JPH07167265A - 変速機 - Google Patents

変速機

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JPH07167265A
JPH07167265A JP25985594A JP25985594A JPH07167265A JP H07167265 A JPH07167265 A JP H07167265A JP 25985594 A JP25985594 A JP 25985594A JP 25985594 A JP25985594 A JP 25985594A JP H07167265 A JPH07167265 A JP H07167265A
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JP
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lubricant
housing
transmission
distribution
pump
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JP25985594A
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Terry L Jester
テリ、エル、ジェスタ
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Dana Inc
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Dana Inc
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/0421Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/093Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
    • F16H3/095Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts with means for ensuring an even distribution of torque between the countershafts
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
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    • F16H57/0493Gearings with spur or bevel gears

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溜め内の潤滑剤の不必要なかきまぜ作用によ
る効率の低下と、長い複雑な潤滑剤循環径路とによる効
率の低下とを防止する潤滑システムを備えた変速機を提
供することにある。 【構成】 変速機10のハウジング14の外部に取付け
られた流体ポンプは、作動時に、ハウジングの下部部分
に形成した溜めから潤滑剤を吸出する。第1の実施例で
は、ポンプからの潤滑剤を、ハウジング内に配置した単
一の内部潤滑剤導管70に送出す。内部潤滑剤導管は、
それぞれ複数個の穴72a,74aを形成した第1及び
第2の配分脚72,74を備えている。各穴は、変速機
内に納めた種々のギヤがかみあう領域の真上に位置させ
てある。各穴から噴射した潤滑剤は重力の影響のもとに
互いにかみあうギヤから落下し変速機ハウジングの下部
部分に形成した溜め内に集め再循環させる。第2の実施
例ではポンプからの潤滑剤を、ハウジング内に配置した
1対の内部潤滑剤導管90に送出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に車両変速機、こ
とに車両変速機のギヤ及び軸受を潤滑する改良されたシ
ステムに関する。
【0002】
【発明の背景】多くの車両ではエンジン及び各被駆動車
輪の間で駆動列に変速機を設けてある。よく知られてい
るように、変速機は、入力軸と出力軸とこれ等の入力軸
及び出力軸の間に選択的に連結する複数の互いにかみあ
うギヤとを納めたハウジングを備えている。変速機ハウ
ジング内に納めた互いにかみあうギヤは種々の寸法を持
ち入力軸及び出力軸間に複数の減速比を生ずるようにし
てある。これ等の互いにかみあうギヤを適当に選択する
ことにより、入力軸及び出力軸の間に所望の減速比が得
られる。従って車両の加速減速を平滑有効に行うことが
できる。
【0003】典型的にはこのギヤ比の選択は、変速機内
に設けた1個又は複数個の制御部材を動かすことによつ
て行う。制御部材を動かすことによりかみあいギヤのう
ち若干のギヤを入力軸及び出力軸の間で連結しこれ等の
両軸間に所望のギヤ比を得ることができる。手動の変速
機では制御部材の移動は、車両操縦者がシフトレバー等
により手動の力を加えることによつて生じさせる。自動
変速機では、制御部材の移動は、所定の運転条件に応じ
て空気圧式又は流体圧式のアクチュエータにより生じさ
せる。
【0004】このような手動式及び自動式の変速機で
は、その中に設けたかみあいギヤにより生ずる摩擦の悪
影響を最少にするように変速機内に潤滑剤を入れること
がよく知られている。従来変速機のハウジングの下部部
分は、潤滑剤用の溜めとして機能していた。変速機のか
みあいギヤの一部は、潤滑剤中に部分的に浸っていた。
すなわちこのようなギヤを使用中に回転すると、潤滑剤
はこれ等のギヤに運ばれ又は各ギヤのかみあい歯にはね
かかり潤滑作用が生ずるようにしていた。
【0005】この溜め式の潤滑システムは従来有効に機
能していたがいくつかの欠点のあることが分っている。
第1に変速機のかみあいギヤの下部部分及びハウジング
の間に或る量のすきま空間を設けなければならない。従
って変速機ハウジングの溜めをその中に全部のかみあい
ギヤが少なくとも部分的には確実に浸るように十分高い
レベルに満たすには比較的多量の潤滑剤が必要である。
この比較的多量の潤滑剤により変速機に不必要な重量及
び費用が加わる。
【0006】第2に変速機は、水平方向に対して傾斜し
た或る角度で作動することが多い。若干の例では変速機
は車両内に、水平方向に対して或る角度をなして傾斜し
て取付けられる。又他の例では変速機は車両内に水平に
取付けるが、車両が丘を昇るときのように傾斜面で運転
することもある。いずれの場合でも重力により潤滑剤の
レベルが水平に保持されるから、変速機内のかみあいギ
ヤの若干は運転中に潤滑剤中に深く浸ることが多いが、
その他のギヤは部分的にしか浸らないことが多い。深く
浸ったギヤの連続した回転により溜め内の澗滑剤の不必
要なかきまぜ作用が生じ、この場合効率の損失を招き潤
滑剤温度が上昇する。
【0007】上昇した潤滑剤温度の問題は従来、変速機
の外部にポンプを取付けることにより対応していた。こ
のポンプは、変速機内に含まれる回転軸に連結されこの
回転軸により駆動する。ポンプは潤滑剤を、溜めから車
両の前部に設けた熱交換器を経て溜めに戻るように循環
させる。この比較的長い複雑な循環径路により又効率の
低下を招いた。すなわち車両変速機のギヤ及び軸受を潤
滑するがこれ等の障害に対応する改良されたシステムを
提供することが望ましい。
【0008】
【発明の開示】本発明は、車両変速榛のギヤ及び軸受を
潤滑する改良されたシステムに係わる。この潤滑剤配分
システムは、変速機ハウジングの外部に取付けられ、こ
のハウジング内に回転駆動されるように設けた回転被駆
動軸に連結した流体ポンプを備えている。このようにし
て作動すると、ポンプは変速様ハウジングの下部部分に
形成した溜めから潤滑剤を吸引する。本発明の第1実施
例では、ポンプからの潤滑剤は流体導管を経て、変速機
ハウジング内に配置した単一の内部潤滑剤導管に送出さ
れる。この内部潤滑剤導管は、複数個の各穴を内部に形
成した第1及び第2の分配脚を備えている。これ等の穴
は、変速機内に納めた種々のギヤがかみあう領域の真上
に位置させてある。これ等の穴から噴霧した潤滑剤は、
重力の影響のもとにかみあいギヤから落下し変速機ハウ
ジングの下部部分に形成した溜め内に集められ再循環す
る。本発明の第2の実施例ではポンプからの澗滑剤は流
体導管を経て、変速機ハウジング内に配置した1対の内
部潤滑剤導管に送出される。各内部潤滑剤導管は、変速
機内に納めた種々のギヤがかみあう領域の真上に位置す
るように形成した複数個の穴をそれぞれ備えている。
【0009】本発明の種々の目的及び利点は好適とする
実施例の添付図面についての以下の説明から明らかであ
る。
【0010】
【実施例】図1及び2には双副軸複合変速機10を例示
してある。変速機10は、一般に当業界には普通のもの
で手動シフト式又は自動シフト式の任意の公知の変速様
構造を代表するものである。従って例示した変速機10
の構造及び作用は本発明の潤滑システムの説明に必要で
あるから簡単に述べることにする。
【0011】図1に明らかなように変速機10は、普通
の内燃機関又はディーゼルエンジン(図示してない)に
より回転駆動するようにした入力軸11を備えている。
所望により車両エンジンと変速機10の入力軸11との
間に普通のクラッチ(図示してない)を連結してもよ
い。入力軸11は、変速機10のハウジング14の前端
部に固定した軸受キャップ13を貫いて形成した穴内に
取付けた軸受12により回転するように支えてある。入
力軸11の軸線方向内端部は、環状の入力駆動ギヤ15
に形成した半径方向内方に延びる複数の歯にかみあう一
体の歯付きギヤ部分11aを持つように形成してある。
後述のように変速機10内に入れた潤滑剤が逃げないよ
うに入力軸11のまわりにシール16を設けてある
【0012】変速機10のハウジング14内に、1対の
テーパ付きころ輪受20aに第1の副軸20を回転でき
るように支えてある。複数個のギヤ21,22,23,
24,25,26は第1副軸20にこれ等と一緒に回転
するようにスプラインばめしてある。入力駆動ギヤ15
はさらに、第1の副軸ギヤの1つである第1ギヤ21に
形成した対応する複数の歯にかみあう半径方向外方に延
びる複数の歯を備えている。すなわち入力軸11を回転
するときは、入力駆動ギヤ15、第1副軸20及び全部
の第1副軸ギヤ21ないし26は軸11と共に回転され
る。同様に第2副軸30は変速機ハウジング14内で1
対の円すいころ軸受30aに回転できるように支えてあ
る。複数個のギヤ31,32,33,34,35,36
は第2副軸30にこれと一緒に回転するようにスプライ
ンばめしてある。入力駆動ギヤ15の半径方向外方に延
びる歯は又第2副軸ギヤの第1のギヤ31に形成した対
応する複数の歯にかみあう。すなわち入力軸11を回転
するときは、入力駆動ギヤ15、第2副軸30及び全部
の第2副軸ギヤ31ないし36も又軸11と一緒に回転
する。
【0013】又変速機10のハウジング14内には又ス
プライン付主軸40を設けてある。主軸40のまわりに
は複数個の環状主軸ギヤ41,42,43,44を同軸
に配置してある。第1主軸ギヤ41は、第1副軸ギヤの
うちの第2のギヤ22と第2副軸ギヤのうちの第2ギヤ
32との両方にかみあう。同様に残りの主軸ギヤ42,
43,44は第1副軸ギヤ23,25,26及び第2副
軸ギヤ33,35,36のうちの対応するギヤにかみあ
う。主軸40のまわりに又環状の出力駆動ギヤ45を同
軸に配置してある。
【0014】主軸40にはこれと一緒に回転するように
複数個の中空円筒形クラッチカラー46,47,48を
スプラインばめしてある。各クラッチカラー46,4
7,48は図1にニュートラル位置すなわちギヤ非係合
位置で例示してある。しかし各クラッチカラー46,4
7,48は、主軸40に対して第1及び第2のギヤ係合
位置の間で軸線方向に可動である。たとえばクラッチカ
ラー46は軸線方向前方に(図1で左方に向かい)動か
され入力駆動ギヤ15を主軸40に直結駆動するように
連結する。第1クラッチカラー46は交互に軸線方向後
方に(図1の右方に向かい)動かして第1主軸ギヤ41
を主軸40に減速運転のために連結する。他のクラッチ
カラー47,48は同様にして動かし変速機10の作動
をよく知られているようにして制御する。
【0015】図2に示すように各クラッチカラー46,
47,48は各シフトフォーク50,51,52に係合
する。各シフトフォーク50,51,52はそれぞれシ
フトレール(1つのレール53だけを示してある)にこ
れにより軸線方向に移動するように取付けてある。図示
の実施例では手動のシフトレバー55を納めるシフトタ
ワー54を設けてシフトレール53の1つを移動のため
に選択しこのような軸線方向の移動が生ずるようにして
ある。しかしこのような選択及びシフト作用は或いは任
意の自動装置又は自動化手動装置により行ってもよいの
は明らかである。
【0016】前記したように例示した変速機10は複合
変速機である。以上述べた変速機10の部品は、所定の
減速比を生ずる変速機の主要区分を構成する。変速機1
0はさらに、主要区分の後方(図1の右方)に位置する
普通の補助区分を備えている。補助区分も又よく知られ
ているようにして所定数の減速比を生ずる。全体として
変速機10から得られる減速比の全数は従って、主区分
から得られる変速比と補助区分から得られる変速比との
相乗積に等しい。図示の変速機10は複合変速機である
が、本発明の潤滑システムには任意普通の単段変速機を
使うことができるのは明らかである。前記した変速機の
構造は当業界では普通のものである。
【0017】変速機10はさらに、その中に設けた種々
のかみあいギヤに潤滑剤を配分するシステムを備えてい
る。図1ないし4に示すように潤滑剤配分システムの第
1実施例は、変速機10のハウジング14の外部に取付
けた流体ポンプ60を備えている。ポンプ60は、当業
界には普通のもので変速機10内に設けた任意の回転駆
動軸にこの軸により回転駆動するように連結してある。
ポンプ60は、変速機10のハウジング14の下部部分
に形成した排油口63に第1の流体導管62により連結
した入口61を備えている。排油口63は、変速機ハウ
ジング14を貫いて延びる普通の流体密取付具を備えて
いる。従って重力の影響のもとにハウジング14の下部
部分にたまる潤滑剤(図示してない)は、ポンプ作動時
に第1流体導管62に自由に流れポンプ60内に吸引す
ることができる。
【0018】潤滑剤配分システムのポンプ60は、変速
機10のハウジング14の上部部分に形成した潤滑剤口
66に第2流体導管65により連結した出口64を備え
ている。潤滑剤口66は又、変速機ハウジング14を貫
いて延びる普通の流体密の取付具を備えている。すなわ
ち変速機10を作動するときは、ポンプ60は変速機ハ
ウジング14の下部部分に形成した溜めから排油口61
及び第1流体導管62を経てポンプ60に又第2流体導
管65及び潤滑剤口66を経て変速機ハウジング14の
上部部分に潤滑剤を吸引する。
【0019】変速機ハウジング14内で第1の潤滑剤配
分システムは図4に示した単一の内部潤滑剤導管70を
備えている。内部潤滑剤導管70は上部流入脚71を備
えている。入口脚71の上端部は、変速機ハウジング1
4を貫いて形成した潤滑剤口66に通じている。内部潤
滑剤導管70の上部の入口脚71の下端部は、第2副軸
30及び主軸40に同軸に延びる第1の配分脚72に通
じている。図1に示すように内部潤滑剤導管70の第1
の配分脚72は、各ギヤ31,32,33,34,3
5,36がそれぞれギヤ15,41,42,43,4
4,45にかみあう領域の上方に配置してある。複数個
の穴72aは、内部潤滑剤導管70の第1配分脚72の
下側を貫いて形成してある。各穴72aは、前記した各
ギヤがかみあう領域の真上に位置させてある。
【0020】内部潤滑剤導管70の第1の配分脚72の
一端部(図1の左端部)は閉じてある。第1の配分脚7
2の他端部(図1の右端部)は、図3に示すように変速
機ハウジング14の内面のまわりに延びる湾曲した中間
脚73の一端部に通じている。中間脚73の他端部は第
2の配分脚74に通じている。第2の配分脚74は第1
の副軸20及び主軸40に同軸に延びている。図1に明
らかなように内部潤滑剤導管70の第2配分脚74は、
各ギヤ21,22,23,24,25,26がそれぞれ
ギヤ15,41,42,43,44,45にかみあう領
域の上方に配置してある。第1の配分脚72の場合と同
様に、内部潤滑剤導管70の第2の配分脚74の下側を
貫いて複数個の穴74aを形成してある。各穴74aは
前記各ギヤがかみあう領域の真上に位置させてある。
【0021】作動時にはポンプ60を駆動する軸は変速
機10を作動するとつねに回転する。このような回転に
よりポンプ60が前記したように変速機ハウジング14
の下部部分に形成した溜めから潤滑剤を吸引する。この
ような潤滑剤は次いで、内部潤滑剤導管70の第1及び
第2の配分脚72,74のそれぞれ穴72a,74aか
ら前記した各ギヤのかみあう領域に噴射する。潤滑剤は
又、入力軸11を軸受キャップ13内で回転するように
支える軸受12に噴射する。嘆射潤滑剤は、重力の影響
のもとにかみあいギヤから落下し、変速機ハウジング1
4の下部部分に形成した溜め内にたまる。すなわちこの
ような潤滑剤を連続使用のために変速機10にわたつて
再循環させるように径路を設けてある。
【0022】図5ないし7には潤滑剤配分システムの第
2の実施例を前記した変速様10について例示してあ
る。第2の潤滑剤配分システムは、変速機10のハウジ
ング14に取付けた流体ポンプ80を備えている。ポン
プ80は、当業界には普通のもので変速機10内に設け
た任意の回転駆動軸にこの軸により回転駆動されるよう
に連結してある。ポンプ80は、第1の流体導管82に
より変速機10のハウジング14の下部部分に形成した
排油口83に連結した入口81を備えている。排油口8
3は、変速機14を貫いて延びる普通の流体密の取付具
を備え、重力の作用によりハウジング14の下部部分に
たまる潤滑剤(図示してない)が第1流体導管82に自
由に流入し作動時にポンブ80に吸引できるようにして
ある。
【0023】第2の潤滑剤配分システムのポンプ80は
さらに出口85を備えている。出口85は、変型による
潤滑剤導管90に第2流体導管86により連結してあ
る。変型による潤滑剤導管90は、変速機10のハウジ
ング14の外面に隣接して位置するT字形脚91を備え
ている。T字形脚91は第2流体導管86と1対の配分
脚92,93との間を連通させる。第1及び第2の配分
脚92,93は、変速機ハウジング14の上部部分を貫
いて形成した潤滑剤口に設けた流体密の取付具を貫いて
下方に延びるように傾けてある。変速機ハウジング14
内で第1及び第2の配分脚92,93は又それぞれ第1
及び第2の副軸20,30に又主軸40に同軸に前方に
延びるように傾けてある。前記したのと同様に第1及び
第2の配分脚92,93は、変速機10内に設けた種々
のギヤがかみあう領域の真上に位置する複数個の穴92
a,93aをそれぞれ下側を貫いて形成してある。
【0024】作動時には軸は変速機10を作動するとつ
ねに回転して前記したようにポンプ80により変速機ハ
ウジング14の下部部分に形成した溜めから潤滑剤を吸
引する。このような潤滑剤は次いで、それぞれ潤滑剤導
管90の第1及び第2の配分脚92,93の穴92a,
93aから前記した各ギヤがかみあう領域に噴射する。
潤滑剤は又、入力軸11を軸受キャップ13内で回転す
るように支える軸受12に噴射する。噴射潤滑剤は、重
力の影響のもとに互いにかみあうギヤから落下し変速機
ハウジング14の下部部分に形成した溜め内にたまる。
【0025】以上本発明をその原理及び作動方式につい
て詳細に説明したが本発明はなおその精神を逸脱しない
で種々の変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明潤滑剤システムの第1実施例を備えた車
両変速機の水平断面図である。
【図2】図1の部分側面図及び2−2線に沿う部分断面
図である。
【図3】本変速機の主軸、副軸及び協働するギヤを線図
的に示した、図1の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図1ないし3に例示した内部潤滑剤導管の斜視
図である。
【図5】本発明による潤滑システムの第2実施例を備え
た車両変速機の水平断面図である。
【図6】図5の部分側面図及び6−6線に沿う部分断面
図である。
【図7】図5及び6に示した対の内部潤滑剤導管の斜視
図である。
【符号の説明】
10 変速機 11 入力軸 14 ハウジング 15,21,22,23,24,25,26,31,3
2,33,34,35,36,41,42,43,4
4,45 ギヤ 60 ポンプ 62 第1の流体導管 65 第2の流体導管 70 潤滑剤配分導管 72a,74a 穴

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑剤を集める溜めを形成する内面と外
    面とを備えたハウジングと、 入力軸と、 出力軸と、 前記入力軸と出力軸との間に複数の変速比を提供するよ
    うに選択的に前記入力軸と前記出力軸とを連結できる複
    数個のギヤと、 前記ハウジング内に配置され、少なくとも1個の穴を形
    成した潤滑剤配分導管と、 前記外面に取付けたポンプと、 前記ポンプの作動により前記溜めから潤滑剤を吸出しこ
    のような潤滑剤を前記潤滑剤配分導管及び複数個のギヤ
    に送出すように、前記溜めを前記ポンプに、かつこのポ
    ンプを前記潤滑剤配分導管に連結する連結手段と、を包
    含する変速機。
  2. 【請求項2】 前記穴から潤滑剤が前記複数個のギヤ上
    に噴射されるように、前記穴を前記複数個のギヤのうち
    の若干のギヤに隣接して配置した請求項1の変速機。
  3. 【請求項3】 前記潤滑剤配分導管に複数個の穴を形成
    した請求項1の変速機。
  4. 【請求項4】 前記各穴から潤滑剤を前記複数個のギヤ
    上に噴射するように、前記各穴を前記の複数個のギヤの
    うちの若干のギヤに隣接して配置した請求項3の変速
    機。
  5. 【請求項5】 流体を通じさせる前記手段に、前記ポン
    プと前記流体配分導管との間に流体を通じさせるよう
    に、前記ハウジングを貫いて延びる入口脚を設けた請求
    項1の変速機。
  6. 【請求項6】 前記複数個のギヤのうちの若干のギヤ
    を、前記ハウジング内に配置した軸に取付け、前記潤滑
    剤配分導管が前記軸に大体において平行に延びるように
    した請求項1の変速機。
  7. 【請求項7】 前記澗滑剤配分導管に、それぞれ穴を形
    成した第1及び第2の配分脚を設けた請求項1の変速
    機。
  8. 【請求項8】 前記潤滑剤配分導管にさらに、前記第1
    の配分脚と前記第2の配分脚との間に流体を通じさせる
    中間脚を設けた請求項7の変速機。
  9. 【請求項9】 前記複数個のギヤのうちの若干のギヤを
    前記ハウジング内に配置した第1の副軸に取付け、前記
    複数個のギヤのうちの若干のギヤを、前記ハウジング内
    に配置した第2の副軸に取付け、前記第1の配分脚を、
    前記第1の副軸に隣接して配置し、前記第2の配分脚を
    前記第2の副軸に隣接して配置した請求項7の変速機。
  10. 【請求項10】 前記第1の配分脚が前記第1の副軸に
    大体において平行に延び、前記第2の配分脚が前記第2
    の副軸に大体において平行に延びるようにした請求項9
    の変速機。
  11. 【請求項11】 前記ハウジングに、排油口及び潤滑剤
    口を設け、前記ポンプに、入口及び出口を設け、流体を
    通じさせる前記手段に、前記排油口と前記入口との間に
    流体を通じさせる第1の流体導管と、前記出口と前記潤
    滑剤口との間に流体を通じさせる第2の流体導管とを設
    けた請求項1の変速機。
  12. 【請求項12】 前記排油口に、前記溜めと前記第1の
    流体導管との間に流体を通じさせるように、前記ハウジ
    ングを貫いて延びる第1の流体密の取付具を設け、前記
    潤滑剤口に、前記第2の流体導管と前記潤滑剤配分導管
    との間に流体を通じさせるように、前記ハウジングを貫
    いて延びる第2の流体密の取付具を設けた請求項11の
    変速機。
  13. 【請求項13】 前記溜めから前記澗滑剤配分導管に潤
    滑剤を供給するように、前記ポンプを前記変速機により
    駆動されるように連結した請求項1の変速機。
  14. 【請求項14】 前記ポンプを前記変速機に取付けた請
    求項1の変速機。
  15. 【請求項15】 潤滑剤を集める溜めを形成するハウジ
    ングと、 前記ハウジング内に延びる入力軸と、 前記ハウジング内に延びる出力軸と、 前記ハウジング内に配置され、前記入力軸と前記出力軸
    との間に複数の変速比を提供するように、前記入力軸と
    前記出力軸とを選択的に連結できる複数個のギヤと、そ
    れぞれ前記ハウジングを貫いて延び、穴を形成した第1
    の配分脚及び第2の配分脚を備え、前記ハウジング内に
    配置された潤滑剤配分導管と、 前記ハウジングの外部に取付けたポンプと、 前記ポンプの作動により前記溜めから澗滑剤を吸出しこ
    のような潤滑剤を前記第1及び第2の配分脚を通って前
    記複数個のギヤのうちの若干のギヤに送出すように、前
    記溜めと前記ポンプとの間にかつ前記ポンプと前記潤滑
    剤配分導管との間に流体を通じさせる流体連通手段と、 前記流体連通手段に、前記ハウジングの外部の場所にお
    いて前記第1及び第2の各配分脚に連結された流体導管
    を設けた変速機。
  16. 【請求項16】 前記流体連通手段にさらに、前記第1
    の配分脚に通ずる第1の脚と、前記第2の配分脚に通ず
    る第2の脚と、前記ポンプに通ずる第3の脚とを持つT
    字形流体導管を設けた請求項15の変速機。
JP25985594A 1993-09-17 1994-09-19 変速機 Pending JPH07167265A (ja)

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