JPH0850610A - 装置の組立・検査における標準時間見積方式 - Google Patents

装置の組立・検査における標準時間見積方式

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JPH0850610A
JPH0850610A JP18494494A JP18494494A JPH0850610A JP H0850610 A JPH0850610 A JP H0850610A JP 18494494 A JP18494494 A JP 18494494A JP 18494494 A JP18494494 A JP 18494494A JP H0850610 A JPH0850610 A JP H0850610A
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JP18494494A
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English (en)
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Kinya Kakehi
欽弥 筧
Hiromitsu Iwasaki
博光 岩崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置の組立・検査における標準時
間見積方式に関し、装置の組立・検査の標準時間の見積
りを短時間で行うことができ、標準時間の見積り率が向
上することを目的とする。 【構成】 作業名構成部品番号生成手段M3は、装置構
成テーブルM1及び情報格納手段M2の情報を用いて、
上記装置を製造する際の作業に対応する作業名構成部品
番号を生成し上記装置構成テーブルM1に追加する。標
準時間算出手段M5は、作業名構成部品番号が追加され
た装置構成テーブルM1の各作業名構成部品番号及び部
品番号夫々の基準時間を基準時間値テーブルM4から取
り出して各作業名構成部品番号及び部品番号夫々の個数
と演算して標準時間を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装置の組立・検査におけ
る標準時間見積方式に関する。
【0002】種々の装置を製造する場合に、生産管理、
原価計算、価格計算等を行うために、装置の組立作業及
び検査作業に要する標準時間の見積りが行われている。
【0003】
【従来の技術】従来、装置を設計して生産、販売を行う
場合には、工場における製造のための生産管理、部品や
加工に要する費用等の原価計算、装置の価格見積等が行
われる。その中で負荷工数、加工費が重要な要素として
使用されるが、それらの見積りには標準時間が必要とな
る。標準時間とは、装置を組立・検査する各工程におい
て標準的な作業者(または装置)により通常の作業で必
要とする作業時間を意味する。このような標準時間が分
かると、ある装置を一つ完成させるために要する時間が
計算できる。これにより、原価計算、価格見積や、生産
される装置の台数や、納入期限等から必要な人数や、製
造ラインの数等も見積ることができる。
【0004】図13は従来の標準時間見積方式の一例の
システムフローを示す。基準時間値テーブル10には簡
略部品番号とこれに対応する基準時間値がマニュアル入
力により登録されている。簡略部品番号は各部品の部品
番号として元の部品番号を簡略化して桁数を縮小したも
のである。
【0005】装置構成テーブル11は見積を行う装置の
構成を表すCADデータであり、装置番号と、その構成
部品の部品番号と、その数量とが登録されている。
【0006】第1見積処理12では、装置構成テーブル
の部品番号と基準時間値テーブルの簡略部品番号とを照
合して、装置構成テーブルの各データに簡略部品番号を
付与する。次に簡略部品番号をキーとして基準時間値テ
ーブルより装置構成テーブルの各データに基準時間値を
付与する。そして部品番号別に基準時間値と数量とを乗
算する。また装置番号単位に工程別の時間集計を行う。
【0007】第2見積り処理では装置番号毎の部品表、
実装図、布線表等の製造図面14を見て、製造設備(ラ
イン)、作業工法を考慮してマニュアルで標準時間を設
定する。この標準時間を第1見積処理で得た標準時間に
追加して装置の組立・検査標準時間テーブル16を作成
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では第2見積
処理によって製造設備、作業工法を考慮した標準時間を
マニュアルで見積っている。
【0009】しかし、製造図面を見てマニュアルで標準
時間を設定するには時間がかかる。また標準時間を設定
するための製造図面は製造開始直前に登録されることが
多く、標準時間の設定期間が短い。このため、新設計の
装置の組立・検査の標準時間をユーザが必要とするとき
までに設定することが困難であり、標準時間の見積り率
が悪いという問題があった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、装置の組立・検査の標準時間の見積りを短時間で行
うことができ、標準時間の見積り率が向上する装置の組
立・検査における標準時間見積方式を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1の原理図に示す如く、装置を構成する部品の部
品番号とその個数を格納した装置構成テーブルM1と、
上記装置を構成する部品の製造条件に応じた生産管理情
報及び上記装置を構成する部品の追加情報を格納した情
報格納手段M2と、上記装置構成テーブル及び情報格納
手段の情報を用いて、上記装置を製造する際の作業に対
応する作業名構成部品番号を生成し上記装置構成テーブ
ルに追加する作業名構成部品番号生成手段M3と、上記
装置の作業名構成部品番号及び部品番号に対応する基準
時間を格納した基準時間値テーブルM4と、上記作業名
構成部品番号が追加された装置構成テーブルの各作業名
構成部品番号及び部品番号夫々の基準時間を上記基準時
間値テーブルから取り出して各作業名構成部品の番号及
び部品番号夫々の個数と演算して標準時間を算出する標
準時間算出手段M5とを有する。
【0012】請求項2に記載の発明では、前記作業名構
成部品番号生成手段M3は、部品番号とこれに対応する
生産管理情報とから作業名構成部品番号を生成する。
【0013】請求項3に記載の発明では、前記作業名構
成部品番号生成手段M3は、部品番号とこれに対応する
追加情報とから作業名構成部品番号を生成する。
【0014】請求項4に記載の発明では、前記作業名構
成部品番号生成手段M3は、部品番号の組合せにより作
業名構成部品番号を生成する。
【0015】請求項5に記載の発明では、前記作業名構
成部品番号生成手段M3は、カナ文字の作業名構成部品
番号を生成する。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明においては、装置構成テ
ーブル及び情報格納手段の情報から作業名構成部品番号
を生成し、この作業名構成部品番号に対応する基準時間
を基準時間値テーブルから取り出して標準時間を算出し
ているため、従来製造図面を見て製造設備を考慮してマ
ニュアルで設定していた標準時間が自動的に設定され、
標準時間の見積りを短時間で行うことができる。
【0017】請求項2に記載の発明においては、部品番
号と生産管理情報とにより、清掃、テープ貼り、半田付
け、スルーホールピンの作業構成部分番号を生成でき
る。
【0018】請求項3に記載の発明においては、部品番
号と追加情報とにより、調整抵抗の作業構成部品番号を
生成できる。
【0019】請求項4に記載の発明においては、部品番
号の組合せにより配線の作業構成部品番号を生成でき
る。
【0020】請求項5に記載の発明においては、作業構
成部品番号をカナ文字で生成することにより、部品番号
と区別することができる。
【0021】
【実施例】図2は本発明が実施される情報処理装置の構
成図である。図2において、30は処理装置(CPU及
び主記憶装置30a)、31aは製造される装置の実装
設計データに基づいて、装置別にどのような部品がどれ
だけ使用されたかを表す装置構成テーブルを格納するフ
ァイル記憶装置、31bは製造設備及び作業工法等の生
産管理情報及びCAD追加情報を格納するファイル記憶
装置、32は装置の各製造工程における時間分析に基づ
いて得られた部品番号別の工程別基準時間値で構成する
基準時間値テーブルを格納するファイル記憶装置、33
は装置別に工程別の標準時間値をテーブルとして格納す
るファイル記憶装置、34はディスプレイ等の表示部、
35はプリンタ、36はキーボード、37は通信制御装
置、38は装置の設計データや変更、更新データ等を供
給する上位システム、39は工程毎の基準時間や、標準
時間を求めるためにデータを入力し、結果を出力する機
構を備える端末装置である。
【0022】図3乃至図6は作業名構成部品番号生成手
段M3に対応する作業名構成部品番号生成処理の一実施
例のフローチャートを示す。この処理ではファイル記憶
装置31a,31b夫々に格納されたCAD情報の装置
構成テーブル及び生産管理情報及び追加情報を用いて作
業名構成部品番号を生成する。
【0023】図3中、まず、基板の清掃工程について装
置構成テーブルの部品番号から判別を行う。ステップS
2では装置構成テーブルの基板の部品番号がH350−
2又はH350−4か否かを判別し、一致した場合はス
テップS4で上記基板の作業名構成部品番号をセイソウ
コガタとする。ステップS2で不一致の場合はステップ
S6に進み、基板の部品番号がH350−1又はH35
0−3か否かを判別し、一致した場合はステップS8で
上記基板の作業名構成部品番号をセイソウヒョウジュン
とする。ステップS6で不一致の場合はステップS10
に進み、基板の部品番号がH320−1又はH320−
3か否かを判別し、一致した場合はステップS12で上
記基板の作業名構成部品番号をセイソウオオガタとし、
不一致の場合はステップS14で上記基板の作業名構成
部品番号をセイソウTRMナシ(清掃TRM(端子)無
し)とする。
【0024】次に、基板の半田マスキングのためのテー
プ貼りについて装置構成テーブルの部品番号から判別を
行う。図4のステップS20では基板の部品番号がH3
20−2又はH320−4又はH350−2又はH35
0−4又はH330か否かを判別し、一致した場合はス
テップS22で作業名構成部品番号をテープハリ0とす
る。ステップS20で不一致の場合はステップS24に
進み、基板部品番号がH320−1又はH320−3又
はH350−1又はH350−3か否かを判別し、一致
した場合はステップS26で作業名構成部品番号をテー
プハリ1とする。ステップS20で不一致の場合はステ
ップS28で作業名構成部品番号をテープハリ2とす
る。
【0025】次に基板の半田あげについて装置構成テー
ブルの部品番号から判別を行う。ステップS30では基
板の部品番号がH320−1〜4又はH350−*2か
否かを判別し、一致した場合はステップS32で作業構
成部品番号をハンダアゲヒョウジュンとする。なお、*
はどのような文字・数字でも良いことを表わすワイルド
カードである。ステップS30で不一致の場合はステッ
プS34に進み、基板部品番号がH350−*3〜*9
か否かを判別し、一致した場合はステップS36で作業
構成部品番号をハンダアゲコガタとする。ステップS3
4で不一致の場合はステップS38に進み、生産管理情
報の工場番号が#734又は#744か否かを判別し、
一致した場合はステップS32で作業構成部品番号をハ
ンダアゲオオガタ1とする。ステップS38で不一致の
場合はステップS42に進み、工場番号が#732又は
#742か否かを判別し、一致した場合はステップS4
4で作業構成部品番号をハンダアゲオオガタ2とする。
ステップS42で不一致の場合はステップS46に進
み、工場番号が#821又は#822か否かを判別し、
一致した場合はステップS48で作業構成部品番号をハ
ンダアゲオオガタ3とする。ステップS46で不一致の
場合はステップS50で作業構成部品番号をハンダアゲ
オオガタ4とする。
【0026】次に基板のスルーホールピンについて装置
構成テーブルの部品番号から判別を行う。図5のステッ
プS52では基板の部品番号がH320−1**1又は
H320−1**2又はH350−1**1又はH35
0−1**2か否かを判別し、一致した場合はステップ
S54で作業構成部品番号をスルーホールピンTRMア
リカタメンとする。ステップS52で不一致の場合はス
テップS56に進み、基板部品番号がH320−1**
3又はH320−1**4又はH350−1**3又は
H350−1**4か否かを判別し、一致した場合はス
テップS58で作業構成部品番号をスルーホールピンT
RMアリリョウメンとする。ステップS56で不一致の
場合はステップS60に進み、基板部品番号がH320
−2**3又はH320−2**4又はH350−2*
*3又はH350−2**4か否かを判別し、一致した
場合はステップS62で作業構成部品番号をスルーホー
ルピンTRMナシリョウメンとする。ステップS60で
不一致の場合はステップS64でスルーホールピン名な
しとする。
【0027】次にステップS70で装置構成テーブルの
各部品番号にCAD追加情報の部品記号を付与する。そ
して基板の調整抵抗について判別する。ステップS72
では装置構成テーブルの同一装置番号内に同一部品記号
が複数あるか否かを判別する。同一部品記号が複数ある
場合はステップS74に進み、同一部品記号の部品をま
とめて数量を1とし、その作業名構成部品番号をチョウ
セイテイコウとし、部品記号の数Nをチョウセイテイコ
ウの数量とする。ステップS72で同一部品記号が複数
ない場合はステップS76でチョウセイテイコウ名なし
とする。基板の調整抵抗は部品番号つまり抵抗値の異な
る複数の抵抗で1つの調整抵抗(部品記号に対応)を構
成しているため、上記の処理を行っている。
【0028】次に基板カットについて装置構成テーブル
の部品番号の組合せから判別する。図6のステップS8
0では同一装置番号内に部品番号H320−****−
TとH320−****−V、又はH330−****
−TとH330−****−V、又はH350−***
*−TとH350−****−Vのペアがあるか否かを
判別し、ペアがあればステップS82に進み、作業名構
成部品番号をキバンカットNとし、その数量を1とす
る。但し、Nは末尾にVが付く部品番号の数である。ス
テップS80でペアがなければステップS84でキバン
カット名なしとする。
【0029】次に基板のストラップ(配線)について装
置構成テーブルの部品番号と生産管理情報の作業区分か
ら判別する。ステップS86では部品番号がH320又
はH330又はH350と一致するか否かを判別する。
一致する場合にはステップS88で作業名構成部品番号
をストラップNとし、その数量を1とする。但し、Nは
生産管理情報の上記部品番号に対応する作業区分を読み
出して付加する。ステップS86で不一致の場合はステ
ップS90で作業名構成部品番号をストラップ0とす
る。
【0030】次に基板の束線配線について装置構成テー
ブルの部品番号から判別する。ステップS92では部品
番号がH**E−と一致するか否かを判別する。一致し
た場合はステップS94で作業名構成部品番号をタバセ
ンとし、その数量にタバセンストラップ数量をNで割算
した値をセットする。但しNはタバセンの配線数であ
る。
【0031】上記の図3乃至図6の処理によって図7に
示す如きカナ表示で部品番号と一目で区別できる作業名
構成部品番号が生成され、装置構成テーブルに追加され
る。
【0032】図8は工程別標準時間決定処理のフローチ
ャートを示す。図8のT1は図2のファイル記憶装置3
2に格納された基準時間値テーブルであり、この中には
作業名構成部品番号を含む各部品番号に対応する工程別
基準時間値がマニュアル入力されて格納されている。T
2は図2のファイル記憶装置31aに格納された装置構
成テーブルであり、この中には装置番号に対応して、装
置を構成する各部品の部品番号と、それぞれの部品個数
が格納されている。
【0033】図8のステップS100では、標準時間付
与の処理が行われ、部品番号又は作業各部品番号をキー
として装置構成テーブルT2に基準時間値テーブルT1
の工程別基準時間値を付与(設定)する。これにより、
標準時間見積計算テーブルT3が作成される。このテー
ブルは図2の主記憶装置30aまたは例えばファイル記
憶装置33に格納される。
【0034】次にこの標準時間見積計算テーブルT3を
用いて、ステップS110で部品番号毎に工程別の部
品個数×工程別基準時間値を計算する。更に、装置番
号単位に、工程別の標準時間を集計する。こうして、装
置番号毎に工程別基準時間値が格納された工程別標準時
間テーブルT4が得られる。この工程別の標準時間値テ
ーブルは図2のファイル記憶装置33に格納され、一括
見積計算を行う場合に使用される。上記のステップS1
00及びS110が標準時間算出手段M5に対応する。
【0035】次に本発明による標準時間見積方式の具体
例を説明する。図9,図10は基板ユニット組立標準時
間見積の具体例の説明図(その1,その2)である。図
9(A)は部品種別毎の1個当たりの基準時間値テーブ
ル(テーブルAという)の一部である。部品種別に対応
して工程(一部)名として、部品前加工、部品実装、半
田付、リードカット・・・等があり、2本足リード抵
抗、3本足のトランジスタ、16本足のIC等の各工程
におけるそれぞれの基準時間が格納されている。
【0036】図9(B)は部品1個当たりの基準時間値
テーブル(テーブルBという)の一部である。このテー
ブルは、上記部品種類毎の基準時間値を格納したテーブ
ルAから作成される。すなわち、テーブルBの左側の各
部品番号(製品製造図面の構成部品表の番号)が、テー
ブルAの部品種類(例えば、足の数が同じ抵抗)の何れ
に該当するか識別して、同じ種類ならテーブルに格納さ
れた基準時間値をテーブルBの対応する工程の基準時間
値として設定する。
【0037】図9(C)は標準時間を見積る対象製品
(装置)の構成部品表より作成され、装置番号と構成部
品の部品番号及びその部品個数とから成る装置構成部テ
ーブル(テーブルCという)である。
【0038】次に図10(A)は、標準時間見積計算テ
ーブル(テーブルDという)である。このテーブルD
は、部品番号を照合のキーとして、部品番号毎の基準時
間値テーブルBと装置構成部テーブルCより作成され、
対象製品(装置番号)の標準時間を見積ることができ
る。
【0039】標準時間見積計算テーブルDの標準時間を
装置番号毎に集計することにより、図10(B)に示す
ような対象製品(装置番号)の工程別標準時間テーブル
(テーブルEという)を作成することができる。このテ
ーブルEを用いて、製品の全工程製造・検査に要する標
準時間を計算する。
【0040】図11,図12は簡略部品番号による見積
用データの照合登録処理のフローチャートを示す。な
お、この処理は図2に示す処理装置30において実行さ
れ、関連するテーブルはファイル記憶装置に格納され、
処理の過程で発生する作業データは処理装置内の主記憶
装置に格納される。
【0041】図11において、最初に基準時間値テーブ
ルTAを簡略部品番号により作成する処理が行われる。
簡略部品番号(テーブルTAのデータ項目A2という)
と基準時間値(これをテーブルTAのデータ項目A3と
いう)とをペアで入力する(ステップS120)。次に
その簡略部品番号(A2)の桁数を計算して桁数(これ
をテーブルTAのデータ項目A1という)のデータとし
て付与する(ステップS121)。このようなステップ
S120,S121の処理を各簡略部品番号について実
行して、簡略部品番号A2をキーとしてソートする(ス
テップS122)ことにより基準時間値テーブルTAが
作成される。作成されたテーブルTAについて、A1,
A2によりソートを行う(ステップS123)。ここ
で、桁数が多いものから順に、しかも同じ桁数の時は、
簡略部品番号の順(数字、アルファベットの順)にソー
トが行われる。
【0042】一方、装置構成テーブルTBには装置番号
(データ項目B1という)、作業名構成部品番号を含む
部品番号(データ項目B2という)及び部品の個数(デ
ータ項目B3という)が格納されている。このテーブル
TBについて、対象となる装置の先頭の部品番号B2を
読み取りその桁数(これをB4という)を記憶する(ス
テップS124)。
【0043】次に、B4(部品番号B2の桁数)=A1
(テーブルTA内の桁数A1)となるところからテーブ
ルTAの検索を開始する(ステップS125)。すなわ
ち、B4が20桁であれば、A1が20桁の基準時間値
テーブルを検索する。この後図13に移行し、B2(部
品番号)が該当する位置のA2(簡略部品番号)と一致
するか判別する(図12のステップS126)。一致し
たら、装置構成テーブルTBのデータに簡略部品番号A
2を付与(ステップS127)して別のテーブルTB1
(図示せず)が作成され、その中にはB1,B2,B
3,A2が保持される。
【0044】一致しない場合、B2(部品番号)の桁数
の最後を1個削除してB2とし(ステップS129)、
B2の新桁数(B4)を記憶する(ステップS13
0)。次にこのB2が0か判別し(ステップS13
1)、0でなければ、図11のステップS125に戻
り、桁数が1つ少なくなったB4により、基準時間値テ
ーブルのB4=A1のところから検索を行い桁数を1つ
減らした新部品番号B2がA2と一致するか判断する
(ステップS126)。こうして一致が得られない時、
部品番号B2の最後の桁を削除して桁数B4を順次減じ
て(ステップS129〜S131)照合を行うことによ
り一致する簡略部品番号を検索する(ステップS1)。
【0045】一致するとステップS127で該当する装
置番号、部品番号、個数の欄に簡略部品番号を付与し
て、テーブルTBの中の対象となる装置の次のデータ
(部品番号B2)があるか判別して、るあ時はそのデー
タについて図12のステップS124からの処理を実行
し、必要とする全てのデータについて照合が終了すると
(ステップS128)、簡略部品番号が付与された装置
構成テーブルTB1が完成する。なお、ステップS13
1でB2の新桁数が0の場合、又はステップS128で
照合が終了していない場合はステップS124に進む。
【0046】この後、標準時間の設定の処理が行われ
る。この標準時間の設定では、装置構成テーブルTB1
に格納された簡略部品番号を用いて、上記図11の基準
時間値テーブルTAが参照されて、テーブルTB1の簡
略部品番号に対応する基準時間値テーブルTAの基準事
端値A3を取り出して標準時間が設定される(ステップ
S132)。
【0047】この後、設定された標準時間を用いて、装
置図番別の組立・検査の標準工数(時間)を算出する
(ステップS133)。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、装置構成テーブル及び情報格納手段の情報から作
業名構成部品番号を生成し、この作業名構成部品番号に
対応する基準時間を基準時間値テーブルから取り出して
標準時間を算出しているため、従来製造図面を見て製造
設備を考慮してマニュアルで設定していた標準時間が自
動的に設定され、標準時間の見積りを短時間で行うこと
ができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明によれば、部
品番号と生産管理情報とにより、清掃、テープ貼り、半
田付け、スルーホールピンの作業構成部分番号を生成で
きる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、部
品番号と追加情報とにより、調整抵抗の作業構成部品番
号を生成できる。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、部
品番号の組合せにより配線の作業構成部品番号を生成で
きる。
【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、作
業構成部品番号をカナ文字で生成することにより、部品
番号と区別することができ、実用上きわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明が実施される情報処理装置の構成図であ
る。
【図3】作業名構成部品番号の生成処理のフローチャー
トである。
【図4】作業名構成部品番号の生成処理のフローチャー
トである。
【図5】作業名構成部品番号の生成処理のフローチャー
トである。
【図6】作業名構成部品番号の生成処理のフローチャー
トである。
【図7】作業名構成部品番号を説明するための図であ
る。
【図8】工程別標準時間を決定する処理のフローチャー
トである。
【図9】基板ユニット組立標準時間見積の説明図であ
る。
【図10】基板ユニット組立標準時間見積の説明図であ
る。
【図11】簡略部品番号による見積用データの照合登録
処理のフローチャートである。
【図12】簡略部品番号による見積用データの照合登録
処理のフローチャートである。
【図13】従来方式のシステムフローである。
【符号の説明】
M1 装置構成テーブル M2 情報格納手段 M3 作業名構成部品番号生成手段 M4 基準時間値テーブル M5 標準時間算出手段 30 処理装置 30a 主記憶装置 31a,31b,32,33 ファイル記憶装置 34 表示部 35 プリンタ 36 キーボード 37 通信制御装置 38 上位システム 39 端末装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置を構成する部品の部品番号とその個
    数を格納した装置構成テーブルと、 上記装置を構成する部品の製造条件に応じた生産管理情
    報及び上記装置を構成する部品の追加情報を格納した情
    報格納手段と、 上記装置構成テーブル及び情報格納手段の情報を用い
    て、上記装置を製造する際の作業に対応する作業名構成
    部品番号を生成し上記装置構成テーブルに追加する作業
    名構成部品番号生成手段と、 上記装置の作業名構成部品番号及び部品番号に対応する
    基準時間を格納した基準時間値テーブルと、 上記作業名構成部品番号が追加された装置構成テーブル
    の各作業名構成部品番号及び部品番号夫々の基準時間を
    上記基準時間値テーブルから取り出して各作業名構成部
    品の番号及び部品番号夫々の個数と演算して標準時間を
    算出する標準時間算出手段とを有することを特徴とする
    装置の組立・検査における標準時間見積方式。
  2. 【請求項2】 前記作業名構成部品番号生成手段は、部
    品番号とこれに対応する生産管理情報とから作業名構成
    部品番号を生成することを特徴とする請求項1記載の装
    置の組立・検査における標準時間見積方式。
  3. 【請求項3】 前記作業名構成部品番号生成手段は、部
    品番号とこれに対応する追加情報とから作業名構成部品
    番号を生成することを特徴とする請求項1記載の装置の
    組立・検査における標準時間見積方式。
  4. 【請求項4】 前記作業名構成部品番号生成手段は、部
    品番号の組合せにより作業名構成部品番号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置の組立・検査におけ
    る標準時間見積方式。
  5. 【請求項5】 前記作業名構成部品番号生成手段は、カ
    ナ文字の作業名構成部品番号を生成することを特徴とす
    る請求項1記載の装置の組立・検査における標準時間見
    積方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164249A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Nec Corp コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、及びプログラム

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