JPH09212354A - 視覚プログラミングシステム - Google Patents

視覚プログラミングシステム

Info

Publication number
JPH09212354A
JPH09212354A JP4064696A JP4064696A JPH09212354A JP H09212354 A JPH09212354 A JP H09212354A JP 4064696 A JP4064696 A JP 4064696A JP 4064696 A JP4064696 A JP 4064696A JP H09212354 A JPH09212354 A JP H09212354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
graphic
parts
relationship
visual programming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4064696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Maeda
康行 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4064696A priority Critical patent/JPH09212354A/ja
Publication of JPH09212354A publication Critical patent/JPH09212354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム部品の結合方法に関する十分な知識
を持たない利用者でも容易にプログラムを作成すること
ができる視覚プログラミングシステムを提供する。 【解決手段】使用部品指定手段5により利用者が組み合
わせて使用したいプログラム部品を指定し、部品利用関
係照合手段9と部品結合関係照合手段11とにより編集中
の図形プログラムに流用可能な既存プログラムをプログ
ラム格納データベース2から検索し、流用可能プログラ
ム提示手段6により利用者に提示する。また、流用プロ
グラム指定手段7により編集中の図形プログラムに流用
する図形プログラムを指定し、指定された図形プログラ
ムと編集中の図形プログラムとの差分情報をプログラム
差分情報抽出手段12により抽出し、プログラム差分情報
適用手段13により編集中の図形プログラムに指定された
図形プログラムと等価なプログラム部品間の結合関係を
加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚プログラミン
グシステムに関し、特に図形シンボルで表されたプログ
ラム部品を図形的に操作してプログラム部品間の接続関
係を定義することにより情報処理装置用のプログラムを
作成する視覚プログラミングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラミング言語に関する十分
な知識を持たない利用者が各種の情報処理装置用のプロ
グラムを作成するための方法として、プログラム部品を
図形シンボルで表し、図形的操作によってプログラム部
品の接続関係を定義することによりプログラムを作成す
る視覚プログラミング方法が提案されている(例えば、
文献「Nan C. Shu,“Visual Programming”,Van Nost
rand Rheinhold,1988」等を参照)。
【0003】視覚プログラミング方法においては、部品
化されたプログラムを図形シンボルとして表示し、図形
操作や対話的データ操作によってプログラム部品の実行
順序及びデータ間の関係を定義する手段が提供される。
【0004】利用者は、予め登録されているプログラム
部品の中から必要なものを選択し、関連するプログラム
部品間の実行順序やデータ入出力の関係を図形操作等の
対話的操作手段を用いて指定し、このようにして定義さ
れたプログラムを図形プログラムとして保存する。
【0005】なお、前述したプログラム部品は通常、い
くつかのデータといくつかの「メソッド」と呼ばれる手
続きとから構成されるオブジェクトによって実現され
る。図形プログラムの実行時には、図形プログラムを構
成する図形シンボルに対応するプログラム部品の実体が
生成され、図形プログラムで指定された実行順序に従っ
てプログラム部品のメソッドが順次実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多くの視覚プログラミング方法では、図形シンボルで表
されたプログラム部品間の関係を定義する操作は利用者
に任されているため、利用者は各プログラム部品の正し
い使い方を理解して使用する必要があるという問題があ
る。
【0007】このような問題を解決するために、従来の
一部の視覚プログラミング方法では、結合したいプログ
ラム部品を指定した際に、指定されたプログラム部品に
関する代表的な結合方法を利用者に提示する機能を実現
するものがある。例えば特開平7−200278号公報
には、最も頻繁に使用される入出力データを代表値とし
て提示する方式が提案されている。
【0008】しかし、このような従来の一部の視覚プロ
グラミング方法により提示される代表的な結合方法は、
各プログラム部品の単位で登録されるため、結合される
プログラム部品の組合せに応じて結合方法が異なる場合
等に有効に対応することができないという問題がある。
【0009】これに対して、プログラム部品の組合せ毎
に代表的な結合方法を予め登録しておく方式も考えられ
るが、この方式ではプログラム部品の種類が増えると登
録しておかなければならない組合せの数も爆発的に多く
なり、プログラム部品の種類が少数に限定される特殊な
場合にしか適用できないという問題がある。
【0010】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡易な操作によってプログラム部品の
結合方法を登録することができ、また使用しようとする
プログラム部品の組合せに応じて登録されている結合方
法の中から適切なものを選択して提示し編集中の図形プ
ログラムに適用することができる視覚プログラミングシ
ステムを提供することを目的とする。
【0011】なお、本発明の視覚プログラミングシステ
ムによれば、後述するように、従来のようにプログラム
部品の組合せ毎に結合方法を定義する必要がなく、実際
の使用例をプログラム格納データベースに登録するだけ
でよいため、利用者による追加登録を容易に行うことが
可能になり、また従来のように2つのプログラム部品間
の結合関係だけでなく3つ以上のプログラム部品間の結
合関係についても比較照合を行うことができるため、よ
り適切な結合方法の提示を行なうことが可能になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、プログラム部品を図形的に操作してプロ
グラムを作成する視覚プログラミングシステムにおい
て、利用者が使用するプログラム部品を対話的に指定す
る使用部品指定手段と、プログラム部品を組み合わせて
作成された図形プログラムを格納するプログラム格納デ
ータベースと、該プログラム格納データベースに格納さ
れている図形プログラムと該図形プログラムの中で使用
されているプログラム部品との関係を管理するプログラ
ム−部品間関係管理手段と、前記プログラム格納データ
ベースに格納されている図形プログラムに対して指定さ
れたプログラム部品が使用されているか否かの比較照合
を行なう部品利用関係照合手段と、前記プログラム格納
データベースに格納されている図形プログラムの中で使
用されているプログラム部品の間の関係を管理する部品
間関係管理手段と、前記部品利用関係照合手段により選
別された図形プログラムに対して指定された複数のプロ
グラム部品間の結合関係の比較照合を行う部品結合関係
照合手段と、編集中の図形プログラムに対して適用可能
な図形プログラムを利用者に提示する流用可能プログラ
ム提示手段と、を含むことを特徴とする視覚プログラミ
ングシステムを提供する。
【0013】また、本発明の視覚プログラミングシステ
ムは、前記流用可能プログラム提示手段により提示され
た図形プログラムから適用すべき図形プログラムを利用
者が指定する流用プログラム指定手段と、該流用プログ
ラム指定手段により指定された図形プログラムと編集中
の図形プログラムとを比較して差分情報を抽出するプロ
グラム差分情報抽出手段と、該プログラム差分情報抽出
手段により抽出された差分情報を編集中の図形プログラ
ムに対して適用するプログラム差分情報適用手段と、を
さらに含むようにするとよい。
【0014】さらに、本発明の視覚プログラミングシス
テムは、前記流用可能プログラム提示手段が、指定され
た複数のプログラム部品間の結合関係を満足する度合に
応じて前記部品結合関係照合手段により選別された図形
プログラムを利用者に順に提示するようにするとよい。
【0015】前述した構成のもとで、本発明の視覚プロ
グラミングシステムによれば、プログラム−部品間関係
管理手段と部品利用関係照合手段とにより、プログラム
格納データベースに格納されている図形プログラムの中
から使用部品指定手段により指定されたプログラム部品
を使用している図形プログラムを選択し、部品関係管理
手段と部品結合関係照合手段とにより、プログラム格納
データベースに格納されている図形プログラムの中から
使用部品指定手段により指定された複数のプログラム部
品間の結合関係と同一及び/又は類似の結合関係を有す
る図形プログラムを選択し、選択された図形プログラム
を流用可能プログラム提示手段により編集中の図形プロ
グラムに適用可能な図形プログラムとして利用者に提示
することにより、利用者はプログラム部品の代表的な使
い方を容易に知ることができる。
【0016】また、本発明の視覚プログラミングシステ
ムによれば、流用プログラム指定手段とプログラム差分
情報抽出手段とプログラム差分情報適用手段とにより、
流用可能プログラム提示手段により提示された図形プロ
グラムの中から利用者が指定した図形プログラムにおけ
るプログラム部品間の結合関係を編集中の図形プログラ
ムに自動的に反映させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に係る視覚プ
ログラミングシステムの構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0019】図1を参照すると、本実施形態に係る視覚
プログラミングシステムは、画面表示部やマウス等の操
作入力部からなるユーザインタフェース(図示せず)を
有し利用者への情報提示や利用者からの入力情報の制御
を行う対話処理部1と、プログラム部品を組み合わせて
作成された図形プログラムを格納するプログラム格納デ
ータベース2と、編集中の図形プログラムに流用可能な
図形プログラムをプログラム格納データベース2から検
索する流用プログラム検索部3と、指定された図形プロ
グラムを編集中の図形プログラムに流用する流用プログ
ラム適用部4と、から構成される。
【0020】対話処理部1は、利用者が編集中の図形プ
ログラムにおいて使用したいプログラム部品を指定する
使用部品指定手段5と、流用プログラム検索部3により
検索された図形プログラムを流用可能な候補として利用
者に提示する流用可能プログラム提示手段6と、流用可
能な候補の中から利用者が使用したい図形プログラムを
指定する流用プログラム指定手段7と、を含む。
【0021】流用プログラム検索部3は、図形プログラ
ムとその図形プログラムを構成するプログラム部品との
関係を管理するプログラム−部品間関係管理手段8と、
対話処理部1の使用部品指定手段5により指定されたプ
ログラム部品を使用している図形プログラムをプログラ
ム格納データベース2から検索する部品利用関係照合手
段9と、図形プログラムの中で使用されているプログラ
ム部品間の関係を管理する部品間関係管理手段10と、
対話処理部1の使用部品指定手段5により指定された複
数のプログラム部品間の結合順序に関する制約関係に基
づいて部品利用関係照合手段9により検索された図形プ
ログラムの中から制約関係を満足するものを検索して指
定されている複数のプログラム部品間の結合関係との類
似度を評価する部品結合関係照合手段11と、を含む。
【0022】流用プログラム適用部4は、対話処理部1
の流用プログラム指定手段7により指定された図形プロ
グラムと編集中の図形プログラムとを比較して差分情報
を抽出するプログラム差分情報抽出手段12と、プログ
ラム差分情報抽出手段12により抽出された差分情報を
編集中の図形プログラムに適用するプログラム差分情報
適用手段13と、を含む。
【0023】次に、本実施形態に係る視覚プログラミン
グシステムの動作を説明する。
【0024】図2は、本発明の一実施形態に係る視覚プ
ログラミングシステムにより作成される図形プログラム
の一例を示す図である。図2において、箱型の図形シン
ボル(以下「ボックス」という)はプログラム部品に対
応し、ボックス中の小図形シンボル(以下「ポート」と
いう)はプログラム部品の有する入出力データに対応
し、ボックス中のポート間の線(以下「エッジ」とい
う)はプログラム部品間のデータの対応関係を示してい
る。
【0025】図2を参照すると、利用者は、所望のプロ
グラム部品を選択して本実施形態に係る視覚プログラミ
ングシステムの図形プログラムエディタ上にボックス
(ボックスA1、B1、B2、C1及びD1)として配
置し、個々のボックス中のポート間(例えば、ボックス
A1のポートA−1とボックスB1のポートB−1との
間)をエッジ(例えば、エッジe1)で結線してプログ
ラムの動作を定義する。なお、図形プログラムの定義情
報はプログラム格納データベース2に登録される。
【0026】図3は、図2に示した図形プログラムの定
義情報の格納形式を示す図である。図3(A)はボック
スとボックスに対応するプログラム部品の種別(クラ
ス)との関係を示し、図3(B)はエッジの接続元(の
ボックスとポート)と接続先(のボックスとポート)と
の関係を示している。なお、本実施形態に係る視覚プロ
グラミングシステムでは、接続元と接続先のポートのタ
イプ(例えば、“integer”、“string”、“float”
等)が一致する場合に限ってエッジを定義できるものと
する。
【0027】図2に示した図形プログラムの各ボックス
のように個々のプログラム部品が複数のポートを有して
いる場合には、利用者は正しいポートを選択して他のプ
ログラム部品のポートと関連付ける必要があり、そのた
めにはプログラム部品の使い方に関する知識が必要とな
る。
【0028】本実施形態に係る視覚プログラミングシス
テムは、このような知識を十分に持たない利用者でも図
形プログラムを容易に作成することができるように、以
下の手順に従ってエッジの結線作業を支援する。
【0029】図1ないし図3を参照すると、まず、利用
者は、対話処理部1の使用部品指定手段5により結合し
たいプログラム部品に対応するボックスを指定する。こ
の指定は、結合元のボックスと結合先のボックスとを一
組として行ない、複数組のボックスを指定することも可
能である。
【0030】次に、流用プログラム検索部3の部品利用
関係照合手段9は、プログラム格納データベース2に格
納されている図形プログラムについて、対話処理部1の
使用部品指定手段5により指定された各ボックスに対応
するプログラム部品が使用されているか否かをプログラ
ム−部品間関係管理手段8を用いて調べ、指定された全
てのプログラム部品を含んでいる図形プログラムのみを
選別する。
【0031】次に、流用プログラム検索部3の部品結合
関係照合手段11は、部品利用関係照合手段9により選
別された図形プログラムに対して、使用部品指定手段5
により指定されたボックスの結合順序に基づいて図形プ
ログラムの中で使用されているプログラム部品間の結合
順序を部品間関係管理手段10を用いて調べ、結合順序
に関する制約関係を満足している図形プログラムのみを
選別し、また結合順序に関する制約関係を満足している
度合を計量して選別された図形プログラムの満足度とし
て出力する。
【0032】次に、対話処理部1の流用可能プログラム
提示手段6は、前述した処理に従って出力された図形プ
ログラムを満足度の高い順に利用者に対して提示する。
【0033】これにより、利用者は、対話処理部1の流
用可能プログラム提示手段6により提示された複数の図
形プログラムの中から流用プログラム指定手段7により
その中の一つを指定することができるようになる。
【0034】流用プログラム適用部4のプログラム差分
情報抽出手段12は、利用者が所定の図形プログラムを
指定すると、利用者によって指定された図形プログラム
と編集中の図形プログラムとの差分情報として、追加す
べきボックスや追加又は変更すべきエッジの情報を生成
する。
【0035】次に、プログラム差分情報適用手段13
は、プログラム差分情報抽出手段12により抽出された
差分情報に基づいて編集中の図形プログラムに対してボ
ックスやエッジの追加や変更を行ない、選択された図形
プログラムと等価のプログラム部品間の結合関係を編集
中の図形プログラムに加える。
【0036】次に、図1、図4ないし図11を参照し
て、本実施形態に係る視覚プログラミングシステムの動
作を具体例に即してより詳細に説明する。
【0037】図4は、本発明の一実施形態に係る視覚プ
ログラミングシステムの動作を説明するためのフローチ
ャートである。図5は、図4に示したフローチャートの
ステップ22の処理(流用可能プログラム検索処理)を
より詳細に説明するためのフローチャートである。図6
ないし図11は、本発明の一実施形態に係る視覚プログ
ラミングシステムによる処理の具体例を説明するための
図である。
【0038】図6(A)に示すように、編集中の図形プ
ログラムの一部において、プログラム部品Aに対応する
ボックスA1、プログラム部品Bに対応するボックスB
1、プログラム部品Cに対応するボックスC1がそれぞ
れ配置され、互いのプログラム部品間は結合関係が定義
されていない状態にあるものとする。
【0039】この状態で、利用者が対話処理部1の使用
部品指定手段1によりボックスを指定し、例えば図6
(B)に示すようにボックスA1からボックスC1へ、
ボックスB1からボックスC1へ、という2組のプログ
ラム部品間の結合関係を指定したとすると(ステップ2
1)、以下に説明するステップ22の流用可能プログラ
ム検索処理(図5に示したステップ31ないし38の処
理)に進む。
【0040】なお、プログラム格納データベース2に
は、図2に示したような図形プログラムが図3に示した
格納形式で予め複数個登録されているものとする。
【0041】流用プログラム検索部3の部品利用関係照
合手段9は、プログラム格納データベース2に格納され
ている図形プログラムを選択し(ステップ31)、対話
処理部1の使用部品指定手段5により図6(B)のよう
にして指定された3つのボックスA1、B1及びC1に
対応するプログラム部品が使用されているか否かをプロ
グラム−部品間関係管理手段8を用いて調べ、指定され
た全てのプログラム部品を含んでいる図形プログラムの
みを選別する(ステップ32及び33)。
【0042】図7(A)に、流用プログラム検索部3の
部品利用関係照合手段9により選別された図形プログラ
ム106、309、505及び604を示す。
【0043】次に、流用プログラム検索部3の部品結合
関係照合手段11は、部品利用関係照合手段9により選
別された図形プログラムに対して、対話処理部1の使用
部品指定手段5により図6(B)のようにして指定され
たプログラム部品の結合順序に関する制約、すなわちプ
ログラム部品Aの後にプログラム部品Cが配置され、プ
ログラム部品Bの後にプログラム部品Cが配置されると
いう順序関係を満足する図形プログラムのみを部品間関
係管理手段10を用いて選別する(ステップ34)。
【0044】図7(B)に、流用プログラム検索部3の
部品結合関係照合手段11により選別された図形プログ
ラム106及び604を示す。
【0045】ステップ34の部品結合関係照合処理にお
いては、選別された図形プログラムと編集中の図形プロ
グラムとの間で対応するボックスの関係を調べ、不足し
ているボックスの有無や各ボックスのポートの使用状態
などを比較し、プログラム毎に適合の度合を計算して保
存する(ステップ35)。
【0046】例えば、図8には図形プログラム106と
編集中の図形プログラムとのボックスやポートの対応関
係が示され、図9には図形プログラム604と編集中の
図形プログラムとのボックスやポートの対応関係が示さ
れている。
【0047】以上のステップ31ないし35の処理をプ
ログラム格納データベース2に格納されている図形プロ
グラムの全てについて実行し(ステップ36でNOと判
断されるまで)、結合順序に関する制約を満足している
度合の高い順にソートした上で(ステップ37)、流用
可能プログラムとして出力する(ステップ38)。
【0048】その後、対話処理部1の流用可能プログラ
ム提示手段6は、ステップ22の処理(ステップ31な
いし38の処理)に従って出力された図形プログラムを
満足度の高い順に利用者に対して提示し(ステップ23
及び24)、利用者は提示された複数の図形プログラム
の中から流用プログラム指定手段7を用いてその中の一
つを指定する(ステップ25)。
【0049】図10(A)に、流用可能プログラム提示
手段6によって提示された図形プログラムの中から利用
者が流用プログラム指定手段7によって指定した一つの
図形プログラム604を示す。
【0050】利用者が図形プログラム604を指定した
場合(ステップ26でYESと判断された場合)には、
流用プログラム適用部4のプログラム差分情報抽出手段
12を用いて利用者が指定した図形プログラム604と
編集中の図形プログラムとの差分情報として、追加すべ
きボックスや追加又は変更すべきエッジの情報を生成す
る。
【0051】図10(B)に、図6(A)に示した編集
中の図形プログラムに含まれるエッジに関する定義情報
を示し、図10(C)に、プログラム差分情報抽出手段
12により抽出される図6(A)に示した編集中の図形
プログラムと図形プログラム604との差分情報を示
す。
【0052】その後、プログラム差分情報適用手段13
は、プログラム差分情報抽出手段12により抽出された
差分情報に基づいて編集中の図形プログラムに対してボ
ックスやエッジの追加や変更を行ない、選択された図形
プログラムと等価のプログラム部品間の結合関係を編集
中の図形プログラムに加える(ステップ27)。
【0053】図11に、プログラム差分情報適用手段1
3により差分情報を編集中の図形プログラムに適用した
結果を示す。
【0054】このように、本実施形態に係る視覚プログ
ラミングシステムによれば、プログラム格納データベー
スに格納されている図形プログラムの中から利用者によ
って指定されたプログラム部品の種類や結合順序の関係
を満足しているものを選別し、編集中の図形プログラム
と比較照合して適合の度合を評価し、適合度の高い順に
利用者に対して提示を行うため、個々のプログラム部品
間の結合方法に関する十分な知識を持たない利用者で
も、結合したいプログラム部品を指定するだけでその具
体的な使い方を知ることができる。
【0055】また、本実施形態に係る視覚プログラミン
グシステムによれば、編集中の図形プログラムと指定さ
れた既存の図形プログラムとの差分情報を抽出し、編集
中の図形プログラムに適用することにより、検索された
図形プログラムにおいて使用しているプログラム部品の
結合方法を編集中の図形プログラムに自動的に反映させ
ることができる。
【0056】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の視覚プロ
グラミングシステムによれば、利用者が使用したいプロ
グラム部品をいくつか指定することにより、プログラム
格納データベースに格納されている図形プログラムの中
から流用可能プログラムを検索し、プログラム部品間の
結合関係が適切なものを優先して提示させることができ
る。
【0058】また、本発明の視覚プログラミングシステ
ムによれば、利用者が流用可能プログラムの中から使用
したい図形プログラムを選択することにより、編集中の
図形プログラムにおいて必要なプログラム部品間の結合
操作を自動的に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミング
システムの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミング
システムにより作成される図形プログラムの一例を示す
図である。
【図3】図2に示した図形プログラムの定義情報の格納
形式の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミング
システムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図4に示したフローチャートのステップ22の
処理(流用可能プログラム検索処理)をより詳細に説明
するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミング
システムによりプログラム部品を対話的に指定する様子
を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミング
システムにより編集中の図形プログラムに対して適用可
能な図形プログラムを利用者に提示する様子を示す図で
ある。
【図8】図7に示した図形プログラム106と編集中の
図形プログラムとのボックスやポートの対応関係を示す
図である。
【図9】図7に示した図形プログラム604と編集中の
図形プログラムとのボックスやポートの対応関係を示す
図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミン
グシステムにより編集中の図形プログラムに適用される
図形プログラムを説明するための図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る視覚プログラミン
グシステムにより編集中の図形プログラムに所定の図形
プログラムを適用した様子を示す図である。
【符号の説明】
1 対話処理部 2 プログラム格納データベース 3 流用プログラム検索部 4 流用プログラム適用部 5 使用部品指定手段 6 流用可能プログラム提示手段 7 流用プログラム指定手段 8 プログラム−部品間関係管理手段 9 部品利用関係照合手段 10 部品間関係管理手段 11 部品結合関係照合手段 12 プログラム差分情報抽出手段 13 プログラム差分情報適用手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム部品を図形的に操作してプログ
    ラムを作成する視覚プログラミングシステムにおいて、 利用者が使用するプログラム部品を対話的に指定する使
    用部品指定手段と、 プログラム部品を組み合わせて作成された図形プログラ
    ムを格納するプログラム格納データベースと、 該プログラム格納データベースに格納されている図形プ
    ログラムと該図形プログラムの中で使用されているプロ
    グラム部品との関係を管理するプログラム−部品間関係
    管理手段と、 前記プログラム格納データベースに格納されている図形
    プログラムに対して指定されたプログラム部品が使用さ
    れているか否かの比較照合を行なう部品利用関係照合手
    段と、 前記プログラム格納データベースに格納されている図形
    プログラムの中で使用されているプログラム部品の間の
    関係を管理する部品間関係管理手段と、 前記部品利用関係照合手段により選別された図形プログ
    ラムに対して指定された複数のプログラム部品間の結合
    関係の比較照合を行う部品結合関係照合手段と、 編集中の図形プログラムに対して適用可能な図形プログ
    ラムを利用者に提示する流用可能プログラム提示手段
    と、 を含むことを特徴とする視覚プログラミングシステム。
  2. 【請求項2】前記流用可能プログラム提示手段により提
    示された図形プログラムから適用すべき図形プログラム
    を利用者が指定する流用プログラム指定手段と、 該流用プログラム指定手段により指定された図形プログ
    ラムと編集中の図形プログラムとを比較して差分情報を
    抽出するプログラム差分情報抽出手段と、 該プログラム差分情報抽出手段により抽出された差分情
    報を編集中の図形プログラムに対して適用するプログラ
    ム差分情報適用手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の視覚プロ
    グラミングシステム。
  3. 【請求項3】前記流用可能プログラム提示手段が、指定
    された複数のプログラム部品間の結合関係を満足する度
    合に応じて前記部品結合関係照合手段により選別された
    図形プログラムを利用者に順に提示することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の視覚プログラミングシステム。
  4. 【請求項4】プログラム部品を図形的に操作してプログ
    ラムを作成する視覚プログラミングシステムにおいて、 編集中の図形プログラムにおいて対話的に指定された複
    数のプログラム部品について、プログラム格納データベ
    ースに格納されている図形プログラムから前記指定され
    た複数のプログラム部品を使用しかつ該複数のプログラ
    ム部品間の結合関係と同一及び/又は類似の結合関係を
    有する図形プログラムを選択し、該選択された図形プロ
    グラムを前記編集中の図形プログラムに適用可能とした
    ことを特徴とする視覚プログラミングシステム。
JP4064696A 1996-02-01 1996-02-01 視覚プログラミングシステム Pending JPH09212354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064696A JPH09212354A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 視覚プログラミングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064696A JPH09212354A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 視覚プログラミングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09212354A true JPH09212354A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12586332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4064696A Pending JPH09212354A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 視覚プログラミングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09212354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248590A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Ihi Corp タスク設計支援システム及びタスク設計支援方法
JP2014092950A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ビジュアルプログラミングによるプログラム処理装置及びシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248590A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Ihi Corp タスク設計支援システム及びタスク設計支援方法
JP2014092950A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ビジュアルプログラミングによるプログラム処理装置及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5832476A (en) Document searching method using forward and backward citation tables
JP2006268299A (ja) ソフトウェア開発支援システム
JP3828379B2 (ja) テスト仕様生成支援装置、方法、プログラム及び記録媒体
US20090228794A1 (en) Business specification comprehension assistance system and method
JPH1185492A (ja) オブジェクト指向データモデル作成支援装置
JPH0540616A (ja) プログラム仕様生成方法
JPH11265368A (ja) 作業手順管理システム
JP3597661B2 (ja) 情報提示システムおよび情報提示方法
US7849442B2 (en) Application requirement design support system and method therefor
JP2000276338A (ja) 視覚プログラミング方法およびシステムならびに視覚プログラミングのための記録媒体
JPH09212354A (ja) 視覚プログラミングシステム
JPH10149301A (ja) スクリプト作成装置
JP2004046870A (ja) 情報単位群操作装置
JPH08314973A (ja) 情報単位群操作装置
JPH0830448A (ja) プログラム仕様整合検査装置
JPH09146968A (ja) 文書検索方法
JPH056291A (ja) テスト資源の作成・管理方法
JP3889067B2 (ja) 文書管理装置及び文書管理方法
JPH05257979A (ja) キーワード候補抽出機能付きデータベースシステム
JPH11161666A (ja) ドキュメントデータ検索方法および装置、並びにドキュメント編集装置
JPH11195036A (ja) 構成部品情報検索装置及び構成部品情報検索方法並びに記憶媒体
JPH1063684A (ja) 属性情報付与装置
JPH02112024A (ja) プログラム処理パターン推定方法
JPH07200356A (ja) チェックリスト自動消込みシステム
CN112445391A (zh) 一种服务数据生成方法、装置和计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000509