JPH07166150A - 建材用シックナー組合せ物 - Google Patents
建材用シックナー組合せ物Info
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- JPH07166150A JPH07166150A JP6137626A JP13762694A JPH07166150A JP H07166150 A JPH07166150 A JP H07166150A JP 6137626 A JP6137626 A JP 6137626A JP 13762694 A JP13762694 A JP 13762694A JP H07166150 A JPH07166150 A JP H07166150A
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- Japan
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- alkyl
- ether
- cellulose ether
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- component
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
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- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/38—Polysaccharides or derivatives thereof
- C04B24/383—Cellulose or derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
- C09D7/40—Additives
- C09D7/43—Thickening agents
- C09D7/44—Combinations of two or more thickening agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/44—Thickening, gelling or viscosity increasing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L1/00—Compositions of cellulose, modified cellulose or cellulose derivatives
- C08L1/08—Cellulose derivatives
- C08L1/26—Cellulose ethers
- C08L1/28—Alkyl ethers
- C08L1/284—Alkyl ethers with hydroxylated hydrocarbon radicals
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 水または界面活性剤水溶液に溶解する非イオ
ン−セルロースエーテルと選択された界面活性剤または
ナフタレンスルホン酸縮合生成物とを含む、建材用のシ
ックナー組合せ物。 【効果】 増粘性に基づく建材の加工特性における施工
に関連する改善を達成する。
ン−セルロースエーテルと選択された界面活性剤または
ナフタレンスルホン酸縮合生成物とを含む、建材用のシ
ックナー組合せ物。 【効果】 増粘性に基づく建材の加工特性における施工
に関連する改善を達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材用シックナー組合
せ物に関する。
せ物に関する。
【0002】
【従来の技術】水溶性のイオン−ポリマーと非イオン−
ポリマーとの混合物、例えばヒドロキシエチルセルロー
スとナトリウム−カルボキシメリルセルロースとの混合
物の相乗的増粘効果は公知である。増粘効果はセルロー
スエーテルの分子量、置換基の種類、個々の置換度およ
び使用量に依存している。
ポリマーとの混合物、例えばヒドロキシエチルセルロー
スとナトリウム−カルボキシメリルセルロースとの混合
物の相乗的増粘効果は公知である。増粘効果はセルロー
スエーテルの分子量、置換基の種類、個々の置換度およ
び使用量に依存している。
【0003】同様に、変更された流動挙動を持つ巨大界
面活性剤がセルロースエーテルを適当に変性することに
よって製造できることも公知である〔Nonionic Polymer
Surfactans, L.M.Landoll、Journal of Polymer Scine
ce : Polymer Chemistry Edition、第20巻、 443〜455
(1982)、John Wiley & Sons 、Inc., ニューヨー
ク〕。
面活性剤がセルロースエーテルを適当に変性することに
よって製造できることも公知である〔Nonionic Polymer
Surfactans, L.M.Landoll、Journal of Polymer Scine
ce : Polymer Chemistry Edition、第20巻、 443〜455
(1982)、John Wiley & Sons 、Inc., ニューヨー
ク〕。
【0004】それ故に、ドデシル硫酸ナトリウム(SD
S)とエチルヒドロキシエチルセルロース(EHEC)
との間の相互作用〔I. Nahringbauer 、Progr. Collid
Poly. Sci. 84 、 200〜205 (1991)〕またはメチルヒド
ロキシエチルセルロースとの間の相互作用〔J.−E−
Loefroth、L.Johansson 、A.-C.Normannおよび.K.Wetts
troem 、Prog.Colloid Poly.Sci. 84 、73〜77 (199
2)]。
S)とエチルヒドロキシエチルセルロース(EHEC)
との間の相互作用〔I. Nahringbauer 、Progr. Collid
Poly. Sci. 84 、 200〜205 (1991)〕またはメチルヒド
ロキシエチルセルロースとの間の相互作用〔J.−E−
Loefroth、L.Johansson 、A.-C.Normannおよび.K.Wetts
troem 、Prog.Colloid Poly.Sci. 84 、73〜77 (199
2)]。
【0005】更に、部分的に疎水性化されたセルロース
エーテルが比較的に低分子量の慣用の界面活性剤と相互
作用し得ることも公知である。これらは粘度の増加また
は低下をもたらす。特に、部分的に疎水性化されたヒド
ロキシエチルセルロース(HM−HEC)と界面活性剤
との相互作用は文献に発表されている: − アニオン−オレイン酸ナトリウムを添加した際の粘
度増加( R.A.GelmanおよびH.-G.Barth、Polymer.Mater.
Sci.、Eng.51、556 〜560 、1987) − 非イオン−オクチルフェノール−エトキシラート
(67% がEO)を添加した際の粘度の低下(R.A. Gel
man 、Int. Dissolving Pulps Conf. 、ジェノバ 1987) − アニオン−ナトリウム−ドデシルスルファート(S
DS)を添加した際の粘度の増加。
エーテルが比較的に低分子量の慣用の界面活性剤と相互
作用し得ることも公知である。これらは粘度の増加また
は低下をもたらす。特に、部分的に疎水性化されたヒド
ロキシエチルセルロース(HM−HEC)と界面活性剤
との相互作用は文献に発表されている: − アニオン−オレイン酸ナトリウムを添加した際の粘
度増加( R.A.GelmanおよびH.-G.Barth、Polymer.Mater.
Sci.、Eng.51、556 〜560 、1987) − 非イオン−オクチルフェノール−エトキシラート
(67% がEO)を添加した際の粘度の低下(R.A. Gel
man 、Int. Dissolving Pulps Conf. 、ジェノバ 1987) − アニオン−ナトリウム−ドデシルスルファート(S
DS)を添加した際の粘度の増加。
【0006】SDSの影響は、オレイン酸ナトリウムに
てGelmanによって発見されたものと相違してい
る。SDSでは、効果は界面活性剤の臨界ミセル濃度で
極大に達する。より高い濃度でareba あるほど、それが
ますます弱くなる。ナトリウム−ドデシルスルファート
(SDS)は未変性のヒドロキシエチルセルロース(H
EC)と相互作用を示さない〔R.Tanaka、J.Meadows 、
G.O.PhillipsおよびP.A.Williams 、Carbohydrate Poly
mers 、12、 443〜459 (1990)〕。
てGelmanによって発見されたものと相違してい
る。SDSでは、効果は界面活性剤の臨界ミセル濃度で
極大に達する。より高い濃度でareba あるほど、それが
ますます弱くなる。ナトリウム−ドデシルスルファート
(SDS)は未変性のヒドロキシエチルセルロース(H
EC)と相互作用を示さない〔R.Tanaka、J.Meadows 、
G.O.PhillipsおよびP.A.Williams 、Carbohydrate Poly
mers 、12、 443〜459 (1990)〕。
【0007】また、部分的に疎水性化されたヒドロキシ
エチルセルロース(HE−HEC)とアニオン界面活性
剤、例えばナトリウム−ヘキサノエート、ナトリウム−
オクタノエート、ナトリウム−デカノエート、ナトリウ
ム−ドデカノエート、ナトリウム−デシルスルファート
との相互作用およびC11、C13の鎖長および8個のEO
単位を持つアルキル−ポリ(オキシエチレン)エーテル
のタイプの非イオン界面活性剤との相互作用が説明され
ている(R.Tanaka、J.Meadows 、P.A.WilliamsおよびG.
O.Phillips、Macromolecules 1992 、25、1304〜1310)
。低い疎水性化度を持つこの新しい種類の非イオンの
“疎水性変性された”水溶性セルロース誘導体も、作用
原理について定量的に模型化することに関して科学的興
味が持たれてきている(E.G. Goddard 、J. Coll. Int.
Sci.、第152 巻、No. 2 (1992)、第578〜581 頁)。
エチルセルロース(HE−HEC)とアニオン界面活性
剤、例えばナトリウム−ヘキサノエート、ナトリウム−
オクタノエート、ナトリウム−デカノエート、ナトリウ
ム−ドデカノエート、ナトリウム−デシルスルファート
との相互作用およびC11、C13の鎖長および8個のEO
単位を持つアルキル−ポリ(オキシエチレン)エーテル
のタイプの非イオン界面活性剤との相互作用が説明され
ている(R.Tanaka、J.Meadows 、P.A.WilliamsおよびG.
O.Phillips、Macromolecules 1992 、25、1304〜1310)
。低い疎水性化度を持つこの新しい種類の非イオンの
“疎水性変性された”水溶性セルロース誘導体も、作用
原理について定量的に模型化することに関して科学的興
味が持たれてきている(E.G. Goddard 、J. Coll. Int.
Sci.、第152 巻、No. 2 (1992)、第578〜581 頁)。
【0008】同様に沢山の特許文献が、部分的に疎水性
化されたセルロース誘導体の分野での活性を映し出して
いる( ドイツ特許出願公開第3,004,161号明細
書、ヨーロッパ特許出願公開第0,426,086号明
細書、同第0,384,167号明細書、同第0,39
0,240号明細書)。
化されたセルロース誘導体の分野での活性を映し出して
いる( ドイツ特許出願公開第3,004,161号明細
書、ヨーロッパ特許出願公開第0,426,086号明
細書、同第0,384,167号明細書、同第0,39
0,240号明細書)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】安価でそして簡単な方
法によって、シックナーの組合せによって達成できる改
善、例えば建材の加工流動性における改善を有効に利用
することおよびそれによって本来の基本シックナー、即
ち非変性セルロース誘導体の慣用の性質の外郭を拡大す
ることが望まれている。部分的に疎水性化されたヒドロ
キシエチルセルロース(HE−HEC)と界面活性剤と
の相互作用は全体として公知であり、上記の通りに、こ
れらは粘度の増加または低下をもたらし得る。流体力学
的効果の種類は、なかでも、添加される界面活性剤の濃
度および化学構造に依存している。なかでも、建材に影
響するパラメーターも考慮に入れるべきである。かゝる
影響は理論的には予測できない。
法によって、シックナーの組合せによって達成できる改
善、例えば建材の加工流動性における改善を有効に利用
することおよびそれによって本来の基本シックナー、即
ち非変性セルロース誘導体の慣用の性質の外郭を拡大す
ることが望まれている。部分的に疎水性化されたヒドロ
キシエチルセルロース(HE−HEC)と界面活性剤と
の相互作用は全体として公知であり、上記の通りに、こ
れらは粘度の増加または低下をもたらし得る。流体力学
的効果の種類は、なかでも、添加される界面活性剤の濃
度および化学構造に依存している。なかでも、建材に影
響するパラメーターも考慮に入れるべきである。かゝる
影響は理論的には予測できない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は驚くべきこと
に、水溶性の非イオン−セルロースエーテルと選択され
た界面活性剤またはナフタレンスルホン酸縮合生成物と
のシックナー組合せ物が建材の加工特性における施工に
関連しての改善を達成できることを見出した。
に、水溶性の非イオン−セルロースエーテルと選択され
た界面活性剤またはナフタレンスルホン酸縮合生成物と
のシックナー組合せ物が建材の加工特性における施工に
関連しての改善を達成できることを見出した。
【0011】本発明は、水または水性界面活性剤溶液に
可溶性の少なくとも1種類の非イオン−セルロースエー
テル(成分I)と成分IIとしての a)式 R−An −OH 〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、C8 〜C22−アル
ケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリールであり、A
は基OCH2 CH2 またはOCH(CH3 )CH2 であ
りそしてnは1〜8の数である。〕で表される少なくと
も1種類の非イオン界面活性剤、または b) b1) 式
可溶性の少なくとも1種類の非イオン−セルロースエー
テル(成分I)と成分IIとしての a)式 R−An −OH 〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、C8 〜C22−アル
ケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリールであり、A
は基OCH2 CH2 またはOCH(CH3 )CH2 であ
りそしてnは1〜8の数である。〕で表される少なくと
も1種類の非イオン界面活性剤、または b) b1) 式
【0012】
【化6】
【0013】〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、C8
〜C22−アルケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリー
ルであり、Zは式OSO3 - 、SO3 - またはOCO2
- の基であり、Mはアルカリ金属イオンまたはトリエタ
ノールアンモニウム−イオンであり、pは0または1で
あり、そしてqは1〜5の数である。〕で表されるエー
テルスルファート、エーテルスルホナート、エーテルカ
ルボキシラートおよび/またはイセチオナートの少なく
とも1種類、または b2) 少なくとも1種類のオレフィンスルホナートナトリ
ウム塩、第一−または第二−アルカンスルホナートまた
は第一−または第二−アルキルアリールスルホナート、
または b3) 式
〜C22−アルケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリー
ルであり、Zは式OSO3 - 、SO3 - またはOCO2
- の基であり、Mはアルカリ金属イオンまたはトリエタ
ノールアンモニウム−イオンであり、pは0または1で
あり、そしてqは1〜5の数である。〕で表されるエー
テルスルファート、エーテルスルホナート、エーテルカ
ルボキシラートおよび/またはイセチオナートの少なく
とも1種類、または b2) 少なくとも1種類のオレフィンスルホナートナトリ
ウム塩、第一−または第二−アルカンスルホナートまた
は第一−または第二−アルキルアリールスルホナート、
または b3) 式
【0014】
【化7】
【0015】〔式中、R1 はC8 〜C18−アルキルまた
はC8 〜C18−アルケニルであり、R2 は水素原子また
はメチルでありそしてMはアルカリ金属イオンまたはト
リエタノールアンモニウム−イオンである。〕で表され
る少なくとも1種類のタウリドおよび/またはメチルタ
ウリドより成るアニオン界面活性剤の少なくとも1種
類、または c)式
はC8 〜C18−アルケニルであり、R2 は水素原子また
はメチルでありそしてMはアルカリ金属イオンまたはト
リエタノールアンモニウム−イオンである。〕で表され
る少なくとも1種類のタウリドおよび/またはメチルタ
ウリドより成るアニオン界面活性剤の少なくとも1種
類、または c)式
【0016】
【化8】
【0017】〔式中、R3 はC8 〜C20−アルキルであ
り、R4 は水素原子、メチル、ベンジルまたはC8 〜C
20−アルキルでありそしてX1 - はハロゲンイオン、ア
セタートイオン、ラクタートイオンまたはメチルスルフ
ァートイオンである。〕で表される少なくとも1種類の
カチオン界面活性剤、または d)ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド−縮合生
成物の少なくとも1種類とより成る、建材用シックナー
組合せ物に関する。
り、R4 は水素原子、メチル、ベンジルまたはC8 〜C
20−アルキルでありそしてX1 - はハロゲンイオン、ア
セタートイオン、ラクタートイオンまたはメチルスルフ
ァートイオンである。〕で表される少なくとも1種類の
カチオン界面活性剤、または d)ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド−縮合生
成物の少なくとも1種類とより成る、建材用シックナー
組合せ物に関する。
【0018】成分Iとして使用されるセルロースエーテ
ルは一般に20℃で水または界面活性剤水溶液に少なく
とも1重量% まで溶解する非イオン−セルロースエーテ
ルである。かゝるセルロースエーテルは好ましくはメチ
ル−、ヒドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−また
はエチルヒドロキシエチル置換基、特に有利なのはヒド
ロキシエチル−またはエチルヒドロキシエチル置換基
(セルロースエーテル基体)を有しておりそしてセルロ
ースエーテル基体を基準として少なくとも0.2重量%
および5重量% の量で炭素原子数8〜36、好ましくは
10〜24の少なくとも一つの炭化水素残基で別に置換
されている。成分Iとして使用されるセルロースエーテ
ルは好ましくは10,000〜500,000の平均分
子量(Mw)を有している。
ルは一般に20℃で水または界面活性剤水溶液に少なく
とも1重量% まで溶解する非イオン−セルロースエーテ
ルである。かゝるセルロースエーテルは好ましくはメチ
ル−、ヒドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−また
はエチルヒドロキシエチル置換基、特に有利なのはヒド
ロキシエチル−またはエチルヒドロキシエチル置換基
(セルロースエーテル基体)を有しておりそしてセルロ
ースエーテル基体を基準として少なくとも0.2重量%
および5重量% の量で炭素原子数8〜36、好ましくは
10〜24の少なくとも一つの炭化水素残基で別に置換
されている。成分Iとして使用されるセルロースエーテ
ルは好ましくは10,000〜500,000の平均分
子量(Mw)を有している。
【0019】あらゆる非イオン性の水溶性メチル−、ヒ
ドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−またはエチル
ヒドロキシエチルセルロース−エーテルが、本発明に従
って使用されるセルロースエーテルを形成するためのセ
ルロースエーテル基体として使用できる。例えばメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルヒドロキシエチルセルロースおよびメチルヒ
ドロキシプロピルセルロースを変性することができる。
上記の置換基の量にはセルロースエーテルが水または界
面活性剤水溶液に溶解することが保証される限り、制限
はない。
ドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル−またはエチル
ヒドロキシエチルセルロース−エーテルが、本発明に従
って使用されるセルロースエーテルを形成するためのセ
ルロースエーテル基体として使用できる。例えばメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルヒドロキシエチルセルロースおよびメチルヒ
ドロキシプロピルセルロースを変性することができる。
上記の置換基の量にはセルロースエーテルが水または界
面活性剤水溶液に溶解することが保証される限り、制限
はない。
【0020】有利なセルロースエーテル基体はヒドロキ
シエチルセルロース(HEC)またはエチルヒドロキシ
エチルセルロース(EHEC)である。上記のセルロー
スエーテル基体は炭素原子数8〜36、好ましくは10
〜24の1種類以上の炭化水素残基で置換される。この
部分的な疎水性化は、水または界面活性剤水溶液への本
発明で使用されるセルロースエーテルの無限溶解性を付
与する程度でのみ実施するべきである。疎水性置換基は
セルロースエーテル基体を基準として0.2重量% 〜5
重量% の量で一般に使用される。種々の反応剤が部分的
疎水性化に適している。これらにはC8 〜C36−アルキ
ルハロゲン化物、C8 〜C36−アルキルアリールハロゲ
ン化物、C8 〜C36−アルキルエポキシド、C8 〜C36
−アルキルアリールグリシジルエーテルおよびまたC8
〜C36−アルキルグリシジルエーテルが含まれる。
シエチルセルロース(HEC)またはエチルヒドロキシ
エチルセルロース(EHEC)である。上記のセルロー
スエーテル基体は炭素原子数8〜36、好ましくは10
〜24の1種類以上の炭化水素残基で置換される。この
部分的な疎水性化は、水または界面活性剤水溶液への本
発明で使用されるセルロースエーテルの無限溶解性を付
与する程度でのみ実施するべきである。疎水性置換基は
セルロースエーテル基体を基準として0.2重量% 〜5
重量% の量で一般に使用される。種々の反応剤が部分的
疎水性化に適している。これらにはC8 〜C36−アルキ
ルハロゲン化物、C8 〜C36−アルキルアリールハロゲ
ン化物、C8 〜C36−アルキルエポキシド、C8 〜C36
−アルキルアリールグリシジルエーテルおよびまたC8
〜C36−アルキルグリシジルエーテルが含まれる。
【0021】アルキルエポキシ化合物の内、炭素原子数
10〜24の鎖長を有する化合物、特にC10、C12、C
14およびC20-24 の鎖長の化合物を用いるのが有利であ
る。アルキルエポキシ化合物で部分的に疎水性化された
セルロースエーテルには、ドイツ特許出願公開第3,0
04,161号明細書に記載されている如き、特に相応
するヒドロキシ−エチルセルロース(HEC)が含まれ
る。
10〜24の鎖長を有する化合物、特にC10、C12、C
14およびC20-24 の鎖長の化合物を用いるのが有利であ
る。アルキルエポキシ化合物で部分的に疎水性化された
セルロースエーテルには、ドイツ特許出願公開第3,0
04,161号明細書に記載されている如き、特に相応
するヒドロキシ−エチルセルロース(HEC)が含まれ
る。
【0022】使用されるアルキルアリールグリシジルエ
ーテルは次の式で表される:
ーテルは次の式で表される:
【0023】
【化9】
【0024】〔式中、R’およびR’h は、グリシジル
エーテル中の炭素原子総数が8〜36、好ましくは10
〜24であるという前提条件のもとで、互いに無関係に
炭素原子数2〜25の炭化水素残基であり、kは0また
は1であり、Aは式CH2 CH2 またはCH(CH3 )
CH2 の基でありそしてlは0〜6、好ましくは1〜4
の数である。〕で表される。
エーテル中の炭素原子総数が8〜36、好ましくは10
〜24であるという前提条件のもとで、互いに無関係に
炭素原子数2〜25の炭化水素残基であり、kは0また
は1であり、Aは式CH2 CH2 またはCH(CH3 )
CH2 の基でありそしてlは0〜6、好ましくは1〜4
の数である。〕で表される。
【0025】アルキルアリールグリシジルエーテルで部
分的に疎水性化されたセルロースエーテルは特に、ヨー
ロッパ特許出願公開第0,384,167号明細書、同
第0,390,240号明細書および同第0,426,
086号明細書に開示されている如きヒドロキシエチル
セルロースエーテル(HEC)およびエチルヒドロキシ
エチルセルロースエーテル(EHEC)を包含してい
る。それらに記載されたアルキルアリールグリシジルエ
ーテルの内、C10〜C24−アルキルアリール−グリシジ
ルエーテル、特に有利にはノニルフェニルグリシジルエ
ーテル、ジノニルフェニルグリシジルエーテル、ドデシ
ルフェニルグリシジルエーテルおよびそれらの相応する
エトキシル化されたまたはプロポキシル化された化合物
を用いるのが有利である。
分的に疎水性化されたセルロースエーテルは特に、ヨー
ロッパ特許出願公開第0,384,167号明細書、同
第0,390,240号明細書および同第0,426,
086号明細書に開示されている如きヒドロキシエチル
セルロースエーテル(HEC)およびエチルヒドロキシ
エチルセルロースエーテル(EHEC)を包含してい
る。それらに記載されたアルキルアリールグリシジルエ
ーテルの内、C10〜C24−アルキルアリール−グリシジ
ルエーテル、特に有利にはノニルフェニルグリシジルエ
ーテル、ジノニルフェニルグリシジルエーテル、ドデシ
ルフェニルグリシジルエーテルおよびそれらの相応する
エトキシル化されたまたはプロポキシル化された化合物
を用いるのが有利である。
【0026】部分的に疎水性化されたヒドロキシエチル
セルロースエーテル(HEC)の場合には、モル置換度
MS(EO)は1.5〜3.3が有利でありそして平均
置換度AS(EO)が0.8〜2.2であるのが有利で
ある。部分的に疎水性化されたエチルヒドロキシエチル
セルロースエーテル(EHEC)の場合には、モル置換
度AS(エチル)は0.5〜1.5が有利であり、モル
置換度MS(EO)は0.5〜2.8が有利でありそし
て平均置換度AS(EO)が0.5〜2.0であるのが
有利である。
セルロースエーテル(HEC)の場合には、モル置換度
MS(EO)は1.5〜3.3が有利でありそして平均
置換度AS(EO)が0.8〜2.2であるのが有利で
ある。部分的に疎水性化されたエチルヒドロキシエチル
セルロースエーテル(EHEC)の場合には、モル置換
度AS(エチル)は0.5〜1.5が有利であり、モル
置換度MS(EO)は0.5〜2.8が有利でありそし
て平均置換度AS(EO)が0.5〜2.0であるのが
有利である。
【0027】本発明に従って使用されるセルロースエー
テルの製造方法は、当業者に知られている。本発明に従
って使用されるセルロースエーテルは実質的に同じ方法
で製造できる。かゝるセルロースエーテルを製造するた
めの有利な方法は、不活性の有機系希釈剤、例えば低級
脂肪族のアルコール、ケトンまたは炭化水素中でセルロ
ースエーテル基体をスラリー化する段階および得られる
スラリーに室温でアルカリ金属水酸化物溶液を添加する
段階を含んでいる。セルロースエーテル基体がアルカリ
で充分に濡れて膨潤されている場合には、部分的な疎水
性化をハロゲン化物、エポキシ化合物またはグリシジル
エーテルの状態で炭化水素残基を加えることによって実
施されそしてこの反応は完了するまで継続する。次に残
りのアルカリを中和しそして生成物を単離し、不活性希
釈剤で洗浄しそして乾燥する。
テルの製造方法は、当業者に知られている。本発明に従
って使用されるセルロースエーテルは実質的に同じ方法
で製造できる。かゝるセルロースエーテルを製造するた
めの有利な方法は、不活性の有機系希釈剤、例えば低級
脂肪族のアルコール、ケトンまたは炭化水素中でセルロ
ースエーテル基体をスラリー化する段階および得られる
スラリーに室温でアルカリ金属水酸化物溶液を添加する
段階を含んでいる。セルロースエーテル基体がアルカリ
で充分に濡れて膨潤されている場合には、部分的な疎水
性化をハロゲン化物、エポキシ化合物またはグリシジル
エーテルの状態で炭化水素残基を加えることによって実
施されそしてこの反応は完了するまで継続する。次に残
りのアルカリを中和しそして生成物を単離し、不活性希
釈剤で洗浄しそして乾燥する。
【0028】使用される成分IIは非イオン界面活性剤
(成分IIa)、アニオン界面活性剤(成分IIb)、カチ
オン界面活性剤(成分IIc)またはナフタレンスルホン
酸/ホルムアルデヒド−縮合生成物(成分IId)であ
る。
(成分IIa)、アニオン界面活性剤(成分IIb)、カチ
オン界面活性剤(成分IIc)またはナフタレンスルホン
酸/ホルムアルデヒド−縮合生成物(成分IId)であ
る。
【0029】非イオン界面活性剤は、式 R−An −OH 〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、好ましくはC11〜
C18−アルキル、C8 〜C22−アルケニル、好ましくは
C11〜C22−アルケニル、またはC8 〜C12−アルキル
アリールであり、Aは基OCH2 CH2 またはOCH
(CH3 )CH2 でありそしてnは1〜8、好ましくは
2〜5の数である。〕で表される。
C18−アルキル、C8 〜C22−アルケニル、好ましくは
C11〜C22−アルケニル、またはC8 〜C12−アルキル
アリールであり、Aは基OCH2 CH2 またはOCH
(CH3 )CH2 でありそしてnは1〜8、好ましくは
2〜5の数である。〕で表される。
【0030】挙げられるかゝる界面活性剤の例には、後
記表(第19頁)に示したa群の成分II1〜II5であ
る。成分IIbとして使用される非イオン界面活性剤には
以下のものが包含される: b1) 式
記表(第19頁)に示したa群の成分II1〜II5であ
る。成分IIbとして使用される非イオン界面活性剤には
以下のものが包含される: b1) 式
【0031】
【化10】
【0032】〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、好ま
しくはC11〜C16−アルキル、またはC8 〜C22−アル
ケニル、好ましくはC11〜C22−アルケニル、またはC
8 〜C12−アルキルアリールであり、Zは式OS
O3 - 、SO3 - またはOCO2 - の基であり、Mはア
ルカリ金属イオンまたはトリエタノールアンモニウム−
イオンであり、pは0または1であり、そしてqは1〜
5、好ましくは2〜3の数である。〕で表される少なく
とも1種類のエーテルスルファート、エーテルスルホナ
ート、エーテルカルボキシラートおよび/またはイセチ
オナート──挙げることのできるかゝる界面活性剤の例
には後記(第19頁)に示したb1 群の成分II7、II1
1およびII13がある──、 b2) オレフィンスルホナートナトリウム塩、第一−また
は第二−アルカンスルホナートまたは第一−または第二
−アルキルアリールスルホナート──挙げられるb2 群
の界面活性剤の例には後記(第19−20頁)に示した
成分II11およびII 14である── b3) 式
しくはC11〜C16−アルキル、またはC8 〜C22−アル
ケニル、好ましくはC11〜C22−アルケニル、またはC
8 〜C12−アルキルアリールであり、Zは式OS
O3 - 、SO3 - またはOCO2 - の基であり、Mはア
ルカリ金属イオンまたはトリエタノールアンモニウム−
イオンであり、pは0または1であり、そしてqは1〜
5、好ましくは2〜3の数である。〕で表される少なく
とも1種類のエーテルスルファート、エーテルスルホナ
ート、エーテルカルボキシラートおよび/またはイセチ
オナート──挙げることのできるかゝる界面活性剤の例
には後記(第19頁)に示したb1 群の成分II7、II1
1およびII13がある──、 b2) オレフィンスルホナートナトリウム塩、第一−また
は第二−アルカンスルホナートまたは第一−または第二
−アルキルアリールスルホナート──挙げられるb2 群
の界面活性剤の例には後記(第19−20頁)に示した
成分II11およびII 14である── b3) 式
【0033】
【化11】
【0034】〔式中、R1 はC8 〜C18−アルキル、好
ましくはC11〜C18−アルキル、またはC8 〜C18−ア
ルケニル、好ましくはC11〜C18−アルケニルであり、
R2 は水素原子またはメチルでありそしてMはアルカリ
金属イオンまたはトリエタノールアンモニウム−イオン
である。
ましくはC11〜C18−アルキル、またはC8 〜C18−ア
ルケニル、好ましくはC11〜C18−アルケニルであり、
R2 は水素原子またはメチルでありそしてMはアルカリ
金属イオンまたはトリエタノールアンモニウム−イオン
である。
【0035】〕で表されるタウリドおよび/またはメチ
ルタウリドである。b3 群の界面活性剤の例には後記
(第19頁)の成分II6がある。
ルタウリドである。b3 群の界面活性剤の例には後記
(第19頁)の成分II6がある。
【0036】カチオン界面活性剤(成分c)は式
【0037】
【化12】
【0038】〔式中、R3 はC8 〜C22−アルキルであ
り、R4 は水素原子、メチル、ベンジルまたはC8 〜C
20−アルキルであり、X1 - はハロゲンイオン、アセタ
ートイオン、ラクタートイオンまたはメチルスルファー
トイオンである。〕で表される。
り、R4 は水素原子、メチル、ベンジルまたはC8 〜C
20−アルキルであり、X1 - はハロゲンイオン、アセタ
ートイオン、ラクタートイオンまたはメチルスルファー
トイオンである。〕で表される。
【0039】かゝる界面活性剤の例には後記(第19
頁)のc群の成分II8およびII9がある。更に適する成
分IIには、ナフタレンスルホン酸−縮合生成物(成分
d)がある。これらは一般に、アルカリ金属、アルカリ
土類金属およびアンモニウム塩の状態の水溶性のナフタ
レンスルホン酸−ホルムアルデヒド重縮合生成物であ
る。
頁)のc群の成分II8およびII9がある。更に適する成
分IIには、ナフタレンスルホン酸−縮合生成物(成分
d)がある。これらは一般に、アルカリ金属、アルカリ
土類金属およびアンモニウム塩の状態の水溶性のナフタ
レンスルホン酸−ホルムアルデヒド重縮合生成物であ
る。
【0040】これらの水溶性縮合生成物の性質を下記の
表に示す: 性質 代表的データ 提供される状態 液状/粉末状 有効成分含有量(%) 20〜40/70〜96 硫酸ナトリウム含有量(%) 0〜25 分子量 4,000〜40,000 pH 6.5〜11 液状生成物の粘度(23℃) 10〜150mPa.s 本発明のシックナー組合せ物は少なくとも1種類の非イ
オン−セルロースエーテル(成分I)および、成分II
a、IIb1 、IIb2 、IIb3 、IIcまたはIIdの内から
選択された1種類以上の化合物を含有している。
表に示す: 性質 代表的データ 提供される状態 液状/粉末状 有効成分含有量(%) 20〜40/70〜96 硫酸ナトリウム含有量(%) 0〜25 分子量 4,000〜40,000 pH 6.5〜11 液状生成物の粘度(23℃) 10〜150mPa.s 本発明のシックナー組合せ物は少なくとも1種類の非イ
オン−セルロースエーテル(成分I)および、成分II
a、IIb1 、IIb2 、IIb3 、IIcまたはIIdの内から
選択された1種類以上の化合物を含有している。
【0041】有利なシックナー組合せ物はエチルヒドロ
キシエチルセルロースエーテルおよび/またはヒドロキ
シエチルセルロースエーテル(成分I)と非イオン界面
活性剤(成分IIa)またはアニオン界面活性剤(成分II
b)との混合物を含む。かゝる組合せ物の例を後記表
(第20〜22頁)に示す。
キシエチルセルロースエーテルおよび/またはヒドロキ
シエチルセルロースエーテル(成分I)と非イオン界面
活性剤(成分IIa)またはアニオン界面活性剤(成分II
b)との混合物を含む。かゝる組合せ物の例を後記表
(第20〜22頁)に示す。
【0042】本発明のシックナー組合せ物中の成分IIの
割合は、成分IとIIとの総重量を基準として0.01〜
99.9重量% 、好ましくは0.05〜80重量% 、特
に0.05〜60重量% である。これらのデータは成分
IIの個々の化合物の有効成分含有量を基準としている。
割合は、成分IとIIとの総重量を基準として0.01〜
99.9重量% 、好ましくは0.05〜80重量% 、特
に0.05〜60重量% である。これらのデータは成分
IIの個々の化合物の有効成分含有量を基準としている。
【0043】成分IIのそれぞれの粉末状のまたは顆粒状
の化合物は用途次第で、物理的に乾燥混合するかまたは
成分Iの粉末状セルロースエーテルと一緒に溶液中に直
接的に導入しそして次に個々の建材と混合する。これら
を個々の建材中に直接的に混入してもよい。この場合に
は成分IおよびIIを無関係に混入するかまたは成分Iお
よびIIを最初に互いに混合しそしてこの混合物を次に建
材に添加してもよい。これら成分IおよびIIの建材中へ
の混入は慣例の攪拌または混合工程で実施する。
の化合物は用途次第で、物理的に乾燥混合するかまたは
成分Iの粉末状セルロースエーテルと一緒に溶液中に直
接的に導入しそして次に個々の建材と混合する。これら
を個々の建材中に直接的に混入してもよい。この場合に
は成分IおよびIIを無関係に混入するかまたは成分Iお
よびIIを最初に互いに混合しそしてこの混合物を次に建
材に添加してもよい。これら成分IおよびIIの建材中へ
の混入は慣例の攪拌または混合工程で実施する。
【0044】建材中のシックナー組合せ物の成分Iおよ
びIIの有効成分の合計は、建材の乾燥重量を基準として
0.01〜5重量% 、好ましくは0.02〜1重量% で
ある。
びIIの有効成分の合計は、建材の乾燥重量を基準として
0.01〜5重量% 、好ましくは0.02〜1重量% で
ある。
【0045】次に、“建材”とはプラスターはけ塗りフ
ィラー、接着剤、例えばセメント・タイル接着剤、ポリ
マー塗装剤、目地仕上げ剤、機械塗装剤、例えばプラス
ター/石灰−機械塗装剤および他のこの種の製品を意味
する。本発明のシックナー組合せ物はプラスター、プラ
スター/石灰、石灰/セメントまたはセメントを基礎と
する建材で有利に使用される。有利な建材の他の群には
分散塗料がある。粘度を高める為には、これら建材はメ
チルヒドロキシアルキル−、ナトリウム−カルボキシメ
チル−、ヒドロキシエチル−、ナトリウム−カルボキシ
メチルヒドロキシエチル−および/またはエチルヒドロ
キシエチルセルロースエーテルを含む上記のシックナー
組合せ物の混合物を含有することができる。
ィラー、接着剤、例えばセメント・タイル接着剤、ポリ
マー塗装剤、目地仕上げ剤、機械塗装剤、例えばプラス
ター/石灰−機械塗装剤および他のこの種の製品を意味
する。本発明のシックナー組合せ物はプラスター、プラ
スター/石灰、石灰/セメントまたはセメントを基礎と
する建材で有利に使用される。有利な建材の他の群には
分散塗料がある。粘度を高める為には、これら建材はメ
チルヒドロキシアルキル−、ナトリウム−カルボキシメ
チル−、ヒドロキシエチル−、ナトリウム−カルボキシ
メチルヒドロキシエチル−および/またはエチルヒドロ
キシエチルセルロースエーテルを含む上記のシックナー
組合せ物の混合物を含有することができる。
【0046】水性媒体中での本発明のシックナー組合せ
物は、20℃で102 〜104 Pa/sの消費エネルギ
ー(剪断応力)で回転粘度計で測定される強い増粘効果
を示す。この方法によってシックナー組合せ物の個々の
組成次第で、液状ペースト様の建材に同様に伝達される
顕著な擬似可塑性挙動が認められる。
物は、20℃で102 〜104 Pa/sの消費エネルギ
ー(剪断応力)で回転粘度計で測定される強い増粘効果
を示す。この方法によってシックナー組合せ物の個々の
組成次第で、液状ペースト様の建材に同様に伝達される
顕著な擬似可塑性挙動が認められる。
【0047】建材における構造特性の改善は使用者によ
って半定量的に評価される。即ち、この改善は本発明に
従って使用されるセルロースエーテルの親水性基本特性
の利用することによる増粘作用、改善された加工性であ
る。高分子量のセルロースエーテルを使用する時にしば
しば観察される道具に粘着する傾向が低下される。別の
長所は建材のより良好で且つ迅速な分散性である。実験
では、小塊の良好な溶解が速い混合工程で認められる。
高い“低剪断”増粘効果は高い加工温度でも高い保水力
と相関関係がある。
って半定量的に評価される。即ち、この改善は本発明に
従って使用されるセルロースエーテルの親水性基本特性
の利用することによる増粘作用、改善された加工性であ
る。高分子量のセルロースエーテルを使用する時にしば
しば観察される道具に粘着する傾向が低下される。別の
長所は建材のより良好で且つ迅速な分散性である。実験
では、小塊の良好な溶解が速い混合工程で認められる。
高い“低剪断”増粘効果は高い加工温度でも高い保水力
と相関関係がある。
【0048】最後に成分Iのセルロースエーテルと成分
IIeの化合物とのシックナー組合せ物は、高い増粘能
力、高い低剪断粘度によるフィラーの低下した沈降性お
よびそれ故の離液現象の低下/増加した貯蔵安定性があ
るので、分散塗料において有利である。更に、飛び散る
(Spattering) 傾向が低下する。即ち、シックナー組合
せ物は例えばHECシックナーだけよりも優れた使用特
性をもたらす。
IIeの化合物とのシックナー組合せ物は、高い増粘能
力、高い低剪断粘度によるフィラーの低下した沈降性お
よびそれ故の離液現象の低下/増加した貯蔵安定性があ
るので、分散塗料において有利である。更に、飛び散る
(Spattering) 傾向が低下する。即ち、シックナー組合
せ物は例えばHECシックナーだけよりも優れた使用特
性をもたらす。
【0049】なかでも、水性媒体中での相乗増粘効果が
例えば低い剪断範囲に残っておりそしてそれにもかかわ
らず粘度特性が主に、問題の成分Iのセルロースエーテ
ルの分子量から生じ、高い剪断範囲で、即ち例えば分散
塗料またははけ塗りフィラーの加工段階で必ず利用でき
る。要するに有機系界面活性剤成分から生じる追加的効
果も含まれる。
例えば低い剪断範囲に残っておりそしてそれにもかかわ
らず粘度特性が主に、問題の成分Iのセルロースエーテ
ルの分子量から生じ、高い剪断範囲で、即ち例えば分散
塗料またははけ塗りフィラーの加工段階で必ず利用でき
る。要するに有機系界面活性剤成分から生じる追加的効
果も含まれる。
【0050】
【実施例】以下の生成物を水溶性の非イオン−セルロー
スエーテル(成分I)として使用する: 試料AおよびBは比較例である。
スエーテル(成分I)として使用する: 試料AおよびBは比較例である。
【0051】注: 表記" 104 " は、問題のセルロース
エーテルの2 % 濃度水溶液が、ヘプラーの落球粘度計で
測定される10,000(mPa.s) の粘度を有していることを示
している。
エーテルの2 % 濃度水溶液が、ヘプラーの落球粘度計で
測定される10,000(mPa.s) の粘度を有していることを示
している。
【0052】試料C、DおよびEは本発明で使用される
セルロースエーテルである。 **) Natrosol Plus (登録商標)C(Aqualon Co
mpany) ***) Bermocoll (登録商標)EH M 100 (Berol No
bel Stenungsund AB) ****)Cellosize Spatterguard(登録商標)100
(Union CarbideChemicals and Plastics Company Inc.) 粘度は1% 濃度水溶液で20℃にて102 Pa/sで測
定する。成分Iと成分IIとの重量比は10:1である。
セルロースエーテルである。 **) Natrosol Plus (登録商標)C(Aqualon Co
mpany) ***) Bermocoll (登録商標)EH M 100 (Berol No
bel Stenungsund AB) ****)Cellosize Spatterguard(登録商標)100
(Union CarbideChemicals and Plastics Company Inc.) 粘度は1% 濃度水溶液で20℃にて102 Pa/sで測
定する。成分Iと成分IIとの重量比は10:1である。
【0053】分散塗料の製造は下記の処方1および2に
従って実施する。飛び散る傾向についての作用効果を追
跡するためには、比較的少量のシックナー組合せ物をこ
こでは慎重に使用する。飛び散りおよびはね飛び挙動
は、規定量の塗料が塗られた塗装用ローラーを規定され
た速度および接触圧で塗料拭き取り網の上を水平に通過
させそしてぱらぱら落ちるその塗料を更に下に位置する
黒色の厚紙の上で集める機械化された実験室用試験装置
を用いて試験する。
従って実施する。飛び散る傾向についての作用効果を追
跡するためには、比較的少量のシックナー組合せ物をこ
こでは慎重に使用する。飛び散りおよびはね飛び挙動
は、規定量の塗料が塗られた塗装用ローラーを規定され
た速度および接触圧で塗料拭き取り網の上を水平に通過
させそしてぱらぱら落ちるその塗料を更に下に位置する
黒色の厚紙の上で集める機械化された実験室用試験装置
を用いて試験する。
【0054】ぱらぱら落ちる粒子の数および大きさを半
定量的に評価する。 *)ブルックフィールド粘度計;10および100回転
/分でスピンドル6;(括弧中の数) **)相対的クラス分け: 飛び散り/ はね飛びなしな
し“1”・・・顕著“10” ***)Mowilith DM 611(Hoech
st AG) *)ブルックフィールド粘度計;10および100回転
/分でスピンドル6;(括弧中の数)。23℃で1 日、状
態調整した分散塗料 **)相対的クラス分け: 飛び散り/ はね飛びなしな
し“1”・・・顕著“10” ***)Mowilith DM 611(Hoech
st AG) *) β−ヘミヒドラート−プラスタX 、微細に粉砕 **) Zeliquid GA(Hoechst A
G) +) 混合時間1分、手による ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例11に従って製造されるはけ塗りフィラーは強い(所
望の)増粘効果、短い混合時間内での塊の迅速な溶解お
よび非常に良好な構造粘性/可塑性を示す。
定量的に評価する。 *)ブルックフィールド粘度計;10および100回転
/分でスピンドル6;(括弧中の数) **)相対的クラス分け: 飛び散り/ はね飛びなしな
し“1”・・・顕著“10” ***)Mowilith DM 611(Hoech
st AG) *)ブルックフィールド粘度計;10および100回転
/分でスピンドル6;(括弧中の数)。23℃で1 日、状
態調整した分散塗料 **)相対的クラス分け: 飛び散り/ はね飛びなしな
し“1”・・・顕著“10” ***)Mowilith DM 611(Hoech
st AG) *) β−ヘミヒドラート−プラスタX 、微細に粉砕 **) Zeliquid GA(Hoechst A
G) +) 混合時間1分、手による ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例11に従って製造されるはけ塗りフィラーは強い(所
望の)増粘効果、短い混合時間内での塊の迅速な溶解お
よび非常に良好な構造粘性/可塑性を示す。
【0055】 *) 約40重量部のプラスター、7 重量部の石灰水和物、
残り= 石灰質砂岩 +) 混合時間20秒だけ、手による ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例16および18のプラスタ/石灰−機械塗装剤は優れ
た構造を有している。例18および19は短い攪拌時間
での強い増粘効果を示している。
残り= 石灰質砂岩 +) 混合時間20秒だけ、手による ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例16および18のプラスタ/石灰−機械塗装剤は優れ
た構造を有している。例18および19は短い攪拌時間
での強い増粘効果を示している。
【0056】 +) 40重量部のセメントPZ45F、60重量部の
分散性粒度の砂 ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例24および25のシックナー組合せ物は非常に強い増
粘効果を有している。
分散性粒度の砂 ++) 評点:1=非常に良好、6=不満足 例24および25のシックナー組合せ物は非常に強い増
粘効果を有している。
【0057】 低い水ファクターおよび有利な構造の為に、セルロース
エーテルとシックナー組合せ物にて高い保水性がセルロ
ースーステルの割合の減少と共に達成される。これは、
調べる温度範囲において同じと見られる。即ち加工温度
に無関係である。
エーテルとシックナー組合せ物にて高い保水性がセルロ
ースーステルの割合の減少と共に達成される。これは、
調べる温度範囲において同じと見られる。即ち加工温度
に無関係である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24/16 24/22 B 24/38 C 28/00 C08L 1/26 LAJ // C04B 103:44 (72)発明者 エックハルト・ヒルゲンフエルト ドイツ連邦共和国、65201 ウイーバーデ ン、ヘルマン− レーンス− ストラー セ、43 (72)発明者 ヨーゼフ・ベーメ− コバック ドイツ連邦共和国、55278 デックスハイ ム、ニールシユタイネル− ストラーセ、 25
Claims (13)
- 【請求項 1】 水または水性界面活性剤溶液に可溶性の
少なくとも1種類の非イオン−セルロースエーテル(成
分I)と成分IIとしての a)式 R−An −OH 〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、C8 〜C22−アル
ケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリールであり、A
は基OCH2 CH2 またはOCH(CH3 )CH2 であ
りそしてnは1〜8の数である。〕で表される少なくと
も1種類の非イオン界面活性剤、または b) b1) 式 【化1】 〔式中、RはC8 〜C22−アルキル、C8 〜C22−アル
ケニルまたはC8 〜C12−アルキルアリールであり、Z
は式OSO3 - 、SO3 - またはOCO2 - の基であ
り、Mはアルカリ金属イオンまたはトリエタノールアン
モニウム−イオンであり、pは0または1であり、そし
てqは1〜5の数である。〕で表されるエーテルスルフ
ァート、エーテルスルホナート、エーテルカルボキシラ
ートおよび/またはイセチオナートの少なくとも1種
類、または b2) 少なくとも1種類のオレフィンスルホナートナトリ
ウム塩、第一−または第二−アルカンスルホナートまた
は第一−または第二−アルキルアリールスルホナート、
または b3) 式 【化2】 〔式中、R1 はC8 〜C18−アルキルまたはC8 〜C18
−アルケニルであり、R2 は水素原子またはメチルであ
りそしてMはアルカリ金属イオンまたはトリエタノール
アンモニウム−イオンである。〕で表される少なくとも
1種類のタウリドおよび/またはメチルタウリドより成
るアニオン界面活性剤の少なくとも1種類、または c)式 【化3】 〔式中、R3 はC8 〜C20−アルキルであり、R4 は水
素原子、メチル、ベンジルまたはC8 〜C20−アルキル
でありそしてX1 - はハロゲンイオン、アセタートイオ
ン、ラクタートイオンまたはメチルスルファートイオン
である。〕で表される少なくとも1種類のカチオン界面
活性剤、または d)ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド−縮合生
成物の少なくとも1種類とより成る、建材用シックナー
組合せ物。 - 【請求項2】 式 R−An −OH で表される非イオン界面活性剤においてRはC11〜C18
−アルキルまたはC11〜C22−アルケニルでありそして
nは2〜5の数であり、式 【化4】 で表されるエーテルスルファート、エーテルスルホナー
ト、エーテルカルボキシラートおよび/またはイセチオ
ナートにおいてRはC11〜C18−アルキルまたはC11〜
C22−アルケニルでありそしてqは2〜3の数であり、
式 【化5】 で表されるタウリドおよび/またはメチルタウリドにお
いてR1 がC11〜C18−アルキルまたはC11〜C18−ア
ルケニルである請求項1に記載のシックナー組合せ物。 - 【請求項3】 使用されるセルロースエーテル(成分
I)が20℃で水に少なくとも1重量% まで溶解する非
イオン−セルロースエーテルである請求項1または2に
記載のシックナー組合せ物。 - 【請求項4】 セルロースエーテルがメチル−、ヒドロ
キシエチル−、ヒドロキシプロピル−またはエチルヒド
ロキシエチル置換基、好ましくはヒドロキシエチル−ま
たはエチルヒドロキシエチル置換基(セルロースエーテ
ル基体)を有しておりそしてセルロースエーテル基体を
基準として0.2重量% 〜5重量% の量で炭素原子数8
〜36、好ましくは10〜24の少なくとも1つの炭化
水素残基で別に置換されている請求項1〜3のいずれか
一つに記載のシックナー組合せ物。 - 【請求項5】 セルロースエーテル基体の別の置換基は
C8 〜C36−アルキルハロゲン化物、C8 〜C36−アル
キルアリールハロゲン化物、C8 〜C36−アルキルエポ
キシド、C8 〜C36−アルキルアリール−グリシジルエ
ーテルまたはC8 〜C36−アルキル−グリシジルエーテ
ルから誘導されている請求項1〜4のいずれか一つに記
載のシックナー組合せ物。 - 【請求項6】 用いたセルロースエーテルは1.5〜
3.3のモル置換度MS(EO)および0.8〜2.2
の平均置換度AS(EO)を有するヒドロキシエチルセ
ルロースエーテルである請求項1〜5のいずれか一つに
記載のシックナー組合せ物。 - 【請求項7】 用いたセルロースエーテルは0.5〜
1.5のモル置換度AS(エチル)、0.5〜2.8の
モル置換度MS(EO)および0.5〜2.0の平均置
換度AS(EO)を有するエチルヒドロキシエチルセル
ロースエーテルである請求項1〜5のいずれか一つに記
載のシックナー組合せ物。 - 【請求項8】 セルロースエーテル(成分I)は10,
000〜500,000の平均分子量(Mw )を有して
いる請求項1〜7のいずれか一つに記載のシックナー組
合せ物。 - 【請求項9】 ヒドロキシエチルセルロースエーテルお
よび/またはエチルヒドロキシエチルセルロースエーテ
ル(成分I)と非イオン界面活性剤(成分IIa)または
アニオン界面活性剤(成分IIb)との混合物を含む、請
求項1〜8のいずれか一つに記載のシックナー組合せ
物。 - 【請求項10】 成分IIの割合が成分IとIIとの総重量
を基準として0.01〜99.9重量% 、好ましくは
0.05〜30重量% 、特に好ましくは0.05〜10
重量% である請求項1〜9のいずれか一つに記載のシッ
クナー組合せ物。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一つに記載
のシックナー組合せ物を含有する建材。 - 【請求項12】 建材の乾燥重量を基準として0.01
〜2、好ましくは0.02〜1重量% のシックナー組合
せ物を含有する請求項11に記載の建材。 - 【請求項13】 建材、特にプラスター、プラスター/
石灰、石灰/セメントまたはセメントを基礎とする建材
および塗料、好ましくは分散塗料において請求項1〜1
0のいずれか一つに記載のシックナー組合せ物を用いる
方法。
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