JP3531344B2 - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JP3531344B2
JP3531344B2 JP08208296A JP8208296A JP3531344B2 JP 3531344 B2 JP3531344 B2 JP 3531344B2 JP 08208296 A JP08208296 A JP 08208296A JP 8208296 A JP8208296 A JP 8208296A JP 3531344 B2 JP3531344 B2 JP 3531344B2
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るみ子 筧
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積管理された多
数の情報から所望の情報を検索する装置に関し、特に、
過去にアクセスした情報に再びアクセスを試みる際に、
特定時期に集中的にアクセスした情報や定期的にアクセ
スしている情報等といった過去のアクセス経過の特徴を
指定することで、全ての情報を検索することなしに求め
る情報を迅速に検索することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、電子データ化された膨大な量
の情報がデータベース化されて管理されており、このよ
うな情報の内から所望の情報を効率良く検索することが
求められている。このような情報検索の効率向上を実現
するため、従来より次のような発明が提案されている。
【0003】特開平2−39225号公報に記載された
ファイルシステムは、保存されている各情報ファイルに
対して、それらの保存位置を示すヘッダ情報を情報ファ
イルの使用頻度が高い順に配列しておき、ヘッダ情報の
使用頻度の高いものから検索することにより、所望の情
報ファイルを迅速に検索することを実現しようとするも
のである。しかしながら、この発明にあっては、最近に
アクセス頻度が高い情報ファイルは用意に検索し得るも
のの、過去の或る時期にアクセス頻度が高い情報といっ
たように、1年前等といったような過去にアクセスした
情報に再びアクセスを試みる場合には、有効な検索を行
い得るものではなかった。
【0004】また、特開平3−22084号公報に記載
された情報検索システムは、トリー型のデータ構造を有
するデータベースにおいて、データへのアクセス頻度が
高い又はアクセス時期が最近の選択肢を抽出したメニュ
ーを作成しておき、当該メニューを用いることにより、
所望のデータを迅速に検索することを実現しようとする
ものである。また、特開平4−10153号公報に記載
された情報検索システムは、上記の情報検索システムに
おいて、選択肢から抽出した標題毎にアクセス頻度が高
い選択肢を抽出したメニューを作成しておき、当該メニ
ューを用いることにより、所望のデータを迅速に検索す
ることを実現しようとするものである。
【0005】しかしながら、これらの発明にあっては、
アクセス頻度又はアクセス時期のいずれか一方のみをメ
ニュー作成の基準として扱い、アクセス頻度とアクセス
時期との関係を考慮に入れたものがなかった。過去にア
クセスした情報に再びアクセスを試みる場合には、同じ
アクセス頻度であっても、かなり以前に頻繁にアクセス
したが現在はほとんどアクセスしていない情報と、最近
になって頻繁にアクセスしている情報とでは、扱いが異
なるべきであるし、もっとも最近アクセスされた情報で
あっても、それ以前のアクセス頻度が低い情報と高い情
報とでは、区別して考えるべきである。また、アクセス
頻度は低くとも、定期的にアクセスしている情報や特定
時期に集中してアクセスした情報等の検索を効率良く行
いたいという要求に対しても、これらの発明にあっては
要求を満足させることができなかった。
【0006】また、特開平5−307569号公報に記
載された時間変動する情報に対応する情報の蓄積及び検
索方法は、時事情報の発生頻度の周期性を調べ、ユーザ
から入力された時間周期に対する情報の発生頻度から、
ユーザが要求する時間周期の最適な情報をデータベース
から検索することを実現しようとするものである。しか
しながら、この発明にあっては、周期的に発生する時事
情報についてのみ対象とし、時間周期に基づいて過去の
情報を検索し得るものの、過去のアクセスに周期性がな
い情報については、効率の良い検索を実現し得るもので
はなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
り情報検索の効率向上を実現するために種々な発明がな
されているが、これら発明において情報を検索するため
に用いたれるキー(時期、アクセス頻度等)は、検索作
業に従事する利用者が実際に思考するものとは異なって
おり、利用者の感覚にあった検索を実現し得るものでは
なかった。本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもの
で、過去にアクセスした情報に再びアクセスを試みる際
に、アクセス回数とアクセス日時との関係をアクセス履
歴として利用し、アクセス履歴を検索キーとして検索す
ることにより、利用者の感覚に沿った効率の良い検索を
実現する情報検索装置及び情報検索方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る情報検索装置では、情報管理手段によ
って管理されている個々の情報に対して、アクセス履歴
管理手段がアクセス記録(過去のアクセス回数やアクセ
ス日時)をアクセス履歴として管理し、このアクセス履
歴から個々の情報のアクセス回数の時間変化をアクセス
履歴特徴抽出手段がアクセス履歴特徴として抽出する。
そして、検索作業に際して、利用者が所望の情報に対す
る過去のアクセス時期及び当該時期におけるアクセス頻
度を検索キーとしてアクセス履歴入力手段から入力する
と、情報検索手段が入力された検索キーの特徴と類似す
るアクセス履歴特徴を有する情報を情報管理手段から検
索し、検索された結果を出力手段から出力する。
【0009】すなわち、本発明では、情報管理手段によ
って管理されている個々の情報について、それぞれ過去
に利用者がその情報に対してアクセスした記録をアクセ
ス履歴としてアクセス履歴管理手段が管理している。ア
クセス履歴特徴抽出手段が、個々の情報毎にアクセス履
歴を時間経過に従って配列し、アクセス時期とアクセス
頻度に関するアクセス履歴の特徴を抽出する。利用者は
過去にアクセスし、現在再びアクセスを希望する情報の
検索を行う際に、その情報に対して過去にアクセスした
時期と、その時期に頻繁にアクセスしたのか、或いは、
二、三度アクセスしたのか等といったアクセス頻度を、
検索キーとしてアクセス頻度履歴入力手段により指定す
る。情報検索手段は入力された時期と頻度のアクセス履
歴を、アクセス情報特徴抽出手段によって抽出された各
情報のアクセス履歴の特徴と比較し、類似するアクセス
履歴を持っている情報を検索し、この検索結果が表示装
置等の出力手段により表示出力される。
【0010】また、本発明では、情報管理手段によって
管理されている個々の情報に対して、アクセス履歴管理
手段がアクセス記録をアクセス履歴として管理し、この
アクセス履歴から個々の情報のアクセス回数の時間変化
をアクセス履歴特徴抽出手段がアクセス履歴特徴として
抽出する。そして、検索作業に際して、利用者が所望の
情報に対する過去のアクセス頻度の時間的推移を文形式
でアクセス頻度推移入力手段から入力すると、アクセス
頻度推移解析手段が入力された過去のアクセス頻度の時
間的推移を解析してアクセス回数及びアクセス日時を抽
出し、アクセス推移特徴抽出手段が抽出されたアクセス
回数及びアクセス日時から情報のアクセス回数の時間変
化をアクセス推移の特徴として抽出し、情報検索手段が
抽出されたアクセス推移の特徴と類似するアクセス履歴
特徴を有する情報を情報管理手段から検索し、検索され
た結果を出力手段から出力する。
【0011】すなわち、本発明では、過去のアクセス時
期やアクセス回数が不明確な場合には、利用者は、文或
いは文章によって「以前はとてもよくアクセスしたが、
ここ数ヶ月は全くアクセスしていない」といったような
過去のアクセス頻度の時間的推移を検索キーとしてアク
セス推移入力手段から入力する。入力された過去のアク
セス頻度の時間的推移はアクセス頻度推移解析手段によ
って解析され、アクセス推移特徴抽出手段が解析された
アクセス推移の特徴を抽出する。そして、情報検索手段
が、アクセス推移特徴抽出手段によって抽出されたアク
セス推移の特徴と、アクセス情報特徴抽出手段によって
抽出されたアクセス履歴の特徴とを比較して、類似して
いるアクセス履歴を持っている情報を検索し、検索結果
が出力手段によって出力される。
【0012】また、本発明では、情報管理手段によって
管理されている個々の情報に対して、アクセス履歴管理
手段がアクセス記録をアクセス履歴として管理し、この
アクセス履歴から個々の情報のアクセス回数の時間変化
をアクセス履歴特徴抽出手段がアクセス履歴特徴として
抽出する。そして、検索作業に際して、利用者が所望の
情報に対する過去のアクセス頻度の時間分布をグラフ形
式でアクセス頻度分布入力手段から入力すると、アクセ
ス頻度分布特徴抽出手段が入力された過去のアクセス頻
度の時間的分布を解析して特徴を抽出し、情報検索手段
が抽出されたアクセス頻度分布特徴と類似するアクセス
履歴特徴を有する情報を情報管理手段から検索し、検索
された結果を出力手段から出力する。
【0013】すなわち、本発明では、文或いは文章でア
クセス時期やアクセス頻度を表現することも困難な場合
や、よりきめ細かい頻度指定を行う場合には、利用者
は、アクセス頻度の時間的分布を表すグラフを検索キー
としてアクセス分布入力手段から入力する。アクセス頻
度分布特徴抽手段が入力された過去のアクセス頻度の時
間的分布を解析してその特徴を抽出し、情報検索手段が
抽出されたアクセス分布の特徴を、アクセス情報特徴抽
出手段によって抽出されたアクセス履歴の特徴と比較し
て、対応するアクセス履歴を持っている情報を検索し、
検索結果が出力手段によって出力される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る情報
検索装置を図面を参照して説明する。図1には、本発明
の第1実施例に係る情報検索装置の構成を示してある。
本実施例の情報検索装置には、データベースとして蓄積
された個々の情報を管理する情報管理部1と、情報管理
部1によって管理されている個々の情報についての過去
のアクセス回数とアクセス日時とをアクセス履歴として
管理するアクセス履歴管理部2と、アクセス履歴管理部
2が管理しているアクセス履歴から個々の情報について
のアクセス回数の時間変化をアクセス履歴特徴として抽
出するアクセス履歴特徴抽出部3と、過去にアクセスし
たことがある情報についての検索作業において利用者が
当該情報にアクセスした時期とその時期のアクセス頻度
とを検索キーとして入力するアクセス履歴入力部4と、
入力された検索キーの特徴をアクセス履歴特徴抽出部3
で抽出されたアクセス履歴の特徴と比較して類似する特
徴を有する情報を検索する情報検索部5と、当該検索結
果を表示出力する出力手段としての表示装置6と、が備
えられている。
【0015】情報管理部1は、図外のデータベースに蓄
積されている多数の情報(文書、書籍等)を、その名称
(文書名、書籍名等)によって管理しており、個々の情
報を識別可能に管理している。なお、情報管理部1が各
情報を管理する方法は公知の種々な方法を用いることが
でき、例えば、各情報に識別子を付してこれによって管
理するようにしてもよい。また、情報管理部1はデータ
ベースの一部として構成してもよく、各情報の内容と共
にその名称を管理するようにしてもよい。アクセス履歴
管理部2は、情報管理部1に対応して個々の情報につい
ての過去のアクセス回数とアクセス日時とをアクセス履
歴として管理し、情報管理部1が管理する情報がアクセ
スされる毎に当該情報についてのアクセス履歴を更新す
る。アクセス履歴特徴抽出部3は、個々の情報について
のアクセス履歴からアクセス回数の時間変化をアクセス
履歴の特徴として抽出し、図2に示すように、個々の情
報に対応付けたアクセス頻度(アクセス回数)の時間的
な推移データとしてアクセス履歴特徴を保持する。
【0016】アクセス履歴入力部4は、キーボード等を
備えた入力手段から構成されており、利用者が所望の情
報を検索する際にアクセスした時期とその時期のアクセ
ス頻度とを検索キーとして入力する。情報検索部5は、
入力された検索キーに基づいて、アクセス履歴特徴抽出
部3が保持する各情報についてのアクセス履歴特徴を検
索し、類似する特徴を有する情報を検索結果として抽出
する。表示装置6はディスプレイ装置から構成されてお
り、検索された情報の名称を一覧表示する。なお、表示
装置6はプリンタから構成し、検索結果を印刷出力する
ようにしてもよい。
【0017】次に、上記の構成の情報検索装置により、
利用者が過去にアクセスしたことのある情報に対して、
再びアクセスしようと試みる場合の処理を説明する。当
該情報にアクセスした時期とその時期のアクセス頻度を
検索キーとして、利用者がアクセス履歴入力部4から入
力すると、情報検索部5が入力された検索キーの特徴を
アクセス履歴特徴抽出部3に保持されているアクセス履
歴の特徴と比較して、類似の特徴を有する情報を検索す
る。
【0018】例えば、利用者が「以前C言語を勉強して
いた時に頻繁にデータベースへアクセスしていたドキュ
メントを、もう一度見たい。」と思い立ち、「C言語を
勉強していたのは今年の5月から6月だった。何度も見
たから、少なくとも100回以上はアクセスしているだ
ろう。」と思考した場合には、{アクセス時期:アクセ
ス頻度}={1995.5〜1995.6:”OVER
100”}」という情報を検索キーとして入力する。
情報検索部5はアクセス履歴特徴抽出部3に保持されて
いるアクセス履歴の特徴の中から、図2に示すように、
1995年5月から1995年6月の間に100回以上
アクセスされたことのある履歴特徴を有する情報を検索
し、検索された情報名を図3に示すよう表示装置6に表
示する。例えば、検索キーに合致する情報名が、「特許
の書き方」、「中古車市場の動向」、「How To
Programming C」、「テクニカルレポート
作成手順」であったときには、これらのドキュメント名
が一覧表示される。
【0019】したがって、所望の情報「How To
Programming C」を記憶に基づいた曖昧性
を含んだ検索キーによって容易に捜し出すことができ
る。なお、一覧表示された情報名の中から、所望の情報
名を利用者が入力手段によって選択すると、情報管理部
1から当該情報が存在する場所の情報や当該情報の内容
が抽出され、表示装置6に表示出力される。
【0020】図4には、本発明の第2実施例に係る情報
検索装置の構成を示してある。なお、上記した第1実施
例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略
する。本実施例の情報検索装置には、第1実施例のアク
セス履歴入力部4に代えて、利用者が所望の情報に対す
る過去のアクセス頻度の時間的推移を文形式で入力する
アクセス頻度推移入力手段14と、入力された過去のア
クセス頻度の時間的推移を解析してアクセス回数及びア
クセス日時を抽出するアクセス頻度推移解析手段17
と、抽出されたアクセス回数及びアクセス日時から情報
のアクセス回数の時間変化をアクセス推移の特徴として
抽出するアクセス推移特徴抽出手段18と、が備えられ
ている。また、本実施例に備えられた情報検索手段15
は、アクセス推移特徴抽出手段18によって抽出された
アクセス推移の特徴と類似するアクセス履歴特徴を有す
る情報をアクセス履歴特徴抽出部3から比較処理により
検索する。
【0021】次に、上記の構成の情報検索装置により、
利用者が過去にアクセスしたことのある情報に対して、
再びアクセスしようと試みる場合の処理を説明する。当
該情報にアクセスした時のアクセス頻度の時間的推移を
文或いは文章によって、利用者がアクセス履歴入力部4
から入力すると、当該文或いは文章をアクセス頻度推移
解析手段17が解析してアクセス回数及びアクセス日時
を抽出し、当該アクセス回数及びアクセス日時からアク
セス推移特徴抽出手段18がアクセス回数の時間変化を
アクセス推移の特徴として抽出する。そして、情報検索
部15がアクセス推移の特徴をアクセス履歴特徴抽出部
3に保持されているアクセス履歴の特徴と比較して、類
似の特徴を有する情報を検索する。
【0022】例えば、利用者が”プリンタの設定方法の
メールを検索したい”と思い立ち、このメールに対する
以前のアクセス状況を「以前は頻度に参照したが、最近
は、一度アクセスしただけ」という文で入力した場合に
は、アクセス頻度推移解析部17がこの文から時及び回
数を意味する語を解析して、{アクセス時期:アクセス
頻度}={”以前”、”最近”:”頻繁”、”一
度”}」というアクセス頻度推移に関する解析結果をア
クセス推移特徴抽出部18に渡し、アクセス推移特徴抽
出部18がこのアクセス頻度推移から図5に示すように
アクセス推移の特徴を抽出する。すなわち、アクセス推
移特徴抽出部18には、例えば、「”以前”=1年以上
前」、「”最近”=1週間以内」、「”頻繁”=100
回以上」等といったように、語を数値的に表す対応付け
情報が予め設定されており、図5に示すような時間とア
クセス回数との関係によってアクセス推移特徴を抽出す
る。
【0023】そして、情報検索部15が、アクセス履歴
特徴抽出部3に保持されている各情報のアクセス履歴の
特徴と、アクセス推移特徴抽出部18によって抽出され
たアクセス推移の特徴とを比較し、類似した特徴を持つ
情報を検索して、その検索結果を表示装置6に表示出力
させる。例えば、図5に示す特徴に類似する履歴特徴を
有するものとして、図6に点線で示す特徴Aを有する情
報名と、同図に一点破線で示す特徴Bを有する情報名と
が検索される。なお、図5に示す特徴と図6に示す線A
又はBの特徴とは若干の相違があるが、予め設定した程
度の相違は許容して、類似する特徴を有するものを検索
するように設定してある。
【0024】この検索処理の結果、例えば、検索された
情報名が、「ネットワークセキュリティ」、「プリンタ
の設定」、「電源配置リスト」であったときには、図7
に示すように、これらの情報名が表示装置6に一覧表示
され、所望のメール「プリンタの設定」を記憶に基づい
た曖昧性を含んだ文形式の入力によって容易に捜し出す
ことができる。
【0025】図8には、本発明の第3実施例に係る情報
検索装置の構成を示してある。なお、上記した第1実施
例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省略
する。本実施例の情報検索装置には、第1実施例のアク
セス履歴入力部4に代えて、利用者が所望の情報に対す
る過去のアクセス頻度の時間分布をグラフで入力するア
クセス頻度分布入力手段24と、入力された過去のアク
セス頻度の分布を解析してアクセス推移の特徴を抽出す
るアクセス頻度分布特徴抽出手段27と、が備えられて
いる。また、本実施例に備えられた情報検索手段25
は、アクセス頻度分布特徴抽出手段27によって抽出さ
れたアクセス推移の特徴と類似するアクセス履歴特徴を
有する情報をアクセス履歴特徴抽出部3から比較処理に
より検索する。
【0026】次に、上記の構成の情報検索装置により、
利用者が過去にアクセスしたことのある情報に対して、
再びアクセスしようと試みる場合の処理を説明する。当
該情報にアクセスした時のアクセス頻度の時間的分布を
グラフによって、利用者がアクセス頻度分布入力部24
から入力すると、当該グラフをアクセス頻度分布特徴抽
出部27が解析してアクセス回数の時間変化をアクセス
推移の特徴として抽出する。そして、情報検索部25が
アクセス推移の特徴をアクセス履歴特徴抽出部3に保持
されているアクセス履歴の特徴と比較して、類似の特徴
を有する情報を検索する。
【0027】例えば、利用者が”コピー用紙の利用状況
に関する情報を参照したい”と思い立ち、その情報に対
する以前のアクセス状況が、おおまかにいって「昔何度
かアクセスした。その後、頻繁にアクセスした時期が二
度続けてあった。」というものであり、これに基づい
て、利用者が図9に示すようなグラフをアクセス頻度分
布入力部24から入力した場合には、アクセス頻度分布
特徴抽出部27が入力されたグラフを解析して、その特
徴を情報検索部25に渡す。すなわち、利用者がアクセ
ス頻度の時間変化を表すグラフ(図9)を入力すると、
図10に太線で示すように、アクセス頻度分布特徴抽出
部27はこのグラフの輪郭線をアクセス頻度の時間的分
布の特徴として抽出する。
【0028】そして、情報検索部25が、アクセス履歴
特徴抽出部3に保持されている各情報のアクセス履歴の
特徴と、アクセス頻度分布特徴抽出部27によって抽出
されたアクセス推移の特徴とを比較し、類似した特徴を
持つ情報を検索して、その検索結果を表示装置6に表示
出力させる。例えば、図10に太線で示す特徴に類似す
る履歴特徴を有するものとして、図11に点線で示す特
徴Cを有する情報名が検索される。なお、これら特徴の
間には若干の相違があるが、予め設定した程度の相違は
許容して、類似する特徴を有するものを検索するように
設定してある。
【0029】この検索処理の結果、例えば、検索された
情報名が、「コピー用紙の利用状況」、「Webのアク
セス頻度分布図」、「住所録」であったときには、図1
2に示すように、これらの情報名が表示装置6に一覧表
示され、所望の情報「コピー用紙の利用状況」を記憶に
基づいた曖昧性を含んだグラフ形式の入力によって容易
に捜し出すことができる。
【0030】次に、上記した検索処理において、アクセ
ス履歴特徴との若干の相違を許容して、類似する特徴を
有する情報を検索するための手法例を説明する。図13
に示す例では、アクセス履歴の特徴Dにアクセス回数の
幅(例えば、5回)をもたせ、この幅Eに範囲内に納ま
るものは類似するものとして検索抽出する。また、図1
4に示す例では、アクセス履歴特徴Dの各変曲点P0〜
P4について時間間隔t1〜t4を求め、これら時間間隔
の比を比較することにより、類似するものとして検索抽
出する。なお、本発明においては、これらの手法以外に
も種々な手法を採用することができ、要は、比較処理に
おいて時期的要素と回数的要素との少なくともいずれか
一方に幅をもたせればよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
アクセス頻度とアクセス時期との関係から特徴を抽出
し、当該アクセス履歴の特徴に基づいて情報を検索する
ようにしたため、過去のアクセス頻度に関する利用者の
曖昧な記憶によって、必要とする情報を迅速に検索する
ことができる。なお、時間経過に対して一定の周期性を
持つ情報の検出にも利用することができ、また、同じ傾
向のアクセス頻度変化を持つ情報を収集することも可能
であることから、例えば、情報群をアクセス頻度の分布
が同じ傾向の情報毎に分類することによってアクセス効
率の向上を図るといった利用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る情報検索装置の構
成図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係るアクセス履歴特徴
を説明する図である。
【図3】 本発明の第1実施例に係る検索結果の表示例
を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施例に係る情報検索装置の構
成図である。
【図5】 本発明の第2実施例に係るアクセス推移の特
徴抽出結果を説明する図である。
【図6】 本発明の第2実施例に係るアクセス履歴特徴
を説明する図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る検索結果の表示例
を示す図である。
【図8】 本発明の第3実施例に係る情報検索装置の構
成図である。
【図9】 本発明の第3実施例に係る検索キーを説明す
る図である。
【図10】 本発明の第3実施例に係る検索キーの解析
結果を示す図である。
【図11】 本発明の第3実施例に係るアクセス履歴特
徴を説明する図である。
【図12】 本発明の第3実施例に係る検索結果の表示
例を示す図である。
【図13】 本発明に係る類似度判定原理の一例を説明
する図である。
【図14】 本発明に係る類似度判定原理の他の一例を
説明する図である。
【符号の説明】
1・・・情報管理部、 2・・・アクセス履歴管理部、
3・・・アクセス履歴特徴抽出部、 4・・・アクセス
履歴入力部、5、15、25・・・情報検索部、 6・
・・表示装置、14・・・アクセス頻度推移入力部、
17・・・アクセス頻度推移解析部、18・・・アクセ
ス推移特徴抽出部、 24・・・アクセス頻度分布入力
部、27・・・アクセス頻度分布特徴抽出部、

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報を管理する情報管理手段と、 情報管理手段により管理された個々の情報に対するアク
    セス記録を個々の情報のアクセス履歴として管理するア
    クセス履歴管理手段と、 前記アクセス履歴から個々の情報のアクセス回数の時間
    変化をアクセス履歴特徴として抽出するアクセス履歴特
    徴抽出手段と、 所望の情報に対する過去のアクセス時期及び当該時期に
    おけるアクセス頻度を検索キーとして入力するアクセス
    履歴入力手段と、 入力された検索キーの特徴と類似するアクセス履歴特徴
    を有する情報を情報管理手段から検索する情報検索手段
    と、 情報検索手段により検索された結果を出力する出力手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  2. 【請求項2】複数の情報を管理する情報管理手段と、 情報管理手段により管理された個々の情報に対するアク
    セス記録を個々の情報のアクセス履歴として管理するア
    クセス履歴管理手段と、 前記アクセス履歴から個々の情報のアクセス回数の時間
    変化をアクセス履歴特徴として抽出するアクセス履歴特
    徴抽出手段と、 所望の情報に対する過去のアクセス頻度の時間的推移を
    文形式で入力するアクセス頻度推移入力手段と、 入力された過去のアクセス頻度の時間的推移を解析して
    アクセス回数及びアクセス日時を抽出するアクセス頻度
    推移解析手段と、 抽出されたアクセス回数及びアクセス日時から情報のア
    クセス回数の時間変化をアクセス推移の特徴として抽出
    するアクセス推移特徴抽出手段と、 抽出されたアクセス推移の特徴と類似するアクセス履歴
    特徴を有する情報を情報管理手段から検索する情報検索
    手段と、 情報検索手段により検索された結果を出力する出力手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】複数の情報を管理する情報管理手段と、 情報管理手段により管理された個々の情報に対するアク
    セス記録を個々の情報のアクセス履歴として管理するア
    クセス履歴管理手段と、 前記アクセス履歴から個々の情報のアクセス回数の時間
    変化をアクセス履歴特徴として抽出するアクセス履歴特
    徴抽出手段と、 所望の情報に対する過去のアクセス頻度の時間分布をグ
    ラフ形式で入力するアクセス頻度分布入力手段と、 入力された過去のアクセス頻度の時間的分布を解析して
    特徴を抽出するアクセス頻度分布特徴抽出手段と、 抽出されたアクセス頻度分布特徴と類似するアクセス履
    歴特徴を有する情報を情報管理手段から検索する情報検
    索手段と、 情報検索手段により検索された結果を出力する出力手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  4. 【請求項4】情報管理手段により管理された複数の情報
    に対するアクセス記録を個々の情報のアクセス履歴とし
    て管理し、当該アクセス履歴を利用した情報検索を行う
    方法であって、 アクセス履歴特徴抽出手段が、前記アクセス履歴から個
    々の情報のアクセス回数の時間変化をアクセス履歴特徴
    として抽出し、 アクセス履歴入力手段が、所望の情報に対する過去のア
    クセス時期及び当該時期におけるアクセス頻度を検索キ
    ーとして受け付け、 情報検索手段が、前記受け付けられた検索キーの特徴と
    類似するアクセス履歴特徴を有する情報を前記情報管理
    手段から検索することを特徴とする情報検索方法。
  5. 【請求項5】情報管理手段により管理された複数の情報
    に対するアクセス記録を個々の情報のアクセス履歴とし
    て管理し、当該アクセス履歴を利用した情報検索を行う
    方法であって、 アクセス履歴特徴抽出手段が、前記アクセス履歴から個
    々の情報のアクセス回数の時間変化をアクセス履歴特徴
    として抽出し、 アクセス頻度推移入力手段が、所望の情報に対する過去
    のアクセス頻度の時間的推移を文形式で受け付け、 アクセス頻度推移解析手段が、前記受け付けた過去のア
    クセス頻度の時間的推移を解析してアクセス回数及びア
    クセス日時を抽出し、 アクセス推移特徴抽出手段が、前記抽出されたアクセス
    回数及びアクセス日時から情報のアクセス回数の時間変
    化をアクセス推移の特徴として抽出し、 情報検索手段が、前記抽出されたアクセス推移の特徴と
    類似するアクセス履歴特徴を有する情報を前記情報管理
    手段から検索することを特徴とする情報検索方法。
  6. 【請求項6】情報管理手段により管理された複数の情報
    に対するアクセス記録を個々の情報のアクセス履歴とし
    て管理し、当該アクセス履歴を利用した情報検索を行う
    方法であって、 アクセス履歴特徴抽出手段が、前記アクセス履歴から個
    々の情報のアクセス回数の時間変化をアクセス履歴特徴
    として抽出し、 アクセス頻度分布入力手段が、所望の情報に対する過去
    のアクセス頻度の時間分布をグラフ形式で受け付け、 アクセス頻度分布特徴抽出手段が、前記受け付けた過去
    のアクセス頻度の時間的分布を解析して特徴を抽出し、 情報検索手段が、前記抽出されたアクセス頻度分布特徴
    と類似するアクセス履歴特徴を有する情報を前記情報管
    理手段から検索することを特徴とする情報検索方法。
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