JP2012018585A - ソフトウェア規模演算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能規模の見積りの基礎となるデータを用いて自然文により効率的に仕様書を作成でき、精度の高いソフトウェアプログラムの機能規模の見積りが可能なこと。
【解決手段】入力画面を通してソフトウェアプログラムの機能規模を見積もるための指標となる指標データを入力し、記憶装置へ保存する指標データ入力手段と、入力画面を通して自然言語で文字入力されるソフトウェアプログラムの仕様データを記憶装置へ保存する仕様入力手段と、仕様データと指標データとを照合して、入力画面に表示されている仕様データ中の指標データに対応する文字を識別表示する照合手段と、を有する仕様記述支援部と、指標データを用いてソフトウェアプログラムの機能規模を算出する見積り演算部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、特に組込み向けのソフトウェアプログラムの仕様を記述する仕様記述支援機能を備え、記述された仕様に基づいてソフトウェアプログラムの機能規模を見積もることのできるソフトウェア規模演算装置に関する。
一般的に、組込み向けのソフトウェアプログラムの製作においては、まず仕様書が作成され、この仕様書に基づいて、ソフトウェアプログラムが設計され、最終的に実行コードが生成されて製品に実装される。複数のプログラム設計者は、仕様書に基づいてソフトウェアプログラムの開発作業を分担し、並行して設計・製作を行う。このため、高品質なソフトウェアプログラムを短納期で製作するために必要な開発要素について漏れのない、正確な仕様を記述することが求められている。
また、ソフトウェアプログラムの製作を納期どおりに完了させるためには、早い段階で製作するソフトウェアプログラムの規模を把握する必要がある。ソフトウェアプログラムの規模を正確に把握することにより、過去の生産性のデータ等を参照することで製作に要する工数を計算することができ、より正確な工程計画を行うことができるからである。
ソフトウェアプログラムの規模の見積もりについては、従来、特許文献2で述べているように、人が経験的にソフトウェア規模を予想して、工程計画を行うことが多かった。その際には、ファイルサイズやソースプログラムの行数に基づいてソフトウェア規模を見積もる手法などが多く用いられていた。
しかしながら、経験に基づく方法では、客観的・定量的にソフトウェア規模が見積もれないという問題がある。また、ファイルサイズやソースプログラムの行数に基づく方法では、必ずしもソースプログラムの行数がソフトウェア規模を反映していないという問題がある。このため、特許文献2では、客観的・定量的な機能規模の見積りを行うため、ファンクションポイント法という方法が提案されている。このファンクションポイント法では、処理やデータに着目して計測を行うので、人の経験などの要素が排除され、客観的・定量的なソフトウェア規模が計測できるというメリットがある。また、特許文献1においては、組込み向けのソフトウェアの開発に適するようにデータの移動に着目したCOSMIC−FFP法(ISO/IEC 19761)による見積もり技術が開示されている。このCOSMIC−FFP法は、ISOで規格化されているファンクションポイント法の一種である。
特開2008−77449号公報 特開2001−117763号公報
しかしながら、このファンクションポイント法では、見積りの基礎となる処理やデータの抽出に工数がかかり、この抽出作業をいかに効率よく行うかが問題になる。
例えば、特許文献1においては、UML図のユースケース図よりアクティビティ図を抽出し、アクティビティ図の構造から見積りの基礎となる処理やデータを抽出している。この方法は、仕様をUMLで表現する必要がある。しかしながら、特に、組込み分野では、オブジェクト指向開発の分野で進化したUMLの適用が容易でない場合も多く、自然文(自然言語文)で仕様を作成する場合に比べて、工数が掛かるという問題がある。
また、特許文献2では、自然文で記述されたユースケースの文章中のキーワードを利用して、所定のトランザクションを識別し、その識別結果に基づいて、ソフトウェア規模値としてファンクションポイントを算出している。しかし、この方法は、キーワードの抽出に高い精度が必要であるという問題や、ユースケースにキーワードが十分に記述されていない場合においては、算出したソフトウェア規模の精度が低下するという問題がある。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、機能規模の見積りの基礎となるデータを用いて自然文により効率的に仕様書を作成でき、さらに、精度の高いソフトウェアプログラムの機能規模の見積りを可能にするソフトウェア規模演算装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明においては、ソフトウェアの機能規模を見積もる指標となるデータ(以下、「指標データ」という。)の入力手段を設けると共に、仕様の記述手段を設け、この指標データを用いて仕様の記述を行うようにする。そして、仕様の記述を完了した後は、照合手段により仕様の記述に全ての指標データが記述されていることを確認する。
また、本発明では、指標データとして、データ移動項目名と、それに対応するデータ移動種別とを採用する。また、仕様の記述手段を設けて、データ移動項目名を用いて仕様の記述を行う。そして、仕様の記述を完了した後は、照合手段により仕様中に全てのデータ移動項目名が記述されていることを確認する。
一方、データ移動種別は、外部からのデータの入力(エントリ;E)と、外部へのデータの出力(エグジット;X)と、内部データへの書き込み(ライト;W)と、内部データからの読み出し(リード;R)とに分類して入力する。
上記のように入力したデータ移動項目名、データ移動種別、仕様から、データ移動種別ごとにデータ移動項目名の数を計数して、ソフトウェアプログラムの機能規模を算出する。
具体的には、本発明に係るソフトウェア規模演算装置は、ソフトウェアプログラムの仕様データの入力を支援し、入力された仕様データに基づいてソフトウェアプログラムの機能規模を演算するソフトウェア規模演算装置であって、該ソフトウェア規模演算装置は、入力画面を通してソフトウェアプログラムの機能規模を見積もるための指標となる指標データを入力し、記憶装置に保存する指標データ入力手段と、入力画面を通して自然言語で文字入力されるソフトウェアプログラムの仕様データを記憶装置へ保存する仕様入力手段と、仕様データと指標データとを照合して、入力画面に表示されている仕様データ中の指標データに対応する文字を識別表示する照合手段と、を有する仕様記述支援部と、指標データを用いてソフトウェアプログラムの機能規模を算出する見積り演算部と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、仕様データ中の指標データに対応する文字を識別表示することにより効率良く仕様データの入力ができるようにすると共に、指標データを用いてソフトウェアプログラムの機能規模を算出する。
また、本発明に係るソフトウェア規模演算装置では、指標データは、前記ソフトウェアプログラムへのデータの入力および前記ソフトウェアプログラムからのデータの出力ごとに付された名称であるデータ移動項目名と、該データ移動項目名に関連付けられ、外部装置またはメモリとの間の入力あるいは出力動作を区別するためのデータ移動種別とから構成され、さらに、データ移動種別ごとに重み付けした機能規模を表す基準データを記憶装置に保存しておき、照合手段は、指標データのうち、データ移動項目名と仕様データとを照合して、入力画面に表示されている仕様データ中のデータ移動項目名に対応する文字を識別表示し、見積り演算部は、データ移動種別ごとにデータ移動項目名の数を集計し、該集計結果に夫々のデータ移動種別の基準データを掛け合わせて機能規模を演算する。
ソフトウェアプログラムは仕様に基づいて作成されるが、この仕様の質によって見積もり工数に大きなばらつきが生じる。本発明は、まず機能規模の見積りに大きな影響を及ぼすデータ移動種別ごとのデータ移動項目名を入力し、外部装置、メモリ間のデータの移動を明確にする。そして、このデータ移動項目名が仕様に確実に現れるように仕様作成を支援する。これによりソフトウェア規模の見積りを精度良く行うことのできる仕様の作成を可能にする。
本発明に係るソフトウェア規模演算装置の仕様記述支援部は、さらに、データ移動項目名の数が仕様データ中に存在する割合により仕様データの品質レベルを演算する品質判定手段を備え、見積り演算部は、品質レベルに基づいて、算出したソフトウェアプログラムの機能規模の変動範囲を演算する変動範囲演算手段を備えたことを特徴とする。
本発明では、仕様データの品質レベルから算出したソフトウェアプログラムの機能規模の変動範囲を算出する。これによりソフトウェアプログラムの機能規模の過小見積りに起因する開発工程の遅れや開発費用の超過を防止することができる。
また、本発明に係るソフトウェア規模演算装置の仕様記述支援部は、さらに、記憶装置に蓄積されている複数の仕様データの中から、作成対象の仕様データと機能名称が一致する仕様データを抽出し、複数の仕様データが抽出された場合は、品質レベルに基づいて品質レベルの高いものから順に表示する類似仕様抽出手段を備えたことを特徴とする。
本発明では、過去に蓄積した仕様データから、今回作成すべき仕様データに近い仕様データを品質レベルで優先順位を付けて抽出する。
本発明によれば、ソフトウェアの機能規模を見積もる指標となるデータ(指標データ)と仕様データとを別々に入力し、仕様データ中の指標データに対応する文字を識別表示するので、ユーザは、効率良く品質の高い仕様を作成することができる。。このようにすることにより、記載漏れのない仕様を生成することができる。また、仕様の記述と同時にデータ移動項目名・データ移動種別のようなソフトウェアの機能規模を見積もる指標データの列挙も完了するため、開発の早い段階で、客観的・定量的なソフト規模の見積りを得ることができる。これにより、ソフトウェアの製作作業を分担してできるので、高品質なソフトウェアをより正確な工程で製作でき納期を確保することができる。
本発明の実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の装置構成図である。 本発明の第1の実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態による入力画面の表示例である。 図2のソフトウェア規模演算装置1の使用時の操作手順を示すフローチャートである。 図2の照合手段34の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるデータ移動種別の説明図である。 本発明の第2の実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の機能ブロック図である。 図7の照合手段34の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による仕様データ中のタグの挿入された様子の説明図であり、図7の仕様DB52のデータ例と(図9(a))、データ移動項目名・種別DB51(図9(b))のデータ例である。 図7の品質判定手段36の処理手順を示すフローチャートである。 図7の類似仕様抽出手段37の処理手順を示すフローチャートである。 図7の変動範囲演算手段38の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の装置構成図である。この図に示すように、ソフトウェア規模演算装置1は、データを入力する入力装置6、種々の演算処理を実行する演算装置3、演算装置3のプログラム実行等に用いられる主記憶装置4、データやプログラムを保存する補助記憶装置5、および、演算結果を表示するディスプレイ装置7から構成され、各装置3〜7は、内部バス2を通してデータの受け渡しを行っている。
図2は、本発明の第1の実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の機能ブロック図である。この図において、ソフトウェア規模演算装置1は、入力装置6を介してデータの入出力単位の名称であるデータ移動項目名を入力してデータ移動項目名・種別DB51に保存するデータ移動項目名入力手段31、データ移動項目名ごとに、外部装置またはメモリとの間の入出力動作を区別する情報であるデータ移動種別を入力してデータ移動項目名・種別DB51に対応するデータ移動項目名に関連付けて保存するデータ移動種別入力手段32、ソフトウェアプログラムの仕様データを入力して仕様DB52へ保存する仕様入力手段33、仕様データ中にデータ移動項目名に対応する文字が存在するか否かを判定する照合手段34、および、データ移動項目名とデータ移動種別を用いてソフトウェアプログラムの機能規模を算出する機能規模演算手段35を有している。各手段31〜35はCPUの機能としてブログラムによって実現することができる。手段31〜34は、仕様データの効率的な入力を行う仕様記述支援部41を構成し、機能規模演算手段35は、ソフトウェアプログラムを精度良く算出する見積り演算部42を構成する。また、データ移動項目名入力手段31とデータ移動種別入力手段32とにより指標データ入力手段30を構成する。
図2に示すソフトウェア規模演算装置1の機能を図1との関連において説明すると、各手段31〜35を実現するプログラムが補助記憶装置5に格納されており、動作開始時にこのプログラムが主記憶装置4にロードされて演算装置3によって実行される。入力されたデータや演算結果は、補助記憶装置5に保存される。なお、入力装置6とディスプレイ装置7を一体として構成し、ディスプレイ装置7上に表示した入力画面を通してデータを入力するようにしても良い。本実施の形態では、入力装置6とディスプレイ装置7が一体構成されていることを前提に説明する。
次に、ソフトウェア規模演算装置1の使用時の操作手順を図3、図4を用いて説明する。ユーザは、図3に示すディスプレイ装置7に表示される入力画面を通して、データ移動項目名、データ移動種別、仕様データの入力を行う。この画面左側には、仕様ID、機能名称、入力された仕様を表示する画面(ウィンドウ)である仕様項目表示部13が表示される。図3では、ID1の仕様項目として、機能名称「バルブ自動開放機能」が選択されている状態を表している。なお、この欄は、最初は空欄になっており、機能名称入力部15を通して順次入力された機能名称が表示されるようになっている。画面右上部には、選択された仕様項目に対応するデータ移動項目名、対応するデータ移動種別を表示するウィンドウであるデータ移動項目名・種別表示部14が表示されている。この画面に直接データを入力する。なお、データ移動種別については、種類が限られているため、プルダウンメニュー等によって選択して指定するようにしても良い。図3の例では3項目(ID1〜3)まで表示されているが、データ数が増えると画面がスクロール表示される。
データ移動項目名・種別表示部14の下には、機能名称の入力画面である機能名称入力部15、仕様データの入力画面である仕様入力部16、後述する照合処理による結果を表示する画面である照合結果表示部17、機能規模演算結果を表示する画面である機能規模表示部18が設けられている。
ユーザは、この入力画面の仕様項目表示部13において作業する仕様IDを選択する。なお、まだ機能名称が登録されていない場合は、機能名称を登録する(S102)。次に、仕様データの入力前のステップとして、センサなどの外部装置やメモリとのデータの受け渡しごとに名称を付して、その名称をデータ移動項目名としてデータ移動項目名・種別表示部14から入力する。入力されたデータは、データ移動項目名入力手段31によってデータ移動項目名・種別DB51に保存される(S103)。次に、ユーザは、それぞれのデータ移動項目名に対応するデータ移動種別を入力する。入力されたデータは、データ移動種別入力手段32によってデータ移動項目名・種別DB51に保存される(S104)。なお、このデータベース構造は特に図示しないが、データ移動項目名・種別表示部14に表示したように、データ移動項目名ごとにIDが付され、さらにデータ移動種別が各データ移動項目名に関連付けられている。
次に、ユーザは、入力画面の仕様入力部16から仕様データの入力を行う。入力された仕様データは、仕様入力手段33により仕様DB52に保存される(S105)。仕様の記述に際しては、データ移動項目名として入力された項目(文・単語等)を用いて、自然言語で入力する。このとき、データ移動項目名が必要十分に入力されていれば、仕様データと符合し、仕様の文章中にデータ移動項目名・種別表示部14のデータ移動項目名を全て用いて、仕様を記述することができる(S106)。
一方、データ移動項目名が不足して意図どおり仕様が記述できていないときには、ステップS103に戻って、データ移動項目名とそれに対応するデータ移動種別とを追加入力する。データ移動項目名を全て用いて、仕様の記述を終えると、ユーザは、入力画面の照合ボタン19を押下して照合処理を実行する(S107)。照合処理では、全てのデータ移動項目名が仕様データ中に記述されていることを確認する(S108)。照合の結果、仕様データ中に存在しないデータ移動項目名があった場合には、不要なデータ移動項目名として削除する(S109)。削除後、再度照合(S107)を行い、仕様データ中に現れないデータ移動項目名が存在しなくなれば、その仕様項目に対する作業は完了となる(S108で「YES」)。このステップS102〜ステップS109までの処理を必要な仕様項目について繰り返す(S101a,S101b)。
図5は、照合手段34の処理手順を示すフローチャートである。照合手段34は、照合失敗数を記憶する照合失敗数カウンタ(cnt)と照合結果を格納する領域を主記憶装置上に確保する。照合処理が開始されると、これらの記憶領域が初期化される(S201)。
次に、照合手段34は、全てのデータ移動項目名について、1つずつデータ移動項目名を選択し(S203)、仕様データ中に選択したデータ移動項目名が出現するか否かを判定する(S204)。そして、選択したデータ項目が仕様データ中に現れなかった場合は、照合手段34は、照合失敗数カウンタをインクリメントし(S205)、照合結果として、照合に失敗したデータ移動項目名を記憶する(S206)。以上の処理を全てのデータ移動項目名について繰り返す(S202a,S202b)。
全てのデータ移動項目名について照合を完了すると、照合手段34は、照合結果を照合結果表示部17に表示して照合処理を終了する(S207)。
なお、図3において、入力画面は上述した画面表示部に加え、画面の右下に、照合ボタン19、機能規模見積ボタン20、保存ボタン21、終了ボタン22が表示されている。このボタンは、画面上の擬似ボタンで、タッチパネルあるいは入力装置6のキーボードのカーソル移動ボタンや、マウスなどのポインティングデバイスを用いて操作する。
入力画面の機能規模見積ボタン20の押下により、機能規模演算手段35が起動され、入力されたデータ移動項目名やデータ移動種別の数を計数し、ファンクションポイントの数を計算する。計算方法の例としては、データ移動種別ごとにデータ移動項目名の数を加算し、その合計をファンクションポイントとする方法がある。また、他の実施例としては、データ移動種別ごとに重み付けを行い(即ち基準データで補正し)、ファンクションポイントを計算するようにしても良い。
ISOで規格化されているファンクションポイント法であるCOSMIC−FFP法(ISO/IEC 19761)を用いる場合には、データ移動種別は図6に示したように、外部からのデータの入力(エントリ;E)、外部へのデータの出力(エグジット;X)、内部メモリへのデータの書き込み(ライト;W)、内部メモリからのデータの読み出し(リード;R)に分類する。また、加算時の重み付けは1とする。なお、本実施の形態では、各処理は、メモリ受け渡しを想定しているが、レジスタやI/Oポートなども上記の内部メモリに含めて管理される。
図3の例では、仕様項目が1個あり、その仕様項目におけるデータ移動項目名に対応するデータ移動種別はエントリ(E)が1個、エグジット(X)が1個、リード(R)が1個、ライト(W)が0個であるので、データ移動項目名ごとの重み付けを1として加算すると、データ項目の総数は3となる。これを全ての仕様項目にわたって加算すると、仕様項目は1個なので、結果としてデータ項目の総数は3である。COSMIC−FFP法では機能規模を CFSUという単位で表示するため、このソフトウェアの機能規模は、最終的に3CFSUとなる。これらのファンクションポイントの計算結果は、機能規模表示部18に表示されると共に機能規模見積DB53に保存される。そして、保存ボタン21押下により、入力データが補助記憶装置5に保存される。また、終了ボタン22押下により、入力画面が閉じ、仕様記述支援部41と見積り演算部42の機能は終了する。
以上、本実施の形態によれば、自然文での仕様の入力に際し、別途ソフトウェアの機能規模を見積もる指標となるデータ移動項目名およびデータ移動種別を入力し、これらの指標データを参照しながら、入力した仕様中に全てのデータ移動項目名が現れているか否かをチェックする。このため、従来の特許文献2に記載されているようなキーワード等を抽出する方式とは異なり、記述された仕様の過不足が防止できるのみならず、同時に、仕様記述時にデータ移動項目名の過不足も確認することができる。これにより、漏れのない仕様を記述することができる。
また、仕様の記述と同時にデータ移動項目名・データ移動種別のようなソフトウェアの機能規模を見積もる指標となるデータの列挙も完了するため、ファンクションポイント法のような客観的・定量的な見積り方法が、早い段階で適用できるようになり、開発の早い段階で、客観的・定量的なソフト規模の見積りを算定することができる。
以上により、ソフトウェアの製作作業を分担してできるようになり、漏れのない、正確な仕様に基づく、高品質なソフトウェアを、見積もった工程に沿って、短納期で製作できるようになる。
次の本発明の第2の実施の形態を説明する。
図7は、本実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の機能ブロック図である。図2との違いは、入力された仕様データの品質を演算する品質判定手段36、仕様DB52に保存されている仕様データの中から類似の仕様データを抽出する類似仕様抽出手段37、および機能規模演算手段35で算出した機能規模の変動範囲(すなわち誤差範囲)を演算する変動範囲演算手段38を追加したことである。品質判定手段36と類似仕様抽出手段37は、仕様記述支援部41に含まれる。また、変動範囲演算手段38は、見積り演算部42に含まれる。その他の構成要素は、図2と同様であり、同一要素には同一符号を付して説明を省略する。なお、各手段31〜38は、CPUの機能としてブログラムによって実現することができる。
以下、本実施の形態によるソフトウェア規模演算装置1の動作について、第1の実施の形態との違いを中心に説明する。
(照合処理)
まず、照合手段34の動作について図8を参照しながら説明する。照合手段34は、入力装置6への文字の入力ごとに割込み信号によって起動される。照合手段34は起動されると、まず、仕様データから最終文字を含むデータ移動項目名の文字数分の文字列を抽出する。そして、抽出した文字列とデータ移動項目名は一致するか否かを判定し、一致する場合は、仕様データ中の当該文字列の前後にタグを挿入する。図9は、仕様データ中のタグの挿入された様子の説明図である。たとえば、図9(a)に示す仕様データ中の文字列「<B1>センサ信号受信</B1>」は、図9(b)に示すデータ移動項目名・種別DB51に保存されているデータ移動項目名のIDとデータ移動項目名「B1:センサ信号受信」に対応している。このとき、照合手段34は、データ移動項目名のIDに対応するタグ<B1>, </B1>を仕様データ中の文字列「センサ信号受信」の直前と直後にそれぞれ挿入する。一般に、データ移動項目名のID「Bi(i=1〜n)」については、対応するタグ<Bi>,</Bi>(i=1〜n)をそのデータ移動項目名の文字列の前後に挿入される。
照合手段34は、タグを挿入した場合、データ移動項目名・種別DB51のそのデータ移動項目名に関連付けられている一致フラグをセットする。その後、仕様データ中、タグの付された文字列を色分けして表示する。
一方、ステップS303において、抽出した文字列とデータ移動項目名が一致していない場合は、データ移動項目名・種別ウィンドウ14中のデータ移動項目名の最後まで到達したか否かを判定し、最後でなければ、一致フラグのセットされていない次のデータ移動項目名を抽出して、ステップS302へ移行する。
ステップS307で最後まで到達した場合は、データ移動項目名・種別ウィンドウ14中の一致フラグのセットされていないデータ移動項目名を色替え表示する(S309)。
本実施の形態では、仕様データを入力によって、自動的に照合処理をするので、照合ボタン19を省略してもよい。
(品質判定処理)
品質判定手段36は、データ移動項目名・種別ウィンドウ14のデータ移動項目名と仕様ウィンドウ16の文字列が一致したときに、そのデータ移動項目名のデータ移動種別に対応して予め設定されているポイントを加算する一致ポイントカウンタと、データ移動項目名・種別ウィンドウ14の全てのデータ移動項目名に対応するデータ移動種別の合計ポイントをカウントする合計ポイントカウンタを使用する。
以下、図10を用いて品質判定手段36の動作を説明する。品質判定手段36は、周期的または照合手段34の動作終了時に起動されると、一致ポイントカウンタと合計ポイントカウンタをリセットする(S401)。そして、データ移動項目名・種別DB51にアクセスして、データ移動項目名の一致フラグの状態を読み込み(S403)、一致フラグがセットされているか否かを判定する(S404)。一致フラグがセットされている場合は、一致ポイントカウンタと合計ポインタの両方についてそのデータ移動種別に対応するポイント分カウントアップする(S405)。一致フラグがセットされていない場合は合計ポイントカウンタのみカウントアップする(S406)。計算対象の仕様項目の全てのデータ移動項目名についてステップS403〜ステップS406の処理を繰り返した後、一致ポイントカウンタの数値を合計ポイントカウンタの数値で除して(S407)、この計算結果を品質レベルとしてディスプレイ装置7へ出力する(S408)。
(類似仕様抽出処理)
次に、図11を用いて類似仕様抽出手段37の動作を説明する。類似仕様抽出手段37は、別に設けられた類似仕様抽出ボタンの押下によって起動されると、仕様DB52にアクセスして(S601)、最初の仕様IDを抽出する(S602)。そして、類似仕様抽出手段37は、抽出した仕様IDの機能名称が現在入力中の仕様データの機能名称と一致するか否かを判定し(S603)、一致している場合は、その仕様データの仕様IDを一時バッファに登録する(S604)。その後、類似仕様抽出手段37は、全仕様IDについて終了したか否かを判定し、終了していない場合は、次の仕様IDを抽出して(S606)、ステップS603へ移行する。
ステップS605で全仕様IDについて終了した場合は、類似仕様抽出手段37は、次に一時バッファに複数の仕様IDの登録があるか否かを判定し(S607)、複数の仕様IDの登録がある場合には品質レベルの高い順にソートして(S608)、仕様の機能名称、データ移動項目名、データ移動種別、仕様データ等をディスプレイ装置7へ表示出力する(S609)。
(変動範囲演算処理)
次に、図12を用いて変動範囲演算手段38の動作を説明する。変動範囲演算手段38は、機能規模演算手段35の動作終了時に起動されると、機能規模演算手段35の演算結果Xを抽出する(S501)。また、変動範囲演算手段38は、品質判定手段36で算定されたこの仕様データの品質レベルYを抽出して、演算結果Xを品質レベルYで除して、その値を機能規模の変動範囲の最大値とする(S502)。
そして、変動範囲演算手段38は、ステップS501で抽出した演算結果Xを機能規模変動範囲の下限値、ステップS502で算出した最大値を機能規模の変動範囲の上限値として出力する(S503)。
以上、本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて以下の効果を有する。まず、仕様データの入力中、データ移動項目名との文字列の一致を検出し、一致している場合は、仕様データ中の色替え表示を行い、また、仕様データ中に現れていないデータ移動項目名についても色替え表示をするので、仕様の精度が高くなり、仕様データ入力作業の効率が向上する。
また、データ移動項目名・種別ウィンドウ中のデータ移動項目名と仕様ウィンドウ中の仕様データとを比較して品質レベルを演算し、これによって機能規模の見積りを補正して、変動範囲を決定するので、精度の高い見積りが可能になる。さらに、過去の類似仕様を抽出してデータ移動項目名・種別ウィンドウと仕様ウィンドウに抽出したデータを表示するので、ユーザは、表示されたデータを修正入力すれば足り、最初からデータを入力する必要はないので、仕様作成の効率が向上する。
本発明は、上述した実施の形態に限定されること無く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、データ移動項目名と仕様データ中の文言が完全に一致しない場合は、手動で、データ移動項目名と仕様データ中の文言とを関連付けるようにしても良い。この関連付けをテーブルに保存しておき、照合処理では、完全に一致しない場合は、このテーブルを参照して、データ移動項目名に対応する文言が仕様データ中に存在すれば、一致するとして仕様データ中にタグを挿入し、データ移動項目名の一致フラグをセットするようにしても良い。これにより、より仕様データ作成時の利便性が向上する。
1 ソフトウェア規模演算装置
2 内部バス
3 演算装置
4 主記憶装置
5 補助記憶装置
6 入力装置
7 ディスプレイ装置
13 仕様項目表示部
14 データ移動項目名・種別表示部
15 機能名称入力部
16 仕様入力部
17 照合結果表示部
18 機能規模表示部
19 照合ボタン
20 機能規模見積ボタン
21 保存ボタン
22 終了ボタン
30 指標データ入力手段
31 データ移動項目名入力手段
32 データ移動種別入力手段
33 仕様入力手段
34 照合手段
35 機能規模演算手段
36 品質判定手段
37 類似仕様抽出手段
38 変動範囲演算手段
41 仕様記述支援部
42 見積り演算部
51 データ移動項目名・種別DB
52 仕様DB
53 機能規模見積DB

Claims (4)

  1. ソフトウェアプログラムの仕様データの入力を支援し、入力された仕様データに基づいてソフトウェアプログラムの機能規模を演算するソフトウェア規模演算装置であって、
    該ソフトウェア規模演算装置は、
    入力画面を通してソフトウェアプログラムの機能規模を見積もるための指標となる指標データを入力し、記憶装置に保存する指標データ入力手段と、
    前記入力画面を通して自然言語で文字入力されるソフトウェアプログラムの仕様データを前記記憶装置へ保存する仕様入力手段と、
    前記仕様データと前記指標データとを照合して、前記入力画面に表示されている仕様データ中の前記指標データに対応する文字を識別表示する照合手段と、
    を有する仕様記述支援部と、
    前記指標データを用いてソフトウェアプログラムの機能規模を算出する見積り演算部と、を備えたことを特徴とするソフトウェア規模演算システム。
  2. 請求項1記載のソフトウェア規模演算装置において、
    前記指標データは、前記ソフトウェアプログラムへのデータの入力および前記ソフトウェアプログラムからのデータの出力ごとに付されたデータ移動項目名と、該データ移動項目名に関連付けられ、外部装置またはメモリとの間の入出力動作を区別するためのデータ移動種別とから構成され、
    さらに、前記データ移動種別ごとに重み付けした機能規模を表す基準データを前記記憶装置に保存しておき、
    前記照合手段は、前記指標データのうち、データ移動項目名と仕様データとを照合して、前記入力画面に表示されている仕様データ中のデータ移動項目名に対応する文字を識別表示し、
    前記見積り演算部は、前記データ移動種別ごとに前記データ移動項目名の数を集計し、該集計結果に夫々のデータ移動種別の前記基準データを掛け合わせて機能規模を演算することを特徴とするソフトウェア規模演算装置。
  3. 請求項2記載のソフトウェア規模演算装置において、
    前記仕様記述支援部は、さらに、前記データ移動項目名の数が前記仕様データ中に存在する割合により前記仕様データの品質レベルを演算する品質判定手段を備え、
    前記見積り演算部は、前記品質レベルに基づいて、前記算出したソフトウェアプログラムの機能規模の変動範囲を演算する変動範囲演算手段を備えたことを特徴とするソフトウェア規模演算装置。
  4. 請求項3記載のソフトウェア規模演算装置において、
    前記仕様記述支援部は、さらに、前記記憶装置に蓄積されている複数の仕様データの中から、作成対象の仕様データと機能名称が一致する仕様データを抽出し、複数の仕様データが抽出された場合は、前記品質レベルに基づいて品質レベルの高いものから順に表示する類似仕様抽出手段を備えたことを特徴とするソフトウェア規模演算装置。
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