JPH0716609Y2 - ワンタッチキャップ - Google Patents

ワンタッチキャップ

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JPH0716609Y2
JPH0716609Y2 JP1988139004U JP13900488U JPH0716609Y2 JP H0716609 Y2 JPH0716609 Y2 JP H0716609Y2 JP 1988139004 U JP1988139004 U JP 1988139004U JP 13900488 U JP13900488 U JP 13900488U JP H0716609 Y2 JPH0716609 Y2 JP H0716609Y2
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JP
Japan
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top plate
cylinder
liquid passage
pouring
spout
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988139004U
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JPH0259161U (ja
Inventor
善明 高倉
哲三 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワンタッチで開閉できる注出口付きキャップに
関する。
〔従来の技術〕
従来、ワンタッチキャップとして実開昭62-194561号公
報がある。
この公報に記載されたワンタッチキャップは、第4図乃
至第7図に示すように、キャップ本体1の天板4に係合
筒8を立設すると共に、係合筒8の液通路9を通路10で
容器の口筒部内と連設させ、キャップ本体1の上面に
は、注出ヘッド20を載置して設け、注出ヘッド20の注出
筒22を係合筒8に上下摺動可能に密嵌し、注出ヘッド20
には、注出ヘッド20の下降位置で、注出口23に連通する
液通路9を閉ざす閉孔具11を設け、さらに、押ボタン26
の下面から垂下して設けた脚27,27の下部を屈曲して天
板4に当接させ、その先端を注出筒22の下端部の両方の
側部にヒンジ24を介して一体に連設したものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図乃至第7図に示す従来のワンタッチキャップは、
押ボタン26を押圧することにより、液通路9を開き、注
出ヘッド20を押圧することにより液通路9を閉ざすこと
ができ便利である。
しかしながら、第4図乃至第7図に示す従来のワンタッ
チキャップは、押ボタン26の下面から垂下して設けた脚
27,27の下部を屈曲させ、先端を注出筒22の下端部の両
方の側部にヒンジ24を介して一体に連結しているので、
この屈曲する脚27のため成形用の金型が極めて複雑とな
り、成形が面倒でコスト高となる。また、ヒンジ24部分
の幅が狭いので、強度を保つために肉厚に形成すると柔
軟性が乏しくなる。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、成形が容
易でコストが安いワンタッチキャップとすると共に、そ
のヒンジ部を強度と柔軟性に富むものに形成できるよう
な構成とし、さらに操作性の良好な構造とすることを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器の口筒部に嵌着できるキャップ本体1を設
け、キャップ本体1の天板4上面に係合筒8を立設し、
係合筒8の液通路9は、天板4に穿設した通路10によっ
て口筒部内と連通するように形成すると共に、キャップ
本体1の上面には、注出ヘッド20を載置して設け、注出
ヘッド20の頂板21から垂下して設けた注出筒22を、係合
筒8に上下摺動可能に密嵌すると共に、頂板21には液通
路9と連通する注出口23を設け、そして、前記天板4と
頂板21のいずれか一方に、前記注出ヘッド20の下降位置
で、液通路9を閉ざす閉孔具11を設け、さらに、頂板21
には、押ボタン26をヒンジ24を介して回動可能に一体に
連設するとともに、この頂板21と押ボタン26の接合部の
中央部をスリット25で分離し、押ボタン26の下面には、
回動によりヒンジ24の下方に移動して注出ヘッド20を上
方に押し上げる脚27,27を、天板4に当接させて設けて
ワンタッチキャップとした。
〔作用〕
本考案は第1図に示す状態で液通路9は閉孔具11により
閉ざされている。
そこで、押ボタン26を押圧すると、押ボタン26はヒンジ
24(第3図)を中心として回動し、脚27,27がヒンジ24
の下方に移動して注出ヘッド20を上方に押し上げ、液通
路9を開き、注出口23から内容液を注出できる状態にな
る。このとき、頂板21と押ボタン26の接合部(ヒンジ)
の中央部はスリット25で分離されているため、押ボタン
26の操作に伴い注出筒22が撓むことはない。したがっ
て、注出筒22が係合筒8に引っかかることはなく、操作
性が良好となる。
次に、注出ヘッド20の頂板21を押圧すると、注出ヘッド
20は下降し、閉孔具11が液通路9を閉ざす。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例のワンタッチキ
ャップを示すものである。
この実施例のワンタッチキャップは、キャップ本体1が
嵌着用筒2で、容器の口筒部にねじにより螺合して嵌着
できるように形成されている。そして、キャップ本体1
の楕円形に形成された天板4の外周からは外筒3が垂下
して設けてあり、天板4上面の中央部には係合筒8が立
設してあり、係合筒8の液通路9は、天板4に穿設した
通路10によって容器の口筒部内と連通するように形成し
てあり、また、天板4の側方の後方寄りから、三角状に
上方に突出する側壁12,12が、外筒3と面一に設けてあ
り、天板4の前方にはガイド板13,13が立設してある。
そして、キャップ本体1の天板4の上面には、注出ヘッ
ド20を載置して設け、注出ヘッド20の頂板21から垂下し
て注出筒22が設けてあり、この注出筒22は、前記係合筒
8に上下摺動可能に液密に外嵌し、係合筒8の先端外周
と注出筒22の先端内周に形成した環状突部で脱出しない
よう係合するように形成してある。
また、注出ヘッド20の外周壁29の内側には、前記ガイド
板13が挿入されるガイド溝28が設けてあり、このガイド
溝28に挿入されたガイド板13も脱出防止用段部が係合す
るように形成されている。そして、頂板21には液通路9
と連通する注出口23が設けてあり、さらに、前記天板4
から栓として形成した閉孔具11が立設され、注出ヘッド
20の下降位置で注出口23に嵌入され、液通路9を閉ざす
ように形成されているが、この閉孔具11は注出ヘッド20
の頂板21から垂下して設けることも可能である。
また、注出ヘッド20の頂板21には、薄肉に形成されたヒ
ンジ24,24を介して押ボタン26が回動可能に一体に連設
してあり、この頂板21と押ボタン26の接合部の中央部は
半円形のスリット25で分離されてある。そして、押ボタ
ン26の下面には、回動によりヒンジ24の下方に移動して
注出ヘッド20を上方に押し上げる脚27,27が、前記キャ
ップ本体1の側壁12,12の内側に沿って垂下して設けて
あり、この脚27は天板4に当接させてある。
〔考案の効果〕
本考案は、注出ヘッド20の頂板21に、押ボタン26をヒン
ジ24を介して直接一体に連設したので、成形用の金型が
極めて簡単なものとなり、また、ヒンジ24を頂板21と押
ボタン26の間に形成したので、ヒンジ24を幅の広いもの
に形成することができ、その結果、ヒンジ24を薄肉に形
成しても強度を保持することが可能であるので、ヒンジ
24を強度と柔軟性に富むように形成できた。
また、頂板21と押ボタン26の接合部(ヒンジ)の中央部
はスリット25で分離したため、押ボタン26の操作に伴い
注出筒22が撓むことはない。したがって、注出筒22が係
合筒8に引っかかることはなく、操作性を良好とするこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図はその作動
状態の断面図、第3図はその分解斜視図、第4図は従来
例の断面図、第5図はその分解斜視図、第6図はその斜
視図、第7図はその作動状態の斜視図である。 1……キャップ本体、4……天板、8……係合筒、9…
…液通路、10……通路、11……閉孔具、20……注出ヘッ
ド、21……頂板、22……注出筒、23……注出口、24……
ヒンジ、25……スリット、26……押ボタン、27……脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の口筒部に嵌着できるキャップ本体1
    を設け、キャップ本体1の天板4上面に係合筒8を立設
    し、係合筒8の液通路9は、天板4に穿設した通路10に
    よって口筒部内と連通するように形成すると共に、キャ
    ップ本体1の上面には、注出ヘッド20を載置して設け、
    注出ヘッド20の頂板21から垂下して設けた注出筒22を、
    係合筒8に上下摺動可能に密嵌すると共に、頂板21には
    液通路9と連通する注出口23を設け、そして、前記天板
    4と頂板21のいずれか一方に、前記注出ヘッド20の下降
    位置で、液通路9を閉ざす閉孔具11を設け、さらに、頂
    板21には、押ボタン26をヒンジ24を介して回動可能に一
    体に連設するとともに、この頂板21と押ボタン26の接合
    部の中央部をスリット25で分離し、押ボタン26の下面に
    は、回動によりヒンジ24の下方に移動して注出ヘッド20
    を上方に押し上げる脚27,27を、天板4に当接させて設
    けたワンタッチキャップ。
JP1988139004U 1988-10-25 1988-10-25 ワンタッチキャップ Expired - Lifetime JPH0716609Y2 (ja)

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JP1988139004U JPH0716609Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 ワンタッチキャップ

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JP1988139004U JPH0716609Y2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 ワンタッチキャップ

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JPH0259161U JPH0259161U (ja) 1990-04-27
JPH0716609Y2 true JPH0716609Y2 (ja) 1995-04-19

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JPS6057545U (ja) * 1983-09-26 1985-04-22 株式会社 ニフコ 注出構造
JPS60177043U (ja) * 1984-05-01 1985-11-25 株式会社吉野工業所 注出キヤツプ
JPH0340762Y2 (ja) * 1985-03-29 1991-08-27

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JPH0259161U (ja) 1990-04-27

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