JPH0716619B2 - 供試籾脱ぷ装置 - Google Patents

供試籾脱ぷ装置

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JPH0716619B2
JPH0716619B2 JP59100806A JP10080684A JPH0716619B2 JP H0716619 B2 JPH0716619 B2 JP H0716619B2 JP 59100806 A JP59100806 A JP 59100806A JP 10080684 A JP10080684 A JP 10080684A JP H0716619 B2 JPH0716619 B2 JP H0716619B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、供試籾の脱ぷ装置に関し、米、麦乾燥、貯
蔵プラント等の供試籾の脱ぷに利用できる。
発明が解決しようとする課題 供試籾の脱ぷ装置では各供試籾毎に正確に計量し、脱ぷ
し、選別する等の作用を繰り返すものであるから、各行
程における残留米をなくするようにしなければならな
い。即ち、順次荷受される穀物からの供試籾を脱ぷ選別
処理する途中で停電になったり、誤って停止操作する等
しての運転中断、あるいは装置内部のシャッタなど各機
器動作不良によって脱ぷ装置内に残留米を生ずる。
課題を解決するための手段 籾を供給ホッパ1から籾計量装置2へ供給するシャッタ
3を閉鎖した状態において、この供給ホッパ1から供給
される籾を受けて計量する籾計量装置2の計量ホッパ
4、この計量ホッパ4から供給される籾を脱ぷする脱ぷ
装置5、この脱ぷ装置5で脱ぷされた脱ぷ米を受けて選
別する選別装置6、この選別装置6で選別された整米及
び屑米等を受けて計量する計量装置7の計量ホッパ9等
を直列行程に接続すると共に、一定時間に亘り上記籾計
量装置2、脱ぷ装置5、選別装置6、計量装置7、各ホ
ッパ4,9を夫々非運転状態でかつ残留物排出状態に連動
する連動スイッチ36手段を設けてなる供試籾脱ぷ装置の
構成とする。
発明の作用、および効果 供給ホッパ(1)のシャッタ(3)を閉じた状態では、
籾計量装置(2)の計量ホッパ(4)、脱ぷ装置
(5)、選別装置(6)、選別装置(6)の選別ホッパ
(8)、及び計量装置(7)の計量ホッパ(9)等を操
作して一定時間に亘り排出状態にすると、これら各部に
おける残留物は、計量ホッパ(4)から脱ぷ装置
(5)、選別装置(6)、選別ホッパ(8)、及び計量
ホッパ(9)の全経路又は途中からの経路を経て、最終
の計量ホッパ(9)から排出されるために、これに続い
て供給ホッパ(1)のシャッタ(3)が開かれても、新
しく供給される供試籾が各部における残留物と混合され
ることはなく、正確な脱ぷ選別米の計量を行うことがで
きる。しかも、供給ホッパ(1)のシャッタ(3)を開
く前行程において、このシャッタ(3)を除く各部が残
留物の排出状態に操作連動されるものであるから、誤操
作によって供試籾の脱ぷ、選別を行うことがなく、的確
な操作を行いうる。
又、最終の計量ホッパ9からの排出物は、整米や、屑米
等の混合物となるが、それらの状況や比率によって、装
置各部内の不具合箇所、すなわち残留原因を把握し点検
操作を行いうる。
実施例 なお、図例において、台枠(10)組を箱形状に設け、こ
の台枠(10)内側に上記各部を構成するが、供給ホッパ
(1)は一側端部に突出させて籾供給の行い易い状態に
設けている。シャッタ(3)はこの供給ホッパ(1)の
底部に位置してソレノイドで電磁的に開閉しうる構成で
ある。籾計量装置(2)は上部に計量ホッパ(4)を設
け、このホッパ(4)の底部は一側に傾斜して下端部に
シャッタ(11)をソレノイドで電磁的に開閉すべく構成
している。籾計量装置(2)の上方には操作盤(12)を
設け、各種の操作スイッチ等を配設している。該計量ホ
ッパ(4)の排出部側には揚穀機(13)を設け、この揚
穀機(13)のホッパ(14)上に該計量ホッパ(4)の下
端口をのぞませている。
台枠(10)の中央部には、上部から下部に向けて脱ぷ装
置(5)、選別装置(6)、及び計量装置(7)等を配
設している。脱ぷ装置(5)は左右一対の脱ぷロールを
有してこの脱ぷロール間に籾を供給することによって脱
ぷしうる形態であり、この上側には脱ぷホッパ(15)を
設けて、前記揚穀機(13)の上端を連通し、下部の調節
弁(16)の開閉乃至調節によって籾を脱ぷ装置(5)へ
供給しうる構成としている。(17)はその脱ぷロールの
間隙調節ハンドルである。この脱ぷ装置(5)の一側部
には吸引排塵機(18)を設け、脱ぷ装置(5)下の風選
部(19)と連通させて脱ぷ米を風選しうる構成であり、
かつ脱ぷホッパ(15)ともパイプ(20)で連通させて吸
引排塵しうる構成である。
脱ぷ装置(5)の下方に切替樋(21)を左右回動可能に
設け、該風選部(19)から流下する脱ぷ米を受けて中央
部と左右とに切り替えて流下させることができる。この
中央部下側には還元樋(22)をのぞませて、下端部は前
記ホッパ(14)上にのぞませ、途中にシャッタ(23)を
ソレノイドによる電磁的、及びレバー操作で開閉自在に
設け、この還元樋(22)内に脱ぷ米を溜めて流下させる
ことができる。この左右両側方には回転選別筒(24)か
らなる選別装置(6)(6)を配設し、選別筒(24)は
周面に屑米を漏下させうる選別孔を配設し、又一部には
この選別筒を逆回転することによって内部に残留する整
米を排出することのできる排出口(25)を設けている。
(26)はこの選別筒(24)に連通させた供給ホッパであ
る。これら左右両選別筒(24)を内装する選別室は左右
に仕切られていて、各下部の選別ホッパ(8)(8)の
下端に開閉自在のシャッタ(27)(27)を設けて、ソレ
ノイドによって電磁的に開閉しうる構成としている。
又、上記切替樋(21)の切替操作、及び各選別筒(24)
の回転方向等も電気的に操作する構成とする。
計量装置(7)は上部に計量ホッパ(9)を設け、この
ホッパ(9)の底面は一側に向けて傾斜させて、下端を
揚穀機(28)のホッパ(29)上にのぞませており、この
下端口部には開閉自在のシャッタ(30)を設けて、ソレ
ノイドにより電磁的に開閉しうる構成としている。
(31)は取出ホッパで、揚穀機(28)の上端を連通し、
下端には切替樋(32)を設けて、左右の容器(33)(3
3)へ切り替えて連通させうる構成である。この切替樋
(32)はソレノイドによって電磁的に切り替えうる構成
である。(34)はパイプで、取出ホッパ(31)と吸引排
塵機(18)とを連通して吸塵しうるものである。(35)
はモータで、揚穀機(13)、脱ぷ装置(5)、選別筒
(24)、揚穀機(28)、及び吸引排塵機(18)等を連動
する構成である。
操作盤(12)の操作機構は、各シャッタ(3)、(1
1)、(23)、(27)、(30)、各切替樋(21)、(3
2)、選別筒(24)の回転方向、およびモータ(35)の
駆動等を各別に操作しうるスイッチを配設すると共に、
該シャッタ(11)、(23)、(27)、(30)の開きと、
切替樋(21)の左右いずれか選別筒(24)への切り替え
と、この選別筒(24)に逆回転と、揚穀機(13)、(2
8)、脱ぷロール、吸引排塵機(18)等の駆動とを同時
に作動させる連動スイッチ(36)を設け、このスイッチ
(36)にはタイマを設けて、スイッチ(36)を入りにす
ることにより、一定時間経過後に、該シャッタ(11)が
閉じ、選別筒(24)が正回転し、シャッタ(27)、(3
0)を閉じ、前記シャッタ(3)のスイッチが入ってこ
のシャッタ(3)を開くように連動構成されている。
また、シャッタ(27)、(30)、及び選別筒(24)の正
逆切替は、選別筒(24)の正回転時はシャッタ(27)が
閉り、かつシャッタ(30)も閉っていて、シャッタ(3
0)が開いて計量中の穀粒が計量ホッパ(9)から排出
されてこのシャッタ(30)が閉ったとき、シャッタ(2
7)が開いて選別ホッパ(8)内の穀粒を計量ホッパ
(9)へ移し、このシャッタ(27)が閉じてから選別筒
(24)が逆回転して、この選別筒(24)内の整米が全部
排出されたときシャッタ(27)が再度開きうるように適
宜のタイミングのもとに連動構成しておくと、これら一
連の切替操作が自動的に行われるため誤操作をなくし、
操作も簡単化できる。
なお、シャッタ(3)と、他のシャッタ(11)等の関係
は、このシャッタ(11)が閉鎖したときでなければシャ
ッタ(3)が開かないように牽制連動する構成とするも
よい。
なお、各操作部は上記の他直接レバー等手動で操作しう
る構成とするもよい。
スイッチ(36)を入れると、供給ホッパ(1)のシャッ
タ(3)は閉じ状態のまゝで、モータ(35)の駆動によ
って揚穀機(13)、(28)、吸引排塵機(18)、脱ぷロ
ール等が回転連動されると共に、選別筒(24)が逆回転
され、又シャッタ(11)、(23)、(27)、及び(30)
が開かれて、切替樋(21)は左右いずれかの選別筒(2
4)側にのぞませた状態となり、このような状態をタイ
マーによって一定時間継続するため、この間に、いずれ
かの部分に残留する籾、玄米、屑米等は順次後続行程を
経て容器(33)内へ取り出され、塵埃は吸引排塵機(1
8)から排出される。従って、計量ホッパ(4)から取
出ホッパ(31)に至る全工程に残留物はなく掃除された
こととなる。
このようにして所定の時間を経過するとシャッタ(11)
が閉じてシャッタ(3)が開かれるため、供給ホッパ
(1)内の籾が計量ホッパ(4)に供給されて計量さ
れ、この計量が終るとシャッタ(3)が閉じてシャッタ
(11)が開かれて、揚穀機(13)によってホッパ(15)
へ供給され、脱ぷ装置(5)の脱ぷロールの回転によっ
て脱ぷされる。このときホッパ(15)内はパイプ(20)
を経て吸塵される。脱ぷ米は風選部(19)で風選されて
籾殻は吸引排塵機(18)へ吸引排除され、脱ぷ米は切替
樋(21)によっていずれか一方の選別筒(24)へ供給さ
れて回転選別され、この正回転によって選別筒(24)外
周から漏下される屑米は、既にシャッタ(27)の閉じた
状態にある選別ホッパ(8)内に一旦貯留されてのち、
このシャッタ(27)の再度の開きによって計量ホッパ
(9)内に流下されて計量され、シャッタ(30)の開き
によって揚穀機(28)、取出ホッパ(31)、及び切替樋
(32)等を経て一方の容器(33)へ屑米として取り出さ
れる。又、この屑米の計量中には選別筒(24)が逆回転
されて内部の整米が排出口(25)から排出されて選別ホ
ッパ(8)内に貯留されて、上記計量ホッパ(9)内の
屑米排出完了に続いてこの整米を計量ホッパ(8)へ供
給して同様に計量処理し、他の容器(33)へ切り替えて
取り出す。ホッパ(31)においても吸塵を行う。
脱ぷ装置(5)で脱ぷされた脱ぷ米を再度還元して脱ぷ
したいときは、切替樋(21)を中央部の還元樋(22)に
切り替えてのぞませればよく、更にこの脱ぷ米を適量に
まで貯留して還元脱ぷしたいときは、シャッタ(23)を
一旦閉じて脱ぷ米をこの還元樋(22)内に貯留させれば
よい。
なお、左右の選別装置(6)(6)は各々選別時間を要
するために、切替樋(21)の切替によって併用すること
によって異なる供試籾でも連続して脱ぷ選別を行うこと
ができ、能率的である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図はその側面図、第3図はその一部の側面図で
ある。 図中、符号(1)は供給ホッパ、(2)は籾計量装置、
(3)はシャッタ、(4)は計量ホッパ、(5)は脱ぷ
装置、(6)は選別装置、(7)は計量装置、(8)は
選別ホッパ、(9)は計量ホッパを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】籾を供給ホッパ1から籾計量装置2へ供給
    するシャッタ3を閉鎖した状態において、この供給ホッ
    パ1から供給される籾を受けて計量する籾計量装置2の
    計量ホッパ4、この計量ホッパ4から供給される籾を脱
    ぷする脱ぷ装置5、この脱ぷ装置5で脱ぷされた脱ぷ米
    を受けて選別する選別装置6、この選別装置6で選別さ
    れた整米及び屑米等を受けて計量する計量装置7の計量
    ホッパ9等を直列行程に接続すると共に、一定時間に亘
    り上記籾計量装置2、脱ぷ装置5、選別装置6、計量装
    置7、各ホッパ4,9を夫々非運転状態でかつ残留物排出
    状態に連動する連動スイッチ36手段を設けてなる供試籾
    脱ぷ装置。
JP59100806A 1984-05-18 1984-05-18 供試籾脱ぷ装置 Expired - Fee Related JPH0716619B2 (ja)

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JPS6029700Y2 (ja) * 1979-10-05 1985-09-07 日本車輌製造株式会社 穀物の自動自主検定装置

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