JPH08314973A - 情報単位群操作装置 - Google Patents

情報単位群操作装置

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JPH08314973A
JPH08314973A JP7142697A JP14269795A JPH08314973A JP H08314973 A JPH08314973 A JP H08314973A JP 7142697 A JP7142697 A JP 7142697A JP 14269795 A JP14269795 A JP 14269795A JP H08314973 A JPH08314973 A JP H08314973A
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JP
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unit group
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Application number
JP7142697A
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English (en)
Inventor
Eiji Ishida
英次 石田
Yoshibumi Matsunaga
義文 松永
Toshikatsu Suzuki
敏克 鈴木
Shinichiro Taniguchi
慎一郎 谷口
Hiroyuki Ishima
宏之 石間
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルシステムの中に、使用可能なファイ
ルと使用できないファイルとが混じって、散在している
ような状態で、使用可能なファイルのみを取り出し、取
り出されたファイルを自由に組み合せて、検索分析を行
う。 【構成】 様々なファイル形式のファイルが混在するフ
ァイルシステムから、所定のファイル形式を持ち、情報
単位の集まりである情報単位群を検索する情報単位群検
索手段と、前記情報単位群検索手段により検索された情
報単位群からユーザが情報単位群を指定する情報単位群
指定手段と、検索条件を入力する検索条件入力手段と、
前記情報単位群指定手段により指定された情報単位群よ
り、前記検索条件入力手段から入力された検索条件に適
合する情報単位を検索する検索手段と、前記検索手段に
より検索された情報単位を表示する検索結果表示手段と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を検索したり、評
価分析するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書において情報単位とは、名称
(見出し)を持ったひとかたまりの情報をいう。情報の
最も基本的なものは文字列であるが、画像、音声、動画
など電子的に表現できるものであれば、どのようなもの
でもかまわない。また、検索の利便性を考慮すれば、そ
の情報の性質を表現するキーワード等の属性値を持って
いることが好ましい。さらに、情報単位群とは、複数の
情報単位の集合のことである。本発明では、情報単位群
がファイルシステム上に複数、しかも他のファイルと混
在して存在している状況を想定している。
【0003】例えば、情報単位群の代表的なものは、電
子辞書である。1つの情報単位は例えば『apple』
という単語を見出しとして、その発音、意味、用例など
の記述を内容とする。そして、英和辞書の全体が情報単
位群ということになる。さらに、それが複数ある状態と
は、英和辞書のみならず、国語辞典、漢和字典、和英辞
書、仏和辞書などの様々な辞書データが混在している状
態を指す。辞書データの場合には、通常編集したりはし
ないが、本発明で扱う情報単位は、編集、変換、移動等
の操作を行うことも前提としている。
【0004】情報単位群の別な例は、データベースであ
る。データベースの1レコードが1つの情報単位に相当
する。そして、ある分野のデータベース全体が情報単位
群に相当する。
【0005】複数の情報単位群を同時に扱う先行技術文
献として、特開昭62−287336や特開平4−19
5680などがあった。特開昭62−287336は、
複数の辞書をユーザが選択して同時に検索する技術を開
示している。この技術では、ディスク装置および辞書情
報サーバに存在する辞書の名称が表示される。ユーザ
は、この中から自由な組合せで同時に複数の辞書を利用
したり、ある辞書の検索結果から、次の検索条件を指定
して、別の辞書を検索したりすることができる。また、
特開平4−195680も同様に、複数の辞書を組み合
せて利用する技術である。この技術では、あらかじめ辞
書属性テーブルを設け、変換した結果を用いて辞書をひ
く連続検索を、一定の基準に基づいて行うことを可能と
している。また、使用すべき辞書とその優先順位を記述
したテーブルを設けることで、ユーザが状況に応じたア
プリケーションを作成できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の技術は、あらかじめ使用可能な情報単位群あるいは情
報単位群が存在している位置が決まっていることを前提
としている。さらに、その位置にシステムが扱うことの
できない情報が混在していることは想定していない。こ
のような状況では、システムが扱えない情報を辞書とし
てユーザに提示する恐れがある。また、ファイル構成の
変更のたびに前記のようなテーブルをユーザがメンテナ
ンスする必要があり、ダイナミックに新しい情報単位群
を追加したり分離したりしながら、連続的に検索を行う
ことはできなかった。
【0007】そこで、本発明では、通常のファイルシス
テム内に情報単位群が散在しているような状況において
も、システムが使用可能な情報単位群のみを自動的に検
索することを課題とする。また、ユーザが情報単位群の
組合せをダイナミックかつ自由に指定して、指定された
情報単位群を検索したり分析したりできるようにするこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、様々なファイル形式のファイルが混在するフ
ァイルシステムから、所定のファイル形式を持ち、情報
単位の集まりである情報単位群を検索する情報単位群検
索手段と、前記情報単位群検索手段により検索された情
報単位群からユーザが情報単位群を指定する情報単位群
指定手段と、検索条件を入力する検索条件入力手段と、
前記情報単位群指定手段により指定された情報単位群よ
り、前記検索条件入力手段から入力された検索条件に適
合する情報単位を検索する検索手段と、前記検索手段に
より検索された情報単位を表示する検索結果表示手段と
を有する情報単位群操作装置を提供する。
【0009】前記情報単位群指定手段は、前記情報単位
群検索手段により検索された情報単位群の固有識別情報
を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段
に保持される識別情報を表示する識別情報表示手段と、
前記識別情報表示手段による表示に対応して設けられ、
前記識別情報保持手段に保持されている識別情報に対応
する情報単位群から少なくとも1つの情報単位群を選択
する入力を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情報
単位群選択手段により選択された識別情報を保持する選
択結果保持手段を有し、前記検索手段は前記選択結果保
持手段に保持された識別情報に対応する情報単位群よ
り、前記検索条件入力手段から入力された検索条件に適
合する情報単位を検索するように構成してもよい。
【0010】また、前記検索手段は、更に検索した情報
単位が所属する情報単位群の識別情報を取得し、前記検
索結果表示手段は、前記検索手段の検索した情報単位と
ともに、該情報単位が所属する情報単位群の識別情報を
表示することができる。
【0011】更に、ファイルシステムの中で特に前記所
定のファイル形式を持つ情報単位群が存在する可能性が
高い場所についての情報を保持する存在場所保持手段を
有し、前記情報単位検索手段は存在場所保持手段に保存
されている情報に基づいてファイルシステムから所定の
ファイル形式を持つ情報単位群を検索するようにしても
よい。
【0012】また請求項5に記載の発明においては、様
々なファイル形式のファイルが混在するファイルシステ
ムから、所定のファイル形式を持ち、情報単位の集まり
である情報単位群を検索する情報単位群検索手段と、前
記情報単位群検索手段により検索された情報単位群から
ユーザが情報単位群を指定する情報単位群指定手段と、
情報単位群に属する情報単位を評価するための条件を保
持する評価条件保持手段と、評価条件保持手段に保持さ
れている条件に基づいて、前記情報単位群指定手段によ
り指定された情報単位群に属する各情報単位を評価した
値を算出する情報単位評価手段と、情報単位評価手段に
よって算出された評価値に基づいて、情報単位の存在を
表現する画像構成要素の位置を決定する位置算出手段
と、位置算出手段によって決定された位置に画像構成要
素を配置する分析画像生成手段と、分析画像生成手段に
よって生成された画像を表示する分析画像表示手段とを
有する情報単位群操作装置を提供する。
【0013】前記情報単位群指定手段は、前記情報単位
群検索手段により検索された情報単位群の固有識別情報
を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段
に保持される識別情報を表示する識別情報表示手段と、
前記識別情報表示手段による表示に対応して設けられ、
前記識別情報保持手段に保持されている識別情報に対応
する情報単位群から少なくとも1つの情報単位群を選択
する入力を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情報
単位群選択手段により選択された識別情報を保持する選
択結果保持手段とを有し、前記情報単位評価手段は、前
記評価条件保持手段に保持されている条件に基づいて、
前記選択結果保持手段に保持される情報単位群の識別情
報に対応する情報単位群に属する各情報単位を評価した
値を算出するように構成してもよい。
【0014】また、ファイルシステムの中で特に前記所
定のファイル形式を持つ情報単位群が存在する可能性が
高い場所についての情報を保持する存在場所保持手段を
有し、前記情報単位検索手段は存在場所保持手段に保存
されている情報に基づいてファイルシステムから所定の
ファイル形式を持つ情報単位群を検索するようにしても
よい。
【0015】請求項8に記載の発明においては、様々な
ファイル形式のファイルが混在するファイルシステムか
ら、所定のディレクトリ構造を持つ情報単位群を検索す
る情報単位群検索手段と、情報単位群検索手段により検
索された情報単位群の固有識別情報を保持する識別情報
保持手段と、前記識別情報保持手段に保持される識別情
報を表示する識別情報表示手段とを有することを特徴と
する情報単位群操作装置を提供する。
【0016】前記情報単位群検索手段はファイルを構成
するディレクトリに見出しと該見出しに対応する内容を
保持するデータファイルと情報単位の検索時に入力され
る検索キーと該検索キーに対応するデータの前記データ
ファイル中における存在位置との対応関係を保持するイ
ンデックスファイルと前記検索キーを該検索キーに対応
するインデックスファイル中のアドレスに変換するハッ
シュテーブルファイルとを含む情報単位群を検索するよ
うにすることができる。
【0017】請求項10に記載の発明においては、情報
単位の集まりである情報単位群の識別情報を表示する識
別情報表示手段と、前記識別情報表示手段による表示に
対応して設けられ、前記情報単位群より少なくとも第1
の情報単位群及び第2の情報単位群を順に選択する入力
を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情報単位群選
択手段により選択された前記第1の情報単位群及び第2
の情報単位群の識別情報を選択された順序とともに保持
する選択結果保持手段と、第1の検索条件を入力する検
索条件入力手段と、前記検索条件入力手段から入力され
た第1の検索条件に適合する情報単位を前記選択結果保
持手段に保持された第1の情報単位群から検索し、該検
索結果を第2の検索条件として、該第2の検索条件に適
合する情報単位を前記第2の情報単位群より検索する検
索手段と、前記検索手段により検索された情報単位を表
示する検索結果表示手段とを有する情報単位群操作装置
を提供する。
【0018】請求項11に記載の発明においては、情報
単位の集まりである実情報単位群を統合した統合情報単
位群の識別情報を表示する識別情報表示手段と、前記識
別情報表示手段による表示に対応して設けられ、前記統
合情報単位群の少なくとも一つを選択する入力を受け付
ける情報単位群選択手段と、前記情報単位群選択手段に
より選択された前記統合情報単位群の識別情報を保持す
る選択結果保持手段と、前記選択結果保持手段に保持さ
れた情報単位群を統合して新たな統合情報単位群を生成
し、該統合情報単位群の情報を保持する情報単位群統合
手段と、検索条件を入力する検索条件入力手段と、前記
情報単位群統合手段により統合された新たな統合情報単
位群より、前記検索条件入力手段から入力された検索条
件に適合する情報単位を検索する検索手段と、前記検索
手段により検索された情報単位を表示する検索結果表示
手段とを有する情報単位群操作装置を提供する。
【0019】請求項12に記載の発明においては、情報
単位の集まりである実情報単位群を統合した統合情報単
位群の識別情報を表示する識別情報表示手段と、前記識
別情報表示手段による表示に対応して設けられ、前記統
合情報単位群の少なくとも一つを選択する入力を受け付
ける情報単位群選択手段と、前記情報単位群選択手段に
より選択された前記統合情報単位群の識別情報を保持す
る選択結果保持手段と、前記選択結果保持手段に保持さ
れた情報単位群を統合して新たな統合情報単位群を生成
し、該統合情報単位群の情報を保持する情報単位群統合
手段と、情報単位群に属する情報単位を評価するための
条件を保持する評価条件保持手段と、評価条件保持手段
に保持されている条件に基づいて、前記情報単位群統合
手段により統合された統合情報単位群に属する各情報単
位を評価した値を算出する情報単位評価手段と、情報単
位評価手段によって算出された評価値に基づいて、情報
単位の存在を表現する画像構成要素の位置を決定する位
置算出手段と、位置算出手段によって決定された位置に
画像構成要素を配置する分析画像生成手段と、分析画像
生成手段によって生成された画像を表示する分析画像表
示手段とを有する情報単位群操作装置を提供する。
【0020】
【作用】ファイルシステム中には、本発明の装置で扱う
ことができる情報単位群とその他のファイルが混在して
保存されている。情報単位群検索手段は、本発明の装置
が扱う情報単位群をファイルシステム内から検索する。
検索条件入力手段は検索条件を入力するための手段であ
る。ここから入力された条件に基づいて、検索手段は、
本発明の装置が扱うものとして検索された情報単位群か
らユーザが指定した情報単位群に対する検索を行う。検
索結果は検索結果表示手段によって表示される。以上に
よって、ファイルシステム中に散在する情報単位群の中
から、適当なものを選択し、検索することが可能とな
る。
【0021】また情報単位群検索手段の検索結果は識別
情報保持手段に保存され、識別情報表示手段はユーザに
対して識別情報保持手段の内容を表示する。ユーザは情
報単位群選択手段を通じて、識別情報表示手段に表示さ
れている情報単位群を選択し、その選択結果は選択結果
保持手段に保存される。検索手段は、選択結果保持手段
に保持された選択結果に基づいて情報単位群に対する検
索を行う。これにより、グラフィカルな取り扱いがで
き、ユーザフレンドリな構成になる。
【0022】また検索手段は、検索結果とともにその検
索結果がどの情報単位群に所属するものであるのかを取
得する。そして、検索結果表示手段は、検索された情報
単位の情報とともに、その情報単位がどの情報単位群に
所属するものかを提示する。以上によって、複数の情報
単位群を統合的に検索した場合に、検索結果の情報単位
がどの情報単位群に所属するものであるのかを容易に知
ることが可能となる。
【0023】情報単位群検索手段は、ファイルシステム
中に散在する本発明の装置で扱うことができる情報単位
群を検索する。ユーザは検索された情報単位群から幾つ
かを指定する。情報単位群評価手段は、指定された情報
単位群に含まれる情報単位を順次読み込んで、評価条件
保持手段に保存されている条件に照らした評価値を算出
する。そして、その評価値を位置算出手段が画面上の位
置情報へと変換し、分析画像生成手段が情報単位の存在
を表現する画像構成要素を位置算出手段によって算出さ
れた位置に配置した画像を生成する。生成された画像
は、分析画像表示手段に表示される。以上により、ファ
イルシステム中に散在する情報単位群の中から、適当な
ものを選択し、選択された情報単位群を様々な条件に基
づいて、分析した画像を得ることが可能となる。
【0024】また情報単位群検索手段の検索結果は識別
情報保持手段に保存され、識別情報表示手段はユーザに
対して識別情報保持手段の内容を表示する。ユーザは情
報単位群選択手段を通じて、識別情報表示手段に表示さ
れている情報単位群を選択し、その選択結果は選択結果
保持手段に保存される。情報単位評価手段は選択結果保
持手段に保持された選択結果に基づいて情報単位の評価
を行う。これにより、グラフィカルな取り扱いができ、
ユーザフレンドリな構成になる。
【0025】更に、存在場所保持手段がファイルシステ
ム中で情報単位群が配置されている確率の高い位置を保
存している。これは、通常ユーザーからの指示によって
行われる。この存在場所保持手段の情報を利用して、情
報単位群検索手段は、使用可能な情報単位群を検索す
る。以上により、ファイルシステムを全て検索すること
なしに、ファイルシステム中に散在する情報単位群の中
から適当なものを選択し、検索・分析することが可能と
なる。
【0026】本発明の装置で取り扱うことの出来る情報
単位群は所定のディレクトリ構造を持っていることが考
えられる。そこで、ディレクトリ構造に基づいて本装置
で使用可能か否かを判定することで、場合に応じた情報
単位群の検索ができる。特に検索用の情報単位群である
場合には情報を格納したデータファイル以外に検索を高
速化するためのファイルを同時に保持していることがあ
るので、このようなファイルの存在を判定基準とするこ
とができる。
【0027】識別情報表示手段は情報単位群を識別する
ための情報を表示する。ユーザは表示された情報単位群
を指定する。選択順序は保存され、検索時にはその検索
順序に従って、先に検索された情報単位群の検索結果を
次の情報単位群の検索条件として検索する。以上によ
り、情報単位群の中から依存関係のある自由な組合せを
ダイナミックに指定して、連続的に検索出来る。
【0028】識別情報表示手段は実情報単位群を統合し
た統合情報単位群の識別情報を表示する。ユーザは示さ
れた統合情報単位群を指定する。選択された統合情報単
位群は更に統合され、新たな統合情報単位群が構成され
る。検索手段は統合された情報単位群に含まれ、検索条
件に適合する情報単位を検索する。これにより、複数の
情報単位群を自由に組み合せて情報単位群の検索ができ
るとともに、複数の情報単位群の指定を容易に行うこと
ができ、指定の追加変更等が柔軟に容易に行える。
【0029】識別情報表示手段は実情報単位群を統合し
た統合情報単位群の識別情報を表示する。ユーザは示さ
れた統合情報単位群を指定する。選択された統合情報単
位群は更に統合され、新たな統合情報単位群が構成され
る。情報単位評価手段は統合された情報単位群に含まれ
る情報単位を順次読み込んで評価条件保持手段に保持さ
れている条件に照らした評価値を算出する。そして評価
値を位置算出手段が画面上の位置情報へと変換し、分析
画像表示手段によって表示される。これにより、複数の
情報単位群を自由に組み合せて分析ができるとともに、
複数の情報単位群の指定を容易に行うことができ、指定
の追加変更等が柔軟に容易に行える。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。 (実施例1:検索のための全体の構成)図1は、本発明
を実施するための一実施例である情報単位群操作装置の
全体構成を示すブロック図である。本発明は、ファイル
システム1、このファイルシステム1の中から本装置で
使用可能な情報単位群を検索する情報単位群検索手段
5、情報単位群検索手段5が検索中に参考にする存在場
所保持手段2、この情報単位群検索手段5の検索結果を
保持する群名保持手段4、この群名保持手段4の内容を
表示する群名表示手段3、この群名表示手段3に表示さ
れている情報群の中から検索対象を選択する情報単位群
選択手段6、この情報単位群選択手段6の選択結果を保
持する選択結果保持手段7、この選択結果保持手段7の
内容に基づいて、選択された情報単位群を統合し、統合
した結果を保持する情報単位群統合手段8、検索条件を
入力する検索条件入力手段9、検索条件入力手段9から
入力された検索条件を用い、情報単位群統合手段8によ
って統合された情報単位群を検索する検索手段10、こ
の検索手段10の検索結果を表示する検索結果表示手段
11とからなる。
【0031】(使用可能情報単位群の検索)本実施例の
情報単位群操作装置は、図2に示されるようなディレク
トリ管理されたファイルシステム中に、本装置で使用可
能な情報単位群が分散して配置されており、且つそれ以
外のファイルと混在しているものとする。図2におい
て、「情報単位群」と記載されている2a、2b等は本
装置で使用可能な情報単位群であるとする。また、二重
の矩形で囲まれた2c、2d等はディレクトリを示し、
実践の矩形で示されている2e、2f等は文書ファイ
ル、画像ファイル等である。以下ではこれらをすべてま
とめてファイルアイテムと呼ぶ。ここでいうファイルシ
ステムは本装置に直結したものでもよいし、ネットワー
クで結合されたものでもよい。最近では、ネットワーク
上の他のファイルシステムであっても、あたかも自分自
身のファイルシステムであるかのように扱う技術が普及
しているからである。
【0032】次に、本実施例における情報単位群の構成
について述べる。本装置で扱うことの出来る情報単位群
は図3(a)図に示すように、ファイルアイテム(ディ
レクトリ)下に、Data、Index、Tableと
いう3つのファイルアイテム(サブファイル)を持つ構
造であるとする。ここで、Dataはデータの見出しと
その見出しに対応する内容部を有するデータ単位の集合
からなっている。IndexとTableはデータの検
索を高速化するために設けられたファイルである。Ta
bleは、与えられた検索キーから求められるハッシュ
値に対応するファイルIndexを指すアドレス値に変
換する。Indexのファイルは検索キーとその検索キ
ーを持つデータが存在するDataのファイルの中のア
ドレスとの組をリストにした構造を持つハッシュテーブ
ルであって、Tableファイルで示されるアドレスは
同じハッシュ値を持つデータが格納されるアドレスのリ
ストの先頭アドレスを示している。以上の構成の概略を
図3(b)に示す。例えば、検索キーとして「パセリ」
が入力されたとき、そのハッシュ値を1とすると、まず
ファイルTableを用いて対応するハッシュ値からフ
ァイルIndexのアドレスを計算し、次にファイルI
ndexを用いて、そのハッシュ値の示すアドレスを先
頭にするリストを順にチェックして、ファイルData
のアドレスを取り出し、検索結果の内容部のデータを得
る。
【0033】次に本実施例の情報単位群統合手段に保持
されている情報単位群の統合結果について説明する。情
報単位群の間の関係は二分木により管理されている。図
4はその様子を示す概念図である。図において4cは情
報単位群、4a、4bは統合情報である。二分木の葉の
統合情報はファイルシステム中に存在する情報単位群に
対応して設けられ、葉以外の統合情報は2つの統合情報
を指すように構成されている。2つの統合情報をさすポ
インタに順序付けをしておけば、統合順序を記憶してお
くことができる。各統合情報は固有の名前を持ってい
る。情報単位群統合手段には、二分木が複数格納されて
いてもよい。
【0034】図5及び図6のフローチャートに従って、
情報単位群検索手段5がファイルシステムの中を全てチ
ェックして、本装置で使用可能な情報単位群を検索し、
リストアップする処理の流れを説明する。図5は処理の
概略を示したものである。まず、カレントディレクトリ
の値を保存する変数CURDIRの値にルートディレク
トリをセットする(ステップS5a)。そして、図6に
より後述する本装置で使用可能な情報単位群を検索する
関数を呼び出す(ステップS5b)。続いて、情報単位
群統合手段を参照する(ステップS5c)。最後に群名
表示手段3が、ステップS5bで検索された本装置で使
用可能な情報単位群の群名をリストアップして処理を終
了する(ステップS5d)。図9は群名表示手段3によ
り群名がリストアップされた様子を示す一例である。
「1993論文」から「デザインイメージ」まではファ
イルシステム中に実在する情報単位群の群名であって、
「書誌データ+デザインイメージ」は情報単位群を統合
した統合情報の識別子である。
【0035】図6は図5のステップS5bで呼び出され
る本装置で使用可能な情報単位群を検索する関数であ
る。まず、変数CURDIRの値に基づいて、カレント
ディレクトリをセットする(ステップS6a)。そし
て、カレントディレクトリの何番目のファイルアイテム
かを示す変数Nに1を代入する(ステップS6b)。以
下の処理では、N番目のファイルアイテムを処理対象と
する(ステップS6c)。次に、N番目のファイルアイ
テムが本装置で使用可能な情報単位群であるかどうかを
後述するような方法により判定する(ステップS6
d)。本装置で使用可能な情報単位群であると判断され
た場合には群名保持手段4に、そのファイルアイテムの
名称と存在する場所の情報を順次追加していく(ステッ
プS6e)。具体的には情報単位群の名称は各情報単位
群が個別に持つファイルアイテム名称を読み出すことに
より獲得し、場所情報はカレントディレクトリの位置に
より得ることができる。例えば図2では情報単位群2a
には「他社特許概要」、情報単位群2bには「各種引
用」という名称が予め付けられている。次に、このN番
目のファイルアイテムが下位にファイルアイテムを含む
かどうかを判断する(ステップS6f)。下位にファイ
ルアイテムを含む場合には、変数CURDIRの値にN
番目のファイルアイテムをセットして(ステップS6
g)、この図6の関数を再帰的に呼び出す(ステップS
6h)。変数Nの値をインクリメント(ステップS6
i)した後、N番目のファイルアイテムが存在する限り
(ステップS6j)、ステップS6cからステップS6
iの処理を繰り返す。カレントディレクトリ内に未判断
のファイルアイテムが無くなった場合にはこの関数を終
了する。そして、最初に変数CURDIRにルートディ
レクトリをセットした関数が終了した時点で、制御は図
5のフローチャートで示される処理へと戻る。このと
き、群名保持手段4にはファイルシステム中に存在す
る、本装置で使用可能な情報単位群の群名がすべて記憶
されている。図8(a)は図2のファイルシステムを検
索した結果、群名保持手段4に保持される情報の一例で
ある。
【0036】ステップS6dにおいて、ファイルアイテ
ムが本装置で使用可能な情報単位群であるかの判定は以
下のように行われる。本実施例の装置で扱うことのでき
る情報単位群は、図3に示したようにファイルアイテム
(ディレクトリ)下に、Data,Index,Tab
leという3つのファイルアイテム(サブファイル)を
持つ構造である。そこで、ファイルアイテムの中にこの
3つのサブファイルを持つものは、本装置で扱うことが
できる情報単位群であると判断することができる。この
例に基づいて図6のS6d及びS6eを詳細に示したフ
ローチャートが図7である。
【0037】まず、注目するファイルアイテムの下の何
番目のサブファイルかを示す変数Jに1を代入するとと
もに、サブファイルDataの存在の有無を示すフラグ
DF、サブファイルIndexの存在の有無を示すフラ
グIF、サブファイルTableの存在の有無を示すフ
ラグTFをそれぞれ0に初期化する(ステップS7
a)。以下の処理ではJ番目のサブファイルを処理対象
とする(ステップS7b)。J番目のサブファイルがD
ataであるかどうかチェックし(ステップS7c)、
Dataであれば、フラグDFの値を1にセットする
(ステップS7d)。同様に、Indexであるかどう
か(ステップS7e)、Tableであるかどうか(ス
テップS7g)をチェックし、それぞれ該当するサブフ
ァイルであれば、対応するフラグIF(ステップS7
f)、フラグTF(ステップS7h)を1にセットす
る。この3つのサブファイルのチェックの順番は任意で
良い。次に、フラグDF、IF、TFの3つ全てが1に
なっているかどうかをチェックする(ステップS7
j)。全てが1になっている場合には、注目するファイ
ルアイテムは、本装置で使用可能な情報単位群であるの
で、その名称と存在場所の情報を群名保持手段4に記録
する(ステップS7k)。全てが1でない場合には、変
数Jの値をインクリメントし、次のサブファイルが存在
すれば、そのサブファイルについてステップS7bから
ステップS7iを繰り返す(ステップS7l)。サブフ
ァイルが無くなったら、そのファイルアイテムは本装置
で使用可能な情報単位群でないので、処理を終了する。
【0038】これ以外にも判定の方法はいくつか存在す
る。例えば、最も単純な方法として、本装置が扱う情報
単位群の名称を、「×××.DAT」等と決めておき、
判断の対象となるファイルアイテムがこの規則に沿った
ものかどうかを判定する方法である。また、ファイルシ
ステムによっては、各ファイルがどのアプリケーション
で取り扱われるものかを示すファイルタイプを規定でき
るものもある。そのようなファイルシステムにおいて
は、ファイルアイテムごとにファイルタイプをチェック
して判定基準にすることもできる。より正確に判断しよ
うとすれば、実際にそのファイルアイテムを検索対象と
してオープンして、一度検索し、実際にその対象が検索
可能で、かつ正当な情報単位群であるかどうかを判定す
るといった方法もある。その際に、どの情報単位群も共
通に持っている管理用情報単位を検索してもよい。管理
用情報単位はキーボードなどを用いてユーザが入力する
ことができない固有の検索キーにより検索される情報単
位である。
【0039】次に、本装置で使用可能な情報単位群が保
持されている可能性の高いディレクトリを存在場所保持
手段2に、あらかじめ保持しておく場合の処理を図10
に示すフローチャートを用いて説明する。本実施例にお
いては、存在場所保持手段2は図12のように構成され
ているものとする。
【0040】図10において、まず変数Kの値を0にセ
ットする(ステップS10a)。次に存在場所保持手段
2に保存されている指定ディレクトリのK番目を読み込
んで、カレントディレクトリとする(ステップS10
b)。変数Nの値を0にセットし(ステップS10
c)、カレントディレクトリのN番目のファイルアイテ
ムを処理対象として指定する(ステップS10d)。次
にこのファイルアイテムが装置で使用可能な情報単位群
であるかを判定し(ステップS10e)、そうである場
合には、群名保持手段4にそのファイルアイテムの名称
を記録する(ステップS10f)。変数Nの値を1つづ
つインクリメントしながら(ステップS10g)、ファ
イルアイテムがなくなるまでステップS10cからステ
ップS10gの処理を繰り返す(ステップS10h)。
そして、変数Kの値を1つづつインクリメントし(ステ
ップS10i)、指定されたディレクトリが全てなくな
るまで、ステップS10bからステップS10iの処理
を繰り返す(ステップS10j)。最後に、群名表示手
段3が、使用可能な情報単位群の名称をリストアップし
て処理を終了する(ステップS10k)。
【0041】図10の処理では、指定されたディレクト
リの一階層のみを調べるように構成したが、指定された
ディレクトリが更に下位のディレクトリを含んでいる場
合には、図6のフローチャートに示したような再帰的な
処理により、指定ディレクトリ以下のディレクトリを検
索するように構成してもよい。その場合には、検索され
た情報単位群に重複が生じないように、群名保持手段4
への群名の記録の際に、既に同じ群名のものが含まれて
いないかチェックしてから書き込むようにしたり、後処
理により、群名保持手段4の内容から重複しているもの
を省くように構成するのがよい。
【0042】次に、図11を用いて図5のステップS5
cで行われる情報単位群統合手段の参照について述べ
る。最初に情報単位群統合手段に格納されている統合情
報のうちで、ルートになっているものを1つ選択して図
11の処理に移る。まず、カレントの統合情報を設定す
る。スタートではルートの統合情報となる(ステップS
11a)。カレントの統合情報の名前とアドレスを一時
的に記録しておく(ステップS11b)。次にカレント
の統合情報の子の順序を計数する変数Nに0を代入し
(ステップS11c)、N番目の子に当たる統合情報を
処理対象とする(ステップS11d)。処理対象の統合
情報が二分木の葉であるかどうかをチェックし(ステッ
プS11e)、処理対象の統合情報が葉であるときに
は、その統合情報に対応する情報単位群が存在している
かどうかをチェックする。チェックの方法として、例え
ば、統合情報に対応している情報単位群の群名に一致す
る群名が群名保持手段に保持されているかどうかを調べ
ることができる(ステップS11f)。このとき情報単
位群が存在しなければ、一時的に記憶した統合情報の名
前をクリアして、ルートの統合情報から始まったこの関
数を強制終了する(ステップS11g)。ステップS1
1eにおいて葉でない場合は、その統合情報をカレント
の統合情報として(ステップS11h)この関数を再帰
的に呼び出す(ステップS11i)。変数Nをインクリ
メントして(ステップS11j)、Nの値が2未満であ
れば,ステップS11dから繰り返し、そうでなけれ
ば、処理を終了する(ステップS11k)。図11の関
数が1つのルートの統合情報に付いて終了すると、一時
的に記憶しておいた統合情報の名前と統合情報のアドレ
スを群名保持手段に移動する。そして、ルートとなって
いる統合情報がなくなるまで、以上の処理を繰り返す。
図8(b)は図5のフローチャートに示す処理が終了し
たときの群名保持手段の状態の一例を示したものであ
る。
【0043】なお、ここでは二分木の各ノードに当たる
統合情報をすべて、抽出するようにしたが、統合情報が
多くなると煩雑になることもあるので、例えば、ルート
にあたる統合情報についてのみ抽出するようにしてもよ
い。この場合、二分木で統合する必要はなく、リスト構
造等を用いてもよい。また、ステップS5cの処理を行
うかどうかをユーザが指定できるようにしてもよい。ス
テップS11f、S11gの処理では、統合された情報
単位群の中で、存在しないものがあれば、それを検出し
て表示しないようにしているので、既に価値のなくなっ
た統合情報を処理対象として指定することがない。この
とき、削除された情報単位群を含む統合情報は、自動的
に削除するように構成してもよい。
【0044】(情報単位群の選択)図9のようにリスト
アップされた情報単位群または統合情報から、操作対象
とする情報単位群を選択する処理について述べる。
【0045】図13は、情報単位群選択手段6が、選択
順序を記録せず情報単位群を選択する処理を表現したフ
ローチャートである。この処理によれば、複数の情報単
位群を同時に選択することが可能である。ただし、選択
順序を記録しないので、複数の情報単位群を順序を付け
て組み合せることはできない。ここでは、マウスクリッ
クによって、ユーザーが情報単位群を選択するものとす
る。
【0046】まず、マウスイベントを取得し(ステップ
S13a)、それが使用可能な情報単位群を表示したリ
スト内で起きたものかをチェックする(ステップS13
b)。リスト内で起きたものの場合には、リストの選択
処理として、選択されたアイテムをユーザが認識できる
ように表示を変更する。ここでは、図14のように選択
されたアイテムの表示部分にシェードをかける。各アイ
テムの表示に対応してフラグが設けられており、シェー
ドのかかったアイテムにはフラグが立つようになってい
る(ステップS13c)。そして、選択処理が終了する
まで、ステップS13aからステップS13cの処理を
繰り返す(ステップS13d)。
【0047】次に、選択結果を取り出して記録する。ま
ず、変数Nに0をセットし(ステップS13e)、ステ
ップS13cで設定されたフラグをチェックして、リス
トのアイテムのN番目が選択されているかをチェックす
る(ステップS13f)。選択されていたとすると、選
択内容を選択結果保持手段7に情報単位群名称、場所情
報等を記録する(ステップS13g)。図15は選択結
果保持手段の記憶状態を示した一例である。そして、変
数Nを1づつインクリメントしながら(ステップS13
h)、リストのアイテムが終了するまでステップS13
fからステップS13hの処理を繰り返す(ステップS
13i)。最終的に、情報単位群統合手段8が、選択結
果保持手段7の情報を用いて、1つ以上の情報単位群を
統合し、統合された結果に基づいて対象となる情報単位
群をオープンする(ステップS13j)。なお、オープ
ンするとは情報単位群を操作可能な状態にすることをい
う。
【0048】以降、このオープンされた情報単位群が操
作対象となる。本実施例では、情報単位群統合手段8は
選択結果保持手段7に保持された情報単位群または統合
情報に基づいて二分木を構成する。まず、初期設定とし
て、選択結果保持手段7に保持されたリストから情報単
位群または統合情報を取り出す。情報単位群であった場
合は、その情報単位群を例えばポインタ等で指し示すよ
うな新たな統合情報を1つ作成し、その統合情報を指定
統合情報Aとする。統合情報であった場合は、その統合
情報を指定統合情報Aとする。次に、選択結果保持手段
7に保持された情報単位群または統合情報を取り出し、
情報単位群であった場合は、その情報単位群を例えばポ
インタ等で指し示すような新たな統合情報を1つ作成
し、その統合情報を指定統合情報Bとする。統合情報で
あった場合は、その統合情報を指定統合情報Bとする。
指定統合情報AとBが揃ったら、指定統合情報AとBを
指す新しい統合情報を作成し、この新しい統合情報を指
定統合情報Aとする。そして、選択結果保持手段7に保
持されたリストが終了するまで、指定統合情報Bを決定
するところから処理を繰り返す。後述する検索時または
分析時には、生成された統合情報を、ルートノードとし
て処理を開始する。
【0049】図16は、情報単位群選択手段6が、選択
順序を記録しながら情報単位群を選択する処理を表現し
たフローチャートである。この処理によれば、複数の情
報単位群を同時に選択したり、複数の情報単位群を順序
を付けて組み合せることができる。まず、マウスイベン
トを取得し(ステップS16a)、それが使用可能情報
単位群を表示したリスト内で起きたものかをチェックす
る(ステップS16b)。リスト内で起きたものの場合
には、リストの選択処理として、ここでは図14のよう
に選択されたアイテムにシェードをかける(ステップS
16c)。同時に、選択内容を選択結果保持手段7に選
択順序、情報単位群名称、場所情報等を追加記録する
(ステップS16d)。図17にこの場合の選択結果保
持手段の記憶形態の一例を示す。そして、選択処理が終
了するまで、ステップS16aからステップS16dの
処理を繰り返す(ステップS16e)。最終的に、選択
結果保持手段7の情報を用いて、情報単位群統合手段8
が1つ以上の情報単位群を統合しオープンする(ステッ
プS16f)。
【0050】この実施例の場合は、選択順序情報を保持
しているので、順序情報を利用したオープンが可能とな
る。具体的には、検索キーが入力された場合、ある情報
単位群に対して行った検索結果を、次に指定された情報
単位群に対する検索キーとして利用するといった検索で
ある。前述の二分木による統合は、その順序を保持する
ように構成する。例えば、二分木を作成するときに、選
択結果保持手段7のリストの最後から順に読み出し、指
定統合情報Bに順序2、指定統合情報Aに順序1を割当
てれば、順序が維持される。
【0051】(オープンされた情報単位群の検索)オー
プンされた情報単位群の検索処理について述べる。ここ
では、前述の処理により複数の情報単位群が情報単位群
統合手段8によって、前記の二分木構造を用い、あたか
も1つの情報単位群として取り扱えるように統合されて
いるものとする。
【0052】図18は、検索処理について表現したフロ
ーチャートである。まず、ユーザーは検索条件入力手段
9から、検索条件を入力する。ここでは、各情報単位に
付与されているキーワードに対する検索を行うものとす
る。ユーザーは検索条件入力手段9に検索キーを入力す
る(ステップS18a)。ここでは、検索方法としてキ
ーワード検索を用いるが、全文検索などの一般的検索に
置き換えても、基本的な機能や処理フローは全く同様で
ある。検索手段10は、この検索キーに基づいて、統合
されている複数の情報単位群を検索し、図19のような
検索結果を得る(ステップS18b)。この場合は、条
件に適合した情報単位の名称、所属情報単位群の名称、
情報単位実体のファイル中での存在位置の情報が検索結
果である。そして、この結果を検索結果表示手段11
に、図20のように見出し語リストの形態でユーザーに
提示する(ステップS18c)。ユーザーから、検索終
了の指示が出るまで、この処理を繰り返す(ステップS
18d)。
【0053】ステップS18bにおいて、統合されてい
る情報単位群の検索の際には、先だって作成した統合情
報のルートノードから二分木を順次探索し、たどり着い
た葉の統合情報に対応する情報単位群に対して検索条件
を与え、検索をかける。また、情報単位群を統合した二
分木は、検索処理が終わっても通常、すなわち、選択結
果保持手段のリストが1つの要素からなっている時以外
は保持されるようにする。前述のように二分木の各ノー
ドに対応する統合情報を指定することが出来るような構
成とすれば、指定された統合情報の下位に存在する情報
単位群をあたかも一つの情報単位群であるかのように検
索・分析を行うことができ、予めファイルの存在状況を
管理する手続きやユーザインタフェースをを別個に設け
なくても、必要な時に必要な情報単位群の編成ができる
というメリットを持つ。また、必要な時だけ二分木を保
持するようなコマンドを設けてもよい。統合された情報
単位群を後に利用することを考えない場合には、情報単
位群統合手段8に二分木による統合の機能を持たせなく
てもよい。情報単位群統合手段8は統合選択結果保持手
段7を参照しながら、そこに記憶されて利得情報単位群
の1つをオープンして検索を行った後、次の情報単位群
に移り、同様な処理を繰り返すことができる。
【0054】次に情報単位群の選択順序を用いて、連続
的な検索を行う例を述べる。図21は統合を行わない場
合において、情報単位群が順序付けされたときの、検索
手続きをしめしたフローチャートである。まず、検索条
件を入力する(ステップS21a)。次に選択順序を示
す変数Nに1をセットする(ステップS21b)。選択
順序の情報単位群をオープンする(ステップS21
c)。検索条件でオープンした情報単位群を検索し(ス
テップS21d)、検索結果を記録しておく(ステップ
Se)。情報単位群をクローズする(ステップS21
f)。Nをインクリメントし(ステップS21g)、次
の情報単位群が存在すれば(ステップS21h)、記憶
保持している検索結果を検索条件として,ステップSc
から繰り返す(ステップS21i)。次の情報単位群が
存在しなければ、検索結果を表示して終了する(ステッ
プS21j)。統合されている場合は、Nの個数をカウ
ントする代わりに、統合情報のルートノードから二分木
を順次探索し、たどり着いた葉の統合情報に対応する情
報単位群に対して検索をかけるように構成すればよい。
子に対応する統合情報をさす枝に順序を保持していれ
ば、順序1の付いているほうから検索することにより選
択の順序が守られる。以上述べた処理により、ファイル
システム内に他のファイルと混在する情報単位群の中か
ら、自由な組合せに対して検索を加えることが可能とな
る。
【0055】(検索結果の詳細と所属情報単位群の表
示)検索結果の詳細情報とともに、詳細情報を表示した
情報単位がどの情報単位群に所属するものであるかを表
示する処理について述べる。図22は、この処理を表現
したフローチャートである。まず、マウスイベントを取
得し(ステップS22a)、そのイベントが検索結果を
表示したリストの内部で発生したものかどうかをチェッ
クする(ステップS22b)。もし、リスト内のもので
あれば、リスト選択処理として、ここではリスト中の選
択されたアイテムにシェードをかける(ステップS22
c)。そして、図19の検索結果の情報単位群名とファ
イル位置から、選択されたアイテムの内容を読み込ん
で、表示する(ステップS22d)。次に、この情報単
位が所属する情報単位群の名称を図19の検索結果から
取り出し(ステップS22e)、同時に表示する。所属
情報単位群とともに内容を提示した例が図23である
(ステップS22f)。以上の処理をユーザーが終了の
指示を出すまで繰り返す(ステップS22g)。この処
理で、情報単位の詳細な内容とともに、それがどの情報
単位群に属するものなのかについて知ることができる。
【0056】(実施例2:分析のための全体構成)図2
4は、複数の情報単位群に含まれる情報単位の分析を行
なうための情報操作装置の一例の全体構成を示すブロッ
ク図である。本実施例は、ファイルシステム1、ファイ
ルシステムの中から、本装置が使用可能な情報単位群を
検索する情報単位群検索手段5、情報単位群検索手段5
が検索中に参考にする存在場所保持手段2、情報単位群
検索手段5の検索結果を保持する群名保持手段4、群名
保持手段4の内容を表示する群名表示手段3、群名表示
手段3に表示されている情報単位群の中から検索対象と
する情報単位群を選択する情報単位群選択手段6、情報
単位群選択手段6の選択結果を保持する選択結果保持手
段7、選択結果保持手段7の内容に基づいて、選択され
た情報単位群を統合し、一つの情報単位群として構成す
る情報単位群統合手段8、情報単位群統合手段8によっ
て統合された情報単位群に属する各情報単位を評価した
値を算出するための条件を保持する評価条件保持手段1
6、評価条件保持手段16の条件に基づいて情報単位を
評価する情報単位評価手段15、情報単位評価手段15
によって算出された評価値に基づいて、情報単位の存在
を表現する画像構成要素の位置を決定する位置算出手段
14、位置算出手段14によって決定された位置に画像
構成要素を配置する分析画像生成手段13、分析画像生
成手段13によって生成された画像を表示する分析画像
表示手段12とからなる。
【0057】(分析画像の生成)選択した情報単位群を
検索し、その情報単位に含まれる情報単位の存在を表現
する点などの画像構成要素を各情報単位の性質に応じて
配置することにより、選択した情報単位群を分析するこ
とができる。ここでは、横方向に評価アイテム(検索キ
ーワード群)を配置し、情報単位がその評価アイテムを
キーワードに含む場合には点を配置する。縦方向はラン
ダムに配置するものとする。
【0058】図25は、この処理を表現したフローチャ
ートである。選択された情報単位群が選択結果保持手段
に格納され、1つの情報単位群と同様な扱いができるよ
うに統合されるまでの動作は実施例1と同様なので省略
し、以下ではそれ以降の処理について述べる。まず、検
索対象として選択され、統合されている情報単位群に含
まれる情報単位を順次1つづつ読み込む。統合されてい
る情報単位群の取扱いについては実施例1の検索の説明
で述べたのと同様に二分木を探索する。(ステップS2
5a)。そして、評価条件保持手段16に保存されてい
る評価アイテムを順次一つづつ取り出し、情報単位評価
手段15は、読み込んだ情報単位と評価アイテムを比較
する。図26は評価条件保持手段に保持される評価アイ
テムの例である。この場合、『デザイン』『イメージ』
『感性』が横方向の評価アイテムとなる。評価アイテム
に続いて示されている数字の10、20、30等は評価
値を示し、後述するように使用される。縦方向は条件が
指定されないで、評価値のみ乱数により発生されること
を示している(ステップS25b)。もしも、条件が適
合する場合、即ちこの例においては情報単位のキーワー
ドの中に評価アイテムが含まれる場合には、その情報単
位について横方向評価値(例えば10)をセットする
(ステップS25c)。さらに、縦方向の評価値(この
例の場合は乱数を取得する)もセットする(ステップS
25d)。そして、この両方の評価値に基づいて、位置
算出手段14が、実際の画面上の点の位置に変換する
(ステップS25e)。続いて分析画像生成手段13
が、この位置に新たに点を付加した画像を生成し(ステ
ップS25f)、分析画像表示手段12に表示する(ス
テップS25g)。1つの情報単位に付き、このステッ
プS25bからステップS25gの処理を評価アイテム
が終了するまで繰り返す(ステップS25h)。さら
に、ステップS25aからステップS25hの処理を統
合された情報単位群に含まれる全ての情報単位を読み込
むまで繰り返す(ステップS25i)。
【0059】以上の処理によって、生成された画像の例
を図27に示す。この図では、3つの評価アイテムそれ
ぞれをキーワードに含む情報単位の存在を表現する画像
構成要素(点)が、画面上に配置されている。なお、評
価条件保持手段に保持される評価条件は幾つかのグルー
プに分かれていてもよく、どの評価条件で表示させるか
予め選択させるような構成にしてもよいし、ユーザが適
当に組み合せたり、任意に指定できるようにしてもよ
い。その場合、図27の軸の表示部分もそれに応じて書
き換えればよい。以上述べた処理により、ファイルシス
テム内に他のファイルと混在する情報単位群の中から、
自由な組合せに対して、分析を加えることが可能とな
る。
【0060】なお、情報単位群としては、上記実施例に
示したようなファイル形式に従って構成されたものであ
れば、辞書データベースや、音声、画像等の混在したマ
ルチメディアデータベースなどを利用することができ
る。
【0061】
【発明の効果】本発明により、通常のファイルシステム
内に他のファイルとともに散在する複数の情報単位群
を、自由に組み合せ、容易に検索や分析を行うことがで
きるようになった。特に、複数の情報単位群を同時に選
択して検索した場合には、検索結果がどの情報単位群に
所属するものなのかを知ることが容易となった。あらか
じめ情報単位群が存在する可能性の高い場所を指定して
おき、その中を検証することにより、効果的に使用可能
な情報単位群をユーザーに提示することが可能となっ
た。また、本装置で使用可能な情報単位群の検索時にフ
ァイルのディレクトリ構造を利用することができるよう
になった。また、情報単位群の検索順序を自由に、かつ
ダイナミックに指定して連続検索が容易に行えるように
なった。更に、検索、分析対象とする情報単位群の統合
を行い、保持しておくことにより、情報単位群の編成を
より柔軟にかつ容易に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報単位群操作装置を実現するための
構成を示すブロック図
【図2】本発明で対象としているファイルシステムの例
【図3】本発明で対象とする情報単位群の構成の一例を
示す図
【図4】情報単位群統合手段に保持される統合情報の一
【図5】全ファイルシステムをチェックし、使用可能な
情報単位群を検索するための処理を表現するフローチャ
ート
【図6】図5の処理によって再帰的に利用される使用可
能情報単位群抽出関数
【図7】ファイルアイテムが本装置で使用可能な情報単
位群であるかの判定の例を示すフローチャート
【図8】群名保持手段に保存される情報の例
【図9】使用可能情報単位群を表示した例
【図10】指定されたディレクトリに存在する使用可能
な情報単位群を検索するための処理を表現するフローチ
ャート
【図11】統合情報を検索するフローチャート
【図12】存在場所保持手段に保存される情報の例
【図13】選択順序を保存しない場合の情報単位群選択
処理を表現するフローチャート
【図14】情報単位群を選択した例
【図15】選択結果保持手段に保存される情報の例(順
序なし)
【図16】選択順序を保存する場合の情報単位群選択処
理を表現するフローチャート
【図17】選択結果保持手段に保存される情報の例(順
序あり)
【図18】情報単位群の検索処理を表現するフローチャ
ート
【図19】検索結果の例
【図20】検索結果の表示例
【図21】情報単位群が順序付けされて指定された時の
検索手続きを示すフローチャート
【図22】検索結果の見出し語を選択し詳細な内容を提
示する処理を表現するフローチャート
【図23】情報単位の詳細な内容を提示した例
【図24】本発明の情報操作装置を実現するための構成
を示すブロック図
【図25】情報単位を順次読み込んで評価し、分析画像
を提示するための処理を表現するフローチャート
【図26】評価値算出手段に保存される情報の例
【図27】分析画像を表示した例
【符号の説明】
1…ファイルシステム、2…存在場所保持手段、3…群
名表示手段、4…群名保持手段、5…情報単位群検索手
段、6…情報単位群選択手段、7…選択結果保持手段、
8…情報単位群統合手段、9…検索条件入力手段、10
…検索手段、11…検索結果表示手段、12…分析画像
表示手段、13…分析画像生成手段、14…位置算出手
段、15…情報単位評価手段、16…評価条件保持手
段、2a,2b…情報単位群、2c,2d…ディレクト
リ、2e…文書ファイル、2f…画像ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 敏克 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町123番地 横浜ビジ ネスパークイーストタワー 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 谷口 慎一郎 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町123番地 横浜ビジ ネスパークイーストタワー 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 石間 宏之 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町123番地 横浜ビジ ネスパークイーストタワー 富士ゼロックス株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】様々なファイル形式のファイルが混在する
    ファイルシステムから、所定のファイル形式を持ち、情
    報単位の集まりである情報単位群を検索する情報単位群
    検索手段と、前記情報単位群検索手段により検索された
    情報単位群からユーザが情報単位群を指定する情報単位
    群指定手段と、検索条件を入力する検索条件入力手段
    と、前記情報単位群指定手段により指定された情報単位
    群より、前記検索条件入力手段から入力された検索条件
    に適合する情報単位を検索する検索手段と、前記検索手
    段により検索された情報単位を表示する検索結果表示手
    段とを有することを特徴とする情報単位群操作装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報単位群操作装置であ
    って、前記情報単位群指定手段は、前記情報単位群検索
    手段により検索された情報単位群の固有識別情報を保持
    する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段に保持
    される識別情報を表示する識別情報表示手段と、前記識
    別情報表示手段による表示に対応して設けられ、前記識
    別情報保持手段に保持されている識別情報に対応する情
    報単位群の中から少なくとも1つの情報単位群を選択す
    る入力を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情報単
    位群選択手段により選択された識別情報を保持する選択
    結果保持手段とを有し、前記検索手段は前記選択結果保
    持手段に保持された識別情報に対応する情報単位群よ
    り、前記検索条件入力手段から入力された検索条件に適
    合する情報単位を検索することを特徴とする情報単位群
    操作装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の情報単位群操作装置にお
    いて、前記検索手段は、更に検索した情報単位が所属す
    る情報単位群の識別情報を取得し、前記検索結果表示手
    段は、前記検索手段の検索した情報単位とともに、該情
    報単位が所属する情報単位群の識別情報を表示すること
    を特徴とする情報単位群操作装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の情報単位群操作装置にお
    いて、更に、ファイルシステムの中で特に前記所定のフ
    ァイル形式を持つ情報単位群が存在する可能性が高い場
    所についての情報を保持する存在場所保持手段を有し、
    前記情報単位群検索手段は存在場所保持手段に保存され
    ている情報に基づいてファイルシステムから所定のファ
    イル形式を持つ情報単位群を検索することを特徴とする
    情報単位群操作装置。
  5. 【請求項5】様々なファイル形式のファイルが混在する
    ファイルシステムから、所定のファイル形式を持ち、情
    報単位の集まりである情報単位群を検索する情報単位群
    検索手段と、前記情報単位群検索手段により検索された
    情報単位群からユーザが情報単位群を指定する情報単位
    群指定手段と、情報単位群に属する情報単位を評価する
    ための条件を保持する評価条件保持手段と、評価条件保
    持手段に保持されている条件に基づいて、前記情報単位
    群指定手段により指定された情報単位群に属する各情報
    単位を評価した値を算出する情報単位評価手段と、情報
    単位評価手段によって算出された評価値に基づいて、情
    報単位の存在を表現する画像構成要素の位置を決定する
    位置算出手段と、位置算出手段によって決定された位置
    に画像構成要素を配置する分析画像生成手段と、分析画
    像生成手段によって生成された画像を表示する分析画像
    表示手段とを有することを特徴とする情報単位群操作装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の情報単位群操作装置であ
    って、前記情報単位群指定手段は、前記情報単位群検索
    手段により検索された情報単位群の固有識別情報を保持
    する識別情報保持手段と、前記識別情報保持手段に保持
    される識別情報を表示する識別情報表示手段と、前記識
    別情報表示手段による表示に対応して設けられ、前記識
    別情報保持手段に保持されている識別情報に対応する情
    報単位群から、少なくとも1つの情報単位群の選択入力
    を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情報単位群選
    択手段により選択された識別情報を保持する選択結果保
    持手段とを有し、前記情報単位評価手段は、前記評価条
    件保持手段に保持されている条件に基づいて、前記選択
    結果保持手段に保持される情報単位群の識別情報に対応
    する情報単位群に属する各情報単位を評価した値を算出
    することを特徴とする情報単位群操作装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の情報単位群操作装置にお
    いて、更に、ファイルシステムの中で特に前記所定のフ
    ァイル形式を持つ情報単位群が存在する可能性が高い場
    所についての情報を保持する存在場所保持手段を有し、
    前記情報単位検索手段は存在場所保持手段に保持されて
    いる情報に基づいてファイルシステムから所定のファイ
    ル形式を持つ情報単位群を検索することを特徴とする情
    報単位群操作装置。
  8. 【請求項8】様々なファイル形式のファイルが混在する
    ファイルシステムから、所定のディレクトリ構造を持つ
    情報単位群を検索する情報単位群検索手段と、前記情報
    単位群検索手段により検索された情報単位群の固有識別
    情報を保持する識別情報保持手段と、前記識別情報保持
    手段に保持される識別情報を表示する識別情報表示手段
    とを有することを特徴とする情報単位群操作装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の情報単位群操作装置であ
    って、前記情報単位群検索手段はファイルを構成するデ
    ィレクトリに見出しと該見出しに対応する内容を保持す
    るデータファイルと情報単位の検索時に入力される検索
    キーと該検索キーに対応するデータの前記データファイ
    ル中における存在位置との対応関係を保持するインデッ
    クスファイルと前記検索キーを該検索キーに対応するイ
    ンデックスファイル中のアドレスに変換するハッシュテ
    ーブルファイルとを含む情報単位群を検索することを特
    徴とする情報単位群操作装置。
  10. 【請求項10】情報単位の集まりである情報単位群の識
    別情報を表示する識別情報表示手段と、前記識別情報表
    示手段による表示に対応して設けられ、前記情報単位群
    より少なくとも第1の情報単位群及び第2の情報単位群
    を順に選択する入力を受け付ける情報単位群選択手段
    と、前記情報単位群選択手段により選択された前記第1
    の情報単位群及び第2の情報単位群の識別情報を選択さ
    れた順序とともに保持する選択結果保持手段と、検索条
    件を入力する検索条件入力手段と、前記検索条件入力手
    段から入力された第1の検索条件に適合する情報単位を
    前記選択結果保持手段に保持された第1の情報単位群か
    ら検索し、該検索結果を第2の検索条件として、該第2
    の検索条件に適合する情報単位を前記第2の情報単位群
    より検索する検索手段と、前記検索手段により検索され
    た情報単位を表示する検索結果表示手段とを有すること
    を特徴とする情報単位群操作装置。
  11. 【請求項11】情報単位の集まりである実情報単位群を
    統合した統合情報単位群の識別情報を表示する識別情報
    表示手段と、前記識別情報表示手段による表示に対応し
    て設けられ、前記統合情報単位群の少なくとも一つを選
    択する入力を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情
    報単位群選択手段により選択された前記統合情報単位群
    の識別情報を保持する選択結果保持手段と、前記選択結
    果保持手段に保持された情報単位群を統合して新たな統
    合情報単位群を生成し、該統合情報単位群の情報を保持
    する情報単位群統合手段と、検索条件を入力する検索条
    件入力手段と、前記情報単位群統合手段により統合され
    た新たな統合情報単位群より、前記検索条件入力手段か
    ら入力された検索条件に適合する情報単位を検索する検
    索手段と、前記検索手段により検索された情報単位を表
    示する検索結果表示手段とを有することを特徴とする情
    報単位群操作装置。
  12. 【請求項12】情報単位の集まりである実情報単位群を
    統合した統合情報単位群の識別情報を表示する識別情報
    表示手段と、前記識別情報表示手段による表示に対応し
    て設けられ、前記統合情報単位群の少なくとも一つを選
    択する入力を受け付ける情報単位群選択手段と、前記情
    報単位群選択手段により選択された前記統合情報単位群
    の識別情報を保持する選択結果保持手段と、前記選択結
    果保持手段に保持された情報単位群を統合して新たな統
    合情報単位群を生成し、該統合情報単位群の情報を保持
    する情報単位群統合手段と、情報単位群に属する情報単
    位を評価するための条件を保持する評価条件保持手段
    と、評価条件保持手段に保持されている条件に基づい
    て、前記情報単位群統合手段により統合された統合情報
    単位群に属する各情報単位を評価した値を算出する情報
    単位評価手段と、情報単位評価手段によって算出された
    評価値に基づいて、情報単位の存在を表現する画像構成
    要素の位置を決定する位置算出手段と、位置算出手段に
    よって決定された位置に画像構成要素を配置する分析画
    像生成手段と、分析画像生成手段によって生成された画
    像を表示する分析画像表示手段とを有することを特徴と
    する情報単位群操作装置。
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