JP3107975B2 - システムテスト仕様生成装置 - Google Patents

システムテスト仕様生成装置

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JP3107975B2
JP3107975B2 JP06192585A JP19258594A JP3107975B2 JP 3107975 B2 JP3107975 B2 JP 3107975B2 JP 06192585 A JP06192585 A JP 06192585A JP 19258594 A JP19258594 A JP 19258594A JP 3107975 B2 JP3107975 B2 JP 3107975B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕様のデータである仕
様記述を利用して開発されたシステムのテストに関し、
仕様記述を利用してシステムテストの仕様書を作成する
システムテスト仕様生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、システム開発において、開発効率
の向上のため、システム開発の各工程においての支援ツ
ールや各工程間を統合した支援ツールが普及してきてい
る。それらは、初めに定義したシステム仕様に基づい
て、システムを実現するために必要となるデータを生成
することを目標とするものである。しかし、実際のシス
テム開発においては、実現されたシステムは出荷検査(
システムテスト) される必要がある。現在までは、シス
テムテストについては、システムテストを行なう人ごと
にシステムを開発した人からの情報や開発ドキュメント
からテスト方法を考え、手作業で実施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステム開発の支援システムでは、システムテスト
段階での、システムテスト仕様書の作成に時間と人手が
かかり、しかも、テスト手順に抜けが生じることがあっ
た。また、テストの結果がシステムの仕様にどのように
違反しているかの判断に遅れが生じることがあった。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、システムの仕様記述を利用してシステムテスト仕様
書の作成あるいはその支援を実施し、システムテスト実
行支援を行ない、システム開発労力を軽減することので
きるシステムテスト仕様生成装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシステムテスト仕様生成装置の第1の構成
は、仕様データを文章や図面のデータとして入力した
り、既存の仕様データを仕様記述格納手段から読み込み
再利用して入力する仕様入力手段と、仕様入力手段によ
り入力された仕様データを格納する仕様記述格納手段
と、ユーザインタフェースになる外部仕様によるテスト
項目を入力するテスト項目入力手段と、テスト項目入力
手段により入力されたテスト項目に対するシステムの反
応を仕様記述格納手段に格納された仕様データから検索
する仕様記述検索手段と、テスト項目と検索結果を出力
するテスト結果出力手段とを備えたものである。
【0006】本発明の第2の構成は、システムの仕様を
文章や図面などの仕様データにタグを付したタグ付き文
書により入力する仕様文書入力手段と、文書等を仕様文
書として格納する仕様文書格納手段と、仕様文書を仕様
文書格納手段からタグに基づき仕様データを検索する仕
様記述検索手段と、ユーザインタフェースになる外部仕
様によるテスト項目を入力するテスト項目入力手段と
テスト項目入力手段で入力されたテスト項目に対するシ
ステムの反応を仕様文書格納手段に格納された仕様文書
から検索する仕様記述検索手段と、テスト項目と検索結
果を出力するテスト結果出力手段とを備えたものであ
る。
【0007】本発明の第3の構成は、上記第2の構成に
加え、システム開発において要求される仕様文書体系に
必要な記述項目タグを文書別に格納する仕様項目格納手
段を備えたものである。
【0008】本発明の上記第1および第2の構成におい
ては、テスト項目入力手段がテスト項目を文章などによ
り入力できるようにしていることを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明の第4の構成は、仕様データを入力
する仕様入力手段と、仕様入力手段により入力された仕
様データを格納する仕様記述格納手段と、仕様入力手段
による仕様データの入力に際して各仕様データ毎に記述
に必要な仕様項目を格納する仕様項目格納手段と、仕様
項目を入力する仕様項目入力手段と、仕様項目入力手段
により入力された仕様項目に基づいて不足項目を仕様記
述格納手段に格納された仕様データから検索する仕様記
述検索手段と、検索結果を出力する仕様項目検査結果出
力手段とを備えたものである。
【0010】本発明の第5の構成は、仕様データを入力
する仕様入力手段と、仕様入力手段により入力された仕
様データを格納する仕様記述格納手段と、仕様記述格納
手段に格納された仕様データ間の照合をとるために仕様
名を入力する仕様名入力手段と、入力された仕様名の以
前の段階の仕様データを仕様記述格納手段から得る前段
階仕様入力手段と、得られた以前の段階の仕様データに
基づいてその後の段階の仕様データを仕様記述格納手段
から検索して照合する仕様記述検索手段と、照合結果を
出力する照合結果出力手段とを備えたものである。
【0011】本発明の第6の構成は、仕様データを入力
する仕様入力手段と、仕様入力手段により入力された仕
様データを格納する仕様記述格納手段と、仕様入力手段
による仕様データの入力時に既存の仕様データを検索す
るための検索事項を入力する検索事項入力手段と、入力
された検索事項に基づいて仕様記述格納手段から検索事
項が要求する部分の仕様データを検索する仕様記述検索
手段と、検索された仕様データを仕様入力手段に出力す
る仕様記述出力手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記第1の構成によって、仕様入力
手段でシステムの仕様を入力する時に、既存のシステム
仕様または現開発段階以前の仕様記述である仕様データ
を仕様記述格納手段から利用し開発でき、開発労力を軽
減できる。また、テスト項目入力手段により入力された
テスト項目に対し、仕様記述検索手段によって仕様記述
格納手段から各仕様記述を検索し、仕様記述格納手段に
納められたシステム仕様である仕様データからシステム
への操作とその反応の内、システムへの操作の部分を全
てあるいは規則に従って選び、その内でシステムへの操
作が実行される順についての組合せを作り、テスト項目
とすることにより、テスト項目のもれをなくすことがで
きる。また、システムの反応をテスト結果としてテスト
結果出力装置で得ることによって、各段階でのシステム
仕様の確認ができる。
【0013】本発明はまた、上記第2の構成により、タ
グ付き仕様データを仕様文書として仕様文書入力手段に
より入力し、同文書自身を仕様文書格納手段に保持する
ことにより、これをタグを目印にして直接利用してシス
テムテスト仕様書を作成できる。さらに、仕様文書から
タグを取り除くことによって、自然言語による仕様書に
できる。
【0014】本発明はまた、上記第3の構成により、シ
ステム開発において要求される仕様文書体系に必要な記
述項目タグを文書別に格納した仕様項目格納手段を備
え、これに基づき、現在までに入力された仕様に加え、
その不足仕様項目を記述項目タグとして提示すること
で、システムの仕様文書の作成の開発労力を軽減でき
る。
【0015】本発明はまた、上記第1および第2の構成
において、テスト項目入力手段がテスト項目を文章など
により入力できるようにしたことにより、ユーザインタ
フェースによるテスト項目の入力がシステム設計の初期
段階から行なえる。
【0016】本発明はまた、上記第4の構成により、仕
様項目格納手段に格納された各仕様項目に基づいて仕様
記述格納手段に格納された仕様データを検査することに
よって、各仕様データの記述もれを検査することができ
る。
【0017】本発明はまた、上記第5の構成により、仕
様名入力手段から入力された仕様名に基づいて、前段階
仕様検索手段によって前段階の仕様データを検索し、仕
様記述検索手段によって前段階の仕様データと仕様名の
仕様データを照合することによって、各仕様データ間の
一貫性を保つことができる。
【0018】本発明はまた、上記第6の構成により、仕
様入力手段で仕様データを入力する時に、必要な仕様デ
ータを検索事項入力手段によって検索事項として入力
し、仕様記述格納手段から検索し仕様記述出力手段によ
って仕様入力手段に出力することによって、仕様データ
の入力の軽減と既存の仕様データの再利用ができる。
【0019】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例について、図1を参
照しながら説明する。図1は本実施例におけるシステム
テスト仕様生成装置の構成を示すブロック図である。図
1において、101はシステムの仕様を入力したり、既
存の仕様記述すなわち仕様データを仕様記述格納手段1
02から読み込んで利用し、新たな仕様を入力する仕様
入力手段、102はシステムの仕様を仕様データとして
格納する仕様記述格納手段、103は仕様記述格納手段
102に格納された仕様データに基づきテスト項目を決
定し、仕様記述検索手段104に入力するテスト項目決
定手段、104はテスト項目決定手段103から入力さ
れたテスト項目に基づいて仕様記述格納手段102の各
仕様データを検索し、テスト項目に対するシステムの反
応をテスト結果として得る仕様記述検索手段、105は
仕様記述検索手段104が得たテスト結果を出力するテ
スト結果出力手段である。
【0020】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図2は
本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示して
いる。図2において、まず仕様入力手段101は、仕様
記述格納手段102内に利用できる仕様記述があるかど
うかを調べる(ステップ201)。ない場合はシステム
仕様の入力を行ない(ステップ202)、ある場合は、
利用する仕様記述データを読み込んで新たなシステム仕
様を追加する(ステップ203)。次に仕様記述格納手
段102は、各システム仕様を各仕様記述として格納す
る(ステップ204)。次にテスト項目決定手段103
は、仕様記述格納手段102からテスト項目となる記述
を検索し、検索されたテスト項目の記述から優先順位を
付け、その優先順位に従ってテスト項目の実施順を決
め、テスト項目の形式に変換する(ステップ205)。
次に仕様記述検索手段104は、テスト項目決定手段1
03からの検索要求により、仕様記述格納手段102内
の各仕様記述に応じたシステムの反応をテスト予想結果
として得る(ステップ206)。最後にテスト結果出力
手段105は、仕様記述検索手段104が得たテスト予
想結果を出力する(ステップ207)。
【0021】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして説明する。このスライド提示システムは、ス
クリーンに投影される各スライドにスライドのページを
前に送るための前ボタンと後に送るための後ボタンとを
備えており、ACTIVEの表示はボタンが押せる状態を示
し、INACTIVEの表示はボタンを押せない状態を示してい
る。このスライド提示システムのシステム要求仕様書と
しては、ページを表示し、ページを前後に送ることが定
められており、UI(ユーザインタフェース)仕様書と
しては、ユーザが起動コマンドを実行すると、システム
は1ページ目を表示し、ユーザが後ボタンを押すと、シ
ステムは後ページを表示し、ユーザが前ボタンを押す
と、システムは前ページを表示することが定められてい
る。ただし、現表示が1ページ目ならば前ボタンはINAC
TIVEに、最終ページ目ならば後ボタンがINACTIVEに、そ
れ以外は各ボタンをACTIVE にすることが定められてい
る。
【0022】図4および図5は上記実施例の仕様記述の
文法例を示している。本実施例においては、各仕様はそ
れぞれ仕様記述として記述される。例えば、要求仕様記
述に“%system:システム名”と記述されている場合
は、システム名を定義することを意味し、“%action:
システムの機能”と記述されている場合は、システムの
機能を定義することを意味する。また、UI仕様記述の
文法においては、“%structure {システム名}”の下
に“%structure {部品名{部品名, {部品名,..
}... }}”と記述することにより、システムや部品
構成を階層的に記述することができる。またこのような
記述をいくつでも記述することができ、%structure の
記述順がシステムや部品の機能を実行する優先順を示
し、{ }内の記述順がシステムの部品構成を示す。さ
らに、“%operation :命令”と記述されている場合
は、システムやその部品へのユーザの操作命令を意味
し、“%state :変数名=値”と記述されている場合
は、システムまたは部品の状態変数とその値を定義する
ことを意味し、“%action:システムの機能(状態変数
名op値)”と記述されている場合は、システムの機能
を定義するが、状態変数の値をop(ここでは+と−)
に従って変更してからシステムの機能が実行されること
を意味し、“%action:システムの機能(A)”と記述
されている場合は、システムの機能を定義するが、Aに
対してシステムの機能が実行されることを意味する。ま
た、“%component :部品名”と記述されている場合
は、システムを構成する部品を意味し、“%when:状態
変数名 comp 状態変数名”と記述されている場合は、
システムの状態変数に対してcompで示される条件を適応
して条件が満たされていれば、その後に記述された内容
を実行することを意味する。ここではcompは、=、<、
>であり、この順でcompの両側の変数の値が等しい、小
なり、大なりを示す。
【0023】次に上記具体例を基に本実施例の動作を図
6から図9を参照して説明する。まず、仕様入力手段1
01は、利用できるシステム仕様が、仕様記述格納手段
102にあるかどうかをみる(ステップ601)。即
ち、既に何らかのシステム仕様が格納されているかどう
か調べる。ここではなかった場合で、例えばシステム要
求仕様書の内容をこの様な記述で入力する(ステップ6
02)、この仕様記述を仕様記述格納手段102が格納
する(ステップ603)。
【0024】また利用できる仕様記述があった場合(ス
テップ601)、例えば上記の例では、仕様記述格納手
段102にはシステム要求仕様の仕様記述があるので、
それを仕様記述格納手段102から読み込んで、それに
新たな仕様(UIユーザインタフェース仕様)を仕様入
力手段101から入力して付け加える(○の部分)。ま
た記述方法を変更する(△の部分)(ステップ604、
701)。できた仕様記述を仕様記述格納手段102へ
格納する(ステップ702)。このようにシステムの仕
様および仕様記述には、仕様の詳細化のレベルがあり、
仕様入力手段101は、そのレベルによって仕様記述格
納手段102から必要なレベルの仕様記述を得る。
【0025】続いてテスト項目決定手段103が、仕様
記述格納手段102からテスト項目を規則によって取り
出す。この例では、テスト項目となる部分(%componen
t 、%system、%operation )を検索する(ステップ8
01)。さらに%structureの記述からステップ802
のように木構造に直す。そしてこの木構造を木構造の根
であるスライド提示システムからまず、左回りにたどっ
て、優先順位をスライド提示システムを1、後ボタンを
2、前ボタンを3のようにつける。また木構造の根であ
るスライド提示システムから右回りにたどって、優先順
位を、スライド提示システムを1、前ボタンを2、後ボ
タンを3のようにつける。最後にテスト項目となる部分
%component とその%operation または%systemとその
%operation の組から得られる情報、即ち“:”の後の
記述を、いま求めた2つの優先順位に従って並べる。こ
の時、テスト項目の記述形式を例えばステップ803の
ように直す。
【0026】次にテスト項目決定手段103で作成され
たテスト項目の入力により、仕様記述検索手段104
は、仕様記述から各テスト項目に対するシステムの反応
を次のようにして得る(ステップ901)。例えばテス
ト項目“起動(スライド提示システム)”の場合は、ス
テップ701でのUI仕様記述から%component 、%sy
stem、%operation とテスト項目“起動(スライド提示
システム)”の“起動”、“スライド提示システム”を
目印にして対応する記述部分(空行で区切られた部分)
を見つける。そこで、%operation :起動の次の行であ
る%action:表示(ページ)をシステムの反応として得
る。ここから“表示(ページ)”の部分を得る。
【0027】また“ページ”から、状態変数ページの現
在の値を得る。この時、()内の部分に+や−が含まれ
ていれば、状態変数の値をそれぞれに応じて変更する。
現在は、%state :ページ=1と設定してあるので状態
変数の値は1である。この1と“表示(ページ)”の部
分から“表示(ページ、1)”を得る。さらに%whenの
部分をUI仕様記述の全ての記述から検索する。する
と、状態変数ページの現在の値は1なので、%when:ペ
ージ=1の行を見つけることができる。%whenは:のあ
とに示された条件が満たされれば、この次の行を見るの
で、ここでは%action:INACTIVE(前ボタン)を見つけ
ることができる。同様にして“ACTIVE(後ボタン)”も
得られる。
【0028】よってテスト項目“起動(スライド提示シ
ステム)”からテスト結果“表示(ページ、1)”と
“INACTIVE(前ボタン)”と“ACTIVE(後ボタン)”が
得られる。他のテスト項目も同様にしてテスト結果を得
る。そしてこれらをテスト結果出力手段105が出力す
る(ステップ902、903)。
【0029】また仕様入力手段101では、仕様記述で
入力したが、図によって入力し、それを仕様記述の形式
に変換して仕様記述格納手段102に入力する方法も考
えられる。さらにテスト項目決定手段103において
も、ここでは優先順位によってテスト項目の順を決定し
たが、テスト項目の決定方法をデータとして保持し、そ
れに基づいてテスト項目決定手段103が、テスト項目
を仕様記述格納手段102から決める方法も考えられ
る。
【0030】以上のように、上記第1の実施例によれ
ば、システムの仕様記述を利用してシステム開発の各段
階で仕様の差分だけを記述し、システムテストすべき項
目を規則に従って網羅的に選択した上で、システムテス
ト仕様が生成されるので、仕様の一貫性を保ち、システ
ムの理解を助け、システムテスト準備の労力を軽減でき
る利点がある。
【0031】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て、図10を参照しながら説明する。図10は本実施例
におけるシステムテスト仕様生成装置の構成を示すブロ
ック図である。図10において、1001は文章や図面
などにタグを付した仕様データを仕様文書として入力す
る仕様文書入力手段であり、1002は仕様文書を格納
する仕様文書格納手段、1003は仕様文書格納手段1
002に格納された仕様文書に基づきテスト項目を決定
するテスト項目決定手段、1004は仕様文書格納手段
1002の各仕様文書をタグに基づいて検索し、テスト
項目に対するシステムの反応をテスト結果として得る仕
様記述検索手段、1005は仕様記述検索手段1004
が得たテスト結果を出力するテスト結果出力手段であ
る。
【0032】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図11
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図11において、まず仕様文書入力手段100
1は、システム仕様文書の入力を行なう(ステップ11
01)。次に仕様文書格納手段1002は、各システム
仕様文書を各タグ付き文書として格納する(ステップ1
102)。次にテスト項目決定手段1003は、仕様文
書格納手段1002からテスト項目となる記述を検索
し、検索されたテスト項目の記述から優先順位を付け、
その優先順位に従ってテスト項目の実施順を決め、テス
ト項目の形式に変換する(ステップ1103)。次に仕
様記述検索手段1004は、テスト項目決定手段100
3からの検索要求により、仕様文書格納手段1002か
らタグの部分を抽出し、それからシステムの反応をテス
ト予想結果として得る(ステップ1104)。最後にテ
スト結果出力手段1005は、仕様記述検索手段100
4が得たテスト予想結果を出力する(ステップ110
5)。
【0033】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図12および図13の記述方法を用いて説
明する。図12および図13は本実施例における仕様文
書の文法例を示しており、各仕様はそれぞれ仕様文書と
して記述される。仕様文書とは、文書または図にタグを
付けたものであり、タグとは目印のことであり、ここで
は“¥,.. { }”で示す。また仕様文書は、仕様の詳
細化のレベルに応じて存在する。要求仕様文書のタグの
場合、“¥system{ }”と記述されている場合は、シ
ステムの名前を示し、“¥action{ }”と記述されて
いる場合は、システムの機能を示す。また、UI仕様文
書のタグの場合、“¥structure {システム名}”の下
に“¥structure {部品名{部品名, {部品名,..
}... }}”と記述することにより、システムや部品
構成を階層的に記述することができる。またこのような
記述をいくつでも記述することができ、%structure の
記述順がシステムや部品の機能を実行する優先順を示
し、{ }内の記述順がシステムの部品構成を示す。さ
らに、“¥state {name =value +value -value }”
と記述されている場合は、システムまたは部品の状態変
数を示し、変数名はnameでvalue はその値であり、ここ
では=は変数への値の代入を意味し、+は変数の現在の
値にvalueの値を加え、−は変数の現在の値からvalueの
値を減らすことを意味している。また、“¥component
{部品名}”と記述されている場合は、システムを構成
する部品を意味し、“¥operation { }”と記述され
ている場合は、システムやその部品へのユーザの操作命
令を意味し、“¥when{name comp name}”と記述され
ている場合は、システムの状態変数nameに対してcompで
示される条件を適応して条件が満たされていれば、その
後に記述された内容を実行することを意味する。ここで
はcompは=、<、>であり、この順でcompの両側の変数
の値が等しい、小なり、大なりを示す。
【0034】次に上記具体例を基に本実施例の動作を図
14から図17を参照して説明する。まず、仕様文書入
力手段1001により、システム仕様文書を入力する
(ステップ1401)。例えば、ここでは図3でのシス
テム要求仕様書をステップ1401以下に示されるよう
な形式で記述する。ここで、仕様文書はタグと文書から
なっている。そしてこの仕様文書を仕様文書格納手段1
002に格納する(ステップ1402)。
【0035】また利用できる仕様文書があった場合(ス
テップ1403)、例えば上記の例では、仕様文書格納
手段1002にはシステム要求仕様の仕様文書があるの
で、それを仕様文書格納手段1002から読み込んで、
それに新たな仕様文書(UI仕様)を仕様文書入力手段
1001から入力して付け加え、または変更し(ステッ
プ1404、1501)、できた仕様文書を仕様文書格
納手段1002へ格納する(ステップ1502)。この
ように、システムの仕様、仕様文書には仕様の詳細化の
レベルがあり、仕様文書入力手段1001はそのレベル
によって仕様文書格納手段1002から必要なレベルの
仕様文書を得る。
【0036】続いてテスト項目決定手段1003が、仕
様文書格納手段1002からテスト項目を規則によって
取り出す(ステップ1601)。この例では、テスト項
目となる部分(¥component 、¥system、¥operation
)を検索する。さらに¥structure の記述からステッ
プ1602のように木構造に直す。そして、この木構造
を木構造の根であるスライド提示システムからまず左回
りにたどって、優先順位をスライド提示システムを1、
後ボタンを2、前ボタンを3のようにつける。また木構
造の根であるスライド提示システムから右回りにたどっ
て、優先順位をスライド提示システムを1、前ボタンを
2、後ボタンを3のようにつける。最後にテスト項目と
なる部分¥component とその¥operation または¥syst
emとその¥operation の組から得られる情報を、いま求
めた2つの優先順位に従って並べる。この時テスト項目
の記述形式を、例えばステップ1603のように直す。
【0037】次にテスト項目決定手段1003で作成さ
れたテスト項目の入力により、仕様記述検索手段100
4は、仕様文書から各テスト項目に対するシステムの反
応を次のようにして得る(ステップ1701)。例えば
テスト項目“起動(スライド提示システム)”の場合
は、ステップ1601でのUI仕様文書からタグである
¥component 、¥system、¥operation とテスト項目
“起動(スライド提示システム)”の“起動”、“スラ
イド提示システム”を目印にして対応する記述部分(空
行で区切られた部分)を見つける。そこで、¥operatio
n {起動}の次のタグ¥state {ページ}とその次のタ
グ¥action{表示}からをシステムの反応として“表示
(ページ)”の部分を得る。
【0038】また“ページ”から、状態変数ページの現
在の値を得る。この時、()内の部分に+や−が含まれ
ていれば、状態変数の値をそれぞれに応じて変更する。
現在は、¥state {ページ=1}と設定してあるので状
態変数の値は1で、この1と“表示(ページ)”の部分
から“表示(ページ、1)”を得る。
【0039】さらに¥whenの部分をUI仕様文書の全て
の記述から検索する。すると、状態変数ページの現在の
値は1なので、¥when{ページ=1}の行を見つけるこ
とができる。¥when:のあとに示された条件が満たされ
れば、この次の行を見るので、ここでは次の2つのタグ
¥component {前ボタン}、¥action{INACTIVE}から
“INACTIVE(前ボタン)”が得られる。“ACTIVE(後ボ
タン)”についても同様にして得られる。
【0040】したがって、テスト項目“起動(スライド
提示システム)”からテスト結果“表示(ページ、
1)”と“INACTIVE(前ボタン)”と“ACTIVE(後ボタ
ン)”が得られる。他のテスト項目も同様にしてテスト
結果を得る。そしてこれらをテスト結果出力手段100
5が出力する(ステップ1702、1703)。
【0041】以上のように、上記第2の実施例によれ
ば、システムの仕様文書にタグを付けることによってシ
ステム仕様を文書のまま保存し、これを直接利用してシ
ステム開発の各段階で仕様の差分だけを記述し、システ
ムテストすべき項目を規則に従って網羅的に選択した上
で、システムテスト仕様が生成されるので、仕様の一貫
性を保て、システムテスト準備の労力を軽減できる。ま
た仕様文書からタグを取り除くことによって、自然言語
だけからなる仕様書を作成することができ、仕様の理解
を助けることができるという利点を有する。
【0042】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て、図18を参照しながら説明する。図18は本実施例
におけるシステムテスト仕様生成装置の構成を示すブロ
ック図である。図18において、1801は文章や図面
などの文書にタグを付した仕様データを仕様文書として
入力する仕様文書入力手段であり、1802は仕様文書
を格納する仕様文書格納手段、1803は仕様文書入力
手段1901での仕様文書入力にあたって、仕様文書を
記述するのに必要な記述項目をタグとして文書別に格納
した仕様項目格納手段である。1804は仕様文書に基
づきテスト項目を決定するテスト項目決定手段、180
5は仕様文書格納手段1802の各仕様文書をタグに基
づいて検索し、システムの反応をテスト結果として得る
仕様記述検索手段、1806は仕様記述検索手段180
5が得たテスト結果を出力するテスト結果出力手段であ
る。
【0043】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図19
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図19において、まず仕様項目格納手段180
3は、仕様文書を記述するのに必要な記述項目をタグと
して格納する(ステップ1901)。次に仕様文書入力
手段1801は、仕様項目格納手段1803から仕様文
書作成に必要な記述項目タグを入力し、システム仕様文
書の入力を行なう(ステップ1902)。次に仕様文書
格納手段1802は、各システム仕様文書を各タグ付き
文書として格納する(ステップ1903)。次にテスト
項目決定手段1804は、仕様文書格納手段1802か
らテスト項目となる記述を検索し(ステップ190
4)、検索されたテスト項目の記述から優先順位を付
け、その優先順位に従ってテスト項目の実施順を決め、
テスト項目の形式に変換する。次に仕様記述検索手段1
805は、テスト項目決定手段1804からの検索要求
により、仕様文書格納手段1802からタグの部分を抽
出し、それからシステムの反応をテスト予想結果として
得る(ステップ1905)。最後にテスト結果出力手段
1806は、仕様記述検索手段1805が得たテスト予
想結果を出力する(ステップ1906)。
【0044】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図12および図13の記述方法を用いて、
図20から図22を参照して説明する。まず、仕様文書
を記述するのに必要な記述項目タグが仕様項目格納手段
1803に格納されている(ステップ2001)。そし
て仕様文書入力手段1801で仕様項目格納手段180
3から仕様文書を記述するのに必要な記述項目をタグと
して得て仕様文書入力手段1801により、システム仕
様文書を入力する(ステップ2002)。例えば、ここ
では図3でのシステム要求仕様書をステップ2002に
示されるようなタグと文書の形式で記述し、この仕様文
書を仕様文書格納手段1802に格納する(ステップ2
003)。
【0045】また利用できる仕様文書があった場合(ス
テップ2101)、例えば上記の例では、仕様文書格納
手段1802にはシステム要求仕様の仕様文書があるの
で、それを仕様文書格納手段1802から読み込む(ス
テップ2102)。さらに仕様項目格納手段1803か
らUI仕様を記述するのに必要なUI仕様必要項目を読
み込む(ステップ2103)。それに新たな仕様文書
(UI仕様)を仕様文書入力手段1801から入力して付
け加える(ステップ2201)。できた仕様文書を仕様
文書格納手段1802へ格納する(ステップ220
2)。この様にシステムの仕様、仕様文書、仕様項目に
は仕様の詳細化のレベルがあり、仕様文書入力手段18
01はそのレベルによって仕様文書格納手段1802か
ら必要なレベルの仕様文書を、仕様項目格納手段180
3からは必要なレベルの仕様項目を得る。
【0046】これ以下の処理は、実施例2での図16〜
17と同じである。また、扱うデータを仕様文書から仕
様記述へ置きかえて、実施例1の図1の構成に仕様項目
格納手段1803を加えたものも同様な効果が得られ
る。
【0047】以上のように、上記第3の実施例によれ
ば、仕様を記述する時に必要な仕様項目をタグとして保
存し、仕様文書の入力時に利用することによって、仕様
文書作成労力の軽減し、各仕様文書に必要な記述事項を
明確化できる。またシステムの仕様文書にタグを付ける
ことによってシステム仕様を文書のまま保存し、これを
直接利用してシステム開発の各段階で仕様の差分だけを
記述し、システムテストすべき項目を規則に従って網羅
的に選択した上で、システムテスト仕様が生成されるの
で、仕様の一貫性を保て、システムテスト準備の労力を
軽減できる。
【0048】また仕様文書からタグを取り除くことによ
って、自然言語による仕様書にできる。
【0049】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて、図23を参照しながら説明する。図23は本実
施例におけるシステムテスト仕様生成装置の構成を示す
ブロック図である。図23において、2301はシステ
ムの仕様を入力したり、既存の仕様記述、すなわち仕様
データを仕様記述格納手段2302から読み込んで利用
し、新たな仕様を入力する仕様入力手段、2302はシ
ステムの仕様を仕様データとして格納する仕様記述格納
手段、2303はテスト項目を入力するテスト項目入力
手段、2304はテスト項目入力手段2303によって
入力されたテスト項目から仕様記述格納手段2302の
各仕様データを検索し、システムの反応をテスト結果と
して得る仕様記述検索手段、2305は仕様記述検索手
段2304が得たテスト結果を出力するテスト結果出力
手段である。
【0050】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図24
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図24において、まず仕様入力手段2301
は、仕様記述格納手段2302内に利用できる仕様記述
があるかどうかを調べる(ステップ2401)。ない場
合はシステム仕様の入力を行ない(ステップ240
2)、ある場合は、利用する仕様記述データを読み込ん
で新たなシステム仕様を追加する(ステップ240
3)。次に仕様記述格納手段2302は、各システム仕
様を各仕様記述として格納する(ステップ2404)。
次にテスト項目入力手段2303は、テストする項目を
入力する(ステップ2405)。次に仕様記述検索手段
2304は、テスト項目入力手段2303からの検索要
求により、仕様記述格納手段2302内の各仕様記述に
応じたシステムの反応をテスト予想結果として得る(ス
テップ2406)。最後にテスト結果出力手段2305
は、仕様記述検索手段2304が得たテスト予想結果を
出力する(ステップ2407)。
【0051】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図4および図5の記述方法を用いて、図2
5および図26を参照して説明する。まず、各システム
仕様を各仕様記述として仕様記述格納手段2302に格
納されている。例えばここでは、UI仕様の仕様記述が
格納されているとする(ステップ2501)。
【0052】続いてテスト項目入力手段2303からテ
スト項目を入力すると(ステップ2601)、仕様記述
検索手段2304が、テスト項目入力手段2303から
の検索要求により、仕様記述格納手段2302の各仕様
記述に応じたシステムの反応をテスト結果として得る
(ステップ2602)。例えばテスト項目が“起動(ス
ライド提示システム)”の場合は、ステップ2501で
のUI仕様記述から%component 、%system、%operat
ion とテスト項目“起動(スライド提示システム)”の
“起動”、“スライド提示システム”を目印にして対応
する記述部分(空行で区切られた部分)を見つける。そ
こで、%operation :起動の次の行である%action:表
示(ページ)をシステムの反応として得る。ここから
“表示(ページ)”の部分を得る。
【0053】また“ページ”から、状態変数ページの現
在の値を得る。この時、()内の部分に+や−が含まれ
ていれば、状態変数の値をそれぞれに応じて変更する。
現在は、%system:ページ=1と設定してあるので状態
変数の値は1である。この1と“表示(ページ)”の部
分から“表示(ページ、1)”を得る。
【0054】さらに%whenの部分をUI仕様記述の全て
の記述から検索する。すると、状態変数ページの現在の
値は1なので、%when:ページ=1の行を見つけること
ができる。%whenは:のあとに示された条件が満たされ
れば、この次の行を見るので、ここでは%action:INAC
TIVE(前ボタン)を見つけることができる。また同様に
してACTIVE(後ボタン)が得られる。
【0055】よってテスト項目“起動(スライド提示シ
ステム)”からテスト結果“表示(ページ、1)”と
“INACTIVE(前ボタン)”と“ACTIVE(後ボタン)”が
得られる。他のテスト項目も同様にしてテスト結果を得
る。そして、これらをテスト結果出力手段2305が出
力する(ステップ2603)。
【0056】また扱うデータを仕様記述から仕様文書に
置きかえて、仕様入力手段2301を上記仕様文書入力
手段へ、仕様記述格納手段2302を上記仕様文書格納
手段に置きかえても同様な効果が得られる。
【0057】以上のように、上記第4の実施例によれ
ば、テスト項目入力手段によってテスト項目を入力し、
仕様記述検索手段によって仕様記述格納手段や仕様文書
格納手段からテスト結果を検索することによって、仕様
の各段階に対してシステム仕様を確認することができ
る。
【0058】(実施例5)本発明の第5の実施例につい
て、図27を参照しながら説明する。図27は本実施例
におけるシステム仕様検査装置の構成を示すブロック図
である。図27において、2701は仕様入力手段、2
702は仕様記述格納手段、2703は仕様項目格納手
段、2704は仕様項目格納手段2703から仕様項目
を入力する仕様項目入力手段、2705は仕様記述検索
手段、2706は入力された仕様項目に基づいて不足項
目を仕様記述格納手段2702に格納された仕様データ
から検索した結果を出力する仕様項目検査結果出力手段
である。
【0059】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図28
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図28において、まず仕様入力手段2701が
各システム仕様の入力を行なう(ステップ2801)。
次に仕様記述格納手段2702が各システム仕様を各仕
様記述として格納する(ステップ2802)。次に仕様
項目格納手段2703には各仕様項目が格納されている
ものとする(ステップ2703)。次に仕様項目入力手
段2704が仕様項目を入力する(ステップ280
4)。次に仕様記述検索手段2705が入力された仕様
項目と検査対象の仕様記述を比較して不足項目を検索す
る(ステップ2805)。最後に仕様項目検査結果出力
手段2706が仕様項目の不足部分を出力する(ステッ
プ2806)。
【0060】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図4および図5の記述方法を用いて、図2
9および図30を参照して説明する。まず、各システム
仕様の入力を行なう。例えば、図3のスライド提示シス
テムの要求仕様を仕様記述の形式で入力する。ただし記
述に必要な項目が1つ不足しているとする(ステップ2
901)。そして各システム仕様を仕様記述格納手段2
702に格納する(ステップ2902)。
【0061】また仕様項目格納手段2703には、各仕
様項目が格納されている。例えばここでは要求仕様記述
のために必要な仕様項目が格納されているとする(ステ
ップ2903)。そしてこの要求仕様項目を仕様項目入
力手段2704によって入力する(ステップ290
4)。入力された仕様項目に基づき、仕様記述検索手段
2705は、仕様記述格納手段2702の仕様記述とを
比較して不足項目や未記述の部分を検索する(ステップ
3001)。最後に検索された不足部分や未記述部分を
仕様項目検査結果出力手段2706が出力する(ステッ
プ3002)。
【0062】また仕様項目格納手段2703で、ここで
は実際のシステムを記述するのに必要な項目をタグとし
て保持し利用したが、仕様を記述しやすくするための見
出し、例えば“第1部システム機能”、“第2部データ
仕様”なども格納して、仕様文書をより仕様書に近い形
式で記述することも考えられる。
【0063】また仕様記述から仕様文書に置きかえても
同様な効果が得られる。
【0064】以上のように、上記第5の実施例によれ
ば、仕様記述や仕様文書が各仕様の段階で満たされてい
なければならない必要項目を仕様項目格納手段に格納
し、それに基づいて既存の仕様データを検査すること
で、仕様データの記述もれを見つけることができる。
【0065】(実施例6)本発明の第6の実施例につい
て、図31を参照しながら説明する。図31は本実施例
におけるシステム仕様検査装置の構成を示すブロック図
である。図31において、3101は仕様入力手段、3
102は仕様記述格納手段、3103は照合をとる仕様
名を入力する仕様名入力手段、3104は入力された仕
様名の以前の段階の仕様データを仕様記述格納手段31
02から検索して仕様記述検索手段3105に入力する
前段階仕様入力手段、3105は仕様記述検索手段、3
106は照合結果を出力する照合結果出力手段である。
【0066】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図32
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図32において、まず仕様入力手段3101が
各システム仕様の入力を行なう(ステップ3201)。
次に仕様記述格納手段3102が各システム仕様を各仕
様記述として格納する(ステップ3202)。次に仕様
名入力手段3103が照合を取る仕様名を入力し(ステ
ップ3203)、入力された仕様名の前段階の仕様デー
タがあるかどうか照合する(ステップ3204)。ない
場合は終了し、ある場合は、前段階仕様入力手段310
4が仕様記述格納手段3102から照合を取る仕様名の
以前の仕様データを得て仕様記述検索手段3105に入
力する(ステップ3205)。次に仕様記述検索手段3
105が入力された仕様データに基づいてその後の段階
の仕様データを仕様記述格納手段3102から検索し照
合を取る(ステップ3206)。最後に照合結果出力手
段3106が照合を取った結果を出力する(ステップ3
207)。
【0067】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図4および図5の記述方法を用いて、図3
3および図34を参照して説明する。まず、各システム
仕様の入力を行なう。例えば、図3のスライド提示シス
テムの要求仕様とUI仕様を仕様記述の形式で入力す
る。だだし、UI仕様記述については一部、記述方法を
変更する。即ち前段階の仕様記述(要求仕様記述)をそ
の後の段階の仕様記述(UI仕様記述)が含むような記
述方法をとる(ステップ3301)。
【0068】そして前記のシステム要求仕様記述、UI
仕様記述を仕様記述格納手段3102に格納する(ステ
ップ3401)。ここで仕様データ間の照合をとりたい
仕様データの内、後の段階の仕様名を仕様名入力手段3
103から入力する(ステップ3402)。例えばここ
ではシステム要求仕様とUI仕様の照合をとるなら、U
I仕様と入力する。次に、入力された仕様名の前段階の
仕様データがあるかどうか調べる(ステップ340
3)。
【0069】前段階の仕様データがある場合、ここで
は、UI仕様の前段階の仕様データおよびシステム要求
仕様記述が仕様記述格納手段3102に格納されている
ので、前段階仕様入力手段3104は、仕様記述格納手
段3102からシステム要求仕様記述を得て仕様記述検
索手段3105に入力する(ステップ3404)。入力
された仕様名の前段階の仕様データがなければ終了す
る。
【0070】システム要求仕様記述から仕様記述検索手
段3105は、仕様記述格納手段3102に格納された
UI仕様記述にシステム要求仕様記述の各行が含まれて
いるかを照合する(ステップ3405)。
【0071】照合結果を照合結果出力手段3106が出
力する。ここでは、システム要求仕様記述が全てUI仕
様記述に含まれているので、例えば照合結果としてOK
と出力する(ステップ3406)。
【0072】また照合結果出力手段3106での出力結
果でOKなら次の段階の仕様名を仕様名入力手段310
3から入力するなど、全ての仕様の段階を自動的に検査
することも考えられる。
【0073】また仕様記述から仕様文書に置きかえても
同様な効果が得られる。
【0074】以上のように、上記第6の実施例によれ
ば、各仕様の段階に応じた仕様データ間の一貫性を検査
することができる。
【0075】(実施例7)本発明の第7の実施例につい
て、図35を参照しながら説明する。図35は本実施例
におけるシステム仕様入力支援装置の構成を示すブロッ
ク図である。図35において、3501は仕様入力手
段、3502は仕様記述格納手段、3503は仕様入力
手段3501での仕様データ入力時に必要な仕様データ
を検索するために検索事項を入力する検索事項入力手
段、3504は仕様記述検索手段、3505は検索事項
に基づいて仕様記述検索手段3504によって仕様記述
格納手段3502から検索した仕様データを出力する仕
様記述出力手段である。
【0076】以上のように構成されたシステムテスト仕
様生成装置について、以下その動作を説明する。図36
は本実施例のシステムテスト仕様生成装置の手順を示し
ている。図36において、まず仕様入力手段3501が
仕様記述格納手段3502に格納された既存の仕様デー
タで必要とする仕様データについて、検索事項を検索事
項入力手段3503に入力する(ステップ3601)。
次に検索事項入力手段3503が検索事項を仕様記述検
索手段に入力する(ステップ3602)。次に仕様記述
検索手段3504が入力された検索事項に基づいて仕様
記述格納手段3502から検索事項が要求する部分の仕
様記述を得る(ステップ3603)。次に、仕様記述出
力手段3505が目的とする仕様記述を仕様入力手段へ
出力する(ステップ3604)。そして仕様入力手段3
501は目的とした仕様記述を得る(ステップ360
5)。
【0077】次に、上記システムテスト仕様生成装置の
具体的動作について、図3に示すスライド提示システム
を例にして、図4および図5の記述方法を用いて、図2
5、図37および図38を参照して説明する。まず、仕
様記述格納手段3502には既存の仕様データとして、
図25に示すようなUI仕様記述が格納されているとす
る。そして仕様入力手段3501で仕様記述格納手段3
502に格納された既存の仕様データを利用するため
に、必要な検索事項を検索事項入力手段3503に入力
する。例えばボタンについての仕様データが必要なら
ば、ボタンは部品なので部品を示す%component :とボ
タンから“%component :ボタン”と入力する(ステッ
プ3701)。
【0078】それから検索事項入力手段3503は、入
力された検索事項を仕様記述検索手段3504に入力し
(ステップ3702)、仕様記述検索手段3504は、
検索事項“%component :ボタン”の“%component ”
と“ボタン”から仕様記述格納手段3502に格納され
たUI仕様記述の中からこれらのキーワードに一致する
部分を検索する。%component は空行で区切られたひと
かたまりを検索してくる(ステップ3703)。
【0079】検索された仕様データを、仕様記述出力手
段3505が仕様入力手段3501に出力すると(ステ
ップ3801)、仕様入力手段3501は、この仕様デ
ータを利用して仕様データの入力を行なう(ステップ3
802)。
【0080】またここでは%component によって部品の
再利用を行なったが、他にも%system、%operation と
%actionの組、%state に対してそれぞれシステムの再
利用、機能の再利用、データの再利用が同様に可能であ
る。
【0081】また仕様記述から仕様文書に置きかえても
同様な効果が得られる。
【0082】以上のように、上記第7の実施例によれ
ば、仕様入力手段で仕様データを入力する時に、既存の
仕様データを利用することによって、仕様データの入力
の軽減と仕様データの再利用ができる。
【0083】
【発明の効果】本発明は、上記第1の実施例から明らか
なように、仕様入力手段でシステムの仕様を入力する時
に、既存のシステム仕様または現開発段階以前の仕様記
述を仕様記述格納手段から利用し開発でき、開発労力を
軽減できる。また、テスト項目決定手段により、仕様記
述格納手段での仕様データであるシステムへの操作とそ
の動作の内、システムへの操作の部分を全てあるいは規
則に従って選び、それらが実行される順についての組合
せを作ってテスト項目とし、仕様記述検索手段は、この
テスト項目に基づいて、システムへの操作とその動作の
仕様を登録した仕様記述格納手段からテスト結果を検索
してこれらのテスト項目とテスト結果を対応させること
により、テスト手順にもれの少ないシステムテスト仕様
書を作成することができる。
【0084】本発明はまた、上記第2の実施例から明ら
かなように、仕様データにタグ付けた仕様文書を仕様文
書入力手段により入力し、同文書自身を仕様文書として
仕様文書格納手段に保持することにより、これをタグを
目印にして直接利用してシステムテスト仕様書を作成で
き、また、仕様文書からタグを取り除くことにより、自
然言語だけからなる仕様書にでき仕様の理解を助ける。
【0085】本発明はまた、上記第3の実施例から明ら
かなように、システム開発において要求される仕様文書
体系に必要な記述項目をタグとして文書別に格納した仕
様項目格納手段を備え、これに基づき現在までに入力さ
れた仕様とその不足部分を補うため、仕様の内容として
記述項目を提示することにより、システムの仕様データ
の作成の開発労力を軽減できる。
【0086】本発明はまた、上記第4の実施例から明ら
かなように、テスト項目入力手段によってテスト項目を
入力し、仕様記述検索手段によって仕様記述格納手段や
仕様文書格納手段からテスト結果を検索することによ
り、仕様の各段階に対してシステム仕様を確認すること
ができる。
【0087】本発明はまた、上記第5の実施例から明ら
かなように、仕様記述や仕様文書が各仕様の段階で満た
されていなければならない必要項目を仕様項目格納手段
に格納し、それに基づいて既存の仕様データを検査する
ことにより、仕様データの記述もれを見つけることがで
きる。
【0088】本発明はまた、上記第6の実施例から明ら
かなように、仕様データ間の記述をそろえ、仕様データ
どうしを前段階仕様入力手段と仕様記述検索手段により
つき合わせることにより、仕様の各段階に応じた仕様デ
ータ間の一貫性を検査することができる。
【0089】本発明はまた、上記第7の実施例から明ら
かなように、仕様入力手段で仕様データを入力する時
に、必要な仕様データを検索事項入力手段によって検索
事項として入力し、仕様記述格納手段から検索し仕様記
述出力手段によって仕様入力手段に出力することによっ
て、仕様データの入力の軽減と既存の仕様データの再利
用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
装置の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
の手順を示すフロー図
【図3】各実施例におけるシステム仕様の具体例を示す
一覧図
【図4】第1の実施例における仕様記述の文法例を示す
一覧図
【図5】第1の実施例における仕様記述の文法例を示す
一覧図(続き)
【図6】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
装置の具体的な処理例を示すフロー図
【図7】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図8】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図9】第1の実施例におけるシステムテスト仕様生成
装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図10】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の構成を示すブロック図
【図11】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成の手順を示すフロー図
【図12】第2の実施例における仕様文書の文法例を示
す一覧図
【図13】第2の実施例における仕様文書の文法例を示
す一覧図(続き)
【図14】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図
【図15】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図16】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図17】第2の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図18】第3の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の構成を示すブロック図
【図19】第3の実施例におけるシステムテスト仕様生
成の手順を示すフロー図
【図20】第3の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図
【図21】第3の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図22】第3の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図23】第4の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の構成を示すブロック図
【図24】第4の実施例におけるシステムテスト仕様生
成の手順を示すフロー図
【図25】第4の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図
【図26】第4の実施例におけるシステムテスト仕様生
成装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図27】第5の実施例におけるシステム仕様検査装置
の構成を示すブロック図
【図28】第5の実施例におけるシステム仕様検査の手
順を示すフロー図
【図29】第5の実施例におけるシステム仕様検査装置
の具体的な処理例を示すフロー図
【図30】第5の実施例におけるシステム仕様検査装置
の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図31】第6の実施例におけるシステム仕様検査装置
の構成を示すブロック図
【図32】第6の実施例におけるシステム仕様検査の手
順を示すフロー図
【図33】第6の実施例におけるシステム仕様検査装置
の具体的な処理例を示すフロー図
【図34】第6の実施例におけるシステム仕様検査装置
の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【図35】第7の実施例におけるシステム仕様入力支援
装置の構成を示すブロック図
【図36】第7の実施例におけるシステム仕様入力支援
の手順を示すフロー図
【図37】第7の実施例におけるシステム仕様入力支援
装置の具体的な処理例を示すフロー図
【図38】第7の実施例におけるシステム仕様入力支援
装置の具体的な処理例を示すフロー図(続き)
【符合の説明】
101 仕様入力手段 102 仕様記述格納手段 103 テスト項目決定手段 104 仕様記述検索手段 105 テスト結果出力手段 1001 仕様文書入力手段 1002 仕様文書格納手段 1003 テスト項目決定手段 1004 仕様記述検索手段 1005 テスト結果出力手段 1801 仕様文書入力手段 1802 仕様文書格納手段 1803 仕様項目格納手段 1804 テスト項目決定手段 1805 仕様記述検索手段 1806 テスト結果出力手段 2301 仕様入力手段 2302 仕様記述格納手段 2303 テスト結果出力手段 2304 仕様記述検索手段 2305 テスト項目入力手段 2701 仕様入力手段 2702 仕様記述格納手段 2703 仕様項目格納手段 2704 仕様項目入力手段 2705 仕様記述検索手段 2706 仕様項目検査結果出力手段 3101 仕様入力手段 3102 仕様記述格納手段 3103 仕様名入力手段 3104 前段階仕様入力手段 3105 仕様記述検索手段 3106 照合結果出力手段 3501 仕様入力手段 3502 仕様記述格納手段 3504 仕様記述検索手段 3503 検索事項入力手段 3505 仕様記述出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−287737(JP,A) 特開 平1−221962(JP,A) 特開 平6−12285(JP,A) 特開 平6−236296(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/34 G06F 9/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕様データを入力する仕様入力手段と、
    前記仕様入力手段により入力された仕様データを格納す
    る仕様記述格納手段と、ユーザインタフェースになる外
    部仕様によるテスト項目を入力するテスト項目入力手段
    、前記テスト項目入力手段により入力されたテスト項
    目に対するシステムの反応を前記仕様記述格納手段に格
    納された仕様データから検索する仕様記述検索手段と、
    前記テスト項目と前記検索結果を出力するテスト結果出
    力手段とを備えたシステムテスト仕様生成装置。
  2. 【請求項2】 仕様データにタグを付けたデータを仕様
    文書として入力する仕様文書入力手段と、前記仕様文書
    入力手段により入力された仕様文書を格納する仕様文書
    格納手段と、ユーザインタフェースになる外部仕様によ
    るテスト項目を入力するテスト項目入力手段と、前記テ
    スト項目入力手段により入力されたテスト項目に対する
    システムの反応を前記仕様文書格納手段に格納された仕
    様文書から検索する仕様記述検索手段と、前記テスト項
    目と前記検索結果を出力するテスト結果出力手段とを備
    えたシステムテスト仕様生成装置。
  3. 【請求項3】 仕様文書入力手段による仕様文書入力に
    際して各仕様文書毎に記述に必要な項目をタグとして格
    納する仕様項目格納手段を備えた請求項2記載のシステ
    ムテスト仕様生成装置。
  4. 【請求項4】 仕様データを入力する仕様入力手段と、
    前記仕様入力手段により入力された仕様データを格納す
    る仕様記述格納手段と、前記仕様入力手段による仕様デ
    ータの入力に際して各仕様データ毎に記述に必要な仕様
    項目を格納する仕様項目格納手段と、前記仕様項目を入
    力する仕様項目入力手段と、前記仕様項目入力手段によ
    り入力された仕様項目に基づいて不足項目を前記仕様記
    述格納手段に格納された仕様データから検索する仕様記
    述検索手段と、前記検索結果を出力する仕様項目検査結
    果出力手段とを備えたシステムテスト仕様生成装置。
  5. 【請求項5】 仕様データを入力する仕様入力手段と、
    前記仕様入力手段により入力された仕様データを格納す
    る仕様記述格納手段と、前記仕様記述格納手段に格納さ
    れた仕様データ間の照合をとるために仕様名を入力する
    仕様名入力手段と、前記入力された仕様名の以前の段階
    の仕様データを前記仕様記述格納手段から得る前段階仕
    様入力手段と、前記得られた以前の段階の仕様データに
    基づいてその後の段階の仕様データを前記仕様記述格納
    手段から検索して照合する仕様記述検索手段と、前記照
    合結果を出力する照合結果出力手段とを備えたシステム
    テスト仕様生成装置。
  6. 【請求項6】 仕様データを入力する仕様入力手段と、
    前記仕様入力手段により入力された仕様データを格納す
    る仕様記述格納手段と、前記仕様入力手段による仕様デ
    ータの入力時に既存の仕様データを検索するための検索
    事項を入力する検索事項入力手段と、前記入力された検
    索事項に基づいて前記仕様記述格納手段から前記検索事
    項が要求する部分の仕様データを検索する仕様記述検索
    手段と、前記検索された仕様データを前記仕様入力手段
    に出力する仕様記述出力手段とを備えたシステムテスト
    仕様生成装置。
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