JPH07163687A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JPH07163687A
JPH07163687A JP6250663A JP25066394A JPH07163687A JP H07163687 A JPH07163687 A JP H07163687A JP 6250663 A JP6250663 A JP 6250663A JP 25066394 A JP25066394 A JP 25066394A JP H07163687 A JPH07163687 A JP H07163687A
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JP
Japan
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titanium
club head
golf club
titanium alloy
alloy
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Withdrawn
Application number
JP6250663A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Uchida
省寿 内田
Makoto Ebata
誠 江端
Yasuo Oyama
八州男 大山
Tadahiro Tanaka
直裕 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チタン及びチタン合金と非チタン材とを組み
合せてなる複合ゴルフクラブヘッドにおいて、接合部の
ガタつきを防止する。 【構成】 チタン又はチタン合金製ゴルフクラブヘッド
本体1と、非チタン材よりなる部材2とを溶接、拡散接
合又は摩擦圧接により固着一体化する。 【効果】 溶接、拡散接合又は摩擦圧接により接合一体
化するため、接合固着強度が高く、使用時に加えられる
衝撃により接合部がゆるんだり、ガタついたりすること
がない。耐衝撃性、耐久性に優れ、打撃性能及び使用感
が良好なゴルフクラブヘッドが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブヘッドに係
り、特にチタン又はチタン合金製部材と、チタン又はチ
タン合金とは異なる材料(以下「非チタン材」と称する
場合がある。)よりなる部材とを組み合せて構成された
ゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、チタンの精密鋳造技術及び精密鍛
造技術の進歩により、チタン又はチタン合金製ゴルフヘ
ッド(ウッド及びアイアン用ゴルフクラブヘッド)が製
造され、商品化されている。また、最近のゴルフルール
の改正により、チタン又はチタン合金に非チタン材を組
み合わせた複合ゴルフヘッドの使用が可能となり、その
製造がなされるようになった。
【0003】このような、チタン又はチタン合金と非チ
タン材とで構成されるゴルフクラブヘッドを製造する場
合、溶接による一体化が困難であることから、従来、次
のような方法が採用されている。即ち、例えば、ウッド
用ゴルフクラブヘッドであれば、精密鋳造により製造し
た、底面のソール部に開口部を有するシェル形状のチタ
ン又はチタン合金製ゴルフクラブヘッド本体に、非チタ
ン材よりなるソール部材をネジにより機械的に固定する
ことにより製造されている。
【0004】アイアン用ゴルフクラブヘッドとしては、
鍛造により製造したチタン又はチタン合金製フェイス部
材を非チタン材製ゴルフクラブヘッド本体に装着したも
のがある。また、非チタン材製フェイス部材をチタン又
はチタン合金製ゴルフクラブヘッド本体にネジ止め、或
いは、熱間鍛造による圧接又はやきばめ等により接合し
たものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の接合方法では、ゴルフクラブヘッドの使用時に加え
られる衝撃により接合箇所がガタついたりネジ部がゆる
んだりすることがあり、ゴルフクラブヘッドの打撃性能
が悪くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、チタ
ン及びチタン合金と非チタン材とを組み合せてなる複合
ゴルフクラブヘッドにおいて、接合部のガタつきを防止
して、耐衝撃性、耐久性に優れ、打撃性能及び使用感が
良好なゴルフクラブヘッドを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のゴルフクラブ
ヘッドは、ソール部に開口部を有するシェル形状のチタ
ン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブヘッド本体
と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチタ
ン合金とは異なる材料よりなるソール部材とで構成され
るウッド用ゴルフクラブヘッドであって、該ソール部材
はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタン又はチタン
合金の比重よりも30%以上大きな比重の材料よりな
り、該ソール部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に溶接
により固着一体化されていることを特徴とする。
【0008】請求項2のゴルフクラブヘッドは、請求項
1のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又はチタ
ン合金とは異なる材料がジルコニウム、ニオブ及びタン
タルよりなる群から選ばれる金属又は該金属を含む合金
であることを特徴とする。
【0009】請求項3のゴルフクラブヘッドは、ソール
部に開口部を有するシェル形状のチタン又はチタン合金
製ウッド用ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐ
ように設けられた、チタン又はチタン合金とは異なる材
料よりなるソール部材とで構成されるウッド用ゴルフク
ラブヘッドであって、該ソール部材はゴルフクラブヘッ
ド本体を構成するチタン又はチタン合金の比重よりも3
0%以上大きな比重の材料よりなり、該ソール部材は前
記ゴルフクラブヘッド本体に拡散接合により固着一体化
されていることを特徴とする。
【0010】請求項4のゴルフクラブヘッドは、請求項
3のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又はチタ
ン合金とは異なる材料がステンレス鋼又は鉄鋼であるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5のゴルフクラブヘッドは、ソール
部に開口部を有するシェル形状のチタン又はチタン合金
製ウッド用ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐ
ように設けられた、チタン又はチタン合金とは異なる材
料よりなるソール部材とで構成されるウッド用ゴルフク
ラブヘッドであって、該ソール部材はゴルフクラブヘッ
ド本体を構成するチタン又はチタン合金の比重よりも3
0%以上大きな比重の材料よりなり、該ソール部材は前
記ゴルフクラブヘッド本体に摩擦圧接により固着一体化
されていることを特徴とする。
【0012】請求項6のゴルフクラブヘッドは、請求項
5のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又はチタ
ン合金とは異なる材料が銅合金又はステンレス鋼である
ことを特徴とする。
【0013】請求項7のゴルフクラブヘッドは、フェイ
ス部及びソール部の少なくとも一方に開口部を有するチ
タン又はチタン合金製アイアン用ゴルフクラブヘッド本
体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチ
タン合金とは異なる材料よりなる部材とで構成されるゴ
ルフクラブヘッドであって、該部材はゴルフクラブヘッ
ド本体を構成するチタン又はチタン合金の比重よりも3
0%以上大きな比重の材料よりなり、該部材は前記ゴル
フクラブヘッド本体に溶接により固着一体化されている
ことを特徴とする。
【0014】請求項8のゴルフクラブヘッドは、請求項
7のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又はチタ
ン合金とは異なる材料がジルコニウム、ニオブ及びタン
タルよりなる群から選ばれる金属又は該金属を含む合金
であることを特徴とする。
【0015】請求項9のゴルフクラブヘッドは、フェイ
ス部及びソール部の少なくとも一方に開口部を有するチ
タン又はチタン合金製アイアン用ゴルフクラブヘッド本
体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチ
タン合金とは異なる材料よりなる部材とで構成されるゴ
ルフクラブヘッドであって、該部材はゴルフクラブヘッ
ド本体を構成するチタン又はチタン合金の比重よりも3
0%以上大きな比重の材料よりなり、該部材は前記ゴル
フクラブヘッド本体に拡散接合により固着一体化されて
いることを特徴とする。
【0016】請求項10のゴルフクラブヘッドは、請求
項9のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又はチ
タン合金とは異なる材料がステンレス鋼又は鉄鋼である
ことを特徴とする。
【0017】請求項11のゴルフクラブヘッドは、フェ
イス部及びソール部の少なくとも一方に開口部を有する
チタン又はチタン合金製アイアン用ゴルフクラブヘッド
本体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又は
チタン合金とは異なる材料よりなる部材とで構成される
ゴルフクラブヘッドであって、該部材はゴルフクラブヘ
ッド本体を構成するチタン又はチタン合金の比重よりも
30%以上大きな比重の材料よりなり、該部材は前記ゴ
ルフクラブヘッド本体に摩擦圧接により固着一体化され
ていることを特徴とする。
【0018】請求項12のゴルフクラブヘッドは、請求
項11のゴルフクラブヘッドにおいて、前記チタン又は
チタン合金とは異なる材料が銅合金又はステンレス鋼で
あることを特徴とする。
【0019】請求項13のゴルフクラブヘッドは、フェ
イス部及びソール部の少なくとも一方に開口部を有す
る、ステンレス鋼又は鉄鋼よりなるアイアン用ゴルフク
ラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐように設けられた部
材とで構成されるアイアン用ゴルフクラブヘッドであっ
て、該部材はチタン、チタン合金、ジルコニウム又はジ
ルコニウム合金よりなり、該部材は該ゴルフクラブヘッ
ド本体に拡散接合により固着一体化されていることを特
徴とする。
【0020】請求項14のゴルフクラブヘッドは、フェ
イス部及びソール部の少なくとも一方に開口部を有す
る、ステンレス鋼又は鉄鋼よりなるアイアン用ゴルフク
ラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐように設けられた部
材とで構成されるアイアン用ゴルフクラブヘッドであっ
て、該部材はチタン、チタン合金、ジルコニウム、ジル
コニウム合金又は銅合金よりなり、該部材は該ゴルフク
ラブヘッド本体に摩擦圧接により固着一体化されている
ことを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明のゴルフクラブヘッドは、チタン又はチ
タン合金(ただし、請求項13,14にあってはその他
ジルコニウム等を含む。)製部材と、非チタン材製部材
とを溶接、拡散接合又は摩擦圧接により接合一体化する
ため、接合固着強度が高く、使用時に加えられる衝撃に
より接合部がゆるんだり、ガタついたりすることがな
い。
【0022】なお、チタン又はチタン合金と組み合せて
用いる非チタン材として、チタン又はチタン合金の比重
より30%以上大きな比重を有するものを用いる場合、
非チタン材としては、ジルコニウム、ニオブ及びタンタ
ルよりなる群から選ばれる金属又は該金属を含む合金が
好ましい。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0024】図1(a)は本発明のウッド用ゴルフクラ
ブヘッドの一実施例を示す分解斜視図、図1(b)は図
1(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0025】図2(a)は本発明のアイアン用ゴルフク
ラブヘッドの一実施例を示す分解斜視図、図2(b)は
図2(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0026】図3(a)は本発明のウッド用ゴルフクラ
ブヘッドの他の実施例を示す分解斜視図、図3(b)は
図3(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0027】図4(a)は本発明のアイアン用ゴルフク
ラブヘッドの他の実施例を示す分解斜視図、図4(b)
は図4(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0028】請求項1のゴルフクラブヘッドは、図1に
おいて、ソール部に開口部1Aを有するシェル形状のチ
タン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブヘッド本体
1の該開口部1Aに非チタン材製ソール部材2が溶接に
より固着一体化されたものである。このソール部材2
は、好ましくはジルコニウム、ニオブ及びタンタルより
なる群から選ばれる金属又は該金属を含む合金で構成さ
れている。
【0029】このようなゴルフクラブヘッドは、精密鋳
造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラブ
ヘッド本体1に対して、非チタン材製ソール部材2を溶
接することにより製造することができる。
【0030】なお、溶接材料としてはジルコニウム、ニ
オブ或いはこれらの合金などが好適である。
【0031】請求項3のゴルフクラブヘッドは、図1に
おいて、チタン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブ
ヘッド本体1の該開口部1Aに非チタン材製ソール部材
2が拡散接合により固着一体化されたものである。この
ソール部材2は好ましくはステンレス鋼又は鉄鋼で構成
されている。
【0032】このようなゴルフクラブヘッドは、精密鋳
造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラブ
ヘッド本体1に対して、非チタン材製ソール部材2を拡
散接合することにより製造することができる。
【0033】なお、拡散接合時の温度は700〜120
0℃とし、雰囲気はアルゴン雰囲気とするのが好まし
い。
【0034】請求項5のゴルフクラブヘッドは、図3に
おいて、チタン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブ
ヘッド本体11の該開口部11Aに非チタン材製ソール
部材12が摩擦圧接により固着一体化されたものであ
る。このソール部材12は好ましくはベリリウム銅など
の銅合金又はステンレス鋼で構成されている。
【0035】このようなゴルフクラブヘッドは、精密鋳
造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラブ
ヘッド本体11に対して、非チタン材製ソール部材12
を摩擦圧接することにより製造することができる。
【0036】なお、摩擦圧接時の条件としては、回転数
1500〜2500RPM,圧接力10〜40kgf/
mm2 を採用するのが好ましい。
【0037】請求項7のゴルフクラブヘッドは、図2に
おいて、フェイス部に開口部3Aを有するアイアン用ゴ
ルフクラブヘッド本体3の開口部3Aに、非チタン材製
フェイス部材4が溶接により固着一体化されたものであ
る。このフェイス部材4は、好ましくはジルコニウム、
ニオブ及びタンタルよりなる群から選ばれる金属又は該
金属を含む合金で構成されている。
【0038】このゴルフクラブヘッドは、精密鋳造又は
鍛造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラ
ブヘッド本体3に対して、非チタン材製フェイス部材4
を溶接することにより製造することができる。
【0039】なお、請求項7のゴルフクラブヘッドにお
いて、非チタン材で構成される部分はソール部5であっ
ても良く、また、フェイス部4とソール部5との両方で
あっても良い。
【0040】請求項9のゴルフクラブヘッドは、図2に
おいて、アイアン用ゴルフクラブヘッド本体3の開口部
3Aに非チタン材製フェイス部材4が拡散接合により固
着一体化されたものである。このフェイス部材4は、好
ましくはステンレス鋼又は鉄鋼で構成されている。
【0041】このゴルフクラブヘッドは、精密鋳造又は
鍛造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラ
ブヘッド本体3に対して、非チタン材製フェイス部材4
を拡散接合することにより製造することができる。
【0042】なお、請求項9のゴルフクラブヘッドにお
いても、非チタン材で構成される部分はソール部5であ
っても良く、また、フェイス部4とソール部5との両方
であっても良い。
【0043】請求項11のゴルフクラブヘッドは、図4
において、アイアン用ゴルフクラブヘッド本体13の開
口部13Aに非チタン材製フェイス部材14が摩擦圧接
により固着一体化されたものである。このフェイス部材
14は、好ましくはベリリウム銅などの銅合金又はステ
ンレス鋼で構成されている。
【0044】このゴルフクラブヘッドは、精密鋳造又は
鍛造により製造したチタン又はチタン合金製ゴルフクラ
ブヘッド本体13に対して、非チタン材製フェイス部材
14を摩擦圧接することにより製造することができる。
【0045】なお、請求項11のゴルフクラブヘッドに
おいても、非チタン材で構成される部分はソール部15
であっても良く、また、フェイス部14とソール部15
との両方であっても良い。
【0046】本発明の請求項13のゴルフクラブヘッド
は、図2において、ステンレス鋼又は鉄鋼製のアイアン
用ゴルフクラブヘッド本体3の開口部3Aにチタン、チ
タン合金、ジルコニウム又はジルコニウム合金よりなる
フェイス部材4が拡散接合により固着一体化されたもの
である。
【0047】この請求項13のゴルフクラブヘッドにお
いて、チタン又はチタン合金等で構成される部分は、ソ
ール部5であっても良く、また、フェイス部4とソール
部5との両方であっても良い。
【0048】本発明の請求項14のゴルフクラブヘッド
は、図4において、ステンレス鋼又は鉄鋼製のアイアン
用ゴルフクラブヘッド本体13の開口部13Aにチタ
ン、チタン合金、ジルコニウム、ジルコニウム合金又は
ベリリウム銅などの合金よりなるフェイス部材14が摩
擦圧接により固着一体化されたものである。
【0049】この請求項14のゴルフクラブヘッドにお
いて、チタン又はチタン合金等で構成される部分は、ソ
ール部15であっても良く、また、フェイス部14とソ
ール部15との両方であっても良い。
【0050】なお、摩擦圧接においては、摩擦圧接する
部材が円板形状であることが好ましく、従って、図3,
4において、ソール部材12及びフェイス部材14は円
板形状とされている。
【0051】このようにチタン又はチタン合金(ただ
し、請求項13,14にあってはその他ジルコニウム等
を含む。)で構成される部材と、非チタン材製部材とを
溶接、拡散接合又は摩擦圧接により接合することによ
り、強固に固着一体化することができる。そして、ウッ
ド用ゴルフクラブヘッドにあっては、ソール部のガタつ
きが防止される。また、アイアン用ゴルフクラブヘッド
にあってはソール部やフェイス部のガタつきが防止され
る。
【0052】なお、本発明において、非チタン材として
は、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブ
デン、タングステン或いはこれらを含む合金が例示され
る。
【0053】また、ステンレス鋼としては、SUS30
4,630等が挙げられ、ステンレス以外の鉄鋼として
はS15C,S20C等を用いることができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1〜14のゴ
ルフクラブヘッドによれば、使用時に加えられる衝撃に
より接合部がガタついたりすることがなく、耐衝撃性、
耐久性に優れ、打撃性能及び使用感が良好なゴルフクラ
ブヘッドが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明のウッド用ゴルフクラブヘ
ッドの一実施例を示す分解斜視図、図1(b)は図1
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図2】図2(a)は本発明のアイアン用ゴルフクラブ
ヘッドの一実施例を示す分解斜視図、図2(b)は図2
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図3】図3(a)は本発明のウッド用ゴルフクラブヘ
ッドの他の実施例を示す分解斜視図、図3(b)は図3
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図4】図4(a)は本発明のアイアン用ゴルフクラブ
ヘッドの他の実施例を示す分解斜視図、図4(b)は図
4(a)のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1,11 ウッド用ゴルフクラブヘッド本体 1A,11A 開口部 2,12 ソール部材 3,13 アイアン用ゴルフクラブヘッド本体 3A,13A 開口部 4,14 フェイス部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 直裕 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソール部に開口部を有するシェル形状の
    チタン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブヘッド本
    体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチ
    タン合金とは異なる材料よりなるソール部材とで構成さ
    れるウッド用ゴルフクラブヘッドであって、 該ソール部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタ
    ン又はチタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の
    材料よりなり、 該ソール部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に溶接によ
    り固着一体化されていることを特徴とするゴルフクラブ
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1のゴルフクラブヘッドにおい
    て、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料がジルコ
    ニウム、ニオブ及びタンタルよりなる群から選ばれる金
    属又は該金属を含む合金であることを特徴とするゴルフ
    クラブヘッド。
  3. 【請求項3】 ソール部に開口部を有するシェル形状の
    チタン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブヘッド本
    体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチ
    タン合金とは異なる材料よりなるソール部材とで構成さ
    れるウッド用ゴルフクラブヘッドであって、 該ソール部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタ
    ン又はチタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の
    材料よりなり、 該ソール部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に拡散接合
    により固着一体化されていることを特徴とするゴルフク
    ラブヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項3のゴルフクラブヘッドにおい
    て、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料がステン
    レス鋼又は鉄鋼であることを特徴とするゴルフクラブヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 ソール部に開口部を有するシェル形状の
    チタン又はチタン合金製ウッド用ゴルフクラブヘッド本
    体と、該開口部を塞ぐように設けられた、チタン又はチ
    タン合金とは異なる材料よりなるソール部材とで構成さ
    れるウッド用ゴルフクラブヘッドであって、 該ソール部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタ
    ン又はチタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の
    材料よりなり、 該ソール部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に摩擦圧接
    により固着一体化されていることを特徴とするゴルフク
    ラブヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項5のゴルフクラブヘッドにおい
    て、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料が銅合金
    又はステンレス鋼であることを特徴とするゴルフクラブ
    ヘッド。
  7. 【請求項7】 フェイス部及びソール部の少なくとも一
    方に開口部を有するチタン又はチタン合金製アイアン用
    ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐように設け
    られた、チタン又はチタン合金とは異なる材料よりなる
    部材とで構成されるゴルフクラブヘッドであって、 該部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタン又は
    チタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の材料よ
    りなり、 該部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に溶接により固着
    一体化されていることを特徴とするゴルフクラブヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 請求項7のゴルフクラブヘッドにおい
    て、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料がジルコ
    ニウム、ニオブ及びタンタルよりなる群から選ばれる金
    属又は該金属を含む合金であることを特徴とするゴルフ
    クラブヘッド。
  9. 【請求項9】 フェイス部及びソール部の少なくとも一
    方に開口部を有するチタン又はチタン合金製アイアン用
    ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐように設け
    られた、チタン又はチタン合金とは異なる材料よりなる
    部材とで構成されるゴルフクラブヘッドであって、 該部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタン又は
    チタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の材料よ
    りなり、 該部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に拡散接合により
    固着一体化されていることを特徴とするゴルフクラブヘ
    ッド。
  10. 【請求項10】 請求項9のゴルフクラブヘッドにおい
    て、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料がステン
    レス鋼又は鉄鋼であることを特徴とするゴルフクラブヘ
    ッド。
  11. 【請求項11】 フェイス部及びソール部の少なくとも
    一方に開口部を有するチタン又はチタン合金製アイアン
    用ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐように設
    けられた、チタン又はチタン合金とは異なる材料よりな
    る部材とで構成されるゴルフクラブヘッドであって、 該部材はゴルフクラブヘッド本体を構成するチタン又は
    チタン合金の比重よりも30%以上大きな比重の材料よ
    りなり、 該部材は前記ゴルフクラブヘッド本体に摩擦圧接により
    固着一体化されていることを特徴とするゴルフクラブヘ
    ッド。
  12. 【請求項12】 請求項11のゴルフクラブヘッドにお
    いて、前記チタン又はチタン合金とは異なる材料が銅合
    金又はステンレス鋼であることを特徴とするゴルフクラ
    ブヘッド。
  13. 【請求項13】 フェイス部及びソール部の少なくとも
    一方に開口部を有する、ステンレス鋼又は鉄鋼よりなる
    アイアン用ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐ
    ように設けられた部材とで構成されるアイアン用ゴルフ
    クラブヘッドであって、 該部材はチタン、チタン合金、ジルコニウム又はジルコ
    ニウム合金よりなり、 該部材は該ゴルフクラブヘッド本体に拡散接合により固
    着一体化されていることを特徴とするゴルフクラブヘッ
    ド。
  14. 【請求項14】 フェイス部及びソール部の少なくとも
    一方に開口部を有する、ステンレス鋼又は鉄鋼よりなる
    アイアン用ゴルフクラブヘッド本体と、該開口部を塞ぐ
    ように設けられた部材とで構成されるアイアン用ゴルフ
    クラブヘッドであって、 該部材はチタン、チタン合金、ジルコニウム、ジルコニ
    ウム合金又は銅合金よりなり、 該部材は該ゴルフクラブヘッド本体に摩擦圧接により固
    着一体化されていることを特徴とするゴルフクラブヘッ
    ド。
JP6250663A 1993-10-18 1994-10-17 ゴルフクラブヘッド Withdrawn JPH07163687A (ja)

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JP6250663A JPH07163687A (ja) 1993-10-18 1994-10-17 ゴルフクラブヘッド

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JP25974493 1993-10-18
JP5-259744 1993-10-18
JP6250663A JPH07163687A (ja) 1993-10-18 1994-10-17 ゴルフクラブヘッド

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