JPH07164905A - 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 - Google Patents

四輪駆動車の駆動力配分制御装置

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JPH07164905A
JPH07164905A JP34258293A JP34258293A JPH07164905A JP H07164905 A JPH07164905 A JP H07164905A JP 34258293 A JP34258293 A JP 34258293A JP 34258293 A JP34258293 A JP 34258293A JP H07164905 A JPH07164905 A JP H07164905A
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cylinder
motor
plunger
fluid pressure
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Katsumi Maehara
克己 前原
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムを小型化し、しかもまた、制御を簡素
化できるようにする。 【構成】モータ200を電気的に制御し、そのモータ2
00の回転を、液圧発生シリンダ装置300でプランジ
ャ370のストロークに変換する。それによって、液圧
室376内に液圧を発生し、その液圧を作動シリンダ4
0に供給する。作動シリンダ40は、可変トルククラッ
チ装置30のクラッチの接合度合いを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、四輪駆動車におい
て、エンジンから前後輪に伝達される駆動力配分を変化
させるための駆動力配分制御技術に関し、特に、そこに
用いる液圧供給ユニットを小型化する上で有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】この種の駆動力配分制
御装置は、車両の操縦の安定性を向上するためのもので
あり、エンジンから伝達される駆動力を、たとえば、車
両の走行状態に応じて、完全な後輪駆動状態から前後輪
50:50の駆動状態まで変化させる。その技術自体
は、たとえば、特公平4−24253号、あるいは特開
平4−397335号の公報にあるように、従来から良
く知られている。
【0003】こうした駆動力配分制御装置では、エンジ
ンからの駆動力の伝達経路上、前後輪の一方に至る部分
に、多板式クラッチのような可変トルククラッチ装置が
あり、その可変トルククラッチ装置の接合度合いを制御
することによって、伝達駆動力の大きさ(つまりは、駆
動力配分)を変える。このクラッチの接合度合いを制御
する手段としては、アクチュエータである作動シリンダ
と、その作動シリンダに対し、外部からの指令に基づき
液圧を供給する液圧供給ユニットとを含む。そして、液
圧供給ユニットは、従来一般に、油圧源であるポンプ
と、ポンプの吐出液を所定圧で蓄えるアキュムレータ
と、アキュムレータの液圧をコントローラからの指令に
基づき調圧し、作動シリンダ側に出力する比例ソレノイ
ドバルブとから構成されている。
【0004】しかし、従来の液圧制御ユニットでは、制
御装置を小型化する上、およびそれによる制御を簡素化
する上で、いくつかの問題がある。一つの問題は、ポン
プおよびアキュムレータを用いるため、液圧制御ユニッ
ト自体が大型になり、システムの全体を小型化すること
が困難なことである。また、もう一つは、システムの制
御が複雑になるという問題である。たとえば、常時所定
圧を維持するためのポンプ等の制御が複雑になるほか、
可変トルククラッチ装置の遊びをなくすことによって、
切換えの応答性を向上する際の制御も複雑になってしま
う。遊びをなくすため予圧を供給しようとすると、クラ
ッチの摩耗もあることから、その摩耗に応じて比例ソレ
ノイドバルブの開弁度合いを複雑に制御せざるをえない
からである。
【0005】
【発明の目的】この発明は、以上の各点を考慮してなさ
れたものであり、第1にシステムを小型化すること、第
2にシステムの制御を簡素化すること、を目的とするも
のである。
【0006】
【そのための手段および作用】そのため、この発明で
は、システムの中の液圧供給ユニットの構成を新たなも
のにする。すなわち、この発明で用いる液圧供給ユニッ
トは、外部からの指令を受けて回転を制御されるモータ
と、このモータの回転に応じたストロークにより液圧を
発生する液圧発生シリンダ装置とを有し、その液圧発生
シリンダ装置から可変トルククラッチ装置側の作動シリ
ンダに対して液圧を供給するようになっている。
【0007】モータの回転をピストンのストロークに変
換することによって、液圧を発生するため、ポンプの部
分がなくなり、それに応じてユニットが小型化し、また
音も静かになり、さらに、制御も簡単になる。また、液
圧供給ユニットの液圧発生シリンダ装置と可変トルクク
ラッチ装置側の作動シリンダとの間に、所定の残圧弁を
設けることができるので、切換えの応答性を簡単かつ容
易に向上することができる。さらにまた、可変トルクク
ラッチ装置側の作動シリンダのピストン周りに、その戻
り位置を調整するアジャスト機構を設けることにより、
クラッチの摩耗等による遊びをなくし、それと同時に、
液圧発生シリンダ装置からの供給液圧を常に適正なもの
にすることができる。
【0008】
【実施例】まず、図1に基づいて、この発明の全体的な
システム構成と、改良の中心となる液圧供給ユニットの
位置づけとを明らかにする。このシステムは、後輪駆動
ベースあるいは前輪駆動ベースの四輪駆動車に適用する
ことができる。図1は後輪駆動ベースの四輪駆動車への
適用例であり、左右前輪10L,10Rおよび左右後輪
12L,12Rを備える。エンジン14の駆動力は、後
輪に対しては、トランスミッション15、入力軸16、
リヤプロペラシャフト17等を含むリヤ駆動力伝達経路
18を通して直接伝達される。それに対し、前輪に対し
ては、多板式クラッチからなる可変トルククラッチ装置
30を通して間接的に伝達される。可変トルククラッチ
装置30は、フロント駆動力伝達経路20上、トランス
ミッション15に続く入力軸16とフロントプロペラシ
ャフト19との間に位置する。この可変トルククラッチ
装置30は、作動シリンダ40の作動に基づいてクラッ
チの接合度合いを変え、それによって、前後輪10L,
10R;12L,12Rの駆動力配分を変化させる。
【0009】液圧供給ユニット100は、そうした作動
シリンダ40に対し適正な液圧を供給するための油圧ユ
ニットである。この液圧供給ユニット100は、コント
ローラ50からの指令Sを受けて、供給すべき液圧を制
御する機能をもつ。コントローラ50に対する入力信号
としては、各車輪の回転速度を検出する車輪速センサ1
3aおよび車体速を検出するGセンサ13bからのもの
が基本である。コントローラ50は、それらの信号を受
けて、車の状況に合った駆動力配分を得るような制御信
号(指令)Sを液圧供給ユニット100に与える。
【0010】次に、図2に基づいて、この発明で用いる
液圧供給ユニット100について説明する。液圧供給ユ
ニット100は、基本的に、コントローラ50からの指
令Sを受けて回転を制御される電気モータ200と、こ
のモータ200の回転に応じたストロークにより液圧を
発生する液圧発生シリンダ装置300とから構成され
る。シリンダ装置300のシリンダ本体301は一端が
開口し、その開口部分に取付けフランジ302を備え
る。取付けフランジ302はモータ200を連結するた
め、およびユニット100自体を車体に取付けるための
ものである。シリンダ本体301は段付き形状であり、
取付けフランジ302に続く部分301bが大径、口が
閉じた側が小径部301aとなっている。そうしたシリ
ンダ本体301には、小径部301aの側にボス部30
1cがあり、その内側が入力ポート303となり、ま
た、そこから少し離れた底に近い部分が出力ポート30
4となっている。入力ポート303が作動液リザーバ
(図示しない)に連絡する一方、出力ポート304が可
変トルククラッチ装置30を作動するための作動シリン
ダ40に連絡する。
【0011】段付き形状のシリンダ本体301の内部に
は、大径孔310bと小径孔310aとが軸線を一にし
てつらなり、段付きシリンダ孔310を形成している。
モータ200は、その出力軸210をシリンダ本体30
1の軸線と一致させるようにして、取付けフランジ30
2の部分に取付けられている。そこで、モータ200の
出力軸210は、段付きシリンダ孔310の大径孔31
0bの中に入り込んでいる。この出力軸210の周りに
回転駆動部材330が連結されている。回転駆動部材3
30は、ベアリング320に支持されつつ、モータ20
0の回転に伴って回転される。回転駆動部材330はね
じ軸部332を含み、そのねじ軸部332の周りに回転
−直進変換部材340を支持している。回転−直進変換
部材340は、ねじ軸部332に対してボールねじ機構
(図示しない)を介して結合され、ねじ軸部330の回
転を直線運動(つまり、ストローク)に変換する。その
変換のため、回転−直進変換部材340は、クラッチ機
構350によって、通常の慣性トルクの下では、回転不
能に回り止めされている。クラッチ機構350は、固定
ばね受け351、可動ばね受け352、およびそれらの
ばね受け351,352間に支持されたクラッチばね3
53を含み、クラッチばね353の各端部は各ばね受け
351,352に対して締まりばめ状態にはまり合って
いる。また、回転−直進変換部材340には、筒状部材
360が一体化されており、その筒状部材360の先端
がプランジャ370に当たっている。プランジャ370
には、外周部分にガイドリング371およびシールリン
グ372、端部に戻しばね373がそれぞれ設けられて
いる。したがって、プランジャ370は、戻しばね37
3によって筒状部材360側に当たり、また、シールリ
ング372によって小径孔310aの部分に液圧室37
6を区画している。
【0012】さて、モータ200の回転に応じて、回転
−直進変換部材340がストロークし、それに伴ってプ
ランジャ370が小径孔310aの奥に移動すると、プ
ランジャ370によって入力ポート303近くの遮断弁
380を開状態から閉状態にする。その結果、液圧室3
76の中にプランジャ370の動きに応じた液圧が生
じ、その液圧は出力ポート304を通して作動シリンダ
40に供給される。このとき、プランジャ370が所定
量ストロークして液圧室376内に一定の液圧を発生さ
せている間は、モータ200には一定の電流が供給され
続けており、プランジャ370に作用する液圧による反
力とのバランスで、モータ200は停止状態に保たれ
る。一方、モータ200への通電が断たれたとき、モー
タ200の出力軸210は回転可能なフリーの状態にな
る。そのため、クラッチ機構350のクラッチばね35
3の力によって回転−直進変換部材340が戻され、そ
れに応じてプランジャ370も戻しばね373の力によ
って戻されることになる。このプランジャ370の動き
に応じて、遮断弁380は再び開状態になり、液圧室3
76内の液圧が作動液リザーバ(図示しない)に解放さ
れる。
【0013】図3は、液圧供給ユニット100から液圧
を供給される作動シリンダ40の一例を示す。この図3
に基づいて、作動シリンダ40を明らかにしよう。作動
シリンダ40は、一端が開口したハウジング401の中
に、ハウジング401の中心部のシリンダ孔410には
まり合ったピストン420と、そのピストン420の戻
り位置を調整するアジャスト機構450とを備える。ピ
ストン420は、外周にシールリング422を支持し、
ハウジング401の内部に液圧室425を区画する。液
圧室425は、ハウジング401の右側に設けた液圧供
給ポート402に臨んでいる。液圧供給ユニット100
から、液圧供給ポート402を通して液圧室425内に
液圧を供給すると、ピストン420は図の左方に動き、
可変トルククラッチ装置30の接合度合いを増加させ
る。一方、液圧室425の液圧を解放すると、ピストン
420は戻しばね(図示しない)の力により右方に戻
り、所定の戻り位置を保つ。ハウジング401の下部の
軸部材427は、移動するピストン420を案内し、ま
た、そのピストン420が最大に後退する位置を規制す
る。
【0014】しかし、ピストン420の戻り位置は、実
際上、アジャスト機構450によって調整される。アジ
ャスト機構450は、ハウジング401に対し、その軸
線に沿う位置に固定されたねじ部材452と、ねじ部材
452の外周にねじ結合した筒状のナット部材454
と、ナット部材454に所定の回転力を与え、ナット部
材454の一端454aとピストン420の対向面との
間の隙間Sを一定にするアジャストばね456とを含
む。アジャスト機構450のナット部材454は、ピス
トン420が図3の左方に動くとき、ストッパ457お
よびボールベアリング458を通してピストン420と
同じ方向に動く。そのとき、ナット部材454は、ねじ
部材452とねじ結合しているため、ねじ部材452側
からの作用力によって軸回りに回転し、アジャストばね
456を巻締めるように作用する。他方、液圧室425
の液圧が解放され、ピストン420が右方に戻るとき、
巻締めをゆるめるアジャストばね456はナット部材4
54を前記とは逆に回転し、ねじ部材452とのねじ結
合位置を調整する。この調整によって、ピストン420
の戻り位置は、可変トルククラッチ装置30のクラッチ
の摩耗等に基づく遊びをなくすように自動的に調整され
る。また、こうした遊びをより効果的になくし、クラッ
チの切換えの応答性を向上させるためには、作動シリン
ダ40の液圧室425に予圧を与えるようにするのが良
い。その点、作動シリンダ40の液圧供給ポート402
あるいは液圧供給ユニット100側の出力ポート304
の部分など、要は作動シリンダ40と液圧供給ユニット
100との間に、予圧を与えるための残圧弁60(図4
〜図6参照)を設けることができる。こうした残圧弁6
0は、たとえば、実公平4−45970号の公報が示す
ように、弁体と、その弁体に負荷を与えるばねからなる
簡単な構造であるため、そうしたポートの部分に容易に
設置することができるし、設置したとしても液圧の制御
系を複雑にすることはない。
【0015】液圧供給ユニット100は、すでに述べた
ように、モータ200および液圧発生シリンダ装置30
0とから主に構成される。モータ200によって作動す
る液圧供給シリンダ装置300の部分は、大径孔310
bの中の回転−直進変換部と、小径孔310aの中の液
圧発生部とに分けることができる。図4〜図6は、その
観点から、コントローラ50−液圧供給ユニット100
−作動シリンダ40の間の互いに異なる3つの制御方式
を示している。制御方式は互いに異なってはいるが、そ
の制御の目的は同じである。図7に示すように、液圧発
生部(つまりは、液圧室376)にリニアな特性をもっ
て液圧を発生することである。なお、制御方式を示す各
図には、予圧を与えるための残圧弁60も含む。
【0016】図4の制御方式では、モータ200として
ステッピングモータを用い、それに加えるパルス数に応
じて所定の液圧を得るように制御する。また、図5の制
御方式では、モータ200としてDCモータを用い、液
圧室376に発生する液圧を液圧センサ70によってモ
ニタし、それをコントローラ50にフィードバックする
ようにしている。このような液圧フィードバック制御を
行う際、制御回路には、図8に示すように、目標液圧信
号と液圧センサ信号とを比較するコンパレータ80と、
コンパレータ80の出力に応じて、モータ200の駆動
電流をオン、オフとスイッチング作動するスイッチング
素子90とを含む。このとき、目標液圧自体は、車輪速
等の情報に基づいてコントローラ50で決定する。
【0017】モータ200としてDCモータを用いる他
の制御方式として、さらに、モータの駆動電流のパルス
幅(つまり、オン−オフの時間比)を制御するデューテ
ィ制御(図6参照)を適用することができる。モータ2
00の駆動電流と液圧発生シリンダ装置300の液圧発
生部に得る液圧とが比例関係にあるので、モータ200
に加える電流を変調して制御することによって、その平
均電流に対応する液圧を得るわけである。このデューテ
ィ制御にあっては、液圧フィードバック制御で用いる液
圧センサ70が不要であり、その分コスト的にも信頼性
の点でも有利である。
【0018】なお、モータ駆動式の液圧発生シリンダ装
置300では、液圧発生部のプランジャ370が戻しば
ね373により非作動位置に復帰する。そのため、コン
トローラ50からの通電が断たれる故障が万一生じた場
合、四輪駆動に切換えることができなくなるおそれがあ
る。そうした場合のフェイル対策のため、コントローラ
50の故障に応じてモータ200に固定デューティ比の
制御電流を流すフェイルセーフ用コントローラを追加す
ることができる。
【0019】また、液圧発生シリンダ装置300では、
目標液圧に対するオーバーシュートのおそれがある。そ
のオーバーシュートは、モータ200に供給される電流
の上昇が止まり、電流が一定となったとしても、モータ
200、ボールねじ機構等の回転部分に作用する慣性ト
ルクにより、プランジャ370が推力を受けることに起
因して生じる。そうしたオーバーシュートを少なくする
対策として、次のようなものがある。一つは、液圧発生
シリンダ装置300において、シールリング372に対
するプランジャ370の摺動抵抗が慣性トルクによる推
力を打ち消すように、シールリング372によるシール
径の大きさを定める方法、換言すると、そのシール径を
多少大きく設定する方法である。他の一つは、モータ2
00の電流制御上、立上りをなだらかにする方法であ
り、たとえば、デューティ制御では、最初に幅の狭いパ
ルスを数パルス出力し、その後所定幅のパルスを出力す
るような制御を行うようにするような方法をとる。
【0020】
【発明の効果】この発明では、モータ200を電気的に
制御することによって、液圧発生シリンダ装置300で
所定の液圧を得るようにしているので、それらから構成
される液圧供給ユニット100を小型化することがで
き、しかも、モータ200を中心とした制御であるた
め、その制御も簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体的なシステム構成を示す図であ
る。
【図2】この発明で用いる液圧供給ユニットの一例を示
す断面構造図である。
【図3】この発明で用いる作動シリンダの一例を示す断
面構造図である。
【図4】制御方式の第1の例を示す図である。
【図5】制御方式の第2の例を示す図である。
【図6】制御方式の第3の例を示す図である。
【図7】この発明で得る液圧の特性図である。
【図8】図5の制御方式で用いる制御回路の一例を示す
図である。
【符号の説明】
10L,10R 前輪 12L,12R 後輪 14 エンジン 18 リヤ駆動力伝達経路 20 フロント駆動力伝達経路 30 可変トルククラッチ装置 40 作動シリンダ 50 コントローラ 60 残圧弁 100 液圧供給ユニット 200 モータ 300 液圧発生シリンダ装置 303 入力ポート 304 出力ポート 340 回転−直進変換部材 350 クラッチ機構 376 液圧室 420 ピストン 450 アジャスト機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから前輪または後輪の一方に至
    る駆動力伝達経路に設けられる可変トルククラッチ装置
    と、この可変トルククラッチ装置の接合度合いを制御可
    能に液圧を供給される作動シリンダと、この作動シリン
    ダに対し、外部からの指令に基づき液圧を供給する液圧
    供給ユニットとを備えた四輪駆動車の駆動力配分制御装
    置において、前記液圧供給ユニットが、外部からの指令
    を受けて回転を制御されるモータと、このモータの回転
    に応じたストロークにより液圧を発生する液圧発生シリ
    ンダ装置とを有し、その液圧発生シリンダ装置を前記作
    動シリンダに接続した四輪駆動車の駆動力配分制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の四輪駆動車の駆動力配分制御
    装置において、前記液圧発生シリンダ装置と前記作動シ
    リンダとの間に、前記液圧発生シリンダ装置の圧力解放
    時に前記作動シリンダ側に所定の圧力を保持する残圧弁
    を設けた四輪駆動車の駆動力配分制御装置。
  3. 【請求項3】 前記作動シリンダは、前記液圧発生シリ
    ンダ装置からの液圧を受けて前記可変トルククラッチ装
    置の接合度合いを増加させる方向に移動するピストン
    と、このピストンに前記方向への所定以上の移動が生じ
    たとき、その戻り位置を調整するアジャスト機構とを含
    む、請求項1または2の四輪駆動車の駆動力配分制御装
    置。
JP34258293A 1993-12-14 1993-12-14 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 Pending JPH07164905A (ja)

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