JPH07166748A - ドアロックアクチュエータ - Google Patents

ドアロックアクチュエータ

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Publication number
JPH07166748A
JPH07166748A JP5343597A JP34359793A JPH07166748A JP H07166748 A JPH07166748 A JP H07166748A JP 5343597 A JP5343597 A JP 5343597A JP 34359793 A JP34359793 A JP 34359793A JP H07166748 A JPH07166748 A JP H07166748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worm wheel
motor
worm
lever
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5343597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Imata
一三 井俣
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Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Lock Manufacturing Co Ltd filed Critical Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH07166748A publication Critical patent/JPH07166748A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動操作力に与える影響を最小限に抑制で
き、しかもモータの負荷を低減して小型化が可能なよう
に改良されたドアロックアクチュエータを提供する。 【構成】 ドアロック装置のロック操作レバーを回動駆
動するためのドアロックアクチュエータの構成を、モー
タで回転駆動されるウォーム3と、ウォームに常時噛合
すると共に軸方向変位可能に軸支されたウォームホイー
ル5と、ウォームホイールと同軸配置された回転部材6
a・6bと、ウォームホイールの軸方向変位にて係合す
るべくウォームホイールと回転部材との互いの対向面に
設けられた係合手段9・10と、係合手段の係合を解除
する向きに付勢する弾発手段11と、回転部材により駆
動され、かつロック操作レバーに連結される出力レバー
13とを有し、ウォームの回転力を受けると弾発手段の
付勢力に抗してウォームホイールが軸方向に変位して回
転部材に係合するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアロック装置のロッ
ク操作レバーを回動駆動するためのドアロックアクチュ
エータに関し、特に自動車のドアロック装置に適したド
アロックアクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアロック装置を、車室内に設
けた手元スイッチの操作によって電動でロック/アンロ
ックする装置が既に実用化されている。このような電動
式のドアロック装置に於て、電動モータを用いたアクチ
ュエータにてロッキングレバーを駆動する構成が、例え
ば特開昭64−90376号公報に開示されている。
【0003】上記従来装置によると、ウォームに噛合し
て回転駆動されるウォームホイールに突起を形成し、こ
の突起を作動レバーに係合させることにより、作動レバ
ーに連結されたロッキングレバーが回動駆動されるよう
になっている。
【0004】ところで、自動車用ドアロック装置のロッ
キングレバーは、ドア外板に設けられたキーシリンダ
や、車室内に設けられたシルコンノブに連結されてお
り、手動操作にて回動可能なようになっている。従っ
て、手動操作時にロッキングレバーとアクチュエータ間
が連結されていると、操作荷重が大きくなるので、上記
従来装置に於ては、アクチュエータの作動後にばね力で
ウォームホイールを中立位置に復帰させることにより、
ウォームホイールの突起が作動レバーと非係合となるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来形
式によると、復帰用スプリングの付勢力に抗してウォー
ムホイールを回転させねばならないので、モータの出力
を大きくする必要があり、装置の大型化を招く不都合が
ある。
【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
手動操作力に与える影響を最小限に抑制でき、しかもモ
ータの負荷を低減して小型化が可能なように改良された
ドアロックアクチュエータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、ドアロック装置のロック操作レバーを回動
駆動するためのドアロックアクチュエータの構成を、モ
ータで回転駆動されるウォームと、ウォームに常時噛合
すると共に軸方向変位可能に軸支されたウォームホイー
ルと、ウォームホイールと同軸配置された回転部材と、
ウォームホイールの軸方向変位にて係合するべくウォー
ムホイールと回転部材との互いの対向面に設けられた係
合手段と、係合手段の係合を解除する向きに付勢する弾
発手段と、回転部材により駆動され、かつロック操作レ
バーに連結される出力レバーとを有し、ウォームの回転
力を受けると弾発手段の付勢力に抗してウォームホイー
ルが軸方向に変位して回転部材に係合するものとするこ
とによって達成される。
【0008】
【作用】このような構成によれば、モータが回転する
と、この回転力の軸方向分力によってウォームホイール
が軸方向に変位して回転部材に係合するので、モータの
停止状態では回転部材がモータから切り離される。しか
もウォームホイールには回転方向についてのばね力が作
用しないので、モータの負荷が増大せずに済む。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
たドアロックアクチュエータを示している。このアクチ
ュエータ1は、モータ2と、モータ2の出力軸に固着さ
れたウォーム3と、ウォーム3に噛合し、かつ軸方向移
動可能に固定軸4に支持されたウォームホイール5と、
ウォームホイール5と同軸的にかつウォームホイール5
の両面に対向して配設された2つの出力ギヤ6a・6b
(回転部材)と、両出力ギヤ6a・6bに噛合するべく
回動自在に軸支されたセクタギヤ7と、これらを収容す
るケーシング8とからなっている。
【0011】ウォームホイール5の両面には、それぞれ
固定軸4を中心とする点対称位置に適宜な角度範囲の一
対の係合凹部9が形成されている。そして、両出力ギヤ
6a・6bに於けるこの係合凹部9に対応する位置に
は、一対の係合凸部10がそれぞれ形成されている。ま
たウォームホイール5と両出力ギヤ6a・6bとの互い
の対向面の間には、リターンスプリング11がそれぞれ
縮設されている。これにより、ウォームホイール5は、
通常は、係合凹部9と係合凸部10とからなる係合手段
が係合せずに両出力ギヤ6a・6bの中間位置にバラン
ス支持されている。
【0012】セクタギヤ7には、支持軸12を中心に半
径方向外向きに出力レバー13が延出されている。この
出力レバー13端は、ケーシング8の外部に露出してお
り、図示されていないドアロック装置のロッキングレバ
ーに連結されている。
【0013】次に上記実施例の作動要領について説明す
る。モータ2に通電してウォーム3が図1に於ける時計
方向に回転すると、ウォームホイール5は、図2に於け
る反時計方向に回転する。このウォーム3の回転力によ
り、ウォーム3に噛合したウォームホイール5には上向
きの分力が作用し、リターンスプリング11の付勢力に
抗してウォームホイール5は上向きに変位する(図3参
照)。するとウォームホイール5の係合凹部9に上側の
出力ギヤ6aの係合凸部10が係合し、上側の出力ギヤ
6aが回転する。この出力ギヤ6aが回転すると、これ
に噛合したセクタギヤ7と共に出力レバー13が回動
し、これが伝達されてロッキングレバーが回動する。
【0014】一方、出力レバー13には、位置検出用リ
ミットスイッチ(図示せず)が連結されており、このリ
ミットスイッチが出力レバー13の回動停止位置を検出
してモータ2の通電を停止する。
【0015】モータ2が停止すると、リターンスプリン
グ11の付勢力によってウォームホイール5が原位置に
復帰し、ウォームホイール5と出力ギヤ6aとの連結が
断たれる。このため、出力レバー13には両出力ギヤ6
a・6bを空転させる負荷のみが作用するので、手動時
の操作力が過大にならずに済む。
【0016】モータ2が上記とは逆方向へ回転すると、
各部の回転方向が反対になってウォームホイール5が下
向きに変位し、下側の出力ギヤ6bを介してセクタギヤ
7に回転力が伝達される。これにより、上記と同様な作
動で出力レバー13が逆方向へ回動する。
【0017】なお、ウォームホイール5と両出力ギヤ6
a・6b間の係合関係は、上記実施例に限らず、例えば
凹部と凸部とが逆の関係でも良いし、噛合いクラッチを
応用したものでも良い。またリターンスプリング11の
ばね受けにスラストベアリングを用いることにより、両
出力ギヤ6a・6bの空転抵抗をより一層低減できる。
【0018】
【発明の効果】このように本発明によれば、モータによ
りウォームが駆動されると、この回転力の軸方向分力に
よってウォームホイールが軸方向に変位して出力ギヤに
係合するので、モータの停止状態では出力レバーがモー
タから切り離される。従って、手動操作力に与える影響
が抑制される。これに加えて、ウォームホイールには回
転方向についてのばね力が作用しないので、モータの負
荷が増大せずに済むため、装置を小型化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくドアロックアクチュエータの模
式的縦断面図。
【図2】本発明装置の一部切除して示す部分的な平面
図。
【図3】本発明装置の作動説明図。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 2 モータ 3 ウォーム 4 固定軸 5 ウォームホイール 6a・6b 出力ギヤ 7 セクタギヤ 8 ケーシング 9 係合凹部 10 係合凸部 11 リターンスプリング 12 支持軸 13 レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック装置のロック操作レバーを回
    動駆動するためのドアロックアクチュエータであって、 モータで回転駆動されるウォームと、 該ウォームに常時噛合すると共に軸方向変位可能に軸支
    されたウォームホイールと、 該ウォームホイールと同軸配置された回転部材と、 前記ウォームホイールの軸方向変位にて係合するべく前
    記ウォームホイールと前記回転部材との互いの対向面に
    設けられた係合手段と、 該係合手段の係合を解除する向きに前記ウォームホイー
    ルを付勢する弾発手段と、 前記回転部材により駆動され、かつ前記ロック操作レバ
    ーに連結される出力レバーとを有し、 前記ウォームの回転力を受けると前記弾発手段の付勢力
    に抗して前記ウォームホイールが軸方向に変位して前記
    回転部材に係合することを特徴とするドアロックアクチ
    ュエータ。
JP5343597A 1993-12-15 1993-12-15 ドアロックアクチュエータ Pending JPH07166748A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5343597A JPH07166748A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ドアロックアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5343597A JPH07166748A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ドアロックアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07166748A true JPH07166748A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18362767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5343597A Pending JPH07166748A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ドアロックアクチュエータ

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JP (1) JPH07166748A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190135425A (ko) * 2018-05-28 2019-12-06 게제 게엠베하 로킹 드라이브

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KR20190135425A (ko) * 2018-05-28 2019-12-06 게제 게엠베하 로킹 드라이브

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