JPH07166654A - 軒先瓦 - Google Patents
軒先瓦Info
- Publication number
- JPH07166654A JPH07166654A JP31646993A JP31646993A JPH07166654A JP H07166654 A JPH07166654 A JP H07166654A JP 31646993 A JP31646993 A JP 31646993A JP 31646993 A JP31646993 A JP 31646993A JP H07166654 A JPH07166654 A JP H07166654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- hanging piece
- roof
- tile
- roof tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D1/00—Roof covering by making use of tiles, slates, shingles, or other small roofing elements
- E04D1/30—Special roof-covering elements, e.g. ridge tiles, gutter tiles, gable tiles, ventilation tiles
- E04D2001/301—Special roof-covering elements, e.g. ridge tiles, gutter tiles, gable tiles, ventilation tiles at roof edges, e.g. intersections with walls
- E04D2001/303—Eave tiles
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強風によって飛ばされる恐れがなく、雨水に
より鼻隠し板を汚す恐れのない軒先瓦を提供するにあ
る。 【構成】 本体部１の前端に垂下片部１１が垂下された
軒先瓦において、垂下片部１１の下端部から後方に屈曲
された屈曲片部１２が延設され、本体部１の前端部、垂
下片部１１及び屈曲片部１２により本体部１の裏面に側
方に開口する凹溝１３が形成されている。
より鼻隠し板を汚す恐れのない軒先瓦を提供するにあ
る。 【構成】 本体部１の前端に垂下片部１１が垂下された
軒先瓦において、垂下片部１１の下端部から後方に屈曲
された屈曲片部１２が延設され、本体部１の前端部、垂
下片部１１及び屈曲片部１２により本体部１の裏面に側
方に開口する凹溝１３が形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、軒先瓦に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、特開平３−２６０２４７
号公報に記載されているように、本体部の前端に垂下片
部が垂下された軒先瓦が知られている。
号公報に記載されているように、本体部の前端に垂下片
部が垂下された軒先瓦が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
従来の軒先瓦は、本体部の前端に単に垂下片部が垂下さ
れたものであるから、秒速３０メートルの強風により飛
ばされる。或いは、図６に示すように、本体部１の前端
の垂下片部１１の前面を伝う雨水Ｒが建物側に飛散して
飛散幅Ｗは大きく鼻隠し板２を汚す欠点がある。
従来の軒先瓦は、本体部の前端に単に垂下片部が垂下さ
れたものであるから、秒速３０メートルの強風により飛
ばされる。或いは、図６に示すように、本体部１の前端
の垂下片部１１の前面を伝う雨水Ｒが建物側に飛散して
飛散幅Ｗは大きく鼻隠し板２を汚す欠点がある。
【０００４】本発明は、従来の、軒先瓦におけるこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、上記の問題を解決し、強風によって飛ばさ
れる恐れがなく、雨水により鼻隠し板を汚す恐れのない
軒先瓦を提供するにある。
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、上記の問題を解決し、強風によって飛ばさ
れる恐れがなく、雨水により鼻隠し板を汚す恐れのない
軒先瓦を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１記載の本発明軒先瓦においては、本体部
の前端に垂下片部が垂下された軒先瓦において、垂下片
部の下端部から後方に屈曲された屈曲片部が延設され、
本体部の前端部、垂下片部及び屈曲片部により本体部の
裏面に側方に開口する凹溝が形成されていることを特徴
とするものである。
めに、請求項１記載の本発明軒先瓦においては、本体部
の前端に垂下片部が垂下された軒先瓦において、垂下片
部の下端部から後方に屈曲された屈曲片部が延設され、
本体部の前端部、垂下片部及び屈曲片部により本体部の
裏面に側方に開口する凹溝が形成されていることを特徴
とするものである。
【０００６】又、請求項２記載の本発明軒先瓦において
は、請求項１記載の軒先瓦において、垂下片部の前面は
凹曲面とされていることにより垂下片部の前面下端部に
は水切り用鋭角部が設けられていることを特徴とするも
のである。
は、請求項１記載の軒先瓦において、垂下片部の前面は
凹曲面とされていることにより垂下片部の前面下端部に
は水切り用鋭角部が設けられていることを特徴とするも
のである。
【０００７】本発明において、軒先瓦の材質としては、
特に限定されないが、例えば、粘土、セメント、圧縮ス
レート、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属、Ｆ
ＲＰ、ポリカーボネートのような合成樹脂、或いは、こ
れらの材質を適宜組み合わせた複合材が使用できる。
特に限定されないが、例えば、粘土、セメント、圧縮ス
レート、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属、Ｆ
ＲＰ、ポリカーボネートのような合成樹脂、或いは、こ
れらの材質を適宜組み合わせた複合材が使用できる。
【０００８】
【作用】請求項１記載の本発明軒先瓦においては、垂下
片部の下端部から後方に屈曲された屈曲片部が延設さ
れ、本体部の前端部、垂下片部及び屈曲片部により本体
部の裏面に側方に開口する凹溝が形成されているので、
本発明軒先瓦を屋根に葺くときは、屋根下地板を凹溝内
に挿入することにより、強風により飛ぶ恐れはない。
片部の下端部から後方に屈曲された屈曲片部が延設さ
れ、本体部の前端部、垂下片部及び屈曲片部により本体
部の裏面に側方に開口する凹溝が形成されているので、
本発明軒先瓦を屋根に葺くときは、屋根下地板を凹溝内
に挿入することにより、強風により飛ぶ恐れはない。
【０００９】請求項２記載の本発明軒先瓦においては、
垂下片部の前面は凹曲面とされていることにより垂下片
部の前面下端部には水切り用鋭角部が設けられているの
で、垂下片部の前面を伝う雨水が垂下片部の前面下端部
の水切り用鋭角部により水切りが行われて雨水の飛散が
少ないので、鼻隠し板が汚れない。
垂下片部の前面は凹曲面とされていることにより垂下片
部の前面下端部には水切り用鋭角部が設けられているの
で、垂下片部の前面を伝う雨水が垂下片部の前面下端部
の水切り用鋭角部により水切りが行われて雨水の飛散が
少ないので、鼻隠し板が汚れない。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら、説明する。
ら、説明する。
【００１１】図１は本発明軒先瓦の一例を示す平面図、
図２は図１に示す本発明軒先瓦の側面図、図３は図１に
示す本発明軒先瓦の底面図である。これらの図におい
て、１は本体部、１１は本体部１の前端に垂設された垂
下片部、１２は垂下片部１１の下端部から後方に屈曲さ
れて延設された屈曲片部であり、本体部１の前端部、垂
下片部１１及び屈曲片部１２により本体部１の裏面に側
方に開口する凹溝１３が形成されている。
図２は図１に示す本発明軒先瓦の側面図、図３は図１に
示す本発明軒先瓦の底面図である。これらの図におい
て、１は本体部、１１は本体部１の前端に垂設された垂
下片部、１２は垂下片部１１の下端部から後方に屈曲さ
れて延設された屈曲片部であり、本体部１の前端部、垂
下片部１１及び屈曲片部１２により本体部１の裏面に側
方に開口する凹溝１３が形成されている。
【００１２】１４は屈曲片部１２の付け根部に設けられ
た排水孔、１５は本体部１の後端部に設けられた固定用
釘孔、１６は重ね代、１７は重ね代１６の表面に凹設さ
れた排水溝である。垂下片部１１の前面１１１は凹曲面
とされていることにより垂下片部の前面下端部には水切
り用鋭角部１１２が設けられている。
た排水孔、１５は本体部１の後端部に設けられた固定用
釘孔、１６は重ね代、１７は重ね代１６の表面に凹設さ
れた排水溝である。垂下片部１１の前面１１１は凹曲面
とされていることにより垂下片部の前面下端部には水切
り用鋭角部１１２が設けられている。
【００１３】〔実施例の作用〕次に、図１〜３に示す本
発明軒先瓦の作用を図４、５について説明する。図４は
図１〜３に示す本発明軒先瓦の使用状態を示す断面図で
あり、図４に示すように、本発明軒先瓦の凹溝１３内に
屋根下地材（野地板）３の前端部が挿入されるように、
本発明軒先瓦を建物の屋根に設置し、固定釘４を本体部
１の後端部に設けられた固定用釘孔１５に通して屋根下
地材３に打ちつけて固定する。尚、５、５は上段の瓦、
６は垂木、７は屋根下地材３の上に敷かれた防水材、８
は本発明軒先瓦の下方に設けられた瓦桟である。このよ
うな状態において、強風が吹いても、本発明軒先瓦の凹
溝１３内に屋根下地材３が挿入されて係止されているの
で、本発明軒先瓦は飛ばない。又、図５に示すように、
本体部１の上面を流下し垂下片１１の前面を流下する雨
水Ｒは、垂下片１１の前面が凹局面とされ、垂下片１１
の前面下端が水切り用鋭角部１１２とされているので、
建物側には飛散せず、飛散幅Ｗは小さいものであって、
鼻隠し板２は汚れない。
発明軒先瓦の作用を図４、５について説明する。図４は
図１〜３に示す本発明軒先瓦の使用状態を示す断面図で
あり、図４に示すように、本発明軒先瓦の凹溝１３内に
屋根下地材（野地板）３の前端部が挿入されるように、
本発明軒先瓦を建物の屋根に設置し、固定釘４を本体部
１の後端部に設けられた固定用釘孔１５に通して屋根下
地材３に打ちつけて固定する。尚、５、５は上段の瓦、
６は垂木、７は屋根下地材３の上に敷かれた防水材、８
は本発明軒先瓦の下方に設けられた瓦桟である。このよ
うな状態において、強風が吹いても、本発明軒先瓦の凹
溝１３内に屋根下地材３が挿入されて係止されているの
で、本発明軒先瓦は飛ばない。又、図５に示すように、
本体部１の上面を流下し垂下片１１の前面を流下する雨
水Ｒは、垂下片１１の前面が凹局面とされ、垂下片１１
の前面下端が水切り用鋭角部１１２とされているので、
建物側には飛散せず、飛散幅Ｗは小さいものであって、
鼻隠し板２は汚れない。
【００１４】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、図示の実施例において
は、本体部１は平板状であるが、湾曲した湾曲板状であ
ってもよい。
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、図示の実施例において
は、本体部１は平板状であるが、湾曲した湾曲板状であ
ってもよい。
【００１５】
【発明の効果】請求項１記載の本発明軒先瓦において
は、本発明軒先瓦を屋根に葺くときは、屋根下地板を凹
溝内に挿入することにより、屋根下地板に係止されて強
風により飛ぶ恐れはない。
は、本発明軒先瓦を屋根に葺くときは、屋根下地板を凹
溝内に挿入することにより、屋根下地板に係止されて強
風により飛ぶ恐れはない。
【００１６】請求項２記載の本発明軒先瓦においては、
垂下片部の前面を伝う雨水が垂下片部の前面下端部の水
切り用鋭角部により水切りが行われて雨水の飛散が少な
いので、鼻隠し板が汚れない。
垂下片部の前面を伝う雨水が垂下片部の前面下端部の水
切り用鋭角部により水切りが行われて雨水の飛散が少な
いので、鼻隠し板が汚れない。
【図１】本発明軒先瓦の一例を示す平面図。
【図２】図１に示す本発明軒先瓦の側面図。
【図３】図１に示す本発明軒先瓦の底面図。
【図４】図１に示す本発明軒先瓦の使用状態を示す断面
図。
図。
【図５】図１に示す本発明軒先瓦の使用状態の要部を示
す説明図。
す説明図。
【図６】従来の軒先瓦の使用状態の要部を示す説明図。
１ 本体部 １１ 垂下片部 １１１ 前面 １１２ 水切り用鋭角部 １２ 屈曲片部 １３ 凹溝 １４ 排水孔 １５ 固定用釘孔 ２ 鼻隠し板 ３ 屋根下地板 ４ 固定釘 ５ 上段の瓦 ６ 垂木 ７ 防水材 ８ 瓦桟
Claims (2)
- 【請求項１】 本体部の前端に垂下片部が垂下された軒
先瓦において、垂下片部の下端部から後方に屈曲された
屈曲片部が延設され、本体部の前端部、垂下片部及び屈
曲片部により本体部の裏面に側方に開口する凹溝が形成
されていることを特徴とする軒先瓦。 - 【請求項２】 垂下片部の前面は凹曲面とされているこ
とにより垂下片部の前面下端部には水切り用鋭角部が設
けられていることを特徴とする請求項１記載の軒先瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31646993A JPH07166654A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軒先瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31646993A JPH07166654A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軒先瓦 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166654A true JPH07166654A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18077448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31646993A Pending JPH07166654A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軒先瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166654A (ja) |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31646993A patent/JPH07166654A/ja active Pending
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