフローチャート。
【図15】図14における更新後メッセージシーケンス
評価処理の詳細を示すフローチャート。
【図16】図14における更新後メッセージシーケンス
ソート処理の詳細を示すフローチャート。
【図17】図4の状態遷移表から図5の状態遷移表への
更新に伴う図6のメッセージシーケンス図の更新後のメ
ッセージシーケンス図の一例を示す図。
【図18】図4の状態遷移表から図5の状態遷移表への
更新に伴う図6のメッセージシーケンス図の更新後のメ
ッセージシーケンス図の他の一例を示す図。
【図19】更新前後のメッセージシーケンス図の表示画
面の一例を示す図。
【図20】更新後メッセージシーケンス生成処理の他の
実施例を示すフローチャート。
【図21】更新後メッセージシーケンス生成処理の更に
他の実施例を示すフローチャート。
【図22】図21のフローチャートの残り部分を示す
図。
【図23】図21における部分シーケンス生成処理の詳
細を示すフローチャート。
【符号の説明】
101…各機能を実行する実行制御、102…状態遷移
仕様編集機能、103…メッセージシーケンス図の生成
機能、104…状態遷移仕様更新情報抽出機能、105
…入出力関係不足情報入力機能、106…制約条件抽出
機能、107…メッセージシーケンス制約条件更新機
能、108…制約条件追加入力機能、109…更新後メ
ッセージシーケンス生成機能、110…メッセージシー
ケンス表示機能、111、112…状態遷移仕様情報、
113…更新情報、114…メッセージシーケンス図情
報、115…制約条件情報、116…更新後メッセージ
シーケンス情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 春雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内 (72)発明者 谷田 耕救 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ソフトウェア仕様として入力された更
    新前後の状態遷移仕様を記憶するための第1の記憶手段
    と、 更新前の状態遷移仕様情報から生成されたメッセージシ
    ーケンスを記憶するための第2の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された更新前後の状態遷移仕
    様から更新情報を抽出するための第1の抽出手段と、 上記第2の記憶手段に記憶された更新前のメッセージシ
    ーケンスから、メッセージの受信を含むイベント名称、
    および状態と経過に関する制約条件を抽出するための第
    2の抽出手段と、 上記第1の抽出手段で抽出された状態遷移仕様の更新情
    報を用いて、上記第2の抽出手段で抽出された制約条件
    の状態およびイベントの名称を更新するための手段と、 追加すべき制約条件、制約条件の緩和に関する優先条
    件、および制約条件の優先に関する優先制約条件が追加
    指定されたとき、上記制約条件を更新するための手段
    と、 上記制約条件を満たす更新後メッセージシーケンスを生
    成するための手段と、 上記生成された更新後メッセージシーケンスを表示画面
    の出力するための手段を有することを特徴とするメッセ
    ージシーケンス生成装置。
  2. 【請求項2】更新情報を抽出する前記第1の抽出手段
    は、前記更新前の状態遷移仕様における状態名称および
    イベント名称が、それぞれ前記更新後の状態遷移仕様の
    状態名称およびイベント名称に変更された可能性関して
    評価する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載
    のメッセージシーケンス生成装置。
  3. 【請求項3】前記第1の抽出手段が、更新前後で一致し
    ない状態名称に関して、更新前後の状態遷移表で共通の
    イベントの遷移内容が変更された割合を評価し、更新前
    後で一致しないイベント名称に関して、更新前後の状態
    遷移表で共通の状態名称の遷移内容が変更された割合を
    評価することを特徴とする請求項2に記載のメッセージ
    シーケンス生成装置。
  4. 【請求項4】前記制約条件を更新するための手段が、更
    新前の制約条件と更新後の制約条件とを関連付ける機能
    を有し、前記出力手段が変更のあった制約条件について
    更新前後の制約条件が表示画面に対応付けて表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか
    に記載のメッセージシーケンス生成装置。
  5. 【請求項5】前記出力手段が、前記更新前後のメッセー
    ジシーケンス図の構成要素のうち、更新前後で一致して
    いる状態およびイベントを互いに同期させて表示画面に
    出力することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか
    に記載のメッセージシーケンス生成装置。
  6. 【請求項6】前記出力手段が、前記更新前後のメッセー
    ジシーケンスから識別されたメッセージシーケンスの更
    新情報と前記状態遷移仕様の更新情報とに基づいて、更
    新後メッセージシーケンスにおいて変更のない部位、名
    称変更のあった部位、および新規に生成された部位を段
    階的に表示することを特徴とする請求項1〜請求項5の
    何れかに記載のメッセージシーケンス生成装置。
  7. 【請求項7】前記更新後メッセージシーケンスの生成手
    段が、前記追加指定された制約条件の緩和に関する優先
    条件に応じて、満たすべき制約条件の数を順次に緩和し
    て行き、緩和された各制約条件のもとで前記更新後メッ
    セージシーケンスを生成することを特徴とする請求項1
    〜請求項6の何れかに記載のメッセージシーケンス生成
    装置。
  8. 【請求項8】前記更新後メッセージシーケンスの生成手
    段が、前記追加指定された優先制約条件を満たすよう
    に、制約条件を緩和することを特徴とする請求項7に記
    載のメッセージシーケンス生成装置。
  9. 【請求項9】前記更新後メッセージシーケンスの生成手
    段が、生成された更新後メッセージシーケンスについて
    前記制約条件の満足度を評価し、該評価結果と前記緩和
    に関する優先条件に基づいて更新後メッセージシーケン
    スの順位付けを行い、前記出力手段が、上記順位に応じ
    て更新後メッセージシーケンスを表示画面に出力するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載のメ
    ッセージシーケンス生成装置。
  10. 【請求項10】前記更新後メッセージシーケンスの生成
    手段が、変更が最小の更新後メッセージシーケンスを生
    成できたと判断した時点で、更新後メッセージシーケン
    スの生成を終了することを特徴とする請求項1〜請求項
    9の何れかに記載のメッセージシーケンス生成装置。
JP5314710A 1993-12-15 1993-12-15 メッセージシーケンス生成装置 Pending JPH07168712A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198338A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Fuji Electric Systems Co Ltd ソフトウェア開発支援装置及び方法
JP2012226398A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Fuji Electric Co Ltd モデル図作成装置、モデル図作成方法、モデル図作成プログラムおよびモデル図作成用の状態イベント表のデータ構造
JP2013171458A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Fuji Electric Co Ltd モデル図作成装置、モデル図作成方法、モデル図作成プログラムおよびモデル図作成用の状態イベント表のデータ構造

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