JPH07167251A - ステータアウタレース装置 - Google Patents

ステータアウタレース装置

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Publication number
JPH07167251A
JPH07167251A JP34230193A JP34230193A JPH07167251A JP H07167251 A JPH07167251 A JP H07167251A JP 34230193 A JP34230193 A JP 34230193A JP 34230193 A JP34230193 A JP 34230193A JP H07167251 A JPH07167251 A JP H07167251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer race
main body
stator
stator body
stator main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34230193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Noguchi
哲夫 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Forklift KK filed Critical Komatsu Forklift KK
Priority to JP34230193A priority Critical patent/JPH07167251A/ja
Publication of JPH07167251A publication Critical patent/JPH07167251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクコンバータなどにおいて、ステータ本
体とアウタレースとを接着剤を用いて確実に固定する装
置を提供し、ステータ本体半径方向の肉厚寸法を小さく
まとめることを目的とする。 【構成】 ステータ本体1の内径部とワンウエイクラッ
チ2のアウタレース3の外径部に旋削加工により溝1
a,3aを付けると共に、溝1aと溝3aの軸方向の位
置をずらせて、液状の接着剤4を使用して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトルクコンバータのス
テータ本体とアウタレースとの固定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来ステータ本体aとアウタレースbと
の固定には図7,図8に示すように、セレーション嵌合
やキー溝嵌合を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の固定
方法では、加工費が高くつき、半径方向の肉厚寸法T’
が必要となり、全体としてコンパクトにならないなどの
課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題に
鑑みなされたもので、ステータ本体の内径部とアウタレ
ースの外形部に旋削加工による溝を付け、液状の接着剤
を使用して固定するようにしている。
【0005】
【作用】上記の固定装置を採るため、セレーション或い
はキー溝の嵌合が無くなり、ステータ本体の半径方向の
肉厚寸法を小さくできると共に、嵌合部に設けた溝によ
り圧入などによっても、接着剤の膜が切れることが無く
確実に接着可能である。
【0006】
【実施例】以下この発明の実施例について、図面により
説明する。図5はトルクコンバータの全体を示す断面図
で、この発明の関連部分のステータ本体とアウタレース
はその中心部に位置している。図6に一般的なワンウエ
イクラッチとそのアウタレース、インナレースの断面図
を示す。
【0007】図1は図5のステータ本体とアウタレース
の部分を拡大して示した断面図で、図においてステータ
本体1の内径部にワンウエイクラッチ2の転走面となる
円環状のアウタレース3が嵌め込まれて固定されてい
る。通常ステータ本体1はアルミ合金鋳物で製作されて
いるため、機械的強度が低くその内径部を直接ワンウエ
イクラッチ2の転走面とすることはできない。そのため
鋼製の円環状のアウタレース3が嵌め込まれることにな
る。
【0008】ここでステータ本体1の半径方向肉厚寸法
Tを小さくまとめるため、セレーションやキー溝による
嵌合を廃止して、液状の接着剤4を使用して固定する方
法を採用するようにしている。しかし図4に示すような
単純な円筒内外面同士の接着で圧入する場合などは、接
着剤の膜が切れ易く、確実な接着が困難であった。その
ためこの実施例では固定する円筒内外面に溝を付け、図
2に示すようにステータ1には溝1aを付ける。この装
置をとることにより、図3に示すようにステータ本体1
の内径及びアウタレース3の外径を旋削加工する時に同
時に溝1a,3aを加工しておき、更に溝1a,3aの
軸方向位置をずらせておけば、接着剤溜りとなり、ムラ
なく均一に展開できる。
【0009】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ステー
タ本体とアウタレースの嵌合部にセレーションやキー溝
を使用していないため、ステータ本体の半径方向の肉厚
寸法が小さくなり、トルクコンバータ全体の寸法を小型
にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステータ本体とアウタレースの固定断面図を示
す。
【図2】この発明によるステータ本体内径に設けた溝の
一部を示す。
【図3】溝を設けたステータ本体とアウタレースの嵌合
部の断面図を示す。
【図4】溝なしのステータ本体とアウタレースの嵌合部
の断面図を示す。
【図5】トルクコンバータ全体の断面図を示す。
【図6】ワンウエイクラッチの正面図である。
【図7】ステータ本体とアウタレースのセレーション嵌
合部の正面図である。
【図8】ステータ本体とアウタレースのキー溝嵌合部の
正面図である。
【符号の説明】
1 ステータ本体 1a 溝 2 ワンウエイクラッチ 3 アウタレース 3a 溝 4 接着剤 T ステータ本体半径方向の肉厚寸法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクコンバータにおいて、ステータ本
    体の内径部とワンウエイクラッチのアウタレースの外径
    部に旋削加工による溝を付けて嵌め合わせ、液状の接着
    剤で固定したことを特徴とするステータアウタレース装
    置。
  2. 【請求項2】 ステータ本体の内径部とワンウエイクラ
    ッチのアウタレースの外径部に付けた溝を、軸方向に位
    置をずらせて嵌め合わせるようにした請求項1記載のス
    テータアウタレース装置。
JP34230193A 1993-12-15 1993-12-15 ステータアウタレース装置 Pending JPH07167251A (ja)

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JPH07167251A true JPH07167251A (ja) 1995-07-04

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ID=18352672

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JP (1) JPH07167251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10285891A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Toyota Motor Corp ホイールモータおよびこれを搭載した車輌

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10285891A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Toyota Motor Corp ホイールモータおよびこれを搭載した車輌

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