JP3311962B2 - プログラム修正箇所検出装置 - Google Patents

プログラム修正箇所検出装置

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JP3311962B2 JP14973797A JP14973797A JP3311962B2 JP 3311962 B2 JP3311962 B2 JP 3311962B2 JP 14973797 A JP14973797 A JP 14973797A JP 14973797 A JP14973797 A JP 14973797A JP 3311962 B2 JP3311962 B2 JP 3311962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の命令文か
ら構成されるプログラムについて、命令文の処理対象と
するデータ長に変更があると、データ長が変更された項
目を使用している命令文の修正が必要となるような場合
の修正箇所、修正量等を検出するデータ管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の命令文から構成されるプログラム
では、処理対象項目のデータ長が変更されると、従来の
データ長で大小判定命令等を実行していた場合の処理は
正しく判定されない。処理対象項目のデータ長が変更さ
れる例としては、郵便番号、電話番号のように制度の変
更に伴う変更の他にも、西暦の下2桁で処理される西暦
年号データ等が挙げられる。西暦年号データは、一般的
に西暦年号中の下2桁の表記が使用されているため、コ
ンピュータシステムでも、西暦年号を扱う場合に、西暦
の下2桁のデータのみで処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、西暦の下2桁
のデータで1900年代と2000年代が混在するよう
な西暦データを扱った場合、大小比較等が正しく処理で
きないために、西暦データの年号順による並べ替え、西
暦データ同士の大小比較判定、西暦データに関する期間
計算等に誤りが生じるという問題があった。また、郵便
番号、電話番号のようなものでも、該当地域の細分化や
加入者の増加に伴い番号が不足することに伴い、データ
長を拡張して対処する場合には、従来の命令文の処理で
は、大小比較等が正しく処理できないために、データの
並べ替え等に誤りが生じるという問題があった。
【0004】従って、プログラム上から上記問題点の対
象となるようなデータを扱っている命令を抽出し、比
較、並べ替え、計算処理が正しく制御されるように修正
する必要があるため、従来は、プログラム中で使用する
データ項目をすべて抽出し、これらの項目の中から実際
にデータを扱っている項目を処理する部分を見つけてい
た。ところが、プログラムの規模が大きい場合には、調
査対象の項目数も多いため修正量の調査が非常に困難で
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記問題を
解決するために、複数の命令文から構成されるプログラ
ムの修正箇所を検出する修正箇所検出装置において、処
理対象とする項目のデータ長が変更されると異常処理と
なる命令文中の命令語を予め登録する条件登録手段と、
プログラムを解析し、前記登録手段により登録された条
件に該当する命令語を含む命令文を出力する修正箇所出
力手段を提供するものである。従って、プログラム修正
工数、修正スケジュール等を管理するために、効率的に
修正量の予測データを算出すること、及び修正位置の確
認が可能となる。
【0006】また、本願発明は、修正箇所出力手段とし
て、命令文と共に、命令文中で使用されている項目名を
修正対象項目名として出力すること、及び修正対象であ
る命令文及び対象項目名数を集計して出力することによ
りプログラム修正量の調査の効率化を図るものである。
また、本願発明では、修正が必要になる命令語の処理対
象である項目名を修正候補として抽出した中から、修正
対象データである項目名を特定する手段を備え、前記特
定手段から対象データとして特定された項目名を含むプ
ログラム中の命令文に対して修正が必要である旨を示す
識別子を付加して出力することにより、さらに正確な修
正量調査を可能とし、プログラム修正量の調査及び修正
箇所の検出の効率化を図るものである。
【0007】従って、本願発明は、プログラムの修正量
を調査する場合に、命令語のみでまず修正対応候補対象
を抽出し、修正対象量を算出するために、修正量の予測
を行い、かつ、候補として抽出した項目群から実際に対
象データを処理する項目を特定することにより、修正量
の影響の算出を効率的に調査することが可能となるもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施の形態では、処理対象項目
のデータ長が変わることによりプログラムの修正が必要
となるような場合に修正量を調査する例として、西暦の
下2桁で処理される西暦年号データを処理するプログラ
ムを用いて説明する。以下に、図3及び図4に示すよう
なCOBOL言語で記述されたソースプログラムを解析
対象とした例を用いて、本願発明の実施の形態を説明す
る。
【0009】本実施の形態では、本願のプログラム修正
箇所検出装置は、パーソナルコンピューター、ワークス
テーション等の汎用的な目的で使用される計算機上で実
行するコンピュータプログラムにより実現する形態を示
す。計算機は、処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、
入出力装置などから構成され、コンピュータプログラム
を実行し、コンピュータプログラムは、フロッピーディ
スクやCD−ROM等の可搬型媒体やネットワーク接続
された他の計算機の主記憶装置や補助記憶装置等に格納
されて提供される。
【0010】提供されたコンピュータプログラムは、可
搬型媒体から直接計算機の主記憶装置にロードされ、ま
たは、可搬型媒体から一旦補助記憶装置にコピーまたは
インストール後に、主記憶装置にロードされて実行す
る。また、ネットワーク接続された他の装置に格納され
て提供された場合も、他の装置からネットワークを経由
して受信後に、補助記憶装置にコピー、主記憶装置にロ
ードされ実行するものである。本願の修正箇所を検出す
る手順をコンピュータに実行させるプログラムを格納し
た記録媒体は、上記可搬型媒体、及び補助記憶装置、主
記憶装置、ネットワーク接続された他の装置上の記憶装
置に該当する。
【0011】図1及び図2は、本願発明のシステム構成
及び処理の流れを示したものである。1010から11
10で示される各処理ステップは、本願発明のプログラ
ム修正箇所検出装置を構成するものである。2010か
ら2040及び3010で示される各種テーブル、デー
タファイルは、プログラム修正箇所検出装置が参照、出
力するものである。4010、4020は、プログラム
修正箇所検出装置が、集計等を行った結果を出力リスト
である。従って、本願発明を構成する条件登録手段は、
図1及び図2中の修正対応候補命令語テーブル(210
0)に対応する。また、修正箇所出力手段は、図1及び
図2中の、修正対応候補命令抽出(ステップ101
0)、修正対応候補項目名抽出(ステップ1020)、
西暦データ項目名特定(ステップ1050)、西暦デー
タ項目使用箇所特定(ステップ1060)、西暦200
0年対応影響波及調査(ステップ1070)、修正箇所
指示(ステップ1080)、集計(ステップ1030、
ステップ1090)、リスト出力(ステップ1040、
ステップ1100、ステップ1110)から構成される
ものである。
【0012】次に、本願発明で使用するテーブルの内容
及び処理の流れについて説明する。図5に示す修正対応
候補命令語テーブルは、1900年代と2000年代が
混在するような西暦データを扱うデータ処理において、
2000年を越えたデータが混在すると正しい年度順を
保証できない命令語について登録するものである。下2
桁データのみを対象として処理する場合には、西暦デー
タの年号順による並べ替え、西暦データ同士の大小比較
判定、西暦データに関する期間計算等を行う下記の命令
は正しく処理されない場合がある。従って、ソースプロ
グラム上から西暦データを処理する命令を抽出し、比
較、並べ替えまたは計算処理が正しく制御されるように
修正する必要がある。修正するためには、西暦データを
下2桁でなく、4桁に拡張する方法や、西暦データとし
ては下2桁のままで、年度の範囲で各年代に振り分ける
(00〜59年であれば2000年代、60〜99年で
あれば1900年代とする。)方法がとられる。そこ
で、本願ではまず、正しく処理されない命令を抽出す
る。対象となる命令は以下のとおりである。 (1) 判定命令 (例:西暦データの大小比較を行う場合) (2) 計算命令 (例:西暦〜和暦変換、閏年判定、期間計算を行う場合) (3) 並べ替え命令 (例:日付をキーとして並べ替えを行う場合) 従って、COBOLで記述されたアプリケーションプロ
グラム(2010)について修正量を調査する場合に
は、修正対応候補として下記の命令を対象とするため、
図5に示すような修正対応候補命令語テーブルとして予
め設定しておく。 (1) 判定命令 IF命令 → 大小比較を行っている命令を抽出 EVALUATE命令 → 無条件にすべての命令を抽出 SEARCH命令 → 大小比較を行っている命令を抽出 PERFORM命令 → 大小比較を行っている命令を抽出 (2) 計算命令 COMPUTE命令 → 無条件にすべての命令を抽出 MULTIPLY命令 → 無条件にすべての命令を抽出 DIVIDE命令 → 無条件にすべての命令を抽出 ADD命令 → 無条件にすべての命令を抽出 SUBTRACT命令 → 無条件にすべての命令を抽出 (3) 並べ替え命令 SORT命令 → 無条件にすべての命令を抽出 次に、図5に示す修正対応候補命令語テーブル及び、図
6に示す比較構文テーブルの内容について以下に説明す
る。
【0013】本願発明では、2000年対応におけるプ
ログラムの修正量を調査するため、1900年代と20
00年代が混在するような西暦データを処理する場合に
正しく処理できない命令に着目したものである。従っ
て、条件に該当する命令をテーブル化して定義し、本テ
ーブルに基づいて効率よく検索できるようにしたもので
ある。
【0014】本テーブルでは、該当する命令語、条件チ
ェックの有無、各構文テーブルへのポインタを管理して
いる。本願発明では、調査対象とするソースプログラム
が読み込まれると、ソースプログラムの各行を構文解析
のため、複数の字句列に分割し、字句列中に本テーブル
で定義した命令語が含まれるかを判断する。条件チェッ
クの有無は、対象とする西暦データに対して大小比較す
る場合のみ修正の対象となる命令の場合に設定し、チェ
ックが必要な場合には、図6に示すような大小比較構文
がソースプログラム中に含まれるかを判定し、該当する
場合のみ、修正量調査の対象とするものである。各構文
テーブルは、命令語毎に構文の一般形式を定義したもの
であり、大小比較構文の有無を確認する場合には、構文
形式中の条件部中に比較構文があるかを判定する。ま
た、命令語抽出後、各命令が対象とする項目名を抽出す
る場合にも、本テーブルに基づき、命令構文及び定数、
算術式等を除き、項目名として抽出するものである。
【0015】図7は、既述のような、各ソースプログラ
ムを読み込み字句列に分割した例を示したものある。図
8に示す修正対応候補テーブルは、図5に示すような修
正対応候補命令語を含む命令文を修正対象として抽出し
た結果を格納するテーブルである。ソースプログラムの
各行を分割した字句列中に該当する命令がある場合に
は、命令種別、プログラム名及び行番号と共に命令文の
内容を本テーブルに格納する。命令文が複数行に渡る場
合には、先頭行にのみ本テーブル中の命令文先頭識別子
を設定する。従って、命令語毎に修正対象個数を算出す
る場合には、本識別子の設定されている命令文のみが集
計対象となる。
【0016】図9に示す修正対応候補項目名テーブル
は、修正対応候補命令で使用されている項目名をプログ
ラム名と共に格納するテーブルである。候補命令語を使
用する命令文を分割して字句列から、命令構文及び定
数、算術式、予約語等を除き、項目名として抽出したも
のである。本テーブルに基づき、修正対応候補として示
された項目名のうち西暦データとして特定された場合に
は、西暦データ識別子を設定する。
【0017】図10に示す修正対応候補集計テーブル
は、図8に示す修正対応候補テーブルの内容に基づきプ
ログラム毎に各命令語毎の個数を集計した結果を格納す
るものである。また、本テーブルには、図9に示す修正
対応候補項目名の合計数を格納する。本テーブルに基づ
き図14のように出力すれば、修正量を算出するための
準備データとして利用できる。
【0018】図11に示すテーブルは、修正対応候補テ
ーブルで抽出されたデータから、予め西暦データとして
指定された場合、及び候補として出力された中から西暦
データとして特定された項目名、及び項目名を含む命令
文をプログラム名、行番号等と共に西暦データ特定後の
データとして格納するものである。図12及び図13
は、図11に示すテーブルに基づき、西暦データとして
特定されたデータを含む命令文に対して、修正が必要で
あることの識別子をソースプログラム中に付加した例を
示す。
【0019】次に、本願発明の処理の流れを図1及び図
2に従って説明する。本願発明では、まず上記の対応候
補命令を抽出する。(ステップ1010) 候補命令を抽出するために、対象とするソースプログラ
ム(2010)を先頭から順次読み出し、カンマ,ピリ
オド,空白文字等の分離符が出現するまでを1つの字句
列とし、ソースプログラム(2010)の各行を図7の
ように複数の字句列に区切り直す。字句列が、図5で定
義される修正対応候補命令語テーブル(2100)の
内、いずれかに該当する場合には、図8に示す修正対応
候補テーブル(2020)にプログラム名、行番号と共
に格納する。複数行に渡る命令については、先頭行のデ
ータのみに、先頭識別子を付加する。また、IF命令の
ように、条件中に大小比較を伴う場合のみ候補となる場
合もあるため、図5で定義される修正対応候補命令語テ
ーブル(2100)中の条件チェックの有無を参照し、
字句列データ中の条件式中に図6に示すような大小比較
を行う条件構文があるかどうかを確認する。ソースプロ
グラムの全行について上記処理を行えば、修正が必要と
される候補の命令群が図8に示す修正対応候補テーブル
(2020)に格納される。
【0020】次に、対応候補命令中で使用する項目名を
抽出する。(ステップ1020) ステップ1010で抽出した候補命令中で使用されてい
る項目名がすなわち、西暦2000年対応のための修正
を行う可能性のある項目名(修正対応候補項目名)であ
る。本処理では、修正対応候補命令の字句列を命令語毎
の構文形式データに基づき構文を解析し、修正対応候補
項目名(2030)を抽出し、図9に示す修正対応候補
項目名テーブル(2030)に格納する。また、修正す
る可能性がある候補として抽出された命令文及び命令文
中で使用される項目名は、各テーブルに基づき図15に
示すような候補命令リスト及び図16に示すような候補
項目名リストとして出力すれば、目視で確認できるた
め、プログラム修正作業の資料として使用することが可
能である。
【0021】以上のステップにより、2000年対応の
ための修正を行う可能性のある候補項目命令及び候補項
目名が抽出される。ここで、ソースプログラム中の修正
量を算出するための準備データとして、候補項目命令数
及び候補項目名数の集計することも可能である。図8の
修正対応候補テーブル(2020)を参照し、該当する
命令種別毎に集計すると共に、図9の修正対応候補項目
名テーブル(2030)を参照して項目名を集計し(ス
テップ1030)、図10に示すような集計テーブル
(2040)に設定する。設定された内容に従って、全
体行数等と共に図14に示すような集計リスト(401
0)として出力すれば(ステップ1040)、2000
年対応のための修正量の概算値として利用できる。
【0022】次に、抽出された修正対応候補命令(20
20)および修正対応候補項目名(2030)の情報を
使用して、候補の項目名群から実際に西暦データを使用
している項目名を特定する処理(ステップ1050)に
ついて説明する。ユーザが予め特に西暦データを処理す
る項目名データを特定できる場合には、ユーザ指定情報
(3010)として、画面入力、データファイル等の指
示により指定させる他、ファイル等により指示された内
容により自動的に指定させてもよい。また、項目名から
では西暦データ使用の有無が不明の場合、該当項目を使
用する修正対応候補項目名(2030)を図9の修正対
応候補項目名テーブルに基づいて画面等に一覧表示し、
ユーザから指定させてもよい。西暦データとして特定さ
れたデータについては、図9に示す修正対応候補項目名
テーブル中の西暦データ識別子を設定する(ステップ1
050)。
【0023】次に特定された西暦データ項目名の使用箇
所を特定する処理(1060)について説明する。以上
の処理により、西暦データとして使用されている項目名
が特定されたため、次に、該当する項目名を使用する修
正対応候補命令を特定するものである。図9に示す修正
対応候補項目名テーブル中で西暦データ識別子が設定さ
れている項目が修正対応項目名であるため、図8に示す
修正対応候補テーブルを参照し、該当する項目名を含む
修正対応命令を特定し、図11に示すような西暦データ
特定テーブル(2050)に命令種別、行番号、命令内
容及び項目名を設定する(ステップ1060)。ここ
で、特定された修正対応命令中で修正対応項目名として
抽出された項目名以外のデータがあれば、西暦データの
処理についての修正を行う必要があるため、修正の波及
があった項目として修正対応項目名の追加を行う。例え
ば、西暦データ同士を加算した結果を格納するような項
目を指し、図8の修正対応候補テーブルを参照し、図9
で西暦データとして特定された項目が使用された命令中
の他の項目名も抽出する。新たに抽出された項目名につ
いては、図11に示す西暦データ特定テーブルの項目名
に追加する(ステップ1070)。
【0024】以上の処理により、1900年代と200
0年代が混在するような西暦データを処理する場合に修
正が必要となる命令及び項目が特定される。次に、ソー
スプログラム中の修正箇所を特定するために、修正が必
要である旨の識別子を付加した更新ソースプログラム
(2060)を出力する(ステップ1080)と共に、
修正量の集計を行う(ステップ1090)。
【0025】修正が必要である旨を示す識別子は、図1
1の西暦データ特定テーブル中に格納されたデータの該
当行番号に対応する行中に付加する。ソースプログラム
のコメント欄へ影響を示す「AD2000」という文字
列を挿入した例を図12及び図13に示す。修正の際
は、このキーワードを順次検索することで、修正作業の
効率化を図ることができる。併せて、図11の西暦デー
タ特定テーブルを参照して図17に示すような修正箇所
確認リスト(4020)を出力し、修正作業の確認の効
率化を図ることが可能となる。(ステップ1100)以
上の処理により、修正箇所が特定されるため、対象デー
タを正しく処理できるようなデータ形式、または命令文
を自動的に変換してもよい。
【0026】次に、西暦データを処理する命令及び項目
名として特定された修正命令及び修正項目名の集計結果
の出力について説明する(ステップ1090)。図11
の西暦データ特定テーブルを参照し、西暦データとして
特定された命令についてのみ該当する命令種別毎に集計
すると共に、項目名を集計し(ステップ1090)、全
体行数等と共に図14に示すような形式で集計リスト
(4011)として出力する(ステップ1110)。ま
た、西暦データを使用しているとして特定されたデータ
及び命令文についても、図15に示すような候補命令リ
スト及び図16に示すような候補項目名リストとして出
力してもよい。
【0027】
【発明の効果】本願発明は、処理対象項目のデータ長が
変更されると、従来のデータ長で大小判定等の比較処理
を正しく実行されるように修正する場合の修正箇所、修
正量等を調査する場合に、修正が必要になる命令語のみ
で、まず修正対応候補対象を抽出し、修正対象量を算出
するために、修正量の予測を効率的に行うことが可能と
なるものである。また、本願発明では、修正対象として
抽出した項目の内から実際に対象データを処理する項目
を特定する手段を用意しているため、修正量を効率的に
算出することが可能となるものである。従って、本願発
明では、実際に対象データを処理する項目の特定による
修正量の算出だけでなく、命令語による検索により修正
量の予測値を算出することにより、対象データを扱うプ
ログラムにおいて、修正量の算出を効率的に行うことを
可能とするものである。
【0028】また、修正が必要になる命令語により修正
量を見積もった時点で、命令文及び命令文で使用されて
いる項目名の量を集計することにより、修正量調査にか
かる負荷ならびに全体の修正量を予測することが可能と
なるため、修正量調査作業の計画立案を効率化すること
に寄与する。また、修正する箇所を特定した結果とし
て、ソースプログラム中の修正該当箇所に目印を埋め込
むことにより、アプリケーションプログラムの変更作業
を効率化することができる。
【0029】また、修正量を全体量だけでなく、各命令
語毎及び項目名等の集計として出力することにより、修
正量の影響を定量的に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のシステム構成及び処理の流れを示す
図(1/2)である。
【図2】本願発明のシステム構成及び処理の流れを示す
図(2/2)である。
【図3】解析対象アプリケーションプログラムの例を示
す図(1/2)である。
【図4】解析対象アプリケーションプログラムの例を示
す図(2/2)である。
【図5】修正対応候補命令語テーブルを示す図である。
【図6】比較構文テーブルを示す図である。
【図7】ソースプログラムの字句分割例を示す図であ
る。
【図8】修正対応候補テーブルのデータ構造を示す図で
ある。
【図9】修正対応候補項目名テーブルのデータ構造を示
す図である。
【図10】修正対応候補集計テーブルのデータ構造を示
す図である。
【図11】西暦データ特定テーブルのデータ構造を示す
図である。
【図12】修正対応識別子を加えて更新したソースプロ
グラムの例を示す図(1/2)である。
【図13】修正対応識別子を加えて更新したソースプロ
グラムの例を示す図(2/2)である。
【図14】集計リストの出力例を示す図である。
【図15】候補命令リストの出力例を示す図である。
【図16】候補項目名リストの出力例を示す図である。
【図17】修正箇所確認リストの出力例を示す図であ
る。
【符号の説明】
図中で使用している符号の内容は以下のとおりである。 2010 ソースプログラム 2020 修正対応候補テーブル 2030 修正対応候補項目名テーブル 2040 集計テーブル 2050 西暦データ特定テーブル 2060 更新後ソースプログラム 2100 修正対応候補命令語テーブル 3010 ユーザ指定情報 4010 集計リスト 4020 修正個所確認リスト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−281883(JP,A) 特開 平10−206157(JP,A) 特開 平8−190495(JP,A) 特開 平8−16378(JP,A) 特開 平7−104994(JP,A) 特開 平6−222913(JP,A) 日経コンピュータ No.392(1996 −5−27)p.132−141 日経コンピュータ No.382(1996 −1−8)p.82−84 ソフトウェア保守技術開発計画テクニ カルレポート No.3(1983−12)協 同システム株式会社 p.11−16,p. 31−36 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 JOIS

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム命令文中で使用される命令語で
    あって、修正対象であるデータ項目を使用するとプログ
    ラムが異常処理となる命令語を登録する修正対応候補命
    令語登録テーブルと、 プログラムを解析し、前記修正対応候補命令語登録テー
    ブルに登録された命令語を含む命令文を抽出し、次に抽
    出した命令文中で使用されているデータ項目を抽出する
    修正対応候補抽出手段と、 前記修正対応候補抽出手段で抽出した前記命令文、また
    は前記データ項目の対象個数を集計して出力する修正候
    補情報集計手段 を備えたことを特徴とするプログラム修
    正量予測装置。
  2. 【請求項2】プログラム命令文中で使用される命令語で
    あって、修正対象であるデータ項目を使用するとプログ
    ラムが異常処理となる命令語を修正対応候補命令語登録
    テーブルとして登録させる手順と、 プログラムを解析し、前記修正対応候補命令語登録テー
    ブルに登録された命令語を含む命令文を抽出し、次に抽
    出した命令文中で使用されているデータ項目を抽出させ
    る手順と、 前記修正対応候補抽出手段で抽出された前記命令文、ま
    たは前記データ項目の対象個数を集計して出力させる手
    順と をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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