JPH07164525A - 振動溶着機 - Google Patents

振動溶着機

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JPH07164525A
JPH07164525A JP34227493A JP34227493A JPH07164525A JP H07164525 A JPH07164525 A JP H07164525A JP 34227493 A JP34227493 A JP 34227493A JP 34227493 A JP34227493 A JP 34227493A JP H07164525 A JPH07164525 A JP H07164525A
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JP
Japan
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cam follower
center
vibration
moving table
moving
Prior art date
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Application number
JP34227493A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Fukushima
啓介 福島
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック製品を均一に溶着させることが
でき、振動テーブルの振動ストロークを無段階に調整す
ることができ、瞬時に振動テーブルの振動を停止させて
位置精度よくプラスチック製品同士を溶着させることが
でき、構造が簡単で、かつ安価に構成できるようにす
る。 【構成】 クラッチ機構Cを、第1ガイドバー2L,2
Rで案内される第1移動テーブル3と、第1移動テーブ
ルを動力伝達位置と非動力伝達位置とに移動させる第1
エアーシリンダ5と、第1移動テーブルに設けられ、モ
ータ10で回転させられる駆動カムフォロワ11aと、
第2ガイドバー14F,14Bで案内される振動テーブ
ル15に設けられた従動カムフォロワ15aと、第1移
動テーブルに一端部が回動可能に取り付けられ、駆動カ
ムフォロワおよび従動カムフォロワが移動可能に遊嵌す
る平行孔6aを有し、駆動カムフォロワが回転すること
によって揺動する揺動杆6とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クラッチ機構を動力
伝達状態にして振動テーブルを振動させ、プラスチック
製品同士をこすり合わせることによって発生する摩擦熱
でプラスチック製品同士を溶着させる振動溶着機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の溶着機として、一方のプラスチッ
ク製品を回転させることによって発生する摩擦熱でプラ
スチック製品同士を溶着させるもの(スピン型溶着
機)、振動発生を電磁石で行い、プラスチック製品を板
ばねで所定位置に位置決めするもの(電磁石型振動溶着
機)などが提案されている。
【0003】上述した前者の場合、一方のプラスチック
製品を回転させる構成とすればよいので、モータの動力
で一方のプラスチック製品を回転させることができるた
め、構造が簡単となり、溶着時間を短くすることができ
る。そして、後者の場合、位置精度よく大きなプラスチ
ック製品同士を溶着させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶着機は上記の
ように構成されているので、すなわち前者の場合、一方
のプラスチック製品を回転させることによってプラスチ
ック製品同士を溶着させるため、回転する方のプラスチ
ック製品が円筒形状のものに制約されるとともに、回転
中心部分が溶けにくいため、回転中心部分が溶着できな
いという不都合があった。また、後者の場合、位置精度
よくプラスチック製品同士を溶着させる性能を確保する
ために複雑で大型化するとともに、高価になるという不
都合があった。
【0005】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、プラスチック製品を均一に
溶着させることができ、振動テーブルの振動ストローク
を無段階に調整することができるとともに、瞬時に振動
テーブルの振動を停止させて位置精度よくプラスチック
製品同士を溶着させることができ、構造が簡単で、かつ
安価に構成できる振動溶着機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、振動テーブ
ルを振動させ、プラスチック製品同士をこすり合わせる
ことによって発生する摩擦熱でプラスチック製品同士を
溶着させる振動溶着機において、振動テーブルに第2駆
動源の動力を伝達するクラッチ機構を、平行な第1ガイ
ドバーと、この第1ガイドバーによって案内される移動
テーブルと、この移動テーブルを動力伝達位置と非動作
伝達位置とに移動させる第1駆動源と、移動テーブルに
設けられ、第2駆動源によって回転させられる駆動カム
フォロワと、平行な第2ガイドバーによって案内される
振動テーブルに設けられた従動カムフォロワと、移動テ
ーブルに一端部が回動可能に取り付けられ、駆動カムフ
ォロワおよび従動カムフォロワが移動可能に遊嵌する平
行孔を有し、駆動カムフォロワが回転することによって
揺動する揺動杆とで構成し、第1駆動源で移動テーブル
を非動力伝達位置に移動させてクラッチ機構を非動力伝
達状態にすると、揺動杆の揺動中心と従動カムフォロワ
の中心とが一致して振動テーブルは振動せず、第1駆動
源で移動テーブルを動力伝達位置に移動させてクラッチ
機構を動力伝達状態にすると、揺動杆の揺動中心と従動
カムフォロワの中心とがずれて振動テーブルが振動する
ものである。
【0007】
【作用】この発明における振動溶着機は、第1駆動源で
移動テーブルを非動作位置に移動させてクラッチ機構を
非動力伝達状態(オフ状態)にすると、揺動杆の揺動中
心と従動カムフォロワの中心とが一致するので、駆動カ
ムフォロワの回転にかかわらず、振動テーブルが振動し
ない。そして、第2駆動源で駆動カムフォロワを回転さ
せている状態で、第1駆動源で移動テーブルを動作位置
に移動させてクラッチ機構を動力伝達状態(オン状態)
にすると、揺動杆の揺動中心と従動カムフォロワの中心
とがずれるので、振動テーブルが振動する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例である振動溶着機の一
部を破断した非動作時の正面図、図2は図1の振動溶着
機の第2移動テーブルなどを省略して一部を破断したク
ラッチ機構がオフ状態の平面図、図3は図2のA−A線
で一部を破断および省略した右側面図、図4は第2移動
テーブルが下降した動作時の図1に対応する正面図、図
5はクラッチ機構がオン状態の図2に対応する平面図、
図6はクラッチ機構がオン状態の図3に対応する右側面
図、図7および図8は揺動杆の動作説明図である。
【0009】これらの図において、1はテーブルを示
し、上面板の中央に、前後方向に開放した開口1aが設
けられている。2L,2Rは平行な第1ガイドバーを示
し、テーブル1の開口1aの両側に位置し、テーブル1
の前板と後ろ板とに両端が固定されている。3は第1ガ
イドバー2L,2Rでテーブル1の前後方向に案内され
る第1移動テーブルを示し、左右方向の中心の後部側
に、後述する回転テーブル11が挿入される丸孔3aが
設けられている。
【0010】4F,4Bは第1ガイドバー2L,2Rに
取り付けられたストッパを示し、第1移動テーブル3の
移動範囲を規制するものである。5はテーブル1の後ろ
板の後ろ側に取り付けられた第1駆動源としての第1エ
アーシリンダを示し、ロッド5aの先端部分はテーブル
1の後ろ板を貫通して第1移動テーブル3の後端部分に
取り付けられている。6はテーブル1の開口1a内に位
置する揺動杆を示し、図3および図6に示すように、一
端部を第1移動テーブル3の上面の前端部で、左右方向
の中心に支持軸7、オイルレスプレート8およびオイル
レスブッシュ9で回動可能に軸支され、一端(前端)か
ら他端側(後ろ側)へ垂直方向に、後述する駆動カムフ
ォロワ11aおよび従動カムフォロワ15aがほとんど
隙間のない状態で上下から遊嵌するとともに、移動する
平行孔6aが設けられ、他端部には水平方向に被ガイド
溝6bが設けられている。
【0011】10は第2駆動源としてのモータを示し、
第1移動テーブル3の下面に、回転軸が丸孔3aの中心
に位置するように取り付けられている。11はモータ1
0の回転軸に取り付けられた回転テーブルを示し、第1
移動テーブル3の上面に突出する円柱状の駆動カムフォ
ロワ11aが偏心した位置に設けられ、この駆動カムフ
ォロワ11aは、図7および図8に一点鎖線で示す円周
上を回転し、揺動杆6の平行孔6aに下側から遊嵌して
いる。
【0012】12はテーブル1の開口1a内に位置する
ガイド板を示し、第1移動テーブル3の上面の後端部に
取り付けられ、被ガイド溝6bに係合して揺動杆6の揺
動を案内するものである。13L,13Rは開口1aを
挟むようにテーブル1の上面に取り付けられた支持ブロ
ック、14F,14Bは平行な第2ガイドバーを示し、
この第2ガイドバー14F,14Bは第1ガイドバー2
L,2Rと直交するように、支持ブロック13L,13
Rに両端が固定されている。
【0013】15は第2ガイドバー14F,14Bでテ
ーブル1の左右方向に案内される振動テーブルを示し、
揺動杆6の平行孔6aに上側から遊嵌する円柱状の従動
カムフォロワ15aが下面に突出させて設けられ、上面
に一方のプラスチック製品Paを位置決めする載置部1
5bが設けられている。この載置部15bは、振動テー
ブル15の上面にコ字状をした部材をねじで取り付ける
ことによって形成されている。
【0014】16は支持フレームを示し、円柱状の左、
右支柱16l,16rと、この左、右支柱16l,16
rの上端部に両端部が固定された天板16uとで構成さ
れ、テーブル1の上面の左右端部に左、右支柱16l,
16rの下端部が固定されている。17は支持フレーム
16の左、右支柱16l,16rで上下方向に案内され
る第2移動テーブル、18は支持フレーム16の天板1
6uの上面側に取り付けられた第3駆動源としての第2
エアーシリンダを示し、この第2エアーシリンダ18の
ロッド18aの先端部分は、天板16uを貫通して第2
移動テーブル17の上端部分に取り付けられている。
【0015】19は第2移動テーブル17の下面に取り
付けられたチャッキング部を示し、ねじ19aを締め付
けたり、弛めることによって他方のプラスチック製品P
bを着脱することができるものである。20F,20B
は支持フレーム16の天板16uの前後に、下側に向け
て取り付けられた第1保護板、21F,21Bは第2移
動テーブル17の前後に、下側に向けて取り付けられた
第2保護板を示し、第1保護板20F,20Bの間隔
は、第2移動テーブル17および第2保護板21F,2
1Bが出入りできる間隔とされている。
【0016】なお、クラッチ機構Cは、第1ガイドバー
2L,2R、第1移動テーブル3、第1エアーシリンダ
5、揺動杆6、駆動カムフォロワ11aおよび従動カム
フォロワ15aで構成されている。そして、振動テーブ
ル15の載置部15bの中心位置に従動カムフォロワ1
5aが設けられ、従動カムフォロワ15aの中心線上に
非動作状態時の支持軸7の中心が位置する。
【0017】さらに、支持軸7および従動カムフォロワ
15aの中心を通り、第1ガイドバー2L,2Rと平行
な面上に駆動カムフォロワ11aの回転中心および第1
エアーシリンダ5の中心が位置する。また、従動カムフ
ォロワ15aの中心線上にチャッキング部19の中心お
よび第2エアーシリンダ18の中心が位置する。
【0018】次に、動作について説明する。まず、図1
〜図3に示す非動作状態において、例えば平板状のプラ
スチック製品Paを振動テーブル15の載置部15bに
載置するとともに、チャッキング部19に非溶着部分を
挿入し、溶着面を下側にしてねじ19aを締め付けるこ
とによってプラスチック製品Pbをチャッキング部19
に取り付ける。そして、図示を省略した操作部を操作し
て制御開始状態にすると、制御部の制御により、まず、
モータ10が回転することによって駆動カムフォロワ1
1aが回転するので、この駆動カムフォロワ11aが遊
嵌している揺動杆6が支持軸7を中心にして揺動を開始
する。
【0019】しかし、この状態では、図7に示すよう
に、支持軸7と従動カムフォロワ15aとの中心が同一
直線上にあり、クラッチ機構Cはオフ状態なので、振動
テーブル15は振動しない。次に、第1エアーシリンダ
5が動作状態となってロッド5aが突出すると、第1移
動テーブル3は、図5および図6に示すように、第1ガ
イドバー2L,2Rで案内されてストッパ4Fに衝合す
る位置までテーブル1の前方側へ移動する。
【0020】このように第1移動テーブル3がテーブル
1の前方側へ移動し、クラッチ機構Cはオン状態になる
と、従動カムフォロワ15aが平行孔6a内を他端側へ
移動するので、図8に示すように、第1移動テーブル3
が移動する過程で従動カムフォロワ15aの中心と支持
軸7の中心との水平方向の距離が順次長くなる。したが
って、揺動杆6は支持軸7を中心に揺動を開始し、振動
テーブル15は第2ガイドバー14F,14Bに案内さ
れてテーブル1の左右方向に振動を開始し、振幅が、例
えば3mmまで順次大きくなる。
【0021】そして、第2エアーシリンダ18が動作状
態となってロッド18aが所定圧で突出するので、図4
に示すように、第2移動テーブル17は支持フレーム1
6の左、右支柱16l,16rで案内されてテーブル1
の下方側へ移動する。このように第2移動テーブル17
がテーブル1の下方側へ移動すると、プラスチック製品
Pbがプラスチック製品Paに所定圧(第2エアーシリ
ンダ18の駆動圧)で圧接するので、プラスチック製品
Pa,Pb同士がこすり合わされて摩擦熱が発生する。
【0022】この摩擦熱によってプラスチック製品P
a,Pb同士を溶着させることができる時間、例えば3
秒〜5秒が経過すると、第1エアーシリンダ5が非動作
状態となってロッド5aが復帰すると、第1移動テーブ
ル3は、図2および図3に示すように、第1ガイドバー
2L,2Rで案内されてストッパ4Rに衝合する位置ま
でテーブル1の後方側へ移動し、復帰するので、支持軸
7と従動カムフォロワ15aとの中心が同一直線上に位
置し、クラッチ機構Cはオフ状態になるため、振動テー
ブル15は振動しなくなり、プラスチック製品Pbはプ
ラスチック製品Paに対して精度よく位置決めされた状
態で溶着される。なお、モータ10は、第1振動テーブ
ル3を復帰させる過程、すなわちクラッチ機構Cがオフ
する過程で停止させられる。
【0023】このようにしてプラスチック製品Pa,P
b同士の溶着が完了すると、ねじ19aを弛めてチャッ
キング部19からプラスチック製品Paを抜き出せる状
態にした後、操作部を操作して第2エアーシリンダ18
を非動作状態にすると、図1に示すように、ロッド18
aが元の状態に復帰するので、溶着されたプラスチック
製品Pa,Pbは載置部15bに残される。したがっ
て、この溶着されたプラスチック製品Pa,Pbを載置
部15bから取り除いた後、前述の操作を繰り返すこと
により、プラスチック製品Pa,Pb同士を順次溶着さ
せることができる。
【0024】上述したように、この発明の一実施例によ
れば、第1移動テーブル3を移動させてクラッチ機構C
をオン状態にすることにより、駆動カムフォロワ11a
の回転運動を揺動杆6および従動カムフォロワ15aに
よって直線運動に変換し、振動テーブル15を振動させ
る構成としたので、プラスチック製品Pa,Pbを均一
に溶着させることができる。そして、第1移動テーブル
3の移動ストロークを、ストッパ4Rを移動させること
によって調整することにより、ストッパ4Rを取り除き
第1エアーシリンダ5の取付位置を調整することによ
り、またはロッドの移動ストロークの異なるエアーシリ
ンダとすることにより、振動テーブル15の振動ストロ
ークを無段階に調整することができる。
【0025】さらに、第1移動テーブル3を復帰させて
クラッチ機構Cをオフ状態にすることにより、駆動カム
フォロワ11aが回転して揺動杆6を揺動させていて
も、振動テーブル15の振動を瞬時に停止させて位置精
度よくプラスチック製品Pa,Pb同士を溶着させるこ
とができる。また、第1および第2移動テーブル3,1
7を第1および第2エアーシリンダ4,18で移動させ
ることができ、駆動カムフォロワ11aをモータ10で
回転させることができ、クラッチ機構Cを第1ガイドバ
ー2L,2R、第1移動テーブル3、第1エアーシリン
ダ5、揺動杆6、駆動カムフォロワ11aおよび従動カ
ムフォロワ15aで構成できるので、構造が簡単で、か
つ安価に構成することができる。
【0026】なお、上記した実施例では、第1および第
3駆動源をエアーシリンダとし、第2駆動源をモータと
した例で説明したが、同様に機能する駆動源であれば、
他の駆動源でもよいことは言うまでもない。そして、溶
着するプラスチック製品Pa,Pbが小さいので、振動
テーブル15を振動させる方式を採用したが、振動発生
ユニットを第2移動テーブル17に取り付けて加圧ユニ
ットと組み合わせれば、溶着されるプラスチック製品を
完全に固定し、溶着するプラスチック製品、例えばクリ
ップなどの小物を振動させながら加圧することにより、
同じ理屈で溶着でき、溶着されるプラスチック製品が大
きくなった場合でも容易に対応できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
駆動源で移動テーブルを非動作位置に移動させてクラッ
チ機構を非動力伝達状態にすると、揺動杆の揺動中心と
従動カムフォロワの中心とが一致して振動テーブルは振
動せず、第1駆動源で移動テーブルを動作位置に移動さ
せてクラッチ機構を動力伝達状態にすると、揺動杆の揺
動中心と従動カムフォロワの中心とがずれて振動テーブ
ルが振動する構成としたので、プラスチック製品を均一
に溶着させることができる。
【0028】そして、移動テーブルの移動ストロークを
調整することにより、振動テーブルの振動ストロークを
無段階に調整することができる。さらに、移動テーブル
を復帰させることにより、駆動カムフォロワが回転して
揺動杆を揺動させていても、振動テーブルの振動を瞬時
に停止させて位置精度よくプラスチック製品同士を溶着
させることができる。また、クラッチ機構を第1ガイド
バー、移動テーブル、第1駆動源、揺動杆、駆動カムフ
ォロワおよび従動カムフォロワで構成でき、駆動カムフ
ォロワを回転させる第2駆動源をモータとすることがで
きるので、構造が簡単で、かつ安価に構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である振動溶着機の一部を
破断した非動作時の正面図である。
【図2】図1の振動溶着機の第2移動テーブルなどを省
略して一部を破断したクラッチ機構がオフ状態の平面図
である。
【図3】図2のA−A線で一部を破断および省略した右
側面図である。
【図4】第2移動テーブルが下降した動作時の図1に対
応する正面図である。
【図5】クラッチ機構がオン状態の図2に対応する平面
図である。
【図6】クラッチ機構がオン状態の図3に対応する右側
面図である。
【図7】揺動杆の動作説明図である。
【図8】揺動杆の動作説明図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2L,2R 第1ガイドバー 3 第1移動テーブル 5 第1エアーシリンダ 6 揺動杆 6a 平行孔 7 支持軸 10 モータ 11 回転テーブル 11a 駆動カムフォロワ 14F,14B 第2ガイドバー 15 振動テーブル 15a 従動カムフォロワ 15b 載置部 16 支持フレーム 17 第2移動テーブル 18 第2エアーシリンダ 19 チャッキング部 C クラッチ機構 Pa,Pb プラスチック製品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動テーブルを振動させ、プラスチック
    製品同士をこすり合わせることによって発生する摩擦熱
    で前記プラスチック製品同士を溶着させる振動溶着機に
    おいて、 前記振動テーブルに第2駆動源の動力を伝達するクラッ
    チ機構を、 平行な第1ガイドバーと、 この第1ガイドバーによって案内される移動テーブル
    と、 この移動テーブルを動力伝達位置と非動作伝達位置とに
    移動させる第1駆動源と、 前記移動テーブルに設けられ、前記第2駆動源によって
    回転させられる駆動カムフォロワと、 平行な第2ガイドバーによって案内される前記振動テー
    ブルに設けられた従動カムフォロワと、 前記移動テーブルに一端部が回動可能に取り付けられ、
    前記駆動カムフォロワおよび前記従動カムフォロワが移
    動可能に遊嵌する平行孔を有し、前記駆動カムフォロワ
    が回転することによって揺動する揺動杆とで構成し、 前記第1駆動源で前記移動テーブルを非動力伝達位置に
    移動させて前記クラッチ機構を非動力伝達状態にする
    と、前記揺動杆の揺動中心と前記従動カムフォロワの中
    心とが一致して前記振動テーブルは振動せず、前記第1
    駆動源で前記移動テーブルを動力伝達位置に移動させて
    前記クラッチ機構を動力伝達状態にすると、前記揺動杆
    の揺動中心と前記従動カムフォロワの中心とがずれて前
    記振動テーブルが振動する、ことを特徴とする振動溶着
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114160400A (zh) * 2022-01-20 2022-03-11 南京航空航天大学 一种振幅与频率可调的振动发生装置
CN116674189A (zh) * 2023-07-27 2023-09-01 泸州胜扬新材料有限公司 一种土工格栅单双向拉伸生产装置

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