JPH05324093A - 自動設定減圧弁 - Google Patents
自動設定減圧弁Info
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- JPH05324093A JPH05324093A JP14834992A JP14834992A JPH05324093A JP H05324093 A JPH05324093 A JP H05324093A JP 14834992 A JP14834992 A JP 14834992A JP 14834992 A JP14834992 A JP 14834992A JP H05324093 A JPH05324093 A JP H05324093A
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Abstract
相殺して、低トルクのアクチュエ―タを使用可能にす
る。 【構成】 一端が取付台33に当接し他端が調節ねじ1
9の段部に当接する円筒形状のベロ―ズ22を調節ねじ
19の周囲に配置する。ベロ―ズ22の内部に導管23
を介して二次圧を導入する。調節ねじ19に作用する圧
力設定ばね16の上方向の力を、二次圧によるベロ―ズ
22の下方向の力で相殺することにより、低トルクのア
クチュエ―タ26で調節ねじ19を回転操作できる。
Description
定する圧力設定ばねの弾性力を調節ねじの進退位置の変
更によって調節する減圧弁において、調節ねじの進退を
アクチュエ―タによって行う自動設定減圧弁に関する。
自動設定減圧弁は、減圧弁の弁ケ―シングに形成した軸
受部にねじ結合した調節ねじを電動機で回転させて軸方
向に移動させることにより圧力設定ばねの付勢状態を変
更するように構成し、調節ねじの位置と設定圧力との関
係に基づいて、電動機の駆動を制御するようにしたもの
である。この自動設定減圧弁においては、調節ねじを締
め込んで圧力設定ばねを圧縮するにしたがって、圧力設
定ばねの発生力が大きくなり、アクチュエ―タのトルク
が不足する問題が生じていた。
1166号公報に示されている。これは、調節ねじに被
磁性部材を取り付け、被磁性部材に対向して、調節ねじ
を締め込んだときに、被磁性部材を吸引する磁性部材を
配置することにより、調節ねじを締め込んで行くにした
がって、磁性部材の吸引力が増大せしめ、圧力設定ばね
の発生力を吸収し、これにより、アクチュエ―タのトル
ク不足を防止するものである。
圧力設定ばねの発生力が調節ねじの締込量に比例するの
に対して、磁性部材の吸引力は締込量の自乗に比例する
ので、アクチュエ―タのトルク不足を有効に防止でき
ず、比較的トルクの大きなアクチュエ―タを必要とする
問題があった。従って、本発明の技術的課題は、圧力設
定ばねの発生力と、この発生力を吸収する吸収力とを比
例させることである。
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケ―シング
に形成した軸受部にねじ結合した調節ねじを回転させて
軸方向に移動させその移動により圧力設定ばねの付勢状
態を変更することにより弁の設定圧力を調節するように
構成され、調節ねじの軸方向の移動をアクチュエ―タに
よって行うようにした自動設定減圧弁において、一端が
弁ケ―シングの固定壁に当接し他端が調節ねじに当接す
るベロ―ズを配置し、ベロ―ズ内に二次圧を導入して調
節ねじを圧力設定ばねに対向して付勢するようにしたも
のである。
調節ねじは、その締込量に応じて、圧力設定ばねの発生
力とそれに対向する方向の二次圧によるベロ―ズの力を
受ける。二次圧は調節ねじの位置、即ち圧力設定ばねの
圧縮量に比例するので、圧力設定ばねの発生力とこれに
対向するベロ―ズの力とは比例する。従って、調節ねじ
が受ける圧力設定ばねの発生力をベロ―ズの力によって
相殺でき、トルクの小さなアクチュエ―タであっても調
節ねじを回転させて軸方向に移動させることができる。
明する(図1参照)。弁ケ―シングで入口1と出口2、
主弁口3を形成し、主弁口3は主弁ばね4で閉弁方向に
付勢された主弁体5で開閉する。ピストン9をシリンダ
―10内に摺動自在に配置し、ピストン9の下部ピスト
ン棒は前記主弁体5の上部突起部に当接する。ピストン
9の下面には出口2側の流体圧力が作用し、上面には入
口1側の流体圧力が一次圧通路11,12を通してパイ
ロット弁13で制御されて導入される。パイロット弁1
3は閉弁方向にばねで付勢され、弁棒を介してダイヤフ
ラム14の下面に当り、その変位により開弁方向の操作
力を受ける。
押え15を介して圧力設定ばね16の下端が当接し、弾
性力が作用する。圧力設定ばね16の上端にはばね受け
部材17及びボ―ル18を介して調節ねじ19の下端が
当り、調節ねじ19の回転による進退で、圧力設定ばね
16の圧縮量を調節して、ダイヤフラム14に作用する
弾性力を調節できるようになっている。調節ねじ19
は、弁ケ―シングの一部を成すばね収容ケ―ス20に固
定した軸受部21にねじ結合している。ダイヤフラム1
4の下面は出口2に連通する二次側検出通路24を通し
てダイヤフラム室25に面する。
定ばね16のダイヤフラム14を押し下げる弾性力が変
る。従って、ダイヤフラム14が下方に変位するとパイ
ロット弁13が押し下げられて開弁し、入口1の流体が
通路11,12を通ってピストン9の上方に導入され、
主弁体5がピストン9で押し下げられて主弁口3が開か
れ、入口1の流体が出口2に流れる。二次側の圧力が上
昇すると二次側検出通路24を通してダイヤフラム室2
5の圧力も上昇し、ダイヤフラム14が上方に変位す
る。その結果パイロット弁13が押し上げられて閉弁し
ピストン9の上方への供給流体が減少し主弁体5が主弁
ばね4で押し上げられ、主弁口3が塞がれる。以上を繰
り返して二次側の圧力を所望の値に保持する。
転して圧力設定ばね16のダイヤフラム14への付勢力
を変更する。この調節ねじ19を回転せしめる機構を以
下に説明する。調節ねじ19の上部にアクチュエ―タ2
6の出力軸27を嵌合する嵌合孔28を形成し、嵌合孔
28の周囲には2か所切欠部29を形成する。出力軸2
7にピン30を貫通させて固定し、ピン30の両端を切
欠部29に嵌合して、出力軸27を嵌合孔28に嵌合す
る。アクチュエ―タ26は出力軸27を有する減速機3
1と減速機31の入力側に結合されたモ―タ32とから
成り、収容ケ―ス20に固定した取付台33に固定さ
れ、カバ―34で覆われる。また、一端が取付台33に
当接し他端が調節ねじ19の段部に当接する円筒形状の
ベロ―ズ22を調節ねじ19の周囲に配置する。ベロ―
ズ22の内部に導管23を介して二次圧を導入する。
給する制御手段35を配置する。制御手段35には予め
調節ねじ19の位置と設定圧力の関係を記憶せしめてお
く。出力軸27の定位置に於ける回転に対し、調節ねじ
19はピン30を介して回転しながら軸方向に移動す
る。取付台32に調節ねじ19の軸方向の位置を検出す
るポテンショ・メ―タ36を取り付ける。
と、制御手段35は調節ねじ19の位置と設定圧力との
関数関係に基づいて電動機32を回転させ、調節ねじ1
9を進退せしめて圧力設定ばね16の弾性力を調節す
る。ポテンショ・メ―タ36により調節ねじ19が停止
すべき位置に変位したことが検出されると、制御手段3
5は電動機32の駆動を停止する。ベロ―ズ22内には
二次圧が導管23を介して導入される。この二次圧によ
るベロ―ズ22の力によって、調節ねじ19が受ける圧
力設定ばね16の発生力を相殺する。
次圧を作用せしめたベロ―ズで圧力設定ばねの発生力を
相殺するので、トルクの小さなアクチュエ―タを使用す
ることができる。従って、小型で安価な自動設定減圧弁
を得ることができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ケ―シングに形成した軸受部にねじ結
合した調節ねじを回転させて軸方向に移動させその移動
により圧力設定ばねの付勢状態を変更することにより弁
の設定圧力を調節するように構成され、調節ねじの軸方
向の移動をアクチュエ―タによって行うようにした自動
設定減圧弁において、一端が弁ケ―シングの固定壁に当
接し他端が調節ねじに当接するベロ―ズを配置し、ベロ
―ズ内に二次圧を導入して調節ねじを圧力設定ばねに対
向して付勢するようにした自動設定減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148349A JP2787394B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 自動設定減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148349A JP2787394B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 自動設定減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05324093A true JPH05324093A (ja) | 1993-12-07 |
JP2787394B2 JP2787394B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=15450779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4148349A Expired - Fee Related JP2787394B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 自動設定減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2787394B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007094545A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nippon Seiki Kk | 減圧弁装置 |
KR100821987B1 (ko) * | 2007-02-06 | 2008-04-15 | 한국기계연구원 | 압전액추에이터를 이용한 압력 레귤레이터 |
JP2013161418A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Ckd Corp | 流量制御装置及び流量制御システム |
Citations (3)
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JPS6025010U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-20 | 株式会社 小金井製作所 | 圧力調整装置 |
JPS62295125A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-22 | Tokyo Gas Co Ltd | ガスガバナ装置 |
JPH0440310U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-06 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148349A patent/JP2787394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2787394B2 (ja) | 1998-08-13 |
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