JPH056291A - テスト資源の作成・管理方法 - Google Patents

テスト資源の作成・管理方法

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JPH056291A
JPH056291A JP3158218A JP15821891A JPH056291A JP H056291 A JPH056291 A JP H056291A JP 3158218 A JP3158218 A JP 3158218A JP 15821891 A JP15821891 A JP 15821891A JP H056291 A JPH056291 A JP H056291A
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Japan
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test
data
program
pcl
library
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JP3158218A
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Inventor
Masakazu Karikomi
正和 刈込
Eisuke Koshio
英輔 古塩
Naomasa Ogata
直正 尾形
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト資源を識別子情報を用いて関連づけて
生成することにより、テストの準備、実行、確認作業の
効率化をはかる。 【構成】 PCLライブラリ307、テスト結果予想デ
ータライブラリ309、テストコマンドライブラリ31
2のテスト資源を生成する際、これらの関連をテストケ
ース情報ライブラリ310に登録する。PCLライブラ
リ307の情報を選択すると、デバッガ1101が起動
されてテストを実行し、テスト結果情報ライブラリ11
02を作成する。これに対応するテスト結果予想データ
があれば、照合結果がPCLに記入される。また、確認
済みになっていないPCLについては、確認結果を応答
すると、その結果がPCLの確認欄に記入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアテスト支
援のためのテスト資源の作成・管理方法に関し、特に単
体プログラムテストの実施におけるテスト資源の作成・
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単体テストを行う方法の一つにデ
バッグ用ツールを用いる方法がある。この際に必要なテ
スト資源には、テスト項目や入力条件および確認項目を
記載したプログラムチェックリスト(以下、PCLと記
す)、テストの入力データであるテストデータ、入力デ
ータに応じて予想される出力データであるテスト結果予
想データ、デバッグ用ツールに対する起動開始情報や中
断情報およびデータシミュレーション情報を記述したテ
ストコマンド等がある。従来は、これらのテスト資源の
作成やテストの実行を支援する手段が不十分であったた
め、テスト準備作業やテスト作業に多くの工数を要して
いた。この問題を解決するいくつかの方法が提案されて
いる。例えば、テスト準備作業におけるPCLおよびテ
ストデータの生成効率を上げるための方法として、プロ
グラム仕様書に記載された標準パターン名、部品名、キ
ーワードから、これらに応じて用意してあるPCLのス
ケルトンやPCL部品を検索し、これにプログラム仕様
書とデータ項目辞書の定義内容からデータ項目名やデー
タ値等を設定して目的のPCLを作成する方法がある。
また、特願平2−302382号公報に記載されている
ように、上記PCL作成と同時にデータ項目辞書やデー
タ仕様書からデータ項目の長さと属性およびテスト項目
の内容に一致したテスト入力データおよび確認用ファイ
ルフォーマットを作成する方法がある。また、テスト作
業における確認作業の効率および信頼性を上げる方法と
して、テスト結果予想データを利用する方法がある。こ
れは、前回のテスト結果データを蓄積したものや、仕様
から結果を予想して作成したデータを用いて、テスト結
果とマッチングをとり、自動的に確認作業を行う方法で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、テス
ト準備作業におけるテスト資源作成やテスト実行作業の
効率向上のために有効である。しかし、テスト項目を示
すPCLと、テスト実行に使用するテスコマンドやテス
トデータやテスト結果予想データが相互に関連なく作成
されるため、テスト実行時にどのPCLとテストコマン
ドやテストデータやテスト結果予想データが対応するの
かを人間が判断しなければならず、この判断に時間を要
する。また、テスト項目を示すPCLとテスト実行に使
用するテストコマンドやテストデータが相互に関連なく
蓄積されるため、過去に作成したテストデータやテスト
コマンドの再利用が難しく、プログラム修正に伴う再テ
ストの度にテストデータやテストコマンドを作り直さな
ければならなかった。このため、テスト準備作業の効率
に問題があった。本発明の第1の目的は、テスト資源を
関連づけて蓄積し、テスト確認の際、テスト実行に必要
なテスト資源を自動検索することにより、テスト実行作
業の効率化をはかることにある。また、第2の目的は、
テスト資源を関連付けて蓄積し、テスト確認の際、確認
に必要なテスト結果予想データの検索や、実際のテスト
実行結果との照合を自動化することにより、テスト結果
確認作業の効率化をはかることにある。また、第3の目
的は、テスト資源の自動作成において、対応するテスト
資源を関連付けて作成することにより、テスト準備作業
の効率化をはかることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明のテスト資源の作成・管理方法は、PC
Lとこれに対応するテストコマンドやテストデータを同
一識別子で関連付けて生成、管理することに特徴があ
る。また、利用者が選択したPCLに対応するテスト資
源を識別子情報を用いて検索し、デバッグ用ツールを起
動し、テストを実行することに特徴がある。また、上記
第2の目的を達成するため、PCLとこれに対応するテ
スト結果予想データを同一識別子で関連付けて生成、管
理することに特徴がある。また、利用者が選択したPC
Lから実行されたテストの結果情報を作成し、選択した
PCLと同一識別子を持つテスト結果予想データが存在
する場合、これを検索して、テスト実行結果とテスト結
果予想データの照会を行い、照会結果情報をPCLの確
認欄に記入することに特徴がある。また、上記検索にお
いて、テスト結果予想データが検索されない場合、およ
び照会結果が不一致になった場合は、テスト結果情報を
出力し、利用者が入力した確認結果をPCLの確認欄に
記入することに特徴がある。さらに、上記第3の目的を
達成するため、関連するPCL、テストコマンド、テス
トデータ、テスト結果予想データに同一識別子を付けて
自動生成および作成支援を行うことに特徴がある。ま
た、テスト結果情報を、対応するテスト資源と同一の識
別子を付けて蓄積し、当該プログラムの修正による再テ
スト時のテスト結果予想データとして使用することに特
徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、PCL、テストコマンド、
テストデータのテスト資源作成時に、対応するテスト資
源に同一識別子を付加し、関連付けて蓄積し、PCLを
選択することで対応するテスト資源を検索し、テストデ
バッグ用ツールを起動してテストを実行する。従って、
テスト実行時に人間がPCLに対応するテスト資源を選
択する必要はなく、テスト実行作業の効率化、ひいては
ソフトフェア開発の効率化をはかることができる。ま
た、テスト結果予想データ作成時に対応するPCLと同
一の識別子を付加し、関連付けて蓄積することにより、
テスト実行時に当該PCLに対応するテスト結果予想デ
ータを検索し、テスト結果情報と照合して、照合結果を
PCLの確認欄に記入する。なお、照合結果が不一致の
場合、およびテスト結果予想データが存在しない場合に
は、PCLを選択することによって、テストデータやテ
スト結果情報を表示し、利用者がテスト結果情報を見て
確認結果を入力すると、これをPCLの確認欄に記入す
る。これにより、テスト結果予想データがあるPCLの
テストにおいては、確認作業が不要となり、また、自動
確認できないものについても、PCLからテストデータ
やテスト結果が呼び出せるので、確認作業の工数削減お
よび信頼性の向上がはかれ、ひいてはソフトウェア開発
の効率化をはかることができる。さらに、PCL、テス
トコマンド、テストデータ、テスト結果予想データのテ
スト資源作成時に、対応するテスト資源に同一の識別子
情報を付加し、あるいは既にあるテスト資源の対応付け
をすることによって、テスト資源を関連付けて蓄積す
る。これにより、テスト資源作成の効率化、ひいてはソ
フトウェア開発の効率化をはかることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例におけるテスト資源
作成の処理手順を示すフローチャート、図2は本発明の
テスト資源の作成・管理方法を適用する計算機システム
の構成図、図3は本発明の第1の実施例における計算機
システムの機能構成図、図4は本発明の第1の実施例に
おけるデータ項目辞書の構造を示す説明図である。図2
において、21は入力装置、22はCPU23の制御プ
ログラムや必要データを格納するメモリ、23は装置全
体を制御するCPU、24はテスト資源やデータ項目辞
書等を格納する外部記憶装置、25は表示装置、26は
プリンタである。また、図3において、301は標準パ
ターンおよび機能別部品に対応して予め用意されたPC
Lスケルトンを格納している標準PCLライブラリ、3
02は各プログラムで使用する標準パターン名および入
出力ファイル名、画面名、帳票名を定義しているプログ
ラム仕様書ライブラリ、303はデータ項目辞書、30
4は各ファイル、画面、帳票に関する定義情報を格納し
ているデータ仕様書ライブラリ、305はPCL生成・
編集ツール、306はテストデータ生成・編集ツール、
307はPCL生成・編集ツール305の生成したPC
Lを格納するPCLライブラリ、308はテストデータ
ライブラリ、309はテスト結果予想データライブラ
リ、310はテストケース情報ライブラリ、311はテ
ストコマンド生成ツール、312はテストコマンドライ
ブラリ、313は中間言語ライブラリである。また、デ
ータ項目辞書303は、図4のように、データ名40
1、日本語名402、属性403、データ項目に対して
行われる処理であるチェック条件404、入力編集40
5、大力編集406、およびテスト時に使用する標準的
なデータである標準テキストデータ407の定義情報を
格納しているライブラリであって、システムに含まれる
全てのデータ項目に関する情報をデータ項目単位に管理
するものである。
【0007】このような構成により、図1に示す各ステ
ップの処理を行う。まず、PCL生成・編集ツール30
5によりPCLを生成する(101)。すなわち、PC
L生成・編集ツール305は、プログラム仕様書ライブ
ラリ302、データ項目辞書303、データ仕様書ライ
ブラリ304、および標準PCLライブラリ301を入
力する。そして、プログラム仕様書に記述されている、
プログラムの構造を分類したプログラムスケルトンであ
る標準パターン名から、PCLライブラリ301の中の
対応するPCLスケルトンを検索し、この空欄に、プロ
グラム仕様書302およびデータ項目辞書303をもと
に、データ名等を設定してPCLを作成する。さらに、
データ項目辞書303に記述されている、データ項目に
対して行われる処理を示すキーワード404〜406か
ら、PCLライブラリ301の中の対応するPCLスケ
ルトンを検索し、この空欄に、データ項目辞書303を
もとに、データ名、入力データ値等を設定してPCLを
作成する。ここで、データ項目辞書303の定義内容か
ら作成したPCLの例を示す。図5は、図4のデータ項
目辞書の定義内容から作成したPCL例図である。本実
施例のPCLは、業務名称欄501、プログラム日本語
名称欄502、およびプログラム記号名称欄503から
なるPCLの形式を記述する領域と、PCL−ID欄5
04、チェック項目欄505、入力条件欄506、確認
内容欄507、確認日欄508、PCL区分欄509か
らなるPCLの内容を記述する領域とから構成される。
この場合、データ項目名「職位コード」については、定
義されているキーワードが「AREA」(範囲チェッ
ク)であるので、標準PCLライブラリ301の中のA
REA用PCLスケルトンを取得し、チェック項目欄5
05および入力条件欄506におけるデータ項目名称欄
510に「職位コード」を設定する。また、キーワード
の定義内容が「(1:10)」(1≦データ項目≦10
であることを示す)なので、入力条件欄506における
最大値欄511に「10」、最小値欄512に「1」、
正常値欄513にデータ項目辞書503の標準テストデ
ータの「5」、範囲外値欄514,515に最大値に1
を加えた「11」、および最小値から1を引いた「0」
をそれぞれ設定する。次に、テストデータ生成・編集ツ
ール306は、プログラム仕様書ライブラリ302、デ
ータ項目辞書303、データ仕様書ライブラリ304お
よびPCL生成・編集ツール305からの引き継ぎ情報
を入力し、テストデータを生成して(ステップ10
2)、テストデータライブラリ308に出力する。ここ
で、図5に示したPCLから作成したテストデータの例
を示し、テストデータ作成方法について具体例を挙げて
詳細に述べる。図6は、図5のPCLから作成したテス
トデータ例図、図7は本発明の第1の実施例におけるテ
ストデータ作成方法の説明図である。本実施例のテスト
データは、図6のように、テストデータID欄601、
対応するPCLを示すPCL−ID欄602からなる情
報を記述する領域と、業務名称欄603、ファイル名称
欄604、ファイル仕様書名欄605からなる情報を記
述する領域と、データ項目日本語名欄606、データ項
目記号名欄607、タイプ欄608、長さ欄609、テ
ストデータ値欄610からなるテストデータの内容を記
述する領域とから構成される。このようなテストデータ
を作成する場合、テストデータ生成・編集ツール306
は、プログラム仕様書ライブラリ302よりファイル仕
様書名、画面仕様書名、帳票仕様書名を取得し、これを
もとにデータ仕様書ライブラリ304を検索し、目的の
仕様書を取得する。次に、各仕様書に格納されたデータ
項目名を取得し、これをもとにデータ項目辞書303を
検索し、標準テストデータ407を取得する。そして、
仕様書に記載されている全てのデータ項目についての標
準テストデータを組み合わせ、テストデータの標準値7
01を作成する。次に、このテストデータ標準値701
に対し、PCL生成・編集ツール305からのPCL引
き継ぎ情報702により、当該PCLでの入力条件を有
する特定の項目についてテストデータを置き換え、当該
PCLに対応したテストデータ703を作成する。例え
ば、図7に示すように、ファイル仕様書よりテストデー
タ標準値701を作成し、これを図5に示したPCLの
PCL−ID「KYU01」からのPCL引き継ぎ情報
702を用いて、「SYOKUI−CODE」を「1
0」に置き換えてテストデータ703を作成する。次の
ステップ103では、テストデータ生成・編集ツール3
06は、プログラム仕様書ライブラリ302より出力フ
ァイル仕様書名を取得し、これをもとにデータ仕様書3
04を検索し、目的の仕様書を取得する。次に、各仕様
書に格納されたデータ項目名を取得し、これをもとにデ
ータ項目辞書303を検索し、標準テストデータ407
を取得する。そして、仕様書に記載されている全てのデ
ータ項目についての標準テストデータを組み合わせ、テ
スト結果予想データのフォーマットを作成する。これ
は、テスト結果予想データライブラリ309に出力され
る。ここで、テスト結果予想データのフォーマットにつ
いて述べる。図8は、本発明の第1の実施例におけるテ
スト結果予想データのフォーマット例図である。本実施
例のデスト結果予想データは、テスト結果予想データI
D欄801、対応するPCLを示すPCL−ID欄80
2からなる情報を記述する領域と、ファイル名称欄80
3、ファイル仕様書名欄804、レコード名欄805か
らなる情報を記述する領域と、レベル欄806、データ
項目日本語名欄807、データ項目記号名欄808、タ
イプ欄809、長さ欄810、開始位置欄811、テス
ト結果予想データ値欄812からなるテストデータの内
容を記述する領域から構成される。次に、上記のステッ
プで得られたPCL、テストデータ、テスト結果予想デ
ータより、PCL−IDおよびこれに対応するテストデ
ータID、テスト結果予想データIDを作成してテスト
ケース情報ライブラリ310に登録する(ステップ10
4)。なお、テストケースは、テストプログラムの1回
のテストに必要なサブコマンド群を管理する単位で、テ
ストケース情報ライブラリ310には、各テストケース
で使用するテスト資源が登録される。ここで、テストケ
ース情報の例を示す。図9は、本発明の第1の実施例に
おけるテストケース情報例図である。本実施例のテスト
ケース情報は、テストケースID欄901、プログラム
名欄902、テストケース概要欄903からなるテスト
ケースの情報を記述する領域と、PCL−ID欄90
4、テストデータID欄905、テスト結果予想データ
ID欄906、テスト結果情報ID欄907からなるテ
スト資源を記述する領域とから構成される。なお、テス
トケース概要はPCLから転記される。こうして、PC
Lとこれに対応するテストデータ、テスト結果予想デー
タの作成(ステップ101〜103)、およびテストケ
ース情報ライブラリ310への登録(ステップ104)
が済むと、必要とするPCLを全て作成したかどうかを
判定する(ステップ105)。その結果、作成していな
ければ、PCLの作成を繰返し、作成していれば、処理
を終了する。次のステップ106では、追加コーディン
グ部分のテスト用のチェックリストをPCL編集ツール
305で作成する。これは、本実施例で述べるPCL生
成ツールは、標準パターン、機能別部品を用いたプログ
ラムの自動生成部分のみを対象としているためである。
また、ステップ106では、自動生成したPCLについ
て、不足しているPCLがあれば、追加、編集する。次
のステップ107では、PCL編集(ステップ106)
において追加したPCLに対応するテストデータをテス
トデータ生成・編集ツール306を用いて作成する。ま
た、自動生成したテストデータについて修正があれば、
テストデータ生成・編集ツール306を用いて編集す
る。次に、テスト結果の自動確認を行う場合、テスト結
果予想データフォーマット作成(ステップ103)で作
成したテスト結果予想データフォーマットの、条件を有
する特定のデータ項目について修正を行い、テスト結果
予想データを作成する(ステップ108)。次に、各テ
スト資源に対して追加、修正を行った場合、対応するテ
ストケース情報を修正する(ステップ109)。次に、
全てのテスト資源の編集が終了したかを判断する(ステ
ップ110)。その結果、終了していなければ、編集を
繰返し、編集箇所がなければ、編集を終了する。なお、
本実施例では、各テスト資源を自動生成し、必要に応じ
て編集を行う場合について述べたが、一部あるいは全て
のテスト資源について、自動生成を行わず、利用者が編
集機能を用いてテスト資源を作成する方法も可能であ
る。また、プログラム修正に伴う再テストで、既にテス
ト資源が作成済みの場合には、これを利用することが可
能である。この際、前回のテストに伴って作成したテス
ト結果情報を、テスト結果予想データとして利用するこ
とも可能である。こうして、全てのテスト資源の作成お
よびテストケース情報への登録が終了すると、テストコ
マンド生成ツール311により、ソースプログラムの解
析および実行が容易な形式の中間言語313を解析して
テストコマンドを生成し(ステップ111)、テストコ
マンドライブラリ312に格納する。ここで、本実施例
のテストコマンドを示す。図10は、本発明の第1の実
施例におけるテストコマンドの構造を示す説明図であ
る。本実施例のテストコマンドは、デバッガの起動コマ
ンド部1001および各テストケースごとのテストコマ
ンド部1002からなり、各テストケースごとのテスト
コマンド1002は中断点情報部1003、入口点情報
部1004、サブプログラム情報部1005、ファイル
情報部1006、DC情報部1007、DB情報部10
08および実行開始情報部1009から構成される。
【0008】次に、第1の実施例で作成したテスト資源
を管理・利用する方法について述べる。図11は、本発
明の第2の実施例における計算機システムの機能構成
図、図12は本発明の第2の実施例におけるテスト資源
管理の処理手順を示すフローチャートである。図11に
おいて、307はPCLライブラリ、309はテスト結
果予想データライブラリ、310はテストケース情報ラ
イブラリ、312はテストコマンドライブラリ、110
1はデバッガ、1102はテスト結果情報ライブラリで
ある。このような構成により、図12に示す各ステップ
の処理を行う。始めに、デバッガ1101からPCLラ
イブラリ307を表示し、テスト対象のPCLを選択す
る(ステップ1201)。これに基づき、デバッガ11
01はテストケース情報ライブラリ310を検索して、
テスト対象になるテストケースのテストケースIDを取
得する(ステップ1202)。次に、デバッガ1101
は、テストコマンドライブラリ312の中のテスト対象
となるテストケースを用いてテストを実行し(ステップ
1203)、テスト実行後、テスト結果情報を作成して
(ステップ1204)、テスト結果情報ライブラリ11
02に格納する。そして、テスト対象のテストケースを
全て実行したかどうかを判断し(ステップ1205)、
実行していなければ、テストを繰返し(ステップ120
3)、実行していれば、テストを終了する。次に、デバ
ッガ1101は、作成したテスト結果情報に対応するテ
スト結果予想データが存在するかどうかを、テストケー
ス情報ライブラリ310を検索して調べ、ある場合には
そのテスト結果情報とテスト結果予想データを照合する
(ステップ1207)。その照合結果が一致した場合
(ステップ1208)のみ、PCLの確認欄に確認情報
を記入する(ステップ1209)。ここで、その確認情
報を記入した例を示す。図13は、本発明の第2の実施
例における自動確認結果をPCLに記入した場合を示す
説明図である。本実施例では、図5に示したPCLにお
いて、照合結果が一致した場合について述べる。この場
合、確認日欄508に確認された日付1302が設定さ
れ、PCL−ID欄504には印1301が付けられ
る。そして、全てのテスト結果情報について処理を行っ
たか判定し(ステップ1210)、行っていない場合は
照合を繰返し、行った場合は終了する。この自動確認に
より、テスト結果予想データがある場合は、人手による
確認作成が不要となる。次に、利用者は、デバッガ11
01よりPCLライブラリ307を表示し、PCLが確
認済みになっていないものについて(ステップ121
1)、確認を行う。そして、確認するPCLを選択し
(ステップ1212)、これに対応するテスト結果情報
をテストケース情報ライブラリ310より検索し、表示
装置25またはプリンタ26に出力する(ステップ12
13)。さらに、利用者は、テスト結果情報を確認し、
確認結果を入力する(ステップ1214)。これによ
り、PCLの確認欄に確認情報を記入する(ステップ1
215)。この後、全てのPCLについて確認が終了し
たか判断し(ステップ1216)、終了していなけれ
ば、処理を繰返し、全て確認した場合は終了する。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、各テスト資源を関連付
けて蓄積することにより、テスト実行時にPCLを選択
すると、自動的にテスト資源を検索してテストを実行
し、テスト結果情報を作成する。このため、テスト実行
に必要なテスト資源の検索時間を削減でき、また、テス
ト結果情報を作成するので、テストに立ち合う必要はな
く、テスト実行作業を効率化し、ひいてはソフトウェア
開発の効率向上をはかることができる。また、テスト結
果確認作業においては、テスト結果予想データがある場
合、テスト結果を自動的に確認してPCLに結果を記入
し、テスト結果予想データがない場合は、PCLからテ
スト結果情報を自動検索し、確認結果を応答するだけで
結果をPCLに記入するので、テスト確認作業の効率化
および信頼性を向上させ、ひいてはソフトウェア開発の
効率向上および信頼性向上をはかることができる。ま
た、PCL、テストデータ、出力ファイルフォーマット
の自動生成に伴い、テストコマンドを自動生成し、さら
に、各テスト資源作成の効率化および再利用を促進し、
ひいてはソフトウェア開発の効率向上をはかることがで
きる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテスト資源作成
の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明のテスト資源の作成・管理方法を適用す
る計算機システムの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例における計算機システム
の機能構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるデータ項目辞書
の構造を示す説明図である。
【図5】図4のデータ項目辞書の定義内容から作成した
PCL例図である。
【図6】図5のPCLから作成したテストデータ例図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施例におけるテストデータ作
成方法の説明図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるテスト結果予想
データのフォーマット例図である。
【図9】本発明の第1の実施例におけるテストケース情
報例図である。
【図10】本発明の第1の実施例におけるテストコマン
ドの構造を示す説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例における計算機システ
ムの機能構成図である。
【図12】本発明の第2の実施例におけるテスト資源管
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施例における自動確認結果
をPCLに記入した場合を示す説明図である。
【符号の説明】
21 入力装置 22 メモリ 23 CPU 24 外部記憶装置 25 表示装置 26 プリンタ 301 標準PCLライブラリ 302 プログラム仕様書ライブラリ 303 データ項目辞書 304 データ仕様書ライブラリ 305 PCL生成・編集ツール 306 テストデータ生成・編集ツール 307 PCLライブラリ 308 テストデータライブラリ 309 テスト結果予想データライブラリ 310 テストケース情報ライブラリ 311 テストコマンド生成ツール 312 テストコマンドライブラリ 313 中間言語ライブラリ 401 データ名 402 日本語名 403 属性 404 チェック条件 405 入力編集 406 出力編集 407 標準テストデータ 1001 起動コマンド部 1002 テストケースのテストコマンド部 1003 中断点情報部 1004 入口点情報部 1005 サブプログラム情報部 1006 ファイル情報部 1007 DC情報部 1008 DB情報部 1009 実行開始情報部 1101 デバッガ 1102 テスト結果情報ライブラリ 1301 PCL確認済みを示す印 1302 PCL確認日
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古塩 英輔 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 尾形 直正 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム開発本部 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムチェックリスト、該プログラ
    ムチェックリストに対応するデバッグツール用テストコ
    マンドとテストデータ、およびテスト結果予想データを
    含むテスト資源の管理方法において、識別子情報により
    該テスト資源を相互に関連づけて蓄積することを特徴と
    するテスト資源の管理方法。
  2. 【請求項2】 上記プログラムチェックリストに対応す
    るテスト資源を識別子情報により検索するステップと、
    該テスト資源の有無を表示するステップと、該テスト資
    源が存在しない場合には、利用者の入力により、識別子
    を付加して当該プログラムチェックリストとの対応付け
    をしたテスト資源を作成するステップとを有することを
    特徴とする請求項1記載のテスト資源管理方法。
  3. 【請求項3】 上記プログラムチェックリストを選択
    し、該プログラムチェックリストの識別子により、対応
    するテスト資源を検索して、当該プログラムを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のテスト資源管理方法。
  4. 【請求項4】 上記蓄積されたテスト資源のデバッグツ
    ール用テストコマンドによりプログラムを実行して作成
    したテスト結果情報に対し、対応するテスト結果予想デ
    ータが存在する場合、該テスト結果予想データを検索し
    て照会を行い、確認結果情報を対応する識別子を持つプ
    ログラムチェックリストの確認欄に記入することを特徴
    とする請求項1記載のテスト資源管理方法。
  5. 【請求項5】 上記対応するテスト結果予想データが検
    出されない場合、テスト結果を表示し、利用者が入力し
    た確認結果を、対応する識別子を持つプログラムチェッ
    クリストの確認欄に記入することを特徴とする請求項5
    記載のテスト資源管理方法。
  6. 【請求項6】 プログラム仕様書やレコード仕様書を含
    む仕様書、データ項目辞書、標準パターンや部品ごとに
    用意したプログラムチェックリストのスケルトン、およ
    びプログラムチェックリスト部品を用い、プログラムチ
    ェックリストおよびテストデータを自動生成する方法に
    おいて、ソースプログラムの解析および実行に用いる中
    間言語を解析することにより、デバッグツール用テスト
    コマンドを自動生成して、対応するプログラムチェック
    リストとテストデータに同一識別子を付加することを特
    徴とするテスト資源作成方法。
  7. 【請求項7】 プログラムチェックリスト、テストデー
    タ、およびテスト予想データを含むテスト資源を手動生
    成する方法において、ソースプログラムの解析および実
    行に用いる中間言語を解析することにより、デバッグツ
    ール用テストコマンドを自動生成して、対応するプログ
    ラムチェックリストとテストデータおよびテスト結果予
    想データに同一識別子を付加することを特徴とするテス
    ト資源作成方法。
JP3158218A 1991-06-28 1991-06-28 テスト資源の作成・管理方法 Pending JPH056291A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08194630A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Nec Corp 試験データ編集システム
US5779283A (en) * 1996-04-10 1998-07-14 Takenaka Corporation Pipe joint unit
JP2011204171A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Fujitsu Fip Corp 食品衛生管理装置
CN110471833A (zh) * 2019-06-27 2019-11-19 网宿科技股份有限公司 一种测试数据的获取方法、电子设备及存储介质

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