JPH11161485A - ソフトウェア機能量算出方法および装置 - Google Patents

ソフトウェア機能量算出方法および装置

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JPH11161485A
JPH11161485A JP32761997A JP32761997A JPH11161485A JP H11161485 A JPH11161485 A JP H11161485A JP 32761997 A JP32761997 A JP 32761997A JP 32761997 A JP32761997 A JP 32761997A JP H11161485 A JPH11161485 A JP H11161485A
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software
functionability
function type
input
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JP32761997A
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Makoto Kurashige
誠 倉重
Shigeru Takeda
滋 竹田
Kenichi Hachiman
憲一 八幡
Masakazu Karikomi
正和 刈込
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアの仕様を定義する情報からソフ
トウェア機能量を自動的に算出する方法および装置を提
供すること。 【解決手段】 CPUが、外部記憶装置に格納されてい
るソフトウェアの仕様1701をソフトウェア仕様定義情報
入力部1702中に読み込み、仕様定義情報解析部1706にお
いて解析を行い、解析した情報を内部記憶装置に格納さ
れている機能量定義テーブル1704に定義された機能種別
に基づいて、機能種別判定部1707において解析したソフ
トウェア仕様定義情報から機能を抽出して、各機能種別
個数カウンタ1708において機能種別毎の個数をカウント
し、機能量定義テーブル1704において予め機能種別毎に
定義した点数を各機能の重みとし、機能量計算部1709に
おいてその重みの合算によって機能量を算出し、機能量
出力部1710よりソフトウェア機能量1705を、ディスプレ
イ,プリンタ等に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア機能
量算出方法および装置、すなわち、ソフトウェア開発に
おける規模見積り方法および装置に関し、特にソフトウ
ェアの仕様を定義する情報からソフトウェア機能量を自
動的に算出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェア開発における規模
は、プログラムコードのステップ数で求めることが多か
った。しかし、近年、コーディング無しに画面を作成で
きるビジュアルプログラミングツールの出現や、オブジ
ェクト指向による再利用の促進により、従来のようなス
テップ数ではソフトウェアの規模を正確に表わすことが
できなくなってきた。そこで、ソフトウェアの規模を、
そのソフトウェアが実現する機能をユーザの視点に立っ
て定量化する「ソフトウェア機能量」という尺度が出現
してきた。
【0003】ソフトウェア機能量については、「ソフト
ウェア開発の定量化手法」(CapersJones著、鶴保征城
・富野壽監訳、ISBN4-320-02637-3)の「第2章 機能的
尺度の歴史と発展」の項に、いくつかの算出方法が紹介
されている。それによると、ソフトウェア機能量は、ソ
フトウェアの仕様定義情報を基に分類されたいくつかの
機能種別ごとに機能を抽出し、各機能の重みを数値化し
て、その合算によって算出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、機能量の算出を手作業で行うため、算出に
多くの工数が必要になるという問題があった。また、測
定者は機能量算出のための知識が必要であるという問題
もあった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の問題を解消し、ソフトウェアの仕様を定義する情
報からソフトウェア機能量を自動的に算出可能とするこ
とによって、機能量算出の工数を削減するソフトウェア
機能量算出方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るソフトウェア機能量算出システムにお
いては、CPU205が、外部記憶装置202に格納さ
れているソフトウェアの仕様を定義する情報をメモリ2
06中に読み込み、内部記憶装置208に格納されてい
る機能量定義テーブルに定義された機能種別に基づい
て、読み込んだソフトウェアの仕様を定義する情報の中
から機能を抽出して、予め機能種別ごとに決められた点
数を各機能の重みとし、その重みの合算によって機能量
を算出し、ディスプレイ201,プリンタ203等に出
力することを特徴としている。また、上述の点数は、機
能種別毎に定めた複雑さにも関連して定められるものを
用いてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】これにより、本発明に係るソフト
ウェア機能量算出方法においては、ソフトウェアの仕様
を定義する情報からソフトウェア機能量を自動的に算出
することが可能となり、機能量算出の工数を削減するこ
とができる。また、ソフトウェアの仕様を定義する情報
からソフトウェア機能量を自動的に算出することによっ
て、機能量の知識がなくても機能量を算出することが可
能になる。
【0008】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図2に、本発明に係るソフトウェア
機能量算出方法を実施するための、電子計算機システム
で構成されるソフトウェア機能量算出システムの一例を
示す。ディスプレイ201は本発明の実行結果を表示す
る。外部記憶装置202はソフトウェア機能定義情報を
格納する。プリンタ203は本発明の実行結果を印字す
る。処理装置204は、CPU205,メモリ206,
内部記憶装置208から構成される。CPU205は本
発明実行中に発生する計算処理を行う。メモリ206は
本発明を実施するプログラム本体207やプログラム実
行中に処理されるデータを格納する。内部記憶装置20
8は機能量定義テーブルを格納する。
【0009】図1は、本発明の第一の実施形態に係るソ
フトウェア機能量算出方法を実現する処理手順を示すプ
ログラム207のフローチャートである。以下、このフ
ローチャートに基づき処理手順の詳細を説明する。ま
ず、プログラム207は、外部記憶装置202に格納さ
れているソフトウェアの仕様を定義する情報をメモリ2
06中に読み込む(ステップ101)。続いて、プログ
ラム207は、内部記憶装置208に格納されている機
能量定義テーブルに定義された機能種別に基づいて、ス
テップ101で読み込んだソフトウェアの仕様を定義す
る情報の中から機能を抽出する(ステップ102)。
【0010】本実施例では、ソフトウェアの仕様を定義
する情報として図3に示すようなデータフロー図を、ま
た、機能量定義テーブルとして図4に示すものを、それ
ぞれ使用するものとし、その場合のステップ102の詳
細な実施手順の一例を、図5に示す。これらの詳細につ
いては後述する。最後に、プログラム207は、ステッ
プ102で得られた情報を基に、機能量を算出し、結果
を出力する(ステップ103)。出力先としては、ディ
スプレイ201の画面,プリンタ203の帳票,外部記
憶装置202上のファイルなどがある。
【0011】ここで、機能量は、機能量定義テーブルの
機能種別401ごとに、ステップ102で求めた個数と
1機能あたりの点数402の積を算出し、すべての機能
種別の積を合計したものである。例えば、図4におい
て、機能種別「テーブル」が1つ、機能種別「外部入
力」が2つ、機能種別「外部出力」が3つ、機能種別
「外部照会」が4つ抽出されれば、機能量は、8×1+
4×2+5×3+4×4=47となる。
【0012】図3は、データフロー図の一例を示す。図
3において、301はソフトウェアの範囲、外部実体シ
ンボル302はソフトウェアの操作者、処理シンボル3
03はソフトウェアが行う処理、データ蓄積シンボル3
04はファイルなどのデータ蓄積、データフローシンボ
ル305はソフトウェアが扱うデータの流れを示す。デ
ータフローシンボルを除く各シンボルは名称を持つ。デ
ータフローシンボルの矢印はデータが流れる方向を示
す。例えば、図3において、データフロー305は、ソ
フトウェアの操作者302によってキーボードなどの入
力装置からデータが処理303に渡されることを意味す
る。
【0013】データフロー309は、処理308によっ
てデータがデータ蓄積310に格納されることを意味す
る。データフロー307は、処理303によってデータ
蓄積304からデータが参照されることを意味する。デ
ータフロー306は、処理303によってディスプレイ
あるいはプリンタを経由してデータがソフトウェア操作
者302に渡されることを意味する。
【0014】図4は、機能量定義テーブルの一例を示
す。図4において、401は機能種別を、402は機能
種別ごとの1機能あたりの点数を意味する。例えば、図
4において、機能種別「ファイル」の1機能あたりの点
数は8点である。
【0015】図5は、ステップ102の詳細な処理手順
を示したフローチャートである。以下、図5の処理手順
の詳細を説明する。まず、機能量定義テーブルで定義さ
れた機能種別「ファイル」の個数をカウントする処理
(ステップ501〜503)を行う。ここでは、データ
フロー図中のデータ蓄積シンボル304が機能種別「フ
ァイル」に対応するので、データフロー図からデータ蓄
積シンボルを探し出し(ステップ501)、機能種別
「ファイル」の個数に1を加算し(ステップ502)、
それをデータフロー図中のデータ蓄積シンボルの数だけ
繰り返す(ステップ503)。
【0016】次に、その他の機能種別の個数をカウント
する処理(ステップ504〜511)を行う。まず、デ
ータフロー図から処理シンボル303を探し出す。その
処理シンボルと外部実体シンボル302とを結び、その
処理シンボルを終点とするデータフローシンボル304
が存在し(ステップ505がY)、かつ、その処理シン
ボルと上と同じ外部実体シンボルとを結び、処理シンボ
ルを始点とするデータフローシンボルが存在する(ステ
ップ506がY)場合、その処理シンボルは機能種別
「外部照会」に当たるので、機能種別「外部照会」の個
数に1を加算する(ステップ507)。上で述べた機能
種別「外部照会」の条件を図示したものを、図6に示
す。
【0017】また、その処理シンボルと外部実体シンボ
ルとを結び、その処理シンボルを終点とするデータフロ
ーシンボルが存在し(ステップ505がY)、かつ、そ
の処理シンボルと上と同じ外部実体シンボルとを結び、
処理シンボルを始点とするデータフローシンボルが存在
しない(ステップ506がN)場合、その処理シンボル
は機能種別「外部入力」に当たるので、機能種別「外部
入力」の個数に1を加算する(ステップ508)。上で
述べた機能種別「外部入力」の条件を図示したものを、
図7に示す。
【0018】また、その処理シンボルと外部実体シンボ
ルとを結び、その処理シンボルを終点とするデータフロ
ーシンボルが存在せず(ステップ505がN)、かつ、
その処理シンボルと上と同じ外部実体シンボルとを結
び、処理シンボルを始点とするデータフローシンボルが
存在する(ステップ509がY)場合、その処理シンボ
ルは機能種別「外部出力」に当たるので、機能種別「外
部出力」の個数に1を加算する(ステップ510)。上
で述べた機能種別「外部出力」の条件を図示したもの
を、図8に示す。上で述べた処理を、データフロー図中
の処理シンボルの個数分だけ繰り返す(ステップ51
1)。以上で、図5の処理手順が終了する。
【0019】なお、上記実施例では入力とする仕様書に
データフロー図を採用しているが、仕様書から機能が識
別できる情報が記述されていれば、どのような表現形式
の仕様書でも入力できることは言うまでもない。また、
採用するソフトウェア機能量算出方式によって、機能種
別の種類や機能量テーブルの点数は変わる。以下、第二
の実施例として、入力となる仕様書や機能量テーブルが
異なる実施例を説明する。システムの全体構成は図2に
示したものと同じであり、また、処理手順を示すプログ
ラムのフローチャートは図1に示したものと同じであ
る。
【0020】本実施例では、図1のステップ101で読
み込む、ソフトウェアの仕様定義書として、図9に示す
ファイル定義書および図10に示す入出力定義書を使用
し、また、機能量定義テーブルとして図11に示すもの
を使用する。図9に示すファイル定義書は、ファイル名
称欄901と更新/参照欄902およびデータ項目欄9
03から構成される。ファイル名称欄901には、ソフ
トウェアでデータを蓄積するファイルの名称を記述す
る。更新/参照欄902には、そのファイルのデータが
ソフトウェアによって更新されるか参照だけしかされな
いかを記述する。データが更新される場合は「更新」と
記述し、データが更新されず参照だけ行われる場合は
「参照」と記述する。データ項目欄903には、ファイ
ルを構成するデータ項目を記述する。
【0021】図10は、入出力定義書の例を示してい
る。この入出力定義書は、機能名称欄1001には、入
出力が生ずる機能の名称を記述する。1つの機能は入力
と出力の片方ないしは両方を持つ(1002)。関連フ
ァイル欄1003には、入力および出力の際、参照また
は更新するファイルを記述する。データ項目欄1004
には、入力および出力されるデータ項目を記述する。図
11は、機能量定義テーブルの例を示している。機能種
別1101は3種類の複雑さ1102を持ち、機能種別
1101と複雑さ1102とに応じて、点数1103が
与えられる。例えば、機能種別1101が「内部論理フ
ァイル」で、複雑さが「低」である機能1機能当たりの
点数は7点である。
【0022】図12は、機能種別1101が「内部論理
ファイル」か「外部インタフェースファイル」の場合の
「複雑さ」1201を決定するための表の一例である。
「複雑さ」は、図11における「複雑さ」1102に対
応している。データ項目数1202は、機能種別が「内
部論理ファイル」か「外部インタフェースファイル」で
ある機能のデータ項目の個数を示している。例えば、機
能種別が「内部論理ファイル」である機能のデータ項目
が25個ある場合、その機能の複雑さは「中」となる。
この複雑さは、図11の「複雑さ」1102に対応して
いる。
【0023】図13は、図11における機能種別が「外
部入力」「外部出力」「外部照会」の場合の複雑さを決
定するための表の一例を示している。関連ファイル数1
301は、機能が参照または更新するファイルのの個数
である。データ項目数1302は、機能によって入出力
されるデータ項目の個数を示している。例えば、機能種
別が「外部入力」である機能において、参照または更新
されるファイルの個数が2,入力されるデータ項目が1
0ならば、複雑さ1303は「中」である。この複雑さ
は、図11の「複雑さ」1102に対応している。
【0024】図14は、本実施例におけるステップ10
2(図1参照)の詳細な処理手順を示したものである。
まず、図9に示したファイル定義書から機能を抽出する
(ステップ1401)。これの更に詳細な処理手順は、
図15に示すようである。次に、図10に示した入出力
定義書から機能を抽出する(ステップ1402)。これ
の更に詳細な処理手順は、図16に示すようである。
【0025】図15は、上述のステップ1401の詳細
な処理手順を示したものである。以下、図15の処理手
順を説明する。まず、ファイル定義書を読み込む(ステ
ップ1501)。最初のファイルについて、更新/参照
902が「更新」であれば(ステップ1502がY)、
そのファイルは機能種別「内部論理ファイル」の機能と
なる(ステップ1503)。更新/参照902が「参
照」であれば(ステップ1502がN)、そのファイル
は機能種別「外部インタフェースファイル」の機能とな
る(ステップ1504)。続いて、ファイル定義書のデ
ータ項目欄903の個数をカウントし、図12の表に照
らして複雑さを決定し(ステップ1505)、該当する
機能種別・複雑さの個数を1増やす(ステップ150
6)。これをファイルの個数分だけ繰り返す(ステップ
1507)。
【0026】図16は、上述のステップ1402の詳細
な処理手順を示したものである。以下、図16の処理手
順を説明する。まず、入出力定義書を読み込む(ステッ
プ1601)。次に、最初の機能について機能種別を判
定する(ステップ1602〜1607)。機能の入力側
だけに機述がある場合(ステップ1602がYかつステ
ップ1603がN)、機能種別は「外部入力」となる
(ステップ1605)。また、機能の出力側だけに機述
がある場合(ステップ1602がNかつステップ160
6がY)、機能種別は「外部出力」となる(ステップ1
607)。機能の入力側と出力側の両方に機述がある場
合(ステップ1602がYかつステップ1603が
Y)、機能種別は「外部照会」となる(ステップ160
4)。
【0027】続いて、複雑さを決定する。機能種別が
「外部入力」「外部出力」の場合、入出力定義書に記述
されている関連ファイルの個数とデータ項目の個数をカ
ウントし、図13の表に照らして複雑さを決定する(ス
テップ1608)。機能種別が「外部照会」の場合、入
力側と出力側のそれぞれについて関連ファイルの個数と
データ項目の個数とをカウントし、それぞれ図13の表
に照らして複雑さを決定し、高い方をこの機能の複雑さ
とする(ステップ1609)。例えば、入力側の複雑さ
が「低」で出力側の複雑さが「中」の場合、この機能の
複雑さは「中」となる。該当する機能種別,複雑さの個
数を1増やす(ステップ1610)。これを機能の個数
分だけ繰り返す(ステップ1611)。
【0028】次に、図2に示したソフトウェア機能量算
出システムの構成例中の、処理装置204の機能構成を
説明する。前述の、ソフトウェア仕様定義情報1701
としての、図9に例示したファイル定義書および図10
に例示した入出力定義書が、ソフトウェア仕様定義情報
入力部1702を通して入力される。入力された情報
は、機能量算出部1703で、図4に例示したような機
能量定義テーブル1704を参考にして処理され、ソフ
トウェア機能量1705として出力される。機能量算出
部1703の機能について更に詳細に説明する。入力さ
れたソフトウェア仕様定義情報1701は、仕様定義情
報解析部1706で解析され、機能種別判定部1707
では、上で解析された情報がどの機能種別に該当するか
を、機能量定義テーブル1704を参考にして判定し、
該当する機能種別の個数を各機能種別個数カウンタ17
08へ随時保存する。
【0029】例えば、機能量定義テーブル1704が図
4に示した形式の場合、各機能種別個数カウンタ170
8としては、「ファイル」個数カウンタ,「外部入力」
個数カウンタ,「外部出力」個数カウンタ,「外部照
会」個数カウンタの4つが存在する。すべての判定が終
了したら、機能量計算部1709で、機能種別毎の個数
とその機能種別1機能当たりの点数(機能量定義テーブ
ル1704で定義されている)の積をすべての機能種別
について合算した値を、ソフトウェア機能量として算出
し、機能量出力部1710によって出力する。機能量出
力部1710は、ディスプレイ画面,プリンタ,FDD
(フレキシブル・ディスク・ドライブ),HDD(ハー
ド・ディスク・ドライブ)等が用いられ得る。
【0030】上記実施例に示した方法または装置によれ
ば、ソフトウェアの仕様を定義する情報からソフトウェ
ア機能量を自動的に算出可能となるので、機能量算出の
工数が削減できるばかりでなく、機能量算出の知識がな
くても機能量の算出が可能になる。なお、上記実施例は
本発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定
されるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。例えば、採用するソフトウェア機能量算出方法によ
って、機能種別の種類や機能量テーブルの点数は変わる
ものである。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、ソフトウェアの仕様を定義する情報からソフトウ
ェア機能量を自動的に算出し、機能量算出の工数を削減
することが可能なソフトウェア機能量算出方法および装
置を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
なお、本発明に係るソフトウェア機能量算出方法および
装置を用いれば、機能量算出の知識がなくても機能量の
算出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の第一実施例における処理手順を示す
図である。
【図2】本発明を実施する電子計算機システムの構成の
一例である。
【図3】データフロー図の一例を示す図である。
【図4】機能量定義テーブルの一例を示す図である。
【図5】機能抽出の詳細な処理手順を示したフローチャ
ートである。
【図6】機能種別「外部照会」を抽出するためのデータ
フロー図の条件である。
【図7】機能種別「外部入力」を抽出するためのデータ
フロー図の条件である。
【図8】機能種別「外部出力」を抽出するためのデータ
フロー図の条件である。
【図9】ファイル定義書の一例を示す図である。
【図10】入出力定義書の一例を示す図である。
【図11】機能量定義テーブルの一例を示す図である。
【図12】機能種別が「内部論理ファイル」,「外部イ
ンタフェースファイル」の場合の複雑さを決定するため
の表の一例を示す図である。
【図13】機能種別が「外部入力」,「外部出力」,
「外部照会」の場合の複雑さを決定するための表の一例
を示す図である。
【図14】機能抽出の詳細な処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図15】ファイル定義書からの、機能抽出の詳細な処
理手順を示したフローチャートである。
【図16】入出力定義書からの、機能抽出の詳細な処理
手順を示したフローチャートである。
【図17】請求項2に係る装置の機能構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
201 ディスプレイ 202 外部記憶装置 203 プリンタ 204 処理装置 205 CPU 206 メモリ 207 プログラム 208 内部記憶装置 1701 ソフトウェア仕様定義情報 1702 ソフトウェア仕様定義情報入力部 1703 機能量算出部 1704 機能量定義テーブル 1705 ソフトウェア機能量 1706 仕様定義情報解析部 1707 機能種別判定部 1708 各機能種別個数カウンタ 1709 機能量計算部 1710 機能量出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 滋 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 八幡 憲一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 刈込 正和 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの仕様を定義する情報を基
    に、予め定義された機能種別の識別方法に基づいて機能
    を抽出するステップと、抽出した機能種別ごとの点数を
    積算するステップとを有することを特徴とするソフトウ
    ェア機能量算出方法。
  2. 【請求項2】 前記機能種別に対応する点数は、機能種
    別毎に定めた複雑さにも関連して定められるものである
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア機能量算
    出方法。
  3. 【請求項3】 ソフトウェアの仕様を定義する情報を入
    力する手段と、機能種別ごとの点数を保持する手段と、
    前記入力手段から入力された定義情報を用いて、予め定
    義された機能種別の識別方法に基づいて機能を抽出し、
    前記保持手段から前記抽出した機能種別に対応する点数
    を読み出して積算する手段とを有することを特徴とする
    ソフトウェア機能量算出装置。
  4. 【請求項4】 前記機能種別に対応する点数は、機能種
    別毎に定めた複雑さにも関連して定められるものである
    ことを特徴とする請求項3記載のソフトウェア機能量算
    出装置。
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Cited By (4)

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