JPH0716844U - 深溝変形用パテベラ - Google Patents

深溝変形用パテベラ

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JPH0716844U
JPH0716844U JP5543593U JP5543593U JPH0716844U JP H0716844 U JPH0716844 U JP H0716844U JP 5543593 U JP5543593 U JP 5543593U JP 5543593 U JP5543593 U JP 5543593U JP H0716844 U JPH0716844 U JP H0716844U
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JP
Japan
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putty
vera
straight line
shape
concave
Prior art date
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Pending
Application number
JP5543593U
Other languages
English (en)
Inventor
原二郎 谷口
Original Assignee
原二郎 谷口
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Publication date
Application filed by 原二郎 谷口 filed Critical 原二郎 谷口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平面にある凹の部分を平滑にするためにパテ
を塗布する時、凹が広幅深溝である場合に、従来のパテ
ベラでは技術的には熟練を工程的には重複作業を必要と
していたが、適切なパテの分量を一度の作業工程で均一
で短時間に塗布作業することを可能にする。 【構成】 パテベラの金属部分先端ABに、凹に対応し
てパテ塗布作業のできる湾曲した形状Eをパテベラの金
属部分先端に構成した。 【効果】 誰でもが容易に、そして短時間な作業が可能
になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パテ塗布作業において従来の金属板先端の直線状のパテベラが、比 較的浅くて狭い平面の凹状を平滑化するのに使用されかつ適していたのに対し、 広幅で深く複雑な平面の凹状部分をパテ塗布作業し平滑化するのに適したものと して考案されたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパテベラは、平面の比較的小さな凹状面をパテ塗布によって平滑化する のが目的であるために、パテベラの金属部分先端は凹面に対し平面と同一面上に 接しているのが合理的であった。
【0003】 また凹状部の幅広深溝に対しては、特許広報平4−197467号のようにパ テの補給の合理性によって塗布するという方法も無い訳ではない。
【0004】 しかし、従来のパテ塗布作業は凹面の広幅深溝の多様な状態に画一的な従来タ イプのパテベラでの対応しか無かった。
【0005】 そのため、パテ塗布後その乾燥に伴ってパテの収縮が生じることにより、凹面 にたいして平面的に為されたパテ塗布は、幅と深さに比例した凹面の再現を生じ させるものであった。
【0006】 この問題の解決のためにパテ塗布作業者は、従来のパテベラを使ってパテの乾 燥後の収縮分を見込んだ凸状にパテ塗布を行うが、それは作業者の勘と熟練に頼 るものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
作業者が、先端が直線状の従来のパテベラでパテを凸状に塗布する場合は、ま ず凸の頂上部さらに左右の山腹部そしてほとんどの場合再び頂上部を撫でつける ようにして全体を可能な限りなだらかな凸状に盛りあげるように作業するのであ るが、その仕上がりは不均一であるばかりでなく作業工程も複雑さと手数の重複 を必要としていた。
【0008】 従来のパテベラによる凹状の広幅深溝へのパテ塗布作業は、作業者の高度の熟 練が必要とされていたので、より平易な使用によるパテベラでより凹面の平滑化 への効果のある作業の工夫が必要であった。
【0009】 さらに平滑面への仕上がりの面からも、更なる精度が必要とされていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために本考案は、パテベラの金属板先端部分に凹状に湾曲 する形状(E)を形成し、このパテベラを使用することにより一度の撫で付けの 工程で凹に応じた凸状のパテ塗布を施工し、より精度の高い平滑面を得ようとす るものである。
【0011】 パテ乾燥後の平面平滑化のためには、平面の凹部に適合した凸状にパテを盛り あげる形状をした本考案のパテベラの使用が良い。
【0012】 またそれは、パテの粘性の硬軟の条件を加味して使用されることが必要である 。
【0013】 そのためには、湾曲部(E)の形状を平面の凹の様々な形に対応したものにす る必要がある。
【0014】 そのため、凹の底部がなだらかな曲線の形状に対応するためのものとして、請 求項1に示すような湾曲部(E)を有する事が良い。
【0015】 パテベラの先端部は、湾曲部(E)を除いて平面に密着している必要があるの で、請求項2の形状が良い。
【0016】 さらに、凹部の底部が凸状に盛り上がっている場合、請求項3を有する形状が 良い。
【0017】 また、凹の底部が直線的である場合に、請求項4の形状が良い。
【0018】 パテの塗布表面はなだらかである必要があるので、請求項5の形状が良い。
【0019】 パテは、金属板(C)に弾力があるほうが塗布し易いので、請求項6であるほ うが良い。
【0020】
【作用】
平面の凹部へのパテ塗布作業において、パテの乾燥収縮分を見込んだ分を凸状 に塗布するために、適切な形状の本考案のパテベラで撫で付けることにより平面 平滑化のための目的とするパテ塗布作業が、一度の工程でかつ均一な仕上がりで 可能となる。
【0021】
【実施例】
パテ塗布作業を行うとき、パテベラでたとえば石膏ボードの接続面の凹部へパ テを付着した後、その量は実際に平滑化のための分量よりも少し多目の方が良い のであるが、ボードの接続面の凹部に本考案のパテベラを押し付けるようにして 撫で付ける。
【0022】 パテベラが、ボードの接続面にそって移動されるとき、パテが必要量かそれよ りも多目のとき、パテベラの移動の後にパテベラの湾曲した形伏がそのまま残さ れる。
【0023】 この凸の形状がパテの乾燥後、平面を平滑にする分量であれば良い。
【0024】 パテベラの湾曲部の形状は、凹部により正確に適合することが好ましいが、凹 部の形状そのものの多少の変形に対しては、パテベラの押し付け角度を変えるこ とによる調整も可能である。
【0025】
【本考案の効果】
目的とする凹部へのパテの凸状の盛りあげ作業は、従来の方法に比べて正確で 均一なものとなる。
【0026】 作業者に必要となるのは、熟練した技術よりも形状の適切な本考案のパテベラ の選定である。
【0027】 その結果、誰でもが均一なパテ塗布作業が可能となる。
【0028】 さらに、短時間の能率的な作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、金属板先端部に湾曲部(E)を有す
る正面図である。
【図2】(E)の中に反転する小さな(e)を有する正
面図である。
【図3】(E)の中に直線部分を有する正面図である。
【図4】従来のパテベラの正面図(a)と、側面図
(b)である。
【符号の説明】
AB 金属板先端部 C パテベラの金属板 D パテベラの握り手部 E 湾曲部 a、b 直線と曲線の交点 α、β 曲線及び直線への変化部 e E>eの湾曲部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【講求項6】 パテベラのパテ塗布部分の金属版(C)
は、パテ塗布作業時に適度にしなやかな弾力を有するパ
テベラ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の、パテベラ金属版Cの先端部に湾曲
部Eを構成する正面図である。
【図2】 Eの中に、更に反転する小さな湾曲部eを構
成する正面図である。
【図3】 Eの中に、直線部分α、β間を構成する正面
図である。
【図4】 従来のパテベラの正面図(a)と、側面図
(b)である。
【符号の説明】 A、B 金属版先端部 C パテベラの金属板 D パテベラの握り手 E 湾曲部 a、b 直線部から湾曲部への始点と終点 e E内の反転する湾曲部 α、β E内における直線部又はeへの始点終点

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パテ塗布用のパテベラの先端が、従来型
    の図4の金属先端部分AB間の一直線の形状に代わっ
    て、ABの直線の間に凹形状の湾曲した形状Eを有する
    パテベラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のAB間の直線から湾曲部
    Eの曲線への始点(a、b)において、直線(Aa)及
    び直線(bB)が同一直線上にあるパテベラ。
  3. 【請求項3】 請求項1と2にあって湾曲部Eの凹状形
    の内部に、さらに反転する凹型状の小湾曲部(e)が、
    直線(AB)の同一直線上あるいはその線を越えること
    のない範囲において位置するパテベラ。
  4. 【請求項4】 請求項1と2において湾曲部Eの内部に
    直線(αβ)を有するパテベラ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4、にあって(A
    B)間には角が存せず、直線と曲線との構成から成るパ
    テベラ。
  6. 【請求項6】 パテベラの金属板(C)がパテ塗布作業
    に対してしなやかな弾力を有するパテベラ。
JP5543593U 1993-09-06 1993-09-06 深溝変形用パテベラ Pending JPH0716844U (ja)

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JP5543593U JPH0716844U (ja) 1993-09-06 1993-09-06 深溝変形用パテベラ

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JP5543593U JPH0716844U (ja) 1993-09-06 1993-09-06 深溝変形用パテベラ

Publications (1)

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JPH0716844U true JPH0716844U (ja) 1995-03-20

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ID=12998520

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JP5543593U Pending JPH0716844U (ja) 1993-09-06 1993-09-06 深溝変形用パテベラ

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JP (1) JPH0716844U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016135930A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 有限会社ボデーショップ佐野 自動車ボデーの修復方法及びラインサポーター

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