JPH07164645A - 印字ハンマ - Google Patents

印字ハンマ

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Publication number
JPH07164645A
JPH07164645A JP31244193A JP31244193A JPH07164645A JP H07164645 A JPH07164645 A JP H07164645A JP 31244193 A JP31244193 A JP 31244193A JP 31244193 A JP31244193 A JP 31244193A JP H07164645 A JPH07164645 A JP H07164645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
armature
arm
armatures
leaf spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31244193A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Tanaka
一彦 田中
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NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 板ばねとアーマチュアとアーム印字ピンとを
炉中において同時に蝋付けして結合させる。 【効果】 各部品の必要な特性値を確保し、しかも必要
な結合強度が得られ、従って高実装密度が可能になるた
め、高速印字ができる印字ハンマが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットラインプリンタの
印字ハンマに関し、特にスプリングチャージ式のドット
ラインプリンタの印字ハンマに関する。
【0002】
【従来の技術】スプリングチャージ式のドットラインプ
リンタの印字ハンマは、板ばねのばね性とアーマチュア
の磁気特性とアームの高強度および高疲労限の機械的強
度との三条件を満足することが要求されるが、一つでこ
れらを同時に満足する材料がないため、従来の印字ハン
マは、それぞれの特性を満足する複数の材料を結合して
一つの印字ハンマを形成している。
【0003】このための結合方法としては、かしめ等の
塑性加工による結合する方法と、部分的に熱を加えて溶
接または溶着によって結合する方法とが主として用いら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
印字ハンマは、高速印字に対して次のように問題点を有
している。
【0005】すなわち、高速印字を行わせるためには印
字ハンマの数を多くすることが有効であるが、このため
には印字ハンマの実装密度を高くすることが必要であ
り、印字ハンマの実装密度を高くすると、上記の結合部
分の面積が小さくなるため、かしめ等の塑性加工による
結合方法では結合が不可能になり、溶接または溶着によ
る結合方法では、結合強度が不足となって実用上の特性
値(ばね性または磁気特性または機械的強度)が低下す
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドットラインプ
リンタの印字ハンマは、印字行と平行に所定のピッチで
配設され先端部に印字ピンを固着した複数個のアーマチ
ュアと前記複数個のアーマチュアに対応して設けられ対
応する前記アーマチュアを保持するアームと前記複数個
のアーマチュアに対応して設けられ対応する前記アーマ
チュアを復帰させる複数個の板ばねとを有する印字ハン
マと、前記アーマチュアを吸引する永久磁石と、前記永
久磁石の上部に設置され前記永久磁石の磁力によって前
記アーマチュアを直接吸引し先端部が櫛歯状に形成され
ている第一のヨークと、前記第一のヨークの前記櫛歯状
の部分に巻回されている電磁コイルと、前記永久磁石の
下部に設置され前記印字ハンマを固定する第二のヨーク
とを備えるドットラインプリンタの印字ハンマであっ
て、前記板ばねと前記アーマチュアと前記アームと前記
印字ピンとを炉中において同時に蝋付けして結合させた
ものであり、更に、蝋付け処理後、焼入れおよび焼戻し
処理並びに磁気焼鈍処理を行ったものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
【0009】図1において、板ばね1は、所定のばね特
性を有しており、その先端部をアーマチュア2の下面に
固着されている。アーマチュア2は、先端部に印字ピン
4を固着しており、印字ピン4は、板ばね1に設けてあ
る穴を貫通して下方に延長している。アーマチュア2の
後端部はアーム3に固着されており、永久磁石(図示省
略)によって吸引されて印字ピン4を駆動して印字を行
わせる。このため、アーマチュア2は、所定の磁気特性
を有していることが必要である。またアーム3は、印字
ピン4がインクリボンを介して印字用紙を打撃すること
によって印字を行うときの反撥力を受けるため、高強度
および高疲労限の機械的強度が要求される。また、印字
ピン4は、印字動作のとき、板ばね1の挙動の悪影響を
排除するため、両端部をアーマチュア2および支持板5
に固定されている。
【0010】本実施例は、これらの5個の部品を炉中に
おいて同時に蝋付けして結合させ、更に、蝋付け後、板
ばね1の磁気特性とアーム3の機械的強度を確保するた
めの焼入れおよび焼戻し処理と、アーマチュア2の磁気
特性を確保するための磁気焼鈍とを行う。これにより、
蝋付け処理によって劣化した各部品の組織を変化させ、
各部品の特性値を確保することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字ハン
マは、板ばねとアーマチュアとアーム印字ピンとを炉中
において同時に蝋付けして結合させることにより、各部
品の必要な特性値を確保し、しかも必要な結合強度が得
られるという効果があり、従って高実装密度が可能にな
るため、高速印字ができる印字ハンマが得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 板ばね 2 アーマチュア 3 アーム 4 印字ピン 5 支持板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字行と平行に所定のピッチで配設され
    先端部に印字ピンを固着した複数個のアーマチュアと前
    記複数個のアーマチュアに対応して設けられ対応する前
    記アーマチュアを保持するアームと前記複数個のアーマ
    チュアに対応して設けられ対応する前記アーマチュアを
    復帰させる複数個の板ばねとを有する印字ハンマと、前
    記アーマチュアを吸引する永久磁石と、前記永久磁石の
    上部に設置され前記永久磁石の磁力によって前記アーマ
    チュアを直接吸引し先端部が櫛歯状に形成されている第
    一のヨークと、前記第一のヨークの前記櫛歯状の部分に
    巻回されている電磁コイルと、前記永久磁石の下部に設
    置され前記印字ハンマを固定する第二のヨークとを備え
    るドットラインプリンタの印字ハンマであって、前記板
    ばねと前記アーマチュアと前記アームと前記印字ピンと
    を炉中において同時に蝋付けして結合させたことを特徴
    とするドットラインプリンタの印字ハンマ。
  2. 【請求項2】 蝋付け処理後、焼入れおよび焼戻し処理
    並びに磁気焼鈍処理を行うことを特徴とする請求項1記
    載のドットラインプリンタの印字ハンマ。
JP31244193A 1993-12-14 1993-12-14 印字ハンマ Withdrawn JPH07164645A (ja)

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JP31244193A JPH07164645A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 印字ハンマ

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JP31244193A JPH07164645A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 印字ハンマ

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Publication Number Publication Date
JPH07164645A true JPH07164645A (ja) 1995-06-27

Family

ID=18029242

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31244193A Withdrawn JPH07164645A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 印字ハンマ

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Effective date: 20010306